JP2012233152A - サイドウォール補強層用ゴム組成物及びランフラットタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な剛性を維持しながら、低発熱性及び高温時の破断伸びを改善し、ランフラット耐久性を向上できるサイドウォール補強層用ゴム組成物及びランフラットタイヤを提供する。
【解決手段】スズ変性ブタジエンゴム(a)及び/又は下記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴム(b)と、アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物とを含み、上記アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物の含有量がゴム成分100質量部に対して3〜10質量部であるサイドウォール補強層用ゴム組成物に関する。
[化1]
Figure 2012233152

(式中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル基、アルコキシ基、シリルオキシ基、アセタール基、カルボキシル基、メルカプト基又はこれらの誘導体を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子又はアルキル基を表す。nは整数を表す。)
【選択図】なし

Description

本発明は、サイドウォール補強層用ゴム組成物、及びこれを用いたランフラットタイヤに関する。
現在、サイドウォール部の内側に配置されている高強度のサイドウォール補強層(インサート)を有するランフラットタイヤが実用化され、パンクにより空気圧が失われた(内圧ゼロ)状態になっても所定距離の走行が可能になっている。そのため、スペアタイヤを常備する必要がなくなり、車両全体の重量の軽量化が期待できる。しかし、パンク時の走行速度や距離に制限があり、更なるランフラットタイヤの耐久性の向上が望まれている。
ランフラットタイヤの耐久性を向上させる方法としては、補強層を厚くすることで変形を抑え、破壊を防止する方法が挙げられる。しかし、タイヤの重量が大きくなるため、ランフラットタイヤの当初の目的である軽量化に反する。
また、カーボンブラックなどの補強用充填剤を増量することで補強層の硬度を上げ、変形を抑える方法も挙げられる。しかし、混練り、押出しなどの工程において混練機の負荷が大きくなり、また、加硫後物性において発熱が大きくなるため、ランフラット耐久性の向上もあまり期待できないとともに、低燃費性の悪化という問題もある。更にランフラット耐久性の向上のためには、高温時の破壊特性(破断伸びなど)を改善することも重要である。
特許文献1では、硫黄及び2種以上の加硫促進剤をそれぞれ所定量配合することが検討されているが、高温時におけるゴムの伸びが小さく、破壊強度が低下してしまう。そのため、良好な剛性を得ながら、低発熱性及び高温時の破断伸びを改善し、ランフラット耐久性を向上するという点については未だ改善の余地がある。また、加工性や貯蔵安定性などの低下という問題もある。
特開2002−155169号公報
本発明は、前記課題を解決し、良好な剛性を維持しながら、低発熱性及び高温時の破断伸びを改善し、ランフラット耐久性を向上できるサイドウォール補強層用ゴム組成物及びランフラットタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、スズ変性ブタジエンゴム(a)及び/又は下記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴム(b)と、アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物とを含み、上記アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物の含有量がゴム成分100質量部に対して3〜10質量部であるサイドウォール補強層用ゴム組成物に関する。
Figure 2012233152
(式中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル基、アルコキシ基、シリルオキシ基、アセタール基、カルボキシル基、メルカプト基又はこれらの誘導体を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子又はアルキル基を表す。nは整数を表す。)
上記スズ変性ブタジエンゴム(a)は、リチウム開始剤により重合され、スズ原子の含有量が50〜3000ppm、ビニル含量が5〜50質量%、分子量分布が2以下であることが好ましい。
また、上記アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物は、下記式(2)で表される化合物であることが好ましい。
Figure 2012233152
(式中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、炭素数5〜12のアルキル基を表す。x及びyは、同一若しくは異なって、1〜4の整数を表す。mは0〜250の整数を表す。)
上記ゴム組成物は、更に1,2−シンジオタクチックポリブタジエン結晶を2.5〜20質量%含むブタジエンゴム(c)を含み、上記ゴム成分100質量%中の上記(a)及び(b)の合計含有量が10〜90質量%であり、上記(c)の含有量が10〜70質量%であることが好ましい。
上記ゴム組成物は、チッ素吸着比表面積が25〜50m/gのカーボンブラックを含み、上記カーボンブラックの含有量が上記ゴム成分100質量部に対して15〜70質量部であることが好ましい。
本発明はまた、上記ゴム組成物を用いて作製したランフラットタイヤに関する。
本発明によれば、特定の変性ブタジエンゴム(a)及び/又は(b)と、所定量のアルキルフェノール・塩化硫黄縮合物とを含むサイドウォール補強層用ゴム組成物であるので、良好な剛性を維持しながら、低発熱性及び高温時の破断伸びを改善し、ランフラット耐久性を向上できる。
本発明のサイドウォール補強層用ゴム組成物は、スズ変性ブタジエンゴム(a)〔スズ変性BR(a)〕及び/又は下記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴム(b)〔S変性BR(b)〕と、アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物とを含む。また、前記アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物の含有量は、ゴム成分100質量部に対して3〜10質量部である。
Figure 2012233152
(式中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル基、アルコキシ基、シリルオキシ基、アセタール基、カルボキシル基(−COOH)、メルカプト基(−SH)又はこれらの誘導体を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子又はアルキル基を表す。nは整数を表す。)
上記(a)又は(b)の変性ブタジエンゴムと特定量のアルキルフェノール・塩化硫黄縮合物を併用することで、低発熱性と高温時の破断伸びが改善され、ランフラット耐久性を顕著に向上でき、また優れた剛性も得られる。特に、低発熱性、高温時の破断伸び、ランフラット耐久性について、上記併用により相乗的に改善効果が得られる。
スズ変性BR(a)は、リチウム開始剤により1,3−ブタジエンの重合を行った後、スズ化合物を添加することにより得られ、更に該スズ変性BR分子の末端はスズ−炭素結合で結合されていることが好ましい。
リチウム開始剤としては、アルキルリチウム、アリールリチウム、アリルリチウム、ビニルリチウム、有機スズリチウム、有機窒素リチウム化合物などのリチウム系化合物が挙げられる。リチウム系化合物を開始剤とすることで、高ビニル、低シス含有量のスズ変性BRを作製できる。
スズ化合物としては、四塩化スズ、ブチルスズトリクロライド、ジブチルスズジクロライド、ジオクチルスズジクロライド、トリブチルスズクロライド、トリフェニルスズクロライド、ジフェニルジブチルスズ、トリフェニルスズエトキシド、ジフェニルジメチルスズ、ジトリルスズクロライド、ジフェニルスズジオクタノエート、ジビニルジエチルスズ、テトラベンジルスズ、ジブチルスズジステアレート、テトラアリルスズ、p−トリブチルスズスチレンなどが挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
スズ変性BR(a)のスズ原子の含有量は好ましくは50ppm以上、より好ましくは60ppm以上である。50ppm未満では、tanδが増大する傾向がある。また、スズ原子の含有量は好ましくは3000ppm以下、より好ましくは2500ppm以下、更に好ましくは250ppm以下である。3000ppmを超えると、混練り物の押出し加工性が悪化する傾向がある。
スズ変性BR(a)の分子量分布(Mw/Mn)は好ましくは2以下、より好ましくは1.5以下である。Mw/Mnが2を超えると、tanδが増大する傾向がある。分子量分布の下限は特に限定されないが、1以上であることが好ましい。
なお、本明細書において、重量平均分子量(Mw)、数平均分子量(Mn)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)(東ソー(株)製GPC−8000シリーズ、検出器:示差屈折計、カラム:東ソー(株)製のTSKGEL SUPERMALTPORE HZ−M)による測定値を基に標準ポリスチレン換算により求めることができる。
スズ変性BR(a)のビニル含量は、好ましくは5質量%以上、より好ましくは7質量%以上である。5質量%未満では、スズ変性BRの製造が困難である。該ビニル含量は好ましくは50質量%以下、より好ましくは20質量%以下である。50質量%を超えると、カーボンブラックの分散性が悪く、引張強さが低下する傾向がある。
なお、ビニル含量は、赤外吸収スペクトル分析法によって測定できる。
上記S変性BR(b)としては、特開2010−37436号公報、特開2010−84059号公報などに記載されているものが挙げられる。なお、式(1)で表される化合物としては、特開2010−111753号公報、特開2010−111754号公報などに記載されているものが挙げられる。
式(1)において、R、R及びRとしてはアルコキシ基が好適である(好ましくは炭素数1〜8、より好ましくは炭素数1〜6、更に好ましくは炭素数1〜4のアルコキシ基)。R及びRとしてはアルキル基が好適である(好ましくは炭素数1〜4)。nは、好ましくは1〜5、より好ましくは2〜4、更に好ましくは3である。このような好適な化合物の使用により、優れた低発熱性、ランフラット耐久性が得られる。
式(1)で表される化合物の具体例としては、2−ジメチルアミノエチルトリメトキシシラン、3−ジメチルアミノプロピルトリメトキシシラン、2−ジメチルアミノエチルトリエトキシシラン、3−ジメチルアミノプロピルトリエトキシシラン、2−ジエチルアミノエチルトリメトキシシラン、3−ジエチルアミノプロピルトリメトキシシラン、2−ジエチルアミノエチルトリエトキシシラン、3−ジエチルアミノプロピルトリエトキシシランなどが挙げられる。なかでも、比較的安価で熱安定性に優れるという点から、3−ジエチルアミノプロピルトリメトキシシランが好ましい。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
式(1)で表される化合物によるブタジエンゴムの変性方法としては、特公平6−53768号公報、特公平6−57767号公報などに記載されている方法など、従来公知の手法を用いることができる。例えば、ブタジエンゴムと該化合物とを接触させればよく、アニオン重合によりブタジエンゴムを合成した後、重合体ゴム溶液中に該化合物を所定量添加し、ブタジエンゴムの重合末端(活性末端)と該化合物とを反応させる方法などが挙げられる。
S変性BR(b)のビニル含量は、好ましくは35質量%以下、より好ましくは25質量%以下、更に好ましくは20質量%以下である。ビニル含量が35質量%を超えると、低発熱性が損なわれる傾向にある。ビニル含量の下限は特に限定されないが、好ましくは3質量%以上、より好ましくは7質量%以上である。
なお、本明細書において、ビニル含量(1,2−結合ブタジエン単位量)は、赤外吸収スペクトル分析法によって測定できる。
ゴム成分100質量%中のスズ変性BR(a)の含有量は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上である。10質量%未満であると、低発熱性の改善効果が充分に発揮されない傾向がある。該含有量は、好ましくは90質量%以下、より好ましくは70質量%以下である。90質量%を超えると、高温時の破断伸びが低下する傾向がある。
ゴム成分100質量%中のS変性BR(b)の含有量は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上である。10質量%未満であると、低発熱性の改善効果が充分に発揮されない傾向がある。該含有量は、好ましくは90質量%以下、より好ましくは70質量%以下である。90質量%を超えると、高温時の破断伸びが低下する傾向がある。
ゴム成分100質量%中の(a)及び(b)の合計含有量は、低発熱性の点から、好ましくは10質量%以上、より好ましくは30質量%以上である。該合計含有量は、高温時の破断伸びの点から、好ましくは90質量%以下、より好ましくは80質量%以下である。
本発明のゴム組成物は、1,2−シンジオタクチックポリブタジエン結晶(SPB)を2.5〜20質量%含むブタジエンゴム(c)〔SPB含有BR(c)〕を含むことが好ましい。これにより、低発熱性を得つつ、剛性、高温時の破断伸び、ランフラット耐久性が高い次元で得られる。
SPB含有BR(c)はタイヤ工業において汎用されているものを使用できるが、前述の性能が良好に得られるという点から、1,2−シンジオタクチックポリブタジエン結晶がBRと化学結合し、分散しているものが好ましい。
1,2−シンジオタクチックポリブタジエン結晶の融点は、好ましくは180℃以上、より好ましくは190℃以上であり、好ましくは220℃以下、より好ましくは210℃以下である。下限未満では、結晶が壊れて前述の性能が得られないおそれがあり、上限を超えると、加工性が悪化する傾向がある。
SPB含有BR(c)中において、1,2−シンジオタクチックポリブタジエン結晶の含有量は、好ましくは2.5質量%以上、より好ましくは10質量%以上である。2.5質量%未満では、充分な剛性が得られないおそれがある。該含有量は好ましくは20質量%以下、より好ましくは18質量%以下である。20質量%を超えると、加工性が悪化する傾向がある。
ゴム成分100質量%中のSPB含有BR(c)の含有量は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上である。10質量%未満であると、配合による改善効果が充分に発揮されない傾向がある。該含有量は、好ましくは70質量%以下、より好ましくは40質量%以下である。70質量%を超えると、充分な低発熱性が得られない傾向がある。
本発明のゴム組成物において、(a)〜(c)以外に使用できるゴム成分としては、例えば、天然ゴム(NR)、エポキシ化天然ゴム(ENR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、イソプレンゴム(IR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(X−IIR)、クロロプレンゴム(CR)などのジエン系ゴムなどを使用できる。なかでも、剛性、低発熱性、高温時の破断時伸び、ランフラット耐久性がバランスよく得られるという点から、NR、IRが好ましい。
NRとしては特に限定されず、例えば、SIR20、RSS♯3、TSR20など、タイヤ工業において一般的なものを使用できる。IRとしては、例えば、タイヤ工業で公知のものを使用できる。
ゴム成分100質量%中の(a)〜(c)以外のジエン系ゴムの含有量は、好ましくは0〜80質量%である。特にNRやIRを配合する場合、ゴム成分100質量%中のNR及びIRの合計含有量は、前述の性能がバランスよく得られる点から、好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上であり、好ましくは70質量%以下、より好ましくは40質量%以下である。
本発明のゴム組成物は、通常、カーボンブラックを含む。カーボンブラックのチッ素吸着比表面積(NSA)は25m/g以上が好ましく、40m/g以上がより好ましい。25m/g未満では、充分な補強性が得られない傾向がある。該NSAは50m/g以下が好ましく、45m/g以下がより好ましい。50m/gを超えると、加工性が悪化する傾向がある。
なお、カーボンブラックのNSAは、JIS K 6217−2:2001によって求められる。
カーボンブラックの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは15質量部以上、より好ましくは40質量部以上である。15質量部未満では、充分な補強性が得られない傾向がある。該含有量は、好ましくは70質量部以下、より好ましくは60質量部以下である。70質量部を超えると、低発熱性が悪化する傾向がある。
本発明のゴム組成物は、アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物を特定量含有する。アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物としては特に限定されないが、良好な低発熱性、高温時の破断伸び、ランフラット耐久性、剛性が得られるという点から、下記式(2)で表される化合物が好ましい。
Figure 2012233152
(式中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、炭素数5〜12のアルキル基を表す。x及びyは、同一若しくは異なって、1〜4の整数を表す。mは0〜250の整数を表す。)
mは、アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物のゴム成分中への分散性が良い点から、0〜100の整数が好ましい。x及びyは、高硬度が効率良く発現できる点から、2〜4が好ましく、ともに2が更に好ましい。R〜Rは、アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物のゴム成分中への分散性が良い点から、炭素数6〜9のアルキル基が好ましい。
上記アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物は、公知の方法で調製でき、例えば、アルキルフェノールと塩化硫黄とを、モル比1:0.9〜1.25などで反応させる方法などが挙げられる。アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物の具体例として、田岡化学工業(株)製のタッキロールV200(下記式(3))などが挙げられる。
Figure 2012233152
(式中、mは0〜100の整数を表す。)
上記アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、3質量部以上、好ましくは4質量部以上である。3質量部未満であると、低発熱性、ランフラット耐久性の改善効果が充分に得られないおそれがある。該含有量は、10質量部以下、好ましくは8質量部以下である。10質量部を超えると、高温時の破断伸び、ランフラット耐久性の改善効果が充分に得られないおそれがある。
本発明のゴム組成物には、前記成分以外にも、ゴム組成物の製造に一般に使用される配合剤、例えば、酸化亜鉛、ステアリン酸、オイル、各種老化防止剤、ワックス、硫黄などの加硫剤、加硫促進剤などを適宜配合することができる。
本発明のゴム組成物において、ステアリン酸の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは2.5質量部以上、より好ましくは2.8質量部以上である。また、該含有量は、好ましくは5質量部以下、より好ましくは4質量部以下である。上記範囲内の場合、本発明の効果が良好に得られる。
また、酸化亜鉛の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは3.5質量部以上、より好ましくは5質量部以上である。また、該含有量は、好ましくは10質量部以下、より好ましくは8質量部以下である。上記範囲内の場合、本発明の効果が良好に得られる。
本発明のゴム組成物は、通常、硫黄を含む。硫黄の含有量は、ランフラット耐久性、操縦安定性に優れるという点から、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは2.5質量部以上、より好ましくは4質量部以上である。該含有量は、ブルームの防止という点から、好ましくは10質量部以下、より好ましくは6質量部以下である。なお、硫黄の含有量は、純硫黄分量であり、不溶性硫黄を用いる場合はオイル分を除いた含有量である。
本発明のゴム組成物は、一般的な方法で製造される。すなわち、バンバリーミキサーやニーダー、オープンロールなどで前記各成分を混練りし、その後加硫する方法などにより製造できる。
本発明のゴム組成物は、ランフラットタイヤのサイドウォール部の補強ゴム層(サイドウォール補強層)に用いられる。補強ゴム層が存在することで、空気圧が失われた状態でも車輌を支えることができ、優れたランフラット耐久性を付与することができる。サイドウォール部の補強ゴム層とは、ランフラットタイヤのサイドウォール部の内側に配置されたライニングストリップ層のことをいう。具体的には、特開2004−330822号公報の図面に示される補強ゴム層(カーカスプライの内側でビード部からショルダー部にわたって配置され、両端方向に厚さを漸減する三日月状の補強ゴム層)などに使用される。
本発明のランフラットタイヤは、上記ゴム組成物を用いて通常の方法によって製造できる。すなわち、上記ゴム組成物を未加硫の段階でサイドウォール部の補強層の形状に合わせて押し出し加工し、タイヤ成型機上にて通常の方法にて成形し、他のタイヤ部材とともに貼り合わせ、未加硫タイヤを形成した後、加硫機中で加熱加圧してランフラットタイヤを製造できる。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
NR:RSS#3
IR:IR2200(JSR(株)製イソプレンゴム)
SPB含有BR:宇部興産(株)製のVCR617(1,2−シンジオタクチックポリブタジエン結晶分散体、1,2−シンジオタクチックポリブタジエン結晶の含有量:17質量%、1,2−シンジオタクチックポリブタジエン結晶の融点:200℃、沸騰n−ヘキサン不溶物の含有量:15〜18質量%)
スズ変性BR:日本ゼオン(株)製のBR1250H(開始剤としてリチウムを用いて重合、ビニル含量:10〜13質量%、Mw/Mn:1.5、スズ原子の含有量:250ppm)
S変性BR:住友化学(株)製の変性ブタジエンゴム(ビニル含量:15質量%、R、R及びR=−OCH、R及びR=−CHCH、n=3)
BR:宇部興産(株)製のBR150B(ハイシスBR)
カーボンブラック:キャボットジャパン(株)製のショウブラックN550(NSA:42m/g)
老化防止剤:大内新興化学工業(株)製のノクラック6C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックワックス
アロマオイル:出光興産(株)製のダイアナプロセスAH−24
ステアリン酸:日油(株)製のステアリン酸
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
不溶性硫黄:日本乾溜工業(株)製のセイミサルファー(二硫化炭素による不溶物60%以上の不溶性硫黄、オイル分:10質量%)
加硫促進剤NS:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
V200:田岡化学工業(株)製のタッキロールV200(上記式(3)で表されるアルキルフェノール・塩化硫黄縮合物、硫黄含有率:24質量%)
実施例及び比較例
表1に示す配合処方に従い、バンバリーミキサーを用いて、硫黄、加硫促進剤及びV200以外の薬品を150℃で5分間混練りし、混練り物を得た。次に、得られた混練り物に硫黄、加硫促進剤及びV200を添加し、2軸オープンロールを用いて、80℃で5分間練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。
得られた未加硫ゴム組成物を150℃で30分間プレス加硫し、加硫ゴムシート(加硫ゴム組成物)を得た。
また、得られた未加硫ゴム組成物をサイドウォール部の補強層の形状に成形した後、他のタイヤ部材と貼り合わせて、170℃、25kgfの条件で12分間プレス加硫することにより、試験用ランフラットタイヤ(タイヤサイズ:195/65 R15)を製造した。
得られた加硫ゴムシート、試験用タイヤを使用し、以下の評価を行った。結果を表1に示す。
(引張試験)
温度150℃の条件下で、JIS K 6251「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に準じて、加硫ゴム組成物からなる3号ダンベル型試験片を用いて引張試験を実施し、破断時伸び(EB)を測定し、比較例1を100とし、以下の計算式により、各配合のEBをそれぞれ指数表示した。なお、EB指数が大きいほどEBに優れ、高温時の破壊強度に優れることを示す。
(EB指数)=(各配合のEB)/(比較例1のEB)×100
(粘弾性試験)
粘弾性スペクトロメータVES((株)岩本製作所製)を用いて、測定温度70℃、初期歪み10%、動歪み±2%、周波数10Hzの条件で、複素弾性率(E)及び損失正接(tanδ)を測定し、比較例1を100とし、各配合のE、tanδを指数表示した。E指数が大きいほど剛性が高く、操縦安定性に優れ、tanδ指数が小さいほど低発熱性に優れることを示す。
(マシン耐久性試験(ランフラット耐久性))
温度80℃のオーブン内に1週間入れた試験用ランフラットタイヤを、内圧200kPa、荷重340kgf(3334.261N)、速度80km/hの条件で走行させ、走行中に空気圧を補填せずに、タイヤから空気が漏れはじめるまでの走行距離を求めた。検出精度5kPa以下で測定し、タイヤの内圧が初期状態の95%(190kPa)となったときをエアー漏れの発生とした。タイヤの内圧が低下すると、タイヤの耐久性も低下する。比較例1のエアー漏れが発生するまでの走行距離を100とし、下記計算式により、各配合のランフラット耐久性を指数表示した。なお、ランフラット耐久性指数が大きいほど、サイドウォール補強層の耐久性が優れている。
ランフラット耐久性指数=(各配合の走行距離)/(比較例1の走行距離)×100
Figure 2012233152
表1より、スズ変性BR又はS変性BRと特定量のアルキルフェノール・塩化硫黄縮合物とを併用する実施例では、良好な剛性を維持しつつ、低発熱性、高温時の破断伸び、ランフラット耐久性を改善でき、特に低発熱性、高温時の破断伸び、ランフラット耐久性については相乗効果を奏していた。また、SPB含有BRを添加した場合、低発熱性を得つつ、剛性、高温時の破断伸び、ランフラット耐久性、破断時伸びを高次元で改善することが可能であった。

Claims (5)

  1. スズ変性ブタジエンゴム(a)及び/又は下記式(1)で表される化合物により変性されたブタジエンゴム(b)と、
    アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物とを含み、
    前記アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物の含有量がゴム成分100質量部に対して3〜10質量部であるサイドウォール補強層用ゴム組成物。
    Figure 2012233152
    (式中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、アルキル基、アルコキシ基、シリルオキシ基、アセタール基、カルボキシル基、メルカプト基又はこれらの誘導体を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子又はアルキル基を表す。nは整数を表す。)
  2. 前記スズ変性ブタジエンゴム(a)は、リチウム開始剤により重合され、スズ原子の含有量が50〜3000ppm、ビニル含量が5〜50質量%、分子量分布が2以下であり、
    前記アルキルフェノール・塩化硫黄縮合物が下記式(2)で表される化合物である請求項1に記載のサイドウォール補強層用ゴム組成物。
    Figure 2012233152
    (式中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、炭素数5〜12のアルキル基を表す。x及びyは、同一若しくは異なって、1〜4の整数を表す。mは0〜250の整数を表す。)
  3. 更に1,2−シンジオタクチックポリブタジエン結晶を2.5〜20質量%含むブタジエンゴム(c)を含み、
    前記ゴム成分100質量%中の前記(a)及び(b)の合計含有量が10〜90質量%であり、前記(c)の含有量が10〜70質量%である請求項1又は2に記載のサイドウォール補強層用ゴム組成物。
  4. チッ素吸着比表面積が25〜50m/gのカーボンブラックを含み、
    前記カーボンブラックの含有量が前記ゴム成分100質量部に対して15〜70質量部である請求項1〜3のいずれかに記載のサイドウォール補強層用ゴム組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のゴム組成物を用いて作製したランフラットタイヤ。
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