JP2019165644A - 植物水耕栽培装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクトで取り扱いやすい植物水耕栽培装置を提供する。【解決手段】栽培水を貯留する貯水槽2と貯水槽上に着脱可能に載置された植物栽培槽1とでなり、貯水槽と植物栽培槽との間に栽培水を循環供給する水中ポンプ3及びサイフォン装置4を備えてなる植物水耕栽培装置であって、サイフォン装置が、植物栽培槽底壁の貫通孔周壁上に立設された筒状体上に、環状蓋部を有する有蓋筒体が被装され、筒状体の内側に給水管3aが立設され、給水管の外側面と筒状体の外壁面間、筒状体の外壁面と有蓋筒体の内壁面間に空隙部を、有蓋筒体の下端部と植物栽培槽の底壁面との間に空間部を設け、給水管の上端部が有蓋筒体を貫通して環状蓋部外に突設された植物水耕栽培装置。【選択図】図1
Description
野菜等の植物を水耕栽培する植物栽培槽へ貯水槽から供給した栽培水をサイフォン装置によって貯水槽に還流させる植物水耕栽培装置に関する。
従来の水耕栽培装置の多くは栽培槽の上部に培養水槽から揚水ポンプで汲み上げた培養水を注入し、装置内に一定水位が保てる位置に排水管や溢水管を配設して、前記水位を超えた培養水を培養水槽に還流させるように構成されている。したがって一定水位以下の栽培養水は栽培槽内に停留することになり培養水の濃度が高まり、酸素不足も生じることから栽培植物の生長を妨げる要因となっていた。
この栽培槽内への栽培水の停留をサイフォン装置を用いて解消する水耕栽培装置や栽培容器の発明が複数開示されている。
例えば、特許文献1には、その[請求項1]に
『栽培箱に収容した粒状物に育苗した苗を植え込むと共に、前記栽培箱に養液を供給して植物を栽培する栽培装置において、逆U字状で、一端を前記栽培箱の内底部近傍に開口し、他端を前記栽培箱より低所に設置した養液タンクに開口し、栽培箱中の養液が一定の液位になったときサイフォン式に栽培箱の養液を前記養液タンクに排液する排液管と、前記養液タンクの養液をポンプによって汲み上げ、前記栽培箱に給液する給液管と、を具備したことを特徴とする栽培装置。』
と記載された発明が開示され、
特許文献2には、その[請求項1]に
『植物に吸収させる養液を貯留する栽培槽と、前記栽培槽へ養液を流入させる流入手段と、前記栽培槽の養液を吸入する吸入口と該吸入口から吸入した養液を前記栽培槽の外側に排出させる排出口とを有する流出手段と、を備え、
前記栽培槽は、これの上部に前記植物を支持する支持手段を有し、
前記流出手段は、前記支持手段の下方に、前記栽培槽内で略鉛直方向の逆方向に延びる導引部と前記栽培槽内で略鉛直方向に延びる導出部と前記導引部から前記導出部を繋げる湾曲した頂部とから成る逆U字型に形成されたサイフォン部分を有し、
前記吸入口は、前記栽培槽内の底部近傍に配置され、前記排出口は、前記栽培槽の外側にかつ前記サイフォン部分の下方に配置されることを特徴とする水耕栽培装置。』
と記載の発明が開示され、
また特許文献3には、その請求項1から請求項6にかけて
『[請求項1]流体が供給される容器に設けられ、流体を排出して前記容器内の水位上昇を抑制する水位上昇抑制手段と、前記水位上昇抑制手段と一体的に設けられ、流入口が前記容器内に位置し、前記流入口から上方に延出した最上部が前記水位上昇抑制手段の排出口より下方にあり、流出口が前記流入口より下方かつ前記容器外に位置する管体と、を備える排水装置。
[請求項2]前記水位上昇抑制手段は、容器を貫通するオーバーフロー管であり、前記管体は、前記オーバーフロー管内に設けられたサイフォン管である、請求項1に記載の排水装置。
[請求項3]前記オーバーフロー管は前記容器の底部を貫通し、前記サイフォン管は前記オーバーフロー管へ挿入され、前記オーバーフロー管の前記排出口に形成された凹部に嵌合されている、請求項2に記載の排水装置。
[請求項4]前記サイフォン管は前記オーバーフロー管と一体成形されている、請求項2に記載の排水装置。
[請求項5]前記サイフォン管に接続され、前記サイフォン管の前記流出口の上下位置を可変とする排水流速調整装置を備えている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の排水装置。
[請求項6]前記容器としてのプランターと、請求項2〜5のいずれか1項に記載の排水装置と、前記オーバーフロー管又は前記サイフォン管から水や養液等の流体が排水される貯留槽と、前記貯留槽から前記プランター内へ流体を供給する供給手段と、を備える栽培装置。』
とサイフォンを用いた排水装置および栽培装置の発明が開示されている。
この栽培槽内への栽培水の停留をサイフォン装置を用いて解消する水耕栽培装置や栽培容器の発明が複数開示されている。
例えば、特許文献1には、その[請求項1]に
『栽培箱に収容した粒状物に育苗した苗を植え込むと共に、前記栽培箱に養液を供給して植物を栽培する栽培装置において、逆U字状で、一端を前記栽培箱の内底部近傍に開口し、他端を前記栽培箱より低所に設置した養液タンクに開口し、栽培箱中の養液が一定の液位になったときサイフォン式に栽培箱の養液を前記養液タンクに排液する排液管と、前記養液タンクの養液をポンプによって汲み上げ、前記栽培箱に給液する給液管と、を具備したことを特徴とする栽培装置。』
と記載された発明が開示され、
特許文献2には、その[請求項1]に
『植物に吸収させる養液を貯留する栽培槽と、前記栽培槽へ養液を流入させる流入手段と、前記栽培槽の養液を吸入する吸入口と該吸入口から吸入した養液を前記栽培槽の外側に排出させる排出口とを有する流出手段と、を備え、
前記栽培槽は、これの上部に前記植物を支持する支持手段を有し、
前記流出手段は、前記支持手段の下方に、前記栽培槽内で略鉛直方向の逆方向に延びる導引部と前記栽培槽内で略鉛直方向に延びる導出部と前記導引部から前記導出部を繋げる湾曲した頂部とから成る逆U字型に形成されたサイフォン部分を有し、
前記吸入口は、前記栽培槽内の底部近傍に配置され、前記排出口は、前記栽培槽の外側にかつ前記サイフォン部分の下方に配置されることを特徴とする水耕栽培装置。』
と記載の発明が開示され、
また特許文献3には、その請求項1から請求項6にかけて
『[請求項1]流体が供給される容器に設けられ、流体を排出して前記容器内の水位上昇を抑制する水位上昇抑制手段と、前記水位上昇抑制手段と一体的に設けられ、流入口が前記容器内に位置し、前記流入口から上方に延出した最上部が前記水位上昇抑制手段の排出口より下方にあり、流出口が前記流入口より下方かつ前記容器外に位置する管体と、を備える排水装置。
[請求項2]前記水位上昇抑制手段は、容器を貫通するオーバーフロー管であり、前記管体は、前記オーバーフロー管内に設けられたサイフォン管である、請求項1に記載の排水装置。
[請求項3]前記オーバーフロー管は前記容器の底部を貫通し、前記サイフォン管は前記オーバーフロー管へ挿入され、前記オーバーフロー管の前記排出口に形成された凹部に嵌合されている、請求項2に記載の排水装置。
[請求項4]前記サイフォン管は前記オーバーフロー管と一体成形されている、請求項2に記載の排水装置。
[請求項5]前記サイフォン管に接続され、前記サイフォン管の前記流出口の上下位置を可変とする排水流速調整装置を備えている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の排水装置。
[請求項6]前記容器としてのプランターと、請求項2〜5のいずれか1項に記載の排水装置と、前記オーバーフロー管又は前記サイフォン管から水や養液等の流体が排水される貯留槽と、前記貯留槽から前記プランター内へ流体を供給する供給手段と、を備える栽培装置。』
とサイフォンを用いた排水装置および栽培装置の発明が開示されている。
上記した従来のサイフォンを利用した植物水耕栽培装置においては、植物栽培槽にポンプによって栽培水を供給する給水管とサイフォンによって栽培水を貯水槽に環流する排水管とが別個に設けられており、特に植物を水耕栽培で量産する植物生産工場設備では、植物栽培槽の一端から供給される栽培水を他端に配設されたサイフォンによって貯水槽に環流する構造がとられ、前記給水管も植物栽培槽の外部に配設されている。
しかし、建物の屋上やベランダ等において植物を水耕栽培したり、室内で植物観賞を兼ねて水耕栽培したりする場合においては、人手によって容易に移動させられるものが望ましく、このような小規模な植物栽培装置を複数配設し植物の生育状態に対応して位置を変えようとすると、植物栽培槽の外部に給水管が設けられているのは不便で好ましいことではない。
しかし、建物の屋上やベランダ等において植物を水耕栽培したり、室内で植物観賞を兼ねて水耕栽培したりする場合においては、人手によって容易に移動させられるものが望ましく、このような小規模な植物栽培装置を複数配設し植物の生育状態に対応して位置を変えようとすると、植物栽培槽の外部に給水管が設けられているのは不便で好ましいことではない。
本発明は上記課題を下記の手段によって解決した。
(1)野菜、香草、花卉等の植物を水耕栽培するための装置であって、
植物栽培槽が、その底壁に設けられた排水用の貫通孔の周壁上に立設されたサイフォン装置を備え、かつ、貯水槽からの給水管が、前記サイフォン装置の中央部に貫通され、その上端部をサイフォン装置の上面外に突出してなるものであることを特徴とする植物水耕栽培装置。
(2)サイフォン装置を備えた植物栽培槽が、栽培水を貯留する貯水槽上に着脱可能に載置固定されてなることを特徴とする(1)に記載の植物水耕栽培装置。
(1)野菜、香草、花卉等の植物を水耕栽培するための装置であって、
植物栽培槽が、その底壁に設けられた排水用の貫通孔の周壁上に立設されたサイフォン装置を備え、かつ、貯水槽からの給水管が、前記サイフォン装置の中央部に貫通され、その上端部をサイフォン装置の上面外に突出してなるものであることを特徴とする植物水耕栽培装置。
(2)サイフォン装置を備えた植物栽培槽が、栽培水を貯留する貯水槽上に着脱可能に載置固定されてなることを特徴とする(1)に記載の植物水耕栽培装置。
(3)サイフォン装置が、植物栽培槽の底壁に設けられた貫通孔の周壁上に立設された筒状体と、その筒状体の上に被装された環状蓋部を有する有蓋筒体とで構成され、その中央部に貫通された給水管の外側面と筒状体の内壁面との間に第一の空隙部を、また筒状体の外壁面と有蓋筒体の内壁面の間に第二の空隙部を形成し、かつ 前記筒状体が、内筒の外壁に内壁を密着させた外筒との二重構造とされ、前記内筒の上部を外筒の上端から突出させて、該筒状体の外筒の上端部と有蓋筒体の環状蓋部内面との上下間に空間部が設けられるよう構成されてなることを特徴とする(1)又は(2)に記載の植物水耕栽培装置。
(4)前記有蓋筒体が、その環状蓋部の中心部に円筒体を垂設し、前記筒状体の内筒がその側壁の一部が上下長手方向に切除されたスリット状の切除部を有してなり、前記有蓋筒体に垂設した円筒体を前記筒状体の内筒に挿入して結合した際、前記内筒の切除部と前記有蓋筒体に垂設された円筒体とによって前記第一の空隙が確保されるよう構成されてなることを特徴とする(3)に記載の植物水耕栽培装置。
(5)前記有蓋筒体に垂設した円筒体が、その側壁の上下方向に平面に切削された切削面を有してなり、前記有蓋筒体に垂設した円筒体を前記筒状体の内筒に挿入して結合した際、前記内筒の切除部と前記有蓋筒体に垂設された円筒体の切削面とによって前記第一の空隙を拡大可能に構成されてなることを特徴とする(4)に記載の植物水耕栽装置。
(4)前記有蓋筒体が、その環状蓋部の中心部に円筒体を垂設し、前記筒状体の内筒がその側壁の一部が上下長手方向に切除されたスリット状の切除部を有してなり、前記有蓋筒体に垂設した円筒体を前記筒状体の内筒に挿入して結合した際、前記内筒の切除部と前記有蓋筒体に垂設された円筒体とによって前記第一の空隙が確保されるよう構成されてなることを特徴とする(3)に記載の植物水耕栽培装置。
(5)前記有蓋筒体に垂設した円筒体が、その側壁の上下方向に平面に切削された切削面を有してなり、前記有蓋筒体に垂設した円筒体を前記筒状体の内筒に挿入して結合した際、前記内筒の切除部と前記有蓋筒体に垂設された円筒体の切削面とによって前記第一の空隙を拡大可能に構成されてなることを特徴とする(4)に記載の植物水耕栽装置。
(6)植物栽培槽の底壁に設けられた貫通孔の周壁上に立設される筒状体の植物栽培槽の底壁への装着が、前記筒状体下端部に設けられた環状の有底円筒体の内壁に刻設された雌ねじと、上部にフランジを有し、外壁に雄ねじを有する短尺の円筒でなるサイフォン固定具との螺着によってなされるよう構成されてなることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1項に記載の植物水耕栽培装置。
本発明の植物水耕栽培装置によって、下記の効果が発揮される。
〈1〉本発明の植物水耕栽培装置の植物栽培槽が、その底壁に設けられた排水用の貫通孔の周壁上に立設されたサイフォン装置を備え、かつ、貯水槽からの給水管が、前記サイフォン装置の中央部に貫通され、その上端部をサイフォン装置の上面外に突出してなるものであるので、
植物栽培槽への貯水槽からの給水と、植物栽培槽から貯水槽への還水が一箇所で行われ、かつ、サイフォン装置を備えた植物栽培槽が、栽培水を貯留する貯水槽上に着脱可能に載置固定されているので、コンパクトで取り扱いやすい植物水耕栽培装置が提供できる。
〈1〉本発明の植物水耕栽培装置の植物栽培槽が、その底壁に設けられた排水用の貫通孔の周壁上に立設されたサイフォン装置を備え、かつ、貯水槽からの給水管が、前記サイフォン装置の中央部に貫通され、その上端部をサイフォン装置の上面外に突出してなるものであるので、
植物栽培槽への貯水槽からの給水と、植物栽培槽から貯水槽への還水が一箇所で行われ、かつ、サイフォン装置を備えた植物栽培槽が、栽培水を貯留する貯水槽上に着脱可能に載置固定されているので、コンパクトで取り扱いやすい植物水耕栽培装置が提供できる。
〈2〉サイフォン装置が、植物栽培槽の底壁の貫通孔の周壁上に立設された筒状体と、その筒状体の上に被装された環状蓋部を有する有蓋筒体とで構成され、その中央部に貫通された給水管の外側面と筒状体の内壁面との間に第一の空隙部を、また筒状体の外壁面と有蓋筒体の内壁面の間に第二の空隙部を形成し、かつ 前記筒状体が、内筒の外壁に内壁を密着させた外筒との二重構造とされ、前記内筒の上部を外筒の上端から突出させて、該が設けられるよう構成されているので、
植物栽培槽の底壁の貫通孔の周壁上に立設された筒状体上に環状蓋部を有する有蓋筒体を被装することによって、第一の空隙と筒状体外筒の上端部と環状蓋部内面との上下間の空間部及び第二の空隙とによってサイフォンが形成でき、
かつ、その中央部に給水管が貫通されているので、
植物栽培槽やの貯水槽の外側に突出するものがなく、複数配設する場合のスペースファクターがよく、また容易に移動させることもできる。
植物栽培槽の底壁の貫通孔の周壁上に立設された筒状体上に環状蓋部を有する有蓋筒体を被装することによって、第一の空隙と筒状体外筒の上端部と環状蓋部内面との上下間の空間部及び第二の空隙とによってサイフォンが形成でき、
かつ、その中央部に給水管が貫通されているので、
植物栽培槽やの貯水槽の外側に突出するものがなく、複数配設する場合のスペースファクターがよく、また容易に移動させることもできる。
〈3〉前記有蓋筒体が、その環状蓋部の中心部に円筒体を垂設し、前記筒状体の内筒がその側壁の一部が上下長手方向に切除されたスリット状の切除部を有してなり、前記有蓋筒体に垂設した円筒体を前記筒状体の内筒に挿入して結合した際、前記内筒の切除部と前記有蓋筒体に垂設された円筒体とによって前記第一の空隙が確保されるよう構成されているので、
有蓋筒体に垂設された円筒体を、植物栽培槽内に立設された筒状体の内筒に挿入するという簡便な方法でサイフォン装置が構成でき、また分解も容易なことからサイフォン内の清掃が随時容易に実施できる。
〈4〉前記有蓋筒体に垂設した円筒体が、その側壁の上下方向に平面に切削された切削面を有しており、有蓋筒体に垂設した円筒体を前記筒状体の内筒に挿入して結合した際、前記内筒のスリット状の切除部と前記有蓋筒体に垂設された円筒体の切削面とによって前記第一の空隙の断面積を拡大可能にされているので、
植物栽培槽から貯水槽への還水量が調整でき、サイフォンの間欠駆動間隔を植物の種類や生育状態に応じて変更することができる。
有蓋筒体に垂設された円筒体を、植物栽培槽内に立設された筒状体の内筒に挿入するという簡便な方法でサイフォン装置が構成でき、また分解も容易なことからサイフォン内の清掃が随時容易に実施できる。
〈4〉前記有蓋筒体に垂設した円筒体が、その側壁の上下方向に平面に切削された切削面を有しており、有蓋筒体に垂設した円筒体を前記筒状体の内筒に挿入して結合した際、前記内筒のスリット状の切除部と前記有蓋筒体に垂設された円筒体の切削面とによって前記第一の空隙の断面積を拡大可能にされているので、
植物栽培槽から貯水槽への還水量が調整でき、サイフォンの間欠駆動間隔を植物の種類や生育状態に応じて変更することができる。
〈4〉植物栽培槽の底壁に設けられた貫通孔の周壁上に立設される筒状体の植物栽培槽の底壁への装着が、前記筒状体下端部に設けられた環状の有底円筒体の内壁に刻設された雌ねじと、上部にフランジを有し、外壁に雄ねじを有する短尺の円筒でなるサイフォン固定具との螺着によってなされるよう構成されているので、
サイフォン装置の植物栽培槽への着脱が容易にでき上記〈2〉の効果をより高めることができる。
サイフォン装置の植物栽培槽への着脱が容易にでき上記〈2〉の効果をより高めることができる。
本発明を実施するための形態を実施例の図に基づいて説明する。
図1は本発明の植物水耕栽培装置の実施例の構成を示す断面図であり、図2は図1に示す植物水耕栽培装置実施例のサイフォン装置構成部材の斜視図及びA−A断面図で(a)は有蓋筒体、(b)はサイフォン固定具、(c)は植物栽培槽底壁に立設される筒状体を示している。また図3は本発明のサイフォン装置の構成と作用の説明用断面図、図4は本発明の植物水耕栽培装置で使用される栽培地の構成例を示す断面図である。
図において1は植物栽培槽、2は貯水槽、3は水中ポンプ、3aは給水管、4はサイフォン装置、5は筒状体、5aは内筒、5a’は切除部、5bは外筒、5cは有底円筒体、5c’は雌ねじ、6は有蓋筒体、6aは円筒体、6a’は切削面、6bは環状蓋部、7はサイフォン固定具、7aはフランジ、7bは雄ねじ、8はパッキング、10は発泡板、11はカップ、12は播種床兼培地としての綿状体、13は栽培水保持可能な繊維塊状体、14は種子を示す。
図1は本発明の植物水耕栽培装置の実施例の構成を示す断面図であり、図2は図1に示す植物水耕栽培装置実施例のサイフォン装置構成部材の斜視図及びA−A断面図で(a)は有蓋筒体、(b)はサイフォン固定具、(c)は植物栽培槽底壁に立設される筒状体を示している。また図3は本発明のサイフォン装置の構成と作用の説明用断面図、図4は本発明の植物水耕栽培装置で使用される栽培地の構成例を示す断面図である。
図において1は植物栽培槽、2は貯水槽、3は水中ポンプ、3aは給水管、4はサイフォン装置、5は筒状体、5aは内筒、5a’は切除部、5bは外筒、5cは有底円筒体、5c’は雌ねじ、6は有蓋筒体、6aは円筒体、6a’は切削面、6bは環状蓋部、7はサイフォン固定具、7aはフランジ、7bは雄ねじ、8はパッキング、10は発泡板、11はカップ、12は播種床兼培地としての綿状体、13は栽培水保持可能な繊維塊状体、14は種子を示す。
本発明の植物水耕栽培装置は、図1に示すように
底壁に設けられた排水用の貫通孔の周壁上に立設されたサイフォン装置4を備えてなる植物栽培槽1と、栽培水を貯留する貯水槽1とが上下に着脱可能に載置固定されてなり、
かつ、貯水槽からの給水管3aが、前記サイフォン装置4の中央部に貫通され、その上端部をサイフォン装置4の上面外に突出してなるものである。
そして植物栽培槽内1には植物栽培に必要な播種床兼培地としての綿状体12が、後に図4で示すような保持具、保持方法によって配設されてなる。なお図1においては図4(a)に示した保持具、保持方法によるもので表示した。
底壁に設けられた排水用の貫通孔の周壁上に立設されたサイフォン装置4を備えてなる植物栽培槽1と、栽培水を貯留する貯水槽1とが上下に着脱可能に載置固定されてなり、
かつ、貯水槽からの給水管3aが、前記サイフォン装置4の中央部に貫通され、その上端部をサイフォン装置4の上面外に突出してなるものである。
そして植物栽培槽内1には植物栽培に必要な播種床兼培地としての綿状体12が、後に図4で示すような保持具、保持方法によって配設されてなる。なお図1においては図4(a)に示した保持具、保持方法によるもので表示した。
前記サイフォン装置4は、図1、及び図2に示すように、
植物栽培槽1の底壁に設けられた貫通孔の周壁上に立設された筒状体5と、その筒状体5の上に被装された環状蓋部6bを有する有蓋筒体6とで構成され、その中央部に貫通された給水管3aの外側面と筒状体5の内壁面との間に第一の空隙部を、また筒状体5の外壁面と有蓋筒体6の内壁面の間に第二の空隙部を形成し、かつ 前記筒状体5が、内筒5aの外壁に内壁を密着させた外筒5bとの二重構造とされ、前記内筒5aの上部を外筒5bの上端から突出させて、該筒状体5の外筒5bの上端部と有蓋筒体6の環状蓋部内面との上下間に空間部が設けられるよう構成され、また有蓋筒体6の下端部と植物栽培槽の底壁面との間にも空間部が設けられている。
なた、前記有蓋筒体6が、その環状蓋部6bの中心部に円筒体6aを垂設し、前記筒状体5の内筒5aがその側壁の一部が上下長手方向に切除されたスリット状の切除部5a’を有してなり、前記有蓋筒体6に垂設した円筒体6aを前記筒状体5の内筒5aに挿入して結合した際、前記内筒5aのスリット状の切除部5a’と前記有蓋筒体6に垂設された円筒体6aとによって前記第一の空隙が確保されるよう構成されている。
また前記有蓋筒体6が、その環状蓋部6bの中心部に円筒体6aを垂設し、前記筒状体5の内筒5aがその側壁の一部に上下長手方向に切除されてなるスリット状の切除部5a’を有し、前記有蓋筒体6に垂設した円筒体6aを前記筒状体5の内筒5aに挿入して結合した際、前記内筒5aのスリット状の切除部5a’と前記有蓋筒体6に垂設された円筒体6aとによって前記第一の空隙が確保されるよう構成されている。
なお、前記環状蓋部6bの中心部に垂設された円筒体6aの側壁表面が、上下方向に平面となるよう切削してなる切削面6a’を設けて、第一の空隙の断面積拡大を図ることも好ましい。
また、植物栽培槽の底壁に設けられた貫通孔周壁上に立設される筒状体5の植物栽培槽の底壁への装着が、本実施例では、前記筒状体5の下端部に設けられた環状の有底円筒体5cの内壁に刻設された雌ねじ5c’と、上部にフランジ7aを有し、外壁に雄ねじ7bを有する短尺の円筒でなるサイフォン固定具7との螺着によってなされ、かつ前記サイフォン固定具7のフランジ7aと植物栽培槽の底壁との間にパッキング8を介在させて前記貫通孔からの漏水を防止する構造としているが、この構造に限られるものでなく、貫通孔からの漏水防止と、前記筒状体5の植物栽培槽1の底壁への安全で確実な装着を可能とする他の方法の使用を妨げるものではない。
植物栽培槽1の底壁に設けられた貫通孔の周壁上に立設された筒状体5と、その筒状体5の上に被装された環状蓋部6bを有する有蓋筒体6とで構成され、その中央部に貫通された給水管3aの外側面と筒状体5の内壁面との間に第一の空隙部を、また筒状体5の外壁面と有蓋筒体6の内壁面の間に第二の空隙部を形成し、かつ 前記筒状体5が、内筒5aの外壁に内壁を密着させた外筒5bとの二重構造とされ、前記内筒5aの上部を外筒5bの上端から突出させて、該筒状体5の外筒5bの上端部と有蓋筒体6の環状蓋部内面との上下間に空間部が設けられるよう構成され、また有蓋筒体6の下端部と植物栽培槽の底壁面との間にも空間部が設けられている。
なた、前記有蓋筒体6が、その環状蓋部6bの中心部に円筒体6aを垂設し、前記筒状体5の内筒5aがその側壁の一部が上下長手方向に切除されたスリット状の切除部5a’を有してなり、前記有蓋筒体6に垂設した円筒体6aを前記筒状体5の内筒5aに挿入して結合した際、前記内筒5aのスリット状の切除部5a’と前記有蓋筒体6に垂設された円筒体6aとによって前記第一の空隙が確保されるよう構成されている。
また前記有蓋筒体6が、その環状蓋部6bの中心部に円筒体6aを垂設し、前記筒状体5の内筒5aがその側壁の一部に上下長手方向に切除されてなるスリット状の切除部5a’を有し、前記有蓋筒体6に垂設した円筒体6aを前記筒状体5の内筒5aに挿入して結合した際、前記内筒5aのスリット状の切除部5a’と前記有蓋筒体6に垂設された円筒体6aとによって前記第一の空隙が確保されるよう構成されている。
なお、前記環状蓋部6bの中心部に垂設された円筒体6aの側壁表面が、上下方向に平面となるよう切削してなる切削面6a’を設けて、第一の空隙の断面積拡大を図ることも好ましい。
また、植物栽培槽の底壁に設けられた貫通孔周壁上に立設される筒状体5の植物栽培槽の底壁への装着が、本実施例では、前記筒状体5の下端部に設けられた環状の有底円筒体5cの内壁に刻設された雌ねじ5c’と、上部にフランジ7aを有し、外壁に雄ねじ7bを有する短尺の円筒でなるサイフォン固定具7との螺着によってなされ、かつ前記サイフォン固定具7のフランジ7aと植物栽培槽の底壁との間にパッキング8を介在させて前記貫通孔からの漏水を防止する構造としているが、この構造に限られるものでなく、貫通孔からの漏水防止と、前記筒状体5の植物栽培槽1の底壁への安全で確実な装着を可能とする他の方法の使用を妨げるものではない。
本発明のサイフォン装置の作用を、図3によって説明する。
貯水槽2内の水中ポンプで揚水された栽培水は、給水管3aの上端開口から植物栽培槽1内に供給され、植物栽培槽1内の水位が上昇すると共に、サイフォン装置4の第二空隙内の水位も上昇して、第二空隙内に存在した空気を第一空隙を介して貯水槽2内に押し出し、この第二空隙内の水位が前記筒状体5の外筒5bの上端以上に達すると、外筒5bの上端部と有蓋筒体6の環状蓋部内面との上下間に設けられた空間部と前記第一空隙を介して栽培水が貯水槽に還流するサイフォン作用が生じる。そしてこの還流水量より少ない水量での給水を継続すると、植物栽培槽1内の水位は順次低下していくが、サイフォン作用は水位が前記有蓋筒体6の下端部に達するまで継続し、それ以下になると前記第二空隙内へ充満した栽培水の水位は急激に低下し、貯水槽2からの空気がサイフォン装置4内に流入しサイフォン機能が停止しする間欠サイフォンが構成され、栽培植物の根に栽培水と空気とが交互に供給される好ましい環境が提供されることとなる。したがって、栽培植物の根張り状態によって植物栽培槽1内の水位を変えられるよう、高さの異なる有蓋筒体6を複数種用意し、栽培植物の種類やその生育状態に応じて取り替えられるようにしておくことも好ましい。
貯水槽2内の水中ポンプで揚水された栽培水は、給水管3aの上端開口から植物栽培槽1内に供給され、植物栽培槽1内の水位が上昇すると共に、サイフォン装置4の第二空隙内の水位も上昇して、第二空隙内に存在した空気を第一空隙を介して貯水槽2内に押し出し、この第二空隙内の水位が前記筒状体5の外筒5bの上端以上に達すると、外筒5bの上端部と有蓋筒体6の環状蓋部内面との上下間に設けられた空間部と前記第一空隙を介して栽培水が貯水槽に還流するサイフォン作用が生じる。そしてこの還流水量より少ない水量での給水を継続すると、植物栽培槽1内の水位は順次低下していくが、サイフォン作用は水位が前記有蓋筒体6の下端部に達するまで継続し、それ以下になると前記第二空隙内へ充満した栽培水の水位は急激に低下し、貯水槽2からの空気がサイフォン装置4内に流入しサイフォン機能が停止しする間欠サイフォンが構成され、栽培植物の根に栽培水と空気とが交互に供給される好ましい環境が提供されることとなる。したがって、栽培植物の根張り状態によって植物栽培槽1内の水位を変えられるよう、高さの異なる有蓋筒体6を複数種用意し、栽培植物の種類やその生育状態に応じて取り替えられるようにしておくことも好ましい。
本発明の植物水耕栽培装置で使用される栽培地の構成例を図4に示した。なお、図4において左側は播種時の状態を、右側は収穫時の状態を示してある。
図4(a)に示す栽培地は、植物栽培槽1内全面に前記給水管の上端開口部を露呈させて配設された発泡板10に碁盤目状に複数の穿孔が設けられ、該穿孔に播種床兼培地12としての綿状体が収容された底部に穿孔を有する容器が挿入されてなるもので、前記発泡板10の表面には、露呈された給水管3aの開口から噴出する栽培水が碁盤目状に配設された複数の播種床兼栽培地12に均等に流れ込むよう、それぞれの穿孔に向けて栽培水流路(図示せず)刻設されている。
図4(b)に示す栽培地は、底面に穿孔を有するカップ11内に、発泡板10中心部に穿孔が設けられ該穿孔に前記播種床兼培地としての綿状体12が収容された容器を配設してなるカップ11を複数個、前記植物栽培槽内に配設してなるものである。
また図4(c)に示す栽培地は、前記(a)及び(b)に示した1栽培地に1株ずつ栽培するというのでなく複数株密植させうる植物に適用されるもので、内側下部に栽培水を保持可能な繊維塊状体13を充填し、該繊維塊状体13上に播種床兼培地12を展開配設したたカップ11を、前記植物栽培槽内に複数配設してなるものである。
これらの播種床兼培地12は栽培する植物の種類、形状、栽培方法によって選択使用されてよい。
図4(a)に示す栽培地は、植物栽培槽1内全面に前記給水管の上端開口部を露呈させて配設された発泡板10に碁盤目状に複数の穿孔が設けられ、該穿孔に播種床兼培地12としての綿状体が収容された底部に穿孔を有する容器が挿入されてなるもので、前記発泡板10の表面には、露呈された給水管3aの開口から噴出する栽培水が碁盤目状に配設された複数の播種床兼栽培地12に均等に流れ込むよう、それぞれの穿孔に向けて栽培水流路(図示せず)刻設されている。
図4(b)に示す栽培地は、底面に穿孔を有するカップ11内に、発泡板10中心部に穿孔が設けられ該穿孔に前記播種床兼培地としての綿状体12が収容された容器を配設してなるカップ11を複数個、前記植物栽培槽内に配設してなるものである。
また図4(c)に示す栽培地は、前記(a)及び(b)に示した1栽培地に1株ずつ栽培するというのでなく複数株密植させうる植物に適用されるもので、内側下部に栽培水を保持可能な繊維塊状体13を充填し、該繊維塊状体13上に播種床兼培地12を展開配設したたカップ11を、前記植物栽培槽内に複数配設してなるものである。
これらの播種床兼培地12は栽培する植物の種類、形状、栽培方法によって選択使用されてよい。
本発明のサイフォン装置は、植物水耕栽培のみならず上部に飼育槽を下部に浄水器を備えた貯汚水槽とする魚介類の飼育装置への利用や、果樹の水耕栽培、盆栽等への活用も可能である。
1:植物栽培槽
2:貯水槽
3:水中ポンプ
3a:給水管
4:サイフォン装置
5:筒状体
5a:内筒
5a’;スリット状の切除部
5b:外筒
5c:有底円筒体
5c’:雌ねじ
6:有蓋筒体
6a:円筒体
6a’:切削面
6b:環状蓋部
7:サイフォン固定具
7a:フランジ
7b:雄ねじ
8:パッキング
10:発泡板
11:カップ
12:播種床兼培地としての綿状体
13:栽培水保持可能な繊維塊状体
14:種子
2:貯水槽
3:水中ポンプ
3a:給水管
4:サイフォン装置
5:筒状体
5a:内筒
5a’;スリット状の切除部
5b:外筒
5c:有底円筒体
5c’:雌ねじ
6:有蓋筒体
6a:円筒体
6a’:切削面
6b:環状蓋部
7:サイフォン固定具
7a:フランジ
7b:雄ねじ
8:パッキング
10:発泡板
11:カップ
12:播種床兼培地としての綿状体
13:栽培水保持可能な繊維塊状体
14:種子
Claims (6)
- 野菜、香草、花卉等の植物を水耕栽培するための装置であって、
植物栽培槽(1)が、その底壁に設けられた排水用の貫通孔の周壁上に立設されたサイフォン装置(4)を備え、かつ、貯水槽からの給水管(3a)が、前記サイフォン装置(4)の中央部に貫通され、その上端部をサイフォン装置(4)の上面外に突出してなるものであることを特徴とする植物水耕栽培装置。 - サイフォン装置(4)を備えた植物栽培槽(1)が、栽培水を貯留する貯水槽(2)の上に着脱可能に載置固定されてなることを特徴とする請求項1に記載の植物水耕栽培装置。
- サイフォン装置(4)が、植物栽培槽(1)の底壁に設けられた貫通孔の周壁上に立設された筒状体(5)と、その筒状体(5)の上に被装された環状蓋部(6b)を有する有蓋筒体(6)とで構成され、その中央部に貫通された給水管(3a)の外側面と筒状体(5)の内壁面との間に第一の空隙部を、また筒状体(5)の外壁面と有蓋筒体(6)の内壁面の間に第二の空隙部を形成し、かつ 前記筒状体(5)が、内筒(5a)の外壁に内壁を密着させた外筒(5b)との二重構造とされ、前記内筒(5a)の上部を外筒(5b)の上端から突出させて、該筒状体(5)の外筒(5b)の上端部と有蓋筒体(6)の環状蓋部内面との上下間に空間部が設けられるよう構成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の植物水耕栽培装置。
- 前記有蓋筒体(6)が、その環状蓋部(6b)の中心部に円筒体(6a)を垂設し、前記筒状体(5)の内筒(5a)がその側壁の一部が上下長手方向に切除されたスリット状の切除部(5a’)を有してなり、前記有蓋筒体(6)に垂設した円筒体(6a)を前記筒状体(5)の内筒(5a)に挿入して結合した際、前記内筒(5a)のスリット状の切除部(5a’)と前記有蓋筒体(6)に垂設された円筒体(6a)とによって前記第一の空隙が確保されるよう構成されてなることを特徴とする請求項3に記載の植物水耕栽培装置。
- 前記有蓋筒体(6)に垂設した円筒体(6a)が、その側壁の上下方向に平面に切削された切削面(6a’)を有してなり、前記有蓋筒体(6)に垂設した円筒体(6a)を前記筒状体(5)の内筒(5a)に挿入して結合した際、前記内筒(5a)の切除部(5a’)と前記有蓋筒体(6)に垂設された円筒体(6a)の切削面(6a’)とによって前記第一の空隙を拡大可能に構成されてなることを特徴とする請求項4に記載の植物水耕栽装置。
- 植物栽培槽(1)の底壁に設けられた貫通孔の周壁上に立設される筒状体(5)の植物栽培槽(1)の底壁への装着が、前記筒状体(5)下端部に設けられた環状の有底円筒体(5c)の内壁に刻設された雌ねじと、上部にフランジ(7a)を有し、外壁に雄ねじを有する短尺の円筒でなるサイフォン固定具(7)との螺着によってなされるよう構成されてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の植物水耕栽培装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018054146A JP2019165644A (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 植物水耕栽培装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018054146A JP2019165644A (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 植物水耕栽培装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019165644A true JP2019165644A (ja) | 2019-10-03 |
Family
ID=68105647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018054146A Pending JP2019165644A (ja) | 2018-03-22 | 2018-03-22 | 植物水耕栽培装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019165644A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114568277A (zh) * | 2022-03-10 | 2022-06-03 | 四维生态科技(杭州)有限公司 | 一种潮汐水培种植盘及种植方法 |
-
2018
- 2018-03-22 JP JP2018054146A patent/JP2019165644A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114568277A (zh) * | 2022-03-10 | 2022-06-03 | 四维生态科技(杭州)有限公司 | 一种潮汐水培种植盘及种植方法 |
CN114568277B (zh) * | 2022-03-10 | 2023-11-03 | 四维生态科技(杭州)有限公司 | 一种潮汐水培种植盘及种植方法 |
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