JP3800473B2 - 燃焼制御機器監視システム、燃焼制御機器及び遠隔監視装置 - Google Patents

燃焼制御機器監視システム、燃焼制御機器及び遠隔監視装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃焼制御機器とそれを遠隔監視する遠隔監視装置とを有する燃焼制御機器監視システムと、その燃焼制御機器監視システムで用いられる燃焼制御機器及び遠隔監視装置とに関し、特に、高品質かつ高信頼性の遠隔監視を実現する燃焼制御機器監視システムと、その燃焼制御機器監視システムで用いられる燃焼制御機器及び遠隔監視装置とに関する。
【0002】
燃焼システムは高い安全性が要求されることから、一般に、高い保守技術を持つメンテナンス会社が市場に提供されている燃焼システムを集中的に保守するという体制が採られている。このメンテナンス体制を実用的なものとするためには、高品質の遠隔監視を実現する技術の構築が必要である。
【0003】
【従来の技術】
従来では、燃焼制御機器を遠隔監視する場合には、公衆電話回線を使って燃焼制御機器を遠隔監視するという構成を採っている。
【0004】
図17に、従来の燃焼制御機器の遠隔監視システムのシステム構成を図示する。図中に示す遠隔監視装置2は、例えばメンテナンス会社に設置され、燃焼制御機器1-i(i=1,2,・・・)の運転履歴データなどを収集して管理する装置である。また、燃焼制御機器1-iは、顧客先に設置されている燃焼装置を制御する装置である。
【0005】
この図に示すように、従来では、公衆の電話回線を使って燃焼制御機器1-iを遠隔監視する構成を採っており、遠隔監視装置2が、燃焼制御機器1-iの各種燃焼制御データをリモート収集する場合には、一般の公衆電話回線網を介して、各々の燃焼制御機器1-iに対して個別に回線接続を行い、接続が確立した後に、データ通信によってデータを収集するように処理していた。
【0006】
このとき、従来では、これまでに監視対象とされていた燃料流量や空気流量やフレーム電流などのようなコードデータで表される燃焼制御情報を収集対象として、それらの燃焼制御情報を遠隔監視装置2のディスプレイ画面に表示するように処理していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来技術に従っていると、高品質の遠隔監視を実現できないという問題点があった。
【0008】
すなわち、電話回線では、実用的なレベルで画像データや音データを送れないことから、炎画像や燃焼音や動作音などを遠隔監視することができず、これがために、高品質の遠隔監視を実現できないという問題点があった。
【0009】
例えば、火炎センサの検出するフレーム電流を見れば火炎の状態を知ることができるものの、火炎センサの故障を考慮に入れると、フレーム電流が検出されないことで火炎が消えたと断定することは出来ない。
【0010】
この判断は、最終的には、火炎の画像を見たり火炎の燃焼音を聞くことで実現可能であるが、従来技術では画像データや音データを送れないことから、この最終的な判断を下すことができない。このように、従来技術に従っていると、高品質の遠隔監視を実現できないのである。
【0011】
更に、従来技術に従っていると、高信頼性の遠隔監視を実現できないという問題点があった。
【0012】
すなわち、電話回線の信頼性が十分高くないことで、電話回線が接続されないことが起きたり、電話回線が輻輳することで電話回線が接続されないことが起き、これがために、高信頼性の遠隔監視を実現できないという問題点があった。
【0013】
燃焼システムを安全サイドに運用することは大切なことがあるが、あまりに安全サイドに運用することは、燃焼システムを使っている生産ラインの稼働率を下げることになって、生産コストを上げることになる。一方、燃焼システムを安全サイドに運用することを怠ると、爆発などの事故を引き起こし大きな損害を招くことになる。
【0014】
これから、従来技術よりも高品質で高信頼性を実現する遠隔監視技術の構築が叫ばれているのである。
【0015】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、燃焼制御機器を遠隔監視するという構成を採るときにあって、高品質かつ高信頼性の遠隔監視を実現する新たな燃焼制御機器監視システムの提供と、その燃焼制御機器監視システムで用いられる新たな燃焼制御機器及び遠隔監視装置の提供とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
図1に本発明を具備する燃焼制御機器監視システムの原理構成を図示する。
【0017】
図中、1-i(i=1〜n)はボイラなどの燃焼装置を制御する本発明の燃焼制御機器、2は燃焼制御機器1-iの収集する燃焼制御に関する情報を遠隔監視する本発明の遠隔監視装置、3は燃焼制御機器1-iと遠隔監視装置2との間を接続するインターネットなどのようなネットワーク、4は燃焼制御機器1-iの収集する燃焼制御に関する情報を遠隔監視装置2に提示するネットワーク3に接続されるサーバ、5は燃焼装置の炎の画像などを撮像して燃焼制御装置1-iに入力する撮像装置、6は燃焼装置の燃焼音などを集音して燃焼制御装置1-iに入力する集音装置である。
【0018】
本発明の燃焼制御機器1-iは、遠隔監視装置2に提示するファイル閲覧用画面をサーバ4に登録する登録手段10と、遠隔監視装置2に通知する燃焼制御に関する情報を収集する収集手段11と、収集手段11の収集した燃焼制御に関する情報をファイル閲覧用画面の指定するサーバ4のファイルに転送する転送手段12とを備える。
ここで、登録手段10は、サーバ4に対して、ファイル閲覧用画面の参照を許可する遠隔監視装置2の識別情報についても登録することがある。
【0019】
一方、本発明の遠隔監視装置2は、サーバ4に接続して、燃焼制御機器1-iの登録したファイル閲覧用画面の指定するファイルから、燃焼制御機器1-iの収集した燃焼制御に関する情報を取得する取得手段20と、燃焼制御機器1-iがサーバ4に登録したファイル閲覧用画面をディスプレイ画面に表示するとともに、取得手段20の取得した燃焼制御に関する情報をその表示するファイル閲覧用画面を使って表示し、更に、その情報が音データを持つときには、それを再生する出力制御手段21と、撮像装置5や集音装置6の動作を制御し、その制御に応答して燃焼制御機器1-iから送られてくる画像データや音データを入手して、ディスプレイ画面に画像を表示したり音を再生するコントロール手段22とを備える。
【0020】
このように構成される本発明を具備する燃焼制御機器監視システムでは、燃焼制御機器1-iの登録手段10は、遠隔監視装置2に提示するファイル閲覧用画面をサーバ4に登録する。
【0021】
そして、収集手段11は、警報発生時や規定の周期時などに燃焼制御に関する情報を収集し、これを受けて、転送手段12は、収集手段11の収集した燃焼制御に関する情報をファイル閲覧用画面の指定するサーバ4のファイルに転送する。
【0022】
一方、遠隔監視装置2の出力制御手段21は、燃焼制御機器1-iがサーバ4に登録したファイル閲覧用画面をディスプレイ画面に表示し、取得手段20は、このファイル閲覧用画面の指定するサーバ4のファイルから、燃焼制御機器1-iの収集した燃焼制御に関する情報を取得する。これを受けて、出力制御手段21は、取得手段20の取得した燃焼制御に関する情報をその表示するファイル閲覧用画面を使って表示したり、その情報が音データを持つときには、それを再生する。
【0023】
そして、コントロール手段22は、燃焼制御機器1-iの備える撮像装置5や集音装置6の姿勢などを制御し、その制御に応答して燃焼制御機器1-iから送られてくる画像データや音声データを入手することで、燃焼制御機器1-iの遠隔監視に必要となる燃焼制御に関する画像をリアルタイムにディスプレイ画面に表示したり、燃焼制御機器1-iの遠隔監視に必要となる燃焼制御に関する音をリアルタイムに再生する。
【0024】
このように、本発明では、インターネットなどのネットワークで利用されるファイル閲覧技術を利用して、燃焼制御機器1-iの収集する燃焼制御に関する情報を遠隔監視装置2で取得できるようにすることから、燃焼制御機器1-iの収集する画像データや音声データについても遠隔監視装置2で取得できるようになることで、高品質の遠隔監視を実現できるようになるとともに、ネットワークの持つ高い信頼性に従って高信頼性の遠隔監視を実現できるようになる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
【0026】
図2に、本発明の一実施例を図示する。図中、図1で説明したものと同じものについては同一の記号で示してある。
【0027】
1aは燃焼制御機器1に対応付けて備えられるパーソナルコンピュータ、3aはインターネット、4aはWebサーバ、5aは燃焼装置の炎などを撮像するカラーカメラ、6aは燃焼装置の燃焼音などを集音するマイクロフォン、7はパーソナルコンピュータ1aの備えるファイルである。
【0028】
このパーソナルコンピュータ1aは、燃焼制御機器1の持つべき機能を代行するものであり、その持つべき機能が燃焼制御機器1に内蔵される場合には備える必要はない。
【0029】
本発明を実現するために、パーソナルコンピュータ1aは、燃焼制御に関する情報の閲覧用に用意されるWeb画面を登録するWeb画面登録プログラム100と、遠隔監視装置2に通知する燃焼制御のトレンドデータを収集するトレンドデータ収集プログラム101と、インターネット3aのファイル転送プロトコルに従って、収集されたトレンドデータの送信処理を実行するトレンドデータ送信プログラム102とを備える。一方、遠隔監視装置2は、ファイル閲覧ソフトを構成するブラウザ200と、WWWに関する米国Microsoft社の技術であるActive X201とを備える。
【0030】
パーソナルコンピュータ1aに展開されるWeb画面登録プログラム100は、ホームページを起点とするWWWのWeb画面を作成して、Webサーバ4aに登録する処理を行う。このとき、Web画面登録プログラム100は、インターネット3aに接続される遠隔監視装置2以外の端末がこのWeb画面を参照できないようにするために、Webサーバ4aに対して、このWeb画面の参照を許可する遠隔監視装置2のURLを通知していくことになる。
【0031】
Web画面登録プログラム100の登録するWeb画面は、例えば、図3に示すように、遠隔監視の対象となる燃焼制御機器1の一覧画面から読み出される各燃焼制御機器1のホームページを起点として、時間の経過とともに変化する燃焼制御機器1の燃焼制御状態を示すトレンドデータの表示用に用意される図4に示すようなWeb1画面と、燃焼制御シーケンスの経過とともに変化する燃焼制御機器1の燃焼制御状態を示すトレンドデータの表示用に用意される図5に示すようなWeb画面2と、異常発生時点の燃焼制御機器1の燃焼制御状態を示すトレンドデータの表示用に用意される図6に示すようなWeb画面3とを有する。
【0032】
このWeb1画面にリンクするWebサーバ4aのファイル40には、時間の経過とともに変化する燃焼制御機器1の燃焼制御状態を示すトレンドデータが格納され、このトレンドデータは、このWeb1画面から呼び出されて、このWeb1画面で表示されることになる。また、このWeb2画面にリンクするWebサーバ4aのファイル41には、燃焼制御シーケンスの経過とともに変化する燃焼制御機器1の燃焼制御状態を示すトレンドデータが格納され、このトレンドデータは、このWeb2画面から呼び出されて、このWeb2画面で表示されることになる。また、このWeb3画面にリンクするWebサーバ4aのファイル42には、異常発生時点の燃焼制御機器1の燃焼制御状態を示すトレンドデータが格納され、このトレンドデータは、このWeb3画面から呼び出されて、このWeb3画面で表示されることになる。
【0033】
図7ないし図9に、パーソナルコンピュータ1aに展開されるトレンドデータ収集プログラム101の実行する処理フローの一実施例を図示する。
【0034】
トレンドデータ収集プログラム101は、図7の処理フローに従う場合には、燃焼制御機器1が燃焼制御処理に入ることで起動されると、先ず最初に、ステップ1で、図示しないトレンドデータ用メモリに格納される最新データの格納先メモリ域をポイントする最新データポインタPに初期値“1”をセットする。ここで、トレンドデータ用メモリのメモリ域の数をN個と想定しているので、最新データポインタPの値の最大値はNとなる。
【0035】
続いて、ステップ2で、燃焼制御機器1が燃焼制御処理を終了したのか否かを判断して、燃焼制御処理が終了したことを判断するときには、処理を終了し、燃焼制御処理が終了していないことを判断するときには、ステップ3に進んで、燃焼制御に異常が発生したのか否かを判断する。
【0036】
この判断処理で、燃焼制御に異常が発生したことを検出するときには、ステップ4に進んで、これから説明する収集処理を停止し、トレンドデータ送信プログラム102を起動して、処理を終了する。
【0037】
一方、ステップ3の判断処理で、燃焼制御に異常が発生していないことを検出するときには、ステップ5に進んで、例えば1秒周期で定義される規定の収集周期に到達したのか否かを判断して、収集周期に到達していないことを判断するときには、そのままステップ2に戻り、収集周期に到達したことを判断するときには、ステップ6に進んで、燃焼制御機器1から火炎センサの検出値や燃料弁の開度などの規定の燃焼制御情報を収集し、続くステップ7で、カラーカメラ5aの撮像する燃焼装置の炎の画像データを入力する。
【0038】
続いて、ステップ8で、最新データポインタPの値の指すトレンドデータ用メモリのメモリ域に、ステップ6で収集した燃焼制御情報とステップ7で入力した炎画像データとを格納する。
【0039】
続いて、ステップ9で、最新データポインタPの値を1つインクリメントし、続くステップ10で、その更新した最新データポインタPの値が最大値であるNを超えたのか否かを判断して、超えたことを判断するときには、ステップ11に進んで、最新データポインタPの値を“1”に変更してからステップ2に戻り、超えないことを判断するときには、そのままステップ2に戻る。
【0040】
このようにして、トレンドデータ収集プログラム101は、図7の処理フローに従う場合には、例えば1秒周期で定義される収集周期に到達すると、トレンドデータ用メモリに格納される最も古いデータを消去しながら、循環形式の格納形態に従いつつ、燃焼制御機器1から収集する燃焼制御情報とカラーカメラ8の撮像する燃焼装置の炎画像データとをトレンドデータ用メモリに格納していって、燃焼制御に異常が発生すると、その収集処理を停止して、トレンドデータ送信プログラム102を起動していくように処理するのである。ここで、異常が発生した後の規定時間の間、この収集処理を続行していくという構成を採ることも可能である。
【0041】
一方、トレンドデータ収集プログラム101は、図8の処理フローに従う場合には、燃焼制御機器1が燃焼制御処理に入ることで起動されると、先ず最初に、ステップ1で、上述した最新データポインタPの値に初期値“1”をセットする。
【0042】
続いて、ステップ2で、1回目の収集処理の時刻に到達するのを待って、その収集処理時刻で、燃焼制御機器1から燃焼制御情報を収集するとともに、カラーカメラ5aの撮像する燃焼装置の炎の画像データを入力し、続くステップ3で、最新データポインタPの値の指すトレンドデータ用メモリのメモリ域に、ステップ2で収集した燃焼制御情報及び炎画像データを格納する。
【0043】
続いて、ステップ4で、収集処理の終了時刻に到達したのか否かを判断して、収集処理の終了時刻に到達したことを判断するときは、処理を終了する。一方、収集処理の終了時刻に到達していないことを判断するときには、ステップ5に進んで、前回の収集処理から例えば1時間といった規定時間が経過したのか否かを判断して、規定時間が経過していないことを判断するときには、ステップ4に戻り、規定時間が経過したことを判断するときには、ステップ6に進んで、最新データポインタPの値を1つインクリメントする。
【0044】
続いて、ステップ7で、次の収集処理の時刻に到達したことに合わせて、燃焼制御機器1から燃焼制御情報を収集するとともに、カラーカメラ5aの撮像する燃焼装置の炎の画像データを入力し、続くステップ8で、最新データポインタPの値の指すトレンドデータ用メモリのメモリ域に、ステップ7で収集した燃焼制御情報及び炎画像データを格納して、ステップ4に戻る。
【0045】
このようにして、トレンドデータ収集プログラム101は、図8の処理フローに従う場合には、例えば規定の燃焼シーケンスにおける燃焼制御情報と炎画像データとが、時間経過とともにどのように変化していくのかというトレンドデータを収集して、それをトレンドデータ用メモリに格納していくように処理するのである。
【0046】
一方、トレンドデータ収集プログラム101は、図9の処理フローに従う場合には、燃焼制御機器1が燃焼制御処理に入ることで起動されると、先ず最初に、ステップ1で、上述した最新データポインタPの値に初期値“1”をセットする。
【0047】
続いて、ステップ2で、燃焼制御機器1の実行する最初の燃焼シーケンス(通常はプレパージ)で、燃焼制御機器1から燃焼制御情報を収集するとともに、カラーカメラ5aの撮像する燃焼装置の炎の画像データを入力し、続くステップ3で、最新データポインタPの値の指すトレンドデータ用メモリのメモリ域に、ステップ2で収集した燃焼制御情報及び炎画像データを格納する。
【0048】
続いて、ステップ4で、燃焼シーケンスが最終シーケンス(通常はポストパージ)まで終了したのか否かを判断して、最終シーケンスまで終了したことを判断するときは、処理を終了する。一方、燃焼シーケンスが最終シーケンスまで終了していないことを判断するときには、ステップ5に進んで、燃焼シーケンスが次のシーケンスに移行したのか否かを判断して、移行していないことを判断するときには、ステップ4に戻り、移行したことを判断するときには、ステップ6に進んで、最新データポインタPの値を1つインクリメントする。
【0049】
続いて、ステップ7で、移行先となるシーケンスで、燃焼制御機器1から燃焼制御情報を収集するとともに、カラーカメラ5aの撮像する燃焼装置の炎の画像データを入力し、続くステップ8で、最新データポインタPの値の指すトレンドデータ用メモリのメモリ域に、ステップ7で収集した燃焼制御情報及び炎画像データを格納して、ステップ4に戻る。
【0050】
このようにして、トレンドデータ収集プログラム101は、図9の処理フローに従う場合には、「プレパージ→パイロット点火トライアル→パイロット点火→メイン点火→メイン安定→定常燃焼→ポストパージ」といったように続く燃焼シーケンスの進行に応じて、燃焼制御情報と炎画像データとがどのように変化していくのかというトレンドデータを収集して、それをトレンドデータ用メモリに格納していくように処理するのである。
【0051】
このように、トレンドデータ収集プログラム101は、図7の処理フローに従って、異常発生時点の燃焼制御機器1の燃焼制御状態を示すトレンドデータを収集し、図8の処理フローに従って、時間の経過とともに変化する燃焼制御機器1の燃焼制御状態を示すトレンドデータを収集し、図9の処理フローに従って、燃焼制御シーケンスの経過とともに変化する燃焼制御機器1の燃焼制御状態を示すトレンドデータを収集するのである。このようにして収集されたトレンドデータは、ファイル7に保存されることになる。
【0052】
図7ないし図9の処理フローでは、燃焼制御情報と炎の画像データとの対データからなるトレンドデータを収集していくことで説明したが、マイクロフォン6aの集音する燃焼音や燃焼制御部品の動作音などの音データを入力することで、燃焼制御情報と炎の画像データと燃焼音などの音データとの対データからなるトレンドデータを収集したり、燃焼制御情報と燃焼音などの音データとの対データからなるトレンドデータを収集するように処理することもある。
【0053】
また、図7ないし図9の処理フローでは、画像データとして炎の画像データを収集していくことで説明したが、その他に、燃焼制御部品の画像データから、その燃焼制御部品の動作状態(例えはダンパの開度)を知ることができるので、燃焼制御部品の画像データを収集するように処理することもある。
【0054】
次に、パーソナルコンピュータ1aに展開されるトレンドデータ送信プログラム102が実行する図10の処理フローに従って、トレンドデータ送信プログラム102の実行処理について説明する。
【0055】
トレンドデータ送信プログラム102は、燃焼制御に異常が発生することでトレンドデータ収集プログラム101から起動されると、図10(a)の処理フローに示すように、トレンドデータ収集プログラム101が図7の処理フローに従って収集したトレンドデータを、インターネット3aのプロトコルに従ってWebサーバ4aのファイル42に送信する。
【0056】
一方、トレンドデータ送信プログラム102は、規定の送信周期になると、図10(b)の処理フローに示すように、トレンドデータ収集プログラム101が図8の処理フローに従って収集したトレンドデータを、インターネット3aのプロトコルに従ってWebサーバ4aのファイル40に送信するとともに、トレンドデータ収集プログラム101が図9の処理フローに従って収集したトレンドデータを、インターネット3aのプロトコルに従ってWebサーバ4aのファイル41に送信する。
【0057】
このとき、前回の送信周期で送信したトレンドデータの続き部分のみを送信するのか、これまでに送信したトレンドデータ部分も含めて送信するのかについては、Webサーバ4aとの間で取り決めた規約に従うことになる。
【0058】
このようにして、トレンドデータ送信プログラム102の送信処理に従って、Webサーバ4aのファイル42に、異常発生時点の燃焼制御機器1の燃焼制御状態を示すトレンドデータが格納され、Webサーバ4aのファイル40に、時間の経過とともに変化する燃焼制御機器1の燃焼制御状態を示すトレンドデータが格納され、Webサーバ4aのファイル41に、燃焼シーケンスの経過とともに変化する燃焼制御機器1の燃焼制御状態を示すトレンドデータが格納されることになる。
【0059】
次に、遠隔監視装置2に展開されるブラウザ200が実行する図11の処理フローに従って、ブラウザ200の実行処理について説明する。
【0060】
ブラウザ200は、閲覧の許可された遠隔監視装置2からの指示に応答して、図3に示した燃焼制御機器一覧画面から選択された燃焼制御機器1のWeb画面を表示しているときに、遠隔監視装置2のオペレータがボタンを操作すると、図11の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、そのボタン操作がファイル40に格納されるトレンドデータの表示要求であるのか否かを判断して、そうであることを判断するときには、ステップ2に進んで、Webサーバ4のファイル40に格納されるトレンドデータを取得して、図4に示したWeb画面の対応する位置に表示することで、図12に示すように、トレンドデータ収集プログラム101の収集したトレンドデータを表示する。
【0061】
上述したように、Webサーバ4のファイル40には、トレンドデータ収集プログラム101の収集した時間の経過とともに変化する燃焼制御機器1の燃焼制御状態を示すトレンドデータが格納されているので、このトレンドデータを取得してWeb画面に表示するのである。
【0062】
一方、ステップ1で、オペレータのボタン操作がファイル40に格納されるトレンドデータの表示要求でないことを判断するときには、ステップ3に進んで、そのボタン操作がファイル41に格納されるトレンドデータの表示要求であるのか否かを判断して、そうであることを判断するときには、ステップ4に進んで、Webサーバ4のファイル41に格納されるトレンドデータを取得して、図5に示したWeb画面の対応する位置に表示することで、図13に示すように、トレンドデータ収集プログラム101の収集したトレンドデータを表示する。
【0063】
上述したように、Webサーバ4のファイル41には、トレンドデータ収集プログラム101の収集した燃焼シーケンスの経過とともに変化する燃焼制御機器1の燃焼制御状態を示すトレンドデータが格納されているので、このトレンドデータを取得してWeb画面に表示するのである。
【0064】
一方、ステップ3で、オペレータのボタン操作がファイル41に格納されるトレンドデータの表示要求でないことを判断するときには、ステップ5に進んで、そのボタン操作がファイル42に格納されるトレンドデータの表示要求であるのか否かを判断して、そうであることを判断するときには、ステップ6に進んで、Webサーバ4のファイル42に格納されるトレンドデータを取得して、図6に示したWeb画面の対応する位置に表示することで、図14に示すように、トレンドデータ収集プログラム101の収集したトレンドデータを表示する。
【0065】
上述したように、Webサーバ4のファイル42には、トレンドデータ収集プログラム101の収集した異常発生時点の燃焼制御機器1の燃焼制御状態を示すトレンドデータが格納されているので、このトレンドデータを取得してWeb画面に表示するのである。
【0066】
一方、ステップ5で、オペレータのボタン操作がファイル42に格納されるトレンドデータの表示要求でないことを判断するときには、ステップ7に進んで、ユーザの操作したボタンの指定する処理を行う。
【0067】
このようにして、ブラウザ200は、遠隔監視装置2のオペレータからの表示要求に応答して、Web画面から選択されるWebサーバ4のファイル40,41,42から燃焼制御機器1のトレンドデータを取得して、それをWeb画面に表示していくように処理するのである。
【0068】
このとき表示されるトレンドデータには、燃焼装置の炎の画像データが含まれており、これから、遠隔監視装置2のオペレータは、あたかも現場で作業するような状況で燃焼制御状態を把握できるようになる。
【0069】
ここで、ポケットベルや携帯電話などを使って、遠隔監視装置2のオペレータに対して、燃焼制御に異常が発生したことを知らせる手段が用意されていることが好ましい。そのような手段が用意されていると、遠隔監視装置2のオペレータは、直ちに、異常発生時点の燃焼制御機器1の燃焼制御状態を示すトレンドデータを見ることができるようになるからである。
【0070】
また、ブラウザ200の取得するトレンドデータには、上述したように、マイクロフォン6aの集音する燃焼音や燃焼制御部品の動作音などの音データが含まれることがある。この場合には、ブラウザ200は、例えば、Web画面に表示しているトレンドデータの中から音データを持つ部分がマウスでクリックされると、その音データの規定する音を再生してスピーカから出力していくように処理することになる。この音の再生処理により、遠隔監視装置2のオペレータは、例えば、バルブの動作音を聞けることで、バルブが正常に動作しているのか否かといったことが遠隔監視装置2の側で監視できるようになる。
【0071】
以上の説明では、遠隔監視装置2の表示するWeb画面に、燃焼制御機器1の燃焼制御状態のトレンドデータを表示することを具体例にして本発明を説明したが、本発明の基本的な技術思想は、WWWを使って、燃焼制御機器1の燃焼制御状態を遠隔監視することにある。
【0072】
これから、燃焼制御機器1の燃焼制御状態のトレンドデータ以外のデータについても、同様な方法に従って遠隔監視装置2の表示するWeb画面に表示するように処理している。
【0073】
すなわち、例えば、燃焼制御機器1の制御対象とするボイラの選択に用いる図15に示すようなWeb画面を用意するとともに、そのWeb画面で選択されたボイラの燃焼制御情報の表示に用いる図16に示すようなWeb画面を用意して、燃焼制御装置1により収集された燃焼制御情報をそれらのWeb画面を使って表示するように処理している。
【0074】
以上説明したことから分かるように、本発明では、画像データや音データを簡単に遠隔地に送信できるというインターネット3aの機能を利用することで、遠隔監視装置2のオペレータが、画像データや音データを含む燃焼制御機器1の燃焼制御状態のデータを見たり聞いたりできるようにすることを実現している。
【0075】
これにより、遠隔監視装置2のオペレータは、電話回線を使って燃焼制御状態のデータを取得するという方法を採る従来技術に比べて、燃焼制御機器1の燃焼制御状態を正確に監視できるようになるとともに、燃焼制御の異常原因を正確かつ簡単に特定できるようになる。
【0076】
次に、遠隔監視装置2に展開されるActive X201の機能について説明する。
【0077】
このActive X201は、WWWに関する米国Microsoft社の技術であり、Webサーバ4aからプログラムをダウンロードして実行することで、オペレータとシステムとの間で交互にやり取りを行うというインタラクティブな処理を行うものものである。
【0078】
本発明では、カラーカメラ5aの姿勢やズームを変更可能にするアクチュエータを用意するとともに、マイクロフォン6aの姿勢を変更可能にするアクチュエータを用意する構成を採って、このActive X201のインタラクティブな機能を使って、ユーザからの指示に従って、カラーカメラ5aの姿勢やズームを変えることで撮像対象を変えたり、マイクロフォン6aの姿勢を変えることで集音先の対象を変えるように処理する。
【0079】
そして、そのようにしてカラーカメラ5aにより撮像される画像データや、マイクロフォン6aにより集音される音データを、Webサーバ4aのファイルを介さず取得する構成を採ることで、カラーカメラ5aにより撮像される画像をリアルタイムにWeb画面に表示したり、マイクロフォン6aにより集音される音をリアルタイムに再生するように処理する。
【0080】
この構成を採ることで、遠隔監視装置2のオペレータは、あたかも燃焼制御機器1の設置現場にいるのと同じ状況で、燃焼制御機器1の燃焼制御状態を監視できるようになるとともに、燃焼制御の異常原因を正確かつ簡単に特定できるようになる。
【0081】
図示実施例に従って本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施例では、インターネット3aを想定して説明を行ったが、インターネット3aと同等の機能を持つイントラネットなどのようなネットワークに対してもそのまま適用できる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、インターネットなどのネットワークで利用されるファイル閲覧技術を利用して、燃焼制御機器の収集する燃焼制御に関する情報を遠隔監視装置で取得できるようにすることから、燃焼制御機器の収集する画像データや音声データについても遠隔監視装置で取得できるようになることで、高品質の遠隔監視を実現できるようになる。
【0083】
例えば、熟練したメンテナンスマンは、火炎を見ることで燃焼制御状態を把握できる能力を持っており、また、火炎の燃焼音を聞くことで燃焼制御状態を把握できる能力を持っているので、本発明に従って遠隔監視装置で火炎を見たり、火炎の燃焼音を聞くことで、遠隔地からでも燃焼制御状態を把握できるようになる。
【0084】
また、燃焼制御情報やそのトレンドデータにしても、従来技術に従っていると、燃焼制御に関係する画像データや音データを遠隔監視装置が収集できないので、遠隔地にいるメンテナンスマンは、燃焼制御状態を正確に把握できないとともに、故障原因を正確に特定できないといったことが起こるのに対して、本発明に従うとそのような不都合は起こらない。
【0085】
例えば、火炎センサの検出するフレーム電流を見れば火炎の状態を知ることができるものの、火炎センサの故障を考慮に入れると、フレーム電流が検出されないことで火炎が消えたと断定することは出来ない。しかるに、本発明によればフレーム電流に加えて火炎も見ることができるので、火炎センサの故障も含めた形で正確な判断を下すことができるようになる。
【0086】
また、バルブの駆動電流を見ればバルブが開いたか否かを知ることができるものの、バルブの故障を考慮に入れると、駆動電流が流れたからといってバルブが開いたと断定することは出来ない。しかるに、本発明によればバルブの駆動電流に加えてバルブの駆動音も聞くことができるので、バルブの故障も含めた形で正確な判断を下すことができるようになる。
【0087】
また、本発明によれば燃焼制御に関係する画像データを遠隔監視装置でリアルタイムで見ることができるようになるとともに、燃焼制御に関係する音データを遠隔監視装置でリアルタイムで聞くことができるようなることから、燃焼現場にいるのと同じ状況で燃焼制御状態を監視できるようになる。
【0088】
そして、本発明では、インターネットなどのネットワークで利用されるファイル閲覧技術を利用して、燃焼制御機器の収集する燃焼制御に関する情報を遠隔監視装置で取得できるようにすることから、ネットワークの持つ高い信頼性に従って高信頼性の遠隔監視を実現できるようになる。
【0089】
例えば、インターネットなどのネットワークは、電話回線などと違って、経路途中が災害などの影響を受けても別経路で伝達されることから、警報の報告漏れなどが減少して、高信頼性の遠隔監視を実現できるようになる。
【0090】
そして、インターネットなどのネットワークは、データ転送に失敗するときの再送機能を有していることから、電話回線などに比べて、燃焼制御に関する情報を遠隔監視装置にデータ転送できるようになることで、高信頼性の遠隔監視を実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例である。
【図3】Web画面にリンクするファイルの説明図である。
【図4】ディスプレイ画面の一実施例である。
【図5】ディスプレイ画面の一実施例である。
【図6】ディスプレイ画面の一実施例である。
【図7】トレンドデータ収集プログラムの実行する処理フローである。
【図8】トレンドデータ収集プログラムの実行する処理フローである。
【図9】トレンドデータ収集プログラムの実行する処理フローである。
【図10】トレンドデータ送信プログラムの実行する処理フローである。
【図11】ブラウザの実行する処理フローである。
【図12】ディスプレイ画面の一実施例である。
【図13】ディスプレイ画面の一実施例である。
【図14】ディスプレイ画面の一実施例である。
【図15】ディスプレイ画面の一実施例である。
【図16】ディスプレイ画面の一実施例である。
【図17】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 燃焼制御機器
2 遠隔監視装置
3 ネットワーク
4 サーバ
5 撮像装置
6 集音装置
10 登録手段
11 収集手段
12 転送手段
20 取得手段
21 出力制御手段
22 コントロール手段

Claims (6)

  1. 燃焼装置を制御する複数の燃焼制御機器と、該燃焼制御機器を遠隔監視する遠隔監視装置と、該遠隔監視装置による遠隔監視を支援すべく設けられる仲介サーバとがネットワークを介して接続される燃焼制御機器監視システムであって、
    上記燃焼制御機器は、
    記仲介サーバに対して、上記遠隔監視装置に提示するファイル閲覧用画面を登録する登録手段と、
    上記遠隔監視装置に通知する燃焼制御に関する情報を収集する収集手段と、
    上記仲介サーバに接続して、上記収集手段の収集した燃焼制御に関する情報を、上記仲介サーバが管理する上記ファイル閲覧用画面の指定するファイルに転送する転送手段とを備え、
    上記遠隔監視装置は、
    上記仲介サーバに接続して、上記仲介サーバが管理する上記ファイル閲覧用画面の指定するファイルから、上記燃焼制御機器の収集した燃焼制御に関する情報を取得する取得手段と、
    上記ファイル閲覧用画面をディスプレイ画面に表示するとともに、上記取得手段の取得した燃焼制御に関する情報をその表示するファイル閲覧用画面を使って表示し、更に、該情報が音データを持つときには、それを再生する出力制御手段とを備えることを、
    特徴とする燃焼制御機器監視システム。
  2. 燃焼装置を制御する複数の燃焼制御機器と、該燃焼制御機器を遠隔監視する遠隔監視装置と、該遠隔監視装置による遠隔監視を支援すべく設けられる仲介サーバとがネットワークを介して接続される燃焼制御機器監視システムで用いられる燃焼制御機器であって、
    記仲介サーバに対して、上記遠隔監視装置に提示するファイル閲覧用画面を登録する登録手段と、
    上記遠隔監視装置に通知する燃焼制御に関する情報を収集する収集手段と、
    上記仲介サーバに接続して、上記収集手段の収集した燃焼制御に関する情報を、上記仲介サーバが管理する上記ファイル閲覧用画面の指定するファイルに転送する転送手段とを備えることを、
    特徴とする燃焼制御機器。
  3. 請求項2記載の燃焼制御機器において、
    上記収集手段は、燃焼制御に関する情報として、画像データ及び/又は音データを含む情報を収集することを、
    特徴とする燃焼制御機器。
  4. 請求項2又は3記載の燃焼制御機器において、
    上記登録手段は、上記仲介サーバに対して、上記ファイル閲覧用画面の参照を許可する上記遠隔監視装置の識別情報についても登録することを、
    特徴とする燃焼制御機器。
  5. 燃焼装置を制御する複数の燃焼制御機器と、該燃焼制御機器を遠隔監視する遠隔監視装置と、該遠隔監視装置による遠隔監視を支援すべく設けられる仲介サーバとがネットワークを介して接続される燃焼制御機器監視システムで用いられる遠隔監視装置であって、
    記仲介サーバに接続して、上記燃焼制御機器により該仲介サーバに登録されたファイル閲覧用画面の指定するファイルから、上記燃焼制御機器の収集した燃焼制御に関する情報を取得する取得手段と、
    上記ファイル閲覧用画面をディスプレイ画面に表示するとともに、上記取得手段の取得した燃焼制御に関する情報をその表示するファイル閲覧用画面を使って表示し、更に、該情報が音データを持つときには、それを再生する出力制御手段とを備えることを、
    特徴とする遠隔監視装置。
  6. 請求項5記載の遠隔監視装置において、
    燃焼制御機器に備えられる撮像装置及び/又は集音装置の動作を制御し、その制御に応答して送られてくる画像データ及び/又は音データを入手して出力するコントロール手段を備えることを、
    特徴とする遠隔監視装置。
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