JP2006220953A5 - - Google Patents
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Claims (29)
- 物点と像点との間隔であるI−O距離が固定値に定められた照射レンズ系と、
光源からのレーザ光を点光源として導く導光手段と、
前記照射レンズ系の物点位置に配置された光束絞りと、
前記光束絞りの位置に前記点光源または前記点光源の投影像を形成する第1の状態と、前記点光源からの光によって前記光束絞り径を満たすように照射する第2の状態とを切り換え可能な射出ユニットとを備え、
前記第1の状態では前記照射レンズ系の前記像点位置に前記点光源が投影され、前記第2の状態では前記像点位置に前記光束絞りの形状が投影されるようにしたことを特徴とするレーザ光照射装置。 - 前記射出ユニットは、
前記点光源を前記照射レンズ系の前記物点位置に位置づける前記第1の状態と、前記点光源からの発散光束が前記光束絞り径を満たすような位置に前記点光源を位置づける第2の状態とに切り換える切換手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のレーザ光照射装置。 - 前記射出ユニットは、
前記点光源からの発散光束を前記光束絞りの有効径よりも大きな径の平行光束に変換するコリメートレンズと、
該コリメートレンズからの前記平行光束を前記照射レンズ系の前記物点位置に集光させる集光レンズと、
該集光レンズが光軸に挿入された前記第1の状態と前記光軸から外された前記第2の状態とに切り換る切換手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のレーザ光照射装置。 - 前記照射レンズ系と前記光束絞りとの間に光路分岐手段を設け、
分岐された光路上に、前記照射レンズ系の前記物点位置に配置された第2の光束絞りと、
この第2の光束絞りに対する第2の射出ユニットと、
を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のレーザ光照射装置。 - 前記照射レンズ系に対して、前記光束絞りと前記射出ユニットを光軸と直交する平面内で一体的に移動させる照射位置調節手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のレーザ光照射装置。
- 前記光束絞りの形状または大きさを可変する絞り可変手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のレーザ光照射装置。
- 前記照射レンズ系は、無限遠補正光学系であり、前記像点側のレンズは焦点距離の異なるレンズに交換可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のレーザ光照射装置。
- 前記照射レンズ系は、顕微鏡のケーラー照明光学系と同構成であり、前記光束絞り位置をケーラー照明の視野絞りの位置とし、第2の状態での点光源位置を前記光束絞り径を満たす位置とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のレーザ光照射装置。
- 前記光源は、シャッタ、波長選択手段および光量調整手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のレーザ光照射装置。
- 前記導光手段は、レーザ光を導光する光ファイバを備え、光ファイバの出射端を前記点光源として利用することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のレーザ光照射装置。
- 前記光ファイバは、シングルモードファイバであることを特徴とする請求項10に記載のレーザ光照射装置。
- 前記レーザ光源は、波長の異なる2種類のレーザ光を発振し、
前記導光手段は、前記2種類のレーザ光をそれぞれ個別に伝送する2本の光ファイバを備え、
前記2つの射出ユニットに対して前記2本の光ファイバがそれぞれレーザ光を個別に導くことを特徴とする請求項4に記載のレーザ光照射装置。 - 対物レンズと標本載置ステージとケーラー照明装置とを備えた正立又は倒立顕微鏡装置に、
物点と像点との間隔であるI−O距離が固定値に定められた照射レンズ系と、
光源からのレーザ光を点光源として導く導光手段と、
前記照射レンズ系の物点位置に配置された光束絞りと、
前記光束絞りの位置に前記点光源または前記点光源の投影像を形成する第1の状態と、前記点光源からの光によって前記光束絞りをその有効径を満たすように照射する第2の状態とを切り換え可能な射出ユニットとを備え、
前記第1の状態では前記照射レンズ系の前記像点位置に前記点光源が投影され、前記第2の状態では前記像点位置に前記光束絞りの形状が投影される、レーザ光照射装置を組み込んだレーザ光照射装置付顕微鏡装置であって、
前記ケーラー照明装置の光路を分岐する光路分岐手段を設け、
前記光路分岐手段で分岐された光路上に前記光束絞りと前記射出ユニットとを配置し、
前記光束絞りの位置が前記ケーラー照明装置の視野絞りと共役な位置であるとともに、第2の状態での点光源位置は前記光束絞り径を満たす位置であり、前記照射レンズ系の一部として前記対物レンズと投光レンズを利用することを特徴とするレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 前記射出ユニットは、
前記点光源を前記照射レンズ系の前記物点位置に位置づける前記第1の状態と、前記点光源からの発散光束が前記光束絞りの有効径を十分に満たすような位置に前記点光源を位置づける第2の状態とに切り換える切換手段を備えることを特徴とする請求項13に記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 前記射出ユニットは、
前記点光源からの発散光束を前記光束絞りの有効径よりも大きな径の平行光束に変換するコリメートレンズと、
該コリメートレンズからの前記平行光束を前記照射レンズ系の前記物点位置に集光させる集光レンズと、
該集光レンズが光軸に挿入された前記第1の状態と前記光軸から外された前記第2の状態とに切り換る切換手段と、
を備えることを特徴とする請求項13に記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 前記光路分岐手段で分岐された光路上に光路延長レンズを設けたことを特徴とする請求項13〜15のいずれか一つに記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。
- 対物レンズと標本載置ステージと観察光路とを備えた正立又は倒立顕微鏡装置に、
物点と像点との間隔であるI−O距離が固定値に定められた照射レンズ系と、
光源からのレーザ光を点光源として導く導光手段と、
前記照射レンズ系の物点位置に配置された光束絞りと、
前記光束絞りの位置に前記点光源または前記点光源の投影像を形成する第1の状態と、前記点光源からの光によって前記光束絞りをその有効径を満たすように照射する第2の状態とを切り換え可能な射出ユニットとを備え、
前記第1の状態では前記照射レンズ系の前記像点位置に前記点光源が投影され、前記第2の状態では前記像点位置に前記光束絞りの形状が投影される、レーザ光照射装置を組み込んだレーザ光照射装置付顕微鏡装置であって、
前記観察光路を分岐する光路分岐手段を設け、
前記光路分岐手段で分岐された光路上に前記光束絞りと前記射出ユニットとを配置し、
前記光束絞りの位置が前記観察光路の結像位置と共役な位置であるとともに、前記照射レンズ系の一部として前記対物レンズと結像レンズを利用することを特徴とするレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 前記射出ユニットは、
前記点光源を前記照射レンズ系の前記物点位置に位置づける前記第1の状態と、前記点光源からの発散光束が前記光束絞りの有効径を十分に満たすような位置に前記点光源を位置づける第2の状態とに切り換える切換手段を備えることを特徴とする請求項17に記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 前記射出ユニットは、
前記点光源からの発散光束を前記光束絞りの有効径よりも大きな径の平行光束に変換するコリメートレンズと、
該コリメートレンズからの前記平行光束を前記照射レンズ系の前記物点位置に集光させる集光レンズと、
該集光レンズが光軸に挿入された前記第1の状態と前記光軸から外された前記第2の状態とに切り換る切換手段と、
を備えることを特徴とする請求項17に記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 対物レンズと標本ステージと透過照明装置とを備えた倒立顕微鏡装置に、
物点と像点との間隔であるI−O距離が固定値に定められた照射レンズ系と、
光源からのレーザ光を点光源として導く導光手段と、
前記照射レンズ系の物点位置に配置された光束絞りと、
前記光束絞りの位置に前記点光源または前記点光源の投影像を形成する第1の状態と、前記点光源からの光によって前記光束絞りをその有効径を満たすように照射する第2の状態とを切り換え可能な射出ユニットとを備え、
前記第1の状態では前記照射レンズ系の前記像点位置に前記点光源が投影され、前記第2の状態では前記像点位置に前記光束絞りの形状が投影される、レーザ光照射装置を組み込んだレーザ光照射装置付顕微鏡装置であって、
前記標本ステージと前記透過照明装置のコンデンサレンズとの間に光路分岐手段を設け、
前記光路分岐手段で分岐された光路上に、前記照射レンズ系と前記光束絞りと前記射出ユニットとを配置し、
前記照射レンズ系の像点位置が前記対物レンズのピント位置に一致していることを特徴とするレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 前記射出ユニットは、
前記点光源を前記照射レンズ系の前記物点位置に位置づける前記第1の状態と、前記点
光源からの発散光束が前記光束絞りの有効径を十分に満たすような位置に前記点光源を位置づける第2の状態とに切り換える切換手段を備えることを特徴とする請求項20に記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 前記射出ユニットは、
前記点光源からの発散光束を前記光束絞りの有効径よりも大きな径の平行光束に変換するコリメートレンズと、
該コリメートレンズからの前記平行光束を前記照射レンズ系の前記物点位置に集光させる集光レンズと、
該集光レンズが光軸に挿入された前記第1の状態と前記光軸から外された前記第2の状態とに切り換る切換手段と、
を備えることを特徴とする請求項20に記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 物体を撮像する撮像手段と、
撮像された前記観察像を表示する表示手段と、
前記表示手段上で前記観察像の任意の点を指定する位置指定手段と、
前記照射レンズ系に対して、前記光束絞りと前記射出ユニットを光軸と直交するXY方向に一体的に移動させる照射位置調節手段と、
レーザ光の波長を、標本への刺激光と前記標本が反応しないガイド光とに切り換える波長切換手段と、
前記標本に照射するレーザ光の種別を、刺激光またはガイド光の一方と、前記点光源像または前記光束絞りの像の一方との組み合わせとして設定する照射光設定手段と、
前記波長切換手段により設定された照射光の種別に基づいて前記波長切換手段と前記射出ユニットの切換手段を制御するとともに前記位置指定手段により指定された位置に基づいて前記照射位置調節手段を制御する制御手段とを備え、
指定された位置に設定された種別のレーザ光を照射することを特徴とする請求項13〜22のいずれか一つに記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 前記レーザ光の光量を調節する調光手段をさらに備え、
前記照射光設定手段は、照射するレーザ光の光量を設定可能であり、
前記制御手段は、前記設定されたレーザ光の光量に基づいて前記調光手段を制御することを特徴とする請求項23に記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 2本の観察光軸のうち一方にTV光路が設けられた実体顕微鏡装置に
物点と像点との間隔であるI−O距離が固定値に定められた照射レンズ系と、
光源からのレーザ光を点光源として導く導光手段と、
前記照射レンズ系の物点位置に配置された光束絞りと、
前記光束絞りの位置に前記点光源または前記点光源の投影像を形成する第1の状態と、前記点光源からの光によって前記光束絞りをその有効径を満たすように照射する第2の状態とを切り換え可能な射出ユニットとを備え、
前記第1の状態では前記照射レンズ系の前記像点位置に前記点光源が投影され、前記第2の状態では前記像点位置に前記光束絞りの形状が投影される、レーザ光照射装置を組み込んだレーザ光照射装置付実体顕微鏡装置であって、
対物レンズと標本との間であって、前記TV光路が設けられていない側の光路に光路分岐手段を設け、
前記光路分岐手段で分岐された光路上に、前記照射レンズ系と前記光束絞りと前記射出ユニットとを配置し、
前記照射レンズ系の像点位置が対物レンズのピント位置に一致していることを特徴とするレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 前記射出ユニットは、
前記点光源を前記照射レンズ系の前記物点位置に位置づける前記第1の状態と、前記点光源からの発散光束が前記光束絞りの有効径を十分に満たすような位置に前記点光源を位置づける第2の状態とに切り換える切換手段を備えることを特徴とする請求項25に記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 前記射出ユニットは、
前記点光源からの発散光束を前記光束絞りの有効径よりも大きな径の平行光束に変換するコリメートレンズと、
該コリメートレンズからの前記平行光束を前記照射レンズ系の前記物点位置に集光させる集光レンズと、
該集光レンズが光軸に挿入された前記第1の状態と前記光軸から外された前記第2の状態とに切り換る切換手段と、
を備えることを特徴とする請求項25に記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 物体を撮像する撮像手段と、
撮像された前記観察像を表示する表示手段と、
前記表示手段上で前記観察像の任意の点を指定する位置指定手段と、
前記照射レンズ系に対して、前記光束絞りと前記射出ユニットを光軸と直交するXY方向に一体的に移動させる照射位置調節手段と、
レーザ光の波長を、標本への刺激光と前記標本が反応しないガイド光の一方と、点光源像または前記光束絞りの像の一方との組み合わせとして設定する照射光設定手段と、
前記波長切換手段により設定された照射光の種別に基づいて前記波長切換手段と前記射出ユニットの切換手段を制御するとともに前記位置指定手段により指定された位置に基づいて前記照射位置調節手段を制御する制御手段とを備え、
指定された位置に設定された種別のレーザ光を照射することを特徴とする請求項25〜27のいずれか一つに記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。 - 前記レーザ光の光量を調節する調光手段をさらに備え、
前記照射光設定手段は、照射するレーザ光の光量を設定可能であり、
前記制御手段は、前記設定されたレーザ光の光量に基づいて前記調光手段を制御することを特徴とする請求項28に記載のレーザ光照射装置付顕微鏡装置。
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