JP4889628B2 - ボールねじ装置のシール部材 - Google Patents

ボールねじ装置のシール部材 Download PDF

Info

Publication number
JP4889628B2
JP4889628B2 JP2007509155A JP2007509155A JP4889628B2 JP 4889628 B2 JP4889628 B2 JP 4889628B2 JP 2007509155 A JP2007509155 A JP 2007509155A JP 2007509155 A JP2007509155 A JP 2007509155A JP 4889628 B2 JP4889628 B2 JP 4889628B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw shaft
nut member
seal member
peripheral surface
mounting groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007509155A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2006100831A1 (ja
Inventor
英一 道岡
宏 丹羽
勝也 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THK Co Ltd
Original Assignee
THK Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THK Co Ltd filed Critical THK Co Ltd
Priority to JP2007509155A priority Critical patent/JP4889628B2/ja
Publication of JPWO2006100831A1 publication Critical patent/JPWO2006100831A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4889628B2 publication Critical patent/JP4889628B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/24Elements essential to such mechanisms, e.g. screws, nuts
    • F16H25/2418Screw seals, wipers, scrapers or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • F16H25/2204Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

本発明は、ボールを介してねじ軸とナット部材とが螺合したボールねじ装置に使用され、かかるねじ軸とナット部材との隙間に外部から塵芥等の異物が侵入するのを防止するシール部材に係り、特に、ねじ軸の外径及びボール転動溝に弾性的に接触して、かかるねじ軸に付着した異物を除去するタイプのシール部材に関する。
ボールねじ装置は、所定のリードで螺旋状のボール転動溝が形成されたねじ軸と、ボールを介して前記ねじ軸に螺合するナット部材とから構成されており、モータの回転運動を効率よく直線運動に変換し得ることから、工作機械等におけるテーブル送り機構として広く使用されている。
このボールねじ装置においてはナット部材が長尺のねじ軸に沿って移動していることから、ねじ軸にワークの切削粉や塵芥等の異物が付着した状態でナット部材が移動すると、ボール転動溝を転動するボールがこれら異物を噛み込んでしまい、ねじ軸の回転に対するナット部材の移動精度が早期に低下してしまう。このため、ボールねじ装置を実際に使用するに当たっては、ナット部材の軸方向の両端に該ナット部材とねじ軸との隙間を密封するシール部材を装着し、ナット部材の移動に併せてねじ軸に付着した異物を前記シール部材で除去するように構成するのが一般的である。
従来、この種のシール部材としては、実開平6−6795号公報に開示されたものが知られている。同公報に開示されるシール部材は樹脂材料またはフッ素ゴムなどのゴム材をリング状に成形したものであり、その内周面にはねじ軸のボール転走溝に嵌合する突部が形成されている。かかるシール部材の円周等配位置の複数箇所には内周面から外周面へ連通するスリットが形成される一方、このシール部材は外径側から内径側に向けてガータスプリングで弾圧されている。また、前記スリットはねじ軸の軸方向に対して傾斜して形成されると共に、ねじ軸の半径方向に対しても傾斜して形成されている。
これにより、かかるシール部材では前記突部とねじ軸のボール転動溝との嵌合隙間がゼロ以下となり、ナット部材から外部に対する潤滑剤の漏出や、外部からナット部材の内部に対する塵芥等の異物の侵入を防止できるようになっている。また、前記スリットを前述の如く傾斜させて形成したことにより、ねじ軸が回転すると、ねじ軸の表面に付着した異物がスリットを形成する一方の内側面によって掻き取られることになり、掻き取られた異物がスリットを介して外部に排出されるといった機能を発揮するようになっている。
実開平6−6795号公報
その一方、このように構成された従来のシール部材では、ねじ軸とシール部材とが接触することでシール機能を発揮していることから、ねじ軸の発熱を防止すると共にその回転抵抗の増加を抑えるといった観点からは、シール部材とねじ軸との接触圧を低く抑えることが必要であり、シール部材をねじ軸に対して偏りなく面接触させることが要求される。
このため、前記シール部材はねじ軸を寸法基準として設計し、かかるねじ軸に組み付ける必要がある。従って、シール部材とこれが装着されるナット部材との嵌め合いに関しては、所定の公差を設ける必要があり、シール部材の外周面とナット部材との間には公差に応じた微小な隙間が発生せざるを得なかった。
しかし、このような隙間が存在すると、かかる隙間を通じてナット部材の内部から外部へ潤滑剤が漏出してしまい、例えばナット部材の内部に充填しておいたグリースが早期に消費されてしまういった問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、ねじ軸に面接触しながらナット部材と該ねじ軸との間を密封するシール部材において、シール部材とナット部材との隙間から潤滑剤がナット部材外部へ漏出するのを防止することが可能なボールねじ装置のシール部材を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明のシール部材は、リング状に形成されると共に、その外周面には周方向に沿って延びる複数の突条が形成されている。このシール部材はナット部材の軸方向端面に形成された取付溝に収容され、その内周面がねじ軸の外周面に面接触してナット部材とねじ軸の隙間を密封する。
ナット部材の取付溝内にシール部材を収容すると、かかるシール部材の外径はは前記取付溝の内径に対して公差を有していることから、シール部材の外周面に形成された各突条が前記取付溝の内周面と僅かな隙間を介して対向し、複数の微小オリフィスを形成する。これにより、ナット部材の内部からシール部材の外周面を伝わって外部へ漏出する潤滑剤の圧力が減じられ、潤滑剤の漏出を可及的に防止することが可能となる。換言すれば、シール部材の外周面とナット部材の取付溝の内周面とがラビリンスシールを構成していることになる。
一方、潤滑剤の流出を防止する他の手段としては、リング状に形成されたシール部材の軸方向の一側面に円筒壁を立設し、かかる円筒壁の先端をナット部材の取付溝の側壁に突き当てることも有効である。前記円筒壁が薄ければ、その先端と取付溝の側壁との接触面圧は高くなり、潤滑剤がシール部材の外周面に回り込むのを効果的に防止することが可能となる。
このとき、シール部材はナット部材の軸方向へ付勢した状態で前記取付溝に収容し、前記円筒壁の先端を取付溝の側壁に突き当てるのが好ましい。
本発明を適用可能なボールねじ装置の一例を示す斜視図である。 本発明のシール部材の第1実施例を示す正面図である。 図2のIII−III線断面図である。 ナット部材に第1実施例のシール部材を取り付けた状態を示す拡大図である。 本発明のシール部材の第2実施例を示す正面図である。 ナット部材に第2実施例のシール部材を取り付けた状態を示す拡大図である。
符号の説明
1…ねじ軸、2…ナット部材、3…ボール、4,6…シール部材、5…止め輪、24…取付溝、44…突条、45…スロット、63…円筒壁
以下、添付図面に沿って本発明のボールねじ装置のシール部材を詳細に説明する。
図1は本発明のシール部材が装着されるボールねじ装置の一例を示すものである。同図において、符号1は所定のリードで螺旋状のボール転動溝11が形成されたねじ軸、符号2はボール3が組み込まれる無限軌道を備えると共にボール3を介して前記ねじ軸1に螺合したナット部材、符号4は前記ナット部材の軸方向の両端に装着される本発明のシール部材、符号5は前記シール部材をナット部材に固定するための止め輪であり、これらねじ軸1とナット部材2との相対的な回転により該ナット部材2がねじ軸1の軸方向へ運動するように構成されている。
前記ナット部材2は前記ねじ軸1が貫通する円筒状に形成されており、その外周面には該ナット部材2をテーブル等の可動体に固定するためのフランジ部21が突設されている。また、このナット部材2の内周面には前記ねじ軸1のボール転動溝11と相対向する螺旋状の負荷転動溝が形成されており、ボール3はねじ軸1のボール転動溝11とナット部材2の負荷転動溝との間で荷重を負荷しながら転動する。
一方、このナット部材2にはボール3をねじ軸1とナット部材2との間で無限循環させるためのリターンパイプ23が装着されている。このリターンパイプ23はねじ軸1のボール転走溝11を数巻分だけ跨ぐようにナット部材2に固定されており、ねじ軸1のボール転走溝11を転走してきたボール3は該リターンパイプ23の一方の開口部に到達すると、このリターンパイプ23内に進入し、リターンパイプ23内を転走した後に、他方の開口部から数巻分前のボール転走溝11に戻される。これにより、ボール3がナット部材2内を無限循環するように構成されている。
図2及び図3は前記シール部材の第1実施例を示す正面図及び断面図である。かかるシール部材4は摩擦係数の小さな合成樹脂(例えば、ナイロン6)をリング状に形成したものであり、その中心には前記ねじ軸1が挿通される貫通孔40が形成されている。かかる貫通孔40を囲むシール部材4の内周面にはねじ軸1のボール転動溝11に嵌合する突部42が螺旋状に形成されており、前記貫通孔40にねじ軸1を適合させると、シール部材4の内周面とねじ軸1の表面が隙間なく面接触するようになっている。また、シール部材4の円周上の一カ所には半径方向に傾斜してスリット43が形成されており、かかるスリット43においてシール部材4は分断されている。これにより、シール部材4を前記スリット43において拡開させるようにしてねじ軸1に適合させることができ、シール部材4が適度な圧接力でねじ軸1を締めつけ、シール部材4とねじ軸1との面接触を確保することができるようなっている。
このシール部材4の外周面には周方向に沿って延びる突条44が複数形成されており、互いに隣接する突条44と突条44との間はスロット45として形成されている。各スロット45の深さは、例えばシール部材の外径が47mm程度の場合に1mm程度であるが、この深さはシール部材4の外径、シール部材4とナット部材2の嵌め合い状態等により適宜選択可能である。
このように構成されたシール部材4は、ナット部材2の軸方向端面に形成された取付溝24に収容される(図1参照)。かかる取付溝24はねじ軸1を囲むように設けられており、シール部材4の厚さよりも若干深く形成されている。図4は前記シール部材4を取付溝24に収容した状態を示す拡大図である。シール部材4は前記取付溝24に嵌合し、前記止め輪5によって該取付溝24内に係止される。前記止め輪5はバネ性を具備しており、円周方向に等配された複数の係止爪50を取付溝24の入り口近傍に形成された係止溝25に引っ掛けることにより、シール部材4を取付溝24内の奥に向けて付勢し、該取付溝24内に固定する。
シール部材4をナット部材2の取付溝24に対して隙間なく嵌合させると、取付溝24やシール部材4の加工誤差に起因して、ねじ軸1とシール部材4との接触面圧が意図せずして大きくなり、ボールねじ装置の使用中にねじ軸1が熱膨張するといった不都合が想定される。このため、シール部材4はねじ軸1を基準として製作されており、ナット部材2の取付溝24の内径に対しては公差を有している。従って、シール部材4を取付溝24に嵌合させると、かかるシール部材4の外周面、すなわち前記突条44の先端面と取付溝24の内周面との間に公差に対応した隙間が生じることになる。この隙間の大きさは取付溝24の内径の大きさによって異なったものとなる。
前述の如くシール部材4はナット部材2の両端において隙間なくねじ軸1の表面と面接触しているので、かかるねじ軸1が回転すると、ナット部材2の内部でねじ軸1の表面に付着していた潤滑剤はシール部材4によって掻き取られ、掻き取られた潤滑剤はシール部材4を伝わってナット部材1と該シール部材4の隙間に流動する。
しかし、外周面に複数のスロット45が形成されたシール部材4をナット部材2の取付溝24に収容すると、シール部材4の外周面に設けられた各突条44が取付溝24の内周面と対向することで、ナット部材2とシール部材4との間に複数の微小オリフィスが構成され、かかるオリフィスによってナット部材2とシール部材4との隙間に入り込んできた潤滑剤の圧力は減じられることになる。このため、複数の微小オリフィスが繰り返し設けられていることで、ナット部材2の内部から外部へ流出する潤滑剤の圧力は次第に減じられ、結果的にシール部材4とナット部材2との隙間から潤滑剤が外部へ漏出するのを可及的に防止することができるものである。
これは所謂ラビリンスシールと同じ効果であり、それ故、図3に示すシール部材4は、ねじ軸1に対しては接触式シール、ナット部材2に対しては非接触のラビリンスシールとして機能し、それによってナット部材2の内部から外部へ潤滑剤が漏出するのを効果的に防止している。
尚、この第1実施例のシール部材4において、その外周面に形成される突条44の形状は図4に示すような断面矩形状のものに限られず、ナット部材の取付溝と相まって微小オリフィスを形成し得るものであれば、その形状は適宜変更して差し支えない。
次に、図5は本発明のシール部材の第2実施例を示すものである。このシール部材6は前記シール部材4と同様にリング状に形成され、その中心には前記ねじ軸1が挿通される貫通孔60が形成されている。かかる貫通孔60を囲むシール部材6の内周面にはねじ軸1のボール転動溝11に嵌合する突部62が螺旋状に形成されており、前記貫通孔60にねじ軸1を適合させると、シール部材6の内周面とねじ軸1の表面が隙間なく面接触するようになっている。また、シール部材6の円周上の一カ所には半径方向に傾斜してスリットが形成されており、シール部材6を前記スリットにおいて拡開させるようにしてねじ軸1に適合させることができ、シール部材6が適度な圧接力でねじ軸1を締めつけるように構成されている。
この第2実施例のシール部材6の外周面には突条は形成されておらず、かかる外周面は滑らかな週面となっている。もっとも、シール部材6をナット部材2の取付溝24に嵌合させると、かかるシール部材6の外周面と取付溝24の内周面との間に公差に対応した隙間が生じる点は第1実施例と同じである。
また、シール部材6の軸方向の一側面には円筒壁63が軸方向へ延びるようにして立設されており、かかる円筒壁63はシール部材6の貫通孔60を外径側から取り囲んでいる。
このように構成されたシール部材6は、前記円筒壁63を先頭にしてナット部材2の取付溝24に収容される。図6は前記シール部材6を取付溝24に収容した状態を示す拡大図である。シール部材6は前記取付溝24に嵌合し、前記止め輪5によって該取付溝24内に係止される。前記止め輪5はバネ性を具備しており、円周方向に等配された複数の係止爪50を取付溝24の入り口近傍に形成された係止溝25に引っ掛けることにより、シール部材6を取付溝24内の奥に向けて付勢し、該取付溝24内に固定する。すなわち、止め輪5をナット部材2の係止溝25に嵌合させることにより、シール部材6の円筒壁63の先端がナット部材2の取付溝24の最深部の側壁26に突き当たるようになっている。
前記円筒壁63は薄く形成されているので、その先端の面積は小さく、かかる円筒壁63の先端を取付溝24の側壁26に突き当てると、両者の接触面圧は高くなり、円筒壁63の先端をナット部材2に対して確実に密着させることができる。これにより、シール部材6によってねじ軸1から掻き取られた潤滑剤がシール部材6とナット部材2との隙間から外部へ漏出するのを可及的に防止することができる。
前記円筒壁63の先端とナット部材2との間のシール性を良好なものにするためには、前記円筒壁63の先端部を厚さが徐々に薄くなるリップ状に形成し、かかるリップ部を取付溝24の側壁26に圧接させるのが好ましい。

Claims (6)

  1. ボールを介してねじ軸とナット部材とが互いに螺合したボールねじ装置に使用され、かかるナット部材に装着されると共に、前記ねじ軸の外周面に面接触し、これらナット部材とねじ軸との隙間を密封するシール部材であって、
    リング状に形成されると共に、その外周面には周方向に沿って延びる複数の突条が形成され、
    前記ねじ軸を囲むようにして前記ナット部材の軸方向端面に形成された取付溝に収容されると共に、前記突条の先端面と前記取付溝の内周面とが隙間を介して対向し、当該隙間が微小オリフィスを形成し、
    前記ナット部材に固定された止め輪によって該ナット部材に係止されることを特徴とするシール部材。
  2. 前記突条はシール部材の外周面に複数のスロットを形成することで設けられていることを特徴とする請求項1記載のシール部材。
  3. 外周面に螺旋状のボール転動溝が形成されたねじ軸と、多数のボールを介して前記ねじ軸に螺合するナット部材と、前記ねじ軸を囲むように前記ナット部材の軸方向端面に形成された取付溝に収容されると共に、前記ねじ軸の外周面に面接触し、前記ナット部材とねじ軸との隙間を密封するシール部材とを備えたボールねじ装置において、
    前記シール部材は、請求項1記載のシール部材であることを特徴とするボールねじ装置。
  4. ボールを介してねじ軸とナット部材とが互いに螺合したボールねじ装置に使用され、かかるナット部材に装着されると共に、前記ねじ軸の外周面に面接触し、これらナット部材とねじ軸との隙間を密封するシール部材であって、
    リング状に形成されると共に、その軸方向の一側面には円筒壁が立設され、
    前記ねじ軸を囲むようにして前記ナット部材の軸方向端面に形成された取付溝に収容され、外周面と前記取付溝の内周面との間に隙間が形成される一方、前記円筒壁の先端がナット部材の取付溝の側壁に突き当てられ、
    前記ナット部材に固定された止め輪によって該ナット部材に係止されることを特徴とするシール部材。
  5. 前記ナット部材に突き当てられる円筒壁の先端部にシールリップ部が設けられていることを特徴とする請求項4記載のシール部材。
  6. 外周面に螺旋状のボール転動溝が形成されたねじ軸と、多数のボールを介して前記ねじ軸に螺合するナット部材と、前記ねじ軸を囲むように前記ナット部材の軸方向端面に形成された取付溝に収容されると共に、前記ねじ軸の外周面に面接触し、前記ナット部材とねじ軸との隙間を密封するシール部材とを備えたボールねじ装置において、
    前記シール部材は請求項4記載のシール部材であり、軸方向へ付勢された状態で前記取付溝に収容されていることを特徴とするボールねじ装置。
JP2007509155A 2005-03-24 2006-01-31 ボールねじ装置のシール部材 Expired - Fee Related JP4889628B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007509155A JP4889628B2 (ja) 2005-03-24 2006-01-31 ボールねじ装置のシール部材

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005086141 2005-03-24
JP2005086141 2005-03-24
PCT/JP2006/301509 WO2006100831A1 (ja) 2005-03-24 2006-01-31 ボールねじ装置のシール部材
JP2007509155A JP4889628B2 (ja) 2005-03-24 2006-01-31 ボールねじ装置のシール部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006100831A1 JPWO2006100831A1 (ja) 2008-08-28
JP4889628B2 true JP4889628B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=37023519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007509155A Expired - Fee Related JP4889628B2 (ja) 2005-03-24 2006-01-31 ボールねじ装置のシール部材

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4889628B2 (ja)
WO (1) WO2006100831A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2973468B1 (fr) * 2011-03-30 2014-01-17 Jtekt Europe Sas Direction assistee de vehicule automobile avec transmission de l'effort d'assistance par vis a billes
CN106812900B (zh) * 2015-11-27 2019-04-05 上银科技股份有限公司 用于滚珠螺杆的防尘元件
JP7083464B2 (ja) * 2018-04-16 2022-06-13 Ckd株式会社 電動アクチュエータ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924264B1 (ja) * 1969-01-16 1974-06-21
JPS59172812A (ja) * 1983-03-22 1984-09-29 Sumitomo Electric Ind Ltd 導波管入力ミキサ回路
JPH1030704A (ja) * 1996-07-18 1998-02-03 Nippon Seiko Kk 送りねじ装置
JPH10205605A (ja) * 1997-01-24 1998-08-04 Nippon Seiko Kk ボールねじのシール

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59172812U (ja) * 1983-05-06 1984-11-19 株式会社 テ−エチケ− ボ−ルねじシ−ル用止め輪
JPH0587291U (ja) * 1992-04-27 1993-11-26 三菱重工業株式会社 ポンプ主軸の冷却装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924264B1 (ja) * 1969-01-16 1974-06-21
JPS59172812A (ja) * 1983-03-22 1984-09-29 Sumitomo Electric Ind Ltd 導波管入力ミキサ回路
JPH1030704A (ja) * 1996-07-18 1998-02-03 Nippon Seiko Kk 送りねじ装置
JPH10205605A (ja) * 1997-01-24 1998-08-04 Nippon Seiko Kk ボールねじのシール

Also Published As

Publication number Publication date
WO2006100831A1 (ja) 2006-09-28
JPWO2006100831A1 (ja) 2008-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004019921A (ja) 超薄肉形転がり軸受
JP5195434B2 (ja) ボールねじ
JP4889628B2 (ja) ボールねじ装置のシール部材
JP2008045632A (ja) ボールねじ装置およびその製造方法
JP2007232051A (ja) ボールねじ装置
JP2007255661A (ja) ボールねじ装置
JP5821926B2 (ja) ボールねじ装置用シール
WO2015151804A1 (ja) ボールねじ装置
JP2007051761A (ja) 転がり軸受のシール構造
JP2006022891A (ja) 玉軸受用保持器
WO2019163557A1 (ja) 密封装置
JP5076638B2 (ja) ボールねじ装置
JP5266947B2 (ja) 玉軸受
JP2007255662A (ja) ボールねじ装置
JP7198054B2 (ja) 車輪用軸受装置用のセンサホルダおよびそれを備える車輪用軸受装置
JP2010156376A (ja) 転がり軸受装置
JP2008298228A (ja) 玉軸受用保持器
JP6981143B2 (ja) シール付き玉軸受
JP5598131B2 (ja) ボールねじ装置
JP2008240776A (ja) アンギュラ玉軸受
JP6722517B2 (ja) 密封装置
JP2009019707A (ja) シール構造及び軸受ユニット
JP6707869B2 (ja) ボールねじ用シール、ボールねじ
JP4985844B2 (ja) ボールねじ装置およびその製造方法
JP2005214362A (ja) 直動案内軸受装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080609

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4889628

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees