JP2011101606A - 植栽装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】植栽装置を囲むどの位置からも花卉などを鑑賞可能であり、しかも、比較的小さな占有面積で済む植栽装置を提供する。
【解決手段】植栽用水を貯留する貯水部6Pと、吸水性の植栽床材Mが貯水部6Pの植栽用水を吸水可能に設置される床材収納部6Sと、床材収納部6Sに設置された植栽床材Mの少なくとも一面を露出させる植付け用の開口部3Fとを備えた容器本体3を有し、床材収納部6Sが平面視で貯水部6Pを包囲する環状に配置され、且つ、開口部3Fが径方向外側に面しつつ容器本体3の全周に亘って連設されている構成とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、植栽用水を貯留する貯水部と、吸水性の植栽床材が貯水部の植栽用水を吸水可能に設置される床材収納部と、床材収納部に設置された植栽床材の少なくとも一面を露出させる植付け用の開口部とを備えた容器本体を有する植栽装置に関する。
この種の植栽装置に関連する先行技術文献情報として下記に示す特許文献1がある。この特許文献1に記された植栽装置では、横長の容器本体を幾つでも上下に積み重ね可能に構成されている。個々の容器本体に設けられた床材収納部に複数の植栽床材を横向きに並置させると、同数の開口部がいずれも同じ方向に面しつつ横に連設される。そこで、植栽床材の各々に例えば花卉を植付けた多数の容器本体を用意し、これらの容器本体どうしを上下に或いは上下左右に積み重ねれば、広い垂直壁面を花で埋め尽くすことができる。
特開2009−45015号公報(0020段落、図2)
しかし、特許文献1に記された植栽装置では容器本体の背後や側面には植栽床材の一面を露出させる植付け用の開口部がないため、例えば公共施設のロビーなどの空間の中央に植栽装置を配置して、植栽装置を囲むどの位置からも植えつけられた花卉を鑑賞可能にする目的には適していなかった。複数の容器本体どうしを背中合わせに組み合わせる方法が考えられるが、必然的に植栽装置全体の占有面積が大きくなり易いという不都合が生じた。
そこで、本発明の目的は、上に例示した従来技術による植栽装置が与える課題に鑑み、衆人の集う空間の中央などに設置することで植栽装置を囲むどの位置からも花卉などを鑑賞可能であり、しかも、比較的小さな占有面積で済む植栽装置を提供することにある。
本発明による植栽装置の第1特徴構成は、
植栽用水を貯留する貯水部と、吸水性の植栽床材が前記貯水部の植栽用水を吸水可能に設置される床材収納部と、前記床材収納部に設置された前記植栽床材の少なくとも一面を露出させる植付け用の開口部とを備えた容器本体を有し、
前記床材収納部が平面視で前記貯水部を包囲する環状に配置され、且つ、前記開口部が径方向外側に面しつつ前記容器本体の全周に亘って連設されている点にある。
本発明の第1の特徴構成によれば、一つの容器本体に対して複数の植栽床材を環状に設置することができ、それらの植栽床材の一面(植栽面)が容器本体の全周に亘って連設された開口部から露出された状態となるので、開口部から露出された各植栽床材の面に花卉などを植え付けることで、衆人の集う空間の中央などに設置して植栽装置を囲むどの位置からも花卉などを鑑賞可能な植栽装置が得られた。しかも、環状に設置される複数の植栽床材に対する植栽用水の供給は、複数の植栽床材が取り囲む単一の貯水部によって賄うことができるので、容器本体および植栽装置の占有面積が小さくて済む。
本発明の他の特徴構成は、前記開口部の下部は植栽用水の流下を防ぐ堰を形成しており、前記貯水部には前記堰を下回る高さのオーバーフロー管が貫通設置されている点にある。
本構成であれば、十分な量の植栽用水が貯水部に供給されればオーバーフロー管の上端までの深さの植栽用水を貯留できるので、設置された植栽床材の下部の少なくとも一部が常に植栽用水に浸漬された状態に維持でき、植栽床材に植え付けられた花卉などの生育に好都合である。また、植栽床材が吸水し切れない量の植栽用水が供給された場合には、堰ではなく複数の植栽床材によって包囲されたオーバーフロー管の上端から外部に流出するので、余分な植栽用水を外側から見えないように回収することができる。
本発明の他の特徴構成は、前記床材収納部と前記貯水部の間に両部間での植栽用水の通過を許しつつ前記植栽床材の移動を規制する規制部材が設けられている点にある。
本構成であれば、植栽床材の移動が規制部材によって規制されるので、植栽床材に植え付けられた花卉などの植物を開口部に対して常に一定の位置に保つことができ、同時に、貯水部の植栽用水が床材収納部にある植栽床材に向かって自由に移動、吸水される作用を妨げることがない。
本発明の他の特徴構成は、前記床材収納部を構成する前記容器本体の底面が、前記開口部側ほど上方に位置し開口部から遠ざかる側ほど下方に位置する傾斜面に形成されている点にある。
本構成であれば、貯水部に植栽用水を貯水した状態で、床材収納部に植栽床材を設置すると、植栽床材の開口部から植栽装置の内側に離間した部位の下部は植栽用水内に十分に浸漬されるが、開口部側の部位は植栽用水に少しだけ浸漬されるか、植栽用水に全く浸漬しない状態となる。すなわち、植物を植え付けた植栽床材の全体が常に植栽用水によって湿潤状態にあると、植物の根が成長して伸びようとする根圏が形成されない傾向があるが、本構成であれば植物の根が成長して伸びようとする根圏を大きく確保することができ、しかも、植栽床材の大半部分への植栽用水の給水は、植栽装置の内側に離間した植栽床材の部位を介して毛管現象で安定的に確実に維持される。
また、本構成であれば、植栽床材の前面である植栽面が上方ほど植栽装置の内側に向かう傾斜面となるので、植物の茎や葉にかかる重量の負荷が低減されて植物の生長が促進される。さらに、植栽床材の植栽面が容器本体の前壁に接当すると、植栽床材の上部まで吸い上げられた植栽用水が、前壁を伝って外部へ滴下する可能性があるが、本願発明によれば、植栽床材の植栽面と前壁の間に隙間が形成され易いので、植栽用水の外部への滴下が防止される。
本発明の他の特徴構成は、前記床材収納部を周方向に沿って複数に区画する仕切り部材が備えられ、前記仕切り部材は複数の前記容器本体どうしを上下方向に載置するための支持部材を兼ねている点にある。
本構成であれば、周方向で隣接する植栽床材どうしの直接の接当が仕切り部材によって規制されるので、隣接する左右の植栽床材どうしが擦れて損傷する虞が少なくなる。また、幾つもの容器本体どうしを支持部材としての仕切り部材を介して上下に自在に積み重ねることで、植栽装置の高さを設置される会場の規模などに適した高さに自由に調整することが可能になる。
本発明の他の特徴構成は、前記貯水部の中央部には、圧送された植栽用水を前記貯水部に注水するための吸水管路を挿通するための貫通孔が、前記開口部の下端を上回る高さを有するボス状に形成されている点にある。
本構成であれば、複数の容器本体を上下に積み重ねて用いる場合に、積み重ねられた容器本体どうしの位置ずれを規制するための棒状、管状、ロープ状などの長尺部材をボス状の貫通孔に亘って挿通することが可能になる。また、貫通孔は開口部の下端を上回る高さを有するので、植栽用水が同貫通孔から漏れ出る虞もない。
本発明による植栽装置を示す斜視図である。 本発明による植栽装置を示す側面図である。 容器本体と蓋部材を示す斜視図である。 一つの容器本体を示す破断側面図である。 容器本体どうしの配置例を示す側面図である。 容器本体どうしの別の配置例を示す斜視図である。
以下に本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1に示す植栽装置1は、適当な高さのスタンド部材Sを介して任意のフロアなどに載置可能なベース部材2と、ベース部材2の上に載置される複数の容器本体3と、最上部の容器本体3の上方を閉じる蓋部材4とを備えている。
図2に示すように、各容器本体3の中央部には円筒状のシャフト5が上下に挿通配置され、シャフト5の中には給水ホースHが挿通されている。スタンド部材Sの中にはタンクTが置かれ、タンクT内の植栽用水が給水ポンプPによって給水ホースHを介して最上層の容器本体3に供給される構成となっている。
ベース部材2と容器本体3と蓋部材4はいずれも樹脂の一体成形で作られており、平面視において概して円形の外形を備えている。ベース部材2の上には基本的に任意の数の容器本体3を互いに上下に積み重ねて配置することができる。
図3に示すように、個々の容器本体3は、概して円盤状の基部6を有する。基部6の上面は、スポンジ状などの吸水性の植栽床材Mを設置するために径方向外側に設けられた床材収納部6Sと、植栽用水を貯留するために径方向内側に設けられた貯水部6Pとに区分されている。
床材収納部6Sと貯水部6Pを区切る円形の仮想境界線(不図示)に沿って薄い壁状突起3W(規制部材の一例)が立設されている。壁状突起3Wは、床材収納部6Sに設置された植栽床材Mが貯水部6P側に移動することを規制する働きをする。壁状突起3Wの下部の一部には、両部6P,6S間で植栽用水が径方向に移動することを許す幾つかの貫通孔3HRが形成されている。
床材収納部6Sの上面には、床材収納部6Sを周方向に沿って複数に区画する複数(本実施形態では8つ)の仕切り部材3Dが略垂直に立設されている。仕切り部材3Dは平面視において径方向の内側から外側に向かって次第に厚みを増す楔形を呈している。仕切り部材3Dの平面視において概して三角形の上面は閉じられているが、下面は開放されており、仕切り部材3Dの内部は主に軽量化の目的で空洞になっている。仕切り部材3Dの内径側の端部と壁状突起3Wとの間には間隙が存在し、周方向で隣接する植栽床材Mどうしはこの間隙において当接した状態にすることも可能である。
仕切り部材3Dの外径側の端部からは、上下に延びた縦向きリブ3Raが周方向に突設されている。周方向で隣接する2つの仕切り部材3Dの間の位置にも、横向きに延びた横向きリブ3Rbが、床材収納部6Sの外径側端部から上向きに突設されている。横向きリブ3Rbと左右の縦向きリブ3Raとは仕切り部材3Dの下端付近で一体化されている。
縦向きリブ3Raおよび横向きリブ3Rbは、植栽床材Mが床材収納部6Sから径方向外側に移動することを規制しているが、横向きリブ3Rb(開口部の下部の一例)は、貯水部6Pに所定の量の植栽用水を貯留させる堰(せき)を兼ねている。
これらのリブ3Ra,3Rbの先端を結ぶ線は窓状の開口部3Fを形成し、この開口部3Fからは植栽床材Mの一面が植付け用の面(植栽面)として露出される。
図2および図4に示すように、床材収納部6Sを構成する基部6の底面は、開口部3F側ほど上方に位置し開口部3Fから内側に遠ざかる側ほど下方に位置する傾斜面に形成されているので、植栽床材Mの開口部3Fから内側に離間した部位の下部は植栽用水内に十分に浸漬されるが、開口部3F付近の部位は植栽用水に少しだけ浸漬されるか、植栽用水に全く浸漬しない状態となり、植物の根が成長して伸びようとする根圏を大きく確保することができる。
図2および図3に示すように、貯水部6Pの中央には上方に立設されたボス部3Bが形成され、このボス部3Bの内面は円筒状のシャフト5を挿通可能な貫通孔3Hを形成している。ボス部3Bの上端は横向きリブ3Rbの上端よりも高く設定されているので、貫通孔3H内に植栽用水が流れ込む虞はない。
貫通孔3Hの中心には容器本体3の垂直な軸心Xが定義される。円筒状のシャフト5には、ポンプPによって圧送された植栽用水を貯水部6Pに注水するための給水ホースH(吸水管路の一例)を挿通させることができる。尚、シャフト5の上下の端部は蓋部材4およびベース部材2に連結されることで、上下に積み重ねられた複数の容器本体3どうしが分離しないように固定する機能も果たしている。
貯水部6Pの壁状突起3Wとボス部3Bとの間には複数のオーバーフロー管7が貫通設置されている。オーバーフロー管7は直管状を呈し、ベース部材2の上面から真上向きに突出しているが、基本的にオーバーフロー管7の上端は、横向きリブ3Rb(堰の一例)の上端よりは勿論のこと、壁状突起3Wの上端よりも低く設定されている。尚、オーバーフロー管7は、オーバーフローした植栽用水を略真下に案内するために、ベース部材2の下面から下方にも突出している。
仕切り部材3Dは複数の容器本体3どうしを上下に積み重ねる際の支持部材の役目をも果たす。図3に示すように、仕切り部材3Dの上端の外径側の端部には10mm前後の高さの位置決めリブ3Rcが上向きに突設され、容器本体3の外周の下端には、位置決めリブ3Rcと嵌合可能な環状の溝3Eが形成されている。容器本体3どうしを上下に積み重ねる際に、容器本体3の係止溝3Eが下になる容器本体3の全ての位置決めリブ3Rcと嵌合するように配置すれば、各容器本体3の軸心Xどうしが一致した正しい位置関係で安定して保持される。
図2に示すように、ベース部2は、容器本体3と一致する外径の円形のトレイ状を呈しており、その環状の側面部2sの上端は、最下層の容器本体3の係止溝3Eと嵌合する寸法形状に構成されている。
ベース部2には、植栽床材Mは設置されず、開口部3Fを形成する仕切り部材3Dも設けられていないが、その底面には、容器本体3と同様に、壁状突起2W、壁状突起2Wの内側に配置されたオーバーフロー管7a、シャフト5を挿通可能な貫通孔2Hを形成したボス部2Bが設けられている。
給水ポンプPによって供給された余分な植栽用水は、最下層の容器本体3のオーバーフロー管7から、ベース部2の壁状突起2Wの内側に入り、ベース部2のオーバーフロー管7aからベース部2の下方に配置されたタンクTに自重で回収される。勿論、余分な植栽用水がタンクTとは別の廃液タンクに回収されるように構成してもよい。
図2および図3に示すように、蓋部材4は、容器本体3と一致する外径の円盤を呈しており、その外周面の下端には、最上層の容器本体3の仕切り部材3Dと嵌合する環状の係止溝4Eが連続的に形成されている。
蓋部材4の下面の中心にはボス部4Bが下向きに突設されており、このボス部4Bの中心には、シャフト5の上端を螺合によって連結可能な雌ネジ付きの係合孔4Hが形成されている。また、ボス部4Bの上端には、シャフト5の内部に下方から通した給水ホースHをシャフト5の外に案内するための案内孔4Bhが形成されている。案内孔4Bhから取り出された給水ホースHの先端は最上層の容器本体3の貯水部6Pに向けられている。
尚、環状の係止溝3Eは容器本体3の外周の全周に亘って連続的に形成されているので、積み重ねられる上下に容器本体3どうしの相対角度は自由に選択できる。例えば、図5は下の仕切り部材3Dが上の隣接する2つの仕切り部材3Dの中心に来る相対位置となるように用いられている状態を例示している。他方、図6は積み重ねられた上下の容器本体3の仕切り部材3Dどうしが角度的に揃った相対位置で用いられている状態を例示している。尚、図6では複数のソファがスタンド部材Sを取り囲む円形状に配置されている。
ポンプPは植栽用水を最上層の容器本体3に供給可能であれば、特に限定されるものではない。たとえば、タイマーと連動して定期的にタンクT内などの植栽用水を最上層の容器本体3に供給する構成でもよく、或いは、植栽床材Mの一部に配置された湿度センサなどの検出値に基づいて植栽用水を供給する構成としてもよい。
尚、タンクTへの水の補給方法については特に限定されるものではなく、たとえば、タンクTをスタンド部材Sから取り出して水を補給してもよく、あるいは、水道配管をタンクTに直接連結するとともに、タンクT内の水面レベルによって同水道配管の流路を開閉するボールタップ等を用いてタンクT内の水位を一定にしてもよい。また、タンクTからの補給ではなく、水道配管や適当な容器を用いて開口部3Fから水を直接補給することもできる。
〔別実施形態〕
〈1〉ベース部2の上に単一の容器本体3を載置し、その上に蓋部材4を載置した、短い円筒状のシャフトで固定した形態で用いることも可能である。
また、ベース部2と単一の容器本体3のみの形態、単一の容器本体3と蓋部材4のみの形態で用いることも可能である。
さらに、ベース部2も蓋部材4も用いずに単一の容器本体3のみの形態でも使用可能であり、この場合、植栽床材の上面にも花卉などを植え付けることができる。
〈2〉互いに外径の異なる複数種類の容器本体3を用意して、任意の組み合わせで上下に積み重ね可能に構成してもよい。この場合には、外径の異なる容器本体3どうしの組み合わせ方に応じて、植え付けられた花卉が上下方向に沿って曲線状に並ぶ植栽装置が得られる。
〈3〉容器本体3に設けられたオーバーフロー管7の上端の高さを、採用する植栽床材の特性や植え付ける植物の特性に応じて調節可能に設けることもできる。
〈4〉容器本体3のオーバーフロー管7は、底面からの突出量がゼロとなる位置まで高さ調節可能に、または、着脱自在に設けても良い。このように構成すれば、上下に積み重ねた容器本体の一部のみを不使用のまま放置する場合に、オーバーフロー管7を底面からの突出量がゼロとなる位置まで下げるか取り外すことで、同容器本体の中流部には水が貯留されないため、不使用の容器本体3の内部で水が腐敗する虞がない。
〈5〉積み重ねられた容器本体3どうしの位置ずれを規制するための長尺部材としては管状のシャフト5の他に、棒状やロープ状などの部材を適用することもできる。
〈6〉植栽装置を構成するスタンド部材S、ベース部材2、容器本体3、蓋部材4の平面視における形状は円形に限らず、六角形、八角形は勿論のこと四角形や三角形などの多角形を呈する形態で実施することも可能である。このとき、床材収納部は貯水部を環状に包囲していればよく、環状に配置とは平面視において円形に限らず、多角形となるように配置されていてもかまわない。
植栽用水を貯留する貯水部と、吸水性の植栽床材が貯水部の植栽用水を吸水可能に設置される床材収納部と、床材収納部に設置された植栽床材の少なくとも一面を露出させる植付け用の開口部とを備えた容器本体を有する植栽装置として利用できる。
1 植栽装置
2 ベース部材
3 容器本体
3B ボス部
3D 仕切り部材
3F 開口部
3H 貫通孔(上下向き)
3HR 貫通孔(横向き)
3Ra 縦向きリブ
3Rb 横向きリブ(開口部の下部)
3W 壁状突起(規制部材)
4 蓋部材
5 シャフト
6 基部
6S 床材収納部
6P 貯水部
7 オーバーフロー管
H 給水ホース
M 植栽床材
P 給水ポンプ

Claims (6)

  1. 植栽用水を貯留する貯水部と、吸水性の植栽床材が前記貯水部の植栽用水を吸水可能に設置される床材収納部と、前記床材収納部に設置された前記植栽床材の少なくとも一面を露出させる植付け用の開口部とを備えた容器本体を有し、
    前記床材収納部が平面視で前記貯水部を包囲する環状に配置され、且つ、前記開口部が径方向外側に面しつつ前記容器本体の全周に亘って連設されている植栽装置。
  2. 前記開口部の下部は植栽用水の流下を防ぐ堰を形成しており、前記貯水部には前記堰を下回る高さのオーバーフロー管が貫通設置されている請求項1に記載の植栽装置。
  3. 前記床材収納部と前記貯水部の間に両部間での植栽用水の通過を許しつつ前記植栽床材の移動を規制する規制部材が設けられている請求項1または2に記載の植栽装置。
  4. 前記床材収納部を構成する前記容器本体の底面が、前記開口部側ほど上方に位置し開口部から遠ざかる側ほど下方に位置する傾斜面に形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の植栽装置。
  5. 前記床材収納部を周方向に沿って複数に区画する仕切り部材が備えられ、前記仕切り部材は複数の前記容器本体どうしを上下方向に載置するための支持部材を兼ねている請求項1から4のいずれか一項に記載の植栽装置。
  6. 前記貯水部の中央部には、圧送された植栽用水を前記貯水部に注水するための吸水管路を挿通するための貫通孔が、前記開口部の下端を上回る高さを有するボス状に形成されている請求項1から5のいずれか一項に記載の植栽装置。
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