JP7188117B2 - タイヤ用ゴム組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、主に空気入りタイヤのビードフィラーに用いることを意図したタイヤ用ゴム組成物に関する。
空気入りタイヤにおいては、環境負荷を低減するために走行時の燃費性能を向上することが求められている。そのため、空気入りタイヤの各部を構成するゴム組成物の発熱を抑制することが行われている。近年、燃費性能の更なる改善のために、例えば、空気入りタイヤのビード部に配置されるビードフィラーを構成するゴム組成物についても発熱を抑制することが求められている。
ゴム組成物の発熱性の指標としては、一般に動的粘弾性測定による60℃におけるtanδ(以下、「tanδ(60℃)」という。)が用いられ、ゴム組成物のtanδ(60℃)が小さいほど発熱性が小さくなる。そして、ゴム組成物のtanδ(60℃)を小さくする方法として、例えばカーボンブラック等の充填材の配合量を少なくしたり、カーボンブラックの粒径を大きくすることが挙げられる。或いは、シリカを配合することも提案されている(例えば特許文献1を参照)。しかしながら、これらの方法では、必ずしもゴム硬度や耐疲労性が十分に得られず、タイヤに利用したとき(特に、ビードフィラーに用いたとき)に、荷重耐久性への影響が懸念される。そのため、ビードフィラーとして用いることを意図したタイヤ用ゴム組成物において、タイヤにした時の荷重耐久性を良好に維持しながら、低転がり性を向上する更なる対策が求められている。
特開2015‐059181号公報
本発明の目的は、主に空気入りタイヤのビードフィラーに用いることを意図したタイヤ用ゴム組成物であって、転がり抵抗が低く、且つ、タイヤにした時の荷重耐久性に優れるタイヤ用ゴム組成物を提供することにある。
上記目的を達成する本発明のタイヤ用ゴム組成物は、シンジオタクチック‐1,2‐ポリブタジエン成分を含有するブタジエンゴムと末端変性ブタジエンゴムとを含むブタジエンゴムを合計で70質量%以上含むゴム成分100質量部に対して、窒素吸着比表面積N2 SAが30m2 /g~70m2 /gであるカーボンブラックが40質量部~60質量部、硫黄が純硫黄分で2.4質量部~3.6質量部配合されると共に、スルフェンアミド系加硫促進剤が前記硫黄に対して80質量%~110質量%配合されたタイヤ用ゴム組成物であって、前記末端変性ブタジエンゴムの重量平均分子量(Mw)および数平均分子量(Mn)から求められる分子量分布(Mw/Mn)が2.0以下であり、硬度が65~75、60℃におけるtanδが0.05以下であることを特徴とする。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、ゴム成分としてシンジオタクチック‐1,2‐ポリブタジエン成分を含有するブタジエンゴムと末端変性ブタジエンゴムとを含むブタジエンゴムを用い、充填材として特定の粒径のカーボンブラックを配合し、加硫系の配合剤を特定の量配合し、且つ、末端変性ブタジエンゴムの分子量分布を上記のように設定し、更に、ゴム組成物の硬度やtanδを上記のように設定しているので、転がり抵抗を低減しながら、タイヤにした時の荷重耐久性を向上することができる。特に、特定の粒径のカーボンブラックと末端変性ブタジエンゴムとを組み合わせて用いているので、発熱を悪化させずに、カーボンブラックの配合量を増大してゴム硬度を向上することも可能になり、前述の性能をバランスよく改善することができる。
尚、本発明において、「硬度」とは、JIS K6253に準拠して、デュロメータのタイプAにより温度20℃で測定したゴム組成物の硬度である。「カーボンブラックの窒素吸着比表面積N2 SA」は、JIS6217‐2に準拠して測定するものとする。「重量平均分子量Mw」と「数平均分子量Mn」とは、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により標準ポリスチレン換算により測定するものとする。「60℃におけるtanδ」は、JIS K6394に準拠して、製粘弾性スペクトロメータを用いて、伸張変形歪率10%±2%、振動数20Hz、温度60℃の条件で測定するものとする。
本発明においては、末端変性ブタジエンゴムの末端の官能基が水酸基、アミノ基、アミド基、アルコキシル基、エポキシ基、シロキサン結合基からなる群から選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。これによりカーボンブラックとの親和性が高まり、カーボンブラックの分散性がより改善されるので、より効果的に、発熱性を低く維持しながらゴム硬度や荷重耐久性を高めることができ、これら性能をバランスよく両立するには有利になる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、空気入りタイヤのビードフィラーに用いることが好ましく、本発明のタイヤ用ゴム組成物をビードフィラーに用いた空気入りタイヤは、荷重耐久性を良好に維持しながら、燃費性能を向上することができる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物を空気入りタイヤのビードフィラーに用いるにあたって、当該空気入りタイヤがビードフィラーのタイヤ幅方向外側にリムクッションゴム層を有し、そのリムクッションゴム層を構成するゴム組成物の60℃におけるtanδを0.15以下にすることが好ましい。本発明のタイヤ用ゴム組成物で構成されたビードフィラーの周囲に設けられるリムクッションゴム層のtanδを特定の範囲に設定することで、発熱性を低く維持しながら荷重耐久性を高めるには有利になる
本発明のタイヤ用ゴム組成物を用いる対象となるビードフィラーの高さはタイヤ断面高さの20%~60%であることが好ましい。このようなビードフィラーに本発明のタイヤ用ゴム組成物を用いることで、荷重耐久性を良好に維持しながら、燃費性能を向上することができる。
上述の空気入りタイヤを製造する場合、加硫温度が168℃以下であることが好ましい。このように加硫時の温度を適切な範囲に設定することで、加硫後に本発明のタイヤ用ゴム組成物の物性を良好に発揮することが可能になり、製造された空気入りタイヤの荷重耐久性や燃費性能を向上するには有利になる。
本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの子午線半断面図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明のタイヤ用ゴム組成物を用いることができる一般的な空気入りタイヤの一例である。この空気入りタイヤは、トレッド部1と、このトレッド部1の両側に配置された一対のサイドウォール部2と、サイドウォール部2のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部3とを備えている。図1において、符号CLはタイヤ赤道を示し、符号SHはタイヤ断面高さを示す。尚、図1は子午線断面図であるため描写されないが、トレッド部1、サイドウォール部2、ビード部3は、それぞれタイヤ周方向に延在して環状を成しており、これにより空気入りタイヤのトロイダル状の基本構造が構成される。以下、図1を用いた説明は基本的に図示の子午線断面形状に基づくが、各タイヤ構成部材はいずれもタイヤ周方向に延在して環状を成すものである。
左右一対のビード部3間にはカーカス層4が装架されている。このカーカス層4は、各ビード部3に配置されたビードコア5の廻りに車両内側から外側に折り返されている。また、ビードコア5の外周上にはビードフィラー6が配置され、このビードフィラー6がカーカス層4の本体部と折り返し部とにより包み込まれている。一方、トレッド部1におけるカーカス層4の外周側には複数層のベルト層7が埋設されている。更に、ベルト層7の外周側にはベルト補強層8が設けられている。トレッド部1におけるカーカス層4の外周側にはトレッドゴム層11が配され、サイドウォール部2におけるカーカス層4の外周側(タイヤ幅方向外側)にはサイドゴム層12が配され、ビード部3におけるカーカス層4の外周側(タイヤ幅方向外側)にはリムクッションゴム層13が配されている。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、基本的に、このような空気入りタイヤのビードフィラー6に用いることが意図されたものである。特に、タイヤ断面高さSHに対するビードフィラー6の高さHが好ましくは20%~60%、より好ましくは30%~60%である空気入りタイヤに本発明のタイヤ用ゴム組成物を適用することで、本発明のタイヤ用ゴム組成物によって得られる後述の効果が良好に発揮されて、空気入りタイヤの転がり抵抗を低減し、且つ、荷重耐久性を向上することができる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物において、ゴム成分はジエン系ゴムであり、ブタジエンゴムを必ず含む。特に、本発明では、ブタジエンゴムとして、シンジオタクチック‐1,2‐ポリブタジエン成分を含有する第一のブタジエンゴムと、末端変性ブタジエンゴムとを必ず含み、第一のブタジエンゴムおよび末端変性ブタジエンゴム以外の第二のブタジエンゴムを任意で用いることができる。
第一のブタジエンゴムは、その一部にシンジオタクチック‐1,2‐ポリブタジエン成分を含有する。シンジオタクチック‐1,2‐ポリブタジエン成分は、結晶性が高い樹脂であり、第一のブタジエンゴム中に微分散している。このシンジオタクチック‐1,2‐ポリブタジエン成分を含む第一のブタジエンゴムを配合することで、ゴム組成物の硬度と引張り応力を大きくし、ゴムの変形量をビードフィラーとして最適なものに改良することができる。
第一のブタジエンゴム中のシンジオタクチック‐1,2‐ポリブタジエン成分の含有量は、好ましくは10質量%~50質量%、より好ましくは20質量%~40質量%である。シンジオタクチック‐1,2‐ポリブタジエン成分の含有量が10質量%未満であると、十分な補強性能向上が得られないことがある。シンジオタクチック‐1,2‐ポリブタジエン成分の含有量が50質量%を超えると、ゴム組成物が硬くなり過ぎて引張り破断伸びが低下し、ビードフィラーとして好ましくない物性になる虞がある。
このようなシンジオタクチック‐1,2‐ポリブタジエンを含む第一のブタジエンゴムとしては、市販のものを使用することができ、例えば、宇部興産社製UBEPOL VCR412を例示することができる。
末端変性ブタジエンゴムは、分子鎖の片末端または両末端が官能基を有する有機化合物で変性されたブタジエンゴムである。このような末端変性ブタジエンゴムを配合することにより、後述のカーボンブラックとの親和性を高くし分散性を改善するため、発熱性を低く維持しながら、カーボンブラックの作用効果を一層向上して、ゴム硬度を高めることができる。分子鎖の末端を変性する官能基としては、例えばアルコキシシリル基、ヒドロキシル基(水酸基)、アルデヒド基、カルボキシル基、アミノ基、アミド基、イミノ基、アルコキシル基、エポキシ基、アミド基、チオール基、エーテル基、シロキサン結合基を挙げることができる。なかでもヒドロキシル基(水酸基)、アミノ基、アミド基、アルコキシル基、エポキシ基、シロキサン結合基から選ばれる少なくとも一つであるとよい。ここで、シロキサン結合基は、-O-Si-O-構造を有する官能基とする。
本発明で使用する末端変性ブタジエンゴムは、ビニル含有量が好ましくは0.1質量%~20質量%、より好ましくは0.1質量%~15質量%である。末端変性ブタジエンゴムのビニル含有量が0.1質量%未満であると、カーボンブラックとの親和性が不足し発熱を充分に低減することが難しくなる。末端変性ブタジエンゴムのビニル含有量が20質量%を超えると、ゴム組成物のガラス転移温度Tgが上昇し、転がり抵抗および耐摩耗性を十分に改良することができない。尚、末端変性ブタジエンゴムのビニル単位含有量は赤外分光分析(ハンプトン法)により測定するものとする。末端変性ブタジエンゴムにおけるビニル単位含有量の増減は、触媒等、通常の方法で適宜調製することができる。
末端変性ブタジエンゴムの重量平均分子量(Mw)および数平均分子量(Mn)から求められる分子量分布(Mw/Mn)は、好ましくは2.0以下、より好ましくは1.1~1.6である。このように、末端変性ブタジエンゴムとして分子量分布が狭いものを用いることで、ゴム物性がより良好になり、転がり抵抗を低減しながら、タイヤにした時の荷重耐久性を効果的に向上することができる。末端変性ブタジエンゴムの分子量分布(Mw/Mn)が2.0を超えるとヒステリシスロスが大きくなってゴムの発熱性が大きくなると共に、耐コンプレッションセット性が低下する。
第二のブタジエンゴムは、上述の2種(シンジオタクチック‐1,2‐ポリブタジエン成分を含有する第一のブタジエンゴムおよび末端変性ブタジエンゴム)以外のブタジエンゴムであり、タイヤ用ゴム組成物に通常用いられるものを使用することができる。特に、ビードフィラー用ゴム組成物に適したブタジエンゴム、例えば、低シスブタジエンゴム、高シスブタジエンゴム、高トランスブタジエンゴム(ブタジエン部のトランス結合含有量70~95%)等を用いることができる。
これらブタジエンゴムの配合量は、ゴム成分全体を100質量%としたとき、合計で70質量%以上、好ましくは75質量%~85質量%である。これらブタジエンゴムの配合量が70質量%未満であると低燃費性が悪化する。これらブタジエンゴムの個々の配合量は特に限定されないが、好ましくは、末端変性ブタジエンゴムを最も多く配合するとよい。具体的には、ゴム成分全体を100質量%に対して、第一のブタジエンゴムを好ましくは10質量%~70質量%、末端変性ブタジエンゴムを好ましくは10質量%~50質量%、第二のブタジエンゴムを好ましくは10質量%~50質量%配合するとよい。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、上述のブタジエンゴム以外の他のジエン系ゴムを含有してもよい。他のジエン系ゴムとしては、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム等が挙げられる。これらジエン系ゴムは、単独又は任意のブレンドとして使用することができる。
これら他のジエン系ゴムのなかでも天然ゴムを用いることが好ましく、天然ゴムを配合することで、タイヤ用ゴム組成物として充分なゴム強度を得ることができる。天然ゴムとしては、タイヤ用ゴム組成物に通常用いられるゴムを使用することができる。天然ゴムを配合することで、タイヤ用ゴム組成物として充分なゴム強度を得ることができる。ゴム成分全体を100質量%としたとき、天然ゴムの配合量は好ましくは30質量%以下、より好ましくは10質量%~25質量%である。天然ゴムの配合量30質量%を超えると、上述のブタジエンゴムの配合量を充分に確保できないため、低燃費性能を高めることが難しくなる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、充填剤としてカーボンブラックが必ず配合される。カーボンブラックを配合することでゴム組成物の強度を高めることができる。特に、本発明で使用するカーボンブラックは、窒素吸着比表面積N2 SAが30m2 /g~70m2 /g、好ましくは35m2 /g~60m2 /gである。このように特定の粒径のカーボンブラックを上述の末端変性ブタジエンゴムと組み合わせて配合することで、発熱性を低く維持しながら、ゴム硬度を効果的に高めることができる。カーボンブラックの窒素吸着比表面積N2 SAが30m2 /g未満であるとタイヤにしたときの荷重耐久性が悪化する。カーボンブラックの窒素吸着比表面積N2 SAが70m2 /gを超えると発熱性が悪化する。尚、本発明において、カーボンブラックの窒素吸着比表面積N2 SAは、JIS6217‐2に準拠して測定するものとする。
カーボンブラックの配合量は、上述のゴム成分100質量部に対して、40質量部~60質量部、好ましくは45質量部~55質量部である。カーボンブラックの配合量が40質量部未満であると硬度が低下し、タイヤにしたときの荷重耐久性が低下する。カーボンブラックの配合量が60質量部を超えると発熱性が悪化する。
本発明のゴム組成物は、カーボンブラック以外の他の無機充填剤を配合することができる。他の無機充填剤としては、例えばシリカ、クレー、タルク、炭酸カルシウム、マイカ、水酸化アルミニウム等を例示することができる。
本発明のゴム組成物は、硫黄が必ず配合される。硫黄の配合量は、ゴム成分100質量部に対して純硫黄分で2.4質量部~3.6質量部、好ましくは2.7質量部~3.3質量部である。このように適量の硫黄を配合することで、硬度と発熱性とをバランスよく両立することができる。硫黄の配合量が2.4質量部未満であると、ゴム組成物の硬度が低下する。また、発熱性を十分に低減することができない。硫黄の配合量が3.6質量部を超えると、荷重耐久性が低下する。
本発明のゴム組成物は、スルフェンアミド系加硫促進剤が必ず配合される。スルフェンアミド系加硫促進剤としては、例えばN,N-ジシクロヘキシル-1,3-ベンゾチアゾール-2-スルフェンアミド(DZ)、N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアゾールスルフェンアミド(CZ)、N-オキシジエチレン-2-ベンゾチアゾールスルフェンアミド(OBS)、N-(tert-ブチル)ベンゾチアゾール-2-スルフェンアミド(NS)等を挙げることができる。スルフェンアミド系加硫促進剤の配合量は、前述の硫黄の純硫黄分に対して、80質量%~110質量%、好ましくは90質量%~110質量%である。このように硫黄に対して適切な量の加硫促進剤を配合することで、硬度と発熱性とをバランスよく両立することができる。スルフェンアミド系加硫促進剤の配合量が80質量%未満であると、ゴム組成物の硬度が低下する。また、発熱性を十分に低減することができない。スルフェンアミド系加硫促進剤の配合量が110質量%を超えると、荷重耐久性が低下する。
本発明のタイヤ用ゴム組成物には、上記以外の他の配合剤を添加することができる。他の配合剤としては、老化防止剤、液状ポリマー、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂など、一般的に空気入りタイヤに使用される各種配合剤を例示することができる。これら配合剤の配合量は本発明の目的に反しない限り、従来の一般的な配合量にすることができる。また混練機としは、通常のゴム用混練機械、例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等を使用することができる。
このような配合からなる本発明のタイヤ用ゴム組成物の硬度は65~75、好ましくは67~73である。また、本発明のタイヤ用ゴム組成物の60℃におけるtanδは0.05以下、好ましくは0.04以下、より好ましくは0.03以下である。本発明のゴム組成物はこのような物性を有するため、転がり抵抗を低減しながら、タイヤにした時の荷重耐久性を向上することができる。硬度が65未満であると、タイヤにした時の荷重耐久性が悪化する。硬度が75を超えると転がり抵抗を充分に低減することが難しくなる。60℃におけるtanδが0.05を超えると、発熱が悪化し転がり抵抗を低減することができない。尚、これら硬度やtanδは上述の配合のみで決定されるものではなく、例えば混練条件や混練方法によっても調整可能な物性である。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、上述の配合や物性により、転がり抵抗を低減しながら、タイヤにした時の荷重耐久性を向上することができる。具体的には、ゴム成分としてシンジオタクチック‐1,2‐ポリブタジエン成分を含有するブタジエンゴムと末端変性ブタジエンゴムとを含むブタジエンゴムを用い、充填材として特定の粒径のカーボンブラックを配合し、加硫系の配合剤を特定の量配合し、且つ、末端変性ブタジエンゴムの分子量分布を上記のように設定し、更に、ゴム組成物の硬度やtanδを上記のように設定しているので、転がり抵抗を低減しながら、タイヤにした時の荷重耐久性を向上することができる。そのため、本発明のタイヤ用ゴム組成物は、空気入りタイヤのビードフィラー6に用いることが好ましく、このタイヤ用ゴム組成物をビードフィラー6に用いた空気入りタイヤは、荷重耐久性と低燃費性能を向上することができる。
ビードフィラー6に上述のタイヤ用ゴム組成物を用いるにあたって、ビードフィラー6の周囲に存在するゴム層(リムクッションゴム層13)を構成するゴム組成物の物性を適切に設定することは、本発明のタイヤ用ゴム組成物による効果を高めるうえで有効である。具体的には、リムクッションゴム層13を構成するゴム組成物の60℃におけるtanδを、ビードフィラー6に用いられる本発明のタイヤ用ゴム組成物の60℃におけるtanδよりも大きくし、好ましくは0.15以下、より好ましくは0.14以下の範囲に設定するとよい。これによりビードフィラー6およびリムクッションゴム層13を含むビード部3の全体の物性が良好になり、荷重耐久性と低燃費性能を効果的に向上することができる。リムクッションゴム層13を構成するゴム組成物の60℃におけるtanδが0.15を超えると、荷重耐久性と低燃費性能の更なる改善効果が見込めなくなる。
上述の本発明のタイヤ用ゴム組成物を用いた空気入りタイヤは、通常の方法で製造することができるが、本発明のタイヤ用ゴム組成物の物性を良好に発揮するために、加硫温度を好ましくは168℃以下、より好ましくは160℃以下に設定するとよい。この温度条件で加硫することで、本発明のタイヤ用ゴム組成物を用いた空気入りタイヤが適切に加硫されて、荷重耐久性と低燃費性能を効果的に向上することができる。
以下、実施例によって本発明を更に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
表1~2に示す配合からなる22種類のゴム組成物(標準例1、比較例1~7、実施例1~14)を、それぞれ加硫促進剤および硫黄を除く配合成分を秤量し、1.8Lの密閉式バンバリーミキサーで5分間混練し、温度150℃でマスターバッチを放出し室温冷却した。その後、このマスターバッチを1.8Lの密閉式バンバリーミキサーに供し、加硫促進剤及び硫黄を加え2分間混合してゴム組成物を調製した。
得られたゴム組成物を所定の金型中で表1~2に示される加硫温度で20分間プレス加硫して加硫ゴム試験片を作製し、ゴム硬度と60℃におけるtanδを測定し、表1~2に示した。尚、表1~2において、ゴム組成物の硬度は、JIS K6253に準拠して、デュロメータのタイプAにより温度20℃で測定した。また、60℃におけるtanδは、JIS K6394に準拠して、製粘弾性スペクトロメータを用いて、伸張変形歪率10%±2%、振動数20Hz、温度60℃の条件で測定した。
また、得られたゴム組成物をビードフィラーに用いた空気入りタイヤ(タイヤサイズ195/65R15)を作製した。各空気入りタイヤは、図1に示す基本構造を有し、表1~2に示す各項目が異なっている。尚、各空気入りタイヤを製造する際の加硫温度は上述の試験片と同様に表1~2に示される加硫温度に設定した。また、これら空気入りタイヤでは、リムクッションゴム層を構成するゴム組成物として、表3に示すリムクッションゴムAまたはリムクッションゴムBのいずれかを用いている。
得られたゴム組成物(空気入りタイヤ)について、下記に示す方法により、低燃費性能および荷重耐久性の評価を行った。
低燃費性能
各空気入りタイヤを標準リム(リムサイズ15インチ)に組み付けて、室内ドラム試験機(ドラム径:1707.6mm)を用いて、ISO28580に準拠して、空気圧210kPa、荷重4.82kN、速度80km/hの条件で転がり抵抗を測定した。評価結果は、標準例1の測定値を100とする指数で示した。この指数値が小さいほど転がり抵抗が低く、低燃費性能に優れることを意味する。
荷重耐久性
各空気入りタイヤを標準リム(リムサイズ15インチ)に組み付けて、室内ドラム試験機(ドラム径:1707mm)を用いて、JIS D‐4230に準拠して、JATMA 2018年版規定荷重耐久性試験終了後に、5時間ごとに荷重を20%ずつ増加して、タイヤが破壊するまでの走行距離を測定した。評価結果は、標準例1の測定値を100とする指数で示した。この指数値が大きいほど荷重耐久性に優れることを意味する。
Figure 0007188117000001
Figure 0007188117000002
表1~2において使用した原材料の種類を下記に示す。
・NR:天然ゴム、TSR20
・VCR:シンジオタクチック‐1,2‐ポリブタジエン成分を含むブタジエンゴム、宇部興産社製 UBEPOL VCR412
・変性BR1:末端変性ブタジエンゴム、日本ゼオン社製 Nipol BR1250H(ガラス転移温度Tg:-96℃、官能基:N-メチルピロリドン基、分子量分布Mw/Mn=1.1)
・変性BR2:下記の方法で合成した末端変性ブタジエンゴム(ガラス転移温度Tg:-93℃、官能基:ポリオルガノシロキサン基、分子量分布は下記を参照)
・変性BR3:末端変性ブタジエンゴム、JSR社製 BR54(ガラス転移温度Tg:-107℃、官能基:シラノール基、分子量分布Mw/Mn=2.5)
・BR:ブタジエンゴム、日本ゼオン社製 Nipol BR1220
・CB1:カーボンブラック、キャボットジャパン社製 ショウブラック N330(窒素吸着比表面積N2 SA:76m2 /g)
・CB2:カーボンブラック、キャボットジャパン社製 ショウブラック N550(窒素吸着比表面積N2 SA:40m2 /g)
・CB3:カーボンブラック、キャボットジャパン社製 ショウブラック N762(窒素吸着比表面積N2 SA:23m2 /g)
・タッキファイヤー:日立化成社製 ヒタノール1502Z
・酸化亜鉛:正同化学工業社製 酸化亜鉛3種
・老化防止剤:FLEXSYS社製 SANTOFLEX 6PPD
・ステアリン酸:日新理化社製 ステアリン酸50S
・硫黄:四国化成工業社製 ミュークロンOT‐20(硫黄含有量:80質量%)
・加硫促進剤:三新化学工業社製 NS‐G
変性BR2の合成方法
攪拌機付きオートクレーブに、窒素雰囲気下、シクロヘキサン5670g、1,3‐ブタジエン700gおよび、テトラメチルエチレンジアミン0.17mmolを仕込んだ後、シクロヘキサンと1,3‐ブタジエンとに含まれる重合を阻害する不純物の中和に必要な量のn‐ブチルリチウムを添加し、更に、重合反応に用いる分のn-ブチルリチウムを8.33mmol加えて、50℃で重合を開始した。重合を開始してから20分経過後に、1,3‐ブタジエン300gを30分間かけて連続的に添加した。重合反応中の最高温度は80℃であった。連続添加終了後、更に15分間重合反応を継続し、重合転化率が95%から100%の範囲になったことを確認してから、少量の重合溶液をサンプリングした。サンプリングした少量の重合溶液は、過剰のメタノールを添加して反応停止した後、風乾して、重合体を取得し、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)分析の試料とした。その試料を用いて、重合体(活性末端を有する共役ジエン系重合体鎖に該当)のピークトップ分子量および分子量分布を測定したところ、それぞれ、「23万」および「1.04」であった。
前述の少量の重合溶液をサンプリングした直後、重合溶液に、1,6‐ビス(トリクロロシリル)ヘキサン0.288mmol(重合に使用したn‐ブチルリチウムの0.0345倍モルに相当)を40重量%シクロヘキサン溶液の状態で添加し、30分間反応させた。更に、その後、ポリオルガノシロキサンA0.0382mmol(重合に使用したn‐ブチルリチウムの0.00459倍モルに相当)を20重量%キシレン溶液の状態で添加し、30分間反応させた。その後、重合停止剤として、使用したn‐ブチルリチウムの2倍モルに相当する量のメタノールを添加した。これにより、変性ブタジエンゴムを含有する溶液を得た。この溶液に、ゴム成分100部あたり、老化防止剤として2,4‐ビス(n‐オクチルチオメチル)‐6‐メチルフェノール0.2部を添加した後、スチームストリッピングにより溶媒を除去し、60℃で24時間真空乾燥して、固形状の変性ブタジエンゴム(変性BR2)を得た。この変性ブタジエンゴム(変性BR2)について、重量平均分子量、分子量分布、カップリング率、ビニル結合含有量、および、ムーニー粘度を測定したところ、それぞれ、「51万」、「1.46」、「28%」、「11質量%」および「46」であった。
Figure 0007188117000003
表3において使用した原材料の種類を下記に示す。
・NR:天然ゴム、TSR20
・BR:ブタジエンゴム、日本ゼオン社製 Nipol BR1220
・CB2:カーボンブラック、キャボットジャパン社製 ショウブラック N550(窒素吸着比表面積N2 SA:40m2 /g)
・CB4:カーボンブラック、キャボットジャパン社製 ショウブラック N330T(窒素吸着比表面積N2 SA:72m2 /g)
・CB4:カーボンブラック、キャボットジャパン社製 ショウブラック N234(窒素吸着比表面積N2 SA:117m2 /g)
・タッキファイヤー:日立化成社製 ヒタノール1502Z
・アロマオイル:出光興産社製 ダイアナプロセスNH-70S
・酸化亜鉛:正同化学工業社製 酸化亜鉛3種
・老化防止剤:FLEXSYS社製 SANTOFLEX 6PPD
・ステアリン酸:日新理化社製 ステアリン酸50S
・硫黄:四国化成工業社製 ミュークロンOT‐20(硫黄含有量:80質量%)
・加硫促進剤:三新化学工業社製 NS‐G
表1~2から明らかなように、実施例1~14のゴム組成物(空気入りタイヤ)は、標準例1に対して低燃費性能および荷重耐久性をバランスよく向上した。
一方、比較例1のゴム組成物(空気入りタイヤ)は、末端変性ブタジエンゴムの分子量分布Mw/Mnが大きすぎるため、荷重耐久性が悪化した。比較例2のゴム組成物(空気入りタイヤ)は、カーボンブラックの窒素吸着比表面積が大きすぎるため、低燃費性能および荷重耐久性が悪化した。比較例3のゴム組成物(空気入りタイヤ)は、カーボンブラックの窒素吸着比表面積が小さすぎるため、荷重耐久性が悪化した。比較例4のゴム組成物(空気入りタイヤ)は、カーボンブラックの配合量が少なすぎるため、荷重耐久性が悪化した。比較例5のゴム組成物(空気入りタイヤ)は、カーボンブラックの配合量が多すぎるため、低燃費性能および荷重耐久性が悪化した。比較例6のゴム組成物(空気入りタイヤ)は、硫黄の配合量が多く、且つ、硫黄に対する加硫促進剤の配合量の割合が小さすぎるため、荷重耐久性が悪化した。比較例7のゴム組成物(空気入りタイヤ)は、硫黄の配合量が少なく、且つ、硫黄に対する加硫促進剤の配合量の割合が大きすぎるため、荷重耐久性が悪化した。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
7 ベルト層
8 ベルト補強層
11 トレッドゴム層
12 サイドゴム層
13 リムクッションゴム層
CL タイヤ赤道

Claims (6)

  1. シンジオタクチック‐1,2‐ポリブタジエン成分を含有するブタジエンゴムと末端変性ブタジエンゴムとを含むブタジエンゴムを合計で70質量%以上含むゴム成分100質量部に対して、窒素吸着比表面積N2 SAが30m2 /g~70m2 /gであるカーボンブラックが40質量部~60質量部、硫黄が純硫黄分で2.4質量部~3.6質量部配合されると共に、スルフェンアミド系加硫促進剤が前記硫黄に対して80質量%~110質量%配合されたタイヤ用ゴム組成物であって、前記末端変性ブタジエンゴムの重量平均分子量(Mw)および数平均分子量(Mn)から求められる分子量分布(Mw/Mn)が2.0以下であり、硬度が65~75、60℃におけるtanδが0.05以下であることを特徴とするタイヤ用ゴム組成物。
  2. 前記末端変性ブタジエンゴムの末端の官能基が水酸基、アミノ基、アミド基、アルコキシル基、エポキシ基、シロキサン結合基からなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
  3. 請求項1または2に記載のタイヤ用ゴム組成物をビードフィラーに用いたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  4. 前記ビードフィラーのタイヤ幅方向外側にリムクッションゴム層を有し、前記リムクッションゴム層を構成するゴム組成物の60℃におけるtanδが0.15以下であることを特徴とする請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記ビードフィラーの高さがタイヤ断面高さの20%~60%であることを特徴とする請求項3または4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 請求項3~5のいずれかに記載の空気入りタイヤの製造方法であって、加硫温度が168℃以下であることを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
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