JP4877503B2 - 警備装置 - Google Patents

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本発明は、警備員が巡回警備を行うとき、警備モードを開始状態から解除状態に切り替えて警備を行う警備装置に関する。
近年、オフィスや倉庫等の建物の所定の場所に各種の防犯センサーを取付け、この防犯センサーが侵入者を検出すると、管理センターで警報装置が作動する機械警備装置と警備員による巡回警備からなる警備システムが多く使用されている。
従来、警備システムとして、警備員がICカードを携えて警備区域の入口に接近すると端末装置がICカードから警備員を識別する情報を取得し、この結果に基いて警備区域の防犯センサー回路をオフして警備モードを一時的に解除する。この一時的解除によって、警備員自らが警備システムに異常侵入者として検知されることなく、警備区域を巡回警備することができる警備システムが知られている(特許文献1参照:以下、第1従来発明という)。
また従来、一般社員とは別の警備員専用の警備員識別センサーを設け、そのセンサーが警備員の入館を検知すると、当該警備員が担当する警備区域を表示装置の画面に表示し、表示された警備区域の照明装置をオン、防犯センサー回路をオフして警備モードを一時的に解除する。この表示によって警備員が警備区域を過誤することなく、また警備モードの一時的解除によって自らが警備システムに検知されることなく巡回警備することができるシステムが知られている(特許文献2参照:以下、第2従来発明という)。
特開平2−121100号公報 特開平10−49786号公報
しかしながら第1従来発明は、警備員はICカードを所持し、ICカードを所持する全ての警備員について全ての警備区域の警備モードを解除できるようになっており、警備員の信頼性や警備作業能力等に応じた警備体制についての配慮がなされていない。また警備開始モードへの復帰は、警備モードの解除と同時にタイマーをセットし、タイマーの設定時間が終了するまでなされないようになっている。このため設定時間の終了前の早い時間帯に巡回警備作業が終了すると、警備員は警備モードが復帰しないまま、つまり警備モードが解除されたまま次の警備区域に移動することになり、警備の隙間が生じるという問題がある。この問題を回避するためには、警備区域を細分化して各警備区域毎に警備員の入退室管理を行うこともできるが、そのためには多数のカードリーダが必要になりコストが掛かるという問題がある。また警備員は必ずICカードを所持して巡回警備に出かけなければならず、警備のたび毎にICカードを持出し返却する手続きは面倒である。
また第2従来発明は、警備員識別センサーが警備員の入館を検知するとき、警備モードの解除を全ての警備区域について一括して行い、また退館を検知するとき警備開始モードへの復帰を一括して行っている。従って、最初の警備区域の警備モードの解除状態は、最後の警備区域の警備モードが解除されるまで維持されることになるので、警備に大きな隙間が生じることになる。また警備員による入館の際の暗証番号の入力操作は面倒であった。
この第2従来発明においても、警備区域を細分化して各警備区域毎に警備員の入退室管理を行うこともできるが、館内に多数の警備員識別センサーを配置しなければならず、この場合もコストが掛かるという問題がある。
更に第1及び第2従来発明とも、予め決められた警備区域について警備員の到着に先立ち事前に当該警備区域の警備モードを解除することはなされていない。
そこで本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、第1の目的は、警備員等の監視対象者を簡単に識別できるようにすることであり、第2の目的は、監視対象者毎に予め定められた警備区域(エリア)のみを警備区域とすることができるようにするため、監視対象者のいる場所を識別と同時に検出して、警備区域の解除及び開始制御を自動的に行えるようにすることであり、またその結果、警備の隙間が生じることなく効率的に警備区域の警備作業ができるようにすることである。
請求項1の発明は、警備モードの開始及び解除が可能な警備装置において、監視対象者を認別する手段と、前記監視対象者毎に設定された警備区域情報を記憶する手段と、前記監視対象者の識別に基づき当該監視対象者の警備区域情報を取得する手段と、前記監視対象者の位置情報を取得する手段と、記憶手段から取得した警備区域情報と位置情報に基いて警備区域の警備モードを解除又は開始する手段と、を備え、前記警備区域情報と位置情報に基いて警備区域の警備モードを解除又は開始する手段は、監視対象者が警備区域の入口からその手前の所定距離内の位置に到着したとき当該警備区域の警備モードを解除し、前記所定距離内の位置を離れたとき警備モードを開始し、前記監視対象者を識別する手段は、監視対象者から発する固有の情報と、予め備えた基準情報を比較して監視対象者を識別し、かつ、前記監視対象者から発する固有の情報は、監視カメラで撮影した前記監視対象者の所定の動作画像情報であることを特徴とする。
本発明によれば、警備員等の監視対象者を、簡易な方法でかつ確実に識別することができる。また、監視対象者の移動に伴って、当該監視対象者毎に割り当てられた警備区域の警備モード解除及び警備モード開始を自動的に行うことができるので、監視対象者は意識することなく、構内を巡回したり特定区域に立ち入ることができる。しかも、第三者が警備モード解除の隙間を狙って警備区域に侵入するのを防止できる。
はじめに、本発明に係る警備装置が使用される警備システムについて図面を参照して説明する。
一般に警備システムは、ビル等の建物の部屋に設置された防犯センサーの異常を、この建物から離れた管理センターで検知し、異常が発生したことを警報する機械警備システムを構築した上で、更に警備員が所定の時間毎に警備エリアを巡回警備するシステムになっている。
図1は、本発明の実施形態に係る警備システムの全体イメージを示す図である。図において、本警備システムは、警備員1の動作を撮像し、動作画像を作成する、また警備員1の位置を検出するカメラ装置2、警備エリアの天井に設置される人体センサー3、開閉窓に設置される窓破壊センサー4及び警備エリアの入出口ドアに設置される解錠センサー5と通信線6を介して接続される別のビルに設置されたセンター装置7等により構成される。
警備員1は、識別のための情報を発信するため、例えば、警備員毎に腕を真上に1回上げる、或いは真上に2回上げる等の各警備員毎に決められたそれぞれ異なる所定の動作を行うことが義務付けられている。
カメラ装置2は、撮像機能及び例えばレーザー方式の測距機能を有する装置である。警備員1がカメラ装置2に向かって所定の動作を行うと、カメラ装置2はその動作を撮像する。そして撮像した映像から所定時間毎に画像を切出した画像(以下、動作画像)を作成すると共に、リアルタイムで警備員1までの距離を測定し、所定の距離単位例えば30cm刻みで処理し、動作画像情報と距離情報を通信線6を介してセンター装置7に送信する。
ここで、警備員の動作がある特定の警備員に予め定められた所定の動作か否かを判断する手法は、例えば、本出願人が先に出願した特願2006−181633号で開示した手法を用いることができる。即ち、監視対象者ここでは警備員の正規の動作工程のチェックポイントを複数指定して、監視カメラで撮影した警備員の所定の動作のチェックポイントにおける撮影画像を切り出し、抽象化処理を施して処理画像を作成し、その処理画像に対して膨張及び縮小処理して警備員の動作の許容最大画像及び最小画像(つまり、例えば、右手を上げるときの誤差の範囲を設定するため、許容される最小動作と最大動作画像を作成し、実際の処理画像がその間にあれば正規の動作が行われていると判断する)を作成し、最大画像及び最小画像からなる画像を基準画像として予め画像メモリに記憶しておく。
この基準画像は、全ての警備員について個別に作成し予め画像メモリに記憶しておく。
警備員の識別時には、警備員が行う所定の動作の撮影画像からチェックポイント画像を取得して抽象化処理を施して作成した処理画像と記憶された全ての基準画像とを比較し、処理画像が適合するものがあるか否か(即ち、いずれかの基準画像の前記最小及び最大動作画像間に入るか否か)、を判断する。適合するものがあると判断したときは、次のチェックポイント2の画像を取得して抽象化処理した処理画像と当該ポイントの基準画像と比較する。この場合は、第1のチェックポイントで適合した基準画像のみについてチェックポイント2のチェックを行う。
このようにして、所定時間内に指定した全てのチェックポイントの動作画像に適合すれば、正規の警備員であると判断して警備を解除する。
なお、人体センサー3及び窓破壊センサー4並びに解錠センサー5は、汎用の赤外線方式の人体センサー及び窓破壊や解錠による電路切断方式によるセンサーが使用され、不審者を検出したときは、例えば警報を鳴らしたり、センター装置7を介して警備会社のセンターに通報したりする。
センター装置7は、小型のコンピュータ装置である。
図2は、センター装置7の構成を示すブロック図であり、図中、CPU(制御部)71は警備装置全体を制御する装置、ROM72はセンター装置7の起動プログラムを記憶する装置、RAM73は処理情報を一時的に記憶する装置である。またNV−RAM74は警備員毎の動作画像、警備員と当該警備員が警備をまかされた警備エリアとの関係を示すテーブル1、及び警備エリアと警備員の位置(カメラ装置2からの距離)との関係を示すテーブル2を記憶する装置である。また操作部75はタッチキータイプの操作パネルから一括警備開始・解除等の操作を行い、表示部76は液晶により警備状況等を表示し、送受信部77はカメラ装置2が作成及び測定した、警備員1の動作画像情報及び距離情報を受信し、警備エリア毎に警備解除・開始信号を警備エリアに送信し、更に警報発信部78は警備エリアへの不審者の侵入等を鳴動により警報する。
次に、警備システムの動作を更に図面を参照して説明する。
図3は、建物内のあるフロアーの警備エリアを鳥瞰した図である。図において、フロアー100には、警備エリア(廊下)10を挟んで、一方の側に事務室等の警備エリア11から順番に警備エリア13,15,17が、他方の側に警備エリア12から順番に警備エリア14,16がある。これら警備エリア11乃至17にはそれぞれドア11d、12d、13d、14d、15d、16d、17dが設けられ入退室できるようになっている。警備エリア(廊下)10の突き当たり部分(紙面右側)の高所にカメラ装置2が設置されている。なお、a,b,c,dについては図6の説明と共に後述する。
図4は、廊下からその一方の側の警備エリアを見た図であり、図中、警備員はこのフロアーの巡回警備を開始するとき、警備エリア(廊下)の入口側(紙面左側)においてカメラ装置2に向かって所定の動作を行い、既に説明した識別方法によりセンター装置7に警備員を識別させる。
図5は、警備員と当該警備員が警備可能な警備エリアの関係を示すテーブル1の図である。図において、○印は警備のために入室可能な警備エリアを示し、×印は入室不可能な警備エリアを示す。
警備員Aは、警備エリア(廊下)10、警備エリア11,13,15,17について警備を任されており入室可能になっている。警備員Bは、警備エリア(廊下)10、警備エリア11乃至警備エリア17の全てのエリアについて警備を任されており、警備員Cは、警備エリア(廊下)10のみの警備が可能である。このテーブル1はNV−RAM74に記憶される。
また、NV−RAM74には、警備エリア(事務室等)と、警備員の警備エリア(廊下)におけるカメラ装置2からの距離xとの関係がテーブル2として記憶されている。このテーブル2によりセンター装置7は、警備員が警備エリアのドアの手前5メートルの位置に到着したとき、当該警備エリアの警備モードを解除する。
図6は、警備エリアと、警備員1の警備エリア(廊下)におけるカメラ装置2からの距離xとの関係を示すテーブルの図である。再度図3を参照し、aは、廊下10におけるカメラ装置2からドア11dのカメラ装置2側の端部までの距離を示す。bは同じようにドア12d端部までの距離、以下、c、dについても同様にそれぞれドア13d、14dの端部までの距離を示す。
そこで図6のテーブル2は、警備エリア11と、距離aからそれに5mを付加した距離a+5までの距離を、30cm刻みの数値として書き込んでいる。警備エリア12,13,14についても同じであり、図6では図示を省略しているが警備エリア15乃至17についても同様である。
いま、例えば夜間の警備時間帯に入り、操作部75から警備開始が指示されると、制御部71は一括してドアの施錠、照明装置の消灯、各種防犯センサー回路の起動を行い、フロアー100の警備エリアは警備開始状態(警備モード)に移行する。
この状態で警備員Aが巡回警備のため警備エリア(廊下)10に到着すると、カメラ装置2に向かい警備員Aに決められた動作を行う。するとカメラ装置2は、それを撮像し動作画像を作成する、またリアルタイムで警備員Aまでの距離を測定、30cm刻みで処理し、動作画像情報と距離情報をセンター装置7に送信する。センター装置7は、この情報を送受信部77で受信し、この情報が受信されると、制御部71は、上述のように指定したチェックポイントにおける撮影画像を抽象化処理した処理画像と当該ポイントの基準画像とを比較し、警備員が警備員Aであると判断(同定)する。この判断に基いて制御部71は、NV−RAM74のテーブル1を参照して、警備員Aに任されている警備エリアの照明装置の電源装置をオン、防犯センサーの接続回路をオフする警備モードの解除処理を行う。
ここで、警備エリア11の警備モードを解除・開始する動作について述べる。警備エリア11の室内照明の電源装置、防犯センサー回路は、例えば警備モードを制御するトランジスタのコレクタに接続されたリレーによりそのオンオフが制御される。トランジスタのベースには2入力論理積回路(アンド回路)が接続され、その一つの入力端子には、制御部71から送られるテーブル1に基いたオン信号つまりテーブル1の○印に相当する信号が入力される。また他の入力端子には、制御部71はテーブル2を参照し、例えば警備エリア11の警備を任されている警備員Aが警備エリア11のドア11dから5m手前からドア11dまでのエリア(以下、5mエリアという。)にいるか否かを判断し、その結果がリアルタイムで送信される。警備員Aが5mエリアにいる場合には、オン信号が入力される。この結果、トランジスタのベース回路がオンとなりコレクタ回路が導通するのでリレーが動作し、室内照明の電源装置がオン、防犯センサー回路がオフとなり警備モードが解除される。
これに対し、警備員Bが警備エリア11のドアの5mエリアにいることが識別されても、警備員Bは警備エリア11の警備は任されていないので、トランジスタのベース回路はオフのままでリレーは動作せず、警備モードは解除されない。
このとき警備員Aが巡回警備のため警備エリア11に入室し5mエリアを離れると、入室と同時に入室検知センサー等の出力により、アンド回路の入力端子をホールドするようにすれば解除された警備モードは維持される。警備エリア11内の巡回が終了し警備員Aが退室すると入室検知センサーによるアンド回路のホールドはなくなるが、再度5mエリアの距離情報によるアンド回路のホールドが開始され警備モードは解除されたままである。そして、警備員Aが次の警備エリアの巡回警備のため移動により警備エリア11の5mエリアを外れると、アンド回路への距離情報の入力はなくなるので、警備エリア11の警備モードは直ちに警備開始モードへと転換される。
図7は、警備モード解除の動作のフロー図である。このフロー図により警備モード解除の動作を説明する。
操作部75の操作により警備モードが開始すると、制御部71は警備モードが開始されているか否かを判断する(S1)。開始されていれば(S1,YES)、カメラ装置2により警備エリア(廊下)10への侵入者がいるか否かを判断する(S2)。警備員1がカメラ装置2に向かい所定の動作を行うことにより、カメラ装置2は動作画像情報を作成し、送受信部77が動作画像情報を受信することによって、制御部71が侵入者ありと判断すると(S2,YES)、制御部71はまず基準動作画像情報を参照してその侵入者が特定可能か否かを判断する(S3)。
動作ステップS1、及びS2において、警備モードが開始されていない場合(S1,NO)、及び侵入者がいない場合(S2,NO)は、警備モードが開始されているか否かの判断に戻る。動作ステップS3において警備員が特定不可能と判断される場合(S3,NO)は、不審者の侵入あり等の異常発生と判断し、警報発信部78による音響警報の鳴動など異常処理を行う(S4)。
警備員の特定が可能な場合(S3,YES)、次にテーブル1を参照して当該警備員が警備員A又はB又はCのいずれであるかを識別し(S5)それに基く警備すべき警備エリアの判断を行う。
次に制御部71は通信線6を介して送受信部77からカメラ装置2が測定した警備員までの距離を取得する(S6)。そして更にテーブル2を参照して、取得した距離と識別された警備員の警備エリアとにより当該警備エリアの警備モードの解除処理を行う(S7)。更に次に警備員の警備エリア(廊下)における位置を取得し、テーブル2の距離範囲を超えて警備員Aが移動するとき、当該警備エリアの解除されている警備モードを復帰させ再び警備モードを開始させる(S8)。
図8は、全ての警備エリアの警備を担当する警備員による警備解除及び開始の状態の遷移を示す図である。図において、警備員(この場合、警備員B)はエリア11の警備モードを解除して警備を行い、その終了と共にエリア12に移動するとき、事前にエリア12は警備モードが解除される。エリア13乃至16は警備中である(状態1)。続いてエリア12の警備を行い、その終了と共にエリア13に移動するとき、事前にエリア13は警備モードが解除される。エリア11及びエリア14乃至16は警備中である(状態2)。以下同様に当該エリアの警備を行い、その終了と共に次のエリアに移動するとき状態3から状態4へと遷移する。
本実施形態において、警備員を特定する動作は、警備員による手を1回上げる又は2回上げる動作としたが、手旗信号形式の動作、或いは空中に文字を描く動作等を使用しこれらの動作を基準動作と比較し警備員を識別することも可能である。また5mエリアは任意の距離幅のエリアの設定が可能である。
本発明の実施形態によれば、警備員はICカード等を所持する必要がなく、所定の動作のみで簡単に警備員を特定することができ、警備員の信頼性や警備作業能力等に応じて警備員毎に予め定められた警備エリアを巡回警備がすることができる、このとき警備員は予め定められた警備エリアのドア手前5mの位置に到着すると事前にその警備エリアの警備モードが解除され、またドアの位置から離れると警備モードが復帰するので、警備の隙間が生じることなく効率的に警備エリアの警備作業を行うことができる。
なお、警備エリアは部屋に限らず、各部屋に対応する廊下部分に設定することもできる。図3、図4において、20〜23は、廊下における警備エリアを示している。
警備エリアを廊下にも設定すると、例えば、警備員Cは、廊下の警備区域20に対応する廊下以外の廊下部分には侵入できないから、仮に、警備区域21に侵入すると不審者として検知され、センター側に通報され警報が鳴るなどの警戒措置が実行される。また、この設定では、部屋の警備を解除する前にまず廊下の警備を解除することが必要であるから、警備がより厳重になり安全管理が一層向上する。
以上の説明では、識別のために警備員が発信する情報は、警備員が監視カメラの前で予め各警備員毎に決められた動作を行うことであり、これを監視カメラで撮影して取り込み不審者か或いは警備員かを判別するものとして説明したが、識別のために警備員が発信する情報はこれに限らず、例えば、警備員毎に異なる発光タイミングで発光するLED、或いは異なる色の発光体(例えば懐中電灯)を所持させ、その光を監視カメラで検知することで識別しても、或いは、例えば、警備員に所定の波長の反射光を発生する反射体を装着させ、その反射体の反射光から警備員を特定するものであってもよい。
警備システムの全体イメージを示す図である。 センター装置の構成を示すブロック図である。 建物内のあるフロアーの警備エリアを鳥瞰した図である。 廊下からその一方の側の警備エリアを見た図である。 警備員と当該警備員が警備可能な警備エリアとの関係を示すテーブルの図である。 警備エリアと監視対象者のカメラ装置からの距離との関係を示すテーブルの図である。 警備モードの開始及び解除の動作フローを示す図である。 警備モード解除及び開始の状態の遷移を示す図である。
符号の説明
1・・監視対象者、2・・カメラ装置、3・・人体センサー、4・・窓破壊センサー、5・・ドア解錠センサー、7・・センター装置、71・・CPU、72・・ROM、73・・RAM、74・・NV−RAM、75・・操作部、76・・表示部、77・・送受信部、78・・警報発信部。

Claims (1)

  1. 警備モードの開始及び解除が可能な警備装置において、
    監視対象者を認別する手段と、
    前記監視対象者毎に設定された警備区域情報を記憶する手段と、
    前記監視対象者の識別に基づき当該監視対象者の警備区域情報を取得する手段と、
    前記監視対象者の位置情報を取得する手段と、
    記憶手段から取得した警備区域情報と位置情報に基いて警備区域の警備モードを解除又は開始する手段と、を備え、
    前記警備区域情報と位置情報に基いて警備区域の警備モードを解除又は開始する手段は、監視対象者が警備区域の入口からその手前の所定距離内の位置に到着したとき当該警備区域の警備モードを解除し、前記所定距離内の位置を離れたとき警備モードを開始し、
    前記監視対象者を識別する手段は、監視対象者から発する固有の情報と、予め備えた基準情報を比較して監視対象者を識別し、かつ、前記監視対象者から発する固有の情報は、監視カメラで撮影した前記監視対象者の所定の動作画像情報であることを特徴とする警備装置。
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