JP4390619B2 - モルタル止め部材及び建造物の施工方法 - Google Patents

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Description

この発明は、基礎の上面に基礎パッキンと土台とを載置し、上記基礎の外側面に基礎化粧モルタル層を設ける際等において、その上端や厚さを規定する役割を果たすモルタル止め部材と、該モルタル止め部材を用いた建造物の施工方法とに関する。
木造住宅等の建造物を建築する手法としては、例えば、建物を建てるべき部位の外殻部や内殻部にコンクリート製の基礎を作った後、この基礎の上面に木材の土台を固定し、木製土台の上に柱を立て、柱の上に梁を載せるという手法がある。このような手法は、伝統的な日本建築の手法であり、木造住宅の建築において広く採用されている。
コンクリート基礎(布基礎)は、セメント、砂、水を混合して流動状にして予め組み立てた金属製又は木製の型枠に流し込み、数日放置して固化させることにより作られるので、水分を大量に含み、且つ、長期的に水分を排出するコンクリート自体の特性によって、コンクリート基礎が直接接触する木製土台との接触部位で、木製土台がコンクリート基礎の水分を吸って湿り乾燥しにくくなり、湿って乾燥を阻害すると経時的に木製土台の腐朽を招来するという問題があった。
また、コンクリート基礎と木製土台との間には隙間がないので、両者の間から換気するということができないのであるが、木造住宅においては、床下の換気を行う必要があるため、一般的に、コンクリート基礎の適当な部位に、例えば、縦200mm×横400mm程度の換気穴を形成するということが行われていた。しかし、コンクリート基礎には木造住宅の荷重等に耐え得るだけの充分な強度が必要であるため、このような大きな換気穴を多数形成することは困難であり、形成可能な換気穴の数には制限があった。そのため、床下空間の換気穴から遠い隅部には湿気が滞留し易いという問題があった。
このようなことから、長年の間に土台や柱が腐朽してしまったり、シロアリによって土台が喰い荒らされるという問題もあった。また、コンクリート基礎に換気穴を形成すると、木造住宅の荷重等によって、換気穴の隅部からコンクリート基礎に亀裂が入ってしまうという問題もあった。
このような問題を解決するために創案されたものが基礎パッキンである。基礎パッキンは、基礎と土台との間に設けられるものであり、長い実績を保ち現在も数多く木造住宅の建設に用いられている。なお、本出願人の先願である特許文献1〜3に、基礎パッキンの形状や材質が詳しく述べられている。
基礎パッキンの一例について、図面を用いて説明する。
図8は、基礎パッキンの一例を模式的に示す斜視図である。
基礎パッキン100は、前後辺にそれぞれ3つの窪み101を有し、長手方向端辺には突起102と窪み103とを有する。突起102と窪み103とは、雌雄嵌合可能な形状となっている。基礎パッキン100の土台と接触する面には、通気のために長手方向に伸びた溝104が形成されている。また、基礎パッキン100には、上下方向に貫通した穴105が形成されている。穴105は、コンクリート基礎から上方へ突出したアンカーボルトを挿通するためのものである。また、基礎パッキン100は、長さLが200mm、幅Wが100mm、高さHが20mm程度の大きさを有している。
このような基礎パッキンを、アンカーボルトが設けられたコンクリート基礎の上面に載置する。コンクリート基礎の直角の隅部では、2枚の基礎パッキンをT字型又はL字型に組み合わせて載置する。コンクリート基礎の直線部では、基礎パッキンを1枚ずつ載置することもあるが、2枚の基礎パッキンを上述したように長手方向に結合して載置することもある。そして、基礎パッキンの上面に、アンカーボルトの通し穴を穿った土台用木材を載置し、アンカーボルトにナットを螺合させて緊締することにより、コンクリート基礎と基礎パッキンと木製土台とを固定することができる。
従来、コンクリート基礎の上面の全周域に基礎パッキンを載置するのではなく、一定の間隔を空けて載置していた。これにより基礎パッキンが載置されていない部分の隙間(高さ20mm程度)を換気穴として利用することができるので、コンクリート基礎に換気穴を形成する必要がない。また、基礎と木製土台との間に基礎パッキンを介装することにより、木製土台の横滑りを防止して耐震性の高い構造とすることができる。
この基礎パッキン工法によれば、建造物の換気性を向上させ、木製土台の腐朽やシロアリの喰害を防止することができ、建造物は堅牢となり耐震性を高めることができる。また、施工が簡便となり省略化を図ることができるという利点もある。
図9は、上記基礎パッキン工法を用いて建造した建造物の一例を示す断面図である。
コンクリート基礎200の上面に基礎パッキン100が載置され、さらにその上に木製土台110が載置され、図示しないアンカーボルトにナットを螺合させて緊締されている。
また、基礎パッキン100は、一定の間隔を空けて載置されているため、換気性は向上する。しかしながら、このままでは、この隙間から鼠等の小動物が出入りし、木製土台110等を食い荒らすことがある。
そこで、通常、横長矩板状の鋼板又は樹脂板の中央部分に鼠が通らない程度の小さな矩形の穴を、多数長手方向に整列するように形成し、さらにこの鋼板又は樹脂板をその断面がZの形状になるように折り曲げ、小さな矩形の穴が斜めの部分に位置するようにした防鼠材240を、基礎パッキン100が複数載置されている部分の外側全面に設け、さらにその外側に水切り230を配置する工法が採用されている。このような工法を採用した場合には、図9に示すように、コンクリート基礎200の外側全体に防鼠材240の下部と同じ厚さ(15〜20mm)でモルタルを塗布して硬化させ、基礎化粧モルタル層220を形成していた。
なお、防鼠材240、水切り230は、釘で打ちつけることにより、その上部を木製土台110に固定、その上に外装材210を配置していた。
このように、防鼠材240を設けると、モルタルを塗布する際に、防鼠材240の下部の幅がモルタル層の厚さの基準となるとともに、モルタルの上端が防鼠材240で規制されるため、防鼠材240下部の下面を上端としてモルタルを形成すればよく、容易に基礎化粧モルタル層220を形成することができた。
しかし、近年では、図8に示した基礎パッキン100(以下、短尺の基礎パッキンともいう)に比べて、その長さが長く、例えば、長さLが900mm程度ある長尺の基礎パッキンを用いるようになってきた。それは、以下のような理由による。
すなわち、このような長尺の基礎パッキンを用いると、コンクリート基礎の上面の全周域を覆うように載置しても部品点数が増大せず、コンクリート基礎の上面に一定の間隔を空けて短尺の基礎パッキンを載置する場合と比べて、基礎パッキンの位置合わせが不要となり、施工がより簡便となり、さらなる省力化を図ることができる。
また長尺の基礎パッキンを用いると、位置合わせの作業が不要となるため、施工の質を均一化させることができ、木製土台の荷重が長尺の基礎パッキンの全域に均等に掛かることになるため、木製土台に撓み等が生じるおそれもない。
図10は、コンクリート基礎の上面の全周域を覆うように長尺の基礎パッキンを載置した様子を模式的に示す斜視図である。図中、200はコンクリート基礎、201及び202は部屋となる領域、203は玄関となる領域、302はアンカーボルトをそれぞれ示している。
図10に示すように、コンクリート基礎200の上面には、その全周域を覆うように長尺の基礎パッキン300、301が載置されている。玄関となる領域203を囲うコンクリート基礎200の上面には、通気用の貫通穴がその側面に形成されていない中実体の基礎パッキン(以下、遮蔽型の基礎パッキンともいう)300が載置されている。
部屋となる領域201、202を囲うコンクリート基礎200の上面には、通気用の貫通孔(通気孔)がその側面に形成されている基礎パッキン(以下、換気型の基礎パッキンともいう)301が載置されている。
図10に示したように、コンクリート基礎の上面の全周域を覆うように長尺の基礎パッキンを載置する施工方法を用いる場合には、通常、遮蔽型の基礎パッキンと換気型の基礎パッキンとの両方を使用する。これは、以下のような理由による。すなわち、床下がなくて室内空間と外部空間とが土台を介して両側で接する箇所(例えば、玄関、勝手口、土間部等)においては、基礎パッキンから通気させる必要はなく、通気させると却って室内空間の気密性が悪化して冷暖房効率が低下してしまうから、遮蔽型の基礎パッキンを使用しているのである。一方、他の箇所においては、換気型の基礎パッキンを使用することにより、基礎パッキン自体に換気穴としての機能を持たせているのである。
実開昭54−181721号公報 実開昭54−181708号公報 特公昭55−40734号公報
上述したように、コンクリート基礎の上面の全周域を覆うように長尺の基礎パッキンを略隙間なく載置する施工方法を用いる場合、換気型の基礎パッキンの通気孔は、鼠等の小動物が通過できない大きさに設定されているため、防鼠材240(図9参照)を設ける必要はない。また、遮蔽型の基礎パッキンを用いる部分では、当然ながら、防鼠材240を設ける必要がない。
しかしながら、上述の施工方法では、防鼠材240を設けないため、図9に示すように、コンクリート基礎200の外表面に基礎化粧モルタル層220を形成する際、その上端や厚さの基準となるものが存在せず、モルタルを塗布しにくいという問題が生じた。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、基礎の外表面に基礎化粧モルタル層を形成する際、その上端や厚さを規定する役割を果たすモルタル止め部材を提供することにある。
また、本発明の目的は、上述のモルタル止め部材を用いた建造物の施工方法を提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1)基礎と土台との間に基礎パッキンが設けられる建造物の当該基礎の外側面に基礎化粧モルタル層を形成するために使用され、上記基礎化粧モルタル層の上端を規制するモルタル止め部材であって、
上記基礎の外側面及び/又は上記基礎パッキンの外側面に接着剤によって取り付けられるものであり、
上記基礎の外側面及び/又は上記基礎パッキンの外側面と対向する面(以下、対向面ともいう)に、上記接着剤の食い付き部が形成されていることを特徴とするモルタル止め部材。
(1)の発明によれば、基礎の上面に基礎パッキンと土台とを載置した後、基礎の外側面及び/又は基礎パッキンの外側面に、接着剤を用いて当該モルタル止め部材を取り付けると、基礎等の外側面からモルタル止め部材が突出した態様で設けられていることとなる。従って、モルタルを塗布する際には、モルタルの上端をモルタル止め部材の下辺とするとともに、モルタル止め部材の対向面に垂直な方向の幅がモルタルの幅(厚さ)となるように、モルタルを塗布すればよく、従来の防鼠材等が設けられている場合と同様に、容易かつ迅速に基礎化粧モルタル層を形成することができる。
また、対向面には接着剤の食い付き部が形成されているため、モルタル止め部材を基礎等の外側面に容易かつ強固に取り付けることが可能であり、施工時の利便性に優れる。
さらに、モルタルをモルタル止め部材より上に形成することはないので、換気型の基礎パッキンを用いた場合、長尺、短尺に限らず、通気孔による通気を確実に確保することができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(2)上記(1)記載のモルタル止め部材であって、
上記食い付き部は、貫通孔、凹部及び凸部のなかの少なくとも1からなることを特徴とする。
(2)の発明によれば、対向面には、貫通孔、凹部、突部のなかの少なくとも1からなる食い付き部が形成されているため、モルタル止め部材を基礎等の外側面に容易から強固に取り付けることが可能である。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(3)基礎と土台との間に基礎パッキンを設けるとともに、モルタル止め部材を設ける建造物の施工方法であって、
上記基礎パッキンを上記基礎上に載置する工程と、
上記土台を上記基礎パッキンの上面に配置する工程と、
上記(1)又は(2)のモルタル止め部材を、接着剤を用いて、上記基礎の外側面及び/又は上記基礎パッキンの外側面に接着させる工程と、
上記基礎の外側面にモルタルを塗工する工程と
を含むことを特徴とする建造物の施工方法。
(3)の発明によれば、基礎の上面に基礎パッキンと土台とを載置した後、基礎の外側面及び/又は基礎パッキンの外側面に、接着剤を用いて当該モルタル止め部材を取り付けると、基礎等の外側面からモルタル止め部材が突出した態様で設けられていることとなる。従って、モルタルを塗布する際には、モルタルの上端をモルタル止め部材の下辺とするとともに、モルタル止め部材の対向面に垂直な方向の幅がモルタルの幅(厚さ)となるように、モルタルを塗布すればよく、従来の防鼠材等が設けられている場合と同様に、容易かつ迅速に基礎化粧モルタル層を形成することができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(4) 上記(3)の建造物の施工方法であって、
上記接着剤は、モルタルであることを特徴とする。
(4)の発明によれば、一般的に建築現場等において当然に準備されているモルタルを接着剤として用いるため、接着剤を別途準備する手間を省くことができ、施工コストを軽減することができる。
本発明によれば、容易かつ迅速に基礎化粧モルタル層を形成することができる。また、対向面には接着剤の食い付き部が形成されているため、モルタル止め部材を基礎等の外側面に容易かつ強固に取り付けることが可能であり、施工時の利便性に優れる。さらに、モルタルをモルタル止め部材より上に形成することはないので、換気型の基礎パッキンを用いた場合、長尺、短尺に限らず、通気孔による通気を確実に確保することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
勿論、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。
[モルタル止め部材]
図1は、本発明に係るモルタル止め部材の一例を模式的に示す斜視図である。
モルタル止め部材10は、長尺の矩形板状を有する対向部10aと長尺の矩形板状を有する突出部10bとが、それぞれの一長辺で互いに接するように一体的に形成されることにより構成されている。対向部10aと突出部10bとは直角をなしており、モルタル止め部材10は全体として側面視L字形状を有している。対向部10aは、コンクリート基礎又は基礎パッキンの外側面(図示せず)と対向する部分である。突出部10bは、モルタル止め部材10をコンクリート基礎又は基礎パッキンの外側面に接着させた際にコンクリート基礎又は基礎パッキンの外側面から外部空間側に突出する部分である。
対向部10aは、コンクリート基礎又は基礎パッキンの外側面と対向する対向面11を有している。この対向面11と、コンクリート基礎又は基礎パッキンの外側面とがモルタル等の接着剤によって接着される。対向面11には、長手方向に所定間隔を空けて矩形状の貫通孔14が複数個形成されている。これらの貫通孔14は、接着剤の食い付き部として機能するものである。
突出部10bの内向面12は、外向面13を上側にしてモルタル止め部材10をコンクリート基礎又は基礎パッキンの外側面に接着させた場合に、基礎化粧モルタル層(図示せず)の上端を規制する面となる。一方、突出部10bの外向面13は、内向面12を上側にしてモルタル止め部材10をコンクリート基礎又は基礎パッキンの外側面に接着させた場合に、基礎化粧モルタル層(図示せず)の上端を規制する面となる。
モルタル止め部材10の長さLは、特に限定されるものではないが、長尺の基礎パッキンを用いて建造物の施工を行う場合に使用される場合、この長尺の基礎パッキンと同じ長さ(910mm)か、その2倍程度の長さ(例えば、2000mm程度)が望ましい。短過ぎると、部品点数が増えて取り扱いが煩雑になるからであり、余り長くなりすぎると、取り扱いにくくなるからである。また、その高さHは、10〜30mmが望ましい。基礎の外側面と充分に接着させるためには、ある程度の接着面積を必要とするからである。
突出部10bの幅Wは、15〜20mmが望ましい。基礎の外表面に基礎化粧モルタル層を形成する際、その厚さが15〜20mmであり、モルタルをこの厚さとする際に基準となるからである。
モルタル止め部材10の部材の厚さTは、1mm以上であることが望ましい。モルタルの塗工を行う際に歪みや撓みが生じない程度の強度を確保することができるからである。一方、重量を軽減して接着強度を確保し、モルタル止め部材10のズレや脱落を防止するため、厚さTは、1mm以上であれば、より小さい方が望ましい。また、厚さTが小さいほど、建築現場において、モルタル止め部材10を所望する長さに切断し易くなるという利点もある。
図1に示したモルタル止め部材10では、横一列に所定間隔を空けて矩形状の貫通孔14が形成されていたが、本発明において、貫通孔14が形成される位置及び個数と貫通孔14の大きさ及び形状とは特に限定されるものではない。また、複数列にわたって複数個の貫通孔14が形成されていてもよい。さらに、不規則に貫通孔14が形成されていてもよく、互いに大きさや形状の異なる貫通孔14が形成されていてもよい。
なお、貫通孔14は、対向面11から裏面側へ向けて次第にその面積が広くなるテーパ形状を有していることが望ましい。接着剤の食い付きがよくなり、接着強度を高めることができるからである。
図2は、本発明に係るモルタル止め部材の他の一例を模式的に示す斜視図である。
モルタル止め部材20は、上述したモルタル止め部材10(図1参照)と同様に、対向部20aと突出部20bとが一体的に形成されることにより構成されている。22は、突出部20bの内向面であり、23は、突出部20bの外向面である。
対向部20aは、コンクリート基礎又は基礎パッキンの外側面と対向する対向面21を有している。対向面21には、長手方向に所定間隔を空けて矩形状の凹部24が複数個形成されている。これらの凹部24が、接着剤の食い付き部として機能するものである。
図2に示したモルタル止め部材20では、横一列に所定間隔を空けて矩形状の凹部24が形成されていたが、本発明において、凹部24が形成される位置及び個数と凹部24の大きさ及び形状とは特に限定されるものではない。また、複数列にわたって複数個の凹部24が形成されていてもよい。さらに、不規則に凹部24が形成されていてもよく、互いに大きさや形状の異なる凹部24が形成されていてもよい。なお、凹部24は、底面の面積が開口の面積より大きい形状を有していることが望ましい。接着剤の食い付きがよくなり、接着強度を高めることができるからである。
図3は、本発明に係るモルタル止め部材の他の一例を模式的に示す斜視図である。
モルタル止め部材50は、上述したモルタル止め部材10(図1参照)と同様に、対向部50aと突出部50bとが一体的に形成されることにより構成されている。52は、突出部50bの内向面であり、53は、突出部50bの外向面である。
対向部50aは、コンクリート基礎又は基礎パッキンの外側面と対向する対向面51を有している。対向面51には、長手方向に所定間隔を空けて凸部54が複数個形成されている。これらの凸部54は、接着剤の食い付き部として機能するものである。凸部54は、末広がりの四角錐台形状を有しているため、接着剤の食い付きがよく、接着強度を高めることができる。
図3に示したモルタル止め部材50では、横一列に所定間隔を空けて、末広がりの四角錐台形状を有する凸部54が形成されていたが、本発明において、凸部54が形成される位置及び個数と凸部54の大きさ及び形状とは特に限定されるものではない。例えば、対向面51から突出する針状の凸部が複数個形成されていてもよい。また、複数列にわたって複数個の凸部54が形成されていてもよい。さらに、不規則に凸部54が形成されていてもよく、互いに大きさや形状の異なる凸部54が形成されていてもよい。なお、凸部54は、図3に示した末広がりの四角錐台形状のように、その先端に向けて断面積が広くなる形状(例えば、テーパ形状等)を有していることが望ましい。接着剤の食い付きがよくなり、接着強度を高めることができるからである。
図1〜図3では、食い付き部が、貫通孔、凹部又は凸部のいずれか1からなる場合について説明したが、本発明においては、貫通孔、凹部及び凸部のなかから2以上を組み合わせてなる食い付き部が形成されてもよい。例えば、対向面に凹部と凸部とが形成されてもよく、貫通孔と凸部とが形成されてもよい。また、食い付き部は、貫通孔、凹部又は凸部に限定されるものではない。例えば、食い付き部として、対向面に粗面が形成されていてもよく、対向面にシボ加工が施されていてもよい。
図1〜図3では、側面視L字形状を有するモルタル止め部材を示したが、本発明に係るモルタル止め部材は、図1〜図3に示した形状に限定されない。
図4(a)〜(c)は、それぞれ本発明に係るモルタル止め部材の一例を模式的に示す側面図である。
図4(a)に示したモルタル止め部材310は、側面視直角三角形状を有している。311は、コンクリート基礎又は基礎パッキンの外側面(図示せず)と対向する対向面である。図示しないが、対向面311に、接着剤の食い付き部が形成される。モルタル止め部材310の側面は、どのような形状の三角形でも差し支えない。
図4(b)に示したモルタル止め部材410は、側面視矩形状を有している。411は、対向面であり、この対向面411には、接着剤の食い付き部(図示せず)が形成される。
図4(c)に示したモルタル止め部材510は、側面視半円形状を有している。511は、対向面であり、この対向面511には、接着剤の食い付き部(図示せず)が形成される。モルタル止め部材510の側面は、四角形に半円を付加した形状でもよい。
本発明のモルタル止め部材の側面視形状は、勿論、図1〜図4に示した例に限定されるものではないが、上述した形状のなかでは、L字形状が望ましい。基礎化粧モルタル層の上端を規制する面の面積を充分に確保しつつ、対向面の面積を広く確保することができ、さらに、重量を軽減することができるため、モルタル止め部材の接着強度を高めることができるからである。
本発明のモルタル止め部材の材料としては、特に限定されるものではなく、例えば、金属材料、樹脂材料等を挙げることができる。金属材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、ステンレス、鋳鉄等を挙げることができる。セラミックを用いることとしてもよい。樹脂材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、ポリ塩化ビニル、ナイロン等を挙げることができる。また、樹脂材料として、例えば、天然ゴム(NR)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)等のゴム材料を挙げることができる。これらの材料は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
モルタル止め部材の材料として、樹脂材料を用いる場合には、無機材料を添加して用いることが望ましい。剛性が高くなり建築材料として好適な硬さとすることができ、光による樹脂材料の脆性化を防止し、さらに、耐水性や耐熱性等を向上させることができるからである。無機材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、炭酸カルシウム、含水珪酸マグネシウム、石粉、コンクリート粉体、高炉スラグ、フライアッシュ等を挙げることができる。樹脂材料と無機材料との配合重量比は、1:0.1〜1:3であることが好ましい。また、例えば、フタル酸エステル、ジブチルフタレート等の可塑剤を添加してもよい。
モルタル止め部材の材料は、ゴム等の弾性体からなることが望ましい。基礎の外側面に貼り付ける場合、上記外側面に多少の凹凸があっても追随することができるからである。
このモルタル止め部材10の役割については、後述の本発明に係る建造物の施行方法で詳しく説明するが、基礎の上面に基礎パッキン及び土台を載置し、基礎の外側面にモルタルを形成する際、基礎の外側面の上端等にモルタル止め部材10を接着すると、基礎の外側面からモルタル止め部材10が外側に突出した態様となるので、モルタル止め部材10の突出した部分の幅を塗布するモルタルの厚さとし、モルタル止め部材20の下面をモルタルの上端となるようにモルタルを形成すればよく、容易に基礎化粧モルタル層を形成することができる。
[建造物の施工方法]
次に、上述したモルタル止め部材を用いる本発明の建造物の施工方法について、図5を用いて説明する。なお、以下においては、図1に示したモルタル止め部材10を用いる場合について説明する。
本発明に係る建造物の施工方法は、基礎と土台との間に基礎パッキンを設けるとともに、モルタル止め部材を設ける建造物の施工方法であって、上記基礎パッキンを上記基礎上に載置する工程と、上記土台を上記基礎パッキンの上面に配置する工程と、上述したモルタル止め部材(図1〜図4参照)を、接着剤を用いて、上記基礎の外側面及び/又は上記基礎パッキンの外側面に接着させる工程と、上記基礎の外側面にモルタルを塗工する工程とを含むことを特徴とする建造物の施工方法である。
本施工方法では、まず、基礎の上面に基礎パッキンを載置する基礎パッキン載置工程を行う。
この工程では、コンクリート基礎200の上面に、その外側面が基礎200の外側面とほぼ同一面を形成するように基礎パッキン30を載置する。
用いる基礎パッキンは特に限定されるものではないが、床下がなくて室内空間と外部空間とが土台を介して両側で接する箇所(例えば、玄関、勝手口、土間部等)においては、長尺の遮蔽型基礎パッキンを使用し、その他の部屋等となる領域を囲うコンクリート基礎200の上面には、長尺の換気型基礎パッキンを載置する。短尺の基礎パッキンでもよい。
次に、基礎パッキンの上面に土台を載置する土台載置工程を行う(図5(a)参照)。
この工程では、土台110を基礎パッキン30の上面に載置し、図示しないアンカーボルトにナットを螺合させて緊締する。
この後、モルタル止め部材10を、接着剤を用いて、コンクリート基礎200及び/又は基礎パッキン30の外側面に接着させる接着工程を行う。
この工程では、まず、コンクリート基礎200の外側面に、接着剤としてのモルタルの塊221を複数個、所定間隔を空けて付着させる(図5(b)参照)。コンクリート基礎200の外側面に帯状にモルタルを塗布してもよい。
本発明に係る建造物の施工方法においては、上述したように、接着剤としてモルタルを用いることが望ましい。一般的に建築現場等において当然に準備されているモルタルを接着剤として用いることにより、接着剤を別途準備する手間を省くことができ、施工コストを軽減することができるからである。
上記接着剤としては、特に限定されるものではなく、上述したモルタル以外に、例えば、天然系接着剤、合成品系の接着剤が挙げられ、上記天然系接着剤としては、例えば、デンプン、デキストリン、植物ガム、動物性蛋白質、アスファルト、セラック、天然ゴム、珪酸ナトリウム等が挙げられ、合成品系としては、例えば、セルロース、アルキド、アクリルエステル、ポリアミド、ポリスチレン、合成ゴム、ポリビニルアルコール等の熱可塑性樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、レゾルシノール樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の加熱硬化性樹脂等が挙げられる。これらは、単独で使用することができるとともに、2種以上が含有された状態で用いることもできる。これらのなかでは、経時的に変質しにくく、接着力の大きいものが望ましい。
接着工程では、次に、モルタル止め部材10でモルタルの塊221を押し潰すように、モルタル止め部材10をコンクリート基礎200の外側面に押し付け、モルタル止め部材10をコンクリート基礎200の外側面に接着させる(図5(c)参照)。これにより、モルタルの塊211の一部が、モルタル止め部材10の貫通孔14を通って食み出るため、モルタル止め部材10とコンクリート基礎200との接着強度が向上する。
なお、モルタル止め部材10を接着させる際には、上述したように、モルタル止め部材10をコンクリート基礎200の外側面に接着させてもよく、基礎パッキン30の外側面に接着させてもよく、基礎パッキン30の外側面及びコンクリート基礎200の外側面の両方に掛かるように接着させてもよい。これにより、コンクリート基礎200の外側面等からモルタル止め部材10が水平方向に突出した状態となる。
基礎パッキンとして換気型基礎パッキンを用いる場合には、図5(c)に示すように、モルタル止め部材10をコンクリート基礎200の外側面に接着させ、基礎パッキン30の外側面に及ばないようにすることが望ましい。換気型基礎パッキンが有する換気穴がモルタル止め部材10によって遮蔽されないようにすることができるからである。
また、上記施工方法では、基礎の上面に基礎パッキンを載置し、その上に土台を載置した後、モルタル止め部材を設けていたが、基礎の外側面にモルタル止め部材を設けた後、基礎の上面に基礎パッキンを載置し、その上に土台を載置してもよい。
本実施形態では、長尺の基礎パッキンを用いているが、通気孔が形成された換気型の基礎パッキンは、換気が必要なコンクリート基礎の上面全体を覆うように載置し、通気孔が形成されていない遮蔽型の基礎パッキンを用いる場合には、換気を必要としない玄関、勝手口等のコンクリート基礎の上面全体を覆うように載置する。この場合、防鼠材240(図9参照)を必要としない。また、本発明では、モルタルをモルタル止め部材より上に形成することはないので、換気型の基礎パッキンを用いた場合、長尺、短尺に限らず、通気孔による通気を確実に確保することができる。
上記工程の後、基礎化粧モルタル層を形成するためにコンクリート基礎200の外側面にモルタルを塗工する(図5(d)参照)。この工程は、接着剤が硬化した後に行ってもよく、接着剤が硬化していない状態、すなわち、仮止めの状態で行ってもよい。
モルタルを塗布する際、基礎200の上端から外側にモルタル止め部材10が突出し、その幅は、モルタルの厚さと略同じ、15〜20mmであるため、モルタルの表面がモルタル止め部材10の先端部と略同じとなり、その上端がモルタル止め部材10の下面となるようにモルタルを形成すればよい。従って、容易に基礎化粧モルタル層220を形成することができる。
本発明の建造物の施工方法で用いられる長尺の基礎パッキンとしては、以下のようなものが挙げられる。
図6は、長尺の換気型基礎パッキンの一例を模式的に示す斜視図である。
この基礎パッキン30は、所定の厚さを有する略矩形板状をなしており、長辺方向に伸びた一対の基体31、32と、一対の基体31、32を短辺方向に接続する4箇所の結合部33とから構成され、これらは一体的に形成されている。
基体31、32は四角柱形状を有しているが、一方の先端の接続部37aには、切り欠き(突起)が形成され、他方の先端の接続部37bには、上下に貫通した溝が形成されており、別の基礎パッキンと接続部37a、37b同士を嵌合させることにより、連結することができるようになっている。
基体31、32の寸法は限定されるものではないが、例えば、長さは500〜2000mm、幅20〜70mm、高さ10〜30mmである。
基礎パッキン30の寸法も特に限定されるものではないが、例えば、長さは500〜2000mm、幅は70〜200mm、高さは10〜30mmである。
基体31、32及び結合部33によって囲まれた空間が、アンカーボルトを挿通するためのボルト挿通孔である。
また、この基礎パッキン30では、水平方向に貫通する側面視矩形状の多数の通気孔35が設けられている。一方、結合部33の近傍では、通気孔35を形成しにくいので、上下に貫通する縦孔36が設けられている。
図7は、長尺の遮蔽型基礎パッキンを模式的に示す斜視図である。
基礎パッキン40は、所定の厚さを有する略矩形板状であり、長辺方向に伸びた一対の基体41、42と、一対の基体41、42を短辺方向に接続する4箇所の結合部43とから構成され、これらは一体的に形成されている。基体41、42は四角柱形状を有しており、その寸法は限定されるものではないが、例えば、長さは500〜2000mm、幅20〜70mm、高さ10〜30mmである。
基礎パッキン40の寸法も特に限定されるものではないが、例えば、長さは500〜2000mm、幅は70〜200mm、高さは10〜30mmである。
基体41、42及び結合部43によって囲まれた空間が、アンカーボルトを挿通するためのボルト挿通孔である。
また、この基礎パッキン40には、軽量化を図るため、基体41、42の長辺内側面に水平方向に多数の有底孔45が設けられている。一方、結合部43の近傍では、通気孔45を形成しにくいので、上下方向に形成された有底縦孔46が設けられている。
基体41、42の長辺外側面41a、42aには、上下方向に貫通した多数の溝44が形成されている。溝44は、深さ6mmの蟻溝形状を有している。溝44を介して、基礎(図示せず)に描かれた墨出し線が視認可能となるため、基礎パッキン40や土台(図示せず)の位置合わせを容易に行うことができる。
上述した基礎パッキン30、40は、充分な軽量化がなされているので、取り扱いの利便性に優れ、材料の使用量を節減してコストダウンを図ることができる。なお、本発明では、本発明の効果を得られるものであれば、上述した基礎パッキン30、40に限らず、種々の基礎パッキンを用いることができる。また、基礎パッキンは、長尺に限られず、短尺でもよい。
上述した実施形態では、基礎パッキンを用いた建造物の施工方法で、本発明のモルタル止め部材が使用された例を記載したが、本発明のモルタル止め部材は、上記した例に限られず、モルタル止め部材を形成する必要がある場合には、いかなる建造物の施工方法であっても使用することができる。
本発明に係るモルタル止め部材の一例を模式的に示す斜視図である。 本発明に係るモルタル止め部材の一例を模式的に示す斜視図である。 本発明に係るモルタル止め部材の一例を模式的に示す斜視図である。 (a)〜(c)は、それぞれ本発明に係るモルタル止め部材の一例を模式的に示す側面図である。 本発明に係る建造物の施工方法の一例を模式的に示す断面図である。 長尺の換気型基礎パッキンの一例を模式的に示す斜視図である。 長尺の遮蔽型基礎パッキンの一例を模式的に示す斜視図である。 従来の基礎パッキンの一例を模式的に示す斜視図である。 従来の建造物の施工方法の一例を模式的に示す断面図である。 コンクリート基礎の上面の全周域を覆うように長尺の基礎パッキンを載置した様子を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
10、20、50、310、410、510 モルタル止め部材
10a、20a、50a 対向部
10b、20b、50b 突出部
11、21、51 対向面
12、22、52 内向面
13、23、53 外向面
14 貫通孔(食い付き部)
24 凹部(食い付き部)
30、40 基礎パッキン
31、32、41、42 基体
31a、32a、41a、42a 外側面
33、43 結合部
35 通気孔
36 縦孔
37(37a、37b) 接続部
45 有底孔
46 有底縦孔
54 凸部(食い付き部)
110 土台
200 コンクリート基礎
220 基礎化粧モルタル層

Claims (4)

  1. 基礎と土台との間に基礎パッキンが設けられる建造物の当該基礎の外側面に基礎化粧モルタル層を形成するために使用され、前記基礎化粧モルタル層の上端を規制するモルタル止め部材であって、
    前記基礎の外側面及び/又は前記基礎パッキンの外側面に接着剤によって取り付けられるものであり、
    前記基礎の外側面及び/又は前記基礎パッキンの外側面と対向する面に、前記接着剤の食い付き部が形成されていることを特徴とするモルタル止め部材。
  2. 前記食い付き部は、貫通孔、凹部及び凸部のなかの少なくとも1からなることを特徴とする請求項1に記載のモルタル止め部材。
  3. 基礎と土台との間に基礎パッキンを設けるとともに、モルタル止め部材を設ける建造物の施工方法であって、
    前記基礎パッキンを前記基礎上に載置する工程と、
    前記土台を前記基礎パッキンの上面に配置する工程と、
    請求項1又は2に記載のモルタル止め部材を、接着剤を用いて、前記基礎の外側面及び/又は前記基礎パッキンの外側面に接着させる工程と、
    前記基礎の外側面にモルタルを塗工する工程と
    を含むことを特徴とする建造物の施工方法。
  4. 前記接着剤は、モルタルであることを特徴とする請求項3に記載の建造物の施工方法。
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