JPH11164029A - 自動通報装置およびこれを用いた通報システム - Google Patents

自動通報装置およびこれを用いた通報システム

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JPH11164029A
JPH11164029A JP32281097A JP32281097A JPH11164029A JP H11164029 A JPH11164029 A JP H11164029A JP 32281097 A JP32281097 A JP 32281097A JP 32281097 A JP32281097 A JP 32281097A JP H11164029 A JPH11164029 A JP H11164029A
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Application number
JP32281097A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Shimamori
保 島森
Tsunehisa Nakatani
恒久 中谷
Takayuki Arima
隆幸 有馬
Kiyoaki Shimizu
清明 志水
Mitsuhide Goto
光英 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動通報装置に付設されている電話機を利用で
きなくても、また、電話機が付設されていなくても、端
末装置側に連絡できるようにして、緊急事態の発生など
に迅速適確に対処できるようにすること。 【解決手段】カメラ12と、このカメラ12で撮影され
た被写体14の画像に係る信号を処理してその被写体1
4の形態に対応したデータに変換するとともに、その変
換したデータを電話回線を介して通報先に通報する通報
制御部16とを具備した構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設備機器などの状
態を端末装置側に自動通報する自動通報装置およびこれ
らを用いた通報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】このような通報システムにおいては、設
備機器ならびにこの設備機器の状態に関するデータを端
末装置側に通報するための自動通報装置が現場に配置付
けられる一方、設備機器を集中管理する管理センタ側の
端末装置はこの現場から遠隔に配置付けられているとと
もに、前記データの送信あるいは受信のためにこれらが
電話回線を介して接続されることで、自動通報装置側で
は自動ダイヤル送信でもって端末装置側に電話回線を介
してデータを送信する一方、端末装置側でのそのデータ
を自動受信できるようにしている。
【0003】このような設備機器としては、例えば冷凍
設備、ボイラ設備、無人ロボット工場設備、給水設備、
ビルの防災設備などの現場に設置されるものがあり、こ
れら各設備機器では、それの設備機器の状態を監視する
ための各種センサが付設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した通報システム
においては、設備機器に付設されているセンサからの入
力によって自動通報装置は設備機器の状態が異常である
か否かを判断でき、異常であれば電話回線を介して端末
装置に自動通報することができるが、このような自動通
報では端末装置側に通報し得ない情報あるいはデータも
存在し得るから、その場合に備えて自動通報装置には一
般に電話機が付設可能とされ、この電話機が付設されて
いる場合ではこの電話機によって端末装置側に連絡でき
るようにされている。
【0005】しかしながら、この電話機はあくまで現場
に居る人の音声によるものであるために、例えば日本語
が理解できないとか、言語が不自由であるとか、電話番
号を知らないとか、音声が不調である場合では、この電
話機の利用ができないという不都合がある。また、その
自動通報装置に電話機が付設されていない場合もあり得
る。
【0006】したがって、本発明が解決しようとする主
たる課題は、自動通報装置に付設されている各種事情か
ら電話機を利用できなくても、また、電話機が付設され
ていなくても、端末装置側に連絡できるようにして、緊
急事態の発生などに迅速適確に対処できるようにするこ
とにある。
【0007】本発明が解決しようとする他の課題は後述
から明らかであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては、撮影
手段と、前記撮影手段で撮影された被写体の画像に係る
信号を処理してその被写体の形態に対応したデータに変
換するとともに、その変換したデータを電話回線を介し
て通報先に通報する通報制御部とを具備したことを特徴
とする自動通報装置としたことによって、上述の課題を
解決している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の実施の形態に係る自動通報
装置を用いた通報システムの概略構成を示す図であり、
同図を参照して、2は設備機器、4は自動通報装置、6
は自動通報装置4に付設されている電話機、8は電話回
線、10は端末装置である。
【0011】設備機器2は、例えば冷凍設備、ボイラ設
備、無人ロボット工場設備、給水設備、ビルの防災設備
などであり、これらには、それぞれに対応して各種のセ
ンサ例えば温度センサ2a、湿度センサ2bおよび圧力
センサ2cなどが配備されている。
【0012】自動通報装置4は、設備機器2側の各種セ
ンサ2a,2b,2cからのセンサ信号(接点オンまた
は接点オフの接点信号)を入力データとして取り込み、
この取り込んだ入力データに基づいて設備機器の状態に
関するデータを電話回線8を介して端末装置10側に自
動ダイヤル送信する。端末装置10は、電話機10a、
ポケットベル10b、PHS10c、FAX10d、パ
ーソナルコンピュータ10e、プログラマブル表示器1
0fなどであり、これら各端末装置10は、前記データ
を自動受信する。この端末装置10は管理センタでもあ
り、また、単なる端末側でもあり、その意味は狭く解釈
されるものではなく、要するに通報先である。なお、プ
ログラマブル表示器10fは、パーソナルコンピュータ
10eのような端末装置と比較して安価に済むととも
に、専用の操作画面を容易に作れて誤操作が少なくな
り、セットアップ操作が簡単で、設置面積も少なくて済
み、システムソフトが小さいのでシステムの安定性を高
め、耐環境性に優れ、取り扱いも容易であるなどの利点
がある。
【0013】図2のフローチャートを参照して上述の自
動通報装置4の動作を特に詳しく説明すると、自動通報
装置4においては、ステップn1で設備機器2の各種セ
ンサ2a…からの入力データを取り込む。そして、ステ
ップn2でその入力データに基づいて設備機器に異常で
あるか否かの判断を行い、異常と判断すればステップn
3で通報先である端末装置10の電話番号を図示してい
ないメモリから取り込むとともに、端末装置10に通報
するデータの編集を行う。次いで、ステップn4で端末
装置10に電話してから、ステップn5で端末装置10
に接続がされたことを確認したのち、端末装置10にデ
ータを通報する。ステップn6では電話回線を切断し
て、ステップn7では次の通報先である端末装置10に
同様の手順で通報し、すべての通報が終了するとステッ
プn8で電話回線を切断し、ステップn1に戻る。
【0014】図3を参照して自動通報装置4の内部構成
の概略を説明すると、この自動通報装置4は、大きく分
けて撮影手段としてのカメラ12と、このカメラ12で
撮影された被写体14の画像に係る信号を処理してその
被写体14の形態に対応したデータに変換するととも
に、その変換したデータを電話回線8を介して通報先で
ある端末装置10に通報する通報制御部16とを具備し
ている。この場合、通報制御部16は、カメラ12の撮
影状態について端末装置10側から信号を受信し、その
受信信号の入力に応答してカメラ12の撮影状態を制御
することができる。この制御としては、例えばカメラ1
2の動かしてその撮影角度を変えて被写体14が正確に
撮影できるようにその撮影視野18を制御するとか、カ
メラ12のレンズを駆動してそのフォーカスを制御する
とか、レンズによるズーム倍率を制御することなどして
同様に被写体14が正確に撮影できるようする。
【0015】図4を参照して通報制御部16の内部構成
について説明すると、この通報制御部16はカメラ12
からの信号を処理する信号処理部20と、この信号処理
部20からの画像信号の入力に応答して端末装置10と
の間での通報の制御を行うなどの中枢機能を司るマイク
ロコンピュータ22と、被写体14の通報のための各種
形態それぞれに対応した言語データをそれぞれ記憶して
いる言語変換メモリ24と、カメラ12で撮影された画
像のデータを記録する画像記録メモリ26と、被写体1
4が発する音声のみならずカメラ12周辺の音声のデー
タを記録する音声記録メモリ28と、自動通報装置4側
に居る人により操作される操作部30と、マイクロコン
ピュータ22の出力に応答してカメラ12を上述のよう
に制御するカメラ制御部32と、カメラ周辺の振動を検
知する振動センサ34と、カメラ周辺の音声(音響も含
む)を検知する音声センサ36とを具備している。な
お、この場合はカメラ12からの信号には画像信号と音
声信号も含まれ、マイクロコンピュータ22では画像信
号については画像記録メモリ26に、音声信号について
は音声記録メモリ28、それぞれ記録処理できるように
なっている。
【0016】マイクロコンピュータ22は、カメラ12
からの信号処理部20で処理された画像信号に基づいて
被写体14の形態を判断し、その判断に基づいて言語変
換メモリ24に記憶されている言語データを読み出し、
その読み出した言語データを電話回線8を介して通報先
である端末装置10に通報することができるようになっ
ている。ここで、言語変換メモリ24に記憶されている
言語データについて図5を参照して説明すると、カメラ
12の撮影視野18内に被写体14の腕が臨んでいる。
図5(a)においては、被写体14の形態としてその両
腕が撮影視野18内に臨み、図5(b)においては、被
写体14の形態としてはその片腕が撮影視野18内に臨
み、図5(c)においては、被写体14の形態としては
その前腕部が垂直上方に曲げられた片腕が撮影視野18
内に臨んでいる。
【0017】被写体14の形態としては、図5(a)で
は設備機器2の周囲が『第1の緊急事態』であること
を、図5(b)では設備機器2の周囲が『第2の緊急事
態』であることを、図5(c)では『第3の緊急事態』
であることをそれぞれ示している。こうした被写体14
の上述の形態例は単なる参考であるが、さらには、話す
のが不自由な人の場合では手話でもよい。また、話すこ
とができる人であって手話ができない人であっても簡単
な身振り手振りでも構わない。また、自動通報装置4側
にはその被写体14の形態例を図示しておくことで、た
とえ、事前に身振り手振りを知っていなくても自身の形
態をカメラ12の前で作ることで端末装置10側に通報
できる。
【0018】カメラ12からの前記被写体14の形態に
係る画像信号は、図5(a)では画像の水平ラインh1
とh2とにおける信号部分と、他の信号部分とで差異が
あるので、信号処理部20で処理された画像信号は、そ
れに対応した信号出力となり、また、図5(b)では画
像の水平ラインh3における信号部分と、他の信号部分
とで差異があるので、信号処理部20で処理された画像
信号は、それに対応した信号出力となり、図5(c)で
は画像の垂直方向Lにおける信号部分と、他の信号部分
とで差異があるので、信号処理部20で処理された画像
信号は、それに対応した信号出力となる。また、言語変
換メモリ24には、図5(a)の差異を示す信号は『第
1の緊急事態』という言語変換データとして、図5
(b)の差異を示す信号は『第2の緊急事態』という言
語変換データとして、図5(c)の差異を示す信号は
『第3の緊急事態』という言語変換データとして所定の
アドレスに記憶されている。したがって、マイクロコン
ピュータ22は、信号処理部20からの画像データから
アドレスを指定して言語変換メモリ24に記憶されてい
る言語変換データを読み出し、読み出した言語変換デー
タをこれに対応した音声データに変換したうえで電話回
線8を介して端末装置10側に自動ダイヤル送信で通報
できるようになっている。
【0019】なお、こうした言語変換メモリ24は自動
通報装置4側ではなく端末装置10側に持たせても構わ
ない。このことは後述する。
【0020】なお、被写体14の人は、緊急事態を端末
装置10側に通報しようとするときは、自動通報装置4
に装備されている操作部30を操作して緊急事態通報モ
ードに設定する。そうすると、マイクロコンピュータ2
2は、この操作部30からの緊急事態通報モードの入力
に応答して、カメラ12で撮影される被写体14の形態
に対応して言語変換メモリ24からそれに対応した言語
変換データを読み出し、それを音声に変換して端末装置
10側に通報動作するようになっている。
【0021】なお、上述の実施の形態においては、自動
通報装置4の通報制御部16内に言語変換メモリ24を
設けたが、自動通報装置4側にこの言語変換メモリ24
を設けずに、図6で示すように、この自動通報装置4に
電話回線8を介して接続された端末装置10側にこの言
語変換メモリを設けてもよい。例えば端末装置10内に
自動通報装置4からの通報データの入力に応答して該自
動通報装置4との間での通報の制御を行うマイクロコン
ピュータ38と、被写体の形態に対応した言語データを
記憶している言語変換メモリ40とを設け、マイクロコ
ンピュータ38は、自動通報装置4からの通報データに
対応して言語変換メモリ40に記憶されている言語デー
タを読み出し、その読み出した言語データを音声に変換
することでも上述の実施の形態と同様の作用効果を有す
ることができる。
【0022】なお図6の実施の形態の場合では、自動通
報装置4は、撮影手段としてのカメラ12と、このカメ
ラ12で撮影された被写体14の画像に係る信号を処理
してその被写体14の形態に対応したデータを電話回線
8を介して通報先である端末装置10側に通報するよう
になっている。
【0023】次に、本発明のさらに他の実施の形態につ
いて説明する。カメラ12で被写体の画像を画像記録メ
モリ26に記録しておき、後で、設備機器2周辺の様子
について分析するなどしたい場合がある。こうした場合
にはカメラ12で撮影された被写体の画像を画像記録メ
モリ26に記録していくことになるが、一日24時間連
続して画像記録メモリ26に記録しようとすると、その
メモリ容量が満杯になると、それ以上の記録ができなく
なり、本来、必要とする特定事象に係る画像を記録でき
ない事態になりかねない。もちろん、画像記録メモリ2
6の記録容量を大きくするとよいが、それでは膨大なメ
モリ容量が必要とされ、メモリのコストアップ増を来す
のみならず、不要な画像ばかり記録されてしまうなどす
る。
【0024】そこで、記録を必要とする特定事象発生の
ときにのみ画像記録メモリ26に記録できるようにして
おけば、画像記録メモリ26としてはそれほど大きなメ
モリ容量が必要でなくなりコストも少なくて済む。
【0025】そのため、本実施の形態においては、カメ
ラ12は常時作動状態としておきながら、図7のフロー
チャートで示すように、特定事象の発生については、画
像信号から、あるいは、振動センサ34とか、音声セン
サ36などのセンサ信号から検知できるようにしておく
一方、マイクロコンピュータ22においては、ステップ
n9で画像信号、あるいはそれらセンサ34,36から
のセンサ信号に基づいて、画像信号の場合は画像に特定
事象に対応する変化があったかどうか、また振動とか音
声であればそれらのレベルが特定事象に対応する或る一
定を越えたかどうかを判断し、YESと判断したときに
は特定事象が発生したとして、カメラ12で撮影された
被写体の画像に係る信号を信号処理部20で処理したう
えでステップn10で内蔵するタイマをスタートさせ、
ステップn11で画像記録メモリ26への画像記録を行
う。そして、ステップn12でタイマをスタートしてか
らタイマがタイムアップすると、ステップn13で画像
記録メモリ26のメモリ容量が満杯になったかどうかを
判断する。満杯であるとYESとしてステップn14で
最後の特定事象データを除く他のデータをクリアして、
ステップn15でその旨を端末装置10に通報する。こ
れによって、本来必要とする特定事象発生の画像データ
のみが画像記録メモリ26に記録されることになって、
そのメモリ容量としては少なくて済む。もちろん、特定
事象の状態の画像を記録するチャンスを逃すことがなく
なる。
【0026】なお、マイクロコンピュータ22は、特定
事象発生時ににみ音声記録メモリ28にも同時に特定事
象の発生に伴う音声を記録できるようにしても構わない
し、そうした場合では、音声記録メモリ28のメモリ容
量も少なくて済むとともに、特定事象発生の画像だけで
はその特定事象の発生の状態の分析が困難である場合
に、その音声記録データから、さらにその分析を正確に
行うことが可能となる。
【0027】また、振動センサ34で検知された振動の
うち、一定のレベル以上の振動の検知時にのみ画像記録
させるのは、設備機器2周辺に振動があるのが通常であ
る場合は、その通常の振動と区別して異常事態発生時に
のみそのときの画像を記録できるようにするためであ
る。また、一定のレベル以上の騒音あるいは音声の検知
時にのみ画像記録させるのは、設備機器2周辺に何らか
の騒音あるいは音声があるのが通常である場合は、その
通常の騒音あるいは音声と区別して異常事態発生時にの
みそのときの画像を記録できるようにするためである。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば次の効果を
得られる。
【0029】請求項1の発明によれば、撮影手段と、前
記撮影手段で撮影された被写体の画像に係る信号を処理
してその被写体の形態に対応したデータに変換するとと
もに、その変換したデータを電話回線を介して通報先に
通報する通報制御部とを具備したので、自動通報装置に
付設されている電話機を利用できなくても、また、電話
機が付設されていなくても、撮影手段で撮影した被写体
の形態に対応したデータを端末装置側に連絡できるので
緊急事態の発生などに迅速適確に対処できる。
【0030】請求項2の発明では、マイクロコンピュー
タと言語変換メモリとを有しているので、自動通報装置
から端末装置側には例えば緊急事態の発生状況を言語で
もって通報されることによって、撮影手段で撮影された
被写体の形態がどのようになっているかが端末装置側で
容易に判断できる結果、より一層、緊急事態の発生など
に対して迅速適確に対処できる。
【0031】請求項3の発明では、通報制御部が、被写
体の形態を音声に変換して端末装置側に通報できるの
で、端末装置側では緊急事態の発生状況をより明確に把
握理解できるものとなり、結果、端末装置側では即座に
緊急事態の発生などに迅速適確に対処できる。
【0032】請求項4の発明では、前記通報制御部が、
画像記録メモリを有するとともに、前記マイクロコンピ
ュータは、所定の信号の入力に応答して被写体側に特定
の事象が発生したと判断したときにのみ画像信号のデー
タを画像記録メモリに記録できるので、画像記録メモリ
の容量が少なくて済むからその分、コストダウンが可能
となるうえ、必要とする特定事象の発生の記録のチャン
スを逃すことがなくなる。
【0033】請求項5の発明では、前記所定の信号が画
像信号であるので、特定事象が例えば被写体の形態に大
きく変化を持たらす事象例えば火事などであれば、セン
サなどを要することなく、その特定事象の発生タイミン
グを適確に捉えられるものとなり、画像記録メモリへの
記録のタイミングを適確にできる。
【0034】請求項6の発明では、前記通報制御部が、
前記被写体側に特定の事象が発生したことを検出するセ
ンサを有し、前記マイクロコンピュータは、前記センサ
出力を前記所定の信号としてこれに応答して前記画像記
録メモリへの画像記録を行うか否かの判断を行うことが
できるので、特定事象の発生時にのみ正確にメモリに記
録させることができ、、小さいメモリ容量であっても、
必要とする特定事象のみの記録が可能となる。
【0035】請求項7の発明では、通報制御部が、撮影
手段の撮影状態に係る受信信号の入力に応答して当該撮
影手段の撮影状態を制御できるようにしているので、撮
影手段による撮影を正確に合わせることが可能となり、
したがって、被写体の形態を間違えて認識して端末装置
側にデータを通報することがなくなり、より一層、緊急
事態の発生などに迅速適確に対処できる。
【0036】請求項8の通報システムによれば、設備機
器側からの信号の入力に応答する前記自動通報装置と、
前記自動通報装置とは電話回線を介して接続され、かつ
前記自動通報装置からのデータの受信および/または前
記自動通報装置へのデータの送信を行う端末装置とで構
成されているので、設備機器周辺に異常があった場合に
言語の不自由な人でも設備機器側の異常を端末装置側に
通報できるシステムとなる。また、特定事象の発生時に
のみ画像記録メモリに記録できるので、小さなメモリ容
量のものを用いることができ、結果として、コスト的に
やすくできるシステムとなる。
【0037】請求項9の発明によれば、自動通報装置
と、これに電話回線を介して接続された端末装置とを有
し、前記自動通報装置は、撮影手段と、前記撮影手段で
撮影された被写体の画像に係る信号を処理してその信号
に対応したデータを電話回線を介して通報先に通報する
通報制御部とを具備し、前記端末装置は、前記自動通報
装置からのデータの入力に応答して該自動通報装置との
間での通報の制御を行うマイクロコンピュータと、前記
被写体の形態に対応した言語データを記憶している言語
変換メモリとを有し、前記マイクロコンピュータは、前
記データに対応して前記言語変換メモリに記憶されてい
る言語データを読み出し、その読み出した言語データに
対応して音声変換する通報システムであるから、撮影手
段で撮影された被写体の形態がどのようになっているか
が端末装置側で容易に判断できる結果、言葉が不自由で
あるとか、音声が不調である場合でも、緊急事態の発生
などに対して迅速適確に対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る通報システムの概略構
成図
【図2】図1のシステムの動作説明に供するフローチャ
ート
【図3】自動通報装置の概略構成図
【図4】図3の通報制御部の内部回路構成図
【図5】カメラの被写体の形態例を示す図
【図6】本発明の他の実施の形態に説明に供する通報シ
ステムの要部の概略構成図
【図7】本発明のさらに他の実施の形態の通報システム
においての特定事象発生時でのマイクロコンピュータの
動作手順の説明に供するフローチャート
【符号の説明】
2 設備機器 4 自動通報装置 6 電話機 8 電話回線 10 端末装置 12 カメラ 14 被写体 16 通報制御部 18 撮影視野 20 信号処理部 22 マイクロコンピュータ 24 言語変換メモリ 26 画像記録メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志水 清明 熊本県阿蘇郡一宮町大字宮地字南油町4429 番地 オムロン阿蘇株式会社内 (72)発明者 後藤 光英 熊本県阿蘇郡一宮町大字宮地字南油町4429 番地 オムロン阿蘇株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影手段と、前記撮影手段で撮影された被
    写体の画像に係る信号を処理してその被写体の形態に対
    応したデータに変換するとともに、その変換したデータ
    を電話回線を介して通報先に通報する通報制御部とを具
    備したことを特徴とする自動通報装置。
  2. 【請求項2】前記通報制御部が、前記画像信号の入力に
    応答して前記通報先との間での通報の制御を行うマイク
    ロコンピュータと、前記被写体の形態に対応した言語デ
    ータを記憶している言語変換メモリとを有し、前記マイ
    クロコンピュータは、前記画像信号に基づいて前記被写
    体の形態を判断し、その判断に基づいて前記言語変換メ
    モリに記憶されている言語データを読み出し、その読み
    出した言語データに対応して前記電話回線を介して前記
    通報先に通報することを特徴とする請求項1に記載の自
    動通報装置。
  3. 【請求項3】前記通報制御部が、前記データに対応した
    音声で前記通報先に通報することを特徴とする請求項1
    または2に記載の自動通報装置。
  4. 【請求項4】前記通報制御部が、画像記録メモリを有す
    るとともに、前記マイクロコンピュータは、所定の信号
    の入力に応答して被写体側に特定の事象が発生したか否
    かを判断し、特定事象が発生したと判断したときには、
    前記画像記録メモリに前記画像信号に係るデータの記録
    を行うよう制御することを特徴とする請求項1ないし3
    いずれかに記載の自動通報装置。
  5. 【請求項5】前記所定の信号が、前記画像信号である請
    求項4に記載の自動通報装置。
  6. 【請求項6】前記通報制御部が、前記被写体側に特定の
    事象が発生したことを検出するセンサを有し、前記マイ
    クロコンピュータは、前記センサ信号を前記所定の信号
    とし、この信号の入力に応答して前記画像記録メモリへ
    の画像記録を行うか否かの判断を行うことを特徴とする
    請求項4に記載の自動通報装置。
  7. 【請求項7】前記通報制御部が、前記通報先からの受信
    信号の入力に応答して当該撮影手段の撮影状態を制御す
    ることを特徴とする請求項1ないし6いずれかに記載の
    自動通報装置。
  8. 【請求項8】設備機器側からの信号の入力に応答する前
    記請求項1ないし7いずれかに記載の自動通報装置と、 前記自動通報装置とは電話回線を介して接続され、かつ
    前記自動通報装置からのデータの受信および/または前
    記自動通報装置へのデータの送信を行う端末装置と、 を具備したことを特徴とする通報システム。
  9. 【請求項9】自動通報装置と、これに電話回線を介して
    接続された端末装置とを有し、 前記自動通報装置は、撮影手段と、前記撮影手段で撮影
    された被写体の画像に係る信号を処理してその信号に対
    応したデータを電話回線を介して通報先に通報する通報
    制御部とを具備し、 前記端末装置は、前記自動通報装置からのデータの入力
    に応答して該自動通報装置との間での通報の制御を行う
    マイクロコンピュータと、前記被写体の形態に対応した
    言語データを記憶している言語変換メモリとを有し、前
    記マイクロコンピュータは、前記データに対応して前記
    言語変換メモリに記憶されている言語データを読み出
    し、その読み出した言語データに対応して音声変換する
    ことを特徴とする通報システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002133558A (ja) * 2000-10-27 2002-05-10 Victor Co Of Japan Ltd 監視用信号の通信方法、及び監視用信号通信装置
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