JP2002083390A - 火災警報システム及びその点検方法 - Google Patents

火災警報システム及びその点検方法

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JP2002083390A
JP2002083390A JP2000273111A JP2000273111A JP2002083390A JP 2002083390 A JP2002083390 A JP 2002083390A JP 2000273111 A JP2000273111 A JP 2000273111A JP 2000273111 A JP2000273111 A JP 2000273111A JP 2002083390 A JP2002083390 A JP 2002083390A
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Hiroshi Nakae
浩史 中江
Tatsuo Fujimoto
龍雄 藤本
Mitsushige Nishino
光重 西野
Yutaka Umetsu
豊 梅津
Takanori Arino
隆則 有野
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Hochiki Corp
Tokyo Gas Co Ltd
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Hochiki Corp
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】共同住宅の各住戸に設置される火災感知器など
を効率良く点検することができる火災警報システムを提
供する。 【解決手段】共同住宅の各住戸内に配置される警報装置
に試験部を設け、試験部は、火災感知器などに対する試
験を自動的に実施する。そして、実施された試験の結果
は、共同住宅から遠隔の監視センタに通信回線を介して
送信される。このように、警報装置に試験機能を持たせ
ることにより、点検員が住戸外から外部試験器を接続し
て試験を行うことなく、住戸内で自動的に試験を実施す
ることができる。また、試験結果を所定の通信手段を利
用して共同住宅から遠隔の監視センタに送信することに
より、監視センタにおいて、試験結果を取得することが
できる。これにより、共同住宅に点検員を派遣すること
なく、自動的に試験を実施することができるようにな
り、効率的な点検が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共同住宅における
火災警報システムに関し、特に、火災警報システムにお
いて、共同住宅の各住戸に設置される火災感知器などを
点検する点検方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マンションなどの共同住宅に設置される
火災警報システムは、定期的な点検が必要である。その
ため、点検員が、例えば半年に一度、共同住宅を訪問
し、各住戸に設置される火災感知器、警報装置や、共同
住宅の管理室などに設置され、各住戸の警報装置との通
信機能を有する住棟受信機(管理装置)などの各設備を
点検する。
【0003】図7に、共同住宅用の火災警報システムの
例を示す。図7の火災警報システムにおいて、各住戸内
には、少なくとも1つの火災感知器12と、それと各住
戸のドアホンに内蔵される中継器14を介して接続する
警報装置(例えば、GP型3級受信機)16とが配置さ
れる。共同住宅の共用部については、各警報装置16か
らの警報を受信する住棟受信機(管理装置)20が、例
えば、管理室などに設置される。住棟受信機20は、さ
らに、共用部に設置される火災感知器やスピーカなど
(図示せず)と接続する。
【0004】火災警報システムは、試験機能を有する。
試験機能は、住戸内に設置された火災感知器12の動作
試験を住戸外から行うことができる機能である。試験に
は、所定の外部試験器30を使用し、点検員が、各住戸
のドアホンに内蔵される中継器14に外部試験器30を
接続する。外部試験器30は、試験信号を各火災感知器
12に送信する。各火災感知器12は、所定の試験回路
を内蔵し、試験信号を受信すると、試験回路の動作によ
り火災検出時と同じ動作を行う。外部試験器30は、例
えば7セグメント表示部を備え、試験結果を表示させる
ことができる。さらに、外部試験器30は、各火災感知
器の試験終了後、警報装置16の音声警報出力確認を行
ってもよい。外部試験器30の指示に従って、警報装置
16はドアホンから音声警報を試験的に出力し、点検員
がそれを耳で確認することにより、警報装置16の動作
も確認することができる。
【0005】このようにして、点検員は、住戸内に入る
ことなく住戸内に設置されている火災感知器12及び警
報装置16などの住戸内の設備を点検することができ、
また、住人が不在でも点検を実施することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、点検員
は、各住戸の火災感知器12及び警報装置16を試験す
るために、各住戸を一軒一軒回る必要があり、点検作業
に多大な時間を費やしていた。特に、近年における共同
住宅の大規模化による住戸数の増大に伴って、各住戸毎
の点検作業の効率化が求められている。
【0007】そこで、本発明の目的は、共同住宅の各住
戸に設置される火災感知器などを効率良く点検すること
ができる火災警報システム及びその点検方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、共同住宅の各住戸内に配置される
警報装置に試験部を設け、試験部は、火災感知器などに
対する試験を自動的に実施する。そして、実施された試
験の結果は、共同住宅から遠隔の監視センタに通信回線
を介して送信される。このように、警報装置に試験機能
を持たせることにより、点検員が住戸外から外部試験器
を接続して試験を行うことなく、住戸内で自動的に試験
を実施することができる。また、試験結果を所定の通信
手段を利用して共同住宅から遠隔の監視センタに送信す
ることにより、監視センタにおいて、試験結果を取得す
ることができる。これにより、共同住宅に点検員を派遣
することなく、自動的に試験を実施することができるよ
うになり、効率的な点検が実現される。
【0009】好ましくは、上記目的を達成するための本
発明の第一の火災警報システムは、共同住宅に含まれる
複数の住戸内にそれぞれ配置される少なくとも1つの火
災感知器と、各住戸内に配置され、火災感知器からの火
災感知信号に基づいて所定の警報を出力する警報装置と
を備え、各警報装置は、各住戸内の火災感知器に対する
火災感知動作確認のための試験を実施する試験部を含
み、且つ共同住宅から遠隔に設置される監視センタと通
信回線を介して接続し、試験部により実施された試験の
結果を、監視センタに送信することを特徴とする。
【0010】また、上記目的を達成するための本発明の
第二の火災警報システムは、共同住宅に含まれる複数の
住戸内にそれぞれ配置される少なくとも1つの火災感知
器と、各住戸内に配置され、火災感知器からの火災警報
に基づいて所定の警報を出力する警報装置と、共同住宅
内に配置され、各警報装置と通信可能に接続して各警報
装置を管理する管理装置とを備え、各警報装置は、各住
戸内の火災感知器に対する火災感知動作確認のための試
験を実施する試験部を含み、試験部により実施された試
験の結果を、管理装置に送信し、管理装置は、共同住宅
から遠隔に設置される監視センタと通信回線を介して接
続し、各警報装置から送信された試験の結果を監視セン
タに送信することを特徴とする。
【0011】このとき、試験部は、例えば、監視センタ
から発信される試験開始信号に基づいて試験を実施す
る。試験開始信号は、上記第一の火災警報システムで
は、監視センタから警報装置に直接送信され、上記第二
の火災警報システムでは、監視センタから一旦管理装置
に送信され、管理装置から警報装置に転送される。ま
た、警報装置は時間を計測するタイマ装置を有し、試験
部は、タイマ装置により計測される時間が所定期間経過
する毎、又は所定の設定時に試験を実施してもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲が、本
実施の形態に限定されるものではない。
【0013】図1は、本発明の第一の実施の形態におけ
る火災警報システムの構成例を示す図である。第一の実
施の形態では、各住戸に配置される警報装置16(GP
型3級受信機)に、上述の図7の外部試験器30が実施
する試験機能を内蔵させ、警報装置16を電話回線を介
して遠隔の監視センタ50と接続する。そして、監視セ
ンタ50からの電話回線を介した指示に基づいて、警報
装置16の試験機能を起動して、所定の試験を実施す
る。さらに、試験結果は監視センタ50に電話回線を介
して送信される。第一の実施の形態について、さらに詳
しく説明する。
【0014】図1において、警報装置16は、インター
ホン161、制御部162を備える。インターホン16
1は、インターホン親機として機能し、ドアホンと通話
が可能である。制御部162は、警報装置16全体を制
御する。例えば、制御部162は、専用信号線を介して
住棟受信機20と通信可能であり、例えば、火災感知器
12からの火災感知信号を、住棟受信機20に通報する
ととともに、警報を出力する。
【0015】さらに、本実施の形態の特徴として、警報
装置16は、火災感知器12の動作確認のための試験を
実施する試験部163を備え、また、通信制御装置40
を介して電話回線と接続している。通信制御装置40
は、住戸内の電話機又は警報装置16のいずれかを切り
換えて電話回線に接続する回線網制御装置(NCU:Ne
twork Control Unit)である。通信制御装置40は、警
報装置16に内蔵されてもよいし、外付けであってもよ
い。例えば、通信制御装置40は、監視センタ40から
のいわゆるノーリンギング機能を利用した通信(ノーリ
ンギング通信)を検知すると、電話回線を警報装置16
に切り換える。ノーリンギング通信は、着信音を使用し
ない通信であって、通信制御装置40は、ノーリンギン
グ通信とそれ以外の通常の通信(電話機の通信)の識別
機能を有する。具体的には、通信制御装置40は、回線
電圧の極性の緩やかな反転(緩極反)と所定のノーリン
ギング信号を検知することで、ノーリンギング通信を識
別する。緩極反は、あらかじめ定められた所定時間かけ
て極性が反転することである。
【0016】警報装置16の試験部163は、監視セン
タ50からの所定の試験開始信号を受信すると、スイッ
チ164を接点Aに切り換えて、火災感知器12の試験
を開始する。試験部163は、所定の試験プログラムを
内蔵したマイクロコンピュータを備え、その試験プログ
ラムに従って、自動的に火災感知器12の試験を実行す
る。具体的には、試験部163は、各火災感知器12に
対して順に所定電圧を印加する。火災感知器12には、
あらかじめ番号(アドレス)が付与されており、各火災
感知器は、その番号順に割り当てられた時間に応答電圧
を生成する。そして、試験部163は、応答電圧を検知
する時間に基づいて、その応答電圧を生成した火災感知
器12を判別する。火災感知器12が正常であれば、火
災感知器12は火災検知時レベルの応答電圧を生成し、
試験部163がその電圧を検知することで、火災感知器
12の正常を確認する。また、火災感知器12が正常で
ない(回線障害(例えば断線など)で故障している)場
合、火災感知器12は、応答電圧を生成せず、試験部1
63は、その応答電圧ゼロを検知することで、火災感知
器12の異常を判定する。また、誤って同じアドレスが
複数の火災感知器12に割り当てられてしまう場合が想
定される。このような場合は、そのアドレスに対応する
時間に検出される応答電圧は、火災検知時レベルより大
きい電圧となるので、試験部163は、火災検知時レベ
ルより大きい所定レベル以上の応答電圧を検知すること
によりアドレス重複も検知することができる。
【0017】このように、試験部163は、火災感知器
12の試験が終了すると、制御部162の音声出力確認
点検を行ってもよい。そのために、制御部162に対し
て所定の試験信号を送出する。制御部162は、試験信
号を受信すると、試験的に音声警報(サイレン、火災発
生メッセージなど)を出力する。音声警報は、インター
ホン161に内蔵されるスピーカを利用して出力され
る。このとき、本実施の形態では、従来音声出力確認を
直接耳で行っていた点検員が、その住戸内又は玄関口に
いないので、音声出力されたかどうかを確認するため
に、インターホン161に音声確認部166が設けられ
る。音声確認部166は、例えば、スピーカからの出力
される音声を集音するマイク回路、又は圧電素子などに
よってスピーカの振動を検知する振動検知回路などによ
り構成することができる。試験部163は、音声確認部
166の検出結果を取得する。
【0018】このようにして、火災感知器12の火災感
知動作点検及び警報装置16の警報出力動作点検が終了
すると、試験部163は、試験結果データを作成し、監
視センタ50を発呼してそれを送信する。
【0019】図2は、試験結果データの例である。図2
において、試験結果データは、あらかじめ与えられてい
る共同住宅の識別コード、住戸番号(○○号室)、火災
感知器番号とそれに対応する正常/異常、警報装置16
の音声出力の正常/異常のデータなどを含む。
【0020】このように、本実施の形態では、警報装置
16にテスト機能を追加し、通信制御装置40を介して
電話回線と接続することにより、監視センタ50からの
遠隔操作により、点検を行うことができるようになる。
従って、従来のように、点検員を共同住宅に派遣して、
各住戸を巡回しながら各住戸の火災感知器や警報装置な
ど各住戸内の設備を点検する必要がなくなり、効率的な
点検が達成される。また、各住戸に対して一斉に点検す
ることができるので、点検時間を大幅に短縮することが
でき、また、それにより点検コストの低減化も図れるの
で、より多い回数の点検が可能となり、安全性の向上に
も寄与する。例えば、従来、6ヶ月に一回の点検を、1
ヶ月に一回、さらには1日一回の点検も可能となる。
【0021】監視センタ50は、各住戸の警報装置16
から試験結果データを受信すると、それを内部のデータ
ベースに格納し、また、所定の形式で印字出力する。印
字出力された試験結果データは、例えば、点検業者に郵
送される。又は、消防署に直接提出されてもよい。
【0022】図3は、第一の実施の形態における監視セ
ンタ50と複数の警報装置16との通信を説明する図で
ある。図3において、監視センタ50は、各住戸それぞ
れの警報装置16a、16b、16c、…に対してそれ
ぞれ試験開始信号を送信する(S1a、S1b、S1
c)。これに基づいて、各警報装置16は、試験を実施
して(S2a、S2b、S2c)、その試験結果データ
をそれぞれ監視センタ50に送信する(S3a、S3
b、S3c)。監視センタ50は、受信する試験結果デ
ータを格納し(S4)、例えば共同住宅単位で全ての警
報装置16からの試験結果データを受信すると、その試
験結果データを印字出力する(S5)。
【0023】図4は、試験結果データの印字出力の例で
ある。図4では、試験において異常が検出された試験結
果が印字出力される。もちろん、「正常」の場合も含む
全ての試験結果が印字出力されてもよい。なお、全く異
常が検出されなかった場合は、「異常なし」の印字出力
がされてもよい。印字出力された試験結果データは、共
同住宅管理業者、共同住宅点検業者又は消防署などに郵
送で送られる。また、試験結果データは、郵送ではな
く、共同住宅管理業者、共同住宅点検業者又は消防署な
ど(これらの者が管理する通信装置)に対して、通信回
線を介して、電子メールなどで送信されてもよい。
【0024】図5は、本発明の第二の実施の形態におけ
る火災警報システムの構成例を示す図である。第二の実
施の形態では、上述の第一の実施の形態と同様に、各住
戸に配置される警報装置16(GP型3級受信機)が、
外部試験器30が実施する試験機能を内蔵する。そし
て、各住戸の警報装置16と共同住宅内の専用信号線で
接続する住棟受信機20を電話回線を介して遠隔の監視
センタ50と接続する。そして、監視センタ50からの
電話回線を介した指示に基づいて、住棟受信機20は、
各警報装置に対して試験指示信号を送信する。これによ
り、各警報装置16は、上述同様の試験を実施し、試験
結果データを住棟受信機20に返信する。住棟受信機2
0は監視センタ50に対して発呼し、各警報装置16か
らの試験結果データを電話回線を介して監視センタ50
に送信する。
【0025】従って、第二の実施の形態では、図示され
るように、住棟受信機20に通信制御装置40が接続
し、通信制御装置(NCU)40は、共同住宅の管理室
の電話機による通信と住棟受信機20による通信とを切
り換え制御する。第二の実施の形態は、共同住宅の住戸
全てが電話回線を引いてない場合に、特に有効であっ
て、また、通信制御装置(NCU)40も、住棟受信機
20に対して、1つ接続するだけでよいので、第一の実
施の形態と比較してコスト的に有利である。
【0026】図6は、第二の実施の形態における監視セ
ンタ50と複数の警報装置16との通信を説明する図で
ある。図6において、監視センタ50は、共同住宅の住
棟受信機20に対して試験開始信号を送信する(S1
0)。これに基づいて、住棟受信機20は、専用信号線
を使って各警報装置16a、16b、16c、…に対し
て試験開始信号を送信する(S11a、S11b、S1
1c)。これに基づいて、各警報装置16は、試験を実
施して(S12a、S12b、S12c)、その試験結
果データを住棟受信機20に送信する(S13a、S1
3b、S13c)。住棟受信機20は、共同住宅内の全
ての警報装置16からの試験結果データを受信すると、
それを一括して監視センタ50に送信する(S14)。
監視センタ50は、受信した試験結果をデータベースに
格納するとともに(S15)、印字出力する(S1
6)。
【0027】上述の各実施の形態では、試験は、監視セ
ンタ50からの試験実施指示に基づいて行われるが、警
報装置16が自発的に試験を開始してもよい。そのため
に、警報装置16は、時間を計測するためのタイマ機能
を有し、所定期間(例えば、6ヶ月)経過毎、又は所定
の設定時(例えば毎月の末日)に、試験部163が試験
を自発的に実施し、その試験結果データを監視センタ5
0に(直接又は住棟受信機20を介して)送信する。ま
たは、住棟受信機20がタイマ機能を有し、各警報装置
16に対して、試験実施指示を行ってもよい。さらに、
監視センタ50からの試験実施指示は、上述のように定
期的である必要はなく、任意の時に行うことができる。
【0028】また、上述の実施の形態において、各住戸
内に配置される感知器は、火災感知器に限られず、一酸
化炭素感知器やガス漏れ感知器などであってもよい。
【0029】また、上述の実施の形態において、監視セ
ンタ50は、複数の共同住宅における警報装置又は住棟
受信機(管理装置)と通信回線を介して接続可能である
ので、一つの監視センタにより、複数の共同住宅に対す
る点検業務(試験開始指示、試験結果受信及び印字出
力)を遂行することができる。
【0030】本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に
限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均
等物に及ぶものである。
【0031】
【発明の効果】以上、本発明によれば、共同住宅の各住
戸内に配置される警報装置に試験機能を持たせ、所定の
通信手段を用いて、警報装置に対して試験指示を与える
ことにより、点検員を派遣することなく、自動的に試験
を実施することができるようになり、効率的な点検が実
現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態における火災警報シ
ステムの構成例を示す図である。
【図2】試験結果データの例である。
【図3】第一の実施の形態における監視センタ50と複
数の警報装置16との通信を説明する図である。
【図4】試験結果データの印字出力の例である。
【図5】本発明の第二の実施の形態における火災警報シ
ステムの構成例を示す図である。
【図6】第二の実施の形態における監視センタ50と複
数の警報装置16との通信を説明する図である。
【図7】共同住宅用の火災警報システムの例を示す。
【符号の説明】
12 火災感知器 14 中継器 16 警報装置 20 住棟受信機 30 外部試験器 40 通信制御装置 50 監視センタ 161 インターホン 162 制御部 163 試験部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 龍雄 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 西野 光重 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 梅津 豊 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)発明者 有野 隆則 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA03 BB11 BB74 CC02 CC22 CC23 DD04 DD26 EE05 EE06 FF01 FF04 GG36 GG63 GG84

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共同住宅に含まれる複数の住戸内にそれぞ
    れ配置される少なくとも1つの火災感知器と、 各住戸内に配置され、前記火災感知器からの火災感知信
    号に基づいて所定の警報を出力する警報装置とを備え、 各警報装置は、各住戸内の前記火災感知器に対する火災
    感知動作確認のための試験を実施する試験部を含み、且
    つ前記共同住宅から遠隔に設置される監視センタと通信
    回線を介して接続し、前記試験部により実施された試験
    の結果を、前記監視センタに送信することを特徴とする
    火災警報システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記監視センタは、通信回線を介して前記警報装置に試
    験開始信号を送信し、 前記試験部は、当該試験開始信号に基づいて、前記試験
    を実施することを特徴とする火災警報システム。
  3. 【請求項3】共同住宅に含まれる複数の住戸内にそれぞ
    れ配置される少なくとも1つの火災感知器と、 各住戸内に配置され、前記火災感知器からの火災警報に
    基づいて所定の警報を出力する警報装置と、 前記共同住宅内に配置され、各警報装置と通信可能に接
    続して各警報装置を管理する管理装置とを備え、 各警報装置は、各住戸内の前記火災感知器に対する火災
    感知動作確認のための試験を実施する試験部を含み、前
    記試験部により実施された試験の結果を、前記管理装置
    に送信し、 前記管理装置は、前記共同住宅から遠隔に設置される監
    視センタと通信回線を介して接続し、各警報装置から送
    信された試験の結果を前記監視センタに送信することを
    特徴とする火災警報システム。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記監視センタは、前記管理装置に試験開始信号を送信
    し、 前記試験部は、前記管理装置からさらに各警報装置に転
    送される前記試験開始信号に基づいて、試験を実施する
    ことを特徴とする火災警報システム。
  5. 【請求項5】請求項1又は3において、 前記警報装置は時間を計測するタイマ装置を有し、 前記試験部は、前記タイマ装置により計測される時間が
    所定期間経過する毎、又は設定時毎に、前記試験を実施
    することを特徴とする火災警報システム。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかにおいて、 前記試験部は、さらに前記警報装置の警報出力動作確認
    のための試験も実施することを特徴とする火災警報シス
    テム。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかにおいて、 前記監視センタは、受信した各試験部による試験の結果
    を記録し、共同住宅毎の試験結果を印字出力し、又は、
    通信回線を介してさらに別の通信装置に送信することを
    特徴とする火災警報システム。
  8. 【請求項8】共同住宅に含まれる複数の住戸内にそれぞ
    れ配置される少なくとも1つの火災感知器と、各住戸内
    に配置され、前記火災感知器からの火災感知信号に基づ
    いて所定の警報を出力する警報装置とを備える火災警報
    システムの点検方法において、 各警報装置に、各住戸内の前記火災感知器に対する火災
    感知動作確認のための試験を実施する試験部を設け、 前記試験部を動作させて試験を実施し、 前記試験部により実施された試験の結果を、前記共同住
    宅から遠隔に設置される監視センタに通信回線を介して
    送信することを特徴とする火災警報システムの点検方
    法。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記試験部は、前記監視センタから発信される試験開始
    信号に基づいて試験を実施することを特徴とする火災警
    報ステムの点検方法。
  10. 【請求項10】請求項8において、 前記試験部は、所定期間経過毎に、又は設定時毎に試験
    を実施することを特徴とする火災警報システムの点検方
    法。
JP2000273111A 2000-09-08 2000-09-08 火災警報システム及びその点検方法 Pending JP2002083390A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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