JP4886810B2 - ランフラットタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ランフラットタイヤに関し、さらに詳しくは、耐熱性が改良されたゴム組成物を用いたランフラットタイヤに関する。
従来より、サイドウォール部の剛性を上げるためにゴム組成物単体或いは、ゴム組成物と繊維などの複合体による補強層が配設されている。しかし、これらに用いられるゴム組成物には、とくに、タイヤのパンクなどによりタイヤの内部圧力(以下、内圧という)が下がった状態で走行する、いわゆる、ランフラット走行時のように、温度が200℃以上にもなると、加硫などによって得られた架橋部、または、ゴム成分をなしているポリマー自体が切断されてしまう傾向がある。これにより、弾性率が低下するためタイヤのたわみが増加し発熱が進み、あるいは、ゴムの破壊限界が低下し、その結果、タイヤは、比較的早期に故障に至ってしまう。
故障に至るのをできるだけ遅くする手段の一つとして、配合を変えることにより用いるゴム組成物の弾性率をできるだけ大きく、あるいは、そのtanδをできるだけ小さく設定し、ゴム組成物自体の発熱を抑制する方法があるが、配合面からのアプローチには限界が有り、一定以上の耐久距離を確保するためには、ゴム補強層及びビードフィラーを増量するしかなく、通常走行時において乗り心地性の悪化、騒音レベルの悪化、重量の増加を招いているのが現状であった。
そこで、本発明の目的は、耐熱性が改良されたゴム組成物を提供すること、及び、該ゴム組成物を、空気入りタイヤ、特に、サイドウォール部補強用のゴム組成物や、ビードフィラーのゴム組成物に用いることにより、耐久性が改良された空気入りタイヤを提供することにある。
本発明者らは、ゴム組成物の耐熱性を上げるべく、種々の配合薬品について鋭意研究した結果、特定の化合物を配合することにより、ゴム組成物の耐熱性を大幅に向上できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、以下の構成とする。
(1) ゴム補強層によって補強されたサイドウォール部を有し、
該ゴム補強層が、昇温条件で測定したときの動的貯蔵弾性率の温度による変化を示す図において、100℃以上に存在する動的貯蔵弾性率の急激な降下前であって、動的貯蔵弾性率がほぼ直線的な変化を示す部分の外挿線Aと急激な降下部分の外挿線Bとの交点の温度が170℃以上であるゴム組成物を含むランフラットタイヤ。
(2) ゴムフィラーで補強されたビード部を有し、
該ゴムフィラーに昇温条件で測定したときの動的貯蔵弾性率の温度による変化を示す図において、100℃以上に存在する動的貯蔵弾性率の急激な降下前であって、動的貯蔵弾性率がほぼ直線的な変化を示す部分の外挿線Aと急激な降下部分の外挿線Bとの交点の温度が170℃以上であるゴム組成物を用いたランフラットタイヤ。
(3) 前記ゴム組成物に、1,6−ヘキサメチレンジチオ硫酸ナトリウム・二水和物を配合したことを特徴とする(1)又は(2)に記載のランフラットタイヤ。
(4) 前記1,6−ヘキサメチレンジチオ硫酸ナトリウム・二水和物の配合量がゴム成分100重量部に対し1重量部から10重量部であることを特徴とする(3)に記載のランフラットタイヤ。
(5) 前記ゴム組成物に、1分子中にエステル基を2個以上有する化合物を配合したことを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載のランフラットタイヤ。
(6) ゴム補強層によって補強されたサイドウォール部を有し、
該ゴム補強層が、昇温条件で測定したときの動的貯蔵弾性率の温度による変化を示す図において、180℃から200℃における貯蔵弾性率の最大値と最小値の差ΔE’が2.5メガパスカル(MPa)以下であるゴム組成物を含むランフラットタイヤ。
(7) ゴムフィラーで補強されたビード部を有し、
該ゴムフィラーに昇温条件で測定したときの動的貯蔵弾性率の温度による変化を示す図において、180℃から200℃における貯蔵弾性率の最大値と最小値の差ΔE’が2.5メガパスカル(MPa)以下であるゴム組成物を用いたランフラットタイヤ。
(8) 前記ゴム組成物が、1分子中にエステル基を2個以上有する化合物を配合したことを特徴とする(6)又は(7)に記載のランフラットタイヤ。
(9) 前記1分子中にエステル基を2個以上有する化合物がアクリレートまたはメタクリレートであることを特徴とする特許請求の範囲8)に記載のランフラットタイヤ。
(10) 前記1分子中にエステル基を2個以上有する化合物が多価のアルコールとアクリル酸またはメタクリル酸との多価エステルであることを特徴とする(8)に記載のランフラットタイヤ。
(11) 前記1分子中にエステル基を2個以上有する化合物を構成する多価アルコールが、テトラメチロールメタン、トリメチロールプロパン、及び、これらの多量体からなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする(10)に記載のランフラットタイヤ。
(12) 前記多価アルコールが、テトラメチロールメタンの二量体またはトリメチロールプロパンであることを特徴とする(11)に記載のランフラットタイヤ。
(13) 前記1分子中にエステル基を2個以上有する化合物の配合量が、ゴム成分100重量部に対して0.5重量部から20重量部であることを特徴とする(6)から(12)のいずれかに記載のランフラットタイヤ。
(14) 1,6−ヘキサメチレンジチオ硫酸ナトリウム・二水和物を配合した、タイヤのサイド補強層用、及び/又は、タイヤのビードフィラー用ゴム組成物を、ゴム補強層によって補強されたサイドウォール部、及び/又は、ゴムフィラーで補強されたビード部に用いてなるランフラットタイヤ。
(15) 1分子中にエステル基を2個以上有する化合物を配合した、タイヤのサイド補強層用、及び/又は、タイヤのビードフィラー用ゴム組成物を、ゴム補強層によって補強されたサイドウォール部、及び/又は、ゴムフィラーで補強されたビード部に用いてなるランフラットタイヤ。
(16) 1,6−ヘキサメチレンジチオ硫酸ナトリウム・二水和物、及び、1分子中にエステル基を2個以上有する化合物を配合した、タイヤのサイド補強層用、及び/又は、タイヤのビードフィラー用ゴム組成物を、ゴム補強層によって補強されたサイドウォール部、及び/又は、ゴムフィラーで補強されたビード部に用いてなるランフラットタイヤ。
ゴム組成物の昇温条件で測定したときの動的貯蔵弾性率の温度による変化を示す図において、100℃以上に存在する動的貯蔵弾性率の急激な降下前であって、貯蔵弾性率がほぼ直線的な変化を示す部分の外挿線Aと急激な降下部分の外挿線Bとの交点の温度を170℃以上に設定することにより、或いは、ゴム組成物の昇温条件で測定したときの動的貯蔵弾性率の温度による変化を示す図において、180℃から200℃における貯蔵弾性率の最大値と最小値の差ΔE’を2.5メガパスカル(MPa)以下に設定することにより、ゴム組成物の物性の温度依存性を小さくすることができ、さらに、このゴム組成物を空気入りタイヤの特にはサイドウォール部のゴム補強層、ビードフィラーに用いることにより、タイヤの耐久性を大幅に改善することができる。
本発明のタイヤ断面の1例を表わす図である。 昇温条件で測定したときの動的貯蔵弾性率の温度に対する変化を表わす図である。 昇温条件で測定したときの動的貯蔵弾性率の温度による変化を表わす図において、100℃以上に存在する動的貯蔵弾性率の急激な降下前であって、動的貯蔵弾性率がほぼ直線的な変化を示す部分の外挿線Aと急激な降下部分の外挿線Bとの交点Cを表わす図である。
本発明のゴム組成物は、昇温条件で測定したときの動的貯蔵弾性率の温度による変化を示す図において、100℃以上に存在する動的貯蔵弾性率の急激な降下前であって、貯蔵弾性率がほぼ直線的な変化を示す部分の外挿線Aと急激な降下部分の外挿線Bとの交点の温度が170℃以上であることを特徴とする。ここで、昇温条件で測定したときの動的貯蔵弾性率の温度による変化を示す図において、100℃以上に存在する動的貯蔵弾性率の急激な降下前であって、貯蔵弾性率がほぼ直線的な変化を示す部分の外挿線Aと急激な降下部分の外挿線Bとの交点の温度とは、図3で示す温度Cのことである。
温度Cを170℃以上としたのは、この温度が低すぎると、高温でのゴム組成物の耐久性が十分でなく成り、結果として、特にランフラット走行時の耐久性の向上が十分でなくなるためである。
なお、外挿線Aは、動的貯蔵弾性率の温度による変化を示す図において、100℃以上での動的貯蔵弾性率の急激な降下前であって動的貯蔵弾性率がほぼ直線状になる部分を外挿して得られる線である。外挿線と動的貯蔵弾性率を示す線とは、少なくとも20℃にわたって、好ましくは、少なくとも40℃にわたって接するのがよい。また、外挿線Bは、動的貯蔵弾性率が急激に降下する部分を外挿して得られる線である。外挿線Bと動的貯蔵弾性率を示す線とは、少なくとも10℃にわたって接するのが良く、好ましくは、少なくとも15℃にわたって接するのがよい。
本発明では、熱老化防止剤として1,6−ヘキサメチレンジチオ硫酸ナトリウム・二水和物を配合することが好ましい。1,6−ヘキサメチレンジチオ硫酸ナトリウム・二水和物は、ゴム成分を構成する重合体の鎖切断を抑制できるため、容易に温度Cを170℃以上とすることができる。
1,6−ヘキサメチレンジチオ硫酸ナトリウム・二水和物の配合量は特に制限されないが、本発明の目的を達成する点において、ゴム成分100重量部に対して1重量部から10重量部であることが好ましい。
また、本発明では、劣化防止剤として、ゴム組成物に1分子中にエステル基を2個以上有する化合物を配合することができる。本発明で好適に用いる劣化抑止剤は、170℃未満では、加硫に対して実質的に不活性であり、従って、加硫温度(通常160℃前後)においては架橋に関与せず弾性率は設計目標以上に増加しない。一方、ゴム組成物の温度が170℃以上になると、ゴムの劣化が始まり、架橋点やポリマー鎖の切断が起こり始めるが、一方で、該劣化抑止剤によるポリマーの再架橋も進むため、弾性率の低下が抑えられ、その結果、高温下でも発熱が抑制される。
1分子中にエステル基を2個以上有する化合物としては、特に制限はないが、アクリレートまたはメタクリレート、特には、多価のアルコールとアクリル酸またはメタクリル酸との多価エステルであることが好ましい。
多価アルコールとしては、メチレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、等のアルキレングリコール及びその多量体、さらには、これらのメチロール置換体、エリスリトール等のケトロース類、ポリアルコキシフェニルプロパンなどのポリアルキレンオキサイド基を含有する化合物、アルコール性水酸基を2つ以上有するポリエステル類または、オリゴエステル類等が挙げられ、その中でも特に好ましいのは、アルキレングリコールのメチロール置換体、及び、その多量体である。
1分子中に2個以上のエステル基を有する化合物の具体例としては、1,3−ブチレングリコールジアクリレート、1,5−ペンタンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、ビス(4−アクリロキシ)ポリエトキシフェニルプロパンオリゴエステルジアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、テトラメチロールメタンテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、オリゴエステルポリアクリレート、ジプロピレングリコールジメタクリレート、トリメチロールエタントリメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ジ(テトラメチロールメタン)ペンタメタクリレート、ジ(テトラメチロールメタン)トリメタクリレート等が挙げられるが、その中でも特に好ましいのは、ジ(テトラメチロールメタン)ペンタメタクリレート、ジ(テトラメチロールメタン)トリメタクリレート、及び、トリメチロールプロパントリメタクリレートである。これらの化合物は、単独で用いても、2種以上を混合して用いてもよい。
これら、1分子中にエステル基を2個以上有する化合物の配合量は、本発明の目的を達成する点において、ゴム成分100重量部あたり、0.5〜20重量部であることが好ましく、さらに好ましくは、1.0〜15重量部である。
つまり、本発明のゴム組成物は、熱老化防止剤の働きで鎖切断の発生を抑制することができ、また、劣化防止剤を加えることにより、鎖切断が発生しても、これを再架橋し、特にゴム組成物の動的貯蔵弾性率の180℃から200℃まででの変位巾を2.5MPa以下に抑えることができる。さらに、両者を同時に加えることにより、更に耐熱耐久性の高いゴム組成物を得ることができる。この場合、ゴム組成物の動的貯蔵弾性率の170℃から200℃まででの変位巾が3MPa以下であることが好ましい。
本発明で用いられるゴム成分としては、とくに制限はなく、通常用いられるものを適宜選択することができ、例えば、天然ゴム(NR)、合成ポリイソプレンゴム(IR)、ポリブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエン共重合体(SBR)、ブチルゴム(IIR)、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)等が挙げられる。これらは単独で用いても、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明のゴム組成物には、上記の他、通常、ゴム業界で用いられる、硫黄、過酸化物などの架橋剤、架橋促進剤、老化防止剤、軟化剤、補強性充填材、無機充填材等の配合剤を適宜配合することができる。また、本発明のゴム組成物は、さらに、いろいろな材質の粒子、繊維、布等との複合体としてもよい。
本発明の空気入りタイヤは、上記のゴム組成物を含むゴム部材を有することが必要であり、好ましくは、その部材は、ビードフィラーまたは、サイドウォール部に配設するゴム補強層である。
ここで、空気入りタイヤ、特に、ビードフィラー及びサイドウォール部に付いて、図1を参照しながら簡単に説明する。図1は、空気入りタイヤ1の概略断面図である。カーカス2は、折り返しカーカスプライ2a及び、ダウンカーカスプライ2bを有し、補強コードは、面10にほぼ垂直な方向に配されている。ベルト3の二層が、カーカスプライ2のクラウン部、タイヤ半径方向外側に配置され、トレッド8が、ベルト3のタイヤ半径方向外側に配置される。更に、トレッド8の両側には、サイドウォールが配置される。
折り返しカーカスプライ2aの両端部は、ビードコアの周りに折り返され、折り返し端部を形成する。硬いゴム組成物から成るビードフィラー5は、折り返しカーカスプライ2aとその折り返し端部との間であり、かつ、ビードコア4のタイヤ半径方向外側に配置されている。ダウンカーカスプライ2bは、サイドウォール部6と折り返しカーカスプライ2aの折り返し端部との間に配置される。折り返しカーカスプライ2aのサイドウォール部の内側外周方向面に、三日月状の断面形状を有するゴム補強層7が配置されている。
ビードフィラー、及び/または、サイド補強ゴム双方のゴム組成物は、1,6−ヘキサメチレンジチオ硫酸ナトリウム・二水和物、または、1分子中にエステル基を二個以上有する化合物を有するのが良く、両者を有すると更に良い。このゴム組成物は、160℃における動的貯蔵弾性率E′が8MPa以上であるのが良く、好ましくは、10MPa、より好ましくは、13MPa以上である。
タイヤ走行時、特に、タイヤ内圧が低下した、いわゆる、ランフラット走行時には、荷重によるタイヤの変形は大変大きくなり、特にサイドウォール部における、変形による発熱が大きく、サイドウォール部の故障が大きな問題となっている。
前述のように、本発明のゴム組成物は、低温であれば、設計目標どおりの弾性率を維持することができるので、通常走行時において、弾性率の増加による乗心地性、騒音レベルの悪化は実質的に起こらない。一方、タイヤのパンクなどによる大きな変形のため、ゴム組成物の温度が170℃以上になっても弾性率の低下が抑えられるため、高温下での発熱が抑制され、タイヤの耐久性を向上することができる。
従って、このようなゴム組成物を、タイヤに、好ましくは、タイヤのサイドウォール部のゴム補強層又はビードフィラーに使用することにより、特にタイヤサイドウォール部の耐久性を向上させることができ、結果として、例えば、ランフラット走行距離が大幅に伸びることとなる。つまり、本発明は、ランフラット走行時の安全性を重視した、いわゆる、ランフラットタイヤにより有効に用いることができる。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明の主旨を越えないかぎり、本実施例に限定されることはない。また、実施例中の部及び%は、特に断らないかぎり重量基準である。各種の測定は、下記の方法によった。
(1)ゴム組成物の粘弾性は、160℃で12分加硫した、厚さ2mmのスラブシートより切り出した幅5mm、長さ20mmの試料の動的貯蔵弾性率(E’)を、東洋精機(株)製スペクトロメータを使用して、初期荷重160g、動的歪1%、周波数52Hzの測定条件で、20℃〜250℃の温度範囲で、3℃/分の昇温速度にて測定した。
タイヤランフラット耐久性内圧3.0kg/cm2でリム組みし、38℃の室温中に24時間放置後、バルブのコアを抜き内圧を大気圧として、荷重570kg、速度89km/hrs、室温38℃の条件でドラム走行テストを行った。この時の故障発生までの走行距離をランフラット耐久性とし、コントロールを100とした指数で表わした。指数が大きいほど、ランフラット耐久性は良好である。
表1の配合に従いゴム組成物を調製し、動的貯蔵弾性率E’を測定した。結果を表1に示す。
Figure 0004886810
量は全て重量部*1:BR01 (商標 JSR(株)製)
*2:FEF
*3:スピンドルオイル
*4:ノクラック6C (商標 大内新興化学工業(株)製)
*5:ノクセラーNS (商標 大内新興化学工業(株)製)
*6:1、6−ヘキサメチレンジチオ硫酸ナトリウム・ 二水和物
*7:KAYARAD D310 (商標 日本化薬(株)製)
*8:貯蔵弾性率E’の170℃から200℃まででの変位巾
表1から判るように、熱老化防止剤を配合した本発明のゴム組成物は、ゴム成分の種類、カーボンブラックの量などに関わらず、昇温条件で測定したときの動的貯蔵弾性率の温度による変化を示す図において、100℃以上に存在する動的貯蔵弾性率の急激な降下前であって、貯蔵弾性率がほぼ直線的な変化を示す部分の外挿線Aと急激な降下部分の外挿線Bとの交点の温度が170℃以上であり、また、劣化防止剤を併用している実施例12から実施例16においては、170℃〜200℃における動的貯蔵弾性率の温度依存性が少なくなっている。
さらに、各ゴム組成物をサイドウォール部に配設されたゴム補強層のゴム組成物に用いてサイズ225/60R16の乗用車用ラジアルタイヤを常法によって製造し、耐久性試験を行った。結果を表1に示す。表中、実施例17及び実施例18はゴム補強層と同じゴム組成物をビードフィラーのゴム組成物にも用いている。
次に、表2の配合に従い、劣化防止剤を配合したゴム組成物を調製し、動的貯蔵弾性率E’を測定した。結果を表2に示す。
Figure 0004886810
量は全て重量部
*1:BR01 (商標 JSR(株)製)
*2:FEF
*3:スピンドルオイル
*4:ノクラック6C (商標 大内新興化学工業(株)製)
*5:ノクセラーNS (商標 大内新興化学工業(株)製)
*6:KAYARAD D310 (商標 日本化薬(株)製)
*7:KAYARAD TMPTA (商標 日本化薬(株)製)
*8:貯蔵弾性率E’の180℃から200℃まででの変位巾
表2から判るように、劣化防止剤を配合した本発明のゴム組成物も、ゴム成分の種類、カーボンブラックの量などに関わらず、貯蔵弾性率E’の180℃から200℃における動的貯蔵弾性率の温度依存性が少なくなっている。
さらに、各ゴム組成物をサイドウォール部に配設されたゴム補強層のゴム組成物に用いてサイズ225/60R16の乗用車用ラジアルタイヤを常法によって製造し、耐久性試験を行った。結果を表2に示す。
表1、及び、表2の結果から判るように、本発明のゴム組成物をゴム補強層のゴム組成物に用いることにより、ランフラット耐久性を向上できることが判る。また、実施例17及び18から判るように、本発明のゴム組成物をビードフィラーゴムにも用いることにより、タイヤのランフラット耐久性はさらに向上する。
1 :乗用車用空気入りタイヤ
2 :カーカスプライ
2a:折り返しカーカスプライ
2b:ダウンカーカスプライ
3 :ベルト
4 :ビードコア
5 :ビードフィラー
6 :サイドウォール
7 :ゴム補強層
C :昇温条件で測定したときの動的貯蔵弾性率の温度による変化を表わす図において、100℃以上に存在する動的貯蔵弾性率の急激な降下前であって、動的貯蔵弾性率がほぼ直線的な変化を示す部分の外挿線Aと急激な降下部分の外挿線Bとの交点の温度

Claims (16)

  1. ゴム補強層によって補強されたサイドウォール部を有し、
    該ゴム補強層が、昇温条件で測定したときの動的貯蔵弾性率の温度による変化を示す図において、100℃以上に存在する動的貯蔵弾性率の急激な降下前であって、動的貯蔵弾性率がほぼ直線的な変化を示す部分の外挿線Aと急激な降下部分の外挿線Bとの交点の温度が170℃以上であるゴム組成物を含むランフラットタイヤ。
  2. ゴムフィラーで補強されたビード部を有し、
    該ゴムフィラーに昇温条件で測定したときの動的貯蔵弾性率の温度による変化を示す図において、100℃以上に存在する動的貯蔵弾性率の急激な降下前であって、動的貯蔵弾性率がほぼ直線的な変化を示す部分の外挿線Aと急激な降下部分の外挿線Bとの交点の温度が170℃以上であるゴム組成物を用いたランフラットタイヤ。
  3. 前記ゴム組成物に、1,6−ヘキサメチレンジチオ硫酸ナトリウム・二水和物を配合したことを特徴とする特許請求の範囲1又は2項に記載のランフラットタイヤ。
  4. 前記1,6−ヘキサメチレンジチオ硫酸ナトリウム・二水和物の配合量がゴム成分100重量部に対し1重量部から10重量部であることを特徴とする特許請求の範囲3項に記載のランフラットタイヤ。
  5. 前記ゴム組成物に、1分子中にエステル基を2個以上有する化合物を配合したことを特徴とする特許請求の範囲1項から4項のいずれかに記載のランフラットタイヤ。
  6. ゴム補強層によって補強されたサイドウォール部を有し、
    該ゴム補強層が、昇温条件で測定したときの動的貯蔵弾性率の温度による変化を示す図において、180℃から200℃における貯蔵弾性率の最大値と最小値の差ΔE’が2.5メガパスカル(MPa)以下であるゴム組成物を含むランフラットタイヤ。
  7. ゴムフィラーで補強されたビード部を有し、
    該ゴムフィラーに昇温条件で測定したときの動的貯蔵弾性率の温度による変化を示す図において、180℃から200℃における貯蔵弾性率の最大値と最小値の差ΔE’が2.5メガパスカル(MPa)以下であるゴム組成物を用いたランフラットタイヤ。
  8. 前記ゴム組成物が、1分子中にエステル基を2個以上有する化合物を配合したことを特徴とする特許請求の範囲6又は7項に記載のランフラットタイヤ。
  9. 前記1分子中にエステル基を2個以上有する化合物がアクリレートまたはメタクリレートであることを特徴とする特許請求の範囲8項に記載のランフラットタイヤ。
  10. 前記1分子中にエステル基を2個以上有する化合物が多価のアルコールとアクリル酸またはメタクリル酸との多価エステルであることを特徴とする特許請求の範囲8項に記載のランフラットタイヤ。
  11. 前記1分子中にエステル基を2個以上有する化合物を構成する多価アルコールが、テトラメチロールメタン、トリメチロールプロパン、及び、これらの多量体からなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする特許請求の範囲10項に記載のランフラットタイヤ。
  12. 前記多価アルコールが、テトラメチロールメタンの二量体またはトリメチロールプロパンであることを特徴とする特許請求の範囲11項に記載のランフラットタイヤ。
  13. 前記1分子中にエステル基を2個以上有する化合物の配合量が、ゴム成分100重量部に対して0.5重量部から20重量部であることを特徴とする特許請求の範囲6項から12項のいずれかに記載のランフラットタイヤ。
  14. 1,6−ヘキサメチレンジチオ硫酸ナトリウム・二水和物を配合した、タイヤのサイド補強層用、及び/又は、タイヤのビードフィラー用ゴム組成物を、ゴム補強層によって補強されたサイドウォール部、及び/又は、ゴムフィラーで補強されたビード部に用いてなるランフラットタイヤ。
  15. 1分子中にエステル基を2個以上有する化合物を配合した、タイヤのサイド補強層用、及び/又は、タイヤのビードフィラー用ゴム組成物を、ゴム補強層によって補強されたサイドウォール部、及び/又は、ゴムフィラーで補強されたビード部に用いてなるランフラットタイヤ。
  16. 1,6−ヘキサメチレンジチオ硫酸ナトリウム・二水和物、及び、1分子中にエステル基を2個以上有する化合物を配合した、タイヤのサイド補強層用、及び/又は、タイヤのビードフィラー用ゴム組成物を、ゴム補強層によって補強されたサイドウォール部、及び/又は、ゴムフィラーで補強されたビード部に用いてなるランフラットタイヤ。
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