JP4869606B2 - レーザ光照射装置およびレーザ光照射装置付顕微鏡装置 - Google Patents
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Description
まず、この発明にかかるレーザ光照射装置について説明する。図1および図2は、実施の形態1であるレーザ光照射装置の概要構成を示すブロック図である。図1は、このレーザ光照射装置1が点光源を形成し、レーザ光を像点16に点照射する場合を示し、図2は、このレーザ光照射装置1が面光源を形成し、レーザ光を像点16に面照射する場合を示す。
つぎに、この発明の実施の形態2であるレーザ光照射装置について説明する。この実施の形態1では、スライダ13を移動して光束絞り10bの位置に点光源と面光源とを可変に形成するようにしていたが、この実施の形態2では、光ファイバと光束絞りとの間にコリメートレンズと集光レンズとを配置し、この集光レンズの挿脱によって光束絞りの位置に点光源と面光源とを可変に形成するようにしている。
つぎに、この発明の実施の形態3であるレーザ光照射装置について説明する。実施の形態1,2では、1つのレーザ光照射装置が点光源と面光源とを可変に形成するようにしていたが、この実施の形態3では、2つのレーザ光照射装置を組合わせ、異なる波長のレーザ光を1つの像点に照射するようにしている。
つぎに、この発明の実施の形態4であるレーザ光照射装置について説明する。上述した実施の形態1〜3では、レーザ光照射装置1〜3から出射されたレーザ光の光軸は固定されていたが、この実施の形態4では、照射ユニットと照射レンズとの間にXY可動機構を設け、レーザ光の光軸が観察試料上で可変できるようにしている。
つぎに、この発明の実施の形態5であるレーザ光照射装置について説明する。上述した実施の形態1〜4では、レーザ光照射装置1〜4の光束絞り10b,25bが固定されていたが、この実施の形態5では、光束絞りの絞り形状を可変できるようにしている。
つぎに、この発明の実施の形態6であるレーザ光照射装置について説明する。上述した実施の形態1〜5では、レーザ光照射装置1〜5の像点16,36の位置がレーザ光の光軸方向に固定されていたが、この実施の形態6では、像点の位置を光軸方向に可変できるようにしている。
つぎに、この発明にかかる実施の形態7について説明する。この実施の形態7では、投光光学系を顕微鏡のケーラー照明光学系と同様にし、レーザ光照射装置から出射されたレーザ光が第1の状態では像点において点照射を、第2の状態では光源をケーラー照明光学系の明るさ絞り位置に置き、ケーラー照射となるようにしている。なお、ここで用いる光源は点光源であるので光学的には「コリメート照射」であるが、光学系は顕微鏡のケーラー照明の構成であり、本実施形態の装置を顕微鏡に組み込む場合には顕微鏡のケーラー照明光学系を利用することができるため、本発明では「ケーラー照射」と称することにする。
つぎに、この発明の実施の形態7の変形例について説明する。上述した実施の形態7では、実施の形態1で示した照射ユニット10を用い、レーザ光が像点66においてケーラー照射となるようにしていたが、この変形例では、実施の形態2で示した照射ユニット25を用いて、レーザ光が像点においてケーラー照射となるようにしている。
つぎに、この発明の実施の形態8であるレーザ光照射装置について説明する。この実施の形態8では、レーザ光照射装置から出射されるレーザ光の波長、強度、照射時間を制御するようにしている。
つぎに、この発明の実施の形態9にかかるレーザ光照射装置付顕微鏡装置について説明する。図16は、この発明の実施の形態9であるレーザ光照射装置付顕微鏡装置の概要構成を示すブロック図である。図16に示すように、このレーザ光照射装置付顕微鏡装置8は、実施の形態1で示した照射ユニット10と、実施の形態2で示した照射ユニット25と、実施の形態4で示したXY可動機構41とを有する。XY可動機構41には、照射ユニット10,25と、ダイクロイックミラー82Aと、光路を延長するための凹レンズ81Aとが固定され、照射ユニット10,25から出射されたレーザ光の光軸は、ダイクロイックミラー82Aによって合成されるようになっている。
つぎに、この発明の実施の形態9の変形例について説明する。上述した実施の形態9では、照射ユニット10,25を共に固定していたが、この変形例では、照射ユニット10,25を切り離してそれぞれ、結像光学系と投光光学系に配置するようにしている。
つぎに、この発明の実施の形態10について説明する。上述した実施の形態9では、レーザ光照射装置を正立型顕微鏡装置に取付けていたが、この実施の形態10では、レーザ光照射装置を倒立型顕微鏡装置に取付けるようにしている。
つぎに、この発明の実施の形態11にかかるレーザ光照射装置付実体顕微鏡装置について説明する。図19は、この発明の実施の形態11であるレーザ光照射装置付実体顕微鏡装置100の概要構成を示すブロック図である。図19に示すように、このレーザ光照射装置付実体顕微鏡装置100は、実施の形態1で説明した照射ユニット10と、CCDカメラ101と、双接眼部102と、落射照明ユニット103と、対物レンズユニット104と、波長板ユニット105と、透過照明装置107と、着脱可能なハーフミラー108とを有する。
つぎに、この実施の形態12について説明する。実施の形態11では、照射ユニット10,25における点照射と面照射との可変、レーザ光の射出、XY可動機構41の可動等を個別に行っていたが、この実施の形態12では、これらの動作を制御部の制御もとに連動して行うようにしている。
8,8A レーザ光照射装置付顕微鏡装置
9 レーザ光照射装置付倒立型顕微鏡装置
10,25 照射ユニット
10A レボルバ
10a,25a 射出ユニット
10b,10c,25b 光束絞り
11,26 照射レンズ
11b103f シャッタ
12,27 光ファイバ
13 スライダ
14 固定ネジ
15 ストップ板
16,36,36a,36b,40,66,78,86,109 像点
17 鏡枠
19 レンズ
19a バンドパスフィルタ
19b NDフィルタ
19c シャッタ
19d,31,83,103dL,103dR,109 集光レンズ
19e 吸収フィルタ
20 押え環
21,28 発光点
22,37 物点
23,38,64,76 集光点
29 コリメートレンズ
32 挿脱ユニット
34,63,75,87 リレーレンズ
35,35a,35b 投光レンズ
35A 投光レンズユニット
39,82A, 、84 ダイクロイックミラー
88,81、91、95、108 ハーフミラー
41 XY可動機構
65,77,94 コンデンサレンズ
80,101 CCDカメラ
81A 凹レンズ
82 観察鏡筒
84A ミラーキューブ
85,94,104b 対物レンズ
89 水銀ランプ
90,107 透過照明装置
92,106 観察試料
93 試料ステージ
96 落射照明装置
98 受光ユニット
99,102a,反射ミラー
100,120 レーザ光照射装置付実体顕微鏡装置
102 双接眼部
102bL,102bR 結像レンズ
103 落射照明ユニット
103aL,103aR アナライザ
103bL,103bR 偏光ビームスプリッタ
103cL,103cR ポラライザ
103eL,103eR 導光ファイバ
104 対物レンズユニット
104aL,104aR ズームレンズ
105 波長板ユニット
105a 1/4波長板
121 指示部
131 制御部
131a 設定テーブル
131b,131c,131d,131e 駆動部
Claims (24)
- 物点と像点との間隔であるI−O距離が固定値に定められた照射レンズ系と、
前記照射レンズ系の物点位置に配置された光束絞りと、
光源からのレーザ光を点光源として導く導光手段と、該導光手段を保持するとともに、光軸方向に沿った移動によって、前記光束絞りの位置に前記点光源を配置する第1の状態、および前記点光源からの光によって前記光束絞り径を満たすように照射する第2の状態を切り換え可能な切換手段と、前記切換手段の後端と当接可能なストップ板とを有する射出ユニットと、
を備え、
前記第1の状態は、前記切換手段の先端が前記光束絞りと当接した状態であって、前記照射レンズ系の像点位置に前記点光源が投影される状態であり、
前記第2の状態は、前記切換手段の後端が前記ストップ板と当接した状態であって、前記像点位置に前記光束絞りの形状が投影される状態であることを特徴とするレーザ光照射装置。 - 物点と像点との間隔であるI−O距離が固定値に定められた照射レンズ系と、
前記照射レンズ系の物点位置に配置された光束絞りと、
光源からのレーザ光を点光源として導く導光手段と、前記点光源からの発散光束を前記光束絞りの有効径よりも大きな径の平行光束に変換するコリメートレンズと、該コリメートレンズからの前記平行光束を前記照射レンズ系の前記物点位置に集光させる集光レンズを保持し、前記光束絞りの位置に前記点光源の投影像を形成する第1の状態、および前記点光源からの光によって前記光束絞り径を満たすように照射する第2の状態を切り換え可能な切換手段とを有する射出ユニットと、
を備え、
前記切換手段は、前記集光レンズが光軸に挿入された前記第1の状態と前記光軸から外された前記第2の状態とを切り換えることを特徴とするレーザ光照射装置。 - 前記照射レンズ系と前記光束絞りとの間に光路分岐手段を設け、
分岐された光路上に、前記照射レンズ系の前記物点位置に配置された第2の光束絞りと、
この第2の光束絞りに対する第2の射出ユニットと、
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ光照射装置。 - 前記照射レンズ系に対して、前記光束絞りと前記射出ユニットとを光軸と直交する平面内で一体的に移動させる照射位置調節手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ光照射装置。
- 前記光束絞りの形状または大きさを可変する絞り可変手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ光照射装置。
- 前記照射レンズ系は、無限遠補正光学系であり、前記像点側のレンズは焦点距離の異なるレンズに交換可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ光照射装置。
- 前記照射レンズ系は、顕微鏡のケーラー照明光学系と同構成であり、
前記第1の状態での点光源位置を前記光束絞り位置とし、第2の状態での点光源位置を前記光束絞り径を満たす位置とすることを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ光照射装置。 - シャッタ、波長選択手段および光量調整手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ光照射装置。
- 前記導光手段は、レーザ光を導光する光ファイバを備え、光ファイバの出射端を前記点光源として利用することを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ光照射装置。
- 前記光ファイバは、シングルモードファイバであることを特徴とする請求項9に記載のレーザ光照射装置。
- 前記光源は、波長の異なる2種類のレーザ光を発振し、
前記導光手段は、前記2種類のレーザ光をそれぞれ個別に伝送する2本の光ファイバを備え、
2つの前記射出ユニットに対して前記2本の光ファイバがそれぞれレーザ光を個別に導くことを特徴とする請求項3に記載のレーザ光照射装置。 - 対物レンズと標本載置ステージとケーラー照明装置とを備えた正立又は倒立顕微鏡装置に、レーザ光照射装置を組み込んだレーザ光照射装置付顕微鏡装置であって、
前記ケーラー照明装置の光路を分岐する光路分岐手段を有し、
前記レーザ光照射装置は、
物点と像点との間隔であるI−O距離が固定値に定められ、前記対物レンズを含む照射レンズ系と、
前記照射レンズ系の物点位置に配置された光束絞りと、
光源からのレーザ光を点光源として導く導光手段と、該導光手段を保持するとともに、光軸方向に沿った移動によって、前記光束絞りの位置に前記点光源を配置する第1の状態、および前記点光源からの光によって前記光束絞り径を満たすように照射する第2の状態を切り換え可能な切換手段と、前記切換手段の後端と当接可能なストップ板とを有する射出ユニットと、
を備え、前記第1の状態は、前記切換手段の先端が前記光束絞りと当接した状態であって、前記照射レンズ系の像点位置に前記点光源が投影される状態であり、前記第2の状態は、前記切換手段の後端が前記ストップ板と当接した状態であって、前記像点位置に前記光束絞りの形状が投影される状態であり、
前記光路分岐手段で分岐された光路上に前記光束絞りと前記射出ユニットとを配置し、
前記光束絞りの位置が前記像点位置と共役な位置であるとともに、第2の状態での点光源位置は前記光束絞り径を満たす位置であることを特徴とするレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 対物レンズと標本載置ステージとケーラー照明装置とを備えた正立又は倒立顕微鏡装置に、レーザ光照射装置を組み込んだレーザ光照射装置付顕微鏡装置であって、
前記ケーラー照明装置の光路を分岐する光路分岐手段を有し、
前記レーザ光照射装置は、
物点と像点との間隔であるI−O距離が固定値に定められ、前記対物レンズを含む照射レンズ系と、
前記照射レンズ系の物点位置に配置された光束絞りと、
光源からのレーザ光を点光源として導く導光手段と、前記点光源からの発散光束を前記光束絞りの有効径よりも大きな径の平行光束に変換するコリメートレンズと、該コリメートレンズからの前記平行光束を前記照射レンズ系の前記物点位置に集光させる集光レンズを保持し、前記光束絞りの位置に前記点光源の投影像を形成する第1の状態、および前記点光源からの光によって前記光束絞り径を満たすように照射する第2の状態を切り換え可能な切換手段とを有する射出ユニットと、
を備え、前記切換手段は、前記集光レンズが光軸に挿入された前記第1の状態と前記光軸から外された前記第2の状態とを切り換え、
前記光路分岐手段で分岐された光路上に前記光束絞りと前記射出ユニットとを配置し、
前記光束絞りの位置が前記像点位置と共役な位置であるとともに、第2の状態での点光源位置は前記光束絞り径を満たす位置であることを特徴とするレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 前記光路分岐手段で分岐された光路上に光路延長レンズを設けたことを特徴とする請求項12または13に記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。
- 対物レンズと標本載置ステージと観察光路とを備えた正立又は倒立顕微鏡装置に、レーザ光照射装置を組み込んだレーザ光照射装置付顕微鏡装置であって、
前記観察光路を分岐する光路分岐手段を有し、
前記レーザ光照射装置は、
物点と像点との間隔であるI−O距離が固定値に定められ、前記対物レンズを含む照射レンズ系と、
前記照射レンズ系の物点位置に配置された光束絞りと、
光源からのレーザ光を点光源として導く導光手段と、該導光手段を保持するとともに、光軸方向に沿った移動によって、前記光束絞りの位置に前記点光源を配置する第1の状態、および前記点光源からの光によって前記光束絞り径を満たすように照射する第2の状態を切り換え可能な切換手段と、前記切換手段の後端と当接可能なストップ板とを有する射出ユニットと、
を備え、前記第1の状態は、前記切換手段の先端が前記光束絞りと当接した状態であって、前記照射レンズ系の像点位置に前記点光源が投影される状態であり、前記第2の状態は、前記切換手段の後端が前記ストップ板と当接した状態であって、前記像点位置に前記光束絞りの形状が投影される状態であり、
前記光路分岐手段で分岐された光路上に前記光束絞りと前記射出ユニットとを配置し、
前記光束絞りの位置が前記観察光路の結像位置と共役な位置であることを特徴とするレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 対物レンズと標本載置ステージと観察光路とを備えた正立又は倒立顕微鏡装置に、レーザ光照射装置を組み込んだレーザ光照射装置付顕微鏡装置であって、
前記観察光路を分岐する光路分岐手段を有し、
前記レーザ光照射装置は、
物点と像点との間隔であるI−O距離が固定値に定められ、前記対物レンズを含む照射レンズ系と、
前記照射レンズ系の物点位置に配置された光束絞りと、
光源からのレーザ光を点光源として導く導光手段と、前記点光源からの発散光束を前記光束絞りの有効径よりも大きな径の平行光束に変換するコリメートレンズと、該コリメートレンズからの前記平行光束を前記照射レンズ系の前記物点位置に集光させる集光レンズを保持し、前記光束絞りの位置に前記点光源の投影像を形成する第1の状態、および前記点光源からの光によって前記光束絞り径を満たすように照射する第2の状態を切り換え可能な切換手段とを有する射出ユニットと、
を備え、前記切換手段は、前記集光レンズが光軸に挿入された前記第1の状態と前記光軸から外された前記第2の状態とを切り換え、
前記光路分岐手段で分岐された光路上に前記光束絞りと前記射出ユニットとを配置し、
前記光束絞りの位置が前記観察光路の結像位置と共役な位置であることを特徴とするレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 対物レンズと標本ステージと透過照明装置とを備えた倒立顕微鏡装置に、レーザ光照射装置を組み込んだレーザ光照射装置付顕微鏡装置であって、
前記標本ステージと前記透過照明装置のコンデンサレンズとの間に光路分岐手段を有し、
前記レーザ光照射装置は、
物点と像点との間隔であるI−O距離が固定値に定められ、前記対物レンズを含み、像点位置が前記対物レンズのピント位置に一致する照射レンズ系と、
前記照射レンズ系の物点位置に配置された光束絞りと、
光源からのレーザ光を点光源として導く導光手段と、該導光手段を保持するとともに、光軸方向に沿った移動によって、前記光束絞りの位置に前記点光源を配置する第1の状態、および前記点光源からの光によって前記光束絞り径を満たすように照射する第2の状態を切り換え可能な切換手段と、前記切換手段の後端と当接可能なストップ板とを有する射出ユニットと、
を備え、前記第1の状態は、前記切換手段の先端が前記光束絞りと当接した状態であって、前記照射レンズ系の前記像点位置に前記点光源が投影される状態であり、前記第2の状態は、前記切換手段の後端が前記ストップ板と当接した状態であって、前記像点位置に前記光束絞りの形状が投影される状態であり、
前記光路分岐手段で分岐された光路上に、前記照射レンズ系と前記光束絞りと前記射出ユニットとが配置されることを特徴とするレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 対物レンズと標本ステージと透過照明装置とを備えた倒立顕微鏡装置に、レーザ光照射装置を組み込んだレーザ光照射装置付顕微鏡装置であって、
前記標本ステージと前記透過照明装置のコンデンサレンズとの間に光路分岐手段を有し、
前記レーザ光照射装置は、
物点と像点との間隔であるI−O距離が固定値に定められ、前記対物レンズを含み、像点位置が前記対物レンズのピント位置に一致する照射レンズ系と、
前記照射レンズ系の物点位置に配置された光束絞りと、
光源からのレーザ光を点光源として導く導光手段と、前記点光源からの発散光束を前記光束絞りの有効径よりも大きな径の平行光束に変換するコリメートレンズと、該コリメートレンズからの前記平行光束を前記照射レンズ系の前記物点位置に集光させる集光レンズを保持し、前記光束絞りの位置に前記点光源の投影像を形成する第1の状態、および前記点光源からの光によって前記光束絞り径を満たすように照射する第2の状態を切り換え可能な切換手段とを有する射出ユニットと、
を備え、前記切換手段は、前記集光レンズが光軸に挿入された前記第1の状態と前記光軸から外された前記第2の状態とを切り換え、
前記光路分岐手段で分岐された光路上に、前記照射レンズ系と前記光束絞りと前記射出ユニットとが配置されることを特徴とするレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 物体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された観察像を表示する表示手段と、
前記表示手段によって表示された前記観察像の任意の点を指定する位置指定手段と、
前記照射レンズ系に対して、前記光束絞りと前記射出ユニットを光軸と直交するXY方向に一体的に移動させる照射位置調節手段と、
レーザ光の波長を、標本への刺激光と前記標本が反応しないガイド光とに切り換える波長切換手段と、
前記標本に照射するレーザ光の種別を、刺激光またはガイド光の一方と、前記点光源像または前記光束絞りの像の一方との組み合わせとして設定する照射光設定手段と、
前記波長切換手段により設定された照射光の種別に基づいて前記波長切換手段と前記射出ユニットの切換手段を制御するとともに前記位置指定手段により指定された位置に基づいて前記照射位置調節手段を制御する制御手段とを備え、
指定された位置に設定された種別のレーザ光を照射することを特徴とする請求項12〜18のいずれか一つに記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 前記レーザ光の光量を調節する調光手段をさらに備え、
前記照射光設定手段は、照射するレーザ光の光量を設定可能であり、
前記制御手段は、前記設定されたレーザ光の光量に基づいて前記調光手段を制御することを特徴とする請求項19に記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 2本の観察光軸のうち一方にTV光路が設けられた実体顕微鏡装置に、レーザ光照射装置を組み込んだレーザ光照射装置付実体顕微鏡装置であって、
前記レーザ光照射装置は、
物点と像点との間隔であるI−O距離が固定値に定められ、対物レンズを含み、像点位置が前記対物レンズのピント位置に一致する照射レンズ系と、
前記照射レンズ系の物点位置に配置された光束絞りと、
光源からのレーザ光を点光源として導く導光手段と、該導光手段を保持するとともに、光軸方向に沿った移動によって、前記光束絞りの位置に前記点光源を配置する第1の状態、および前記点光源からの光によって前記光束絞り径を満たすように照射する第2の状態を切り換え可能な切換手段と、前記切換手段の後端と当接可能なストップ板とを有する射出ユニットと、
を備え、前記第1の状態は、前記切換手段の先端が前記光束絞りと当接した状態であって、前記照射レンズ系の前記像点位置に前記点光源が投影される状態であり、前記第2の状態は、前記切換手段の後端が前記ストップ板と当接した状態であって、前記像点位置に前記光束絞りの形状が投影される状態であり、
前記対物レンズと標本との間であって、前記TV光路が設けられていない側の光路に光路分岐手段を有し、
前記光路分岐手段で分岐された光路上に、前記照射レンズ系と前記光束絞りと前記射出ユニットとが配置されることを特徴とするレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 2本の観察光軸のうち一方にTV光路が設けられた実体顕微鏡装置に、レーザ光照射装置を組み込んだレーザ光照射装置付実体顕微鏡装置であって、
前記レーザ光照射装置は、
物点と像点との間隔であるI−O距離が固定値に定められ、対物レンズを含み、像点位置が前記対物レンズのピント位置に一致する照射レンズ系と、
前記照射レンズ系の物点位置に配置された光束絞りと、
光源からのレーザ光を点光源として導く導光手段と、前記点光源からの発散光束を前記光束絞りの有効径よりも大きな径の平行光束に変換するコリメートレンズと、該コリメートレンズからの前記平行光束を前記照射レンズ系の前記物点位置に集光させる集光レンズを保持し、前記光束絞りの位置に前記点光源の投影像を形成する第1の状態、および前記点光源からの光によって前記光束絞り径を満たすように照射する第2の状態を切り換え可能な切換手段とを有する射出ユニットと、
を備え、前記切換手段は、前記集光レンズが光軸に挿入された前記第1の状態と前記光軸から外された前記第2の状態とを切り換え、
前記対物レンズと標本との間であって、前記TV光路が設けられていない側の光路に光路分岐手段を有し、
前記光路分岐手段で分岐された光路上に、前記照射レンズ系と前記光束絞りと前記射出ユニットとが配置されることを特徴とするレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 物体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された観察像を表示する表示手段と、
前記表示手段によって表示された前記観察像の任意の点を指定する位置指定手段と、
前記照射レンズ系に対して、前記光束絞りと前記射出ユニットを光軸と直交するXY方向に一体的に移動させる照射位置調節手段と、
レーザ光の波長を、標本への刺激光と前記標本が反応しないガイド光の一方と、点光源像または前記光束絞りの像の一方との組み合わせとして設定する照射光設定手段と、
前記波長切換手段により設定された照射光の種別に基づいて前記波長切換手段と前記射出ユニットの切換手段を制御するとともに前記位置指定手段により指定された位置に基づいて前記照射位置調節手段を制御する制御手段とを備え、
指定された位置に設定された種別のレーザ光を照射することを特徴とする請求項21〜22のいずれか一つに記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 前記レーザ光の光量を調節する調光手段をさらに備え、
前記照射光設定手段は、照射するレーザ光の光量を設定可能であり、
前記制御手段は、前記設定されたレーザ光の光量に基づいて前記調光手段を制御することを特徴とする請求項23に記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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