JP4876081B2 - 地下構造物の受枠部材用転落防止装置 - Google Patents

地下構造物の受枠部材用転落防止装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えば電線共同溝やマンホール等の地下構造物の受枠部材用転落防止装置に関する。
従来、電線共同溝やマンホール等の地下構造物においてその蓋体を開けた状態で、作業者等がこれらの設備の開口から転落しないようにするために、転落防止装置が提案されており、例えば特許文献1に示すものがある。この特許文献1に示す転落防止装置では、梯子枠体を開口と平行な平面に伏した伏姿勢と、開口に対してほぼ垂直に起立した起立姿勢とに切替え自在な構成としている。この転落防止装置では、その梯子枠体は起立姿勢とすることで地下構造物内へ作業者が入る際にその動作を補助する梯子として用いられる。
梯子枠体の起立姿勢は、梯子枠体の基部を開口を形成する受枠部材に取付ける保持金具を用い、この取付け金具によって起立姿勢を保持するようにしている。
特開2001−262598号公報
上記従来の転落防止装置では、梯子枠体の起立姿勢を保持すべく特別に保持金具を用いており、その取付け調整作業に手間取るという課題がある。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、簡単な構成および簡単な作業で梯子枠体の起立姿勢を保持することができる転落防止装置の提供を課題とする。
本発明の転落防止装置は、地下構造物の受枠部材に用いられ、受枠部材に設けた支持部に基端部が支持され、該基端部を中心として受枠部材の開口に対して起伏可能に梯子枠体が設けられ、梯子枠体の起立姿勢を保持する起立姿勢保持手段が設けられ、前記起立姿勢保持手段として、梯子枠体をその伏姿勢から基端部を中心として起こすことで該梯子枠体の基端部が上下方向に挿入される支持凹部が受枠部材側に設けられ、該支持凹部が梯子枠体の基端部に当接して該梯子枠体を起立姿勢に保持するための保持面を有していることを特徴としている。
上記構成において、梯子枠体をその基端部を中心に回動させて起こし、基端部を支持凹部に上方から挿入するという簡単な操作によって、基端部が保持面に当接して梯子枠体の起立姿勢が容易に保持される。
本発明の転落防止装置では、梯子枠体の伏姿勢を保持する伏姿勢保持手段が設けられ、該伏姿勢保持手段には、前記梯子枠体の伏姿勢において該梯子枠体を前記開口の広さ方向一方側に付勢するバネ体が設けられ、該バネ体の付勢によって梯子枠体の先端側に係止する係止部が受枠部材側に設けられていることを特徴としている。
上記構成の転落防止装置では、バネ体の付勢力に抗して梯子枠体を移動させ、梯子枠体の先端側を係止部から離脱させて伏姿勢から起立姿勢とすることができる。
本発明の転落防止装置では、梯子枠体が板体であり、梯子枠体の基端部に被支持板が厚み方向に重ねて固定され、支持凹部は梯子枠体の基端部が挿入される縦方向の第一凹部と該第一凹部に隣合うように連続して形成された縦方向の第二凹部とを有し、保持面が第二凹部に形成されていることを特徴としている。
上記構成によれば、梯子枠体を起立姿勢とすると、梯子枠体の基端部が第一凹部に挿入され、被支持板が第二凹部に挿入されて梯子枠体の起立姿勢が保持される。
本発明の転落防止装置では、支持凹部の前後面のうち少なくとも一方の面は、他方の面に対して下方ほど距離が小さくなる傾斜面とされ、梯子枠体の基端部の前後面のうちの少なくとも一方の面は前記傾斜面に対応して傾斜されて、梯子枠体の基端部は支持凹部の前後面に前後の隙間なく挿入可能に構成されていることを特徴としている。
梯子枠体の基端部が支持凹部の前後面に前後の隙間なく挿入可能であるから、梯子枠体の基端部が支持凹部に挿入して支持させた際に、梯子枠体の前後方向のがたつきが効果的に抑制される。
本発明の転落防止装置では、支持凹部の前面が、垂直な後面に対して傾斜する傾斜面とされ、梯子枠体の基端部の前面が前記傾斜面に対応して傾斜されて、梯子枠体が垂直に対してわずかに後方に傾斜するよう梯子枠体の基端部が支持凹部に支持される構成とされていることを特徴としている。
この構成によれば、梯子枠体の基端部は支持凹部に楔状態として挿入されることになって、梯子枠体の前後のがたつきが抑えられ、支持凹部の前面が、垂直な後面に対して傾斜する傾斜面とし、梯子枠体の基端部の前面を傾斜面に対応して傾斜させることで、梯子枠体を垂直に対してわずかに後方に傾斜させることが容易な構成となり、梯子枠体が垂直に対してわずかに後方に傾斜することで、梯子枠体を起立姿勢とした場合でも開口が狭められることなく、また梯子枠体の使用に際しても安心感がある。
本発明の転落防止装置では、梯子枠体にその起立姿勢において受枠部材の開口内壁面に当接する起立姿勢補助部材が設けられていることを特徴としている。
この構成によれば、起立姿勢補助部材が受枠部材の開口内壁面に当接することで、いっそう確実に梯子枠体の起立姿勢を保持することができる。
本発明の転落防止装置によれば、梯子枠体をその基端部を中心に回動させて起こすと、梯子枠体の基端部が支持凹部に上方から挿入されて梯子枠体の基端部が保持面に当接するようになるから、梯子枠体を起こしてその基端部を支持凹部に挿入するという簡単な作業で梯子枠体を起立姿勢に保持することができる。
以下、本発明の実施形態に係る蓋体の施錠装置を、マンホールの蓋体における施錠装置を例に、図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態を示す蓋体およびその施錠装置の全体構成を示す側面断面図、図2は第一施錠部および第二施錠部を中心に描いた平面断面図、図3は転落防止装置を中心に描いた平面図、図4は第一施錠部および第二施錠部を中心に描いた両施錠部の施錠姿勢を示す側面断面図、図5は蓋体が持上げられてしかも施錠されている状態の側面断面図、図6および図7は工具を挿入した状態の側面断面図である。
これらの図に示すように、蓋体1は、マンホールの側壁2を用いて円形開口3を形成するよう設けられた受枠部材4の該円形開口3を開閉自在に塞ぐものである。したがってこの実施形態では、蓋体1は平面視円形に形成されている。なお、受枠部材4および蓋体1
は、それぞれダクタイル鋳鉄から形成されている。また、蓋体1の裏面には、所定の強度に必要なリブ5が下方に延設されることで蓋体1に縦横の格子状に一体に形成されている。
受枠部材4は、環状の台部6と、台部6の内径側部から上方に向けて延設されるよう形成された環状の壁体部7を有する蓋体載置部8とから一体に形成されている。壁体部7の上下方向途中には、後述の第一フック10が下方から係止する第一被係止片11が形成されている。第一被係止片11は、壁体部7の所定位置、すなわち第一フック10に対応する領域にのみ形成されている。第一被係止片11は、壁体部7の一部に径方向内方に突出させてその径方向内方部分を下方に延設することで、壁体部7に対して径方向内方位置で下方に突出する鉤状に形成されている。
蓋体載置部8の内周面12の上部は、下方に向けて小径となる円錐面(テーパ面)に形成されており、蓋体1の外周面1aは蓋体載置部8の上部内周面12に対応する(内周面12に嵌合可能な)円錐面に形成されている。
蓋体1の径方向一端側の外周一部が、径方向内方に向けて切欠かれて平面視略半楕円形の工具挿入用開口13が形成されている。蓋体開放用の工具14(図6,図7参照)の操作部15が挿入できて、施錠装置16(この場合、後述する第一施錠部20)の第一フック10を開錠姿勢Cとすることが可能であれば、工具挿入用開口13は半楕円形状に限定されるものではない。この傾斜面の傾斜は蓋載置部8の内周面12の傾斜に比べて急傾斜に傾斜に形成されている。小蓋体18は工具挿入用開口13に蓋体1の裏面側から嵌合するもので、その外周面18aは工具挿入用開口13の内周面17に嵌合可能となるよう、該内周面17と逆の傾斜に形成されたテーパ面に形成されている。また表面は平面に形成されている。
工具挿入用開口13の内周面17は、下方ほど外側に広がる傾斜面とされている。
施錠装置16は、第一施錠部20と第二施錠部21とから構成されている。第一施錠部20は、小蓋体18を有して蓋体1の径方向一端側に設けられている。第二施錠部21は、蓋体1の径方向他端側に設けられている。
第一施錠部20は、第一被係止片11に下方から係止する鉤本体、すなわち前記第一フック10を有する。第一フック10はその先端部である第一係止片22が第一被係止片11に係止可能なよう鋭角的に形成されている。第一フック10はその基端部23が後述の第一支軸体24の軸線回り(水平軸)に回動可能に設けられている。第一フック10の形状を側面視して詳述すると、鋭角的な第一係止片22から下方に湾曲した湾曲部25を有して、後述する施錠姿勢Aにおいて、基端部23は湾曲部25から上方に立上るように第一係止片22、湾曲部25および基端部23が一体的に形成されている。
小蓋体18と第一フック10とは一体的に形成されており、小蓋体18と第一フック10とは、前記第一支軸体24の軸線回りに一体的に回動する構成となっている。
第一フック10は、その先端部の第一係止片22が第一被係止片11の下方に位置する前記施錠姿勢Aと、第一フック10が第一被係止片11の下方から径方向中心側へ回避した開錠姿勢C(例えば図4参照)とに切替え自在とされている。第一係止片22が第一被係止片11の下方に位置するとは、この場合、第一被係止片11の直下であり、しかも第一被係止片11から所定距離H1だけ離間した位置にあることである。
第一施錠部20は、第一フック10の姿勢を施錠姿勢Aと開錠姿勢Cとの間で切替えるための切替え手段26を有している。
切替え手段26は、蓋体1の裏面において工具挿入用開口13の側部に対応する部位(この場合、周方向両側部位)に、蓋体1の裏面から下方に向けて延設された第一支持用延設部27と、第一フック10の基端部23に一体的に形成された横方向の前記第一支軸体24と、第一支軸体24を案内すべく第一支持用延設部27に形成された溝状の案内凹部28,29と、第一フック10を施錠姿勢Aに付勢するためのバネ体30とを備えている。
さらに詳述すると、前記第一支持用延設部27は蓋体1の裏面に一体的に形成されてそれぞれが同一形状の、径方向に長い側面視略矩形に形成されている。案内凹部28,29は、それぞれの第一支持用延設部27の周方向対向面側に形成されており、それぞれ同一高さ位置にあって、径方向内方に向けて下傾斜した横長溝状に形成されている。
案内凹部28,29の径方向外方の始端面(この場合、円弧面)は、工具挿入用開口13の径方向内方端の略直下位置に配置されている。
第一フック10の組付けのために、一方の案内凹部28の径方向内方の終端と他方の案内凹部29の終端とは異なる位置にあって、一方の案内凹部28の径方向内方の終端は、第一支持用延設部27の径方向内方の終端まで延設されている。他方の案内凹部29の終端は第一支持用延設部27の径方向内方の終端までは至っておらず、第一支持用延設部27の長手方向途中まで延長されている。
すなわち、平面視して径方向に対して第一フック10を傾斜させるようにして、他方の第一支軸体24を他方の案内凹部29に嵌合させた後に一方の第一支軸体24を一方の案内凹部28にその終端から挿入するようにして、第一フック10を第一支持用延設部27に支持させるようにする。
そして、第一フック10を第一支持用延設部27に組付けるために、上記のように第一支軸体24を案内凹部28,29に挿入した後に、一方の第一支持用延設部27の長手方向他端側に側方から径方向に沿うように、組付け具としての組付けボルトb1を挿入して、移動阻止部である組付けボルトb1の頭部b2を、一方の案内凹部28の長手方向途中に配置させている。この頭部b2の位置は、他方の案内凹部29の終端位に相当する位置である。
このように構成することにより、第一フック10を第一支持用延設部27に容易に組付けることができ、しかも第一フック10をガタ無く案内凹部28,29に沿って案内することができる。
案内凹部28の径方向外方端部、すなわち始端面の位置は、小蓋体18が工具挿入用開口13に正確に嵌合した状態で、しかも第一支軸体24が前記始端面から径方向内方に離間していることが好ましい。要するに、蓋体1の形状にかかわらず、小蓋体18が工具挿入用開口13に正確に嵌合した状態で、始端面と第一支軸体24との間に蓋体1の上面にほぼ沿う方向の隙間を有することが好ましい。
切替え手段26は、一端部(先端部)31側がフックに連結され他端部32側が蓋体1の裏面側に支持されて第一フック10の姿勢変更に伴って移動する移動部材33を有する。
移動部材33は杆状に形成されており、その一端部31は第一フック10の湾曲部25および基端部23の境界部分に設けられたヒンジ部34を介して第一フック10に連結されている。
ヒンジ部34は、第一フック10の湾曲部25および基端部23の境界部分に径方向内方に向けて一体的に延設された取付け片35と、取付け片35の周方向両側からさらに外側へ向けて突出する一対のヒンジ軸36と、移動部材33の一端部31に形成されて各ヒンジ軸36に外側から回動自在に連結されるアームリスト部37とを有する。
第一支持用延設部27の径方向内方端面に連続して、蓋体1の裏面から下方に延設されるストッパ39が形成されている。このストッパ39はアームリスト部37の上部が当接可能な高さ位置まで延設されており、この実施形態では側面視台形に形成されて、下面である水平面39aとこの水平面39aから傾斜する傾斜面39bとを有し、水平面39aと傾斜面39bとが連続する隅部39cが、実際にアームリスト部37の上部が当接可能な部分とされている。
なお、この実施形態では第一フック10が第一支軸体24回りに回動してアームリスト部37の上部がストッパ39の隅部39cに当接した状態で、移動部材33の軸線方向33aは、略水平になるよう設定されている。
取付け片35は、第一フック10と一体に形成されているから、第一フック10の姿勢とともに位置変更がなされるもので、第一フック10の施錠姿勢Aでは第一支持用延設部27の下方側に位置し、第一フック10を開錠姿勢Cとするのに伴って第一支持用延設部27の径方向内方面38側に向けて移動するものである。
切替え手段26は、第一フック10を施錠姿勢Aに付勢するための前記バネ体30を備える。バネ体30としては、第一フック10が第一支軸体24回りに時計方向(例えば図1において時計方向)に回動するよう付勢するコイルスプリング(圧縮バネ)が用いられている。このバネ体30は、移動部材33の途中を外嵌するよう設けられている。
蓋体1の裏面で工具挿入用開口13に対して、その径方向内方端面から径方向内方側に所定距離L1(例えば、図7参照)だけ離間した位置に、移動部材33をその他端部32側で平面視して径方向に移動可能に支持する(移動を許容する)移動許容部としての支持フランジ40が、蓋体1の裏面から垂下するように一体に形成されている。すなわち、支持フランジ40は板状に形成され、その上下方向途中である上部には、移動部材33の他端部32側が挿通される支持穴41が形成されている。支持穴41の形状は特に限定されるものではないが、後述するように移動部材33の他端部32側を挿通して周方向へは移動を阻止して、しかも移動部材33の他端部32側を鉛直方向で回動自在に支持する形状としている。
例えば、移動部材33の断面形状がこの実施形態のように円形であるならば、支持穴41は上下内周面(少なくとも下の内周面)を移動部材33の外周曲率にほぼ等しく形成した上下方向に長い長孔とすることが好ましい。
要するに、上下方向に長い長孔とすることで、移動部材33の他端部32側を挿通して支軸を設けることなく鉛直面内で回動自在に支持するとともに、径方向に沿って移動を許容することができ、移動部材33の軸線方向33aと案内凹部28の案内方向28aとの交差する角度θを変更可能とする形状に形成しておく。
前記バネ体30は、アームリスト部37の径方向一端部31側端部に一体に形成された環状の鍔部42と移動部材33の途中に摺動自在に外嵌された環状の鍔部材43とをバネ座部材として、鍔部42と鍔部材43との間に伸縮自在に挟持されている。このようなバネ体30の伸張方向への弾性によって第一フック10はヒンジ部34を介して時計方向に押圧されており、上記した施錠姿勢Aが保持されている。なお、符号32aは移動部材33の他端部32に外嵌固定された抜止めリングである。
また、第一フック10の施錠姿勢Aにおいては、鍔部42の上部が第一支持用延設部27の径方向内方面38に当接し、工具挿入用開口13の内周面17のうち径方向内方側面44であるテーパ面に小蓋体18の他端側面45であるテーパ面が当接して小蓋体18は水平な姿勢を保持している。すなわち小蓋体18は工具挿入用開口13の内周面17に下方から嵌合した状態となっている。
次に、蓋体1の他方側に設けられた第二施錠部21の構成を説明する。
図8は第二施錠部21の施錠姿勢Bを示す側面断面図、図9は施錠姿勢Bのまま蓋体1が上動した状態の側面断面図、図10は蓋体1を回動する動作に伴って移動する第二フックの動きの一例を示す側面断面図、図11は蓋体1を回動する動作に伴って移動する第二フックの動きの一例を示す側面断面図、図12は第二フックを主に描いた径方向外方からの背面図である。
これらの図に示すように、第二施錠部21は、蓋体1の他方側であって第一施錠部20とは反対側の裏面に下方に延設されるよう一体的に形成された連結部としての第二支持用延設部50と、第二支持用延設部50に横方向の第二支軸体51を介して鉛直面内で回動自在に支持された蝶番としての第二フック52と、第二フック52に一体的に形成された第二係止片53が下方から当接して係止する第二被係止片54を有する突出部としての被係止体55とを有する。
なお、第二被係止片54の下面が、第二係止片53が下方から当接して係止する水平な係止面となっている。
これらの図に示すように、第二フック52は、第二係止片53が第二被係止片54に係止可能な施錠姿勢Bにおいて、側面視して第二支軸体51から径方向内方に向かって延設されたアーム部56と、アーム部56の径方向内方から下方に向かって延設された垂下部57とを有し、垂下部57は閉蓋状態において外側に向けて下傾斜する上傾斜部57Aと、上傾斜部57Aの下端に一体的に形成されて径方向内方に向かって斜め傾斜する下傾斜部58を有する。
換言すれば、垂下部57は全体として被係止体55の突出方向(円形開口3の内側である中心側)と反対方向(円形開口3の内側である外側)へ突となるよう弓状に湾曲した形状に形成されている。垂下部57の内側縁57aも垂下部57全体と同様に、被係止体55の突出方向と反対方向へ突となるよう湾曲した面となっている。
第二係止片53は垂下部57と下傾斜部58との境界部で径方向外方に向けて外側に突出するよう延設されている。なお、第二支軸体51はアーム部56に一体的に形成されている。
上傾斜部57Aの内側面に、さらに内側に向けて突出する凸部59が一体的に形成されている。この凸部59は垂下部57の幅方向中心に配置されてその厚みは垂下部57と同等に形成されている。凸部59はその上下方向略中間位置が最も内側に突出した円弧尖端状の円弧部59aとされて全体が略三角形状に形成されている。円弧部59aの下側の内側縁は外側に向けて突となる円弧面59bに形成されている。
アーム部56の上面に、上方に突出するように膨出する膨出部69が一体的に形成されている。この膨出部69はアーム部56の幅方向中心に配置されてその厚みはアーム部56と同等に形成されている。膨出部69は全体が略三角形状に形成されており、閉蓋状態においてその上面が蓋体1の裏面に接触するようにして沿い、側面が凸部59にその上方から連続するよう設けられている。
第二フック52の第二支持用延設部50への組付けは、第二支持用延設部50に形成されたL字形の取付け溝49に、第二フック52のアーム部56の両側に形成された第二支軸体51を案内させて取付け、一方の第二支持用延設部50の側方から位置決め具としての位置決めボルトb3を挿入・固定して、その先端部を取付け溝49に露出させる。これにより、第二フック52を第二支持用延設部50に容易にしかも確実に組付けることができる。
被係止体55は、蓋体載置部8の内周面17に径方向内方へ向けて延設されることで平面視してロ形状に形成されている。平面視してその中心部には、第二フック52の下傾斜部58が下方へ挿入される挿入穴60が形成されており、第二フック52の施錠姿勢Bにおいて、第二係止片53は挿入穴60の下方から第二被係止片54の裏面(下面)に当接可能となっている。
挿入穴60の内周面のうち内側面部60aは、上方へ拡大形成された円弧状の傾斜面とされている。この内側面部60aの曲率は前記円弧面59bにおける曲率とほぼ等しく設定されている。
下傾斜部58の下部の両側に、抜止め片79が一体的に形成されている。これら抜止め片79は挿入穴60から第二フック52が上方に抜けるのを防止するためのもので、抜止め片79は前記第二支軸体51と平行な軸心を有して、抜止め片79の両端面間の距離は、挿入穴60の径に比べて大きく設定されている。
なお、第二フック52の施錠姿勢Bでは、第二係止片53は第二被係止片54の直下にあり、しかも第二被係止片54から所定距離H2だけ下方に離間した位置にある。また、第二フック52の施錠姿勢Bはその自重で保持される構成である。すなわち、第二フック52は自重によって、例えば図1、図11、図12等において第二支軸体51回りに反時計方向に回動するよう付勢されており、施錠姿勢Bでは、垂下部57が挿入穴60の内周面に当接することで、施錠姿勢Bが保持されている。
上記構成の蓋体1の施錠装置16において、蓋体1が円形開口3を塞いだ閉蓋状態では、上記したように、第一フック10および第二フック52は、それぞれ施錠姿勢A,Bとなっており、第一施錠部20においては、小蓋体18の外周面は工具挿入用開口13の内周面17および受枠部材4の、円形開口3の内周面12の上部に下方から隙間なく嵌合した状態となっている。
これは、第一施錠部20において小蓋体18は、第一フック10とともに、径方向外方に向けて弾発付勢力を有するバネ体30によって、第一支軸体24回りに時計方向に付勢されているからであり、換言すれば、小蓋体18は、その径方向内方端部を中心として、この径方向内方端部回りにその径方向外方端部が蓋体載置部8の内周面(この場合、内周面12の上部)に沿うようにしてせり上がっているからである。
すなわち、蓋体載置部8の内周面であるテーパ面に沿う方向のみから弾性力を受けるものではなく、径方向(斜め下方)に配置したバネ体30の弾性力によって小蓋体18が第一支軸体24回りに回動方向の押圧力を受け、しかも小蓋体18が工具挿入用開口13の内周面17に嵌合する際には、第一支軸体24は案内凹部28によって径方向外方に向けて案内される構成(第一支軸体24が固定されていない構成)となっているから、小蓋体18はその径方向内方端部が工具挿入用開口13の内周面17の径方向内方端部に当接して係止した状態で回動するように蓋体載置部8の内周面に沿って、工具挿入用開口13の内周面17との間に隙間なく嵌合するものである。
したがって、工具挿入用開口13と小蓋体18との間に隙間がないから工具挿入用開口13からの雨水の流入を極力防止することができる。
なお、第一フック10の施錠姿勢Aでは、移動部材33の軸線方向33aと案内凹部28の案内方向28aとの交差する角度θ(θ1)は鈍角を形成するよう部材どうしの寸法,位置等が設定されている。
また、案内凹部28の径方向外方端部、すなわち始端面の位置は、小蓋体18が工具挿入用開口13に正確に嵌合した状態で、しかも第一支軸体24が前記始端面から径方向内方に離間していることが好ましいことは前述した通りであり、このように蓋体1の形状にかかわらず、小蓋体18が工具挿入用開口13に正確に嵌合した状態で、始端面と第一支軸体24との間に蓋体1の上面にほぼ沿う方向の隙間を有するように設定することで、小蓋体18の外周面が工具挿入用開口13の内周面17に嵌合した時点でなお小蓋体18は蓋体1の外方へ向けて移動できる余裕があるから、小蓋体18が水平な姿勢になるまでに小蓋体18の外周面が工具挿入用開口13の内周面17に係止してしまい、両者の間に隙間が生じてしまうという現象を、いっそう確実に防止することができる。
上記のような第一フック10の施錠姿勢Aでは、第一フック10の第一係止片22が第一被係止片11の直下にあるため、蓋体1を持上げようとすると、第一被係止片11に第一係止片22が係止するまでの所定距離H1だけ持上るものの、それ以上持上げることができない。
また、第二施錠部21においては、第二フック52がその自重により第二支軸体51回りに反時計方向に回動した状態を保持しており、第二係止片53が第二被係止片54の直下にある施錠姿勢Bにあるから、蓋体1を持上げようとすると、所定距離H2だけ持上るものの第二係止片53が第二被係止片54に下方から係止して、それ以上持上らない。このため、蓋体1が不測に開かれるのを防止できる。
逆に、蓋体1は第一フック10の第一係止片22が第一被係止片11に係止し、第二係止片53が第二被係止片54に係止するまでは、受枠部材4に対して浮上することが可能である。このため、蓋体1が浮上するような気圧や水圧がマンホール内部側から蓋体1に働いた場合には、蓋体1が浮上して、蓋体1と受枠部材4との隙間から圧搾された空気や雨水をマンホールの外部へ逃がすことができる。このため、施錠装置等の破壊を免れることが可能になる。
次に、蓋体1を開ける際の動作を説明する。蓋体1を開けるために施錠姿勢Aとなっている第一フック10を開錠姿勢Cとすべく、図6に示すように、所定の工具14を用いて、その操作部15を、小蓋体18の表面に斜め上方から(例えば、工具挿入用開口13の、径方向内方の内周面17の傾斜に沿うような方向から)バネ体30の弾性に抗して押圧する。
このようにして小蓋体18が押圧されると、その押圧力により第一支軸体24が案内凹部28に案内されてその案内方向28aに沿うように後退するとともに、第一フック10が第一支軸体24回りに反時計方向に回動し、したがって小蓋体18の他端側面45が蓋体1の裏面に対する接触が解除されて離間し、第一フック10の後退動作に伴ってバネ座に挟持されたバネ体30が移動部材33の軸方に沿うように縮むとともに移動部材33の軸線方向33aと案内凹部28の案内方向28aとの交差する角度θが、180°内で大きくθ2となるよう変更されつつ移動部材33が後退する。
そうすると、第一フック10の第一係止片22が第一被係止片11の直下位置から後退して(径方向内方に移動して)、蓋体1を持上げても第一フック10の第一係止片22が第一被係止片11に係止しない開錠姿勢Cとなる。
そして、図7に示すように、工具14を回転させてその操作部15の両側端部が蓋体1の裏面に当るようにすることで操作部15を蓋体1に引掛けて持上げるようにすることで、蓋体1は第二施錠部21の第二支軸体51を中心にして鉛直面内で回動を開始し、さらに蓋体1を、第二支軸体51を中心にして回動を続けると、蓋体1の径方向他方の端部側の一部が受枠部材4の円形開口3に入るようになる。
この場合、開口が円形であるから、蓋体1の径方向他方の端部側は受枠部材4の径方向他方の端部から径方向一方側に位置ずれして受枠部材4の円形開口3に入り、位置ずれした分だけ第二フック52(第二支軸体51)が径方向一方側に移動することになるから、第二係止片53が第二被係止片54の直下にある施錠姿勢Bから該直下を回避して径方向内方に移動した開錠姿勢Dとなる。
したがって、蓋体1の径方向他方側端面を蓋体載置部8の上面部に当てるようにさらに蓋体1を回動させると、第二フック52は開錠姿勢Dにあるから、第二支軸体51が上動するのに伴って第二フック52が被係止体55の挿入穴60を上方に移動し、蓋体1が受枠部材4から外されて、円形開口3を開放した開蓋状態とすることができる。このように蓋体1を開蓋状態としてからは、作業者はマンホール内に入って作業をすることができる。
なお第一施錠部20において、蓋体1を円形開口3から持上げて第一フック10を受枠部材4から離脱させた状態では、第一フック10は、その第一係止片22が第一被係止片11の直下にないだけで、小蓋体18が蓋体1の表面とほぼ面一となって保持されている。小蓋体18が蓋体1の表面とほぼ面一となった姿勢は、バネ体30の弾性力が小蓋体18に働いており、工具挿入用開口13の内周面17のうち径方向内方側面44であるテーパ面に小蓋体18の他端側面45であるテーパ面が当接するからである。
また、第一支軸体24はバネ体30の弾性によって、案内凹部28,29の径方向外方の始端面に当接した状態にある。
図11には、蓋体1を別の手順で開蓋状態とする場合を示している。すなわち図11には、蓋体1を垂直軸心回りに旋回させるようにして示す開蓋状態とする場合を示している。
この場合、上記のようにして第一施錠部20側を開錠姿勢Cとして蓋体1を第一施錠部20側で開けておき、蓋体1を第一施錠部20側へ引き込むようにする。このようにして第二施錠部21において第二係止片53が第二被係止片54の直下にある施錠姿勢Bから該直下を回避して径方向内方に移動した開錠姿勢Dとし、さらに蓋体1を同方向へ引き込むと、第二フック52(垂下部57)が自重により、その内側縁57aを被係止体55の挿入穴60の内周面のうちの内側面部60aに当接させつつ斜め上方へ引かれて第二係止片53が挿入穴60から抜き出る。
この状態で蓋体1は平面視して円形開口3に対して径方向に位置ずれした状態となっており、続いて蓋体1を第二フック52の下部を中心として垂直軸回りに旋回させる。このとき、第二フック52がさらに挿入穴60から抜出る方向へ移動したとしても、第二フック52には、抜止め片79が被係止体55の下部に当接(係止)することで、第二フック52が挿入穴60から完全に抜出てしまう状態を回避することができる。
そして、蓋体1を第二フック52の下部を中心として垂直軸回りに旋回させた後は、蓋体1を路面等に載置するようにして、蓋体1を開蓋状態とする。このようにすることで、作業者はマンホール内に入って作業をすることができる。
図10および図11では、何れも蓋体1を受枠部材4から完全に取外すことなく第二フック52を受枠部材4(被係止体55)に係止した状態で開蓋状態としたが、第二フック52を完全に受枠部材4から離脱させて開蓋状態とすることも可能である。
この場合では、蓋体1を図11で示したように旋回させて、抜止め片79を挿入穴60から引抜くようにすることで可能となる。
ここで、開蓋状態から再び蓋体1を閉めた閉蓋状態とする場合について説明する。図13は蓋体1を閉める前の第一施錠部を中心とした側面断面図、図14は第一施錠部の第一フックが受枠部材に摺動して回動をした状態の側面断面図、図15は再び第一フックが施錠姿勢となった状態の側面図である。
ここで、開蓋状態から再び蓋体1を閉めた閉蓋状態とする場合を説明する。抜止め片79を挿入穴60から引抜くようにして開蓋状態として再び閉蓋状態とする場合では、第二フック52を被係止体55の挿入穴60に位置合わせして挿入し、蓋体1全体が円形開口3に略位置合わせされるようにして、蓋体1を下方へ押圧するようにする。そうすると、第一施錠部20側では、第一フック10の第一係止片22が蓋体載置部8の上部内周面12に上方から摺動するように当接する。
さらに蓋体1を押圧して下動させると、第二施錠部21においてはその第二フック52の垂下部57から第二係止片53に至る湾曲面52bが第二被係止片54の上面によって押圧されて、しかも一方で垂下部57の内側縁57aが、被係止体55の挿入穴60の内周面のうちの内側面部60aに当接して摺動することになり、これによって蓋体1の中心が円形開口3の中心と不一致である場合には、蓋体1の中心と円形開口3の中心とが一致されるよう蓋体1側の位置が矯正されつつ下動する。
第一施錠部20においては、第一フック10の第一係止片22が蓋体載置部8の上部内周面12に上方から摺動するようにして当接し、蓋体1をバネ体30の弾性に抗してさらに下方へ押圧することにより(あるいは蓋体1の自重により下方へ移動することにより)、第一フック10はバネ体30の弾性に抗して第一支軸体24回りに反時計方向に回動するとともに、第一支軸体24が案内凹部28,29に沿って案内され、第一フック10が第一支軸体24回りに回動し案内凹部28,29に沿って案内された距離に応じた分だけ移動部材33が、その軸線方向33aと案内凹部28の案内方向28aとの交差する角度θを変更させつつ移動する。
さらに蓋体1を下方へ移動させて第一係止片22が第一被係止片11から外れると、バネ体30の弾性が解除されてバネ体30が伸張し、その弾性により第一フック10が押圧されて第一支軸体24回りに時計方向に回動するとともに第一支軸体24が案内凹部28,29の始端面側に押圧されて移動して、第一フック10の第一係止片22が第一被係止片11の直下に所定距離H1だけ離間した位置にある施錠姿勢Aとなる。
この場合、前述したように第一施錠部20においては、小蓋体18の外周面は、工具挿入用開口13の内周面17および受枠部材4の円形開口3の上部内周面12に下方から隙間なく嵌合した状態となって、雨水の流入を極力防止できるようになっている。
図10に示したように、第二フック52を中心として水平軸心回りに回動させて開蓋状態とした蓋体1を閉蓋状態とするには、開蓋状態とする動作と逆の動作を行うようになる。これによれば、第二フック52が被係止体55の挿入穴60の内周面に当接摺動して案内され、蓋体1の中心が円形開口3の中心と不一致である場合には、蓋体1の中心と円形開口3の中心とが一致されるよう蓋体1側の位置が矯正されつつ閉蓋状態となる。すなわち、第二フック52が第二支軸体51回りに時計方向に回動して、さらに第二フック52が下方へ移動して第二係止片53が第二被係止片54から下方に外れると、第二フック52が第二支軸体51回りに反時計方向に回動し、第二係止片53が第二被係止片54の直下に位置する施錠姿勢Bに復帰する。
さらに、図11で示した開蓋状態から再び閉蓋状態とする場合は、上記と逆の操作を行うようにする。すなわち、蓋体1を垂直軸回りに旋回させて蓋体1を受枠部材4の円形開口3から径方向に位置ずれさせた状態とし、蓋体1を径方向に移動させる。そうすると、第二フック52が被係止体55の挿入穴60の内周面に当接摺動して案内され、蓋体1の中心が円形開口3の中心と不一致である場合には、蓋体1の中心と円形開口3の中心とが一致されるよう蓋体1側の位置が矯正されつつ閉蓋状態となる。
第一施錠部20においては、上記と同様に、第一フック10の第一係止片22が蓋体載置部8の上部内周面12に上方から摺動するようにして当接し、蓋体1をバネ体30の弾に抗してさらに下方へ押圧することにより(あるいは蓋体1の自重により下方へ移動することにより)、第一フック10はバネ体30の弾性に抗して第一支軸体24回りに反時計方向に回動するとともに、第一支軸体24が案内凹部28,29に沿って案内され、第一フック10が第一支軸体24回りに回動し案内凹部28,29に沿って案内された距離に応じた分だけ移動部材33が、その軸線方向33aと案内凹部28の案内方向28aとの交差する角度θを変更させつつ移動する。
さらに蓋体1を下方へ移動させて第一係止片22が第一被係止片11から外れると、バネ体30の弾性が解除されてバネ体30が伸張し、その弾性により第一フック10が押圧されて第一支軸体24回りに時計方向に回動するとともに第一支軸体24が案内凹部28,29の始端面側に押圧されて移動して、第一フック10の第一係止片22が第一被係止片11の直下に所定距離H1だけ離間した位置にある施錠姿勢Aとなる。
図16は梯子枠体の伏姿勢および起立姿勢を示す側面図、図17は背面図、図18は梯子枠体の動きを示す平面図である。
これらの図に示すように、本発明の実施形態では、蓋体1を開き、あるいは円形開口3を開放した状態で、危険防止のためにマンホール内に作業者等が転落しないようこれを防止するための転落防止装置70が設けられている。この転落防止装置70は、蓋体1を開放した際に地下構造物としてのマンホール内に作業者が入るための梯子装置を兼用している。
すなわち、この転落防止装置70はマンホールの受枠部材4に用いられ、受枠部材4に設けた支持部71に基端構造部72(基端部に相当する)が支持され、基端構造部72を中心として受枠部材4の円形開口3に対して起伏可能な梯子枠体73を有している。
梯子枠体73は、金属製の板状部材の組合わせから構成されている。具体的には、梯子枠体73はその伏姿勢Xすなわち円形開口3と平行な平面に伏した状態と、円形開口3に対してほぼ垂直に起立した起立姿勢Yとに切替え自在に構成されている。そして、梯子枠体73を伏姿勢Xおよび起立姿勢Yにそれぞれ保持する伏姿勢保持手段94および起立姿勢保持手段99が設けられている。
梯子枠体73は、その伏姿勢Xにおいて、厚み面74aが上下側に相当する互いに平行な側部プレート74と、この側部プレート74の先端部どうしで両側部プレート74を連結するよう渡された先端プレート75とを有する。側部プレート74は、ともにその長手方向に偏平な矩形形状の同一断面に形成されている。先端プレート75はその長手方向に同一断面形状に形成されており、この場合、その断面形状はL字形の型鋼が用いられている。
先端プレート75から基端構造部72に向けて所定間隔置きに、昇降補助体としての昇降補助杆部材76が両側部プレート74に渡すように固定されている。これら昇降補助杆部材76は、その両側端部が側部プレート74を貫通して、その貫通した部分に形成された雄ねじに側方からナット部材n1が螺合するようにすることで、側部プレート74に確実に固定されている。
ここで基端構造部72の構成について説明する。基端構造部72は各側部プレート74の基端部対抗面にボルト等の固定手段によって固定された回動中心体77を有する。回動中心体77は、各側部プレート74に固定される板状の固定部78と、この固定部78から、伏姿勢Xにおいて側面視して側部プレート74の基端部の上方で後方(他方側)へ向けて延長されて後述の第一凹部80内を上下方向に摺動移動可能な挿入移動部81と、挿入移動部81から略直角方向下方に折曲されたフック部82とを有している。フック部82の下部には、側部プレート74の伏姿勢Xを保持しつつ後述の保持体83から抜止めをするための抜止め片84が、さらに後方へ向けて突出して形成されている。このような構成により、回動中心体77は伏姿勢Xにおいて側面視して下側開放のコ字形に形成されている。
回動中心体77の側部プレート74の基端部には、後述の第二凹部85に上方から摺動自在に嵌合する被支持体としての嵌合板86が一体に設けられている。嵌合板86は挿入移動部81に比べて高さが低く形成されて挿入移動部81に投影してその下部に相当する領域に配置されている。
さらに、側部プレート74の長手方向途中の側面には起立姿勢補助部材として、平面視してコ字形の起立姿勢補助フレーム87が前後両端部87a,87bをボルト等の取付け手段によって固定されている。これら起立姿勢補助フレーム87は、側部プレート74と同一高さを有しており、側部プレート74の側面から所定の幅だけ側方に突出して該側面に平行な補助プレート88と、前記所定の幅に補助プレート88を位置決めする前後の立上げプレート90,91とを有する。この立上げプレート90,91のうち、少なくとも後方の立上げプレート91は、側部プレート74の側面に対して直角に立設するよう側部プレート74に固定されている。補助プレート88の上面後部は後述するように、起立姿勢Yにおいて受枠部材4の円形開口3の内周面12の一部に径方向内方から当接する当接面として用いられる。
ここで支持部71について説明する。支持部71は、受枠部材4の内周面12の第二施錠部21側に径方向内方に、周方向を長手方向として突出するよう延設された前記保持体83と、この保持体83の周方向両側に縦方向に貫通して形成された支持凹部92とを有する。
支持凹部92は、前記第一凹部80と第一凹部80に隣合うように連続して形成された前記第二凹部85とを有している。第一凹部80および第二凹部85はともに平面視矩形に形成されており、第一凹部80に比べて第二凹部85が前後方向(径方向)に短く設定されている。しかも第二凹部85は第一凹部80に対して径方向内方に位置している。この第二凹部85の後端面(径方向外方端面)が板状の梯子枠体73の基端部、すなわち嵌合板86の上端面86aに当接して梯子枠体73を起立姿勢Yに保持するための保持面93とされている。
受枠部材4の円形開口3の内周面12の径方向一方側には、梯子枠体73の伏姿勢Xを保持する伏姿勢保持手段94の一部を構成する被挟持片95が設けられている。被挟持片95は、受枠部材4の径方向他方側に向けて突出するよう延設されるもので、平板状に形成されており、周方向に離間して一対で配置されている。これら被挟持片95の離間幅は、側部プレート74の離間幅に対応した距離である。また被挟持片95は、その他方側端辺95aが径方向に沿い、被挟持片95どうしの対向する対向辺95bは前記径方向に直交する径方向に沿って平面視して略三角形に形成されている。
梯子枠体73(側部プレート74)の先端部に、該梯子枠体73を伏姿勢Xに保持するための伏姿勢保持手段94の一部を構成する操作部96が各側部プレート74側に設けられている。この操作部96は、側部プレート74に固定された案内体97と、この案内体97に対して径方向に移動自在(摺動自在)に外嵌する挟持体98とを有する。挟持体98は、それぞれ被挟持片95に径方向他方側から外装するよう開口を有して該被挟持片95を上下方向から挟持するものである。挟持体98を被挟持片95側に向けて付勢する付勢手段100が設けられている。
付勢手段100は、案内体97に固定されたバネ座部材101と、挟持体98に固定されたバネ座部材102と、両バネ座部材101,102間に介装されて挟持体98を被挟持片95側に向けて付勢するバネ体103とを有する。両バネ座部材101,102に渡すようにしかも両バネ座部材101,102を貫通してバネ体103が外装される押圧用杆部材104が設けられ、押圧用杆部材104の先端部には被挟持片95の先端被押圧平面105に当接する当接部材106が設けられている。押圧用杆部材104の基端側には案内体97側のバネ座部材101,102の移動範囲を規制するストッパ(この場合、ナット部材)39Aが螺合されている。梯子枠体73の起立姿勢Yを保持する起立姿勢保持手段99は、前記基端部構造72、支持部71によって構成されている。
図19に本発明の別の実施形態を示す。図19に示す実施形態では、蓋体1の装着時や蓋体1の浮上時に第一フック10、特にその第一係止片22に付与されるように働く衝撃を緩衝するための緩衝手段110が設けられている。
緩衝手段110として、第一フック10に該第一フック10とは別体の取付け軸体112が上下方向で挿通され、取付け軸体112と第一フック10との間に設けられた緩衝用バネ体(複数組みの皿バネが用いられている)113を有している。
取付け軸体112は、第一支軸体24の間から下方に延設されて外周面に雄ねじ部114を形成したボルト体であり、第一フック10にボルト体の雄ねじ部114が露出して下方から上方へ窪む凹部116が形成されており、緩衝手段110は、緩衝用バネ体113が、凹部116の底面117と雄ねじ部114に螺合させたナット体120の底面118とをバネ座として両底面117,118間に挟持された構成を有している。アームリスト部37は、取付け軸体112の上部に連結されている。
さらに詳述すると、取付け軸体112の途中に拡径部121が形成され、拡径部121の下面に偏平な円錐台形状の連結部122が形成され、第一フック10の上部壁に形成された挿通穴123を取付け軸体112が挿通しており、第一フック10の上面に連結部122が遊嵌する該連結部122と相対形状の連結凹部124が形成されている。
この構成により、第一フック10が連結部122を中心として無方向に微動可能となって、しかも緩衝用バネ体113が、凹部116の底面117と雄ねじ部114に螺合させたナット体120の底面118とをバネ座として両底面117,118間に挟持されているから、第一係止片22に付与されるように働く衝撃を吸収することができ、第一フック10、特にその第一係止片22に付与されるように働く衝撃を緩衝してこれを保護することができる。他の構成および作用効果は上記実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
図20,図21は起立姿勢保持手段99の他の実施形態を示し、図20は平面断面図、図21は梯子枠体の一部の伏姿勢Xおよび起立姿勢Yを示す側面図である。起立姿勢保持手段99として、梯子枠体73の保持状態をから梯子枠体73をその基端部を中心として起こすことで梯子枠体73の基端部が上下方向に挿入される支持凹部92が受枠部材4側に設けられ、支持凹部92が梯子枠体73の基端部に当接して梯子枠体73を起立姿勢Yに保持するための保持面93を有している。
この実施形態では、支持凹部92の前後面(径方向内外方端面)のうち、少なくとも一方の面は、他方の面に対して下方ほど距離が小さくなる傾斜面とされ、梯子枠体73の基端部の前後面のうちの少なくとも一方の面は傾斜面に対応して傾斜されて、梯子枠体73の基端部は支持凹部92の前後面に前後の隙間なく挿入可能に構成されている。
さらに具体的には、支持凹部92における第二凹部85の前面92aが、垂直な保持面93(後面)に対して傾斜する傾斜面とされ、梯子枠体73の基端部における嵌合板86の前面86bが傾斜面に対応して傾斜されて、梯子枠体73が垂直に対してわずかに後方に傾斜するよう梯子枠体73の基端部が支持凹部92に支持される構成とされている。逆に、支持凹部92の第二凹部85の前面92aは、梯子枠体73の基端部における嵌合板86を支持凹部92に上方から挿入した際に、梯子枠体73が鉛直方法に対してわずかに後方へ傾斜するようにその傾斜角度が設定されている。
なお、第二凹部85の前面92aは第一凹部80の前面と下端部の位置を同じにして、上方ほど第一凹部80の前面に比べて径方向内方に位置するような傾斜面として形成されている。
梯子枠体73を伏姿勢Xから起立姿勢Yに切替える手順は、上記実施形態と同様であって、梯子枠体73の、伏姿勢保持手段94による保持状態(伏姿勢X)を解除して、梯子枠体73をその基端部を中心として起こすことで、梯子枠体73の基端部を支持凹部92に上方から挿入する。
すなわち、先端プレート75をバネ体103の弾性に抗して中心側へ移動させることで挟持体98を被挟持片95から外して、梯子枠体73側において被挟持片95への引っ掛かりがない状態としたうえで(保持状態を解除したうえで)、梯子枠体73をその基端部を中心として鉛直方向に起こして、梯子枠体73の基端部を支持凹部92に上方から挿入する。
そうすると、挿入移動部81が支持凹部92の第一凹部80内を移動し、嵌合板86が第二凹部85内に入り、嵌合板86の前面86bが第二凹部85の前面92aに対して上方から摺動するようにして下方に移動する。そして、第二凹部85の前面92aは垂直な保持面93に対して傾斜する傾斜面とされており、梯子枠体73の基端部における嵌合板86の前面86bは傾斜面に対応して傾斜されているから、梯子枠体73の基端部は支持凹部92に楔状態として挿入されることになって、梯子枠体73を起立姿勢Yとしてしかも梯子枠体73の前後のがたつきを抑えることができる。
また、第二凹部85の前面92aは垂直な保持面93に対して傾斜する傾斜面とされており、梯子枠体73の基端部における嵌合板86の前面86bは傾斜面に対応して傾斜させた構成としている。このように、梯子枠体73の基端部と支持部71(保持体83に貫通して形成した支持凹部92)とを傾斜面どうしで当接させた構成により、傾斜面の角度を調節することにより、梯子枠体73を垂直に対して後方に傾斜させることが容易な構成となる。このように、梯子枠体73を垂直に対してわずかに後方(径方向外方)に傾斜させることで、梯子枠体73を起立姿勢Yとした場合でも円形開口3が狭められることなく、梯子枠体73を垂直に対してわずかに後方に傾斜させることで、梯子枠体73の使用に際しても安心感がある。
本発明の実施形態を示す蓋体およびその施錠装置の全体構成を示す側面断面図 同じく第一施錠部および第二施錠部を中心に描いた平面断面図 同じく転落防止装置を中心に描いた平面図 同じく第一施錠部および第二施錠部を中心に描いた両施錠部の施錠姿勢を示す側面断面図 同じく蓋体が持上げられてしかも施錠されている状態の側面断面図 同じく工具を挿入した状態の側面断面図 同じく工具を挿入した状態の側面断面図 同じく蓋体を閉める前の第一施錠部を中心とした側面断面図 同じくは第一施錠部の第一フックが受枠部材に摺動して回動をした状態の側面断面図 同じく再び第一フックが施錠姿勢となった状態の側面図 同じく第二施錠部の施錠姿勢を示す側面断面図 同じくは施錠姿勢のまま蓋体が上動した状態の側面断面図 同じくは蓋体を回動する動作に伴って移動する第二フックの動きの一例を示す側面断面図 同じくは第二フックの蓋体への組付けのための構成を示す側面断面図 同じく径方向外方からの背面図 同じく梯子枠体の伏姿勢および起立姿勢を示す側面図 同じく背面図 同じく梯子枠体の動きを示す平面図 他の実施形態を示す第一フックを中心に描いた側面断面図 起立姿勢保持手段の他の実施形態を示す平面断面図 同じく梯子枠体の一部の伏姿勢Xおよび起立姿勢Yを示す側面図
符号の説明
1…蓋体、3…円形開口、4…受枠部材、70…転落防止装置、71…支持部、72…基端構造部、73…梯子枠体、74…側部プレート、75…先端プレート、76…昇降補助杆部材、77…回動中心体、78…固定部、80…第一凹部、81…挿入移動部、82…フック部、83…保持体、85…第二凹部、86…嵌合板、86b…前面、87…起立姿勢補助フレーム、88…補助プレート、92…支持凹部、92a…前面、93…保持面、94…伏姿勢保持手段、95…被挟持片、95b…対向辺、96…操作部、97…案内体、98…挟持体、99…起立姿勢保持手段、101,102…バネ座部材、103…バネ体、104…押圧用杆部材、105…先端被押圧平面、106…当接部材、110…緩衝手段、112…軸体、113…緩衝用バネ体、116…凹部、X…伏姿勢、Y…起立姿勢

Claims (4)

  1. 地下構造物の受枠部材に用いられ、受枠部材に設けた支持部に基端部が支持され、該基端部を中心として受枠部材の開口に対して起伏可能に梯子枠体が設けられ、梯子枠体の起立姿勢を保持する起立姿勢保持手段が設けられ、
    前記起立姿勢保持手段として、梯子枠体をその伏姿勢から基端部を中心として起こすことで該梯子枠体の基端部が上下方向に挿入される支持凹部が受枠部材側に設けられ、該支持凹部が梯子枠体の基端部に当接して該梯子枠体を起立姿勢に保持するための保持面を有し
    梯子枠体の伏姿勢を保持する伏姿勢保持手段が設けられ、該伏姿勢保持手段には、前記梯子枠体の伏姿勢において該梯子枠体を前記開口の広さ方向一方側に付勢するバネ体が設けられ、該バネ体の付勢によって梯子枠体の先端側に係止する係止部が受枠部材側に設けられ、
    前記梯子枠体は板体であり、梯子枠体の基端部に被支持板が厚み方向に重ねて固定され、前記支持凹部は梯子枠体の基端部が挿入される縦方向の第一凹部と該第一凹部に隣合うように連続して形成された縦方向の第二凹部とを有し、前記保持面は第二凹部に形成され、
    前記支持凹部の前後面のうち少なくとも一方の面は、他方の面に対して下方ほど距離が小さくなる傾斜面とされ、梯子枠体の基端部の前後面のうちの少なくとも一方の面は前記傾斜面に対応して傾斜されて、梯子枠体の基端部は支持凹部の前後面に前後の隙間なく挿入可能に構成されていることを特徴とする地下構造物の受枠部材用転落防止装置。
  2. 地下構造物の受枠部材に用いられ、受枠部材に設けた支持部に基端部が支持され、該基端部を中心として受枠部材の開口に対して起伏可能に梯子枠体が設けられ、梯子枠体の起立姿勢を保持する起立姿勢保持手段が設けられ、
    前記起立姿勢保持手段として、梯子枠体をその伏姿勢から基端部を中心として起こすことで該梯子枠体の基端部が上下方向に挿入される支持凹部が受枠部材側に設けられ、該支持凹部が梯子枠体の基端部に当接して該梯子枠体を起立姿勢に保持するための保持面を有し
    前記梯子枠体は板体であり、梯子枠体の基端部に被支持板が厚み方向に重ねて固定され、前記支持凹部は梯子枠体の基端部が挿入される縦方向の第一凹部と該第一凹部に隣合うように連続して形成された縦方向の第二凹部とを有し、前記保持面は第二凹部に形成され、
    前記支持凹部の前後面のうち少なくとも一方の面は、他方の面に対して下方ほど距離が小さくなる傾斜面とされ、梯子枠体の基端部の前後面のうちの少なくとも一方の面は前記傾斜面に対応して傾斜されて、梯子枠体の基端部は支持凹部の前後面に前後の隙間なく挿入可能に構成されていることを特徴とする地下構造物の受枠部材用転落防止装置。
  3. 支持凹部の前面が、垂直な後面に対して傾斜する傾斜面とされ、梯子枠体の基端部の前面が前記傾斜面に対応して傾斜されて、梯子枠体が垂直に対してわずかに後方に傾斜するよう梯子枠体の基端部が支持凹部に支持される構成とされていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の地下構造物の受枠部材用転落防止装置。
  4. 梯子枠体にその起立姿勢において受枠部材の開口内壁面に当接する起立姿勢補助部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項の何れかに記載の地下構造物の受枠部材用転落防止装置。
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