JP2006302055A - 監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設定の自由度の高めても安全度の高い監視装置を提供することである。
【解決手段】 異常を検出すると異常信号を出力するセンサ手段2と、センサ手段2の異常信号を受け取ると複数の端子37a,37b,37c,37dに制御信号を出力可能な制御部3とを備えた監視装置において、制御部3は、該制御信号の出力可否を決定する出力設定値FXNが変更されると再起動処理を行い、該再起動時に少なくとも再起動情報をユーザの端末等10に送信することとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、家屋等の監視装置に関し、特に、家屋等のセキュリティに適する監視装置の改良に関する。
監視装置、特に、家屋等のセキュリティ、すなわち、防犯や火災等に適する監視装置にあっては、たとえば、異常を検出するセンサと、センサが出力する異常信号を受けて監視カメラを作動させて画像を取り込む制御装置と、制御装置が取り込んだ画像が通信回線を介して伝達される監視制御サーバとを備えたものが知られている。
この監視装置では、上記したように異常信号をトリガとして監視カメラを作動させて画像を制御装置内のメモリに一端取り込み、制御装置は、自身を識別する信号とともに取り込んだ画像を監視制御サーバに転送する。
そして、監視制御サーバは、識別信号に基づいてユーザデータベースを検索して監視装置を利用しているユーザを特定し、上記転送された画像情報と特定済みのユーザの識別番号(以下、IDという)に関連付けを行った後に記憶装置に格納するとともに、そのユーザの携帯端末宛にセンサが異常を検知した旨を通知する電子メールを作成し送信する。
この電子メールを受け取ったユーザは、携帯端末を利用して監視制御サーバにアクセスすることによって、画像を参照することができるとともに、また、該携帯端末からの制御指令を送ることによって監視制御サーバを介して制御装置に監視カメラのパンニング、撮影範囲を照射する照明の点灯を指示することができるようになっている。
すなわち、この監視装置によれば、まず、監視装置のユーザが家屋内の異変の第一報を受けられるメリットがあり、さらに、異変の内容を監視カメラの画像によって確認することができるメリットがある(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−15390号公報(図1)
上記したように、従来監視装置では、ユーザ自身が家屋等で生じた異常を確認することができる点で有用であるが、以下の不具合がある。
たとえば、センサが監視場所に侵入者があることを検知し監視カメラが監視場所を撮影したときに、異常発生時間が夜であったり、もともと監視場所が暗い場所であったりする場合には、撮影された画像が暗くてユーザは侵入者の特定を行えない場合がある。また、電子メールで通知を受けてユーザが照明を点灯させた時点では侵入者が監視場所にはいないケースもあり、侵入者の特定を行うことができない場合も想定される。
さらに、家屋等に無断で侵入する者は、照明の点灯や警報音等の警告を与えることにより、窃盗を行わない場合があるが、センサが異常を検知したときに照明の点灯、警報音の発生を行うようにしておかなければ、警告が時機を逸したものとなることも考えられる。
また、異常が火災等の災害の場合にあっては、照明の点灯では近所の住民に気づいてもらえない場合があるので、この場合には警報音を発生させた方が良い場合もある。
このように、ユーザは、異常が検出された際、監視装置に自己の好みにあった動作をさせることを望んでいるが、従来の監視装置ではユーザに設定の自由度がなく、いわゆるお仕着せのセキュリティシステムの提供を受けることしかできなかった。
このようなユーザの要望に応えるには、ユーザに自由度の高いセキュリティシステムを提供するには、ユーザに設定を任せることが考えられる。
そして、自由に監視装置の作動設定が可能とする場合には、セキュリティを高めるために、設定変更にあたってユーザしかわからないパスワードの入力を必須としておくことが考えられる。
しかし、昨今ではパスワードを盗む手口が巧妙化しており、現実にパスワードが他人に漏れてしまう事件が多発していることから、監視装置の作動設定に自由度を与えた結果、悪意のある第三者によって監視場所への侵入に有利となるように監視装置の作動設定を変更されてしまう危険がある。
そこで、本発明は、上記した不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、設定の自由度の高めても安全度の高い監視装置を提供することである。
本発明の監視装置は、異常を検出すると異常信号を出力するセンサ手段と、センサ手段の異常信号を受け取ると複数の端子に制御信号を出力可能な制御部とを備え、制御部は、該制御信号の出力可否を決定する出力設定値が変更されると再起動処理を行い、該再起動時に少なくとも再起動情報をユーザの携帯端末あるいは端末に送信することで、課題解決を図るものである。
本発明の監視装置によれば、ユーザは、監視装置における出力設定を変更した場合には、必ず、監視装置が再起動したことを確認できるので、自己が変更した出力設定値が有効となっているかを確認することができ、設定変更に失敗したことを確認することができ、これにより、設定変更ミスに気づかずに監視装置を運用してしまう危険がない。
さらに、ユーザが監視装置の設定変更を行っていないのに、出力設定値が変更された場合には、再起動情報がユーザの携帯端末あるいは端末(以下、端末等という)に送信されるので、第三者が勝手に出力設定値を変更したか、何らかの理由、たとえば、電源が一度offされたこと等により監視装置が再起動したことをユーザが知ることができ、出力設定値情報の確認により同設定値の勝手な変更や、出力設定値に異常がない場合には監視装置の異常を直ちに認識することができ、ユーザは、これらの異常事態に直ちに対処することができる。
すなわち、この監視装置にあっては、作動についての設定自由度が高められているだけでなく、ユーザが異常事態に直ちに対処することができるので安全度を高めることができるのである。
以下、図に示した実施の形態に基づき、本発明を説明する。図1は、一実施の形態における監視装置のシステム構成を示す図である。図2は、一実施の形態の監視装置における制御信号の出力可否を変更する処理手順のフローチャートである。図3は、一実施の形態における監視装置の異常信号入力時の作動を示すフローチャートである。
図1に示すように、一実施の形態における監視装置は、家屋等に設置される監視カメラ1と、異常を検出すると異常信号を出力するセンサ手段2と、センサ手段2の異常信号を受け取ると監視カメラ1を作動させて画像を取得する制御部3と、制御部3からインターネット等の通信手段4を介して画像情報を含む情報が伝達されるサーバ5とを備えて構成されている。
なお、通信手段4は、情報通信が可能であればよいので、インターネットに限らず、有線、無線や携帯電話通信網等とされてもよい。
以下、詳細に説明すると、監視カメラ1は、CCD(電荷結合素子、図示せず)とレンズ(図示せず)を備えており、CCDカメラとして構成され、家屋等の監視場所を撮影可能な箇所に設置され、また、センサ手段2は、赤外線センサ21と、温度センサ22とを備え、赤外線センサ21は、監視場所への侵入者の有無をセンシングすることが可能な箇所に設置されるとともに、温度センサ22は、監視場所の温度を検出できる箇所に設置されている。
そして、具体的にたとえば、赤外線センサ21は、監視場所に侵入者がある場合には、これを検知して出力電圧を変化させるが、この変化後の電圧信号が異常信号とされる。また、温度センサ22も、監視場所の温度変化に応じて出力する電圧を変化させるが、監視場所の温度が所定の温度以上となるときに出力する電圧信号をもってこれを異常信号としている。
つまり、センサ手段2は、侵入者の監視場所への侵入に対しては赤外線センサ21によって異常を検知し、監視場所の温度異常に対しては温度センサ22によって温度異常を検知し、それぞれ異常信号を出力するのである。すなわち、センサ手段2は、侵入者の監視場所への侵入や温度異常といった異常種別に対応した異常信号を出力することになる。
なお、この監視装置にあっては、各センサ21,22が異常信号を出力すると必ず監視カメラ1で監視場所を撮影するようになっているが、異常を検出時に監視カメラ1を作動させるか否かは任意である。
制御部3は、監視カメラ1が出力するアナログの画像信号をデジタル信号に、赤外線センサ21が出力するアナログの電圧信号をデジタル信号に、さらには、温度センサ22が出力するアナログの電圧信号をデジタル信号にそれぞれ変換するA/D変換器31,32,33と、変換された画像信号を取り込んで画像情報を圧縮する圧縮回路34と、監視装置における制御手順を処理する主制御部35と、上記制御手順が格納されるフラッシュロム(Flash Rom)および演算処理部35が制御手順を処理する際に生成される情報を記憶するラム(Romdom access Memory)とを備えて構成される記憶装置36と、主制御部35からの指令を受けて複数の端子である出力端子37a,37b,37c,37dに制御信号を出力可能な出力制御部38と、通信手段4との情報授受を可能とする通信インターフェース39とを備えて構成されている。
なお、監視カメラ1は、上記主制御部35に接続され、主制御部35からの指令によってズーム、パンニングおよび撮影を行うことが可能なようになっている。
また、制御部3における出力端子37a,37b,37c,37dの一つは、監視カメラ1の撮影範囲を照射する照明装置6に接続され、また、他の出力端子37a,37b,37c,37dの一つは、警報音を発生可能な警報装置7に接続されている。
この場合、上記出力制御部38は、制御信号としての電圧をそれぞれ照明装置6および警報装置7に出力端子37a,37b,37c,37dを介して出力できるようになっており、照明装置6を点灯および消灯できるとともに、警報装置7に警報音の発生と消滅させることができるようになっている。
そして、この制御部3は、基本的には、赤外線センサ21や温度センサ22から異常信号が入力されると、監視カメラ1を作動させて監視場所を撮影し、この監視場所の画像を圧縮回路34で圧縮するとともに、圧縮された画像情報を自己の認識IDとともに、通信インターフェース39から通信手段4を介してサーバ5に向けて送信するようになっている。
また、制御部3が出力制御部38を介して各出力端子37a,37b,37c,37dに出力する制御信号の出力可否の選択が可能であって、具体的には、通信手段4を介して端末等10から制御部3に入力される指令によって、この出力可否の設定が可能なようになっている。
したがって、たとえば、赤外線センサ21が侵入者の監視場所への侵入に対し、これを異常として検出して異常信号が制御部3に入力されると、監視カメラ1の監視場所の撮影とともに照明装置6あるいは警報装置7あるいはその両方を作動させることができ、または、その両方ともを作動させないようにすることも可能である。
なお、照明装置6の点灯を監視カメラ1の作動に先んじて行うように設定しておけば、赤外線センサ21が監視場所に侵入者があることを検知し監視カメラ1が監視場所を撮影したときに、異常発生時間が夜であっても、侵入者の特定を行うことができることになる。
また、警報装置7に警報を発生させるようにしておけば、侵入者へタイムリーな警告を与えることができ、窃盗を未然に防止し得ることになる。
すなわち、異常信号に対する監視装置の作動を監視カメラ1の撮影のみならず、監視装置に接続される照明装置6や警報装置7に連動させることができる。
さらに、この監視装置にあっては、センサ手段2の異常種別に対応して、個々に異常信号を出力することができるが、この制御部3は、異常種別に対応した異常信号に対応して制御信号の出力可否をユーザが選択することができるようになっている。
したがって、たとえば、赤外線センサ21の異常信号に対しては、照明装置6を点灯させるが、温度センサ22の異常信号に対しては警報装置7に警報音を発生させるようにすることも可能である。
このように、この監視装置にあっては、制御信号の出力可否の選択が可能となっているので、監視装置のユーザが自己の好みにあった動作をさせることが可能であり、ユーザに設定の自由度を与えることが可能であるから、自由度の高いセキュリティシステムを実現できるのである。
他方、サーバ5は、通信手段4との情報授受を可能とする通信インターフェース51と、制御部3から伝達される認識IDに基づいてユーザデータベース52を参照してユーザおよび監視場所を特定する特定部53と、電子メールを作成するメール作成部54と、制御部3から伝達される情報を処理する情報処理部55と、画像情報が格納される画像データベース56とを備えて構成されている。
このサーバ5にあっては、制御部3から認識IDと画像情報とを受け取ると、特定部53が認識IDをもとにユーザデータベース52を参照してユーザおよび監視場所を特定し、情報処理部55は、画像情報を画像データベース56に記憶させ、メール作成部54は、ユーザデータベース52にあらかじめ登録されているユーザの端末等10のメールアドレスを宛先とするとともに、異常が発生した内容のメールを作成し、画像情報を添付して、上記メールアドレスに向けて電子メールを送信する。
なお、メール作成部54は、ユーザが電子メールを受け取る端末等10に合致するように画像情報のフォーマットを変換可能であるとともに、通信インターフェース51は、上記ユーザが電子メールを受け取る端末等10に合致するように通信プロトコルを変換することが可能なようになっている。
また、サーバ5がメールを送信する場合に、電話サービスサーバを一旦介してもよい。
また、ユーザは、監視装置に端末等10から通信手段4を介して直接アクセスして、監視カメラ1、照明装置6および警報装置7を遠隔操作できるようになっている。
具体的には、ユーザが端末等10から指令を制御部3に遠隔操作指令を与えることによって、監視カメラ1で監視場所の撮影、監視カメラ1のパンニング、ズームさらには制御部3に制御信号を出力させることによって照明装置6の点消灯、警報装置7に警報音を発生あるいは警報音の消滅をさせることができる。
さて、制御部3の出力端子37a,37b,37c,37dへの制御信号出力可否の設定については、図2に示した処理手順によって行われる。
この処理手順は、ユーザが端末等10から通信手段4を介して制御部3にアクセスがあると、割り込み処理として実行され、ステップ90で、制御部3は、認識IDおよびパスワードの入力を求める。
そして、ユーザが端末等10から認識IDおよびパスワードが送信されると、ステップ91に移行して、制御部3は、記憶装置36に格納されている認識IDおよびパスワードを参照し、入力された認識IDおよびパスワードと合致するか否かを判断する。
この判断の結果、認識IDおよびパスワードが合致する場合にはステップ92に移行し、そうでない場合には処理を終了し、再度のアクセスがない限り処理が再開されることはない。
なお、上記例では認識IDを入力させているが、これに換えてユーザに固有のユーザIDを与えている場合には、ユーザIDとパスワードとの合致で判断するようにしてもよい。
ステップ92では、ユーザは、監視装置のコントロールと出力設定のいずれかを選択する。具体的には、ユーザの端末等10の表示装置に「コントロール」および「出力設定」との文字列と各文字列の前に選択ボタンを表示させ、ユーザに選択ボタンを利用して上記選択を促す。
そして、ユーザが監視装置のコントロールを選択するときには、上記した遠隔操作処理に移行し、出力設定を選択するときには、ステップ93に移行する。
ステップ93では、異常信号を出力するセンサの選択が行われる。この実施の形態においては、赤外線センサ21あるいは温度センサ22が選択されることになる。具体的には、ユーザの端末等10の表示装置に「センサ1」、「センサ2」との文字列と各文字列の前に選択ボタンを表示させ、ユーザに選択ボタンを利用して上記選択を促す。
なお、「センサ1」という文字列に「赤外線センサ」という文字列を関連付けることができる場合には、「センサ1」の文字列の代わりに、「赤外線センサ」を表示させてもよい。また、「センサ2」についても同様に「温度センサ」を表示させてもよい。
そして、ステップ94では、ユーザによる選択されたセンサに関連する出力設定が行われる。この実施の形態では、出力端子37a,37b,37c,37dが4つあるので、出力端子37a,37b,37c,37d毎にon、offの選択が行われ、ユーザの選択が終了すると、制御部3はその設定情報を記憶装置36に格納する。
なお、設定情報は、たとえば、出力端子37a,37b,37c,37dが4つあるので、赤外線センサ21の異常信号に関連する設定情報であれば、出力設定値F1N(N=1,2,3,4)として、温度センサ22の異常信号に関連する設定情報であれば、出力設定値F2N(N=1,2,3,4)として、それぞれ記憶装置36のフラッシュロムに格納される。
また、出力設定値FXN(X=1,2、N=1,2,3,4)の値は、onを意味する1かoffを意味する0に設定される。
そして、この実施の形態の場合、各出力端子37a,37b,37c,37dへの制御信号の出力の可否は、上述した出力設定値FXNに基づいて、決定されることになる。
続いて、ステップ95では、出力設定を終了するかをユーザに促すために、ユーザの端末等10の表示装置に「設定終了」、「設定を継続する」との文字列と各文字列の前に選択ボタンを表示させ、ユーザに選択ボタンを利用して上記選択を促す。
そして、ユーザが設定終了を選択するときには、この設定処置を終了し、設定を継続することをユーザが望む場合には、ステップ93に移行する。
上記設定が終了すると、制御部3は、再起動処理を行う。再起動時には、OS(オペレーティングシステム)に続いて監視装置プログラムが実行されるが、このとき、上記ステップ94で記憶装置36のフラッシュロムに格納された出力設定値F1N,F2Nが一度だけ読み込まれ、上記監視装置プログラムの実行に当たっては、上記読み込まれた出力設定値F1N,F2Nは、その後の監視装置プログラム上の処理中、常に有効な値とされる。
したがって、この再起動処理が行われない限りは、ステップ94で設定される出力設定値は、有効とはならず、再起動処理が行われて初めて、出力設定によって変更される出力設定値は有効となる。
また、制御部3は、この再起動処理を行うときに、サーバ5に識別IDとともに再起動処理を行った旨および上記出力設定値の情報を再起動情報として送信する。
この送信を受けたサーバ5では、まず、特定部53が識別IDに基づいてユーザデータベース52を参照してユーザおよび監視場所を特定し、続いて、メール作成部54がユーザデータベースに登録されたメールアドレス宛に、監視装置が再起動した旨と出力設定値の内容をテキストとして電子メールを作成し、ユーザの端末等10に送信する。
したがって、ユーザは、監視装置における出力設定を変更した場合には、必ず、監視装置が再起動したことを確認できるので、ユーザは、自己が変更した出力設定値が有効となっているかを確認することができ、また、出力設定値の情報がユーザの端末等10に送信される場合には、自己が変更した出力設定値をも再度確認することができる。
また、上記電子メールをユーザが受け取らない場合には、監視装置が再起動処理を行っていないことになるので、変更した出力設置値が有効になっていないことを確認することができ、ユーザは、設定変更に失敗したことを確認することができ、これにより、設定変更ミスに気づかずに監視装置を運用してしまう危険がない。
さらに、ユーザが監視装置の設定変更を行っていないのに、出力設定値が変更された場合には、上記電子メールを受け取ることで、第三者が勝手に出力設定値を変更したか、何らかの理由、たとえば、電源が一度offされたこと等により監視装置が再起動したことをユーザが知ることができ、出力設定値情報の確認により同設定値の勝手な変更や、出力設定値に異常がない場合には監視装置の異常を直ちに認識することができ、ユーザは、これらの異常事態に直ちに対処することができる。
すなわち、この監視装置にあっては、作動についての設定自由度が高められているだけでなく、ユーザが異常事態に直ちに対処することができるので安全度を高めることができるのである。
なお、再起動処理時に再起動した情報のみを送信するようにしてもよいが、この場合には監視装置自体の異常か出力設定値の変更があったかを直ちに把握することはできないが、ユーザにいち早く異常を知らせて監視装置にアクセスする機会を与えることができ、ユーザは、遠隔操作で監視場所を目で確認することができるので、防犯性能が向上する。
また、この実施の形態においては、再起動時にはサーバ5に電子メールを作成させてユーザの端末等10に電子メールを送信するようにしているが、これにかえて、ユーザの携帯端末が携帯電話である場合には、直接的に制御部3から該携帯電話に電話してユーザに音声によって再起動処理をした旨を伝達するようにしてもよい。
ちなみに、本実施の形態においては、出力設定値の変更や遠隔操作にあたって、ユーザの端末等10から直接制御部3にアクセスするようにしているが、これをサーバ5にアクセスするようにして、サーバ5の図示しない記憶装置に上記した出力変更や遠隔操作の処理を実行する為のプログラムを格納しておき、制御部3には、出力設定値の変更および遠隔操作に必要となる最低限の情報を送信するようにしておいてもよく、また、制御部3に直接にキーボード等の情報入力装置を接続して情報入力することが可能な場合には、この情報入力装置から直接制御部3にアクセスして上記設定および変更、監視カメラ等の操作を行えるようにしてもよい。
このように構成された監視装置の動作について、図3に示したフローチャートに即して説明する。
ステップ100では、監視装置は、センサ手段2からの異常信号が入力されているか否かを判断し、異常信号の入力がある場合には、ステップ101へ移行し、異常信号の入力がない場合、繰り返し異常信号が入力されるまで繰り返し入力の有無を判断し続ける。
なお、このステップ100での判断は、センサ手段2の赤外線センサ21あるいは温度センサ22あるいはその両方が異常信号を出力する場合には、異常信号ありと判断する。
つづいて、ステップ101では、制御部3は、各出力端子37a,37b,37c,37dへの制御信号を出力するための出力フラグZ(N=1,2,3,4)を生成する。
出力フラグZは、それぞれ1つの出力端子37a,37b,37c,37dに制御信号を出力すべきか否かを示す値であって、この実施の形態においては、出力フラグZは出力端子37aに対応し、以下、出力フラグZは出力端子37bに、出力フラグZは出力端子37cに、出力フラグZは出力端子37dに、それぞれ対応している。
この出力フラグZの生成にあたり、赤外線センサ21のみが異常信号を出力している場合には、出力フラグZ=F1Nとし、温度センサ22のみが異常信号を出力している場合には、出力フラグZ=F2Nとし、赤外線センサ21および温度センサ22の両方が異常信号を出力している場合には、出力フラグZの値はF1NとF2Nの論理和の値とされる。
つづいて、ステップ102では、出力フラグZのうち、値が1である場合には対応する出力端子37a,37b,37c,37dに制御信号を出力する。
さらに、ステップ103では、制御部3は監視カメラ1を駆動して監視場所を撮影し、この画像情報を圧縮回路34で圧縮し、一旦記憶装置に格納する。
そして、ステップ104では、制御部3は、上記圧縮された画像情報を識別IDとともに通信インターフェース39から送信する。
つづいて、ステップ105に移行し、制御部3は、任意に設定される時間が経過すると、制御信号の出力を停止して、この処理を終了する。
この監視装置では、上記したステップ100からステップ105までの処理を繰り返し行い、常に監視場所の異常を検出し、監視場所を監視し続ける。
監視場所における処理は以上の通りであるが、他方、サーバ5は、ステップ104で制御部3からの情報を受信すると、特定部53でユーザの特定を行い、メール作成部54がユーザの端末等10宛に、異常を検知した旨のテキストおよび画像情報を送信する。なお、この電子メールのテキスト中に、異常発生時間の情報を入れておくとしてもよい。
また、制御出力の停止については、ユーザが端末等10から遠隔操作指令を制御部3に送ることで停止することができるようにしておいてもよい。
このように、制御部3が出力制御部38を介して各出力端子37a,37b,37c,37dに出力する制御信号の出力可否の選択が可能であるので、監視装置のユーザが自己の好みにあった動作をさせることが可能であり、ユーザに設定の自由度を与えることが可能であるから、自由度の高いセキュリティシステムを実現できるのである。
そして、たとえば、この監視装置にあっては、異常信号に対する監視装置の作動を監視カメラ1の撮影のみならず、監視装置に接続される照明装置6や警報装置7に連動させることができ、または、その両方ともを作動させないようにすることも可能であり、異常発生時間が夜であっても、侵入者の特定を行うことができるようになり、侵入者へタイムリーな警告を与えることができ、窃盗を未然に防止し得ることになる。
なお、出力端子の形状や制御信号については任意に設定されるが、たとえば、出力端子の形状とコンセントと同形状としておき、制御信号を交流100V電圧としておくと、特に防犯用や災害用に用いられる機器のみならず、ラジオ、テレビジョン、洗濯機等々の家庭用生活機器を作動させることもでき、そうすることによって無人の監視場所に侵入した侵入者に生活音を知覚させることができ、窃盗を未然に防止することも可能である。
また、本実施の形態においては、センサ手段2は、赤外線センサ21と温度センサ22とを備えているが、他のセンサで監視場所の異常を検知してもよいし、また、上記二つのセンサに加えて窓の開閉をセンシングするセンサやガス漏れや煙を検知するセンサを増やしてもよく、さらに、制御信号を出力する端子を増減させることも可能である。
なお、上記した制御処理手順および出力設定処理手順は、一例であるので、監視装置の仕様等によって最適となるようにこれを変更することが可能である。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
一実施の形態における監視装置のシステム構成を示す図である。 一実施の形態の監視装置における制御信号の出力可否を変更する処理手順のフローチャートである。 一実施の形態における監視装置の異常信号入力時の作動を示すフローチャートである。
符号の説明
1 監視カメラ
2 センサ手段
21 赤外線センサ
22 温度センサ
3 制御部
31,32,33 A/D変換器
34 圧縮回路
35 主制御部
36 記憶装置
37a,37b,37c,37d 端子たる出力端子
38 出力制御部
39 通信インターフェース
4 通信手段
5 サーバ
6 照明装置
7 警報装置

Claims (4)

  1. 異常を検出すると異常信号を出力するセンサ手段と、センサ手段の異常信号を受け取ると複数の端子に制御信号を出力可能な制御部とを備え、制御部は、該制御信号の出力可否を決定する出力設定値が変更されると再起動処理を行い、該再起動時に少なくとも再起動情報をユーザの携帯端末あるいは端末に送信することを特徴とする監視装置。
  2. 再起動情報には出力設定値情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  3. 再起動情報はサーバに伝達されるとともに、サーバは再起動情報を含む電子メールを作成し、作成された電子メールをユーザの携帯端末あるいは端末に送信することを特徴とする請求項1または2に記載の監視装置。
  4. 再起動時にユーザの携帯電話に電話し、再起動した旨を音声出力することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の監視装置。
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