JP4890834B2 - 乗用車用空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関するものである。
最近、自動車の高性能化及び低燃費化が進む中で、タイヤの操縦安定性、湿潤路面での制動距離低減、及び転がり抵抗の低減が求められている。しかしながら、操縦安定性及び湿潤路面での制動性と、転がり抵抗の低減とは、互いに背反する関係にあり、これらを両立することが重要な課題となっている。
特に、転がり抵抗と湿潤路面での制動性(グリップ性)との両立のため、従来、トレッドのキャップゴム層において、シリカを配合したゴム組成物が用いられている。また、転がり抵抗を低減するために、トレッドのベースゴム層において、カーボンブラックの充填量を減量したり、シリカを併用したりといった手法もある。
しかしながら、キャップゴム層やベースゴム層にシリカを多量に配合すると、未加硫ゴムの加工性が悪化したり、ゴムの電気抵抗が高くなるために走行中でのラジオノイズなどの原因になることがある。また、ベースゴム層において、カーボンブラックの充填量を減量すると、ゴムの強力が低下するため、走行中にトレッドゴム部のセパレーションなどを引き起こすことがある。
ところで、下記特許文献1には、転がり抵抗の低減と操縦安定性の向上を図るため、トレッドのベースゴム層において、センター領域に高硬度のゴム層と、ショルダー領域に低発熱性のゴム層とを適正配置することが提案されている。
また、下記特許文献2には、操縦安定性と乗り心地性を両立するため、トレッドのベースゴム層を、キャップゴム層よりも、室温における動的弾性率が低く、80℃における動的弾性率が高くなるゴム組成物で構成し、より詳細には、ベースゴム層を、天然ゴムと、高結晶性シンジオタクティック−1,2結合ポリブタジエン樹脂とシス−1,4結合ポリブタジエンゴムよりなるポリマーアロイを含むゴム組成物で形成することが提案されている。
このように特許文献1,2には、トレッドのベースゴム層を形成するゴム組成物の配合により、操縦安定性とその背反性能とを両立することが提案されているが、ベースゴム層のゴム配合により湿潤路面での制動性を向上することについては開示されていない。
また、下記特許文献3には、ビニルイソプレン単位を含むポリイソプレンのブロックとポリスチレンのブロックとからなるブロック共重合体とジエン系ゴムからなるタイヤ用ゴム組成物が開示されているが、この文献は、操縦安定性とロードノイズ低減を両立するために、上記ゴム組成物からなるゴム層をサイドウォール部におけるカーカス層の外側に配設するというものであり、後述する本願発明の構成およびそれによる格別の作用効果については開示されていない。
特開2000−198319号公報 特開2004−114878号公報 特開2005−194397号公報
本発明は、転がり抵抗や操縦安定性を悪化させることなく、湿潤路面での制動距離を低減することができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明者は、トレッドのベースゴム層に損失係数(tanδ)の高いゴムを用いることで、湿潤路面での制動距離を低減できることを見い出した。そして、このような高損失係数のゴムとして、特定のポリイソプレンとポリスチレンのブロック共重合体を用いた配合を用いることで、転がり抵抗や操縦安定性が悪化することなしに、湿潤路面での制動距離を低減できることを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係る乗用車用空気入りタイヤは、キャップゴム層とベースゴム層からなるトレッドゴム部を備える乗用車用空気入りタイヤであって、前記ベースゴム層のショルダー領域が、ジエン系ゴム85〜60重量%と、ビニルイソプレン単位を含むポリイソプレンのブロックとポリスチレンのブロックとからなるブロック共重合体15〜40重量%とからなるポリマー成分を含有するゴム組成物からなり、前記ベースゴム層のセンター領域が前記ブロック共重合体を含まないゴム組成物からなるものである。
本発明によれば、ポリマー成分として、タイヤ用ゴム組成物に通常用いられるジエン系ゴムに、特定のポリイソプレンとポリスチレンのブロック共重合体をブレンドすることで、高損失係数のゴム組成物が得られ、これをトレッドゴム部のベースゴム層に用いたことにより、転がり抵抗性(即ち、低燃費性)や操縦安定性を損なうことなく、湿潤路面での制動距離を低減することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態(但し、参考例である。)に係る空気入りタイヤの半断面図である。このタイヤは、左右一対の環状のビードコア12と、タイヤ周方向に対し直角に配列した多数のコードが延在してなるカーカスプライの少なくとも1層で形成されて両端がそれぞれビードコア12で係止されたカーカス層14と、スチールコード等の非伸長性のベルトコードをタイヤ周方向に対し浅い角度で傾斜配列してなりカーカス層14のクラウン部外周に配されたベルト層16と、ベルト層16のタイヤ半径方向外側に配されたトレッドゴム部18とを備えてなる。トレッドゴム部18は、タイヤ半径方向内側のベースゴム層20と、接地面となるタイヤ半径方向外側のキャップゴム層22との2層で構成されている。
ベースゴム層20を構成するベース用ゴム組成物は、ポリマー成分として、ジエン系ゴム(A)と、ビニルイソプレン単位を含むポリイソプレンのブロックとポリスチレンのブロックとからなるブロック共重合体(B)とを用いたものである。このような特有のブロック共重合体(B)をブレンドして得られる損失係数の高い高減衰ゴム組成物をベースゴム層20に用いることにより、転がり抵抗や操縦安定性を損なうことなく、湿潤路面での制動性を向上することができる。これに対し、例えば、単にカーボンブラックを増量するなどして損失係数を高くしたゴム組成物では、転がり抵抗が悪化してしまう。
上記ジエン系ゴム(A)としては、一般にタイヤ用ゴム組成物として用いられている各種のジエン系ゴムを使用することができ、例えば、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴムなどをそれぞれ単独で又は2種以上併用して用いることができる。
上記ブロック共重合体(B)は、イソプレンの重合体部分からなるソフトブロックと、スチレンの重合体部分からなるハードブロックとで構成されるブロック共重合体であり、ソフトブロックを構成するイソプレン単位中にビニルイソプレン単位を含むものである。ここで、ビニルイソプレン単位とは、イソプレンが通常の1,4−結合ではなく、1,2−結合と3,4−結合の少なくとも一方を形成している部分をいう。ソフトブロックは、ビニルイソプレン単位のみで形成されてもよいが、通常は1,4−結合のイソプレン単位も含んでおり、これらはソフトブロック内でランダムに結合されていてもよく、あるいはまた、ビニルイソプレン単位の重合体部分と1,4−結合のイソプレン単位の重合体部分とがブロック的に結合されていてもよい。
上記ブロック共重合体(B)は、少なくとも2つの上記ポリスチレンのハードブロックの間に、上記ポリイソプレンのソフトブロックを有するトリブロック共重合体であることが好ましい。より詳細には、ハードブロック−ソフトブロック−ハードブロックのトリブロック構造を有するものであれば、ハードブロック−ソフトブロック−ハードブロック−ソフトブロック、ハードブロック−ソフトブロック−ハードブロック−ソフトブロック−ハードブロックのような構造であってもよい。
上記ブロック共重合体(B)は、ビニルイソプレン単位を40重量%以上含有することが好ましい。ビニルイソプレン単位の重量割合が40重量%未満では、ブロック共重合体(B)のガラス転移点が低くなってしまう。また、このブロック共重合体(B)のガラス転移温度Tgは−20℃以上であることが好ましく、より好ましくは−10℃以上である。ガラス転移温度が−20℃未満では、湿潤路面での制動性の向上が得られにくくなる。より詳細には、上記ブロック共重合体(B)は、スチレン単位を10〜30重量%、ビニルイソプレン単位を40〜80重量%、1,4−結合イソプレン単位を0〜40重量%それぞれ含有することが好ましい。なお、これらの各単位の含有率はH−NMRにより赤外法を用いて測定され、ガラス転移温度はJIS K7121に準拠して測定される。
上記ベース用ゴム組成物において、ポリマー成分は、上記ジエン系ゴム(A)85〜60重量%と、上記ブロック共重合体(B)15〜40重量%からなる。ブロック共重合体(B)が15重量%未満では、湿潤路面での制動性の向上効果が不十分である。また、ブロック共重合体(B)が40重量%を超えると、転がり抵抗性が悪化する。
上記ベース用ゴム組成物には、カーボンブラックなどの充填剤、硫黄等の加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤、亜鉛華、ステアリン酸など、タイヤ用ゴム組成物に一般に用いられている各種添加剤を配合することができる。上記カーボンブラックは、ポリマー成分100重量部に対して30〜60重量部配合することが好ましい。
キャップゴム層22を構成するゴム組成物としては、各種のトレッドキャップ用ゴム組成物を用いることができ、特に限定されない。例えば、ポリマー成分として、スチレン−ブタジエンゴムの単独、又はスチレン−ブタジエンゴム50重量%以上と他のジエン系ゴム50重量%以下とのブレンドゴムを用いることができる。他のジエン系ゴムとしては、特に限定はなく、天然ゴムの他、イソプレンゴム、ブタジエンゴムなどのジエン系合成ゴムが挙げられ、これらはそれぞれ単独で用いても2種以上併用してもよい。かかるキャップ用ゴム組成物には、カーボンブラック、シリカなどの充填剤の他、オイル、亜鉛華、ステアリン酸、老化防止剤、加硫剤、加硫促進剤など、タイヤ用ゴム組成物において一般に使用される各種添加剤を配合することができる。
図2は、第2の実施形態に係る空気入りタイヤの半断面図である。この実施形態では、ベースゴム層20を、タイヤ赤道線CLを含むセンター領域20aと、その幅方向外側に隣接して配置されたショルダー領域20bとで構成し、両領域20a,20bを異なる配合のゴム組成物により形成している点で上記第1の実施形態と相違する。
そして、ショルダー領域20bが上記ベース用ゴム組成物で形成され、一方、センター領域20aは上記ブロック共重合体(B)を含まない各種のトレッドベース用ゴム組成物で形成される。湿潤路面での制動距離の低減に特に効果があるのは、ショルダー領域20bであり、センター領域20aではその寄与が小さい。一方、上記ブロック共重合体(B)は損失係数が高いため、本来的には転がり抵抗を悪化させる傾向にある。そのため、湿潤路面での制動性に対する寄与の小さいセンター領域20aには上記ブロック共重合体(B)を配合せずに、該ブロック共重合体(B)をショルダー領域20bに限定して配合することにより、転がり抵抗の悪化をより一層抑えながら、湿潤路面での制動距離を低減することができる。
なお、センター領域20aを構成するゴム組成物としては、特に限定されず、天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム等のポリマー成分に、カーボンブラック、オイル、亜鉛華、ステアリン酸、老化防止剤、加硫剤、加硫促進剤等の添加剤を適宜配合したものが用いられる。より詳細には、上記ポリマー成分として、天然ゴムとブタジエンゴムのブレンドゴムを用いたり、あるいはまた、天然ゴムと、高結晶性シンジオタクティック−1,2結合ポリブタジエン樹脂とシス−1,4結合ポリブタジエンゴムよりなるポリマーアロイとがブレンドされたものを用いることが好ましい。また、上記ポリマー成分100重量部に対し、カーボンブラックを20〜80重量部配合することが好ましく、充填剤としてカーボンブラックに加えてシリカを併用してもよい。
また、上記ベースゴム層20において、センター領域20aとショルダー領域20bとの比率は、次のように設定されることが好ましい。すなわち、タイヤ赤道線CLからトレッド接地端E(タイヤに標準荷重(JATMA規定の最大荷重の75%の荷重)を負荷したときに路面と接するトレッドゴム部18の外側端)との距離をxとしたとき、センター領域20aとショルダー領域20bの境界線Rがタイヤ赤道線CLから0.2x〜0.8xの範囲内に設定されることが好ましく、より好ましくは0.4x〜0.7xの範囲内に設定されることである。この境界線Rは、タイヤ周方向に延びる主溝24から外れた位置に設定されることが好ましい。主溝24では、ベースゴム層20が薄くなっているため、この部分に境界線Rを設定すると、歪みが集中して割れが発生しやいからである。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
1.ベース用ゴム組成物の調製
バンバリーミキサーを使用し、一般的方法に従って、下記表1に示す配合I〜IVのゴム組成物を調製した。なお、表1に示すように、配合I及びIIIは、それぞれ配合II及びIVとの間で硬度をほぼ一致させるために、カーボンブラック及びオイル等を変量した。表1の各成分の詳細は以下の通りである。
・天然ゴム:RSS#3、
・VCR:宇部興産社製「UBEPOL−VCR617」(高結晶性シンジオタクティック−1,2結合ポリブタジエン樹脂とシス−1,4結合ポリブタジエンゴムよりなるポリマーアロイ)。
・ブロック共重合体1:クラレ社製「ハイブラー5125」(ポリスチレンとビニルイソプレンが結合したトリブロック共重合体。スチレン単位の含有量=20重量%、1,4−結合イソプレン単位の含有量=36重量%、ビニルイソプレン単位の含有量=44重量%、ガラス転移点Tg=−17℃)、
・ブロック共重合体2:クラレ社製「ハイブラー5127」(ポリスチレンとビニルイソプレンが結合したトリブロック共重合体。スチレン単位の含有量=20重量%、1,4−結合イソプレン単位の含有量=24重量%、ビニルイソプレン単位の含有量=56重量%、ガラス転移点Tg=8℃)。
・カーボンブラック:東海カーボン社製「シーストSO」、
・オイル:ジャパンエナジー社製「JOMOプロセスX−140」、
・酸化亜鉛:三井金属鉱業社製「酸化亜鉛3種」、
・ステアリン酸:花王社製「ルナックS−25」、
・老化防止剤:フレキシス社製「サントフレックス6C」、
・加硫促進剤CBS:大内新興化学社製「ノクセラーNS−P」、
・硫黄:三新化学工業社製「サンフェルEX」。
2.ベース用ゴム組成物の加硫ゴム物性
上記で得られた各ゴム組成物について、160℃×15分で加硫して所定形状の試験片を作製し、得られた試験片を用いて、硬度と動的弾性率(損失係数)を以下の方法により測定した。結果を表1に示す。
・硬度:JIS K 6253に準拠したスプリング式硬さ試験タイプAを使用して、温度23℃で測定した。
・動的弾性率:ユービーエム社製の動的粘弾性測定装置を使用し、初期伸張率10%、振幅5%、周波数10Hzにて、温度25℃と60℃での損失係数tanδを測定した。
Figure 0004890834
3.キャップ用ゴム組成物の調製
バンバリーミキサーを使用し、一般的方法に従って、キャップ用ゴム組成物を調製した。キャップ用ゴム組成物の配合は、スチレンブタジエンゴム(旭化成ケミカルズ製「TUF3330」)96.25重量部、ブタジエンゴム(JSR製「BR01」)30重量部、カーボンブラック(三菱化学製「ダイヤブラックN339」)40重量部、シリカ(東ソー・シリカ製「ニップシールAQ」)40重量部、シランカップリング剤(デグサ製「Si69」)4重量部、アロマ油(ジャパンエナジー製「JOMOプロセスX−140」)10重量部、酸化亜鉛(三井金属鉱業製「酸化亜鉛3種」)3重量部、ステアリン酸(花王製「ルナックS−25」)2重量部、老化防止剤(フレキシス製「サントフレックス6C」)2重量部、ワックス(日本精鑞製「OZOACE0355)2重量部、加硫促進剤D(住友化学製「ソクシノールD」)1重量部、加硫促進剤CZ(住友化学製「ソクシノールCZ」)2重量部、硫黄(鶴見化学製「粉末硫黄」)2重量部とした。
4.空気入りタイヤの作製及び評価
上記1.及び3.で得られたゴム組成物を用いて、定法に従い加硫成形することにより、タイヤサイズ:215/60R16の空気入りラジアルタイヤを作製した。ベースゴム層20で用いたゴム組成物は下記表2の通りであり、参考例1,2及び比較例1,2では、図1に示すようにベースゴム層20を全幅で共通のゴム配合とし、実施例3及び比較例3では、図2に示すようにベースゴム層20のセンター領域20aとショルダー領域20bとを異なるゴム配合とした。その際、タイヤ赤道線CLから両領域20a,20bの境界線Rまでの距離は、タイヤ赤道線CLからトレッド接地端Eまでの距離をxとして、0.7xとした。
作製した各ラジアルタイヤについて、転がり抵抗と湿潤路面での制動距離と操縦安定性を下記方法に従い評価した。結果を表2に示す。
・転がり抵抗(低燃費性):使用リムを16×6 1/2JJとしてタイヤを装着し、空気圧230kPa、荷重450kgfとして、転がり抵抗測定ドラムにて23℃、80km/hで走行させたときの転がり抵抗を測定した。結果は、参考例1については比較例1の値を100とし、参考例2、実施例3及び比較例3については比較例2の値を100とした指数で表示し、指数が小さいほど、転がり抵抗が小さく、よって低燃費性に優れることを示す。
・湿潤路面での制動距離:使用リムを16×6 1/2JJとして2500ccのテスト車に装着し、湿潤アスファルト路面にて、時速80km/hから制動するまでの距離を測定した。結果は、参考例1については比較例1の値を100とし、参考例2、実施例3及び比較例3については比較例2の値を100とした指数で表示し、指数が大きいほど制動距離が短く制動性に優れることを示す。
・操縦安定性:使用リムを16×6 1/2JJとして2500ccのテスト車に装着し、テストドライバーによる官能評価により操縦安定性を評価した。参考例1については比較例1を、参考例2、実施例3及び比較例3については比較例2を、それぞれコントロールとして、これと同等のものを±0、やや劣るものを−1、劣るものを−2、やや優れるものを+1、優れるものを+2とした。
Figure 0004890834
表2に示すように、参考例1,2及び実施例3の空気入りタイヤであると、転がり抵抗と操縦安定性を実質的に損なうことなく、湿潤路面での制動距離が低減されていた。また、参考例2,実施例3及び比較例2,3を比較すると明らかなように、湿潤路面での制動距離の低減効果は、センター領域20aよりもショルダー領域20bで寄与が大きく、実施例3に示すように、ショルダー領域20bのみに限定して上記ブロック共重合体(B)を配合したゴム組成物を用いることにより、転がり抵抗を全く損なうことなく、また操縦安定性をやや向上させながら、湿潤路面での制動距離を低減することができた。
本発明は、低燃費性や操縦安定性を悪化させずに、湿潤路面での制動性を向上することができるので、乗用車用ラジアルタイヤ利用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る空気入りタイヤの半断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る空気入りタイヤの半断面図である。
符号の説明
18…トレッドゴム部
20…ベースゴム層
20a…センター領域
20b…ショルダー領域
22…キャップゴム層

Claims (3)

  1. キャップゴム層とベースゴム層からなるトレッドゴム部を備える乗用車用空気入りタイヤであって、前記ベースゴム層のショルダー領域が、ジエン系ゴム85〜60重量%と、ビニルイソプレン単位を含むポリイソプレンのブロックとポリスチレンのブロックとからなるブロック共重合体15〜40重量%とからなるポリマー成分を含有するゴム組成物からなり、前記ベースゴム層のセンター領域が前記ブロック共重合体を含まないゴム組成物からなることを特徴とする乗用車用空気入りタイヤ。
  2. 前記ブロック共重合体は、少なくとも2つの前記ポリスチレンのブロックの間に前記ポリイソプレンのブロックを有するトリブロック共重合体であって、ビニルイソプレン単位の含有量が40重量%以上であり、かつ、ガラス転移点が−20℃以上であることを特徴とする請求項記載の乗用車用空気入りタイヤ。
  3. 前記ショルダー領域と前記センター領域の境界線が、タイヤ幅方向において、タイヤ周方向に延びる主溝から外れた位置に設定されたことを特徴とする請求項1又は2記載の乗用車用空気入りタイヤ。
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