JPS63210740A - トルクセンサ - Google Patents
トルクセンサInfo
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- JPS63210740A JPS63210740A JP62045818A JP4581887A JPS63210740A JP S63210740 A JPS63210740 A JP S63210740A JP 62045818 A JP62045818 A JP 62045818A JP 4581887 A JP4581887 A JP 4581887A JP S63210740 A JPS63210740 A JP S63210740A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L5/00—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
- G01L5/22—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers
- G01L5/221—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers to steering wheels, e.g. for power assisted steering
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
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- G01L3/02—Rotary-transmission dynamometers
- G01L3/04—Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft
- G01L3/10—Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating
- G01L3/101—Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving magnetic or electromagnetic means
- G01L3/102—Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving magnetic or electromagnetic means involving magnetostrictive means
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
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- G01L3/105—Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving magnetic or electromagnetic means involving inductive means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はトルクセンサに関し、より具体的には自動車の
駆動軸、操船軸等の回転軸のトルクを測定するトルクセ
ンサに関する。
駆動軸、操船軸等の回転軸のトルクを測定するトルクセ
ンサに関する。
（従来の技術）
この種のトルクセンサとしては従来軸のねじれ角を検出
してトルクを測定する所謂間接方式のトルクセンサが用
いられて来たが、静止トルクを測定出来ない点で満足し
難いため近時磁気歪み現象を利用した所謂直接方式のト
ルクセンサが提案されつつあり、その−例としては特開
昭５７−２１１０３０号公報記載の技術を挙げることが
出来る。
してトルクを測定する所謂間接方式のトルクセンサが用
いられて来たが、静止トルクを測定出来ない点で満足し
難いため近時磁気歪み現象を利用した所謂直接方式のト
ルクセンサが提案されつつあり、その−例としては特開
昭５７−２１１０３０号公報記載の技術を挙げることが
出来る。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、上記従来例にあっては磁気歪み磁性体を
直接被測定軸に固着する構成であるため、被測定軸をト
ルクセンサの構造の一部として必然的に関与させざるを
得ないという欠点があった。その結果、該トルクセンサ
の製作時乃至は組立時、磁性体を被測定軸の、例えば駆
動軸等の長尺な軸の所定位置に正確に固着するのは容易
でなく、更にかく磁性体を固着した駆動軸等を後段の車
両組立工程時まで固着面を損傷したり其処に塵埃等を付
着させることなく安全に運搬乃至は保管しておき、車輌
組立時に至って所定箇所に組み付けるのは極めて煩瑣で
あった。
直接被測定軸に固着する構成であるため、被測定軸をト
ルクセンサの構造の一部として必然的に関与させざるを
得ないという欠点があった。その結果、該トルクセンサ
の製作時乃至は組立時、磁性体を被測定軸の、例えば駆
動軸等の長尺な軸の所定位置に正確に固着するのは容易
でなく、更にかく磁性体を固着した駆動軸等を後段の車
両組立工程時まで固着面を損傷したり其処に塵埃等を付
着させることなく安全に運搬乃至は保管しておき、車輌
組立時に至って所定箇所に組み付けるのは極めて煩瑣で
あった。
更に、被測定軸がセンサの一部として関与する結果、該
軸上に組み付けない限りセンサとして完成せず、従って
磁性体とコイル間の間隙調整を其の時点まで行ない得な
いと云う不都合があり、又被測定軸、例えば駆動軸等は
強度面には十分配慮はなされるも寸法面においては格別
の精密性を要求されないため間隙調整に特別の調整手段
を別途必要とする等の不都合があり、在庫管理及び性能
管理並びにメンテナンス等においても不便があり、トル
クセンサとしての測定精度においても十分とは云い難い
ものであった。
軸上に組み付けない限りセンサとして完成せず、従って
磁性体とコイル間の間隙調整を其の時点まで行ない得な
いと云う不都合があり、又被測定軸、例えば駆動軸等は
強度面には十分配慮はなされるも寸法面においては格別
の精密性を要求されないため間隙調整に特別の調整手段
を別途必要とする等の不都合があり、在庫管理及び性能
管理並びにメンテナンス等においても不便があり、トル
クセンサとしての測定精度においても十分とは云い難い
ものであった。
従って、本発明の目的は従来技術の前述の欠点を解消す
ることにあり、磁性体を被測定軸とは別個独立の部材に
固着して該部材を介して被測定軸に着脱自在である如く
構成し、因ってトルクセンサを被測定軸に関与させるこ
となく構造的に切り離した単体として完成せしめ、完成
後そのまま被測定軸に装着すれば足るトルクセンサを提
案することにある。
ることにあり、磁性体を被測定軸とは別個独立の部材に
固着して該部材を介して被測定軸に着脱自在である如く
構成し、因ってトルクセンサを被測定軸に関与させるこ
となく構造的に切り離した単体として完成せしめ、完成
後そのまま被測定軸に装着すれば足るトルクセンサを提
案することにある。
更には、被測定軸を関与させることなく該軸とは別個の
部材に磁性体を固着すると共に該固着面を匡体をもって
被覆して運搬乃至は保管並びに組付は時の損傷を防止す
ると共に、単体として完成させることにより部品間、特
に磁性体とコイル間の間隙の寸法管理を容易にし特別の
調整手段を必要とすることがなく、又測定精度において
も一段と向上したトルクセンサを提案することを目的と
する。
部材に磁性体を固着すると共に該固着面を匡体をもって
被覆して運搬乃至は保管並びに組付は時の損傷を防止す
ると共に、単体として完成させることにより部品間、特
に磁性体とコイル間の間隙の寸法管理を容易にし特別の
調整手段を必要とすることがなく、又測定精度において
も一段と向上したトルクセンサを提案することを目的と
する。
（問題点を解決するための手段）
上記の目的を達成するために、本発明に係るトルクセン
サは、印加されるトルク量に応じて其の磁気歪み特性を
変化させる磁性体及び該磁性体に対峙して配され其の磁
気歪み変化を検出するコイルとからなるトルクセンサに
おいて、被測定軸にスプライン結合自在なフランジ継手
部材を設け其のボス部を延出せしめて円筒部を形成する
と共に其処に前記磁性体を固着し、更に該継手部材の外
周に匡体を該磁性体固着面を被覆する如く回転自在に装
着して其の内部に前記コイルを取着する如く構成した。
サは、印加されるトルク量に応じて其の磁気歪み特性を
変化させる磁性体及び該磁性体に対峙して配され其の磁
気歪み変化を検出するコイルとからなるトルクセンサに
おいて、被測定軸にスプライン結合自在なフランジ継手
部材を設け其のボス部を延出せしめて円筒部を形成する
と共に其処に前記磁性体を固着し、更に該継手部材の外
周に匡体を該磁性体固着面を被覆する如く回転自在に装
着して其の内部に前記コイルを取着する如く構成した。
（作用）
被測定軸とは別体に構成した継手部材を設けて其処に磁
性体を固着すると共に、其の外周に匡体を回転自在に設
けて其の内部にコイルを取着する如く構成した。継手部
材と被測定軸とはスプライン結合されているので、被測
定軸の回転運動はそのまま継手部材に伝達され、因って
生じる磁性体の磁気歪み変化を静止位置にあるコイルで
誘導起電圧として検出して回転方向及びトルク量を測定
する。被測定軸とは別体にセンサとして完成しているの
で、製造時及び組付は時並びにメンテナンス時の作業効
率が大幅に向上する。
性体を固着すると共に、其の外周に匡体を回転自在に設
けて其の内部にコイルを取着する如く構成した。継手部
材と被測定軸とはスプライン結合されているので、被測
定軸の回転運動はそのまま継手部材に伝達され、因って
生じる磁性体の磁気歪み変化を静止位置にあるコイルで
誘導起電圧として検出して回転方向及びトルク量を測定
する。被測定軸とは別体にセンサとして完成しているの
で、製造時及び組付は時並びにメンテナンス時の作業効
率が大幅に向上する。
（実施例）
以下、添付図面に即して本発明に係るトルクセンサの実
施例を説明する。第１図は被測定軸に装着した状態での
断面図、第２図は其の■−■線断面図及び第３図は匡体
の平面図である。
施例を説明する。第１図は被測定軸に装着した状態での
断面図、第２図は其の■−■線断面図及び第３図は匡体
の平面図である。
図中、符号１０は適宜位置で切断された被測定軸の一方
を示しており、該被測定軸の一方１０は其の端部付近に
スプライン軸部１２が形成されると共に、其の端部１４
にはネジ溝１６が螺刻される。符号１８は前記したフラ
ンジ継手部材を示しており、該継手部材１日はフランジ
継手から構成される。該継手部材１８のボス部２０には
前述の被測定軸の一方のスプライン軸部１２に対応する
雌側のスプライン溝２２が刻設されており、被測定軸の
スプライン軸部１２を其処に挿入して突出する端部１４
をナツト２４で締着して回転方向及び軸方向の移動を阻
止する如く強固に固定する。尚、この場合被測定軸のス
プライン軸部１２と継手部材のボス部のスプライン溝２
２の寸法公差は製作時厳密に管理し、挿入時も機械的変
形を生じない程度に圧力嵌めして両者間に遊びが生じな
いように構成する。
を示しており、該被測定軸の一方１０は其の端部付近に
スプライン軸部１２が形成されると共に、其の端部１４
にはネジ溝１６が螺刻される。符号１８は前記したフラ
ンジ継手部材を示しており、該継手部材１日はフランジ
継手から構成される。該継手部材１８のボス部２０には
前述の被測定軸の一方のスプライン軸部１２に対応する
雌側のスプライン溝２２が刻設されており、被測定軸の
スプライン軸部１２を其処に挿入して突出する端部１４
をナツト２４で締着して回転方向及び軸方向の移動を阻
止する如く強固に固定する。尚、この場合被測定軸のス
プライン軸部１２と継手部材のボス部のスプライン溝２
２の寸法公差は製作時厳密に管理し、挿入時も機械的変
形を生じない程度に圧力嵌めして両者間に遊びが生じな
いように構成する。
而して、継手部材１８のボス部２０は先端側のフランジ
部２６に向けて延出せしめられ、其処に等径の円筒部２
８が形成される。円筒部２８は比較的肉薄で其の内部は
中空に形成され、捻回動作を容易にしている。円筒部２
８の外周面上の適宜位置には其の全周に亘り帯状の凹部
が穿設され、其処に前記した磁性体たるアモルファス磁
性体３０がメッキ等の適宜手段を介して固着される。
部２６に向けて延出せしめられ、其処に等径の円筒部２
８が形成される。円筒部２８は比較的肉薄で其の内部は
中空に形成され、捻回動作を容易にしている。円筒部２
８の外周面上の適宜位置には其の全周に亘り帯状の凹部
が穿設され、其処に前記した磁性体たるアモルファス磁
性体３０がメッキ等の適宜手段を介して固着される。
又、継手部材１８の外方には類似構造のフランジ継手３
４が配置され、被測定軸の他方３６のスプライン軸部３
８を其のボス部４０に挿入せしめ端部４２にナツト４４
を嵌めて同様に固定している。継手部材１日とフランジ
継手３４とは其れ等のフランジ部２６．４６に対応して
穿設されたボルト孔４８．５０にボルト５２を挿通して
ナツト５４で受けることにより連結されている。
４が配置され、被測定軸の他方３６のスプライン軸部３
８を其のボス部４０に挿入せしめ端部４２にナツト４４
を嵌めて同様に固定している。継手部材１日とフランジ
継手３４とは其れ等のフランジ部２６．４６に対応して
穿設されたボルト孔４８．５０にボルト５２を挿通して
ナツト５４で受けることにより連結されている。
被測定軸の一方工０上にはスプライン軸部１２に隣接し
て第１のベアリング５日が圧入され、其の外方には取付
カバー６０が嵌装される。同様に、継手部材の円筒部１
８上にもアモルファス磁性体３０の固着面に隣接して第
２のベアリング６２が圧入されており、その外方には匡
体６４が嵌装されており、該取付カバー６０及び匡体６
４は、３箇所において両者の端線に突設された耳部６６
に穿設されたネジ孔６８にネジ７０を挿通して連結され
る。これら取付カバー６０及び匡体６４はベアリング５
８．６２を介して被測定軸の一方１０及び継手部材１８
に装着されているので、其れ等とは独立に回転すること
が出来、被測定軸１０．３６及び継手部材１８が回転し
ても其の影響を受けて従動することなく静止位置を保持
することが出来る。又、取付カバー６０の外周には環状
の固定翼７２が環装されており、該固定翼７２は断面が
大略逆Ｃ字状の第１図において右方に開口する中空状を
呈すると共に、其の素材もゴム等の弾性材から製作され
る。該固定翼７２には適宜位置においてステー７４が取
り付けられ、該ステー７４は第４図に良く示す如くボル
ト７６及びナツト７８を介して車体等の固定部に取着さ
れたブラケット８０に連結自在とされる。尚、符号８４
゜８４はバッキングを、又符号８６．８８．９０はベア
リングを介して取付カバー６０及び匡体６４の移動防止
用に嵌装されたリングを、符号９２はダストカバーを示
す。
て第１のベアリング５日が圧入され、其の外方には取付
カバー６０が嵌装される。同様に、継手部材の円筒部１
８上にもアモルファス磁性体３０の固着面に隣接して第
２のベアリング６２が圧入されており、その外方には匡
体６４が嵌装されており、該取付カバー６０及び匡体６
４は、３箇所において両者の端線に突設された耳部６６
に穿設されたネジ孔６８にネジ７０を挿通して連結され
る。これら取付カバー６０及び匡体６４はベアリング５
８．６２を介して被測定軸の一方１０及び継手部材１８
に装着されているので、其れ等とは独立に回転すること
が出来、被測定軸１０．３６及び継手部材１８が回転し
ても其の影響を受けて従動することなく静止位置を保持
することが出来る。又、取付カバー６０の外周には環状
の固定翼７２が環装されており、該固定翼７２は断面が
大略逆Ｃ字状の第１図において右方に開口する中空状を
呈すると共に、其の素材もゴム等の弾性材から製作され
る。該固定翼７２には適宜位置においてステー７４が取
り付けられ、該ステー７４は第４図に良く示す如くボル
ト７６及びナツト７８を介して車体等の固定部に取着さ
れたブラケット８０に連結自在とされる。尚、符号８４
゜８４はバッキングを、又符号８６．８８．９０はベア
リングを介して取付カバー６０及び匡体６４の移動防止
用に嵌装されたリングを、符号９２はダストカバーを示
す。
第１図及び第２図に良く示す如く、匡体６４は大略円筒
状を呈すると共に、其の内壁面上には環状ボビン９４が
取着され、其処に励磁コイル及び検出コイル９６が巻装
される。環状ボビン９４は中央の仕切り板９８によって
左右の巻装に区分されており、励磁コイルは該仕切り板
９８に穿設された孔（図示せず）を介して両巻路に共通
に巻装されると共に、其の上に検出コイルが左右巻路に
独立して巻装される。尚、検出コイルを巻装した上に励
磁コイルを巻装しても良いことは云うまでもない。該匡
体６４の上部は第３図に良く示す如く、適宜位置におい
て突起部１００が突設されており、其処に平面凸字状の
開口部１０２が形成される。該開口部１０２にはグロメ
ット１０４が挿入され、其の内部にはコイル信号線を東
ねたハーネス１０６が通っている。グロメット１０４内
において該ハーネス１０６はクランパ１０８によって把
持されており、該クランパ１０８は環状のリング１１０
及び其の側方から斜め上方に突出する２個の突起１１２
，１１２から構成される。両突起間の横方向長さは、グ
ロメット内通路に凸段された段部１１４の内径より大き
く構成しであるため、外方よりハーネス１０６が予期せ
ぬ引っ張り力を受けた場合、突起１１２．１１２が段部
工１４に当接してハーネス１０６の抜けを防止すると共
に、引っ張り力に応じて突起ＬＬ２．１１２は更に横方
向に拡張して一層ハーネス１０６の抜けを防止するので
、ハーネスより分岐するコイル信号線に断線等の故障が
生じることがない。尚、開口部１０２は樹脂１０６で充
填され、気密に封止されている。
状を呈すると共に、其の内壁面上には環状ボビン９４が
取着され、其処に励磁コイル及び検出コイル９６が巻装
される。環状ボビン９４は中央の仕切り板９８によって
左右の巻装に区分されており、励磁コイルは該仕切り板
９８に穿設された孔（図示せず）を介して両巻路に共通
に巻装されると共に、其の上に検出コイルが左右巻路に
独立して巻装される。尚、検出コイルを巻装した上に励
磁コイルを巻装しても良いことは云うまでもない。該匡
体６４の上部は第３図に良く示す如く、適宜位置におい
て突起部１００が突設されており、其処に平面凸字状の
開口部１０２が形成される。該開口部１０２にはグロメ
ット１０４が挿入され、其の内部にはコイル信号線を東
ねたハーネス１０６が通っている。グロメット１０４内
において該ハーネス１０６はクランパ１０８によって把
持されており、該クランパ１０８は環状のリング１１０
及び其の側方から斜め上方に突出する２個の突起１１２
，１１２から構成される。両突起間の横方向長さは、グ
ロメット内通路に凸段された段部１１４の内径より大き
く構成しであるため、外方よりハーネス１０６が予期せ
ぬ引っ張り力を受けた場合、突起１１２．１１２が段部
工１４に当接してハーネス１０６の抜けを防止すると共
に、引っ張り力に応じて突起ＬＬ２．１１２は更に横方
向に拡張して一層ハーネス１０６の抜けを防止するので
、ハーネスより分岐するコイル信号線に断線等の故障が
生じることがない。尚、開口部１０２は樹脂１０６で充
填され、気密に封止されている。
続いて、本発明に係るトルクセンサの被測定軸への装着
動作及び装着後の検出動作について説明する。
動作及び装着後の検出動作について説明する。
先ず被測定軸１０．３６への装着について説明すると、
第４図に示す如く、左方の被測定軸の一方１０を取付カ
バー６０内に通した後、該取付カバー６０に匡体６４を
ネジ７０を介して取り付ける。次いで、其の内部に継手
部材１８を挿入し、ナツト２４で被測定軸の一方１０を
固定する。
第４図に示す如く、左方の被測定軸の一方１０を取付カ
バー６０内に通した後、該取付カバー６０に匡体６４を
ネジ７０を介して取り付ける。次いで、其の内部に継手
部材１８を挿入し、ナツト２４で被測定軸の一方１０を
固定する。
更に、右方から被測定軸の他方３６をフランジ継手３４
内に挿入し、其のスプライン軸部３８にナツト４４（図
示せず）を嵌めて固定した後、継手部材１８に取り付け
、ボルト５２及びナツト５４で固定すればトルクセンサ
として完成するものである。その後、固定翼７２に取着
されたステー７４をポルト７６及びナツト７８を介して
ブラケット８０に取付けて匡体６４を車体等に固定する
。
内に挿入し、其のスプライン軸部３８にナツト４４（図
示せず）を嵌めて固定した後、継手部材１８に取り付け
、ボルト５２及びナツト５４で固定すればトルクセンサ
として完成するものである。その後、固定翼７２に取着
されたステー７４をポルト７６及びナツト７８を介して
ブラケット８０に取付けて匡体６４を車体等に固定する
。
続いて第５図を参照して検出動作に関して説明すると、
交流電源１２０より励磁コイルに通電して励振した後、
被測定軸の一方１０及び他方３６間に所定量のトルクを
印加すると其れに比例する量のトルクが継手部材の円筒
部２８に伝達され、其処に固着されたアモルファス磁性
体３０上に公知の如く圧縮応力及び引張り応力に起因す
る磁気歪みが符号１２２で示す方向に生ずる。該磁気歪
みによる透磁率の変化は２個の検出コイルで検出され、
誘導起電圧として出力される。該出力は差動的に取り出
された後、増幅回路１２４で適宜増幅され、整流回路１
２６で整流され、該整流出力の位相からトルク印加方向
を、文具の出力値から印加トルク量を検出することが出
来る。尚、検出出力は差動接続にて取り出されるため、
被測定軸１０．３６が強磁性体であっても其の影響を受
けることはない。この場合、励磁コイル及び検出コイル
は円筒状に形成されているため、アモルファス磁性体３
０の全周に亘って生じた磁気歪みを平均的に検出するこ
とになる。従って、磁性体固着面に局部的に固着ムラが
あってコイルとの間隙が不均一な個所があっても、その
領域での検出値は他の領域での検出値により均されるの
で、固着作業バラツキによる検出誤差を吸収することが
出来る。
交流電源１２０より励磁コイルに通電して励振した後、
被測定軸の一方１０及び他方３６間に所定量のトルクを
印加すると其れに比例する量のトルクが継手部材の円筒
部２８に伝達され、其処に固着されたアモルファス磁性
体３０上に公知の如く圧縮応力及び引張り応力に起因す
る磁気歪みが符号１２２で示す方向に生ずる。該磁気歪
みによる透磁率の変化は２個の検出コイルで検出され、
誘導起電圧として出力される。該出力は差動的に取り出
された後、増幅回路１２４で適宜増幅され、整流回路１
２６で整流され、該整流出力の位相からトルク印加方向
を、文具の出力値から印加トルク量を検出することが出
来る。尚、検出出力は差動接続にて取り出されるため、
被測定軸１０．３６が強磁性体であっても其の影響を受
けることはない。この場合、励磁コイル及び検出コイル
は円筒状に形成されているため、アモルファス磁性体３
０の全周に亘って生じた磁気歪みを平均的に検出するこ
とになる。従って、磁性体固着面に局部的に固着ムラが
あってコイルとの間隙が不均一な個所があっても、その
領域での検出値は他の領域での検出値により均されるの
で、固着作業バラツキによる検出誤差を吸収することが
出来る。
本発明に係るトルクセンサは、このように被測定軸を関
与させることなく単体として完成している結果、車輌組
立時の適宜工程においてそのまま測定軸に装着すれば良
く、磁性体も駆動軸等の被測定軸に比し短小のため格段
に取扱い易い継手部材上に固着すれば良い点で作業能率
が向上し、更に磁性体固着面が匡体で被覆して保護され
ている結果、運搬及び保管乃至は組み付は時損傷或いは
塵埃付着等に対する配慮を軽減することが出来る点でも
作業能率が向上する。又、励磁コイル及び検出コイルを
円筒状のオープン・タイプとしたので、磁性体に固着ム
ラがあっても検出値が平均化されてセンサ毎に出力バラ
ツキが生じることがない。
与させることなく単体として完成している結果、車輌組
立時の適宜工程においてそのまま測定軸に装着すれば良
く、磁性体も駆動軸等の被測定軸に比し短小のため格段
に取扱い易い継手部材上に固着すれば良い点で作業能率
が向上し、更に磁性体固着面が匡体で被覆して保護され
ている結果、運搬及び保管乃至は組み付は時損傷或いは
塵埃付着等に対する配慮を軽減することが出来る点でも
作業能率が向上する。又、励磁コイル及び検出コイルを
円筒状のオープン・タイプとしたので、磁性体に固着ム
ラがあっても検出値が平均化されてセンサ毎に出力バラ
ツキが生じることがない。
以上の実施例を通じて磁性体としてアモルファス磁性薄
体を使用したが、これに限られるものではなく、磁気歪
み特性を備えた素材であればどのようなものでも良いも
のである。
体を使用したが、これに限られるものではなく、磁気歪
み特性を備えた素材であればどのようなものでも良いも
のである。
（発明の効果）
本発明は、被測定軸にスプライン結合手段を介して固定
自在なフランジ継手部材のボス部を延出せしめて円筒部
を形成し其処に磁性体を固着すると共に其の外周に匡体
を回転自在に装着して該固着面を被覆すると共に匡体内
面にコイルを取着する如く構成したので、磁性体固着作
業が被測定軸に比し格段に短小の継手部材上に行なえば
良い点で作業能率が向上し、固着作業時の熱容量が小さ
い点で作業能率が向上する利点を備える。又、励磁コイ
ル及び検出コイルを円筒状のオープン・タイプにしたの
で、たとえ磁性体固着面に固着高さが相違する領域が局
地的に存在しても検出値が全周に亘って平均化されるた
め、検出誤差が生じることがなく、固着作業バラツキに
よるセンサ毎の出力相違を吸収することが出来る利点を
備える。更に、車輌への組み付は作業時及び其の前後の
運搬及び保管時、固着面が匡体で被覆されているので固
着面の損傷乃至は塵埃の付着等に対する配慮への負担を
軽減することが出来て同様に作業効率を向上する利点を
備える。更に、単体として完成しているため部品管理、
在庫管理が容易となる利点を備える。
自在なフランジ継手部材のボス部を延出せしめて円筒部
を形成し其処に磁性体を固着すると共に其の外周に匡体
を回転自在に装着して該固着面を被覆すると共に匡体内
面にコイルを取着する如く構成したので、磁性体固着作
業が被測定軸に比し格段に短小の継手部材上に行なえば
良い点で作業能率が向上し、固着作業時の熱容量が小さ
い点で作業能率が向上する利点を備える。又、励磁コイ
ル及び検出コイルを円筒状のオープン・タイプにしたの
で、たとえ磁性体固着面に固着高さが相違する領域が局
地的に存在しても検出値が全周に亘って平均化されるた
め、検出誤差が生じることがなく、固着作業バラツキに
よるセンサ毎の出力相違を吸収することが出来る利点を
備える。更に、車輌への組み付は作業時及び其の前後の
運搬及び保管時、固着面が匡体で被覆されているので固
着面の損傷乃至は塵埃の付着等に対する配慮への負担を
軽減することが出来て同様に作業効率を向上する利点を
備える。更に、単体として完成しているため部品管理、
在庫管理が容易となる利点を備える。
第１図は本発明に係るトルクセンサの被測定軸上に固定
した状態での断面図、第２図は其の■−■線断面図、第
３図は匡体の平面図、第４図は被測定軸への装着方法を
示す説明図及び第５図は検出動作を示す説明ブロック図
である。 １０・・・被測定軸の一方、１２・・・スプライン軸部
、１８・・・継手部材、２２・・・スプライン溝、２８
・・・円筒部、３０・・・アモルファス磁性体、３４・
・・フランジ継手、３６・・・被測定軸の他方、３８・
・・スプライン軸部、５８．６２・・・ベアリング、６
０・・・取付カバー、６４・・・匡体、７２・・・固定
翼、７４・・・ステー、８０・・・ブラケット、９４・
・・ボビン、９６・・・コイル、１０４・・・グロメッ
ト、１０６・・・ハーネス、１０８・・・クランパ
した状態での断面図、第２図は其の■−■線断面図、第
３図は匡体の平面図、第４図は被測定軸への装着方法を
示す説明図及び第５図は検出動作を示す説明ブロック図
である。 １０・・・被測定軸の一方、１２・・・スプライン軸部
、１８・・・継手部材、２２・・・スプライン溝、２８
・・・円筒部、３０・・・アモルファス磁性体、３４・
・・フランジ継手、３６・・・被測定軸の他方、３８・
・・スプライン軸部、５８．６２・・・ベアリング、６
０・・・取付カバー、６４・・・匡体、７２・・・固定
翼、７４・・・ステー、８０・・・ブラケット、９４・
・・ボビン、９６・・・コイル、１０４・・・グロメッ
ト、１０６・・・ハーネス、１０８・・・クランパ
Claims (3)
- （１）印加されるトルク量に応じて其の磁気歪み特性を
変化させる磁性体及び該磁性体に対峙して配され其の磁
気歪み変化を検出するコイルとからなるトルクセンサに
おいて、被測定軸にスプライン結合自在なフランジ継手
部材を設け其のボス部を延出せしめて円筒部を形成する
と共に其処に前記磁性体を固着し、更に該継手部材の外
周に匡体を該磁性体固着面を被覆する如く回転自在に装
着して其の内部に前記コイルを取着したことを特徴とす
るトルクセンサ。 - （２）前記フランジ継手は該円筒部内が中空状であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のトルクセン
サ。 - （３）前記磁性体は非晶質金属材であることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項乃至第２項のいずれかに記載の
トルクセンサ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62045818A JPS63210740A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | トルクセンサ |
| US07/160,869 US4885944A (en) | 1987-02-27 | 1988-02-26 | Torque sensor |
| EP88301740A EP0285259B1 (en) | 1987-02-27 | 1988-02-29 | Magnetostrictive torque sensor |
| DE8888301740T DE3878277T2 (de) | 1987-02-27 | 1988-02-29 | Magnetostriktiver drehmomentwandler. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62045818A JPS63210740A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | トルクセンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63210740A true JPS63210740A (ja) | 1988-09-01 |
Family
ID=12729826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62045818A Pending JPS63210740A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | トルクセンサ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4885944A (ja) |
| EP (1) | EP0285259B1 (ja) |
| JP (1) | JPS63210740A (ja) |
| DE (1) | DE3878277T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008256431A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-23 | Kayaba Ind Co Ltd | トルクセンサ |
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| EP0502721B1 (en) * | 1991-03-04 | 1995-12-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Non-contact detecing type torque sensor |
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| DE4430503C1 (de) * | 1994-08-27 | 1996-02-29 | Daimler Benz Ag | Drehmomentsensor mit Dehnmeßstreifenanordnung |
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1987
- 1987-02-27 JP JP62045818A patent/JPS63210740A/ja active Pending
-
1988
- 1988-02-26 US US07/160,869 patent/US4885944A/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-02-29 DE DE8888301740T patent/DE3878277T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-02-29 EP EP88301740A patent/EP0285259B1/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0285259B1 (en) | 1993-02-10 |
| US4885944A (en) | 1989-12-12 |
| DE3878277T2 (de) | 1993-05-27 |
| EP0285259A2 (en) | 1988-10-05 |
| DE3878277D1 (de) | 1993-03-25 |
| EP0285259A3 (en) | 1990-07-04 |
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