JP2017146496A - 照明用光源 - Google Patents

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浩平 酒井
Kohei Sakai
浩平 酒井
柳澤 隆行
Takayuki Yanagisawa
隆行 柳澤
渡辺 憲一
Kenichi Watanabe
憲一 渡辺
菅野 哲生
Tetsuo Sugano
哲生 菅野
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
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Abstract

【課題】波長毎に広がり角の異なる光源を用いる場合であっても、後方の光学系によらず観察面において色むらの発生を回避する。
【解決手段】異なる波長の複数の光から成る光を出力する光源本体部1と、光源本体部1により出力された光を導光するライトガイド2と、ライトガイド2の出力端から光軸に沿って焦点距離離れた位置に配置されるレンズ31を有する筐体であり、当該ライドガイド2に対して着脱可能に構成された変換機構3とを備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、波長毎に広がり角が異なる複数の光から成る照明であっても、色むらを抑制可能な照明用光源に関するものである。
従来から、複数の波長の光を用いた照明用光源が利用されている。白色照明は、複数の波長の光を用いた照明用光源の最も有用なものの1つであり、例えば赤、緑、青の3原色を広帯域に発光するランプ光源、LED(Light Emitting Diode)又は蛍光体等を組み合わせることで構成される(例えば特許文献1参照)。特許文献1では、赤、緑、青の3つの光源を直角プリズムにより同一のロッドインテグレータで合成する照明用光源が示されている。また、観察面を照明するためには、照明光を光源から観察面まで導く必要があり、この手段として光ファイバ又はレンズ系による像転送が用いられている。
特開2011−248327号公報
しかしながら、複数の波長の光を用いた照明用光源は、波長毎に広がり角(発散角)が異なることがある。そのため、そのような光を用いて照明すると、観察面において色むら(照明むら)が発生し、照明の均一性を悪くすることが考えられる。例えば特許文献1でも、赤、緑、青の3つの光源の各波長により集光角度が異なることから、ロッドインテグレータから出射される光は波長毎に異なる角度で広がることとなる。これを観察面に直接照射する照明に用いた場合、観察面では各波長の広がり角に依存した色むらが発生する。
これを解決するため、照明分布が均一となっている箇所(例えばロッドインテグレータに代表される均一光学系の出力端)での照明分布を観察面に転写する光学系を、後方に配置する方法がある。しかしながら、この方法では、後方の光学系に依らず色むらの発生しない照明用光源を単独で提供することは難しい。例えば、照明用光源と顕微鏡を組み合わせる場合、顕微鏡内部の光学系が転写光学系か否かは顕微鏡メーカ毎に異なるため、波長により発散角が異なる照明用光源を用いると、組み合わせにより色むらが発生するという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、波長毎に広がり角の異なる複数の光を用いる場合であっても、後方の光学系に依らず観察面において色むらの発生を回避できる照明用光源を提供することを目的としている。
この発明に係る照明用光源は、異なる波長の複数の光から成る光を出力する光源本体部と、光源本体部により出力された光を導光する導光部と、導光部の出力端から光軸に沿って焦点距離離れた位置に配置されるレンズを有する筐体であり、当該導光部に対して着脱可能に構成された変換機構とを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、波長毎に広がり角の異なる複数の光を用いる場合であっても、後方の光学系に依らず観察面において色むらの発生を回避できる。
この発明の実施の形態1に係る照明用光源の構成例を示す模式図である。 この発明の実施の形態1におけるレンズの配置例を示す模式図である。 この発明の実施の形態2に係る照明用光源と顕微鏡の構成例を示す模式図である。 この発明の実施の形態2におけるレンズの配置例を示す模式図である。 図5A、図5Bは、この発明の実施の形態2に係る照明用光源の効果を説明する図であって、従来の場合を示す模式図と、本発明の場合を示す模式図である。 この発明の実施の形態3に係る照明用光源と顕微鏡の構成例を示す模式図である。 この発明の実施の形態4に係る照明用光源と顕微鏡の構成例を示す模式図である。 この発明の実施の形態4における空間変調フィルタの構成例を示す模式図である。 この発明の実施の形態4におけるレンズと空間変調フィルタの配置例を示す模式図である。 この発明の実施の形態5に係る照明用光源と顕微鏡の構成例を示す模式図である。 この発明の実施の形態5におけるレンズの配置例を示す模式図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る照明用光源の構成例を示す模式図である。以下では、3原色のLED11から成る照明用光源を例に説明を行う。
照明用光源は、図1に示すように、光源本体部1、ライトガイド(導光部)2及び変換機構3を備えている。
光源本体部1は、異なる波長の複数の光から成る光を出力するものである。この光源本体部1は、図1に示すように、複数のLED11、複数のコリメートレンズ12、集光レンズ13、ライトガイド14及びロッドインテグレータ15を備えている。
複数のLED11は、それぞれ所定の波長の光を発光するものである。この複数のLED11により例えば赤、緑、青の3原色の光を発光することで、白色照明を構成することができる。なお、LED11は、照明に必要な出力を確保している。また、用いる波長の組み合わせは上記3原色に限らず、例えば、赤と青だけとしてもよいし、近赤外又は紫外光を用いてもよく、本発明の効果は同様である。また、各波長の光を発光するLED11の使用個数は、必要な照明効果を確保可能な範囲で任意に設定可能である。
コリメートレンズ12は、LED11毎に設けられ、対応するLED11により発光された光を平行光にコリメートするレンズである。このコリメートレンズ12としては、光学ガラスを用いたレンズの他、プラスチックレンズ又は透明樹脂でできた半球ドーム状のもの等が用いられる。また、コリメートレンズ12には、屈折効果で光線を曲げるものだけでなく、反射により光線の方向を曲げるもの等も含まれる。
集光レンズ13は、各コリメートレンズ12により平行光にされた光を集光するものである。この集光レンズ13により、光をライトガイド14に光学的に結合可能とすることができる。なお、集光レンズ13は、平行光を集光可能なレンズであればどのようなレンズでもよい。また、集光レンズ13ではなく、ダイクロイックミラー又は回折格子等で結合してもよい。
ライトガイド14は、集光レンズ13により集光された光を導光するファイバである。
ロッドインテグレータ15は、ライトガイド14により導光された光に対し、内部で全反射を繰り返すことで照明分布を均一にするものである。
ライトガイド2は、光源本体部1と変換機構3との間の光軸上に設けられ、光源本体部1からの光(ロッドインテグレータ15により照明分布が均一にされた光)を、変換機構3に導光するものである。
変換機構3は、一端面がライトガイド2に接続され、他端面に観察面10が配置されて、ライトガイド2により導光された光を観察面10に転写する筐体である。この変換機構3は、図2に示すように、ライトガイド2の出力端から光軸に沿って焦点距離fだけ離れた位置に配置されるレンズ31を有している。焦点距離fはレンズ31が有する焦点距離である。なお、変換機構3はライトガイド2に対して着脱可能に構成されている。また図2において、φはライトガイド2の光を導光する開口の径を表し、θはライトガイド2から出力された光の最大の広がり角を表している。また図2では、変換機構3の筐体部分の図示は省略している。
次に、上記のように構成された照明用光源の動作例について説明する。
照明用光源の動作例では、まず、各LED11により発光された異なる波長の複数の光は、各コリメートレンズ12で平行光にコリメートされ、集光レンズ13で集光されて白色照明となり、ライトガイド14により導光される。そして、ライトガイド14中を伝搬した光は、集光レンズ13とは反対側の端面から出射し、ロッドインテグレータ15に入射される。ロッドインテグレータ15に入射した光は、ロッドインテグレータ15内で全反射を繰り返すことで、光軸に垂直な断面における照明分布が均一化される。ロッドインテグレータ15から出射した光は、ライトガイド2に入射して導光される。そして、ライトガイド2から出射した光は、変換機構3内部に配置されたレンズ31を通過し、観察面10に導かれる。
次に、レンズ31による照明分布の変換動作について説明する。
レンズ31には、光を通すことで、レンズ面での照明分布のフーリエ変換像がレンズ31の焦点面において得られるという特性がある。ここで、変換機構3を装着していない場合、ライトガイド2の出力端から出た光はそのまま広がって観察面10に照射される。一方、変換機構3を装着した場合には、ライトガイド2の出力端の各点から出射し、レンズ31に対して平行に入射する成分はレンズ31の焦点面に結像する。これは、ライトガイド2の出力端での照明分布の空間周波数領域の像である。そして、図2に示すように、観察面10をレンズ31から焦点距離fだけ離れた位置に配置することで、上記照明分布の空間周波数領域の像を観察することが可能である。
より詳細に説明すると、ライトガイド2の出射端では、照明分布が均一な白色光となっているが、当該白色光を各波長に分解すると異なる広がり角を有する光となる。そのため、ライトガイド2からの出射光をそのまま観察面10に当てると、観察面10の外側は広がり角の大きな光が強く、観察面10の中心部は広がり角の小さな光が強い、といった色むらが発生する。一方、ライトガイド2の出射端の実像を観察面10に転写するようにライトガイド2と観察面10との間にレンズ31を置いた場合、観察面10で照明分布が均一な白色光が得られる。この違いは、観察面10に、「ライトガイド2から広がった光」を照射するのか、又は、「ライトガイド2自身の実像」を転写するのかという違いである。
この「広がった光」と「実像」の空間的な分布は、数学的に記述すると、フーリエ変換の関係にある。そのため、ライトガイド2と観察面10との間で照明分布をフーリエ変換することで、「広がった光」が観察される位置で当該「広がった光」を「実像」に変換することが可能となる。
そして本発明では、レンズ31が有する特性(物体側焦点面と像側焦点面の照明分布をフーリエ変換する特性)を用いる。すなわち、レンズ31をライトガイド2から焦点距離離して配置した場合、ライトガイド2から同じ角度で出射した光線は焦点面の同じ位置に結像するので、焦点面での像は、ライトガイド2の照明分布を角度分布に変換したもの(空間周波数領域の像)となる。そして、レンズ31の焦点面においてライトガイド2の出射端のフーリエ変換が得られるため、その焦点面に観察面10を配置すると、当該観察面10では「広がった光」から「実像」へと変換されて、色むらが解消される。
以上のように、この実施の形態1によれば、異なる波長の複数の光から成る光を出力する光源本体部1と、光源本体部1により出力された光を導光するライトガイド2と、ライトガイド2の出力端から光軸に沿って焦点距離fだけ離れた位置に配置されるレンズ31を有する筐体であり、当該ライトガイド2に対して着脱可能に構成された変換機構3とを備えたので、波長毎に広がり角の異なる複数の光を用いる場合であっても、後方の光学系に依らず観察面10において色むらの発生を回避できる。すなわち、変換機構3の後方に転写光学系ではない光学系を配置しても、レンズ31による照明分布の変換動作により、転写光学系の光学系に切替えることができる。よって、ライトガイド2の出力端での均一な照明分布を転写することができる。なお、後方の光学系が転写光学系の場合には、変換機構3をライトガイド2から取外せばよい。
実施の形態2.
実施の形態2では、照明用光源を顕微鏡4に接続し、顕微鏡用の照明として用いる場合の一例を説明する。
図3はこの発明の実施の形態2に係る照明用光源と顕微鏡4の構成例を示す模式図である。この図1に示す実施の形態1の構成との相違点は、変換機構3の後方に顕微鏡4を配置したことである。照明用光源自体の構成は図1に示す構成と同様であり、異なる部分についてのみ説明を行う。
図3に示す顕微鏡4では、顕微鏡本体部41の光源接続部42に変換機構3の出力端が接続されている。なお、光源接続部42への挿入深さは一意に決まるものではなく、接続位置は前後することが可能である。また、顕微鏡本体部41内には、光源接続部42を介して照明用光源から入射された照明光を、対物レンズ44に導光(図3のL1)するための光学系43が配置されており、対物レンズ44の先に観察面10が配置されている。また、接眼レンズ45は、使用者が目を当てて観察面10の画像を観察する部位であり、対物レンズ44及び光学系43を通して観察面10から出た光が接眼レンズ45に導光(図3のL2)される。
なお、実施の形態2におけるレンズ31は、ライトガイド2の径をφとし、ライトガイド2から出力された光の最大の広がり角をθ1とした場合に、下式(1)を満たす焦点距離fを有するものを用いる。そして、図4に示すように、このレンズ31は、ライトガイド2の出力端から光軸上に焦点距離fだけ離れた位置に配置される。
Figure 2017146496
次に、実施の形態2に係る照明用光源の動作例について説明する。
実施の形態2に係る照明用光源の動作例では、各LED11からの光がライトガイド2によって変換機構3に入射するところまでは、実施の形態1に係る照明用光源の動作例と同一である。一方、実施の形態2では、変換機構3内のレンズ31の焦点距離fを、式(1)に基づき、ライトガイド2の径φとライトガイド2からの光の最大の広がり角θ1とから決めたことを特徴としている。
このときのレンズ31による照明分布の変換動作について説明する。
実施の形態1と同様に、レンズ31に光を通すことで、レンズ面での照明分布のフーリエ変換像がレンズ31の焦点面において得られる。加えて、実施の形態2では、焦点距離fを式(1)のように決めることで、ライトガイド2からの出射N.A.(開口数:Numerical Aperture)とレンズ31を通過後の集光N.A.を等しくすることが可能である。これにより、顕微鏡4内部での照明光の損失を低減することが可能であり、また、迷光を抑制することも可能となる。
また、レンズ31の有効開口径d(図4参照)を下式(2)のように決めてもよい。これにより、レンズ31による光損失も低減することが可能であり、高効率な照明が可能となる。
Figure 2017146496
なお、変換機構3と顕微鏡4の配置に関しては、対物レンズ44の後側焦点面の共役点となる位置にレンズ31の焦点面(焦点距離fだけ離れた位置)を配置する。これにより、ライトガイド2の出力端における照明分布を観察面10に転写することが可能となる。ここで、後側焦点面の共役点とは、例えば、変換機構3を装着しない状態でライトガイド2を顕微鏡4に接続した場合における当該ライトガイド2の出力端の位置である。そして、観察面10からの光は、対物レンズ44を通して、顕微鏡4内部に取り込まれ、光学系43で分岐等行われて接眼レンズ45に導かれる。
より詳細に説明すると、顕微鏡4の内部には様々な光学系43が配置されているが、実施の形態1と同様に、観察面10には、「ライトガイド2から広がった光」又は「ライトガイド2自身の実像」が映る。このどちらが映るかは顕微鏡4によって異なり、波長毎に広がり角が異なる複数の光から成る照明は、顕微鏡4との組み合わせによって、色むらの発生有無が変わる。
この「広がった光」と「実像」の空間的な分布は、数学的に記述すると、フーリエ変換の関係にある。そのため、「広がった光」で観察面10を照明する(色むらが発生する)タイプの顕微鏡4と組み合わせる場合、光学系43のどこかで照明分布をフーリエ変換する。これにより、後方の光学系43の「広がった光」が観察される位置では当該「広がった光」を「実像」に変換し、「実像」が観察される位置では当該「実像」を「広がった光」に変換することが可能となる。
そして本発明では、レンズ31が有する特性(物体側焦点面と像側焦点面の強度分布をフーリエ変換する特性)を用いる。すなわち、レンズ31をライトガイド2から焦点距離離して配置した場合、ライトガイド2から同じ角度で出射した光線は焦点面の同じ位置に結像するので、焦点面での像は、ライトガイド2の照明分布を角度分布に変換したもの(空間周波数領域の像)となる。
そして、図5Aに示すように、レンズ31を装着しない状態で、ライトガイド2を色むらの発生する顕微鏡4と組み合わせた場合、ライトガイド2の出射端は対物レンズ44の後側焦点の共役点(倍率を除き分布が同じとなる点)となる。よって、観察面10では、「広がった光」となる。なお図5において、位置aはライトガイド2の出射端の「実像」が映る位置を示し、位置bはライトガイド2からの「広がった光」が映る位置を示している。
一方、図5Bに示すように、レンズ31を装着すると焦点面においてライトガイド2の出射端のフーリエ変換が得られる。そのため、その焦点面に上記共役点を配置すると、対物レンズ44の後側焦点位置では「実像」から「広がった光」へ、観察面10では「広がった光」から「実像」へとそれぞれ変換されて、色むらが解消される。
以上のように、この実施の形態2によれば、異なる波長の複数の光から成る光を出力する光源本体部1と、光源本体部1により出力された光を導光するライトガイド2と、ライトガイド2の出力端から光軸に沿って焦点距離fだけ離れた位置に配置されるレンズ31を有する筐体であり、当該ライトガイド2に対して着脱可能に構成された変換機構3とを備えたので、波長毎に広がり角の異なる複数の光を用いる場合に、顕微鏡4が転写光学系ではない場合であっても、観察面10において色むらの発生を回避できる。また、式(1),(2)に従ってレンズ31を決定することで、光損失を抑制することが可能となる。実際には、カタログ品のレンズ31を用いる場合等、式(1)で求めた焦点距離と厳密には一致しない同程度の焦点距離のレンズ31を適用することが考えられるが、厳密に一致していなくても十分に光損失の抑制効果が得られることは明らかである。
なお、本発明の照明用光源では、変換機構3を着脱可能に構成している。よって、顕微鏡4が転写光学系である場合には、照明用光源から変換機構3を取外せばよい。
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3に係る照明用光源と顕微鏡4の構成例を示す模式図である。図6に示す実施の形態3に係る照明用光源は、図3に示す実施の形態2に係る照明用光源のLED11をレーザ11bに変更したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付して異なる部分についてのみ説明を行う。
複数のレーザ11bは、それぞれ所定の波長のレーザ光を発光するものである。この複数のレーザ11bにより例えば赤、緑、青の3原色のレーザ光を発光することで、白色照明を構成することができる。なお、レーザ11bとしては例えば半導体レーザを用いることができ、照明に必要な出力を確保している。また、用いる波長の組み合わせは上記3原色に限らず、例えば近赤外を用いてもよく、本発明の効果は同様である。また、各波長のレーザ光を発光するレーザ11bの使用個数は、必要な照明効果を確保可能な範囲で任意に設定可能である。
なお、実施の形態3に係る照明用光源の動作は、実施の形態2に係る照明用光源の動作において、LED11をレーザ11bに置き換えた以外に異なる点はないため、その説明を省略する。
ここで、レーザ11bは、LED11に比べてコヒーレンシーが高い。そのため、照明用光源にレーザ11bを用いた場合、観察面10においてスペックルノイズが発生することが考えられる。しかしながら、実施の形態3に係る照明用光源では、変換機構3によって、観察面10に対してライトガイド2の出力端の像を転写するように照明分布を変換している。よって、観察面10の各点において、ライトガイド2の出力端の1点から出射された光が複数の角度から入射するように変換され、角度多重効果によりスペックルノイズが平均化されて抑制されるという効果が得られる。
以上のように、この実施の形態3によれば、LED11に代えてレーザ11bを用いても、実施の形態2における効果に加え、照明用光源としてレーザを用いた場合に課題となるスペックルノイズを抑制することが可能な照明用光源を実現することが可能となる。
なお上記では、レーザ11bとして半導体レーザを用いた例を示したが、レーザ11bであれば例えば固体レーザ、ファイバレーザ又は気体レーザ等他のレーザを用いても同様の効果を得ることが可能である。また、3原色を得る方法も、第2高調波発生又は和周波発生、アップコンバージョンの利用等、直接発振に限るものではないことは明らかである。さらに、レーザ11bの波長としては、3原色又は近赤外光を例に挙げたが、3原色である必要はないし、波長が短く画像の分解能がよい紫外光を加えてもよい。
また上記では、集光レンズ13を用いて複数のレーザ光を集光するものとしたが、これに限るものではなく、例えば、回折格子等を用いる等他の手法も考えられる。
また上記では、均一な照明を得るために、ロッドインテグレータ15を用いた構成を例に挙げたが、本構成に限定されるものではないことは明らかである。例えば、ロッドインテグレータ15に拡散板を追加してレーザ光の角度分布を広げることで、スペックルの抑制効果はより強力になり、ロッドインテグレータ15を小型化することが可能となる。また、フライアイレンズ等を用いた均一化法も組み合わせることが可能である。レーザ光そのものの広がり角及びライトガイド2,14の材料によっては、ロッドインテグレータ15を取り除いて、ライトガイド2,14を1本にすることも可能と考えられる。
また、実施の形態2,3では、顕微鏡4は、双眼の接眼レンズ45で覗き込むものを図示したが、これに限るものではなく、CCD又はCMOS等の固体撮像素子で観察する等としてもよい。
また、実施の形態2,3では、ライトガイド2の出力端とレンズ31との間の距離をレンズ31の焦点距離fとし、対物レンズ44の後側焦点の共役点がレンズ31から焦点距離fだけ離れた位置となるように配置するものとした。しかしながら、ライトガイド2の出力端とレンズ31との間の距離と、レンズ31と対物レンズ44の後側焦点面の共役点との距離とを厳密に一致させる必要はなく、多少ずらした方が均一な照明が可能となる。これは、観察面10ではライトガイド2の出力端の実像がそのまま転写されるため、厳密に一致させるとファイバの形状等が観察面10にはっきりと写りこむからである。このため、レンズ31を駆動させる機構によりレンズ31の位置を光軸方向に調整可能なように構成すると、より均一な照明が得られる点を調整することが可能となる。
また、実施の形態2,3では、観察面10からの光は対物レンズ44を通り接眼レンズ45まで導かれるとしたが、対物レンズ44とは別の対物レンズにより接眼レンズ45まで導かれるような顕微鏡4であっても問題がないことは明らかである。
なお上記では、実施の形態2の構成において、LED11をレーザ11bに変更した場合について示したが、これに限るものではなく、実施の形態1の構成において、LED11をレーザ11bに変更してもよく、同様の効果を得ることができる。
実施の形態4.
図7はこの発明の実施の形態4に係る照明用光源と顕微鏡4の構成例を示す模式図である。図7に示す実施の形態4に係る照明用光源は、図6に示す実施の形態3に係る照明用光源に空間変調フィルタ5を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付して異なる部分についてのみ説明を行う。
空間変調フィルタ5は、変換機構3に対して着脱可能に構成され、レンズ31を通過したレーザ光の光軸を中心(略中心の意味を含む)に配置されるリング状の開口51を有するフィルタである。図8は、空間変調フィルタ5を光軸に垂直な面から見た模式図である。この空間変調フィルタ5は、理想的にはレンズ31から焦点距離fだけ離れた位置に配置される。
なお、変換機構3の出力端面には、例えば四角い穴を開けることで構成され、空間変調フィルタ5を着脱可能とするフィルタ挿入部32が設けられている。
次に、実施の形態4に係る照明用光源の動作例について説明する。
実施の形態4に係る照明用光源の動作例では、各レーザ11bからのレーザ光がライトガイド2を介してレンズ31を通過するまでは、実施の形態3と同様である。
ここで、レンズ31から焦点距離fだけ離れた位置では、レーザ光の空間分布はライトガイド2の出力端の照明分布の周波数領域における像となっている。それに対し、実施の形態4に係る照明用光源では、レンズ31から焦点距離fだけ離れた位置にフィルタ挿入部32を設け、リング状の開口51を有する空間変調フィルタ5を取付けている。そのため、レンズ31を通過後のレーザ光は、空間変調フィルタ5によって空間変調される。空間変調フィルタ5は、光軸を中心としてリング状の開口51を配置しているため、光軸に対して大きな角度で伝播する成分のみが透過する。そして、観察面10に入射するレーザ光は、観察面10に対して入射角度が大きい成分のみで構成されるので、暗視野照明が可能となる。ここで、暗視野照明とは、鏡面に近い表面を持つ構造の細かい傷又はクラックからの照明の波長以下の散乱光を観察する場合(暗視野観察)に有用な照明法である。
この暗視野観察は、照明光の大部分が観察時の視野範囲に入ってこない観察方法である。一方、明視野観察は、照明光の大部分が観察時の視野範囲に入ってくる観察方法である。
従来、明視野観察から暗視野観察に切替える場合、顕微鏡4内にリング状の遮光板をもつ光学部品を配置する、コンデンサレンズを暗視野用に交換したりする、光学系を分岐させて切替えること等で実現できるが、高価なレンズが追加で必要になったり、部品点数が増加して装置が複雑になり、また、駆動部が多くなる等の課題が存在する。
それに対し、実施の形態4に係る照明用光源では、リング状の開口51を有する空間変調フィルタ5を変換機構3に着脱可能に設けている。これにより、空間変調フィルタ5を抜き差しするだけで明視野観察と暗視野観察を切替えることが可能な照明用光源を実現することが可能となる。
なお、このとき照明光のN.A.は視野のN.A.より大きい必要がある。一方、例えばCCD又はCMOSに代表される固体撮像素子では、撮像素子全面を最大限に活用するために、照明範囲>撮像素子大きさ(視野範囲)となっている。そのため、特別な設計を要せずに、照明光のN.A.を視野のN.A.より大きくすることが可能である。なお、空間変調フィルタ5の挿入位置は、理想的にはレンズ31から顕微鏡4側に焦点距離fだけ離れた位置であるが、図9に示すように、厳密に一致していなくても問題なく使用することが可能である。
なお、レンズ31から焦点距離fだけ離れた位置が顕微鏡4の内部深くであり、空間変調フィルタ5の挿入位置が顕微鏡4の内部になってしまう場合もある。このような場合には、レンズ31の後方にレンズを1枚追加し、対物レンズ44の後側焦点面の共役点を顕微鏡4の外部に転写するようにしてもよい。これにより、レンズが1枚増加するが、暗視野観察への切替えが容易になるという利点を保持することができる。このとき、空間変調フィルタ5の挿入位置は、レンズ31の後方に追加したレンズから当該レンズの焦点距離fだけ離れた位置とすればよい。
なお上記では、変換機構3に着脱可能に構成され、レンズ31を通過したレーザ光の光軸を中心に配置されるリング状の開口51を有する空間変調フィルタ5を設けた場合を示した。しかしながら、これに限るものではなく、変換機構3に着脱可能に構成され、レンズ31を通過したレーザ光の光軸上に配置されるその他のフィルタ(偏光解消フィルタ、半波長板、偏光板)を設けてもよく、様々な効果が得られる。
例えば、上記フィルタとして偏光解消フィルタを設けることで、レーザ光のスペックルノイズをさらに抑制することが可能になる。
また、逆にクラック等の欠陥の配向によっては、直線偏光で照明することで観察しやすくすることが期待できる。そこで、上記フィルタとして半波長板を設けることで、偏光方向を調整することが可能になる。
また、上記フィルタとして偏光板又は半波長板を設けることで、これらのフィルタ通過後の偏光を制御することが可能となる。偏光制御された光を観察面10に当てると、観察面10の表面状態によっては偏光の解消又は回転の挙動が異なることが考えられる。また、偏光方向により吸収率が異なる可能性が考えられる。そこで、偏光板又は半波長板を着脱可能とすることで、偏光を制御し、より付加価値の高い照明が可能になる。
なお、偏光解消フィルタ、半波長板、偏光板の取り付け位置は、レンズ31を通過した光の光軸上であればどこであっても効果が変わらないことは明らかである。
なお上記では、実施の形態3の構成に上記の各種フィルタ(空間変調フィルタ5、偏光解消フィルタ、半波長板、偏光板)を着脱可能に設けた場合を示したが、これに限るものではなく、実施の形態2の構成に上記の各種フィルタを着脱可能に設けてもよい。
実施の形態5.
図10はこの発明の実施の形態5に係る照明用光源と顕微鏡4の構成例を示す模式図である。この図10に示す実施の形態5に係る照明用光源は、図6に示す実施の形態3に係る照明用光源のレンズ31をレンズ31bに変更し、このレンズ31bを制御するレンズ制御部33を追加したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付して異なる部分についてのみ説明を行う。
レンズ31bは、屈折力が可変であるレンズ状媒質である。ここで、屈折力とは光線の伝播方向を曲げる強さの度合いを表し、焦点距離の逆数である。また図11はレンズ31bの配置例を示しており、実施の形態1〜4におけるレンズ31と同様の配置を行う。
レンズ制御部33は、レンズ31bの屈折力を調整するものである。このレンズ制御部33は、使用者によって上記屈折力の調整量が調整される。
ここで、レンズ31bとして、焦点位置を可変とする焦点可変レンズ(OPTOTUNE社製焦点可変レンズ等)を用いた場合には、レンズ制御部33として、焦点可変レンズの焦点位置を電気的に調整することで屈折力を調整する電気制御機構、又は当該焦点位置を手動で調整することで屈折力を調整する手動制御機構を用いることができる。なお、電気制御機構では、例えば電気信号によって電圧を出力することで焦点可変レンズの焦点位置を調整する。
また、レンズ31bとして、熱により屈折率が変化する誘電体を用いた場合には、レンズ制御部33として、媒質の屈折率が温度に依存して変化する特徴を利用し、誘電体の熱を調整することで屈折力を調整する温調機構を用いることができる。例えば、Nd:YVO4に温度分布を発生させ、典型的には数mm〜数100mm程度の焦点距離をもった熱レンズを形成することで適用可能である。また、温調機構としてはヒータを用いることができる。
また、レンズ31bとして、応力により屈折率が変化する誘電体を用いた場合には、レンズ制御部33として、媒質の屈折率が応力に依存して変化する特徴を利用し、誘電体の応力を調整することで屈折力を調整する応力発生機構を用いることができる。
次に、実施の形態5に係る照明用光源の動作例について説明する。ここでは、レンズ31bとして焦点可変レンズを用い、レンズ制御部33として電気制御機構を用いた場合を例に説明する。
実施の形態5に係る照明用光源の動作例では、各レーザ11bからのレーザ光から成るレーザ光がライトガイド2の出力端から出射するまでは、実施の形態3と同様である。一方、レンズ31bは、レンズ制御部33により、屈折力を0から次式(3)で決まるDまで調整することが可能なものとする。
Figure 2017146496
実施の形態2によれば好適な焦点距離は式(1)より求められるが、該当する焦点距離を満たすレンズがカタログ品にない場合も考えられる。この場合、組み合わせる顕微鏡4毎に特注品のレンズ31を用いた変換機構3が必要となり高コストとなる。それに対して、本実施の形態のように焦点位置を可変とするレンズ31bを適用することで、照明分布の変換を必要とする複数の顕微鏡4との組み合わせに対して、変換機構3に同一のレンズ31bを適用することが可能となり、部品の調達コスト低減に役立つという利点がある。他の動作については実施の形態3と同様である。
なお上記では、実施の形態3の構成にレンズ31b及びレンズ制御部33を適用した場合について示した。しかしながら、これに限るものではなくその他の実施の形態にも同様に適用可能である。
また、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 光源本体部、2 ライトガイド(導光部)、3 変換機構、4 顕微鏡、5 空間変調フィルタ、10 観察面、11 LED、11b レーザ、12 コリメートレンズ、13 集光レンズ、14 ライトガイド、15 ロッドインテグレータ、31,31b レンズ、32 フィルタ挿入部、33 レンズ制御部、41 顕微鏡本体部、42 光源接続部、43 光学系、44 対物レンズ、45 接眼レンズ。

Claims (13)

  1. 異なる波長の複数の光から成る光を出力する光源本体部と、
    前記光源本体部により出力された光を導光する導光部と、
    前記導光部の出力端から光軸に沿って焦点距離離れた位置に配置されるレンズを有する筐体であり、当該導光部に対して着脱可能に構成された変換機構と
    を備えた照明用光源。
  2. 前記レンズは、前記焦点距離をfとし、前記導光部の光を導光する開口の径をφとし、当該導光部から出力された光の最大の広がり角をθ1としたとき、下式(1)を満たす
    ことを特徴とする請求項1記載の照明用光源。
    Figure 2017146496
  3. 前記光源本体部が出力する光はレーザ光である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の照明用光源。
  4. 前記変換機構に対して着脱可能に構成され、前記レンズを通過した光の光軸を中心に配置されるリング状の開口を有する空間変調フィルタを備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の照明用光源。
  5. 前記空間変調フィルタは、前記レンズから前記焦点距離離れた位置に配置された
    ことを特徴とする請求項4記載の照明用光源。
  6. 前記変換機構に対して着脱可能に構成され、前記レンズを通過した光の光軸上に配置される偏光解消フィルタを備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の照明用光源。
  7. 前記変換機構に対して着脱可能に構成され、前記レンズを通過した光の光軸上に配置される偏光板を備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の照明用光源。
  8. 前記変換機構に対して着脱可能に構成され、前記レンズを通過した光の光軸上に配置される半波長板を備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の照明用光源。
  9. 前記レンズは、屈折力が可変に構成され、
    前記レンズの屈折力を調整するレンズ制御部を備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の照明用光源。
  10. 前記レンズは、焦点位置を可変とする焦点可変レンズであり、
    前記レンズ制御部は、前記焦点可変レンズの焦点位置を電気的に調整することで前記屈折力を調整する電気制御機構である
    ことを特徴とする請求項9記載の照明用光源。
  11. 前記レンズは、熱により屈折率が変化する誘電体であり、
    前記レンズ制御部は、前記誘電体の熱を調整することで前記屈折力を調整する温調機構である
    ことを特徴とする請求項9記載の照明用光源。
  12. 前記レンズは、焦点位置を可変とする焦点可変レンズであり、
    前記レンズ制御部は、前記焦点可変レンズの焦点位置を手動で調整することで前記屈折力を調整する手動制御機構である
    ことを特徴とする請求項9記載の照明用光源。
  13. 前記レンズは、応力により屈折率が変化する誘電体であり、
    前記レンズ制御部は、前記誘電体の応力を調整することで前記屈折力を調整する応力発生機構である
    ことを特徴とする請求項9記載の照明用光源。
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