JP4869681B2 - 基礎パッキン - Google Patents

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Description

この発明は、基礎と土台との間に設けられる基礎パッキンに関する。特に、布基礎と木製土台との間に設けられる基礎パッキンに関する。
木造住宅等の建造物を建築する手法としては、例えば、建物を建てるべき部位の外殻部や内殻部にコンクリート製の基礎を作り、その上に木材の土台を固定して木製土台の上に柱を立て、柱の上に梁を載せるという手法がある。このような手法は、伝統的な日本建築の手法であり、木造住宅の建築において広く採用されている。
コンクリート基礎(布基礎)は、セメント、砂、水を混合して流動状にして予め組み立てた型枠に流し込み、数日放置して固化したものであるため、コンクリート基礎は水分を大量に含んでいる。従って、木製土台がコンクリート基礎に接触していると、木製土台はコンクリート基礎の水分を吸って湿り乾燥しにくくなるという問題があった。また、コンクリート基礎と木製土台との間には隙間がないので、両者の間から換気するということができないのであるが、木造住宅においては、床下の換気を行う必要があるため、一般的に、コンクリート基礎の適当な部位に、例えば、縦200mm×横400mm程度の換気穴を形成するということが行われていた。しかし、コンクリート基礎には木造住宅の荷重等に耐え得るだけの充分な強度が必要であるため、このような大きな換気穴を多数形成することは困難であり、形成可能な換気穴の数には制限があった。そのため、床下空間の換気穴から遠い隅部には湿気が滞留し易いという問題があった。
このような理由により、従来の木造住宅の床下は、換気を充分に行うことができず湿気がこもり易く、木製土台は、床下の湿気とコンクリート基礎の水分とを吸収して常に湿った状態にあった。そのため、長年の間に土台が腐朽してしまうという問題があった。また、床下においてシロアリの繁殖に好適な湿気と温度とが保たれてしまい、シロアリによって土台が喰い荒らされるという問題もあった。また、換気が悪いとシロアリの他に腐朽菌が土台や柱に繁殖し、土台や柱を腐朽させるという問題もあった。さらに、コンクリート基礎に換気穴を形成すると、木造住宅の荷重等によって、換気穴の隅部からコンクリート基礎に亀裂が入ってしまうという問題もあった。
このような問題を解決するために創案されたものが基礎パッキンである。基礎パッキンは、基礎と土台との間に設けられるものであり、長い実績を保ち現在も数多く木造住宅の建設に用いられている。なお、本出願人の先願である特許文献1〜3に、基礎パッキンの形状や材質が詳しく述べられている。
従来の基礎パッキンの一例について、図面を用いて説明する。
図5は、従来の基礎パッキンの一例を模式的に示す斜視図である。
基礎パッキン100は、前後辺にそれぞれ3つの窪み101を有し、長手方向端辺には突起102と窪み103とを有する。突起102と窪み103とは、雌雄嵌合可能な形状となっている。基礎パッキン100の土台と接触する面には、通気のために長手方向に延びた溝104が形成されている。また、基礎パッキン100には、上下方向に貫通した穴105が形成されている。穴105は、コンクリート基礎から上方へ突出したアンカーボルトを挿通するためのものである。また、基礎パッキン100は、長さLが200mm、幅Wが100mm、高さHが20mm程度の大きさを有している。
一の基礎パッキン100の突起102を、他の基礎パッキン100の窪み103に嵌合すると、2枚の基礎パッキン100を長手方向に結合することができる。また、一の基礎パッキン100の突起102を、他の基礎パッキン100の窪み101に嵌合すると、2枚の基礎パッキン100をT字型に組み合わせることができる。このように、長手方向又は前後方向に基礎パッキン100を繋ぎ合わせ、コンクリート基礎の面上に並べることができる。
このような基礎パッキンを、アンカーボルトが設けられた部分のコンクリート基礎の上面に載置する。コンクリート基礎の直角の隅部では、2枚の基礎パッキンをT字型又はL字型に組み合わせて載置する。コンクリート基礎の直線部では、基礎パッキンを1枚ずつ載置することもあるが、2枚の基礎パッキンを上述したように長手方向に結合して載置することもある。そして、基礎パッキンの上面に、アンカーボルトの通し穴を穿った土台用木材を載置し、アンカーボルトにナットを螺合させて緊締することにより、コンクリート基礎と基礎パッキンと木製土台とを固定することができる。勿論、単にコンクリート基礎の上面に基礎パッキンを載置するだけの部分もある。
通常、コンクリート基礎の上面の全周域を覆うように基礎パッキンを載置するのではなく、一定の間隔を空けて基礎パッキンを載置し、基礎パッキンが載置されていない部分の隙間(高さ20mm程度)を換気穴として利用する。従って、基礎パッキンを用いることにより、コンクリート基礎に換気穴を形成する必要がなくなり、基礎工事を省力化することができ、コンクリート基礎の強度を充分に保つことができる。また、基礎パッキンによって木製土台の横滑りを防止して耐震性の高い構造とすることができる。さらに、水分を含むコンクリート基礎と木製土台との間に基礎パッキンが介装されるので木製土台に水分が浸潤しない。従って、木製土台の腐朽やシロアリの喰害を受け難く、木製土台の耐久性が向上して木造住宅の寿命が長くすることができる。
このように基礎パッキンを用いる工法は基礎パッキン工法と称される。基礎パッキン工法によれば、建造物の換気性を向上させ、木製土台の腐朽やシロアリの喰害を防止することができ、建造物は堅牢となり耐震性を高めることができる。また、施工が簡便となり省略化を図ることができるという利点もある。
近年では、基礎パッキンについて種々の工夫がなされており、その一つとして、長尺の基礎パッキンが存在する。長尺の基礎パッキンは、図5に示した基礎パッキン100(以下、短尺の基礎パッキンともいう)に比べて、その長さが長く、例えば、長さLが900mm程度ある。長尺の基礎パッキンによれば、コンクリート基礎の上面の全周域を覆うように載置しても部品点数が増大してしまうということがない。
また、コンクリート基礎の上面の全周域を覆うように長尺の基礎パッキンを載置する場合、コンクリート基礎の上面に一定の間隔を空けて短尺の基礎パッキンを載置する場合と比べて、基礎パッキンの位置合わせが不要となる。従って、施工がより簡便となり、さらなる省力化を図ることができる。
また、コンクリート基礎の上面に一定の間隔を空けて短尺の基礎パッキンを載置する場合には、施工業者の技術力等によって、位置合わせの精度にばらつきが生じるおそれがあるが、コンクリート基礎の上面の全周域を覆うように長尺の基礎パッキンを載置する場合には、位置合わせの作業が不要となり、施工の質を均一化させることができる。
さらに、コンクリート基礎の上面の全周域を覆うように長尺の基礎パッキンを載置すると、木製土台の荷重が長尺の基礎パッキンの全域に均等に掛かることになるため、木製土台に撓み等が生じるおそれもない。
このように、コンクリート基礎の上面の全周域を覆うように長尺の基礎パッキンを載置する工法には、多くの利点があり、近年では広く用いられるようになっている。
図6は、コンクリート基礎の上面の全周域を覆うように長尺の基礎パッキンを載置した様子を模式的に示す斜視図である。図中、200はコンクリート基礎、201及び202は部屋となる領域、203は玄関となる領域、302はアンカーボルトをそれぞれ示している。
図6に示すように、コンクリート基礎200の上面には、その全周域を覆うように長尺の基礎パッキン300、301が複数並べて載置されている。玄関となる領域203を囲うコンクリート基礎200の上面には、通気用の貫通穴がその側面に形成されていない中実体の基礎パッキン(以下、遮蔽型の基礎パッキンともいう)300が載置されている。
部屋となる領域201、202を囲うコンクリート基礎200の上面には、通気用の貫通孔がその側面に形成されている基礎パッキン(以下、換気型の基礎パッキンともいう)301が載置されている。
図6に示したように、コンクリート基礎の上面の全周域を覆うように長尺の基礎パッキンを載置する工法を用いる場合には、通常、遮蔽型の基礎パッキンと換気型の基礎パッキンとの両方を使用する。これは、以下のような理由による。
すなわち、玄関となる領域203(図6参照)のように、床下がなくて室内空間と外部空間とが土台を介して両側で接する箇所(例えば、玄関、勝手口、土間部等)においては、基礎パッキンから通気させる必要はなく、通気させると却って室内空間の気密性が悪化して冷暖房効率が低下してしまうから、遮蔽型の基礎パッキンを使用しているのである。一方、他の箇所においては、換気型の基礎パッキンを使用することにより、基礎パッキン自体に換気穴としての機能を持たせているのである。
ところで、玄関、勝手口、土間部等に遮蔽型の基礎パッキンを設置する場合には、外観上の要請等から、基礎パッキンの側面をモルタルで覆う必要があるが、モルタルは基礎パッキンに対する付きが悪いため、モルタルが基礎パッキンから剥離して浮き上がったり剥落したりするという問題があった。
このような問題を解決すべく、例えば、厚さ方向に延びる複数の溝が側面に形成された基礎パッキンが開示されている(例えば、特許文献4参照)。
図7は、特許文献4に記載の基礎パッキンを基礎と土台との間に設置した様子を示す斜視図である。
基礎420上には、厚さ方向に延びる複数の溝409が側面に形成された基礎パッキン401が設置され、基礎パッキン401には、木製の土台424が設置されている。また、基礎420と基礎パッキン401との側面は、モルタル421で覆われ、さらにモルタル421は、化粧モルタル423で覆われている。
基礎パッキン401によれば、厚さ方向に延びる複数の溝409が側面に形成されているため、モルタル421が溝に噛み込むことになり、モルタル421と基礎パッキン401との密着性を向上させることができる。
また、例えば、モルタルとの付着力が高いシート材が側面に貼着された基礎パッキンが開示されている(例えば、特許文献5参照)。
図8は、特許文献5に記載の基礎パッキンを基礎と土台との間に設置した様子を示す斜視図である。
基礎520上には、モルタルとの付着力が高いシート材509が側面に貼着された基礎パッキン501が設置され、基礎パッキン501には、木製の土台524が設置されている。また、基礎520の側面とシート材509とは、モルタル521で覆われ、さらにモルタル521は、化粧モルタル523で覆われている。
基礎パッキン501によれば、モルタルとの付着力が高いシート材509が側面に貼着されているため、モルタル521と基礎パッキン501とがシート材509を介して接合されることになる。従って、モルタル521と基礎パッキン501との密着性を向上させることができる。
このように、特許文献4、5に記載の基礎パッキンによれば、モルタルと基礎パッキンとの密着性を向上させることができるため、モルタルが基礎パッキンから剥離して浮き上がったり剥落したりすることを防止することができる。
実開昭54−181721号公報 実開昭54−181708号公報 特公昭55−40734号公報 特開2002−276042号公報 特開2002−155537号公報
しかしながら、特許文献4、5に記載の基礎パッキンによれば、基礎の側面や基礎パッキンの側面にモルタルを塗布する際に、モルタルが基礎パッキンより上側に達してしまい、木製の土台に接触してしまうという問題があった。モルタルが土台と接触すると、モルタルに含まれる水分が土台に吸収され、土台の腐朽やシロアリの喰害を受け易くなってしまう。なお、左官定木を用いてモルタルを塗布することによって、モルタルの土台への接触を防止することは可能であるが、このようにした場合には、施工の手間が著しく増大してしまうという問題がある。
本発明は、上述した点に鑑みてなされてものであり、その目的は、モルタルとの付きが良好であるとともに、基礎の側面及び基礎パッキンの側面にモルタルを塗布する際にモルタルが土台と接触することを簡便に防止し得る基礎パッキンを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) 基礎と土台との間に設けられ、矩形板状を有する基礎パッキンであって、
長辺外側面には、水平方向に突出するモルタル止め部が、上記長辺外側面の長辺方向に沿って設けられ、
前記長辺外側面における前記モルタル止め部の下面には、厚さ方向の凹凸が長辺方向に沿って連続的に形成されていることを特徴とする基礎パッキン。
(1)の発明によれば、長辺外側面に、水平方向に突出するモルタル止め部が、上記長辺外側面の長辺方向に沿って設けられている。従って、上記基礎の側面にモルタルを塗布する際に、上記モルタル止め部によってモルタルが塞き止められるため、モルタルが上記モルタル止め部より上側に達することを防止することができ、モルタルを塗布する際にモルタルが土台と接触することを簡便に防止することができる。また、上記長辺外側面における上記モルタル止め部の下面には、厚さ方向の凹凸が長辺方向に沿って連続的に形成されているため、モルタルとの密着性が向上し、モルタルの剥離や剥落を防止することができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(2) 上記(1)の基礎パッキンであって、
上記長辺外側面における上記モルタル止め部の下面には厚さ方向に上記基礎まで延びる形状を有する複数の凸部が、上記長辺外側面の長辺方向に所定間隔を空けて設けられていることを特徴とする。
(2)の発明によれば、長辺外側面から水平方向に突出するモルタル止め部より下面には、上記モルタル止め部から厚さ方向に上記基礎まで延びる形状を有する複数の凸部が、上記長辺外側面の長辺方向に所定間隔を空けて設けられているため、凸部はリブとして機能し、モルタル止め部を支持する。従って、長辺外側面から水平方向に突出するモルタル止め部に、欠けや割れが生じることを防止することができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(3) 上記(1)又は(2)の基礎パッキンであって、
上記モルタル止め部には、上記基礎の上面に描かれた墨出し線を上方から視認可能とするための切欠が短辺方向に沿って形成されていることを特徴とする。
(3)の発明によれば、上記切欠を介して、基礎上面に描かれた墨出し線を視認可能であるため、基礎パッキンや土台の位置合わせを容易に行うことができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれか1の基礎パッキンであって、
上記長辺外側面を有する一対の基体と、上記一対の基体を短辺方向に接続する接続部とから構成され、上記接続部は、上記基体に対して着脱可能であることを特徴とする。
(4)の発明によれば、長辺外側面を有する一対の基体と、上記一対の基体を短辺方向に接続する接続部とから構成され、上記接続部は、上記基体に対して着脱可能であるため、上記接続部を、幅(基礎パッキンの短辺方向を基準とした幅)の異なる別の接続部に交換することにより、基礎パッキンの幅を変更することができる。このように、(4)の発明によれば、幅の異なる接続部を準備しておけば、基礎パッキンの幅を任意に変更することができ、様々な幅の基礎に対応することができるため、利便性に優れる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(5) 上記(1)〜(4)のいずれか1の基礎パッキンであって、
上記基礎との接触面には、複数の有底孔が長辺方向に沿って所定間隔に形成されていることを特徴とする。
(5)の発明によれば、基礎との接触面に複数の有底孔が形成されているため、軽量であり、搬送時及び施工時の取り扱いが容易である。また、基礎との接触面に有底孔が形成されているため、施工後には有底孔の開口が下方に向くことになる。従って、有底孔に水滴等が溜まって土台が腐食してしまうことを防止することができる。さらに、材料の使用量を節減してコストダウンを図ることができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(6) 上記(1)〜(5)のいずれか1の基礎パッキンであって、
上記基礎との接触面と、上記土台との接触面とには、気密用弾性材が設けられていることを特徴とする。
(6)の発明によれば、基礎との接触面と、土台との接触面とには、気密用弾性材が設けられているため、外部空間と内部空間との間の通気を確実に防止することができる。従って、室内空間の気密性を確保し、冷暖房効果の低下を防止することが可能になる。また、気密用弾性材が滑り止めとしての機能も有するため、基礎パッキンの横ズレを防止することができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(7) 上記(1)〜(6)のいずれか1の基礎パッキンであって、
短辺側面には、気密用弾性材が設けられていることを特徴とする。
(7)の発明によれば、矩形板状の短辺側面に気密用弾性材が設けられているため、基礎上面に基礎パッキンを並べて配置した場合に、各基礎パッキン間の隙間が生じることを防止することができ、外部空間と内部空間との間の通気を確実に防止することができる。従って、室内空間の気密性を確保し、冷暖房効果の低下を防止することが可能になる。
本発明によれば、モルタルとの付きが良好であるとともに、基礎の側面及び基礎パッキンの側面にモルタルを塗布する際にモルタルが土台と接触することを簡便に防止することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
勿論、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。
図1は、本発明の基礎パッキンの一例を模式的に示す斜視図である。図2は、図1に示した基礎パッキンをA方向(基礎接触面側)から見た様子を示す斜視図である。
基礎パッキン10は、所謂長尺の遮蔽型基礎パッキンといわれるものである。この基礎パッキン10は、所定の厚さを有する略矩形板状をなしており、長辺方向に延びた一対の基体20と、一体の基体20を短辺方向に接続する接続部40、50とから構成されている。2つの基体20は、平行に配置されており、2つの基体20の長辺内側面25が対向している。
なお、2つの基体20は、互いに長辺方向を軸として鏡像反転した形状を有する点を除いて同様の構成を有するものであるから、以下の説明においては、基体20という場合には、2つの基体20の両方を指すこととする。また、本実施形態では、接続部40、50が、計5箇所に設けられている場合について説明するが、接続部の数は、特に限定されるものではなく、4箇所以下であってもよく、6箇所以上であってもよい。
基体20は、略四角柱形状を有しており、基体20の長辺内側面25に、接続部40、50が接続されている。基体20の寸法は特に限定されるものではないが、例えば、長さは500〜2000mm、幅は20〜70mm、高さ(厚さ)は10〜30mmである。
なお、長さは、基体20の長辺方向を基準とした長さである。幅は、基体20の短辺方向を基準とした幅であり、後述するモルタル止め部21を含む数値である。また、高さは、基体20の厚さ方向を基準とした高さである。
基体20の長辺内側面25には、凹凸25aが形成されている。また、接続部40には、凹凸25aと嵌合可能な凹凸42が形成され、接続部50にも、凹凸25aと嵌合可能な凹凸52が形成されている。接続部40、50は、これらの凹凸により、基体20に対して着脱可能である。従って、接続部40、50を取り外し、接続部40、50とは幅が異なる他の接続部を取り付けることにより、基礎パッキン10の幅を変更することが可能である。基礎パッキン10の寸法は特に限定されるものではないが、例えば、長さは500〜2000mm、高さは10〜30mmである。また、基礎パッキン10の幅の調節範囲は、特に限定されるものではないが、例えば、100mm〜180mmである。
基体20及び接続部40、50によって囲まれた空間が、ボルト挿通孔43であり、このボルト挿通孔43に、アンカーボルトが挿通される。
基体20の長辺外側面22には、水平方向に突出する板状のモルタル止め部21が、長辺外側面22の長辺方向に沿って設けられている。モルタル止め部21の上面は、基体20の土台接触面28と同一平面上にある。基礎(図示せず)と土台(図示せず)との間に設けられた基礎パッキン10の側面にモルタルを塗布する際に、モルタル止め部21によってモルタルが塞き止められるため、モルタルがモルタル止め部21より上側に達することを防止することができる。基礎パッキン10において、モルタル止め部21は、モルタル止め部21の上面と基体20の土台接触面28とが同一平面に含まれるように、長辺外側面22から水平方向に突出しているが、本発明において、モルタル止め部が形成される位置は、基礎から厚さ方向に所定間隔離れた位置であれば、特に限定されるものではない。
また、モルタル止め部21には、所定間隔ごとに切欠29が形成されている。この切欠29は、基礎(図示せず)に基礎パッキン10を設置した際に、上記基礎に描かれた墨出し線を上方から視認可能とするためのものである。モルタル止め部21には4つの切欠29が形成されているが、切欠29の数は、特に限定されるものではない。また、切欠にかえて、モルタル止め部を厚さ方向に貫通する貫通孔が形成されていてもよい。
また、長辺外側面22におけるモルタル止め部21より下側には、モルタル止め部21から厚さ方向に基礎(図示せず)まで延びる形状を有する複数の凸部24が、長辺外側面22の長辺方向に所定間隔を空けて設けられている。凸部24が複数設けられることによって、長辺外側面22におけるモルタル止め部21より下側には、凹凸が形成されている。
モルタルを塗布したときには、上記凹凸にモルタルが噛み込むため、モルタルとの密着性が向上し、モルタルの剥離や剥落を防止することができる。モルタル止め部21が長辺外側面22から水平方向に突出する長さと、凸部24が長辺外側面22から水平方向に突出する長さとは、同じである。
なお、基礎パッキン10においては、凹凸が、複数の凸部24によって形成されているが、本発明は、この例に限定されるものではなく、長辺外側面におけるモルタル止め部の下側には、例えば、複数のディンプルが形成されていてもよく、シボ加工が施されていてもよい。また、長辺外側面におけるモルタル止め部の下側に凸部が形成される場合、凸部の形状は、図1及び図2に示す例に限定されるものではなく、例えば、半球状、柱状、キノコ形状等を挙げることができる。
基体20の土台接触面28には、図1に示すように、基体20の長辺方向に延びた溝23が形成され、溝23には、気密用弾性材26が嵌め込まれている。また、基体20の基礎接触面30には、図2に示すように、基体20の長辺方向に延びた溝33が形成され、溝33には、気密用弾性材36が嵌め込まれている。
気密用弾性材26、36は、その全部が溝23、33に埋没するのではなく、一部が溝23、33に埋まっているが、残部は溝23、33から露出している。従って、基体20と、図示しない基礎又は土台とによって、気密用弾性材26、36が経年的に圧縮されても、溝23、33によってその圧縮は緩和され、弾性力が保持される。また、基体20の短辺側面32には、気密用弾性材27が貼着されている。基礎パッキン10は、気密用弾性材26、27、36が設けられているため、外部空間と内部空間との間の通気を確実に防止することができる。
また、図2に示すように、基体20の基礎接触面30には、複数の有底孔31が形成されている。従って、基礎パッキン10は軽量であり、搬送時及び施工時の取り扱いが容易である。また、基礎接触面30に有底孔31が形成されているため、施工後には有底孔31の開口が下方に向くことになる。従って、有底孔31に水滴等が溜まって土台が腐食してしまうことを防止することができる。さらに、材料の使用量を節減することができる。また、接続部40、50にも、夫々同様にして有底孔41、51が形成されている。
上述した基礎パッキン10を用いて施工を行う場合について説明する。
図3(a)は、基礎パッキン10を基礎に載置した様子を模式的に示す斜視図である。
コンクリート製の基礎120の上面には、墨出し線102が描かれている。墨出し線102は、後述する木製の土台124(図示せず)の側面で木製土台30の位置合わせを行うためのものであり、基礎120にうねりがあっても土台30を正確に載置し得るようにするためのものである。
基礎120の上面には、基礎パッキン10が載置されている。基礎120は、基礎パッキン10によってその上面の略全域が覆われているが、基礎120の上面に描かれた墨出し線102は、モルタル止め部21に形成された切欠29を介して、上方(図中、矢印方向)より視認可能である。従って、土台30を載置するとき、墨出し線102を基準とした土台30の位置合わせが可能であり、スムーズな施工を行うことができる。
図3(a)に示した状態から、基礎パッキン10上に土台30を設置し、さらに、基礎120及び基礎パッキン10の側面にモルタルを塗布する。基礎パッキン10はモルタル止め部21を備えているため、モルタルはモルタル止め部21より上側に達しない。モルタルを塗布した後、固化したモルタルにさらに化粧モルタルを塗布すると、図3(b)に示すようになる。
図3(b)は、基礎パッキン10を基礎と土台との間に設置した様子を模式的に示す斜視図である。
基礎120及び基礎パッキン10の側面は、モルタル121で覆われているが、モルタル121は、モルタル止め部21より上側には達していない。また、モルタル止め部21の下側に設けられた各凸部24の間隙24aには、モルタル121が入り込んでいる。
このように、基礎パッキン10はモルタル止め部21を備えているため、モルタル121と土台124とが接触することを防止することができる。また、各凸部24の間隙24aにモルタル121が入り込むため、モルタル121との密着性が高く、モルタル121の剥離や剥落を防止することができる。
以上、本発明の一例である基礎パッキン10について説明したが、本発明は、この例に限定されるものではなく、例えば、次のような基礎パッキンを挙げることができる。
図4は、本発明の他の一例である基礎パッキン60を基礎と土台との間に設置した様子を模式的に示す断面図である。
基礎パッキン60は、モルタル止め部71が、基礎パッキン10が備えるモルタル止め部21(図3(b)参照)より長く水平方向に突出している点を除いて、基礎パッキン10と同様の構成を有している。モルタル止め部71が長辺外側面72から水平方向に突出する長さは、凸部74が長辺外側面72から水平方向に突出する長さより長い。このような基礎パッキン60によれば、モルタル止め部71が水平方向に長く突出しているので、モルタル121がモルタル止め部71より上側に達することをより確実に防止することができる。また、各凸部74の間隙74aにモルタル121が入り込むため、モルタル121との密着性が高く、モルタル121の剥離や剥落を防止することができる。
次に、本発明の基礎パッキンの材料について説明する。本発明の基礎パッキンの材料としては、特に限定されるものではなく、例えば、金属材料、樹脂材料等を挙げることができる。金属材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、ステンレス、鋳鉄等を挙げることができる。セラミックを用いることとしてもよい。樹脂材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、ポリ塩化ビニル、ナイロン等を挙げることができる。また、樹脂材料として、例えば、天然ゴム(NR)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)等のゴム材料を挙げることができる。これらの材料は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
基礎パッキンの材料として樹脂材料を用いた場合には、アンカーボルトの位置にあわせて建築現場において容易に接続突部を切断することが可能となるため、アンカーボルトの位置に拘わらず、基礎パッキンを使用することができるという利点がある。
基礎パッキンの材料として、樹脂材料を用いる場合には、無機材料を添加して用いることが望ましい。剛性が高くなり建築材料として好適な硬さとすることができ、光による樹脂材料の脆性化を防止し、さらに、耐水性や耐熱性等を向上させることができるからである。無機材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、炭酸カルシウム、含水珪酸マグネシウム、石粉、コンクリート粉体、高炉スラグ、フライアッシュ等を挙げることができる。樹脂材料と無機材料との配合重量比は、1:0.1〜1:3であることが好ましい。また、例えば、フタル酸エステル、ジブチルフタレート等の可塑剤を添加してもよい。
気密用弾性材の材料としては、特に限定されるものではなく、例えば、上述した樹脂材料やゴム材料等を挙げることができる。気密用弾性材を基体の上面及び下面に設ける場合、接着剤により両者を接着してもよく、基体の上面及び下面に凹部が形成されている場合には接着剤を用いずに気密用弾性材を当該凹部に嵌合してもよい。また、気密用弾性材として、例えば、ゴムテープ、ウレタンテープ、発泡樹脂テープ等を用いることとしてもよい。
本発明の基礎パッキンは、建造物の布基礎と木製土台との間の全領域を覆うように設けられる基礎パッキン、例えば、長尺の基礎パッキンとして好適である。特に、本発明の基礎パッキンは、モルタルとの密着性が高いものであるから、遮蔽型の基礎パッキンとして好適に用いることができるものである。
本発明の一例である基礎パッキン10を模式的に示す斜視図である。 基礎パッキン10をA方向から見た様子を示す斜視図である。 (a)は、基礎パッキン10を基礎に載置した様子を模式的に示す斜視図であり、(b)は、基礎パッキン10を基礎と土台との間に設置した様子を模式的に示す斜視図である。 本発明の他の一例である基礎パッキン60を基礎と土台との間に設置した様子を模式的に示す断面図である。 従来の基礎パッキンの一例を模式的に示す斜視図である。 コンクリート基礎の上面の全周域を覆うように長尺の基礎パッキンを載置した様子を模式的に示す斜視図である。 特許文献4に記載の基礎パッキンを基礎と土台との間に設置した様子を示す斜視図である。 特許文献5に記載の基礎パッキンを基礎と土台との間に設置した様子を示す斜視図である。
符号の説明
10 基礎パッキン
20 基体
21 モルタル止め部
22 長辺外側面
23 溝
24 凸部
25 長辺内側面
26、27、36 気密用弾性材
28 土台接触面
29 切欠
30 基礎接触面
31 有底孔
32 短辺側面
33 溝
40、50 接続部
41、51 有底孔
42 ボルト挿通孔

Claims (7)

  1. 基礎と土台との間に設けられ、矩形板状を有する基礎パッキンであって、
    長辺外側面には、水平方向に突出するモルタル止め部が、前記長辺外側面の長辺方向に沿って設けられ、
    前記長辺外側面における前記モルタル止め部の下面には、厚さ方向の凹凸が長辺方向に沿って連続的に形成されていることを特徴とする基礎パッキン。
  2. 前記長辺外側面における前記モルタル止め部の下面には厚さ方向に前記基礎まで延びる形状を有する複数の凸部が、前記長辺外側面の長辺方向に所定間隔を空けて設けられている請求項1に記載の基礎パッキン。
  3. 前記モルタル止め部には、前記基礎の上面に描かれた墨出し線を上方から視認可能とするための切欠が短辺方向に沿って形成されている請求項1又は2に記載の基礎パッキン。
  4. 前記長辺外側面を有する一対の基体と、前記一対の基体を短辺方向に接続する接続部とから構成され、前記接続部は、前記基体に対して着脱可能である請求項1〜3のいずれか1に記載の基礎パッキン。
  5. 前記基礎との接触面には、複数の有底孔が長辺方向に沿って所定間隔に形成されている請求項1〜4のいずれか1に記載の基礎パッキン。
  6. 前記基礎との接触面と、前記土台との接触面とには、気密用弾性材が設けられている請求項1〜5のいずれか1に記載の基礎パッキン。
  7. 短辺側面には、気密用弾性材が設けられている請求項1〜6のいずれか1に記載の基礎パッキン。
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