JP4878514B2 - インクジェット記録装置及びその記録装置の洗浄方法 - Google Patents

インクジェット記録装置及びその記録装置の洗浄方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4878514B2
JP4878514B2 JP2006187020A JP2006187020A JP4878514B2 JP 4878514 B2 JP4878514 B2 JP 4878514B2 JP 2006187020 A JP2006187020 A JP 2006187020A JP 2006187020 A JP2006187020 A JP 2006187020A JP 4878514 B2 JP4878514 B2 JP 4878514B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
waste liquid
cleaning
tank
path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006187020A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008012819A (ja
Inventor
英治 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2006187020A priority Critical patent/JP4878514B2/ja
Publication of JP2008012819A publication Critical patent/JP2008012819A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4878514B2 publication Critical patent/JP4878514B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は、インクを循環させつつインクジェットヘッドのノズルからインクを吐出するインクジェット記録装置及びその記録装置の洗浄方法に関する。
従来、インクジェット記録装置では、インクジェットヘッドの圧力室内のインクを加圧することにより、圧力室に設けたノズルからインク滴を吐出させて記録媒体上に付着させ画像記録を行うようになっている。このようなインクジェット記録装置において、インクタンクとインクジェットヘッドをインク循環路で接続し、ポンプを駆動してインクを循環させつつインクジェットヘッドのノズルからインクを吐出するものが知られている。
このようなインク循環方式では、インク循環路からインクジェットヘッドにインクを供給するときインク内に混入しているパーティクル等の混入物がヘッド内に入り込むとノズルが詰まるなどの原因となるため、インク循環路からインクジェットヘッドへのインク供給路にフィルタを設けてインク内に混入している混入物を除去するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−209897号公報
ところで、インクジェット記録装置に使用されるインクは、通常はシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色であるが、近年、インクジェット記録方式が産業用途、特に、電子部品実装基板の印刷に応用されるようになり、使用するインクに白インクが用いられるようになった。
このような用途に使用される白インクは、顔料として酸化チタンが使用され、通常にインクに比べて顔料の粒径が大きく、比重も大きい。また、隠蔽率を高めようとするため、インク内に顔料が多く混入され、沈殿しやすくなっている。そこで、記録動作を一定時間行わないようなときにはインクジェットヘッドを洗浄液で洗浄し、次回の記録動作に備えるようにしている。
上述した特許文献のようにインク内に混入している混入物を除去するフィルタを設けたものにおいて、洗浄液で洗浄する場合に、フィルタに対してインクと同じ方向から洗浄液を通過させたのではフィルタに付着している混入物は除去されずに溜まり続け、やがてはフィルタが目詰まりを起こすことになる。
そこで、本発明は、洗浄液による洗浄時にフィルタに付着している混合物を廃液とともに除去することができるインクジェット記録装置及びその記録装置の洗浄方法を提供する。
本発明の一態様は、インクタンクからインクを、第1のインク循環路、フィルタ、インクジェットヘッド、第2のインク循環路を順次経由してインクタンクへ戻るように循環させつつインクジェットヘッドのノズルからインクを吐出するインクジェット記録装置において、洗浄液を蓄えた洗浄液タンクと、この洗浄液タンクの洗浄液を送込む送液機構と、廃液を収容する廃液タンクと、第1のインク循環路の途中に設けられ、インクジェットヘッドへのインクの循環とインクジェットヘッドから廃液タンクへの廃液の排出を切替える第1の切替え機構と、第2のインク循環路の途中に設けられ、洗浄液タンクから送液機構によって送込まれる洗浄液のインクジェットヘッドへの供給とインクジェットヘッドからインクタンクへのインクの循環を切替える第2の切替え機構と、インクジェットヘッドのノズル面に対して着脱自在に設けられ、ノズルからの廃液を受ける廃液受け部と、この廃液受け部と廃液タンクとを接続する廃液路と、この廃液路を開閉する廃液路開閉機構と、を備え、洗浄時、第1の切替え機構を廃液の排出側に切替え、第2の切替え機構を洗浄液の供給側に切替えた状態で、廃液路開閉機構を閉塞させて廃液受け部をノズル面に押し当てるとともに送液機構を駆動して洗浄液を送込み、このときインクジェットヘッドからフィルタを介して第1のインク循環路に排出される洗浄液を廃液タンクに排出する第1の洗浄動作と、廃液受け部をノズル面から離間させて廃液路開閉機構を開放するとともに送液機構を駆動して洗浄液を送込み、このときノズルから排出される洗浄液を廃液受け部で受け、廃液路を介して廃液タンクに排出する第2の洗浄動作と、を実行するインクジェット記録装置にある。
また、本発明の他の一態様は、インクタンクからインクを、第1のインク循環路、フィルタ、インクジェットヘッド、第2のインク循環路を順次経由してインクタンクへ戻るように循環させつつインクジェットヘッドのノズルからインクを吐出するインクジェット記録装置において、第1のインク循環路及び第2のインク循環路の途中を閉塞してインクの循環を停止させるステップと、インクの循環を停止させた状態で、インクジェットヘッドのノズル面に対して廃液受け部を押し当てるとともにこの廃液受け部と廃液タンクとを接続する廃液路を閉塞し、第2のインク循環路の途中からインクの循環方向とは逆向きにインクジェットヘッドに洗浄液を送込み、このときインクジェットヘッドからフィルタを介して第1のインク循環路に送り出される洗浄液を第1のインク循環路の途中から廃液タンクに排出させる第1の洗浄ステップと、インクの循環を停止させた状態で、廃液受け部をノズル面から離間させて廃液路を開放するとともに第2のインク循環路の途中からインクの循環方向とは逆向きにインクジェットヘッドに洗浄液を送込み、このときノズルから排出される洗浄液を廃液受け部で受けて廃液路を介して廃液タンクに排出させる第2の洗浄ステップと、を有するインクジェット記録装置の洗浄方法にある。
本発明によれば、洗浄液による洗浄時にフィルタに付着している混合物を廃液とともに除去することができるインクジェット記録装置及びその記録装置の洗浄方法を提供できる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1に示すようにインクを収容したメインタンク1を設け、このメインタンク1からインクタンクとして機能するサブタンク2にインク補給路3を介してインクを補給するようになっている。なお、インクとしては、例えば酸化チタンの顔料を多く含む白インクを使用している。
前記メインタンク1内のインクはサブタンク2内のインク量が所定量以下になると、送液ポンプ(図示せず)の駆動によりインク補給路3を介して送り込まれるようになっている。なお、前記サブタンク2におけるインク量が所定量以下になった否かの検出は、例えば、サブタンク2の重量を重量センサで検出することで検出することができる。また、重量センサ以外でも、液面センサを使用してインクの液面から検出することもできる。
前記サブタンク2からインクジェットヘッド4に、フィルタ5を介してインクを供給する第1のインク循環路6を接続し、前記インクジェットヘッド4から前記サブタンク2に、このサブタンク2へインクを戻す第2のインク循環路7を接続している。前記フィルタ5はインク内に混入しているパーティクル等の混入物を除去するものである。
前記第1のインク循環路6のサブタンク2側の途中にダイヤフラム式などの循環ポンプ8を設け、この循環ポンプ8の動作によって前記サブタンク2内のインクを、第1のインク循環路6→フィルタ5→インクジェットヘッド4→第2のインク循環路7→前記サブタンク2のように循環させ、この状態で前記インクジェットヘッド4を駆動することでノズルからインク滴を吐出し、このインク滴を記録媒体上の付着させることで画像記録を行うようになっている。
前記インクジェットヘッド4は、例えば、多数の圧力室を並べて設け、この各圧力室の後部に共通インク室を設けたライン式のヘッドで、共通インク室から各圧力室にインクの供給を行い、各圧力室内のインクを、圧電素子を使用して加圧することにより、圧力室に設けたノズルからインク滴を吐出させるようになっている。なお、インクの吐出方式としては圧電素子を使用して加圧する方式に限定するものではなく、インクを加熱して吐出させるサーマルインクジェット方式のものであっても良い。
前記サブタンク2は、例えば、マグネットスターラー9を使用して内部のインクを攪拌するようになっている。
前記第1のインク循環路6のフィルタ5側の途中に第1の切替え機構を構成する第1の3ポートバルブVA1を、その第2ポートbと共通ポートである第3ポートcを第1のインク循環路6に連通させて配置している。また、前記第2のインク循環路7のインクジェットヘッド4の途中に第2の切替え機構を構成する第2の3ポートバルブVA2を、その第1ポートaと共通ポートである第3ポートcを第2のインク循環路7に連通させて配置している。
洗浄液を収容した洗浄液タンク10を設け、この洗浄液タンク10にフィルタ11を介して洗浄液を前記第2のインク循環路7に送込むための送液機構として、例えばダイヤフラム式の送液ポンプ12を接続している。そして、この送液ポンプ12の洗浄液送出し口を前記第2の3ポートバルブVA2の第2ポートbに接続している。
前記第1のインク循環路6のサブタンク2側の途中、すなわち、前記循環ポンプ8のインク送出し口の近くに第3の切替え機構を構成する第3の3ポートバルブVA3を配置している。前記第3の3ポートバルブVA3は、第2ポートbと共通ポートである第3ポートcを第1のインク循環路6に連通させている。
前記第1の3ポートバルブVA1は、その第1ポートaを第1の廃液路13の一端に接続している。前記第1の廃液路13の他端を廃液タンク14に接続している。そして、前記第1の廃液路13の途中に第4の3ポートバルブVA4を配置している。前記第4の3ポートバルブVA4は、その第1ポートaを、バイパス路15を経由して前記第3の3ポートバルブVA3の第1ポートaに接続し、その第2ポートbと共通ポートである第3ポートcを前記第1の廃液路13に連通させて配置している。
前記インクジェットヘッド4のノズル面に対して廃液受け16を着脱自在に設け、この廃液受け16がインクジェットヘッド4のノズルから受けた廃液を第2の廃液路17を経由して前記廃液タンク14に排出するようにしている。前記第2の廃液路17の途中にこの廃液路17を開閉する2ポートバルブVA5及び廃液ポンプ18を配置している。
前記循環ポンプ8が動作してサブタンク2内のインクを循環させるときには、前記第1の3ポートバルブVA1は、その第2ポートb−第3ポートcを開放してその第1ポートa−第3ポートcを閉塞し、前記第2の3ポートバルブVA2は、その第1ポートa−第3ポートcを開放してその第2ポートb−第3ポートcを閉塞し、前記第3の3ポートバルブVA3は、その第2ポートb−第3ポートcを開放してその第1ポートa−第3ポートcを閉塞するようにしている。前記第4の3ポートバルブVA4は、インクの循環には関与しないが常時はその第2ポートb−第3ポートcを開放し、その第1ポートa−第3ポートcを閉塞している。
また、前記送液ポンプ12が動作して洗浄液タンク10内の洗浄液でインクジェットヘッド4を洗浄するときには、前記第1の3ポートバルブVA1は、その第2ポートb−第3ポートcを閉塞してその第1ポートa−第3ポートcを開放し、前記第2の3ポートバルブVA2は、その第1ポートa−第3ポートcを閉塞してその第2ポートb−第3ポートcを開放するようにしている。前記第3の3ポートバルブVA3は、第2ポートb−第3ポートcの開放状態を維持する。前記第4の3ポートバルブVA4は、第2ポートb−第3ポートcの開放状態を維持する。
また、洗浄時においては、第1のインク循環路6も洗浄することが選択できる。このときには、前記第1の3ポートバルブVA1は、その第2ポートb−第3ポートcを開放してその第1ポートa−第3ポートcを閉塞し、前記第3の3ポートバルブVA3は、その第1ポートa−第3ポートcを開放してその第2ポートb−第3ポートcを閉塞し、前記第4の3ポートバルブVA4は、第2ポートb−第3ポートcを閉塞し、その第1ポートa−第3ポートcを開放する。
このような構成においては、画像記録のためにインクを循環させるときには、図2に示すように、ステップS1にて、第1のバルブVA1の第2ポートb−第3ポートcを開放し第1ポートa−第3ポートcを閉塞する。また、第2のバルブVA2の第1ポートa−第3ポートcを開放し第2ポートb−第3ポートcを閉塞する。また、第3のバルブVA3の第2ポートb−第3ポートcを開放し第1ポートa−第3ポートcを閉塞する。
この状態でステップS2にて、循環ポンプ8を駆動する。これにより、サブタンク2内のインクが、図中矢印A1、A2で示すように、循環ポンプ8→第1のインク循環路6→フィルタ5→インクジェットヘッド4→第2のインク循環路7→サブタンク2のように循環させる。これにより、第1のインク循環路6、インクジェットヘッド4、第2のインク循環路7内のインクは攪拌された状態になり、インク内における顔料の沈降等は発生しない。また、サブタンク2内のインクはマグネットスターラー9によって攪拌される。こうして、インクジェットヘッド4内の白インクは常にインク吐出に適した状態になっている。
この状態で、ステップS3にて、画像記録が行われる。すなわち、インクジェットヘッド4の圧力室が駆動され、ノズルからインク滴が吐出されて記録媒体上に画像記録が行われる。このインク循環動作は洗浄動作が行われるまで継続される。
そして、インクジェットヘッド4をしばらく動作させないときにはヘッドを洗浄液で洗浄する。すなわち、図3に示すように、ステップS11にて、第1のバルブVA1の第1ポートa−第3ポートcを開放し、第2ポートb−第3ポートcを閉塞する。また、第2のバルブVA2の第2ポートb−第3ポートcを開放し、第1ポートa−第3ポートcを閉塞する。このとき、第4のバルブVA4は第2ポートb−第3ポートcはすでに開放状態にある。また、廃液受け16をインクジェットヘッド4のノズル面の前まで移動させる。
続いて、ステップS12にて、廃液受け16をインクジェットヘッド4のノズル面に押し当て、2ポートバルブVA5を閉塞する。そして、ステップS13にて、送液ポンプ12を一定時間動作させる。
これにより、洗浄液タンク10内の洗浄液が、図中矢印B1、B2で示すように、フィルタ11→送液ポンプ12→第2のバルブVA2のポートa−ポートc→第2のインク循環路7の一部→インクジェットヘッド4→フィルタ5→第1のインク循環路6の一部→第1のバルブVA1のポートa−ポートc→第1の廃液路13→廃液タンク14の経路で流れ、主にインクジェットヘッド4内を洗浄する。
このとき、インクジェットヘッド4のノズル面には廃液受け16が押し当てられているので、ノズルから洗浄液はほとんど漏れることなくインクジェットヘッド4内が効率良く洗浄される。また、インクジェットヘッド4内で洗浄液はインクと混合され、この混合液がフィルタ5を通して第1のバルブVA1から第1の廃液路13へ排出される。
ところで、フィルタ5の第1のバルブVA1側の面にはインクの循環動作時にインク内に混入しているパーティクル等の混入物が付着している。しかし、洗浄時において洗浄液とインクの混合液がインクジェットヘッド4からフィルタ5を通して第1のバルブVA1側へ排出される。このとき、フィルタ5に付着しているパーティクル等の混入物を洗い流して廃液タンク14に排出される。こうして、インクジェットヘッド4の洗浄時にフィルタ5に付着しているパーティクル等の混入物も同時に除去されるので、フィルタ5は目詰まりを起こさずにその機能を充分に果たし続けることができる。
続いて、ステップS14にて、廃液受け16をインクジェットヘッド4のノズル面から若干離間させ、2ポートバルブVA5を開放する。そして、廃液ポンプ18を一定時間だけ動作する。これにより、洗浄液の一部がインクジェットヘッド4の各圧力室及びノズルを経由して廃液受け16に廃液として排出され、圧力室及びノズルの洗浄も行われる。廃液受け16に排出された廃液は第2の廃液路17及び廃液ポンプ18を経由して廃液タンク14に排出される。
この洗浄において洗浄液は主にインクジェットヘッド4の洗浄に使用されるので、洗浄液の使用量を節約できる。
その後、インクジェットヘッド4による画像記録を再開させるときには、廃液受け16を移動させた後、上述した図2の動作手順で制御を行うことになる。
また、第1のインク循環路6にはサブタンク2のインクがそのまま流れるので、フィルタ5を通した後のインクを循環させる第2のインク循環路7に比べてインクの混入物等が付着しやすいという問題が発生する。そこで、第1のインク循環路6を定期的に洗浄する必要が生じる。
このときには、図3のステップS11における3ポートバルブの制御が異なり、前記第1の3ポートバルブVA1の第2ポートb−第3ポートcを開放し第1ポートa−第3ポートcを閉塞する。また、前記第3の3ポートバルブVA3の第1ポートa−第3ポートcを開放し第2ポートb−第3ポートcを閉塞する。また、前記第4の3ポートバルブVA4の第1ポートa−第3ポートcを開放し、第2ポートb−第3ポートcを閉塞する。
ステップS12〜S14の制御は同じである。
このときには、洗浄液タンク10内の洗浄液が、図中矢印B1、C1、C2で示すように、フィルタ11→送液ポンプ12→第2のバルブVA2のポートa−ポートc→第2のインク循環路7の一部→インクジェットヘッド4→フィルタ5→第1のインク循環路6→第3のバルブVA3のポートa−ポートc→バイパス路15→第4のバルブVA4のポートa−ポートc→第1の廃液路13→廃液タンク14の経路で流れ、インクジェットヘッド4内とともに第1のインク循環路6の大半を洗浄することになる。
この場合は、洗浄液の消費量が増加するが、比較的汚れが生じやすい第1のインク循環路6も洗浄することができる。
なお、この実施の形態では第1のインク循環路6も洗浄できようにするため、第3、第4の3ポートバルブVA3、VA4及びバイパス路15を設けたが、第1のインク循環路6の洗浄が不要な場合は、これらは無くても良い。
本発明の一実施の形態に係るインクジェット記録装置の概略構成図。 同実施の形態におけるインクジェットヘッドへのインクの循環させるときの動作手順を示す流れ図。 同実施の形態におけるインクジェットヘッド内を洗浄液で洗浄するときの動作手順を示す流れ図。
符号の説明
2…サブタンク、4…インクジェットヘッド、5…フィルタ、6…第1のインク循環路、7…第2のインク循環路、8…循環ポンプ、10…洗浄液タンク、12…送液ポンプ、VA1…第1の3ポートバルブ、VA2…第2の3ポートバルブ、VA3…第3の3ポートバルブ、VA4…第4の3ポートバルブ。

Claims (4)

  1. インクタンクからインクを、第1のインク循環路、フィルタ、インクジェットヘッド、第2のインク循環路を順次経由して前記インクタンクへ戻るように循環させつつ前記インクジェットヘッドのノズルからインクを吐出するインクジェット記録装置において、
    洗浄液を蓄えた洗浄液タンクと、
    この洗浄液タンクの洗浄液を送込む送液機構と、
    廃液を収容する廃液タンクと、
    前記第1のインク循環路の途中に設けられ、前記インクジェットヘッドへのインクの循環と前記インクジェットヘッドから前記廃液タンクへの廃液の排出を切替える第1の切替え機構と、
    前記第2のインク循環路の途中に設けられ、前記洗浄液タンクから前記送液機構によって送込まれる洗浄液の前記インクジェットヘッドへの供給と前記インクジェットヘッドから前記インクタンクへのインクの循環を切替える第2の切替え機構と、
    前記インクジェットヘッドのノズル面に対して着脱自在に設けられ、前記ノズルからの廃液を受ける廃液受け部と、
    この廃液受け部と前記廃液タンクとを接続する廃液路と、
    この廃液路を開閉する廃液路開閉機構と、を備え、
    洗浄時、前記第1の切替え機構を廃液の排出側に切替え、前記第2の切替え機構を洗浄液の供給側に切替えた状態で、
    前記廃液路開閉機構を閉塞させて前記廃液受け部を前記ノズル面に押し当てるとともに前記送液機構を駆動して洗浄液を送込み、このとき前記インクジェットヘッドから前記フィルタを介して前記第1のインク循環路に排出される洗浄液を前記廃液タンクに排出する第1の洗浄動作と、
    前記廃液受け部を前記ノズル面から離間させて前記廃液路開閉機構を開放するとともに前記送液機構を駆動して洗浄液を送込み、このとき前記ノズルから排出される洗浄液を前記廃液受け部で受け、前記廃液路を介して前記廃液タンクに排出する第2の洗浄動作と、を実行することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記第1のインク循環路の途中で、かつ、前記第1の切替え機構よりも前記インクタンク側に設けられ、前記インクジェットヘッドへのインクの循環と前記インクジェットヘッドから前記廃液タンクへの廃液の排出を切替える第3の切替え機構をさらに備え、
    洗浄時、前記第1の切替え機構を廃液の排出側に切替え、前記第2の切替え機構を洗浄液の供給側に切替えた状態で、前記第1,第2の洗浄動作を行う制御と、
    前記第1の切替え機構をインクの循環側に切替え、前記第2の切替え機構を洗浄液の供給側に切替え、かつ、前記第3の切替え機構を廃液の排出側に切替えた状態で、前記第1,第2の洗浄動作を行う制御と、を選択的に実行することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. インクタンクからインクを、第1のインク循環路、フィルタ、インクジェットヘッド、第2のインク循環路を順次経由して前記インクタンクへ戻るように循環させつつ前記インクジェットヘッドのノズルからインクを吐出するインクジェット記録装置において、
    前記第1のインク循環路及び第2のインク循環路の途中を閉塞してインクの循環を停止させるステップと、
    インクの循環を停止させた状態で、前記インクジェットヘッドのノズル面に対して廃液受け部を押し当てるとともにこの廃液受け部と廃液タンクとを接続する廃液路を閉塞し、前記第2のインク循環路の途中からインクの循環方向とは逆向きに前記インクジェットヘッドに洗浄液を送込み、このとき前記インクジェットヘッドから前記フィルタを介して前記第1のインク循環路に送り出される洗浄液を前記第1のインク循環路の途中から前記廃液タンクに排出させる第1の洗浄ステップと、
    インクの循環を停止させた状態で、前記廃液受け部を前記ノズル面から離間させて前記廃液路を開放するとともに前記第2のインク循環路の途中からインクの循環方向とは逆向きに前記インクジェットヘッドに洗浄液を送込み、このとき前記ノズルから排出される洗浄液を前記廃液受け部で受けて前記廃液路を介して前記廃液タンクに排出させる第2の洗浄ステップと、
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置の洗浄方法。
  4. フィルタを介して第1のインク循環路に排出された洗浄液は、さらに、前記第1のインク循環路の大半を洗浄した後、この第1のインク循環路の途中から廃液として排出することを特徴とする請求項3記載のインクジェット記録装置の洗浄方法。
JP2006187020A 2006-07-06 2006-07-06 インクジェット記録装置及びその記録装置の洗浄方法 Expired - Fee Related JP4878514B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006187020A JP4878514B2 (ja) 2006-07-06 2006-07-06 インクジェット記録装置及びその記録装置の洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006187020A JP4878514B2 (ja) 2006-07-06 2006-07-06 インクジェット記録装置及びその記録装置の洗浄方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008012819A JP2008012819A (ja) 2008-01-24
JP4878514B2 true JP4878514B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=39070323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006187020A Expired - Fee Related JP4878514B2 (ja) 2006-07-06 2006-07-06 インクジェット記録装置及びその記録装置の洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4878514B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5249070B2 (ja) * 2009-02-10 2013-07-31 株式会社セイコーアイ・インフォテック インクジェットプリンタ
JP5381651B2 (ja) * 2009-11-27 2014-01-08 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置
CN102442068B (zh) * 2010-09-30 2014-12-10 北大方正集团有限公司 喷头清洗装置及其工作方法
JP5845605B2 (ja) * 2011-03-29 2016-01-20 セイコーエプソン株式会社 液体吐出ヘッドのキャップ、及び、液体吐出装置
JP6152682B2 (ja) * 2013-03-28 2017-06-28 セイコーエプソン株式会社 逆洗用切替弁ユニット、液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
JP6329858B2 (ja) * 2014-09-02 2018-05-23 東芝テック株式会社 インクジェットヘッド装置及び画像形成装置
JP6579800B2 (ja) * 2015-05-25 2019-09-25 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置
JP2018089908A (ja) 2016-12-06 2018-06-14 ローランドディー.ジー.株式会社 バルブ開閉機構、インク供給システムおよびインクジェットプリンタ
CN106739515B (zh) * 2017-02-21 2018-08-31 暨南大学 一种便于清洗喷头的打印装置
CN208324574U (zh) * 2018-05-25 2019-01-04 赵跃峰 一种具有反冲洗功能的喷墨头及其墨路系统
JP7452222B2 (ja) 2020-04-22 2024-03-19 ブラザー工業株式会社 液体吐出ヘッド
WO2022018839A1 (ja) * 2020-07-22 2022-01-27 コニカミノルタ株式会社 インクジェット記録装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63260451A (ja) * 1987-04-17 1988-10-27 Canon Inc インクジェット記録装置および該装置の洗浄方法
JP2002001989A (ja) * 2000-06-16 2002-01-08 Fuji Photo Film Co Ltd インクジェット式印刷方法及び印刷装置
JP2003211687A (ja) * 2002-01-17 2003-07-29 Seiko Epson Corp インクジェット装置の洗浄方法および洗浄機構を有するインクジェット装置
JP4242680B2 (ja) * 2003-03-24 2009-03-25 武藤工業株式会社 インクジェット記録装置におけるインク供給装置
JP4623717B2 (ja) * 2004-12-10 2011-02-02 キヤノンファインテック株式会社 インク供給装置及び圧力発生方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008012819A (ja) 2008-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4878514B2 (ja) インクジェット記録装置及びその記録装置の洗浄方法
JP6477829B2 (ja) 流体吐出装置のクリーニング方法
US7416288B2 (en) Liquid ejection apparatus and liquid tank
JP4396327B2 (ja) インクジェット記録装置
JP5133412B2 (ja) 印刷装置
KR101486218B1 (ko) 프린트헤드 신뢰성 증진 방법
JP2008006657A (ja) インクジェット記録装置の液交換方法及びインクジェット記録装置
JP2001130016A (ja) 自動洗浄式インクジェットとその組立方法
JP4710356B2 (ja) 液滴吐出装置
WO2015141274A1 (ja) 液体吐出装置、およびその制御方法
JP5199138B2 (ja) 液滴吐出装置
JP2008230152A (ja) インクジェットヘッド
JP6111658B2 (ja) 液体供給装置、画像形成装置
JP2003145782A (ja) インクジェットプリンタヘッド
JP2001187458A (ja) インクジェット記録装置および印字ヘッドへのインク供給方法
JP3969413B2 (ja) 液体吐出装置
JP2009101668A (ja) インク供給制御方法
JP2004066735A (ja) インクジェットヘッド洗浄装置
JP5212302B2 (ja) 画像記録装置
US11097552B2 (en) Droplet discharge apparatus
JP2001219579A (ja) インクジェット記録装置および印字ヘッド部の洗浄方法
JP4645172B2 (ja) インクジェット記録装置及び記録ヘッドのクリーニング方法
JP4042115B2 (ja) 液体吐出装置
JP2005231283A (ja) 金属粒子を含むインクのインクジェットヘッドのクリーニング方法
JPH11170538A (ja) 帯電制御式インクジェットプリンタおよびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110502

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4878514

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees