JP4877715B2 - トルク検出装置及びこれを用いた電動パワーステアリング装置 - Google Patents

トルク検出装置及びこれを用いた電動パワーステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4877715B2
JP4877715B2 JP2005282310A JP2005282310A JP4877715B2 JP 4877715 B2 JP4877715 B2 JP 4877715B2 JP 2005282310 A JP2005282310 A JP 2005282310A JP 2005282310 A JP2005282310 A JP 2005282310A JP 4877715 B2 JP4877715 B2 JP 4877715B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
detection device
torque detection
rotating body
attachment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005282310A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007093361A (ja
Inventor
欣智 徳本
真二 袴田
要 城下
朝晴 堀内
紀之 八幡
繁晴 石原
中根  直樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
JTEKT Corp
Original Assignee
Denso Corp
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, JTEKT Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2005282310A priority Critical patent/JP4877715B2/ja
Priority to EP06810626.9A priority patent/EP1947435B1/en
Priority to US12/088,255 priority patent/US8020454B2/en
Priority to PCT/JP2006/319135 priority patent/WO2007037255A1/ja
Priority to CN2006800358034A priority patent/CN101273252B/zh
Publication of JP2007093361A publication Critical patent/JP2007093361A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4877715B2 publication Critical patent/JP4877715B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/08Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to driver input torque
    • B62D6/10Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to driver input torque characterised by means for sensing or determining torque
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L3/00Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
    • G01L3/04Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft
    • G01L3/10Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating
    • G01L3/101Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving magnetic or electromagnetic means
    • G01L3/104Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving magnetic or electromagnetic means involving permanent magnets

Description

本発明は回転体に加わるトルクを検出するトルク検出装置、及びトルク検出装置と操舵補助用の電動モータとを備える電動パワーステアリング装置に関する。
トルク検出装置としては、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1のトルク検出装置は、トーションバーにより連結された入力軸及び出力軸を有する回転体に設けられた磁気回路形成部材の外周りに軸線方向へ離隔して並置され、該磁気回路形成部材が発生した磁束を集める二つの集磁環と、各集磁環が集めた磁束の密度に基づいて前記回転体に加わったトルクを検出する検出部とを備えている。
このように構成されたトルク検出装置は例えば車両用の電動パワーステアリング装置に組込まれている。電動パワーステアリング装置は前記入力軸がステアリングホイールに繋がる前記回転体と、該回転体を収容支持する筒形のハウジングと、前記出力軸に減速歯車機構を介して繋がる操舵補助用の電動モータと、該電動モータの駆動回路及び前記検出部に接続され、マイクロプロセッサを用いてなる制御部とを備えており、ステアリングホイールを操舵することにより入力軸に加わるトルクを前記トーションバーに生じる捩れによって検出部が検出し、検出トルクに基づいて前記電動モータを駆動制御するように構成されている。
また、トルク検出装置の前記ハウジングへの組込みは、ハウジングの一端から内部にトルク検出装置の全体が挿入され、該内部に固定される。
特開2003−149062号公報
ところが、特許文献1のように構成されたトルク検出装置にあっては、トルク検出装置の全体がハウジングの内部に挿入され、ハウジングの内部で固定されるため、トルク検出装置をハウジング内の適正位置に固定する作業が行い難いと言う問題があり、改善策が要望されていた。
図14は改善したトルク検出装置を備えた電動パワーステアリング装置の一部を拡大した断面図である。そこで、本発明の出願人は集磁環100及び検出部101を保持した環部102と、該環部102の径方向一側の外部に突設された取着部103と、該取着部103の先端に周設されたフランジとを有する保持環104を備えたトルク検出装置を開発した。そして、電動パワーステアリング装置のハウジング105は、径方向に貫通する貫通孔106と、該貫通孔106の孔縁に連なる取着座107及び該取着座107に穿設されたねじ孔とを備えることにより、トルク検出装置の保持環104をハウジング105の径方向外側から貫通孔106に挿入し、フランジを取着座107に当接させて、該フランジに穿設された挿通孔からねじ孔に小ねじを緊締することによりトルク検出装置をハウジング105に固定するようにした。
このように構成された場合、トルク検出装置の固定作業性を改善できる。しかし、保持環104の軸線方向両端は似た形状になっているため、保持環104がハウジング105の貫通孔106に挿入されるとき、該保持環104が適正な向きと反対の向きで貫通孔106に挿入され、この状態でハウジング105に取着される可能性がある。保持環104が適正な向きと反対の向きで取着された場合、検出部101から出力される出力信号の電気的特性の座標軸上での位相が、保持環104が適正な向きで取着された場合に検出部101から出力される出力信号の電気的特性の位相と反対になる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は、適正な向きと反対の向きで静止物に取着されるのを確実に妨げることができるトルク検出装置を提供することにある。また、他の目的は、方向性を考慮することなく静止物に取着することができるトルク検出装置を提供することにある。また、他の目的は、トルク検出装置が適正な向きと反対の向きでハウジングに組込まれるのを確実に妨げることができる電動パワーステアリング装置を提供することにある。また、他の目的は、方向性を考慮することなくトルク検出装置をハウジングに組み込むことができる電動パワーステアリング装置を提供することにある。
第1発明に係るトルク検出装置は、トルクが加えられる回転体に設けられた磁気回路形成部材の外周りに配置され、該磁気回路形成部材が発生した磁束を集める集磁環と、該集磁環が集めた磁束の密度に基づいて前記回転体に加わったトルクを検出する検出部と、前記集磁環及び前記検出部を保持し、且つ外周部に静止物に取着される取着部を有する保持環とを備えるトルク検出装置において、前記保持環は軸線方向の一端面に、前記静止物に当接して該静止物への取着を妨げる取着妨げ凸部を有することを特徴とする。
発明に係る電動パワーステアリング装置は、第1発明のトルク検出装置と、前記回転体を収容支持する円筒部及び該円筒部を径方向に貫通する貫通孔を有し、該貫通孔に前記保持環が嵌込まれた状態で前記取着部が取着されたハウジングと、前記回転体に繋がる操舵軸と、前記トルク検出装置が検出したトルクに基づいて操舵補助用の電動モータを駆動する制御部と、前記電動モータの回転力を舵取機構に伝動する伝動手段とを備えることを特徴とする。
第1発明によれば、取着妨げ凸部が保持環の軸線方向一端面に設けてあるため、適正な向きと反対の向きで静止物に取着されるとき、取着妨げ凸部が静止物に当接し、静止物に取着することができない。従って、適正な向きと反対の向きで静止物に取着されるのを確実に妨げることができる。
発明によれば、トルク検出装置には、保持環の軸線方向の一端面に取着妨げ凸部を設けてあるため、トルク検出装置が適正な向きと反対の向きでハウジングの貫通孔に挿入されるとき、取着妨げ凸部がハウジングに当接し、前記貫通孔に挿入することができない。従って、トルク検出装置が適正な向きと反対の向きでハウジングに組み込まれるのを確実に防げることができる。
また、トルク検出装置の保持環は軸線方向の中央を中心として軸線方向に対称に形成されているため、方向性を考慮することなくトルク検出装置の保持環をハウジングの貫通孔に挿入することができる。この場合、トルク検出装置は二つの向きのいずれか一方に向くため、検出部から出力される出力信号の電気的特性は、適正な電気的特性又は適正な電気的特性と位相が反対の電気的特性になる。いずれの特性であるかは、組立て後の品質検査により知ることができる。この品質検査により、検出部から出力される出力信号の電気的特性の位相が、保持環が適正な向きで取着された場合に検出部から出力される出力信号の電気的特性の位相と反対になるとき、検出部のメモリに格納されている設定データを電気的に書き替えることにより検出部から出力される出力信号の電気的特性の位相を修正することができる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は本発明に係るトルク検出装置の構成を示す断面図、図2はトルク検出装置の構成を示す側面図、図3はトルク検出装置の構成を示す正面図、図4はトルク検出装置の構成を示す模式的分解斜視図、図5は回転体が一方向に回転した場合に発生する磁気回路の説明図である。
トルク検出装置Aは、トーションバー1により同軸的に連結された第1の回転体2及び第2の回転体3が有する磁気回路形成部材4の外周りに軸線方向へ離隔して配置され、該磁気回路形成部材4が発生した磁束を集める2つの集磁環5,5と、各集磁環5,5が集めた磁束の密度に基づいて第1の回転体2に加わったトルクを検出する検出部6と、集磁環5,5及び検出部6を保持し、且つ外周部に取着部72を有する保持環7と、検出部6に導線8により接続された検出回路基板9とを備えている。尚、磁気回路形成部材4は、第1の回転体2の外周部に取着された複数の永久磁石41と、該永久磁石41の外周りに配置され、第2の回転体3に外嵌固定された2つの磁性環42,42とからなる。
永久磁石41は複数の周方向位置にN極とS極とが交互に着磁された多極着磁のリングになっており、第1の回転体2の外周部に外嵌固定されている。
磁性環42,42は第2の回転体3の軸線方向に離隔して向き合う2つの環板部42a,42a及び環板部42a,42aの内周部から互いに接近する方向へ延出された複数の櫛歯42b,42bを有しており、永久磁石41と相対回転することにより磁性環42,42間の磁束密度が変化するように構成されている。また、櫛歯42b,42bは周方向に交互に噛み合うように等間隔に配置されており、櫛歯42b,42bが交互に噛み合う状態で磁性環42,42が合成樹脂材料によりモールドされ、モールド体になっている。
集磁環5,5は周方向の1個所からラジアル方向外側へ延出され、前記検出部6の両側に配置された凸片51,51を有する円筒形をなしており、凸片51,51に磁束が集まるように構成されている。また、集磁環5,5は鉄板等の磁性板を成形してなる。
保持環7は集磁環5,5の内周面に対応する貫通孔71aを有し、集磁環5,5が内嵌固定された環部71と、該環部71の外周部一箇所に突設された取着部72とを有しており、環部71及び取着部72が合成樹脂材料により一体成形されている。保持環7の軸線方向の両端は似た形状になっている。環部71の軸線方向の両端面7a,7bはほぼ平行になっており、両端面7a,7b間の周面は略U字形をなしており、この周面の周方向両端間に取着部72が設けられている。
取着部72は、環部71の接線方向に突設されたフランジ72a,72aを有し、内部を空洞とした略直方体をなしている。取着部72の軸線方向両端面はほぼ平行になっており、軸線方向一端部に、後記するハウジング等の静止物Bに当接して該静止物Bへの取着を妨げる取着妨げ凸部73が一体に突設されている。取着部72の内部には凸片51,51と、検出部6及び検出回路基板9とが配置されており、また、環部71と反対側には導線取出部72bが設けられている。フランジ72a,72aには小ねじ用の挿通孔72c,72cが設けられている。
検出部6は集磁環5,5の凸片51,51間に発生する磁束密度の変化に応じて電気的特性(抵抗)が変化するホール素子と、該ホール素子が出力する電気的特性(抵抗)の設定データを予め格納し、且つ格納された設定データをフィールドで電気的に書き替えることを可能としたEEPROM(Electrical Erasable Programable ROM)のメモリとを備えるホールICであり、検出部6が検出した検出信号は検出回路基板9に与えられる。メモリが格納した設定データは、例えば座標軸上での位相がX軸を中心として反転したデータとなるように電気的に書き替えることができるようになっている。尚、検出部6はホール素子を有する他、磁気抵抗効果素子(MR素子)等、磁界の作用により電気的特性(抵抗)が変化する感磁素子を有しておればよく、ホール素子に制限されない。
以上のように保持環7の軸線方向の両端は似た形状になっているが、取着部72の軸線方向一端部には取着妨げ凸部73が設けられており、この取着妨げ凸部73が後記するハウジング等の静止物Bに当接するように構成されているため、保持環7が適正な向きで静止物Bの例えば貫通孔に挿入されるとき、取着妨げ凸部73に邪魔されることなく保持環7を貫通孔に挿入することができ、該保持環7を適正な位置に配置することができる。また、保持環7が適正な向きと反対の向きで静止物Bの貫通孔に挿入されるとき、取着妨げ凸部73が静止物Bに当接し、保持環7を貫通孔に挿入することができないため、適正な向きと反対の向きで保持環7を取着することはできない。
図6はトルク検出装置を電動パワーステアリング装置に用いた例を示す要部の分解斜視図、図7は要部の構成を示す正面図、図8は要部の構成を示す側面図、図9は電動パワーステアリング装置の全体の構成を示す断面図である。
以上のように構成されたトルク検出装置Aは例えば車両用の電動パワーステアリング装置に用いられる。この電動パワーステアリング装置は、その上端が操舵部材に繋がり、下端が第1の回転体2に繋がる操舵軸20及び該操舵軸20にトーションバー1により同軸的に連結された伝動軸21(第2の回転体3)と、第1の回転体2及び伝動軸21を取り囲み、3つの軸受22,23,24により第1の回転体2及び伝動軸21を回転自在に収容支持するハウジング25と、該ハウジング25に取着された操舵補助用の電動モータ26と、該電動モータ26の駆動軸の回転力を出力軸21に伝動する減速歯車機構27と、トルク検出装置Aと、該トルク検出装置Aの検出回路基板9及び電動モータ26の駆動回路に接続されるマイクロプロセッサを用いてなる制御部28とを備えている。
静止物Bとしてのハウジング25は第1の回転体2及び伝動軸21を取り囲む円筒部25aと、該円筒部25aの外周部一個所に突設され、保持環7の取着部72を取着するための取着座25bと、該取着座25bを径方向に貫通し、環部71を円筒部25a内に配置するための断面矩形をなす貫通孔25cと、該貫通孔25cに連なり、保持環7の環部71に対応して湾曲する嵌合溝25dとを有する。また、ハウジング25は、略椀形をなし減速歯車機構27を収容した第1筒体25Aと、該第1筒体25Aの開放部を閉鎖する鍔部25eを有し環部71を収容した第2筒体25Bとを備え、第2筒体25Bの鍔部25e近傍に取着座25b及び貫通孔25cが設けられている。
取着座25bはフランジ72a,72aと対向する位置に配してあり、挿通孔72c,72cに対応する二つのねじ孔25f,25fが取着座25bに設けられており、フランジ72a,72aの挿通孔72c,72cに挿通される小ねじ10をねじ孔25f,25fに螺着することにより保持環7がハウジング25に取着される。貫通孔25cは環部71の断面形状に対応した大きさで、断面矩形をなしており、保持環7が適正な向きと反対の向きで貫通孔25cに挿入されるとき、取着妨げ凸部73が鍔部25eに当接し、保持環7を貫通孔25cに挿入することができないようになっている。
保持環7はハウジング25の円筒部25aを径方向に貫通する貫通孔25cから円筒部25a内に環部71を挿入し、該環部71を嵌合溝25dに係合させることにより、集磁環5,5の円筒部25a内での位置を決め、フランジ72a,72aが取着座25bに取着される。この保持環7を取着した後、第1の回転体2及び伝動軸21がハウジング25の軸線方向から円筒部25a内に挿入され、永久磁石41及び磁性環42が集磁環5,5の内側に配置される。
以上のように構成された電動パワーステアリング装置は、トルク検出装置Aに取着妨げ凸部73が設けられているため、トルク検出装置Aが適正な向きと反対の向きでハウジング25に組み込まれるとき、取着妨げ凸部73がハウジング25の鍔部25eに当接し、ハウジング25に組込むことができない。従って、トルク検出装置Aが適正な向きと反対の向きでハウジング25に組込まれるのを確実に妨げることができる。また、トルク検出装置Aが適正な向きで組込まれるとき、取着妨げ凸部73が鍔部25eと反対側に配されるため、取着妨げ凸部73は鍔部25eに当接しない。
また、電動パワーステアリング装置は、操舵部材を操舵することにより操舵軸20に加わる回転トルクをトーションバー1に生じる捩れによって検出部6が検出し、検出トルクを電圧信号に変換して制御部28に加えられ、該制御部28から出力される指示信号により電動モータ26が駆動制御され、減速歯車機構27を介して伝動軸21が回転する。
実施の形態2
図10はトルク検出装置の実施の形態2の構成を示す正面図、図11は側面図、図12は平面図である。このトルク検出装置は、実施の形態1の取着妨げ凸部73をなくし、導線取出部72b及び挿通孔72c,72cを取着部72の軸線方向中央部に配することにより、保持環7を、軸線方向の中央Xを中心として軸線方向に対称に形成し、方向性を考慮することなくハウジング25に組込むことができるようにしたものである。
実施の形態2において、検出部6はホールICからなり、感磁素子及びEEPROMのメモリを有する。
図13は電動パワーステアリング装置に用いた例を示す要部の平面図である。実施の形態2のトルク検出装置を電動パワーステアリング装置のハウジング25に組込む場合、保持環7の方向性を考慮することなく該保持環7を貫通孔25cに挿入することができ、小ねじ10により取着部72を取着座25bに取着することができる。そして、組立て後の品質検査により、検出部6から出力される検出信号の電気的特性の位相が、保持環7が適正な向きで取着された場合に検出部6から出力される出力信号の電気的特性の位相と反対になるとき、検出部6のメモリに格納されている設定データを電気的に書替えることにより検出部から出力される出力信号の電気的特性の位相を修正することができる。また、前記品質検査により、検出部6から出力される検出信号の電気的特性の位相が適正である場合、前記出力信号の電気的特性の位相を修正する必要はない。
尚、本発明に係るトルク検出装置Aは、電動パワーステアリング装置に使用する他、電動パワーステアリング装置以外の装置に使用してもよい。
本発明に係るトルク検出装置の構成を示す断面図である。 本発明に係るトルク検出装置の構成を示す側面図である。 本発明に係るトルク検出装置の構成を示す正面図である。 本発明に係るトルク検出装置の構成を示す模式的分解斜視図である。 回転体が一方向に回転した場合に発生する磁気回路の説明図である。 トルク検出装置を電動パワーステアリング装置に用いた例を示す要部の分解斜視図である。 本発明に係る電動パワーステアリング装置の要部の構成を示す正面図である。 本発明に係る電動パワーステアリング装置の要部の構成を示す側面図である。 本発明に係る電動パワーステアリング装置の全体の構成を示す断面図である。 本発明に係るトルク検出装置の実施の形態2の構成を示す正面図である。 本発明に係るトルク検出装置の実施の形態2の構成を示す側面図である。 本発明に係るトルク検出装置の実施の形態2の構成を示す平面図である。 実施の形態2のトルク検出装置を電動パワーステアリング装置に用いた例を示す要部の平面図である。 改善したトルク検出装置を備えた電動パワーステアリング装置の一部を拡大した断面図である。
符号の説明
A トルク検出装置
B 静止物
2 第1の回転体(回転体)
3 第2の回転体(回転体)
4 磁気回路形成部材
5 集磁環
6 検出部
7 保持環
72 取着部
73 取着妨げ凸部
20 操舵軸
21 伝動軸(伝動手段)
25 ハウジング(静止物)
25a 円筒部
25c 貫通孔
26 電動モータ
28 制御部

Claims (2)

  1. トルクが加えられる回転体に設けられた磁気回路形成部材の外周りに配置され、該磁気回路形成部材が発生した磁束を集める集磁環と、該集磁環が集めた磁束の密度に基づいて前記回転体に加わったトルクを検出する検出部と、前記集磁環及び前記検出部を保持し、且つ外周部に静止物に取着される取着部を有する保持環とを備えるトルク検出装置において、前記保持環は軸線方向の一端面に、前記静止物に当接して該静止物への取着を妨げる取着妨げ凸部を有することを特徴とするトルク検出装置。
  2. 請求項1に記載されたトルク検出装置と、前記回転体を収容支持する円筒部及び該円筒部を径方向に貫通する貫通孔を有し、該貫通孔に前記保持環が嵌込まれた状態で前記取着部が取着されたハウジングと、前記回転体に繋がる操舵軸と、前記トルク検出装置が検出したトルクに基づいて操舵補助用の電動モータを駆動する制御部と、前記電動モータの回転力を舵取機構に伝動する伝動手段とを備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
JP2005282310A 2005-09-28 2005-09-28 トルク検出装置及びこれを用いた電動パワーステアリング装置 Expired - Fee Related JP4877715B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005282310A JP4877715B2 (ja) 2005-09-28 2005-09-28 トルク検出装置及びこれを用いた電動パワーステアリング装置
EP06810626.9A EP1947435B1 (en) 2005-09-28 2006-09-27 Torque detector and electric power steering device using the same
US12/088,255 US8020454B2 (en) 2005-09-28 2006-09-27 Torque detection device and electric power steering apparatus using the same
PCT/JP2006/319135 WO2007037255A1 (ja) 2005-09-28 2006-09-27 トルク検出装置及びこれを用いた電動パワーステアリング装置
CN2006800358034A CN101273252B (zh) 2005-09-28 2006-09-27 扭矩检测装置及使用该扭矩检测装置的电动动力转向装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005282310A JP4877715B2 (ja) 2005-09-28 2005-09-28 トルク検出装置及びこれを用いた電動パワーステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007093361A JP2007093361A (ja) 2007-04-12
JP4877715B2 true JP4877715B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=37899679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005282310A Expired - Fee Related JP4877715B2 (ja) 2005-09-28 2005-09-28 トルク検出装置及びこれを用いた電動パワーステアリング装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8020454B2 (ja)
EP (1) EP1947435B1 (ja)
JP (1) JP4877715B2 (ja)
CN (1) CN101273252B (ja)
WO (1) WO2007037255A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017529536A (ja) * 2014-09-26 2017-10-05 ボーンズ・インコーポレーテッドBourns,Incorporated 磁気センサにおける磁気干渉を能動的に平衡化し/打ち消すシステム及び方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4794262B2 (ja) * 2005-09-30 2011-10-19 株式会社ジェイテクト トルク検出装置及びこれを用いた電動パワーステアリング装置
WO2012077264A1 (ja) * 2010-12-07 2012-06-14 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置
US8776619B2 (en) 2011-11-18 2014-07-15 Bourns, Inc. Small angle sensor for measuring steering shaft torque
JP6053703B2 (ja) * 2014-02-06 2016-12-27 株式会社ショーワ ステアリング装置およびステアリング装置用ハウジング
DE102018112840A1 (de) * 2018-05-29 2019-12-05 Thyssenkrupp Ag Drehmomentsensoreinheit mit eingepresster Sensoreinheit
DE102019112155A1 (de) 2019-05-09 2020-11-12 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Anordnung zum Messen eines auf eine Lenkwelle eines Kraftfahrzeuges wirkenden Momentes und Verfahren zum Prüfen der Anordnung

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63210740A (ja) * 1987-02-27 1988-09-01 Honda Motor Co Ltd トルクセンサ
JPH02162211A (ja) * 1988-12-16 1990-06-21 Copal Co Ltd 相対変位検出装置
JP3377927B2 (ja) * 1997-05-26 2003-02-17 株式会社山田製作所 電動パワーステアリングのトルク検出装置
JP3874642B2 (ja) 2001-05-18 2007-01-31 株式会社デンソー トルクセンサ及びこのトルクセンサを具備する電動パワーステアリング装置
DE10222118B4 (de) 2001-05-18 2006-10-05 Denso Corp., Kariya Drehmomentsensor und elektrisches Servolenkungssystem mit Drehmomentsensor
JP3815994B2 (ja) * 2001-10-01 2006-08-30 株式会社ジェイテクト ステアリング装置
US6644134B2 (en) * 2002-02-21 2003-11-11 Visteon Global Technologies, Inc. Flux brush torque sensor
JP2003329523A (ja) * 2002-03-07 2003-11-19 Denso Corp トルクセンサ
KR100575572B1 (ko) * 2002-07-03 2006-05-02 닛본 세이고 가부시끼가이샤 전동 파워 스티어링 장치
JP3861778B2 (ja) * 2002-09-06 2006-12-20 株式会社デンソー トルクセンサ、このトルクセンサを用いた電動パワーステアリング装置及びこの電動パワーステアリング装置の製造方法
CN2578807Y (zh) * 2002-11-05 2003-10-08 长春华隆汽车科技发展有限公司 一种汽车用转向扭矩传感器
KR20050046245A (ko) * 2003-11-13 2005-05-18 주식회사 만도 차량용 토크센서
JP4656851B2 (ja) * 2004-03-18 2011-03-23 株式会社ジェイテクト トルク検出装置
EP1584908B1 (en) * 2004-04-08 2011-11-16 Jtekt Corporation Torque detecting apparatus and manufacturing method thereof
JP4753545B2 (ja) * 2004-04-08 2011-08-24 株式会社ジェイテクト トルク検出装置及びこれの製造方法
JP4822681B2 (ja) * 2004-08-31 2011-11-24 株式会社ジェイテクト トルク検出装置
JP2007187527A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Jtekt Corp トルク検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017529536A (ja) * 2014-09-26 2017-10-05 ボーンズ・インコーポレーテッドBourns,Incorporated 磁気センサにおける磁気干渉を能動的に平衡化し/打ち消すシステム及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
US8020454B2 (en) 2011-09-20
CN101273252B (zh) 2011-11-09
WO2007037255A1 (ja) 2007-04-05
EP1947435A1 (en) 2008-07-23
EP1947435B1 (en) 2016-08-03
EP1947435A4 (en) 2009-02-25
JP2007093361A (ja) 2007-04-12
CN101273252A (zh) 2008-09-24
US20100147620A1 (en) 2010-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4877715B2 (ja) トルク検出装置及びこれを用いた電動パワーステアリング装置
JP4794262B2 (ja) トルク検出装置及びこれを用いた電動パワーステアリング装置
JP6217608B2 (ja) 磁気検出装置、および、これを用いたトルクセンサ
US7886619B2 (en) Torque detecting apparatus and manufacturing method of same
US20120312088A1 (en) Apparatus for detecting steering torque and steering angle and steering system having the same
JP2007269281A (ja) ステアリング装置
JP2007121149A (ja) トルク検出装置
JP6726593B2 (ja) トルクセンサ
JP4753545B2 (ja) トルク検出装置及びこれの製造方法
JP2007205809A (ja) トルク検出装置
JP2010122104A (ja) トルク検出器
WO2017212732A1 (ja) トルクセンサ
JP2007218631A (ja) トルク検出装置
JP2007187481A (ja) トルク検出装置
JP2008061316A (ja) ブラシレスモータ及びモータセンサ
JP2008157762A (ja) トルク測定器
JP2007187480A (ja) トルク検出装置
JP2005265581A (ja) トルク検出装置
JP2005321361A (ja) トルク検出装置
JP2007010581A (ja) 非接触型ポテンショメータ
JP4986473B2 (ja) トルク検出装置
JP2022055062A (ja) センサ装置
JP6580181B2 (ja) モータ装置
JP4549095B2 (ja) トルク検出装置
JP2018059741A (ja) トルクセンサの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110711

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111011

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4877715

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees