JP4412500B2 - アームレスト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車用シートに装着される可動式のアームレスト装置に関し、特に無段階的に角度調整が可能なアームレスト装置に関する。
従来の可動式のアームレスト装置としては、特許文献1及び特許文献2に開示されている。これらのアームレスト装置は、アームレスト本体がシートフレームに対して回転自在となっており、アームレスト本体の回転のロック及びその解除を行うためのロックばねとしてコイルばねを用いている。
特許文献1に記載されたアームレスト装置は、シートフレームに設けた固定軸にロックばねを巻き付けてアームレスト本体の回転のロック及びその解除を行う。ロックばねは、固定側フックがアームレスト本体に固定されており、自由側フックが拡径方向又は縮径方向に移動する。自由側フックが拡径方向に移動することによりロックばねによるロックが解除され、縮径方向に移動することによりロックばねによるロックが行われる。
ロックばねのロック解除は、ロックばねの自由側フックがリング部のフリー作動部によってロックばねの拡径方向に回転し、次いで自由側フックの自由側係合部がアームレスト本体側のカバー部の一体移動用嵌合部に落ち込むことにより行われる。同時に、一体移動用嵌合部に落ち込んだ分、自由側フックが上に動くため、自由側フックとフリー作動部との当接が外れて自由側フックは移動溝を移動し、リング部の回転が許容されるため、アームレスト本体を収納方向に回転させることができる。
特許文献2に記載されたアームレスト装置は、ロックばねのロックを解除するようにロックばねの自由側フックに当接するアンロック当接部と、自由側フックに係合するアンロックカム面及び切り替えカム溝を備えている。このアームレスト装置では、アンロック当接部がロックばねの自由側フックを拡径方向に回転させる。これにより、自由側フックがアンロックカム面を乗り上げて切り替えカム溝に落ち込む。又、アンロック当接部が自由側フックを回転させると、案内カム面が自由側フックをさらに押し下げ、アンロック当接部との当接が外れ、当接部材の回動が許容される。これにより、アームレスト本体を収納方向に回転させることができる。
特開2003−299547号公報 特開2006−26115号公報
特許文献1記載のアームレスト装置では、ロックばねの自由側フックがカバー部によって常に固定軸の軸線方向に押し下げられており、この押し下げの反力によって自由側フックが一体移動用嵌合部に落ち込む構造となっている。しかしながら、自由側フックを固定軸の軸線方向へ押し下げる際、固定軸に巻回されているロックばねのコイル部が邪魔になるため下方には動きにくくなっている。その結果、自由側フックは無理に押し下げられることになるため、固定軸に巻回されているロックばねのコイル部がずれて不自然な巻き付き状態となり、安定したロック力が得られないばかりでなく、自由側フックの上方へ戻ろうとする反力も大きくなるため、回転するカバー部と自由側フックが相互に囓ったり、磨耗する問題がある。
又、カバー部が自由側フックを押し下げているため、自由側フックとリング部のフリー作動部との当接が外れた後に自由側フックの移動を許容するための移動溝をフリー作動部に設ける必要がある。このため、フリー作動部が細長くなり、自由側フックの回転のための強度が不足したり、耐久性が低下する問題を有している。
特許文献2記載のアームレスト装置では、案内カム面がロックばねの自由側フックを固定軸の軸線下方向に押し下げる際、固定軸に巻回されたロックばねのコイル部が邪魔になって下方へに動きにくくなっている。その結果、自由側フックが無理に押し下げられることになるため、固定軸に巻回されているロックばねのコイル部がずれて不自然な巻き付き状態となり、安定したロック力が得られないばかりでなく、自由側フックの上方へ戻ろうとする反力も大きくなるため、回転するアンロック当接部下面と自由側フックが相互に囓ったり、磨耗する問題がある。
本発明は、このようなロックばねの自由側フックによって発生するロック力の低下、囓り、磨耗を抑制することができるアームレスト装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明のアームレスト装置は、シートフレームに固定される固定軸と、この固定軸が挿入されて回転自在に支持されるアームレスト本体と、コイル部が前記固定軸に密着状態で巻回され、一端が前記アームレスト本体に係止される固定側フック、他端が自由側フックとなっているコイルばねからなるロックばねと、前記自由側フックを前記固定軸の軸線方向で前記コイル部から離れる方向に引き上げ支持するフック支持部及びフック支持部上の自由側フックが前記引き上げた反力により前記固定軸の軸線方向で前記コイル部に近づく方向に落ち込むことにより前記コイル部の拡径状態を維持するフック嵌合部を有し、前記アームレスト本体から立ち上がるように設けられるフック用プレートと、前記アームレスト本体を収納方向に回転させたとき、前記自由側フックを前記フック支持部から前記フック嵌合部に落とし込ませるロック解除カム部及び前記アームレスト本体を展開方向に回転させたとき、前記自由側フックを前記フック嵌合部から持ち上げて前記フック支持部に支持させる再ロックカム部を有した前記固定軸に設けられるカム部材と、を備えていることを特徴とする。
請求項1記載の発明では、ロックばねの自由側フックがフック用プレートのフック支持部に支持されているとき、自由側フックがロックばねの軸線方向の上方に引き上げられると共に、ロックばねは縮径したロック状態となっており、アームレスト本体はロックばねの縮径方向には回転しない。自由側フックがフック嵌合部に落ち込むことにより、自由側フックは固定軸の軸線方向の下方に動いて、ロックばねが拡径してロック解除状態となり、アームレスト本体の正逆方向への回転が可能となる。カム部材のロック解除カム部は、ロックばねの自由側フックがフック嵌合部に落ち込むように作用し、再ロックカム部は、自由側フックを持ち上げてフック支持部に支持されるように作用する。
請求項1記載の発明では、自由側フックが固定軸の軸線方向に引き上げられると共に、ロックばねは縮径したロック状態となっている。このように自由側フックが引き上げられる方向は、ロックばねのコイル部から離れる方向であり、コイル部が邪魔にならない。このため、自由側フックが動き易く、コイル部に無理な力が作用することがなく、コイル部にずれが発生せず、安定したロック力を得ることができると共に、相互に摺動するフック支持部と自由側フックとが囓ったり、磨耗することもない。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のアームレスト装置であって、前記ロックばねのコイル部に臨んでコイル部の軸方向変位を抑制する押え面部と、自由側フックに臨んで自由側フックの前記引き上げ及び落ち込みを許容するフック許容面部とを有したスペーサをさらに備え、前記スペーサが固定軸に取り付けられていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のアームレスト装置であって、前記フック用プレートは、前記フック支持部に支持されている自由側フックに当接してフック嵌合部への落とし込みを促進するフック呼び込み部を有していることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のアームレスト装置であって、前記カム部材は、前記フック支持部に支持されている自由側フックをフック嵌合部に案内する傾斜ガイド面を有していることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載のアームレスト装置であって、前記カム部材は、自由側フックが前記フック嵌合部に落ち込んだとき、自由側フックに当接してフック嵌合部へさらに深く落ち込ませる傾斜保持面を有していることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項記載のアームレスト装置であって、前記ロックばねは、コイル部における自由側フックに隣接した部分のコイル内径が他の部分のコイル内径よりも大きくなっていることを特徴とする。
本発明によれば、ロックばねを縮径させると共に自由側フックが固定軸の軸線方向に引き上げられる。この方向は、ロックばねのコイル部から離れる方向であり、コイル部が邪魔にならず、自由側フックが動き易く、コイル部に無理な力が作用することがなく、コイル部にずれが発生せず、安定したロック力を得ることができると共に、相互に囓ったり、磨耗することもなくなる。
以下、本発明を図示する実施形態に基づいて具体的に説明する。図1〜図20は本発明の実施形態を示し、図1はアームレスト装置の正面図、図2はアームレスト装置の背面図、図3及び図4は図1におけるA−A線断面図及びB−B線断面図である。図5はアームレスト本体を、図6は固定軸を、図7はリング体を、図8は回転プレートを、図9はロックばねを、図10はカム部材を、図11はフック固定部材をそれぞれ示す。図12〜図20は作動を示す説明図である。
アームレスト装置は、アームレスト本体7と、固定軸2と、ロックばね3と、カム部材5と、回転プレート1と、リング体21とを備えている。
アームレスト本体7は図5に示すように、横長形状に形成されており、底面の基端部側には固定軸2が貫通する貫通孔7aが形成されている。
図3及び図6に示すように、固定軸2は円筒形状に形成されている。固定軸2は、ロックばね3のコイル部3cが締め代を有して巻き付けられる大径部2cと、大径部2cの一端側に一体的に形成された小径部2aと、大径部2cの他端側に一体的に形成された固定凸部2dとを有している。小径部2aの端部には固定凸部2bが形成されている。他端側の固定凸部2dはカム部材5に連結され、小径部2a側の固定凸部2bはリング体21に連結される。
リング体21は、図示を省略した車両用シートのシートフレーム(シートバックフレーム)におけるアームレスト取付部に固定される。図2,図3及び図7に示すように、リング体21には、アームレスト取付部に形成された嵌合孔に嵌合して結合する爪部21bが形成されている。爪部21bが嵌合することによりリング体21,固定軸2及びカム部材5がアームレスト取付部に固定される。リング体21には、円弧状の固定孔21aが同一円周上に複数形成されている。固定孔21aには、固定軸2の端部の固定凸部2bが圧入、加締め、溶接等の手段によって固定され、固定軸2とリング体21とが一体化する。リング体21の中央部分には、ねじ孔21cが形成されており、ねじ孔21cにねじ(図示省略)を挿通してアームレスト取付部にねじ込むことにより、リング体21がアームレスト取付部に固定される。
図3、図4及び図9に示すように、ロックばね3はコイル部3cを有したコイルばねが使用される。コイル部3cは自由状態において、固定軸2の大径部2cより僅かに小さい内径になっており、固定軸2の大径部2cが挿入されることにより大径部2cに密着する。コイル部3cの両側には、固定側フック3a及び自由側フック3bが形成されている。固定側フック3aは、回転プレート1に溶接されたフック固定部材4に係止される。このためフック固定部材4には、固定側フック3aが挿入される凸部4aが形成されている(図11参照)。固定側フック3aが回転プレート1側のフック固定部材4に係止されることにより、ロックばね3の全体が回転プレート1と共に回転する。自由側フック3bは自由状態となっており、後述するように固定軸2の軸線方向に沿って上下することによりコイル部3cを縮径及び拡径させる。
回転プレート1は図3、図4及び図8に示すように、貫通孔1aを有し、貫通孔1aに固定軸2の小径部2aが挿入される。このことにより、回転プレート1は固定軸2に対して回転可能となっている。回転プレート1は、アームレスト本体7に溶接等により一体化され、アームレスト本体7は回転プレート1と共に回転する。
回転プレート1には、固定軸2の軸線方向に立ち上がるフック用プレート11が一体的に形成されている。フック用プレート11は図3に示すように、フック支持部12及びフック嵌合部13を有している。フック支持部12はロックばね3の自由側フック3bが当接し、この当接により自由側フック3bを固定軸2の軸線方向に引き上げた状態を維持する。
図3及び図4は、自由側フック3bがフック支持部12によって支持された状態を示す。フック支持部12に自由側フック3bが支持されることにより、コイル部3cにおける自由側フック3bに連設した部分が他の部分から引き上げられると共に、コイル部3cが縮径状態を維持し、ロックばね3はロック状態となっている。又、フック支持部12に自由側フック3bが支持された状態では、コイル部3cの元に戻ろうとする反力により、自由側フック3bはフック支持部12の上面(すなわち図3において、固定軸2のカム部材5側の面)を常に下に押している状態となっている。以下、この実施形態において、「上」は固定軸2のカム部材5側を、「下」は固定軸2のカム部材5と反対側(アームレスト本体7側)を示すものとする。なお、固定軸2は自由側フック3bの上方向への移動に伴うコイル部3cの動きを許容できる長さを有している。
フック用プレート11のフック嵌合部13は、フック支持部12から溝状となって落ち込んでおり、ロックばね3の自由側フック3bが落ち込む。自由側フック3bの落ち込みにより、コイル部3cが拡径し、ロックばね3のロック状態が解除される。
カム部材5は図1、図3及び図10に示すように、円弧状の複数の固定孔5aが同一円周上に形成され、固定孔5aに固定軸2の固定凸部2dが圧入、加締め、溶接等の手段により固定される。これにより、カム部材5と固定軸2とが連結され、カム部材5は固定状態となる。
カム部材5の外周側には、ロック解除カム部5bと再ロックカム部5cとがアームレスト本体7の回転方向に離間して形成されている。ロック解除カム部5bはフック支持部12に支持されているロックばね3の自由側フック3bに当接し、自由側フック3bがフック支持部12から外れてフック嵌合部13に落ち込むように作用する。従って、ロック解除カム部5bはロックばね3のロックを解除する。ロック解除カム部5bが自由側フック3bに当接する面は、固定軸の軸線方向に延びると共に、その高さは自由側フック3bを支持しているフック支持部12の面と略同じとなっている。
再ロックカム部5cは、自由側フック3bをフック嵌合部13から持ち上げて自由側フック3bがフック支持部12に支持されるように作用する。従って、再ロックカム部5cはロックばね3をロック状態とする。自由側フック3bを持ち上げるため、再ロックカム部5cは傾斜している。すなわち、再ロックカム部5cが自由側フック3bに当接する面には、フック嵌合部13から自由側フック3Bを持ち上げ易い舌状の傾斜が形成される。より具体的には、再ロックカム部が自由側フック3bに当接する面には、先端に向かうほど自由側フック3bに近づく傾斜が形成されるものである。
なお、カム部材5の中央部分には固定軸2の内部に嵌入する凹部5dが形成されている。又、凹部5dの中央部分にはねじ孔5eが形成され、ねじ孔5eにねじ(図示省略)が挿通することにより固定軸2の全体がアームレスト取付部に固定される。
次に、この実施形態の作動を図12〜図20により説明する。これらの図において、矢印Sはアームレスト装置をシートバック側に収納する収納方向であり、矢印Tはアームレスト装置をシートバックから引き出す展開方向であり、「○」は回転可能、「×」は回転できないことを示す。又、各図において、(a)はフック用プレート11に対する自由側フック3bの動きを、(b)はアームレスト本体の回転に伴う自由側フック3bの動きを示している。
図12〜図14は、アームレスト装置が使用される角度範囲での作動であり、アームレスト装置のロック作動状態を示している。これらの図において、矢印S方向へのアームレスト本体7の回転は、ロックばね3が拡径する方向のためアームレスト本体7を軽い力で回転させることができる。これに対し、矢印T方向への回転方向は、ロックばね3が縮径して固定軸2を締め付ける方向のため、アームレスト本体7は矢印T方向への回転がロックされ、アームレスト本体7はその角度位置で保持される。従って、アームレスト本体7の角度調整を無段階で行うことができる。このとき、フック支持部12はロックばね3の拡縮径を許容しており、ロックばね3が拡縮径する方向への自由側フック3bの動きを阻害しない。
図14の角度位置では、カム部材5のロック解除カム部5bが自由側フック3bと当接する位置となっている。この位置からさらに矢印S方向にアームレスト本体7を回転させていくと、ロック解除カム部5bがフック支持部12上の自由側フック3bをロックばね3が拡径する方向へ押していき(又は、回していき)、図15の矢印で示すように、自由側フック3bがフック嵌合部13に落ち込んで嵌合状態が保持される。すなわち、ロックばね3の自由側フック3bがフック支持部12に支持されて固定軸2の軸線方向の上方向に引き上げられているため、その反力により自由側フック3bは自らフック嵌合部13に落ち込み、且つその状態が維持される。この状態は、ロックばね3が拡径され、ロック解除状態が維持されている状態に他ならない。この状態では、矢印S及びTの両方向へアームレスト本体7を回転させることができる。そして、アームレスト本体7を矢印S方向にさらに回転させることにより図16の収納位置となる。
図16の収納位置からアームレスト本体7を矢印Tで示す展開方向に回転させると、順に図17、図18、図19、図20の状態となる。この展開方向へのアームレスト本体7の回転は、自由側フック3bがフック嵌合部13に嵌合することによりロックばね3が拡径してロック解除状態となっているため、矢印S及びTの両方向に回転させることができる。
図20はアームレスト本体7の最下端位置を示し、この位置まで矢印T方向にアームレスト本体7を回転させると、カム部材5の再ロックカム部5cが自由側フック3bをフック嵌合部13から持ち上げる。従って、自由側フック3bはフック嵌合部13との嵌合が外れて、フック支持部12に支持される。これにより、図12のロック作動状態となり、上述したと同様の無段階の角度調整を行うことができる。
このような実施形態では、自由側フック3bが固定軸2の軸線方向に引き上げられてフック支持部12に支持されることにより、ロックばね3がロック作動状態となる。このような自由側フック3bが引き上げられる方向は、自由側フック3bがコイル部3cから離れる方向であり、コイル部3cが邪魔にならない。このため、自由側フック3bが動き易く、コイル部3cに無理な力が作用せず、コイル部3cにずれが発生しないため、安定したロック力を得ることができると共に、相互に摺動するフック支持部12と自由側フック3bとが囓ったり、磨耗することもない。
図21〜図24は、本発明の別の実施形態を示す。この実施形態では、図1〜図20の構造に加えて、スペーサ15を組み付けるものである。スペーサ15は図21〜図23に示すように、ロックばね3のコイル部3cにおける自由側フック3bの上面と、カム部材5の下面との間に設けられる。
図24に示すように、スペーサ15は円形リング状に形成されている。スペーサ15は、押え面部15aと、フック許容面部15bとを有している。押え面部15aは、リング状の略半分を肉厚状とすることにより形成される。押え面部15aは肉厚状でロックばね3のコイル部3cに臨む。このことにより、押え面部15aは図22に示すように、ロックばね3のコイル部3cに当接してコイル部3cの軸方向への変位を防止する。
フック許容面部15bはリング状の略半分を肉薄状とすることにより形成される。フック許容面部15bは肉薄状態でロックばね3の自由側フック3bに臨む。従って、フック許容面部15bは自由側フック3bに干渉することがなく、自由側フック3bは上記引き上げ作動及び落ち込み作動を円滑に行うことができる。符号15cはフック許容面部15bに形成された逃げ溝であり、ここを自由側フック3bが上下に動くことにより引き上げ及び落ち込みが円滑となる。
スペーサ15を組み込んだ実施形態では、フック許容面部15bが肉薄であり、自由側フック3bの固定軸に沿った上下方向の妨げとならないため、自由側フック3bの挙動を円滑に行うことができる。又、押え面部15aはロックばね3のコイル部3cを押え付けるように作用する。このため、自由側フック3bが固定軸2に沿った引き上げ作動を行っても、これに追随してコイル部3cが軸方向に変位することがなく、コイル部3cの全体が引き上げられることがない。従って、コイル部3cが歪んで固定軸2に巻き付くことを防止でき、安定したロック力を確保することができる。
図25及び図26は、アームレスト本体7を変形させた実施形態を示す。図25に示す実施形態では、フック支持部12及びフック嵌合部13を有したフック用プレート11がL字形に形成されてアームレスト本体7に直接に溶接されている。従って、この形態では、フック用プレート11が回転プレート1から独立した状態となっており、回転プレート1が削除されている。これにより、アームレスト装置全体の重量を軽減できるメリットがある。
図26に示す実施形態では、アームレスト本体7をプレス打ち抜き加工することにより、フック用プレート11がアームレスト本体7から立ち上がった状態で一体的に形成されている。この場合には、部品点数削減ができることから、アームレスト装置全体の重量をさらに軽減でき、しかもコストメリットがある。
図27は、ロックばね3を変形させた実施形態を示す。ロックばね3では、コイル部3cにおける自由側フック3bに隣接した部分のコイル内径が他の部分のコイル内径よりも一巻き程度大きくなっている。符号3fは、コイル内径が大きくなった部分を示す。このように、コイル内径が大きくなっている部分では固定軸2との間に隙間が発生し、自由側フック3bの固定軸2の軸線上方向への動きがさらに円滑となる。これにより、自由側フック3bとフック支持部12との間の磨耗を軽減させることができる。
図28は、フック用プレート11を変形させた実施形態を示す。フック用プレート11は回転プレート1から立ち上がるように回転プレート1と一体的に形成されるが、フック用プレート11にはフック呼び込み部17が形成されている。フック呼び込み部17は、フック支持部12と離れた側におけるフック嵌合部13の入口部分をフック支持部12よりも高くすることにより形成されている。又、フック呼び込み部17はフック支持部12に向かって傾いた傾斜面となっている。すなわち、フック呼び込み部17には、フック嵌合部13の自由側フック3bが落ち込んでくる側と反対の面をフック支持部12の面よりロックばね3の線径分程度高くすると共に自由側フック3bをフック嵌合部13の方向へ掻き落とすための傾斜が形成されている。より具体的には、フック呼び込み部17は先端に向かうほど自由側フック3bに近づく傾斜が形成されるものである。このようなフック呼び込み部17を形成することにより、フック支持部12上の自由側フック3bをフック嵌合部13に落とし込むことを促進できる。
すなわち、ロック解除カム部5bに押されて自由側フック3bがフック嵌合部13へ落ち込む際に、自由側フック3bとロック解除カム部5bとの間には、拡径されたコイル部3cの反力による摩擦力が発生する。この摩擦力は固定軸2の軸線方向に沿って引き上げられた反力によって自由側フック3bがフック嵌合部13に落ち込む際の抵抗となる。フック呼び込み部17は、この抵抗に対して自由側フック3bを強制的にフック嵌合部13に案内するものであり、フック嵌合部13への落ち込みが確実となる。
図29及び図30は、カム部材5を変形させた実施形態を示す。図29のカム部材5では、ロック解除カム部5bにおける自由側フック3bと当接する面に傾斜ガイド面18が形成されている。傾斜ガイド面18は、自由側フック3bをフック支持部12側に押す傾斜となっている。より具体的には、傾斜ガイド面18は先端に向かうほど自由側フック3bに近づく傾斜となっている。このような傾斜ガイド面18は、自由側フック3bをフック嵌合部13に案内するように作用する。すなわち、傾斜ガイド面18は自由側フック3bがフック支持部12の上面を下に押す力を大きくするものであり、これにより自由側フック3bがフック嵌合部13に落ち込み易くなる。
図30のカム部材5では、ロック解除カム部5bに傾斜保持面19が形成されている。傾斜保持面19は、ロック解除カム部5bにおける自由側フック3bと当接する面の下面に傾斜を設けることにより形成されている。傾斜保持面19の傾斜は、フック嵌合部13に落ち込んだ自由側フック3bをさらに押し下げるように形成されるものであり、先端に向かうほど自由側フック3bから遠ざかる傾斜となっている。従って、傾傾斜保持面19は、自由側フック3bがフック嵌合部13に落ち込んだ後、自由側フック3bに当接してフック嵌合部13へより深く落ち込ませるように作用する。このような傾斜保持面19を形成することにより、フック嵌合部13に落ち込んだ自由側フック3bをさらに押し下げることができるため、自由側フック3bがフック嵌合部13に嵌合する状態をさらに確実に得ることができる。従って、特許文献2のように、ロック解除後に自由側フックをアンロック保持面によって押さえる必要がなくなる。
本発明の一実施形態におけるアームレスト装置の正面図である。 アームレスト装置の背面図である。 図1におけるB−B線断面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 (a)はアームレスト本体の正面図、(b)はC−C線断面図である。 (a)は固定軸の平面図、(b)は固定軸の側面図、(c)は固定軸の底面図である。 (a)はリング体の側面図、(b)はリング体の底面図である。 (a)は回転プレートの側面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 (a)はロックばねの側面図、(b)は底面図である。 (a)はカム部材の側面図、(b)は平面図である。 (a)はフック固定部材の平面図、(b)は側面図である。 (a)、(b)は角度調整を説明する説明図である。 図12に続く状態を示す説明図である。 図13に続く状態を示す説明図である。 図14に続く状態を示す説明図である。 図15に続く状態を示す説明図である。 図16に続く状態を示す説明図である。 図17に続く状態を示す説明図である。 図18に続く状態を示す説明図である。 図19に続く状態を示す説明図である。 本発明の別の実施形態におけるアームレスト装置の正面図である。 図21におけるD−D線断面図である。 図21におけるE−E線断面図である。 (a),(b),(c),(d),(e)はスペーサの平面図、左側面図、正面図、右側面図、底面図である。 (a),(b)はアームレスト本体の別の実施形態を示す平面図及び断面図である。 (a),(b)はアームレスト本体のさらに別の実施形態を示す平面図及び断面図である。 (a),(b)はロックばねの別の実施形態を示す正面図及び底面図である。 (a),(b),(c)はフック用プレートの別の実施形態を示す平面図、側面図、正面図である。 (a),(b)はカム部材の別の実施形態を示す正面図、平面図である。 (a),(b)はカム部材のさらに別の実施形態を示す正面図、平面図である。
符号の説明
1 回転プレート
2 固定軸
3 ロックばね
3a 固定側フック
3b 自由側フック
3c コイル部
5 カム部材
5b ロック解除カム部
5c 再ロックカム部
7 アームレスト本体
11 フック用プレート
12 フック支持部
13 フック嵌合部
15 スペーサ
17 フック呼び込み部
18 傾斜ガイド面
19 傾斜保持面

Claims (6)

  1. シートフレームに固定される固定軸と、
    この固定軸が挿入されて回転自在に支持されるアームレスト本体と、
    コイル部が前記固定軸に密着状態で巻回され、一端が前記アームレスト本体に係止される固定側フック、他端が自由側フックとなっているコイルばねからなるロックばねと、
    前記自由側フックを前記固定軸の軸線方向で前記コイル部から離れる方向に引き上げ支持するフック支持部及びフック支持部上の自由側フックが前記引き上げた反力により前記固定軸の軸線方向で前記コイル部に近づく方向に落ち込むことにより前記コイル部の拡径状態を維持するフック嵌合部を有し、前記アームレスト本体から立ち上がるように設けられるフック用プレートと、
    前記アームレスト本体を収納方向に回転させたとき、前記自由側フックを前記フック支持部から前記フック嵌合部に落とし込ませるロック解除カム部及び前記アームレスト本体を展開方向に回転させたとき、前記自由側フックを前記フック嵌合部から持ち上げて前記フック支持部に支持させる再ロックカム部を有した前記固定軸に設けられるカム部材と、を備えていることを特徴とするアームレスト装置。
  2. 前記ロックばねのコイル部に臨んでコイル部の軸方向変位を抑制する押え面部と、自由側フックに臨んで自由側フックの前記引き上げ及び落ち込みを許容するフック許容面部とを有したスペーサをさらに備え、前記スペーサが固定軸に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のアームレスト装置。
  3. 前記フック用プレートは、前記フック支持部に支持されている自由側フックに当接してフック嵌合部への落とし込みを促進するフック呼び込み部を有していることを特徴とする請求項1又は2記載のアームレスト装置。
  4. 前記カム部材は、前記フック支持部に支持されている自由側フックをフック嵌合部に案内する傾斜ガイド面を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のアームレスト装置。
  5. 前記カム部材は、自由側フックが前記フック嵌合部に落ち込んだとき、自由側フックに当接してフック嵌合部へさらに深く落ち込ませる傾斜保持面を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のアームレスト装置。
  6. 前記ロックばねは、コイル部における自由側フックに隣接した部分のコイル内径が他の部分のコイル内径よりも大きくなっていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のアームレスト装置。
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