JP4453905B2 - 車両用シートのアームレスト - Google Patents
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本願は、アームレストの位置調節の際の異音発生を極力抑制したものである。
本発明は、前記膨出部65は、該膨出部65の内周面が自由端35に当接して振動を抑制する構成とした車両用シートのアームレストとしたものである。
本発明は、前記筒部61のバネ端部用開口部64を設けた側の内周面には内側に突き出るフランジ部63を形成した車両用シートのアームレストとしたものである。
本発明は、前記防振カバー60の筒部61の内径は前記コイル部31の外径より小径に形成し、前記筒部61は前記コイル部31の外面に弾性拡張させて被せた車両用シートのアームレストとしたものである。
本発明は、前記ロックスプリング30に対する防振カバー60の軸心方向の長さは、少なくとも、前記自由端35に対して相対的に固定部に固定されるロックスプリング30の固定側端部33が露出するように可及的に長く形成した車両用シートのアームレストとしたものである。
本発明は、前記フランジ部63の開口孔75はシャフト7の大径部11の外径と略一致させ、フランジ部63は前記当接部材45の内面とロックスプリング30のコイル部31との間に挟まれるように構成した車両用シートのアームレストとしたものである。
請求項2の発明では、防振カバー60のバネ端部用開口部64部分により自由端35の振動を抑制し、コイル部31の外周を被覆する防振カバー60の筒部61によりロックスプリング30全体の振動を抑制し、一層、異音の発生を抑制できる。
請求項3の発明では、フランジ部63によりロックスプリング30のコイル部31および自由端35の振動を一層効果的に抑制し、異音の発生を抑制できる。
請求項4の発明では、膨出部65およびバネ端部用開口部64により自由端35の振動を一層効果的に抑制し、異音の発生を抑制できる。
請求項5の発明では、筒部61によりロックスプリング30のコイル部31を可及的に広く被覆でき、異音の発生を抑制できる。
請求項6の発明では、シャフト7と当接部材45を含めたロック装置L全体の振動を一層効果的に抑制し、異音の発生を抑制できる。
アームレスト4は、例えば、本来使用される使用範囲Aではアームレスト4の下方回動をロックして荷重を支受し、且つ、上方回動のみ自在にして高さ調節可能にし、使用範囲Aの上限位置と同じかそれより間隔を置いて設けた格納範囲Bではアンロック状態になって上下回動自在とし、格納範囲Bから使用範囲Aの最下方位置まで一旦下方回動可能であるが、最下方位置でロック可能状態に復帰させて使用範囲Aでは上方回動のみ自在となるように構成すると、操作性を向上させて好適である(図1)。
前記アームレスト4は、背凭シート3の背凭骨格フレーム5の側部に設けた背凭ブラケット6に、左右方向のシャフト7を軸心として上下回動自在に取付ける。シャフト7は途中部分に段部10を形成し(図2)、段部10より一方側のシャフト7は大径部11に形成し、段部10より他方側のシャフト7は小径部12に形成する(図2)。
前記小径部12の先端には母線方向に切り欠いて係合溝19と係合突起20を円周方向に交互に複数形成する(図3)。
シャフト7の各係合突起20はプレート25の各挿通孔26に挿入する。
しかして、アームレスト4は、そのアームレストフレーム13の基部と背凭ブラケット6との間にロック装置Lを設ける。ロック装置Lは、前記シャフト7の大径部11の外周にロックスプリング30のコイル部31を嵌合させ、コイル部31と大径部11の外周との摩擦によってロックし、摩擦解除によりアンロックとなって傾斜調節できるように構成する。
ロックスプリング30の一端はアームレストフレーム13に固定のバネ取付用ブラケット14のステイ32に係合させて固定側端部33に形成し、ロックスプリング30の他端は自由端35に形成し、コイル部31は、アームレスト4の下動に伴って固定側端部33が回転すると、締まる巻き方向に設定し、これにより、他端が自由端35であってもアームレスト4を下方回動させようとすると、シャフト7の大径部11およびバーリング部16の外周とコイル部31の内周との摩擦抵抗によりコイル部31の直径を小にする方向に作用し、この摩擦抵抗によりアームレスト4の下方回動を阻止してロックさせる。
切替カム溝38は、シャフト7の軸心方向と略平行になるように屈曲させたバネ取付用ブラケット14の屈曲板部39に形成する。
しかして、切替カム溝38のアームレスト4の上方回動方向側(上面側)には前記アンロック用カム面36を形成する。アンロック用カム面36はシャフト7の軸心方向に対して外側に至るに従い所定角度θに傾斜させて形成する。所定角度θは約10度の傾斜が好適であった。切替カム溝38の下方回動方向側には切替カム溝38の開口方向(左方向)に至るに従い高くなるように傾斜させた案内カム面37を形成する。
アンロック用カム面36の外端部Eと案内カム面37の先端部Fとの間には自由端35が通り抜け可能な隙間41を設ける。
また、案内カム面37の先端部Fは、アンロック用カム面36の外端部Eより外側で、且つ、上方に位置するように構成する。
即ち、案内カム面37の先端部Fは、アンロック用カム面36の外端部Eに対して外側の上方位置にオーバーハングするように位置して、自由端35に確実に当接して案内するようにしている。
一方、シャフト7の大径部11の端部には、アームレスト4の回動により移動する自由端35が当接する当接部材45を設ける。当接部材45は、シャフト7の軸心に対して交差方向の板部材46をシャフト7の大径部11の端部に固定し、板部材46には切替カム溝38に自由端35を嵌合(係合)させるアンロック用当接部47を設ける。アンロック用当接部47にロック状態の自由端35が当接し、アンロック用当接部47により上方回動が停止された自由端35は案内カム面37により案内されて切替カム溝38に嵌合する。
これにより自由端35はアンロック用カム面36に係合し、ロックスプリング30のコイル部31を緩ませてアンロック状態に保持する。
アンロック用当接部47の内端部Gはアンロック用カム面36の外端部Eの内側に位置するようにし、アンロック用当接部47の内端部Gまで自由端35が案内カム面37により案内されて移動すると、自由端35はアンロック用当接部47から外れて切替カム溝38に嵌合し、前記のように自由端35それ自体の弾力によりアンロック用カム面36に当接する。
しかして、板部材46の前側部分には前記切替カム溝38のアンロック用カム面36に係合している自由端35をアンロック用カム面36から離脱させて自由状態に復帰させるアンロック解除部50を設ける。アンロック解除部50は板部材46の前端部をバネ取付用ブラケット14に向けて屈曲させた屈曲部51により形成し、屈曲部51の上面側は先端より基部に至るに従い低く下側(上方回動方向側)に傾斜する傾斜解除面52を形成し、傾斜解除面52の先端部Hはアンロック用カム面36の外端部Eより内側となるように位置させ、アンロック用カム面36と当接部材45とが相対的に移動することで自由端35がアンロック解除部50の傾斜解除面52に案内されてアンロック用カム面36(切替カム溝38)から離脱して、アンロック状態からロック可能状態に切替えられる。
フランジ部63を設けた側の防振カバー60には前記ロックスプリング30の自由端35が突出するバネ端部用開口部64を形成する。バネ端部用開口部64は振動する自由端35の基部側に当接して防振させるよう構成する。
したがって、バネ端部用開口部64は自由端35のロック・アンロック時の移動に干渉しない範囲で、可及的に自由端35の先端に接近させることが好ましく、実施例では、筒部61より放射方向に膨出させた膨出部65の一部にバネ端部用開口部64を形成している。
防振カバー60の筒部61の内径はコイル部31の外径より小径に形成してコイル部31の外面に弾性拡張させて被せ、バネ端部用開口部64より自由端35を突出させる。
防振カバー60の軸心方向の長さは、特に限定はないが、少なくとも、バネ端部用開口部64および膨出部65を所定位置に位置させるように、コイル部31の外周を被覆できる長さにする。
また、防振カバー60の軸心方向の長さを、ステイ32に係合させる固定側端部33が露出する範囲で可及的に長く形成すると、ロックスプリング30の全体の振動を吸収でき、好適である。
なお、防振カバー60の筒部61は、装着する以前から、筒形状を保持できない軟質部材でもよい。
それゆえ、ロックスプリング30の固定側端部33は、アームレスト4の回動と共にシャフト7中心に回転移動するが、理解を容易にするため、ロックスプリング30の自由端35に対して「固定」と表現しているが、これらの表現によって構成は限定されない。
前記の場合、前記シャフト7の大径部11の外端部に形成した係合突起71は、前記フランジ部63の開口孔75より突出させ、開口孔75はシャフト7の大径部11の外径と略一致させ、フランジ部63は前記当接部材45の板部材46の内面とロックスプリング30のコイル部31との間に挟持されるように位置する。
アームレスト4は略水平位置を含む使用範囲Aで使用状態となり、使用範囲Aではシャフト7中心に一旦最下方位置にアームレスト4を下方回動させると、ロック装置Lは作動状態となって、上方回動はできるが下方回動はロックして荷重を支持する。
したがって、一旦使用範囲Aの最下方位置にアームレスト4を下方回動させてから、必要に応じてアームレスト4を上方回動させて、アームレスト4の高さ調節を行う。
次に、使用範囲Aの最上位置までアームレスト4を上方回動させると、この位置がアームレスト4の下方回動をロックして荷重を支持する上側の限界位置であり、これを一旦越えると、格納範囲Bとなり、格納範囲Bでは上下何れの方向にもアンロック状態となる。
しかして、ロック装置Lの作動を具体的に説明すると、背凭ブラケット6に左右方向のシャフト7の基部を固定し、シャフト7の大径部11の外周にロックスプリング30のコイル部31を嵌合させ、ロックスプリング30の一端をバネ取付用ブラケット14に設けたステイ32に係合させ、ロックスプリング30の他端は自由端35に形成し、コイル部31はアームレスト4の下方回動に伴って固定側端部33が回転移動すると締まるように巻き方向を設定しているから、使用範囲Aではアームレスト4を下方回動させようとすると、アームレスト4と共にバネ取付用ブラケット14が下方回動して固定側端部33を回転移動させ、これによりコイル部31の内周とシャフト7の大径部11の外周との間に摩擦抵抗が発生し、この抵抗によりコイル部31の直径を小にするように作用し、この抵抗でアームレスト4の下方回動を阻止してロックさせる。
したがって、アームレスト4に掛かる荷重は下方回動を規制してロックするが、アームレスト4を上方回動させると、コイル部31は緩む巻き方向になって、高さ調節は自在となる。
アンロック用当接部47により移動を停止させられた自由端35はバネ取付用ブラケット14の案内カム面37に当接する(図20)。
この場合、案内カム面37の先端部Fは、アンロック用カム面36の外端部Eより外側で、且つ、上方に、オーバーハングするように位置しているから、案内カム面37は自由端35に確実に当接して案内する。
しかして、案内カム面37により押された自由端35はアンロック用当接部47の端縁に沿って内端部Gに向かって横移動(シャフト7基準)し、自由端35がアンロック用当接部47の内端部Gまで移動するとアンロック用当接部47から外れる。
アンロック用当接部47の内端部Gは案内カム面37の先端部Fより内側に位置しているから、アンロック用当接部47の内端部Gから外れた自由端35は、切替カム溝38内に嵌合し、自由端35それ自体の弾力でアンロック用カム面36に向かってシャフト7の円周方向に縦移動して当接する(図22)。
この場合、アンロック用カム面36はシャフト7の軸心方向に対して外側に至るに従い所定角度θ低く(シャフト7の軸心に対して約10度)傾斜させて形成しているから、自由端35はアンロック用カム面36に確実に係合し、後述する当接部材45のアンロック解除部50に当接しない限り横移動を阻止して、切替カム溝38から外れるのを防止して、アンロック状態を保持する。
したがって、自由端35が切替カム溝38に嵌合する位置は、アームレスト4がアームレスト4として本来使用される使用範囲Aの上限位置に設定しているから、使用範囲Aを越えた格納範囲Bになると、常時自由端35は切替カム溝38に嵌合してアンロック状態となる。
また、板部材46のアンロック用当接部47の後側の周縁は、アンロック用当接部47の内端部Gと同一面のアンロック保持面48に形成しているから、アンロック用当接部47を使用範囲Aの上限位置と格納範囲Bの間にアームレスト4が位置するように配置すると、格納範囲Bの上限までアームレスト4を上動させなくても、アンロック状態にしてアームレスト4の下方回動が可能になって、アームレスト4の回動範囲を広げつつ、操作性を低下させない。
自由端35が切替カム溝38から離脱すると、前記したように、固定側端部33に対する自由端35の位置が変化可能となって、ロック装置Lは作動状態となり、アームレスト4の下方回動をロックする。
この場合、自由端35は、コイル部31の円周方向の移動により弾性変形するだけでなく、シャフト7の軸心方方向である横方向にも弾性変形するので、切替カム溝38のアンロック用カム面36に当接して円周方向の移動は停止させられても、横方向(軸方向)に移動して切替カム溝38から外れる惧れがあるが、本願では、アンロック用カム面36はシャフト7の軸心方向に対して外側に至るに従い低く約10度傾斜させて形成しているから、アンロック用カム面36自体の傾斜により、当接部材45のアンロック解除部50に自由端35が当接しない限り自由端35の横移動を阻止でき、自由端35が切替カム溝38から外れるのを防止して、アンロック状態を確実に保持する。
また、アンロック用当接部47と傾斜解除面52との位置(距離)を変更した当接部材45に交換するだけで、使用範囲Aと格納範囲Bの設定変更可能となる。
この場合、当接部材45の板部材46には係合孔70を形成し、係合孔70にシャフト7の大径部11の外端部に形成した係合突起71を係合させて取付位置不動にし、次に、プレート25の各挿通孔26より内側に突き出るシャフト7の各係合突起20を、背凭ブラケット6の係合孔73に係合させ、当接部材45の外側からボルト等の止着部材74によりシャフト7を背凭ブラケット6に固定しているから、シャフト7および当接部材45は背凭ブラケット6に強固に固定される。
したがって、アンロック用当接部47およびアンロック解除部50を有する当接部材45の位置決めが容易となり、そのため、アームレスト4の使用範囲Aと格納範囲Bの設定精度が向上する。また、シャフト7および当接部材45が背凭ブラケット6に直接固定されるので、製造工程で位置ずれがなく、強固に固定できる。
また、シャフト7および当接部材45は止着部材74により固定されるから、溶接等の手段を用いずに、背凭ブラケット6に直接固定でき、取付が容易になる。
防振カバー60は、シャフト7と軸心方向が平行な筒部61により形成し、筒部61をロックスプリング30の自由端35の外周に被せ、筒部61の外端側部分には前記ロックスプリング30の自由端35が突出するバネ端部用開口部64を形成し、バネ端部用開口部64より自由端35の先端を突出させているから、ロック・アンロックの切替時等に振動する自由端35は、バネ端部用開口部64に当接して振動が吸収され、ロック・アンロックの切替時等に生じる異音の発生を抑制する。
また、防振カバー60のバネ端部用開口部64は、自由端35のロック・アンロック時の移動に干渉しない範囲で、可及的に自由端35の先端に接近させているから、自由端35の振動発生後直ちに自由端35はバネ端部用開口部64に接触して振動を抑制され、異音の発生を抑制する。
この場合、自由端35は、コイル部31の円周方向の移動により弾性変形するだけでなく、シャフト7の軸心方方向である横方向にも弾性変形するが、バネ端部用開口部64は膨出部65に設けてあるので、自由端35が何れの方向に移動してもバネ端部用開口部64の内周に当接し、振動を抑制する。
また、防振カバー60の筒部61の内径はコイル部31の外径より小径に形成してコイル部31の外面に弾性拡張させて被せているから、自由端35の振動がコイル部31に伝播するのを可及的に遮断でき、ロック装置L全体に振動が波及するのを抑制する。
この場合、実施例では、ロックスプリング30に対する防振カバー60の軸心方向の長さは、少なくとも、ステイ32に係合させる固定側端部33が露出するように可及的に長く形成しているので、ロック装置L全体の振動を抑制する。
また、シャフト7の大径部11の外端部に形成した係合突起71は、前記フランジ部63の開口孔75より突出させ、開口孔75はシャフト7の大径部11の外径と略一致させ、フランジ部63は前記当接部材45の板部材46の内面とロックスプリング30のコイル部31との間で挟持されているから、当接部材45延いてはシャフト7がロック・アンロックの切替のとき振動するのを抑制し、一層、作動の静粛なロック装置Lを提供する。
なお、理解を容易にするために、一部の図面には防振カバーの図示を省略しているが、これにより、組立て順序や構成・作用等が限定されることはない。
Claims (6)
- シート1の背凭シート3の背凭ブラケット6に、ロック機構Lを介してアームレスト4を所望高さ位置でロック可能に回動自在に設け、該ロック機構Lは、前記背凭ブラケット6に設けた左右方向のシャフト7の外周との摩擦力でアンロックとロックとに切替わるコイル部31を有するロックスプリング30と、前記コイル部31の一端部に該コイル部31の軸心に対して放射方向に略直線状に突出形成した該コイル部31のアンロックとロックを切替える自由端35と、該自由端35のロック位置とアンロック位置との切替または保持する切替カム溝38と、該切替カム溝38に係合した自由端35を離脱させる当接部材45とを有して形成し、前記ロックスプリング30にはゴム・合成樹脂等の防振部材により形成した防振カバー60を設け、該防振カバー60は、前記シャフト7と軸心方向が平行な筒形状で前記ロックスプリング30のコイル部31の外周に被覆される筒部61の外端側の部分に該筒部61より放射方向に膨出させた膨出部65を形成し、該膨出部65の一部に前記ロックスプリング30の自由端35が突出するバネ端部用開口部64を形成した車両用シートのアームレスト。
- 請求項1において、前記膨出部65は、該膨出部65の内周面が自由端35に当接して振動を抑制する構成とした車両用シートのアームレスト。
- 請求項1または請求項2において、前記筒部61のバネ端部用開口部64を設けた側の内周面には内側に突き出るフランジ部63を形成した車両用シートのアームレスト。
- 請求項1または請求項2または請求項3において、前記防振カバー60の筒部61の内径は前記コイル部31の外径より小径に形成し、前記筒部61は前記コイル部31の外面に弾性拡張させて被せた車両用シートのアームレスト。
- 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4において、前記ロックスプリング30に対する防振カバー60の軸心方向の長さは、少なくとも、前記自由端35に対して相対的に固定部に固定されるロックスプリング30の固定側端部33が露出するように可及的に長く形成した車両用シートのアームレスト。
- 請求項3または請求項4または請求項5において、前記フランジ部63の開口孔75はシャフト7の大径部11の外径と略一致させ、フランジ部63は前記当接部材45の内面とロックスプリング30のコイル部31との間に挟まれるように構成した車両用シートのアームレスト。
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