JP4871092B2 - 射出成形用積み重ね金型 - Google Patents

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本発明は、射出成形用積み重ね金型に関するものである。
一般に、射出成形金型は、固定側型と、固定側型に対して型締め、型開き可能な可動側型とを備え、固定側型と型締めされた可動側型とによってキャビティが形成され、キャビティに溶融樹脂を射出充填して固化させることにより、キャビティの形状に対応する成形品を成形するものである。このような射出成形金型において、幅の狭い製品を大量生産する場合には、可動側型を、固定側型方向に離接自在に設けた複数個の分割型によって構成し、可動側型の型締め時に、固定側型と分割型との間および隣接する分割型と分割型との間にそれぞれ成形品のキャビティを形成した積み重ね金型が採用される(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−300994号公報
しかしながら、前述した積み重ね金型においては、固定側型と分割型との間のキャビティに成形された成形品および該キャビティに連通する流路に成形された流路樹脂を離型させる突出しピンの突出し板を作動させる駆動装置が必要になるとともに、隣接する分割型と分割型との間のキャビティに成形された成形品および該キャビティに連通する流路に成形された流路樹脂を離型させる突出しピンの突出し板を作動させる駆動装置が必要となり、金型の製造コストがかさむとともに、装置が大型化する欠点がある。
特に、成形品を固定側型に残し、流路樹脂を成形品から分離して可動側型に残すようなアンダーカット部を有する複雑な形状の成形品においては、成形品および流路樹脂を各別に離型させる必要があり、さらに、コストアップや大型化を招くものとなる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、アンダーカット部を有するような複雑な形状の成形品であっても、比較的簡単な構造でコストアップを抑えて自動的に生産することのできる射出成形用積み重ね金型を提供するものである。
本発明は、固定側型板を備えた固定側型と、固定側型に対して型開き可能な可動側型とからなり、可動側型が、中間型板および中間型板に対して型開き可能な可動側型板を備え、固定側型板と中間型板との間および中間型板と可動側型板との間に成形品のキャビティがそれぞれ形成されるとともに、隣接する型板間のキャビティに連通する流路がそれぞれ形成された射出成形用積み重ね金型において、中間型板の移動を規制するストップボルトを固定側型に摺動自在に設けるとともに、固定側型板と中間型板との間のキャビティで固化した成形品を離型させる固定側突出しピンを固定側型に摺動自在に設ける一方、固定側型板と中間型板との間のキャビティに連通する流路で固化した流路樹脂を離型させる中間側突出しピンを中間型板に摺動自在に設け、可動側型の型開き時にストップボルトを介して中間側突出しピンを作動させて流路樹脂を離型させた後、固定側突出しピンを作動させて成形品を離型させることを特徴とするものである。
本発明によれば、固定側型に対して可動側型を型締めした状態において、固定側型板と中間型板との間および中間型板と可動側型板との間にそれぞれ形成されるキャビティに、該キャビティに連通する流路を経て溶融樹脂を射出充填して固化させた後、可動側型を型開きする。この際、固定側型から可動側型が離隔し、固定側型板にキャビティに対応する成形品が残される一方、キャビティに連通する流路で固化した流路樹脂が中間型板に残されて移動する。一方、ストップボルトの頭部は、移動する固定側型板および中間型板を経て中間型板に設けられた中間側突出しピンに当接し、中間側突出しピンを可動側型の型開き方向とは反対方向に押し出す。これにより、中間型板に残された流路樹脂を中間側突出しピンによって突き出して中間型板から離型させる。この後、ストップボルトは、中間側突出しピンと当接した状態で中間型板の移動に追従して引き抜かれ、固定側突出しピンを押し出す。これにより、固定側型板に残された成形品を固定側突出しピンによって突き出して固定側型板から離型させる。
この結果、固定側型板と中間型板との間に成形された成形品および流路樹脂を、新たな駆動機構を追加することなく可動側型の型開き時に中間型板の移動を規制するストップボルトを利用して離型させることができ、アンダーカット部を有するような複雑な形状の成形品であっても、コストアップを抑えて自動的に生産することが可能となる。
本発明において、前記中間型板と可動側型板との間のキャビティおよび該キャビティに連通する流路にそれぞれ成形される成形品および流路樹脂を離型させる可動側突出しピンおよびスプルーロックピンを可動側型に摺動自在に設け、可動側型の型開き時にストップボルトを介して中間型板の移動を規制して可動側型板を移動させ、可動側型の型開き終了時に、可動側突出しピンおよびスプルーロックピンを作動させて成形品および流路樹脂を離型させることが好ましい。
本発明において、前記固定側型板に設けたスプルーブッシュの流路に流路が連続するスプルーブッシュを中間型板に設け、中間型板に設けたスプルーブッシュを2分割すると、樹脂の種類などによって流路の径の異なるスプルーブッシュに簡単に交換することができるため、好ましい。
本発明において、前記固定側型板に設けられた固定側突出しピンを作動させる固定側突出し板と固定側取付板との間にPLロックを設け、ストップボルトによる中間側突出しピンの作動時、固定側突出し板の作動を規制すると、固定側突出しピンの作動に先立って中間側突出しピンの作動を確実に行なうことができ、好ましい。
本発明において、前記中間型板と可動側型板との間にPLロックを設け、可動側型の型開き時に、可動側型板および中間型板を一体に移動させ、ストップボルトを介して中間型板の移動が規制された後、中間型板に対して可動側型板が移動すると、型開き時に中間型板を可動側型板と一体に移動させることができ、好ましい。
以上のように本発明によれば、アンダーカット部を有するような複雑な形状の成形品であっても、比較的簡単な構造でコストアップを抑えて自動的に生産することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の射出成形用積み重ね金型1が示されている。
この射出成形用積み重ね金型1は、固定側型2と、該固定側型2に対して左右方向に移動して型締め、型開きを行う可動側型3とから構成されている。
固定側型2は、固定側取付板4と、該固定側取付板4にスペーサブロック5を介して一体にボルト連結された固定側型板6と、固定側取付板4と固定側型板6との間に配設され、固定側取付板4にPLロック41を介して連結された固定側突出し板7と、固定側突出し板7に設けられた複数本の固定側突出しピン8、固定側リターンピン9およびストップボルト10とからなり、固定側取付板4にはロケートリング11が設けられるとともに、固定側取付板4、固定側突出し板7および固定側型板6にわたってスプルーブッシュ12が配設されている。そして、固定側型板6と、後述する可動側型3を構成する中間型板16との間には、成形品Sの形状に対応するキャビティC1が形成されるとともに、該キャビティC1に連通する流路R1が形成されており、スプルーブッシュ12の流路が流路R1を経てキャビティC1に連通するようになっている。
一方、固定側取付板4に設けられたPLロック41は、固定側突出し板7に形成された嵌合穴7xに締まりばめ状態で嵌合されており、このため、固定側突出し板7は、後述するように、可動側型3の型開き時にストップボルト10を介して一定以上の引き抜き力が作用したとき以外は、固定側取付板4に保持されている。また、固定側突出しピン8は、固定側型板6に摺動自在に嵌挿されており、可動側型3の型締め時において、その先端が固定側型板6と中間型板16との間に形成されるキャビティC1に臨むように長さが設定されている。さらに、固定側リターンピン9も、固定側型板6に摺動自在に嵌挿されており、可動側型3の型締め時において、その先端が固定側型板6と中間型板16とのパーティングラインPL1に臨むように長さが設定されている。さらにまた、ストップボルト10も、固定側型板6に摺動自在に嵌挿されており、可動側型3の型締め時において、後述する可動側型板15を越えて可動側突出し板17に達する長さに設定されている。
可動側型3は、図示しない駆動機構に連結された可動側取付板13と、該可動側取付板13にスペーサブロック14を介して一体にボルト連結された可動側型板15と、可動側型板15にPLロック151を介して連結された中間型板16と、図示しない突出し機構に対向して可動側取付板13と可動側型板15との間に配設された可動側突出し板17と、可動側突出し板17に設けられた複数本の可動側側突出しピン18、リターンピン19およびスプルーロックピン20とからなり、中間型板16には、固定側型2に設けられたスプルーブッシュ12の流路に連続する流路を形成したスプルーブッシュ21が設けられるとともに、中間側突出しピン23を設けた中間側突出し板22がストップボルト10に挿通された状態で摺動自在に嵌挿されている。そして、中間型板16と可動側型板15との間には、成形品Sの形状に対応するキャビティC2が形成されるとともに、該キャビティC2に連通する流路R2が形成されており、スプルーブッシュ21の流路が流路R2を経てキャビティC2に連通するようになっている。
また、可動側型板15に設けられたPLロック151は、中間型板16に形成された嵌合穴16xに締まりばめ状態で嵌合されており、このため、可動側型板15は、後述するように、ストップボルト10介して中間型板16の移動を阻止した状態で可動側型板15に一定以上の引き抜き力が作用したとき以外は、中間型板16に保持されている。また、可動側突出しピン18は、可動側型板15に摺動自在に嵌挿されており、可動側型3の型締め時において、その先端が可動側型板15と中間型板16との間に形成されるキャビティC2に臨むように長さが設定されている。さらに、可動側リターンピン19も、可動側型板15に摺動自在に嵌挿されており、可動側型3の型締め時において、その先端が可動側型板15と中間型板16とのパーティングラインPL2に臨むように長さが設定されている。さらにまた、スプルーロックピン20は、可動側型板15に摺動自在に嵌挿されており、その先端が可動側型板15と中間型板16との間に形成された流路R2に臨むように長さが設定されている。
なお、中間型板16に配設されたスプルーブッシュ21は、固定側型板6と中間型板16との間に形成された流路R1に流路の一端が臨む短いスプルーブッシュ211と、中間型板16と可動側型板15との間に形成された流路R2に流路の一端が臨む長いスプルーブッシュ212とに2分割されており、短いスプルーブッシュ211については、樹脂の種類などに合わせて径の異なる流路を有するスプルーブッシュ211に交換できるようになっている。
また、ストップボルト10は、その頭部101が可動側型板15に形成された挿通穴15aおよび中間型板16の可動側型板15側の略半部に形成された挿通穴16aに摺動自在に遊嵌されており、可動側型3の型開き時に、これらの挿通穴15a,16a内を相対的に移動して、中間側突出し板22に当接するようになっている。
さらに、各キャビティC1,C2には、成形品Sのアンダカット部を解消するため、スライドコア24が設けられており、詳細には図示しないが、アンギュラーピンなどの公知の手段を利用して、可動側型3の型開きに連動してスライドコア24をキャビティC1,C2から離脱させることができるようになっている。
次に、このように構成された射出成形用積み重ね金型1の作動について説明する。
図1に示すように、固定側型2に対して可動側型3を型締めした状態で、溶融樹脂をスプルーブッシュ12の流路、固定側型板6と中間型板16との間に形成された流路R1を経てキャビティC1に射出充填するとともに、スプルーブッシュ21の流路、中間型板16と可動側型板15との間に形成された流路R2を経てキャビティC2に射出充填して固化させた後(図2参照)、可動側型3を型開きする。すなわち、図示しない駆動機構を駆動させて、可動側取付板13を固定側型2から離れる方向に移動させると、可動側取付板13にボルト連結された可動側型板15が追従して移動するとともに、PLロック151を介して可動側型板15に保持された中間型板16が追従して移動する。これにより、固定側型板6に対して中間型板16が可動側型板15とともに離隔する方向に移動する。また、スライドコア24がキャビティC1から離脱し、固定側型板6に成形品Sが残される一方、スプルーブッシュ12の流路で固化した流路樹脂および流路R1で固化した流路樹脂が相対的に摩擦抵抗が大きく設定されて中間型板16に残される。さらに、中間型板16が可動側型板15とともに移動するため、ストップボルト10の頭部101は、それらの挿通穴15a,16a内を相対的に移動して、中間型板16に設けられた中間側突出し板22に当接する(図3参照)。
さらに、可動側取付板13を固定側型2から離れるように移動させると、同様に、中間型板16および可動側型板15が一体に移動し、ストップボルト10の頭部101に当接している中間型板16に設けられた中間側突出し板22が可動側型3の型開き方向とは反対方向に押し出される。これにより、中間型板16に残されたスプルーブッシュ12の流路樹脂および流路R1の流路樹脂が中間側突出し板22に設けられた中間側突出しピン23によって突き出され、中間型板16から離型し、脱落する(図4参照)。この際、ストップボルト10に引き抜き力が作用するが、相対的にPLロック41の摩擦抵抗が中間側突出し板22の摺動により発生する摩擦抵抗よりも大きく設定されているため、固定側取付板4と固定側突出し板7とは一体に保持されている。
固定側型2に対する可動側型3の移動を継続すると、ストップボルト10の頭部101が中間側突出し板22に当接して中間側突出し板22のストロークエンドに到達し、移動する中間型板16を介してストップボルト10を牽引することから、ストップボルト10を介して固定側突出し板7を固定側取付板4のPLロック41による摩擦抵抗に打ち勝って引き抜き、固定側突出し板7が可動側型3の型開き方向に押し出される。これにより、固定側型板6に残された成形品Sが固定側突出し板7に設けられた固定側突出しピン8によって突き出され、固定側型板6から離型し、脱落する(図5参照)。この際、中間型板16に対して可動側型板15に引き抜き力が作用するが、中間型板16と可動側型板15とを保持するPLロック151の摩擦抵抗が、固定側取付板4と固定側突出し板7とを保持するPLロック41の摩擦抵抗よりも相対的に大きく設定されているため、中間型板16と可動側型板15とは一体に保持されている。
なおも、固定側型2に対する可動側型3の移動を継続すると、中間型板16は、固定側型板6に対してストップボルト10を介して移動が規制されるため、PLロック151の摩擦抵抗に打ち勝って中間型板16に対して可動側型板15が離隔する方向にストロークエンドに達するまで移動する。これにより、スライドコア24がキャビティC2から離脱するとともに、可動側型板15に成形品Sとともに、スプルーブッシュ21の流路で固化した流路樹脂および流路R2で固化した流路樹脂がスプルーロックピン20に保持されて引き抜かれ、可動側型板15に残される(図6参照)。
可動側型板15がストロークエンドに到達する直前において、図示しない突出し機構が可動側取付板13を通して可動側突出し板17に当接し、可動側取付板13がストロークエンドに達するまでの移動を利用して可動側突出し板17を固定側型2に向けて押し出す。これにより、可動側型板15に残された成形品Sとともに、スプルーブッシュ21の流路樹脂および流路R2の流路樹脂が可動側突出し板17に設けられた可動側突出しピン18によって突き出され、可動側型板15から離型し、脱落する(図7参照)。
一方、可動側型3を型締めする場合は、前述とは逆に、可動側取付板13を固定側型2に接近するように引き込めばよい。すなわち、可動側取付板13を引き込むことにより、可動側取付板13に設けた可動側型板15を移動させ、中間型板16に当接させる。これにより、可動側リターンピン19が中間型板16によって押し込まれ、可動側突出し板17とともに、可動側突出し板17に設けられた可動側突出しピン18およびスプルーロックピン20を元の位置に復帰させる。さらに、可動側取付板13を引き込むことにより、中間型板16を可動側型板15とともに移動させ、中間型板16を固定側型板6に当接させる。これにより、固定側リターンピン9が中間型板16によって押し込まれ、固定側突出し板7とともに、固定側突出し板7に設けられた固定側突出しピン8を元の位置に復帰させる。この際、固定側取付板4のPLロック41に固定側突出し板7の嵌合穴7xが強制的に嵌合される。次いで、中間側突出しピン23が固定側型板6に当接して押し込まれ、中間側突出し板22とともに元の位置に復帰する。最後に、固定側型板6に中間型板16が当接した状態で可動側型板15が引き込まれ、可動側型板15のPLロック151が中間型板16の嵌合穴16xに強制的に嵌合して型締め状態となる(図1参照)。
本発明によれば、アンダーカット部を有するような複雑な形状の成形品であっても、小型で比較的簡単な構造でコストアップを抑えて自動的に生産できることから、生産性の向上を図ることができる。
本発明の射出成形用積み重ね金型の型締め状態を示す断面図である。 図1の射出成形用積み重ね金型の型開き工程を説明する断面図である。 図1の射出成形用積み重ね金型の型開き工程を説明する断面図である。 図1の射出成形用積み重ね金型の型開き工程を説明する断面図である。 図1の射出成形用積み重ね金型の型開き工程を説明する断面図である。 図1の射出成形用積み重ね金型の型開き工程を説明する断面図である。 図1の射出成形用積み重ね金型の型開き工程を説明する断面図である。
符号の説明
1 射出成形用積み重ね金型
2 固定側型
3 可動側型
6 固定側型板
8 固定側突出しピン
10 ストップボルト
12,21 スプルーブッシュ
15 可動側型板
16 中間型板
18 可動側突出しピン
20 スプルーロックピン
23 中間側突出しピン
41,151 PLロック
C1,C2 キャビティ
R1,R2 流路
S 成形品

Claims (5)

  1. 固定側型板を備えた固定側型と、固定側型に対して型開き可能な可動側型とからなり、可動側型が、中間型板および中間型板に対して型開き可能な可動側型板を備え、固定側型板と中間型板との間および中間型板と可動側型板との間に成形品のキャビティがそれぞれ形成されるとともに、隣接する型板間のキャビティに連通する流路がそれぞれ形成された射出成形用積み重ね金型において、中間型板の移動を規制するストップボルトを固定側型に摺動自在に設けるとともに、固定側型板と中間型板との間のキャビティで固化した成形品を離型させる固定側突出しピンを固定側型に摺動自在に設ける一方、固定側型板と中間型板との間のキャビティに連通する流路で固化した流路樹脂を離型させる中間側突出しピンを中間型板に摺動自在に設け、可動側型の型開き時にストップボルトを介して中間側突出しピンを作動させて流路樹脂を離型させた後、固定側突出しピンを作動させて成形品を離型させることを特徴とする射出成形用積み重ね金型。
  2. 前記中間型板と可動側型板との間のキャビティおよび該キャビティに連通する流路にそれぞれ成形される成形品および流路樹脂を離型させる可動側突出しピンおよびスプルーロックピンを可動側型に摺動自在に設け、可動側型の型開き時にストップボルトを介して中間型板の移動を規制して可動側型板を移動させ、可動側型の型開き終了時に、可動側突出しピンおよびスプルーロックピンを作動させて成形品および流路樹脂を離型させることを特徴とする請求項1記載の射出成形用積み重ね金型。
  3. 前記固定側型板に設けたスプルーブッシュの流路に流路が連続するスプルーブッシュを中間型板に設け、中間型板に設けたスプルーブッシュを2分割することを特徴とする請求項1記載の射出成形用積み重ね金型。
  4. 前記固定側型板に設けられた固定側突出しピンを作動させる固定側突出し板と固定側取付板との間にPLロックを設け、ストップボルトによる中間側突出しピンの作動時、固定側突出し板の作動を規制することを特徴とする請求項2記載の射出成形用積み重ね金型。
  5. 前記中間型板と可動側型板との間にPLロックを設け、可動側型の型開き時に、可動側型板および中間型板を一体に移動させ、ストップボルトを介して中間型板の移動が規制された後、中間型板に対して可動側型板が移動することを特徴とする請求項1記載の射出成形用積み重ね金型。
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