JP4871879B2 - 植物栽培具 - Google Patents

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Description

本発明は、植物を収容するための植栽容器と、前記植栽容器をその内部に収容可能で且つ水を貯留可能な貯水容器とから構成されており、前記植栽容器が、前記植物を収容した状態で水上に浮揚可能であり、前記植栽容器の上下浮沈動を許容し、且つその姿勢を安定化するように前記植栽容器が前記貯水容器にその浮沈方向に沿って摺接してガイドされるガイド機構を備えており、前記植栽容器が前記貯水容器内で浮いた状態で、前記植栽容器の外側から内側へ浸水可能にする浸水孔を、前記植栽容器の底部に形成してある植物栽培具に関する。
このような植物栽培具では、植物を収容するための植栽容器が貯水容器内の植栽用の水に浮揚している。この種の植物栽培具では、植物の生長に伴って重くなると、植栽用の水に対する植栽容器の沈み込み量が自動的に増大し、植物の生長に見合った量の水が供給される。従って、使い勝手が良く、近年、その需要が急速に増加しつつある。
しかし、植物を収容する植栽容器が水に浮揚しているので、植物が生長して重心が上方へ移動すると、植栽容器の姿勢が不安定となる。このため、貯水容器に対する植栽容器の上下浮沈動をガイドするガイド機構を設けて、植栽容器の姿勢を維持するように構成したものが知られている。
特開2004−242501号公報
しかしながら、図1(a)に示されるように、上記公報に記載される植物栽培具では、植栽容器が貯水容器内で上下に浮沈する際、ガイド機構を構成する植栽容器の外周面がその全長にわたって、同じくガイド機構を構成する貯水容器の内周面に摺接する構成となっている。かかる構成では、植栽容器の外周面と貯水容器の内周面との摺接面積が大きいので、貯水容器の内周面と植栽容器の外周面との隙間を適切に設定する必要があり、貯水容器及び植栽容器の形状選択の自由度が低いという問題点があった。即ち、前記隙間が狭すいと摩擦が大きくなって、植栽容器の上下浮沈動が円滑に行えず、極端な場合には、貯水容器の内周面に対して植栽容器の外周面がくっ付いて、植栽容器の上下浮沈動が行われ難くになる虞れがある。反対に、前記隙間が広すぎると、植栽容器の姿勢保持が不安定になる。また、植栽容器の高さを低くして摺接面積を小さくしようとすると、植栽容器の植物収容空間も浅くなり、植栽容器に収容する植物が小さいものに制限されて使い勝手が悪くなる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、貯水容器と植栽容器との間に特に大きな隙間を設けたり、あるいは高さの低い植栽容器を使用しなくとも、貯水容器に対する植栽容器の上下浮沈動が円滑で、且つ植栽容器の姿勢も安定に保持され得る植物栽培具を提供するものである。
本発明の第1特徴構成は、植物を収容するための植栽容器と、前記植栽容器をその内部に収容可能で且つ水を貯留可能な貯水容器とから構成されており、前記植栽容器が、前記植物を収容した状態で水上に浮揚可能であり、前記植栽容器の上下浮沈動を許容し、且つその姿勢を安定化するように前記植栽容器が前記貯水容器にその浮沈方向に沿って摺接してガイドされるガイド機構を備えており、前記植栽容器が前記貯水容器内で浮いた状態で、前記植栽容器の外側から内側へ浸水可能にする浸水孔を、前記植栽容器の底部に形成してある植物栽培具であって、前記ガイド機構は、互いに摺接する、摺接部分の長い長丈ガイド面と、前記長丈ガイド面に対して突出している摺接部分の短い短丈ガイド面とから構成され、前記短丈ガイド面と前記長丈ガイド面はそれぞれ、前記植栽容器と前記貯水容器に各別に振り分けると共に対向して設けられており、前記ガイド機構が、少なくとも、前記植栽容器及び前記貯水容器の上部と下部とに設けられている植物栽培具である点にある。
〔作用及び効果〕
上記特徴構成において、ガイド機構は、互いに摺接する、摺接部分の長い長丈ガイド面と、前記長丈ガイド面に対して突出している摺接部分の短い短丈ガイド面とから構成されている。前記短丈ガイド面と前記長丈ガイド面はそれぞれ、前記植栽容器と前記貯水容器に各別に振り分けられ、互いに摺接する位置に対向して設けられている。かかる構成を採用したので、上記公報に記載される植物栽培具の場合と比べて、摺接面積(植栽容器と貯水容器に設けられた互いのガイド面が摺接し得る部分)を小さくすることができる。その結果、植栽容器が貯水容器内で上下に浮沈する際の互いのガイド面に生じ得る摩擦が低減される。これにより、貯水容器と植栽容器との間に特に大きな隙間を設けたり、あるいは高さの低い植栽容器を使用したりしなくとも、貯水容器における植栽容器の上下浮沈動を円滑なものとすることができる。
さらに、ガイド機構が、少なくとも植栽容器及び貯水容器の上部と下部とに設けられているので、貯水容器によって植栽容器の少なくとも上部と下部とが同時にガイドされることになる。これによって、例えば、植栽容器内の植物が生長して植栽容器の重心が上方又は下方へ移動した場合や、強風によって前記植物が横揺れするような場合でも、前記両ガイド機構が前記植栽容器の水平方向に対する傾きを抑制し、植栽容器の姿勢は安定に保持される。
ここで、本発明における上記作用効果について図面を用いて、より詳細に説明する。
図1(a)は、上記公報に示される従来の植物栽培具1aの側断面を模式的に示す。これに対して、図1(b)は、本発明の植物栽培具1bの側断面を模式的に示している。
図1(a)において、植物栽培具1aは、上記公報に示される従来の植物栽培具であって、植物Pを収容するための植栽容器2aと、植栽容器2aを収容可能で、且つ植栽用の貯留水(W)を貯留可能な貯水容器3aとから構成されている。そして植栽容器2aは、その上下浮沈動を許容し、且つその姿勢を安定化するように、その外周面6(高さt)が、貯水容器3aの内周面5に摺接自在にガイドされて、貯留水(W)上に浮揚している。尚、貯水容器3a及び植栽容器2aは円柱形状をしており、貯水容器3aの内周面5と植栽容器2aの外周面6との間には、隙間(S)が設けられている。
図1(b)において、植物栽培具1bは、本発明の一例を示す植物栽培具であって、植物Pを収容するための植栽容器2bと、植栽容器2bを収容可能で、且つ植栽用の貯留水(W)を貯留可能な貯水容器3bとから構成されている。
尚、貯水容器3bについては、その外観は上記貯水容器3aとほぼ同様の円柱形状であり、その内部には、短丈ガイド面(高さd1)を構成する上部内周面51と、長丈ガイド面(高さD1)を構成する下部内周面52とが設けられている(d1<D1)。
また、植栽容器2bは、長丈ガイド面の上部外周面61(高さD2)を有する上部外周部21と、短丈ガイド面の下部外周面62(高さd2)を有する下部外周部22とから構成される凸型円柱形状であり(d2<D2)、上述の従来の植栽容器2aと同じ高さtを有するものとする(t=D2+d2)。
すなわち、植物栽培具1bの上部に設けられているガイド機構は、上部内周面51と上部外周面61とから構成されており、また下部に設けられているガイド機構は、下部内周面52と下部外周面62とから構成されている。
尚、貯水容器3bの上部内周面51と植栽容器2bの上部外周面61との間、並びに、貯水容器3bの下部内周面52と植栽容器2bの下部外周面62との間には、上述の従来の植物栽培具1aと同じ大きさの隙間(S)が設けられているものとする。
図1(a)に示されるように、従来の植物栽培具1aにおける植栽容器2aと貯水容器3aとの常時摺接可能部分は、植栽容器2aの外周面6の全長(t)にわたっているのに対して、図1(b)に示す本発明の植物栽培具1bにおける植栽容器2bと貯水容器3bとの摺接部分は、短丈ガイド面の上部内周面51(高さd1)及び下部外周面62(高さd2)の部分だけである。そのため、本発明の植物栽培具1bにおいては、従来の植物栽培具1aと比べると、植栽容器が貯水容器内で上下に浮沈する際の摺接面積が小さくなり、互いのガイド面に生じ得る摩擦が低減され得るので(∵t>d1+d2)、貯水容器と植栽容器との間により大きな隙間を設けたり、あるいは高さの低い植栽容器を使用しなくとも、貯水容器における植栽容器の上下浮沈動を円滑なものとすることができる。
さらに、ガイド機構が、植栽容器2b及び貯水容器3bの上部と下部とに設けられているので、貯水容器3bによって、植栽容器2bの上部と下部とが同時にガイドされることとなり、植栽容器2b内の植物Pが生長して植栽容器2bの重心が上方や下方へ移動した場合でも、植栽容器2bの姿勢は安定に保持され得る。
本発明の第2特徴構成は、前記貯水容器の上面を覆うカバー部材を設け、前記植栽容器の浮沈運動に伴って前記植栽容器の上部周縁が挿通可能な開口部を前記カバー部材に設け、前記開口部の内周面を前記短丈ガイド面とし、前記植栽容器の上部外周部を前記長丈ガイド面とする第1ガイド機構と、前記植栽容器の下部外周部を前記短丈ガイド面とし、前記貯水容器の下部内周部を前記長丈ガイド面とする第2ガイド機構とを備える点にある。
〔作用及び効果〕
本発明においては、貯水容器の上面をカバー部材により覆っているので、遮光効果により貯水容器内の水に藻類等が生え難く、且つゴミの混入を防止し得るので貯水容器内の水が汚れにくい。
さらに、カバー部材によって、本発明の植物栽培具の断熱効果がさらに高められ得るので、水温の極端な上昇又は低下を防止して、植物のより良好な生育を促すことができる。またさらに、貯水容器内の水の蒸発を低減することが可能であり、節水効果も期待される。
本発明の第3特徴構成は、前記短丈ガイド面又は前記長丈ガイド面のいずれか一方を、突設したリブによって形成してある点にある。
〔作用及び効果〕
短丈ガイド面又は長丈ガイド面のいずれか一方を、前記植栽容器をガイドするのに必要な部位に突設したリブによって形成してあるため、例えば、貯水容器の縦方向全般に張り出したガイド面を有する貯水容器と比べて、その内部により多くの水を貯水することが可能となる。これにより、貯水容器への水の補給作業をより簡便化することができる。また、貯水量が増加したことによって、本発明の植物栽培具における断熱効果がさらに高められ得、水温の極端な上昇又は低下を防止して、植物のより良好な生育を促すことができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔実施形態〕
本発明の植物栽培具1は、植栽容器2を水に浮揚させながら植栽するもので、植栽容器2と貯水容器3とから構成されている。
図2は、本発明の植物栽培具1における植栽容器2の斜視図である。図2に示されるように、植栽容器2は、その上部を上部外周部21で構成し、底部を下部外周部22で構成された箱型形状を有し、その内部に植栽床材7を収容可能な収容空間9が設けられている。尚、底部(下部外周部22)には水が流入し得る浸水孔8が設けられている。
前記植栽容器2は、植栽床材7を収容した状態で貯留水Wに浮揚し得るように、例えば、水よりも小さな比重を有する発泡スチロール等によって成型される。前記植栽床材7は,植物を園芸栽培することができる固形培地であれば如何なるものでもよく、例えば,非限定的に、赤玉土、鹿沼土、腐葉土、ピート、水苔などの天然の植栽用土は勿論のこと、バーミキュライト、パーライト、ウレタン樹脂やフェーノール樹脂などの各種発泡樹脂材、ロックウール、ハイドロボールなどの人工の植栽用土も利用できる。また、形状も図に例示するブロック状のものに限定されず、砂状や粒状や塊状等の各種形状のものを適宜選択して用いることができる。ここで、砂状や粒状や塊状等の形状の培地を用いる場合、これらの培地が植栽容器2から漏れ出さないように、網状の袋等に入れて用いることもできる。
図3は、本発明の植物栽培具1の分解斜視図である。貯水容器3は、箱型形状を有しており、その内部に、植栽用の貯留水Wと、植栽容器2(植物Pを植えた植栽床材7を収容した状態)とを収容すると、植栽容器2が、貯留水W上に浮揚し得るように構成されている。尚、貯水容器3の下部内周部には、複数のリブ12が内側に突設してある。
カバー部材10は、貯水容器3の上部を覆うように着脱自在に外嵌し得る構成となっている。貯水容器3内の貯留水Wが少なくなったときには、カバー部材10を外して、貯水容器3内に水を適宜補給することも可能である。また、その内部に設けられた開口部11は、植栽容器の上部外周部21の周縁が、植栽容器2の浮沈運動に伴って挿通し得るように構成されている。
尚、植栽容器2及び貯水容器3の形状については、上記の箱型形状に限定されるものではない。例えば、円柱形状など、本発明を構成し得る形状であるならば、必要に応じて任意の形状を採用することができる。
図4は、本発明の植物栽培具1を使用しているときの様子を示す側断面図である。
植栽容器2は、その上部外周部21の一部が開口部11より突出し、且つ貯留水Wに対してある程度沈んだ状態で浮揚する。そして、貯水容器3内の貯留水Wが、浸水孔8を介して収容空間9内に流入し、収容されている植栽床材7が、流入してきた貯留水Wに浸漬する。その結果、その植栽床材7に植えられている植物Pに水が供給されることとなり、その生長が維持・促進され得る。
尚、図4(a)及び(b)に示されるように、本発明においては、例えば、蒸発などで貯留水Wが減ってしまったとしても、植栽容器2の重量が変わらなければ、植栽容器2の沈下量も変わらないので、常に一定量の水を植栽床材7に供給することが可能である。
また、図示してはいないが、植物Pが生長して大きくなった場合は、植物Pはその生長に見合ったより多くの水を必要とすることになる。
本発明においては、植物Pの生長に伴って植栽容器2の全体重量が増加すると、貯留水Wに対する植栽容器2の沈下量も大きくなる。これによって、より多くの水が収容空間9内に流入することとなり、植物Pの生長に見合った量の水が自動的に植栽床材7(植物P)に随時供給され得る。
次に本発明の植物栽培具1にガイド機構について説明する。
植栽容器2は、カバー部材の開口部11の内周面51(短丈ガイド面)と植栽容器2の上部外周面61(長丈ガイド面)とから構成されている第1ガイド機構41と、貯水容器3の下部内周部に突設するリブ12のガイド面(長丈ガイド面)と植栽容器2の下部外周面62(短丈ガイド面)により構成される第2ガイド機構42とによって、摺接自在にガイドされている。これによって、前記植栽容器2の姿勢は安定化される。
従って、植物Pが生長して植栽容器2の全体重量が増加したり、あるいは貯留水Wが減ったりしたとき、前記植栽容器2は、前記貯水容器3内でその姿勢を正しく維持した状態で円滑に下降し得る。
一方、植物Pの落葉などに伴って、植栽容器2全体の重量が軽くなると、貯留水Wに対する植栽容器2の沈み込み量が減少し、植栽容器2が浮き上がるようになる。その際も同様に植栽容器2は、前記第1ガイド機構41と第2ガイド機構42とによって摺接自在にガイドされ、前記貯水容器3内でその姿勢を正しく維持した状態で円滑に上昇し得る。
〔別実施形態〕
図5及び図6は、本発明の別実施形態を示している。先の実施形態で説明した構成部材や同じ作用を有する構成部材については、重複説明を避けるため、同じ符号を付すことにより説明を省略し、主として先の実施形態と異なる構成について説明する。
本発明の別実施形態においては、植栽容器2の形状は、逆凸型の円柱形状であり、下部外周部22には、下部ガイドリブ12bを突設している。また、貯水容器3の形状も、逆凸型の円柱形状であって、その上部内周部には、複数の上部ガイドリブ12aを突設している。
図6(a)及び(b)に示されるように、この別実施形態においても、上述の実施形態と同様に、例えば、蒸発などで貯留水Wが減ってしまった場合でも、常に一定量の水を植栽床材7(植物P)に供給することが可能である。また、植物Pが生長して大きくなった場合においても、その生長に見合った量の水を植栽床材7(植物P)に供給することができる。
この別実施形態においては、第1ガイド機構41は、植栽容器2の上部外周面61(長丈ガイド面)と、貯水容器3の上部ガイドリブ12aのガイド面(短丈ガイド面)とから構成されている。第2ガイド機構42は、植栽容器2の下部ガイドリブ12bのガイド面(短丈ガイド面)と、貯水容器3の下部内周面52(長丈ガイド面)とから構成されている。
従って、この別実施形態においても、上述の実施形態と同様に、植栽容器2は、上下の二つのガイド機構(第1ガイド機構41及び第2ガイド機構42)によって摺接自在にガイドされる。このため、前記植栽容器2の姿勢は安定化し、前記貯水容器3内で円滑に下降(又は上昇)し得る。
〔その他の実施形態〕
1.ガイド機構を構成する短丈ガイド面と長丈ガイド面については上述の実施形態に限定されるものでない。例えば、第2ガイド機構において短丈ガイド面をリブとし長丈ガイド面を貯水容器の内周面として構成する場合、第1ガイド機構において短丈ガイド面と長丈ガイド面のうちの何れか一方をリブで構成し、他方を貯水容器の内周面又は植栽容器の外周面として構成することができる。
2.本発明の植物栽培具に設けられるガイド機構の数や設置位置については、植栽容器及び貯水容器の上部と下部の2箇所に設ける上述の実施形態に限定されるものでない。例えば、植栽容器及び貯水容器の中部にも設けるような構成としても良く、適宜必要に応じて2以上の所望の数のガイド機構を所望の位置に設けることができる。
(a)従来の植物栽培具の模式的な側断面図及び、(b)本発明の植物栽培具の模式的な側断面図 本発明の植物栽培具における植栽容器の斜視図 本発明の植物栽培具の分解斜視図 本発明の植物栽培具を使用しているときの様子を示す側断面図 本発明の別実施形態における植物栽培具の分解斜視図 本発明の別実施形態における植物栽培具を使用しているときの様子を示す側断面図
符号の説明
1 植物栽培具
2 植栽容器
21 上部外周部
22 下部外周部
3 貯水容器
41 第1ガイド機構
42 第2ガイド機構
5 内周面
51 上部内周面(開口部の内周面)
52 下部内周面
6 外周面
61 上部外周面
62 下部外周面
7 植栽床材
8 浸水孔
9 収容空間
10 カバー部材
11 開口部
12 リブ
12a 上部ガイドリブ
12b 下部ガイドリブ
P 植物
W 貯留水

Claims (3)

  1. 植物を収容するための植栽容器と、前記植栽容器をその内部に収容可能で且つ水を貯留可能な貯水容器とから構成されており、前記植栽容器が、前記植物を収容した状態で水上に浮揚可能であり、前記植栽容器の上下浮沈動を許容し、且つその姿勢を安定化するように前記植栽容器が前記貯水容器にその浮沈方向に沿って摺接してガイドされるガイド機構を備えており、前記植栽容器が前記貯水容器内で浮いた状態で、前記植栽容器の外側から内側へ浸水可能にする浸水孔を、前記植栽容器の底部に形成してある植物栽培具であって、
    前記ガイド機構は、互いに摺接する、摺接部分の長い長丈ガイド面と、前記長丈ガイド面に対して突出している摺接部分の短い短丈ガイド面とから構成され、前記短丈ガイド面と前記長丈ガイド面はそれぞれ、前記植栽容器と前記貯水容器に各別に振り分けると共に対向して設けられており、前記ガイド機構が、少なくとも、前記植栽容器及び前記貯水容器の上部と下部とに設けられている植物栽培具。
  2. 前記貯水容器の上面を覆うカバー部材を設け、前記植栽容器の浮沈運動に伴って前記植栽容器の上部周縁が挿通可能な開口部を前記カバー部材に設け、前記開口部の内周面を前記短丈ガイド面とし、前記植栽容器の上部外周部を前記長丈ガイド面とする第1ガイド機構と、前記植栽容器の下部外周部を前記短丈ガイド面とし、前記貯水容器の下部内周部を前記長丈ガイド面とする第2ガイド機構とを備える請求項1に記載の植物栽培具。
  3. 前記短丈ガイド面又は前記長丈ガイド面のいずれか一方を、突設したリブによって形成してある請求項1又は2のいずれか1項に記載の植物栽培具。
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