JP2003307682A - 顕微鏡装置 - Google Patents

顕微鏡装置

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JP2003307682A
JP2003307682A JP2002112303A JP2002112303A JP2003307682A JP 2003307682 A JP2003307682 A JP 2003307682A JP 2002112303 A JP2002112303 A JP 2002112303A JP 2002112303 A JP2002112303 A JP 2002112303A JP 2003307682 A JP2003307682 A JP 2003307682A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、しかも確実にLSM画像とエ
バネッセント蛍光画像を選択的に取得可能にした顕微鏡
装置を提供する。 【解決手段】 標本47を照明するレーザ光源31から
のレーザ光を偏向するとともに、この偏向角度を可変可
能にしたスキャナ37と、このスキャナ37で偏向され
るレーザ光の光路に配置される対物レンズ44との間の
光路に、スキャナ37で偏向された照明光を対物レンズ
44を介して標本47上に集光させる瞳投影レンズ52
とスキャナ37で偏向された照明光を対物レンズ44の
射出瞳面44a上に集光させる対物像投影レンズ53
a、53bを有するレンズ収納ユニット51を配置し、
これら瞳投影レンズ52および対物像投影レンズ53
a、53bを選択的に光路に挿入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ顕微鏡によ
るコンフォーカル画像(LSM画像)と蛍光顕微鏡によ
るエバネッセント蛍光画像を選択的に取得可能な顕微鏡
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、生体細胞の機能解析が盛んに行わ
れるようになっている。これら細胞の機能解析の中で、
特に、細胞膜の機能を観察するために、細胞膜およびそ
の近傍からのエバネッセント蛍光画像を取得する蛍光顕
微鏡が注目されるようになっている。
【0003】この種の蛍光顕微鏡は、光源にレーザ光を
使用することが多く、このため、最近では、レーザ顕微
鏡によるコンフォーカル画像(LSM画像)と、蛍光顕
微鏡によるエバネッセント蛍光画像を選択的に取得可能
な顕微鏡装置が考えられている。
【0004】図3は、走査型レーザ顕微鏡の概略構成を
示すもので、レーザ光源1から発せられるレーザ光を集
光レンズ2で光ファイバ3の入射端に集光し、光ファイ
バ3を通って出射端より出射される光をコリメートレン
ズ4で平行光に変換し、ダイクロイックミラー5を透過
してスキャナ6に入射する。そして、瞳投影レンズ7に
よりスキャナ6を対物レンズ9の射出瞳面9aに投影す
るとともに、スキャナ6で偏向されたレーザ光を結像レ
ンズ8、対物レンズ9を通してステージ10に載置され
た標本11上に集光してXY方向にスキャンさせ、標本
11からの光を上述と逆の光路を通してダイクロイック
ミラー5に入射し、ここで反射させて吸収フィルタ1
2、ピンホール結像レンズ13、ピンホール14および
集光レンズ15を介してフォトマル16で受光すること
によりLSM画像を取得するようになっている。
【0005】一方、図4は、蛍光顕微鏡の概略構成を示
すもので、レーザ光源1から発せられるレーザ光を集光
レンズ2で光ファイバ3の入射端に集光し、光ファイバ
3を通って出射端より出射される光束をエバネッセント
投光管17まで導光し、このエバネッセント投光管17
内部のコリメートレンズ18で平行光に変換した後、対
物像投影レンズ19によりダイクロイックミラー20を
介して対物レンズ9の瞳位置9aに集光させる。そし
て、光ファイバ3の出射端を図示矢印方向に移動させる
ことで、射出瞳面9a上でのレーザ光の集光位置を対物
レンズ9の瞳中心から周辺までの範囲で移動させ、レー
ザ光の集光位置が対物レンズ9の瞳の中心付近にあると
きは、レーザ光が光軸とほぼ平行に標本11を照明して
通常の蛍光観察を可能とし、また、レーザ光の集光位置
が対物レンズ9の瞳の周辺にあるときは、レーザ光が光
軸に対して斜めから標本11を照明することでエバネッ
セント蛍光観察を可能にしている。この場合、標本11
は細胞などの上にカバーガラスを貼り付けた状態になっ
ており、レーザ光の集光位置が対物レンズ9の瞳の周辺
に集光されると、細胞とカバーガラスの境界面で全反射
が起きる臨界角以上の角度で照明がなされ、この全反射
した際に境界面で細胞側に100nm〜200nm程度
しみでる照明光を利用して細胞のエバネッセント蛍光観
察が行われる。そして、エバネッセント照明された蛍光
観察像は結像レンズ21を介して接眼レンズ22やCC
D23により観察される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、LSM画像
とエバネッセント蛍光画像を選択的に取得するために、
これら走査型レーザ顕微鏡と蛍光顕微鏡のそれぞれの構
成を各別に用意したのでは、構成が複雑になるばかり
か、操作も面倒になり、さらに、装置全体が大型となっ
て大きな設置スペースが必要となるなど経済的に不利に
なる欠点がある。
【0007】一方、特開平6−27385号公報には、
光源からの光を標本上の対物レンズを介して集光して標
本をスポット照明する第1の光路と、光源からの光を対
物レンズの瞳面付近に集光して標本の視野を大きな光束
径で照明する第2の光路を選択的に切換え可能にした顕
微鏡が開示されている。
【0008】ところが、上述したレーザ顕微鏡によるL
SM画像と蛍光顕微鏡によるエバネッセント蛍光画像を
取得するための動作を行わせた場合、スキャンユニット
内部で第1および第2の光路を切換えるようになるた
め、光路切換えのための光学素子が多数必要となり、そ
れだけ構成が複雑になるとともに、そのための内部スペ
ースの確保も必要となって顕微鏡自身が大型化するなど
の問題が生じる。
【0009】そこで、特願2001ー214373号明
細書に開示されるように、レーザ光を対物レンズの瞳位
置に集光させる集光レンズと、レーザ光に対して平行に
所定距離オフセットさせ、対物レンズの中心からオフセ
ットさせた位置にレーザ光を入射させるための透明な平
行平面板をレーザ光の光路に挿脱可能に設け、これら集
光レンズと平行平面板を光路から外した状態では、通常
のレーザ顕微鏡としてLSM画像の取得を可能とし、一
方、集光レンズと平行平面板を光路上に挿入した状態で
は、平行平面板を回転させ対物レンズの瞳面上でレーザ
光の集光位置を変更することにより、エバネッセント照
明によるエバネッセント蛍光画像の取得を可能として、
LSM画像とエバネッセント蛍光画像を選択的に取得で
きるようにしたものが考えられている。
【0010】しかしながら、このように構成したもの
は、エバネッセント蛍光観察を行うため対物レンズの瞳
面上でレーザ光をスキャンするスキャナとして、専用の
平行平面板を用意しなければならないばかりか、この平
行平面板を精度よく回転駆動するための駆動手段も必要
となるため、その分構成が複雑となり、価格的にも高価
になるという問題が生じる。
【0011】そこで、さらにLSM画像を取得するため
に用いられるスキャナを利用できないものか考えられる
が、特願2001−214373号明細書のものでは、
エバネッセント蛍光観察の状態で、スキャナよりレーザ
光源側の光路にエバネッセント蛍光観察のための集光レ
ンズが挿入されるだけで、スキャナを対物像面に投影す
ることができないので、レーザ光の集光点をシフトさせ
るため、僅かにスキャナを動かしてレーザ光をスキャン
させると、視野の周辺で、いわゆるケラレが発生してし
まい適切なエバネッセント照明ができない。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、簡単な構成で、しかも確実にLSM画像とエバネッ
セント蛍光画像を選択的に取得可能にした顕微鏡装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
標本を照明する光源と、前記光源からの照明光を偏向す
るとともに、この偏向角度を変更可能にしたスキャナ
と、前記スキャナで偏向される照明光の光路に配置さ
れ、前記標本の像を投影する対物レンズと、前記スキャ
ナと前記対物レンズとの間に配置され、前記スキャナで
偏向された照明光を前記対物レンズを介して前記標本上
に集光させる第1の投影レンズと、前記スキャナと前記
対物レンズとの間に配置され、前記スキャナで偏向され
た照明光を前記対物レンズの瞳面上に集光させる第2の
投影レンズと、を具備し、前記第1および第2の投影レ
ンズを選択的に前記光路に挿入可能にしたことを特徴と
している。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記第1および第2の投影レンズを収納し
たユニット構成のレンズ収納手段を有し、該レンズ収納
手段を前記スキャナと前記対物レンズとの間の光路に挿
脱可能にしたことを特徴としている。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記スキャナは、前記第2の投影
レンズが前記光路に挿入された状態で、前記照明光の偏
向角度の可変を所定角度で停止可能にしたことを特徴と
している。
【0016】この結果、本発明によれば、レンズ切換え
手段により、LSM画像の観察の場合は、第1の投影レ
ンズを光路上に切換えてスキャナで偏向される照明光を
標本上に集光させ、エバネッセント蛍光観察の場合は、
第2の投影レンズを光路上に切換えてスキャナで偏向さ
れる照明光を対物レンズの瞳面上に集光させるようにし
たので、簡単な構成で、しかも確実にLSM画像とエバ
ネッセント蛍光画像を選択的に取得することができる。
【0017】また、本発明によれば、レンズ収納手段
は、光路に対して挿脱可能なユニット構成になっている
ので、従来用いられている走査型レーザ顕微鏡を僅かに
改造してレンズ切換え手段を装着できる構成とするだけ
で、適用することができる。
【0018】さらに、本発明によれば、スキャナの偏向
角度の停止位置を決定するだけで、エバネッセント蛍光
観察の際のエバネッセント照明の調節を行うことができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に従い説明する。
【0020】図1は、本発明が適用される正立型の顕微
鏡装置の概略構成を示している。
【0021】図において、31はレーザ光源で、このレ
ーザ光源1から発せられるレーザ光の光路上には、集光
レンズ32を介して光ファイバ33の入射端が配置さ
れ、集光レンズ32により集光されたレーザ光が入射さ
れる。
【0022】光ファイバ33の出射端には、スキャンユ
ニット34が配置されている。スキャンユニット34
は、光ファイバ33内に導出され出射端から出射される
光束の光路上に沿ってコリメートレンズ35、ダイクロ
イックミラー36およびスキャナ37が配置され、光フ
ァイバ33から入射されるレーザ光をコリメートレンズ
35で平行光に変換し、ダイクロイックミラー36を透
過してスキャナ37に入射するようにしている。スキャ
ナ37は、レーザ光源1からのレーザ光を偏向するとと
もに、この偏向角度を変更可能にしている。この場合、
スキャナ37は、ミラーを回転させるようなタイプのも
のが用いられ、軸37aを中心に回転可能に支持され、
レーザ光を直線方向(例えばX方向)にのみ偏向(スキャ
ン)するようになっている。
【0023】スキャンユニット34のダイクロイックミ
ラー36は、標本47側からの蛍光を反射するもので、
反射光路上には、吸収フィルタ38、ピンホール結像レ
ンズ39、ピンホール40、集光レンズ41および受光
素子としてのフォトマル42が配置されている。
【0024】スキャナ37で偏向されるレーザ光の光路
上には、結像レンズ43、対物レンズ44および顕微鏡
本体45のステージ46上の標本47が配置されてい
る。
【0025】顕微鏡本体45には、対物像を偏向させる
鏡筒49と、鏡筒49で偏向された対物像を目視で観察
する接眼レンズ48が設けられている。
【0026】スキャナ37と対物レンズ44との間の光
路には、レンズ収納手段としてレンズ収納ユニット51
が配置されている。このレンズ収納ユニット51は、第
1の投影レンズとしての瞳投影レンズ52、第2の投影
レンズとしての対物像投影レンズ53a、53bおよび
ダイクロイックミラー54を収納したユニット構成をな
すもので、これら瞳投影レンズ52、対物像投影レンズ
53a、53bおよびダイクロイックミラー54を図示
しないレンズ切換え手段により選択的に光路上に切換え
可能にしている。
【0027】この場合、瞳投影レンズ52は、LSM画
像を取得する際に光路上に挿入されるもので、スキャナ
37で偏向されたレーザ光を結像レンズ43、対物レン
ズ44を介して標本47上に集光させるとともに、スキ
ャナ37を対物レンズ44の射出瞳面44aに投影させ
るようにしている。ここで、スキャナ37を対物レンズ
44の射出瞳面44aと共役の位置に設定しているの
は、レーザ光をスキャンした場合に視野の周辺で、いわ
ゆるケラレが発生するのを防止するためである。
【0028】対物像投影レンズ53a、53bは、エバ
ネッセント蛍光画像を取得する際に光路上に挿入される
もので、スキャナ37で偏向されて平行に出射されたレ
ーザ光を結像レンズ43を介して対物レンズ44の射出
瞳面44a上に集光させるとともに、スキャナ37を対
物像面50へ投影させるようにしている。ここで、スキ
ャナ37を対物像面50と共役の位置に設定しているの
は、LSM画像を観察する場合に瞳投影レンズ52によ
りスキャナ37を対物レンズ44の射出瞳面44aに投
影しているのと同じで、こうすることで、レーザ光を偏
向した場合の視野の周辺での、いわゆるケラレの発生を
防止している。また、対物像投影レンズ53a、53b
は、ケプラータイプのアフォーカルコンバータに近いも
ので、これら対物像投影レンズ53a、53bの間に対
物レンズ44の瞳の中間像44bを結像する内焦点式の
ものが用いられ、対物レンズ44の射出瞳面44aを無
限遠に投影するとともに、スキャナ37を対物像面50
へ投影するなどの働きを小さなスペースで可能にしてい
る。
【0029】ダイクロイックミラー54は、波長選択的
に励起光となるレーザ光を透過するとともに、標本47
から発せられる蛍光のみを反射するような特性を有する
もので、この反射した蛍光を吸収フィルタ56を通して
CCD55に入射させるようにしている。また、ダイク
ロイックミラー54は、対物像投影レンズ53a、53
bと一体に構成され、対物像投影レンズ53a、53b
とともに光路に挿脱されるようにしている。
【0030】なお、これら瞳投影レンズ52と、対物像
投影レンズ53a、53bおよびダイクロイックミラー
54の光路に対する具体的な切換え手段は図示していな
いが、例えば、スライダーによるスライド切換え機構や
ターレットによる回転切換え手段など公知のレンズ切換
え手段を用いることができる。
【0031】また、このように構成されたレンズ収納ユ
ニット51は、スキャナ37と対物レンズ44との間の
光路に対して挿脱可能な構成になっている。
【0032】このような構成において、まず、LSM画
像の観察を行う場合を説明する。
【0033】この場合、スキャナ37と対物レンズ44
との間の光路に、レンズ収納ユニット51を挿入すると
ともに、図示しない切換え手段により瞳投影レンズ52
を光路上に挿入する。図面では、光路上に挿入された瞳
投影レンズ52と光路から外された対物像投影レンズ5
3a、53bおよびダイクロイックミラー54をそれぞ
れ破線で表わしている。
【0034】レーザ光源31より発せられる平行のレー
ザ光は、集光レンズ32により光ファイバ33の入射端
面に集光され、この光ファイバ33内を導光され出射端
に達する。そして、光ファイバ33の出射端から出射さ
れたレーザ光は、コリメートレンズ35により平行光に
もどされ、ダイクロイックミラー36を透過してスキャ
ナ37に導かれる。
【0035】この状態で、スキャナ37は、光軸が折り
返される点である軸37aを中心に回転され、コリメー
トレンズ35からのレーザ光は、標本47に向けて偏向
される。ここで、スキャナ37により偏向されるレーザ
光は、図示実線が光軸に平行に偏向された時の光線の状
態、図示破線が光軸に対してある角度を持って偏向され
た時の光線の状態を表している。
【0036】スキャナ37で偏向されたレーザ光は、瞳
投影レンズ52、結像レンズ43、対物レンズ44を介
して標本47上に集光される。
【0037】この場合、スキャナ37は、瞳投影レンズ
52により結像レンズ43を介して対物レンズ44の射
出瞳面44aに投影され、対物レンズ44の射出瞳面4
4aと共役な位置に設定されている。
【0038】このようにして、スキャナ37で偏向され
たレーザ光は、標本47上に集光されるとともに、スキ
ャナ37での偏向角度に応じたスキャンがなされる。
【0039】一方、標本47上に集光されたレーザ光に
より励起され、標本47から発せられた蛍光は、対物レ
ンズ44、結像レンズ43、瞳投影レンズ52、スキャ
ナ37と上述したのと逆の光路をたどり、ダイクロイッ
クミラー36に入射する。そして、このダイクロイック
ミラー36により反射されて、吸収フィルタ38を透過
し、ピンホール結像レンズ39により標本47の像がピ
ンホール40上に結像される。
【0040】この場合、吸収フィルタ38は、励起光と
なるレーザ光をカットし標本47から発せられる観察に
必要な蛍光の波長のみを透過するものが用いられてい
る。また、ピンホール40は、標本47へのフォーカス
面以外の画像成分をカットするようにしている。
【0041】これにより、ピンホール40を通過した蛍
光は、集光レンズ41を介してフォトマル42により受
光され電気信号に変換される。そして、図示していない
が、フォトマルの電気信号から画像を構成するための電
気回路やソフトウェアなどの処理により画像として生成
されてモニタ上に映し出され、LSM画像として観察可
能となる。
【0042】次に、エバネッセント蛍光観察を行う場合
を説明する。
【0043】この場合、図示しない切換え手段を用い
て、瞳投影レンズ52を光路から外し、対物像投影レン
ズ53a、53bおよびダイクロイックミラー54を光
路に挿入する。図面では、光路に挿入された対物像投影
レンズ53a、53b、ダイクロイックミラー54と、
光路から外された瞳投影レンズ52をそれぞれ実線で表
わしている。
【0044】この場合も、レーザ光源31から出射され
たレーザ光は、光ファイバ33を介してコリメートレン
ズ35に入射される。次に、コリメートレンズ35で平
行光束にされたレーザ光は、ダイクロイックミラー36
を透過する。
【0045】なお、エバネッセント蛍光観察の場合、ダ
イクロイックミラー36は、不要なので、明るさのロス
を減らしたければ、光路から外すようにしてもよい。
【0046】ダイクロイックミラー36を透過したレー
ザ光は、スキャナ37に導かれ、このスキャナ37で標
本47側へ向けて偏向される。
【0047】スキャナ37は、LSM画像の観察の場合
と同様に偏向角度が可変となっており、ここでも図示実
線が光軸に平行に偏向された時の光線の状態、図示破線
が光軸に対してある角度を持って偏向された時の光線の
状態を表している。
【0048】ただし、エバネッセント蛍光観察の場合
は、LSM画像の観察の場合と異なり像面をスキャンし
て画像構築を行う必要がないので、スキャナ37は、レ
ーザ光の偏向角度の可変を所定角度の状態で停止され
る。
【0049】スキャナ37で偏向されたレーザ光は、対
物像投影レンズ53a、53b、ダイクロイックミラー
54、結像レンズ43を介して対物レンズ44の射出瞳
面44a上に集光される。
【0050】この場合、スキャナ37は、対物像投影レ
ンズ53a、53bにより対物像面50へ投影され、対
物像面50と共役な位置に設定されている。
【0051】これにより、対物レンズ44の射出瞳面4
4a上に集光されるレーザ光は、スキャナ37を回転さ
せて偏向角度を変えるのみで、対物レンズ44の瞳中心
から周辺までの範囲で移動することができる。
【0052】この場合、図2に示すように、対物レンズ
44の射出瞳面44a上に集光されるレーザ光が対物レ
ンズ44の瞳中心付近のa〜bの範囲にあるときは、レ
ーザ光は、対物レンズ44を介して光軸に平行に標本4
7を照明して通常の蛍光観察が可能となる。また、レー
ザ光が対物レンズ44の瞳周辺のb〜cの範囲にあると
きは、レーザ光は、対物レンズ44を介して標本47を
光軸に対して斜めに照明し、その角度が上述したように
臨界角を超えることで、エバネッセント照明となってエ
バネッセント蛍光観察が可能となる。
【0053】この場合、標本47は、細胞などの上にカ
バーガラスが貼り付けられた状態になっており、このた
めカバーガラスの屈折率によってエバネッセント照明に
なる臨界角は異なり、また、臨界角以上の角度でも、そ
の角度によって細胞とカバーガラスの境界面から細胞側
へしみでるエバネッセント光のしみだし深さも異なって
くる。このしみだし深さは、標本47の、どの程度の深
さまで観察したいかということであり、検鏡者の目的に
よっても異なる。
【0054】このようにして、標本47の条件や、観察
したい深さによって、標本47に照射されるレーザ光の
角度は異なってくる。この場合、対物レンズ44の射出
瞳面44aに集光されるレーザ光は、瞳の周辺に移動す
るにしたがって光軸に対する標本47への照射角度が大
きくなるので、標本47の観察したい深さによって対物
レンズ44の射出瞳面44aでの集光位置が異なってく
る。また、光軸に対する標本47への照射角度が同じで
あっても、対物レンズ44の種類によっても射出瞳面4
4aでのレーザ光の集光位置も異なる。そこで、検鏡者
は、これらのことを加味しながら、用途に応じてスキャ
ナ37の偏向角度を最適な角度に設定してエバネッセン
ト蛍光観察を行うことになる。
【0055】一方、エバネッセント照明により標本47
から発光した蛍光は、対物レンズ44、結像レンズ43
を介してダイクロイックミラー54に入射し、このダイ
クロイックミラー54よりCCD55へ向けて反射さ
れ、吸収フィルタ56を介してCCD55の受光面でも
ある対物像面50へ投影される。
【0056】この場合、吸収フィルタ56は、励起光と
なるレーザ光をカットし標本47から発する観察に必要
な蛍光の波長のみを透過するものが用いられている。
【0057】これにより、CCD55で撮像された対物
像は、図示しないモニタ上に映し出され、エバネッセン
ト蛍光画像として観察可能となる。
【0058】従って、このようにすれば、スキャナ37
と対物レンズ44との間の光路に瞳投影レンズ52と対
物像投影レンズ53a、53bを収容するレンズ収納ユ
ニット51を配置し、LSM画像の観察の場合は、瞳投
影レンズ52を光路上に切換え、スキャナ37で偏向さ
れたレーザ光を標本47上に集光させるとともに、スキ
ャナ37を対物レンズ44の射出瞳面44aに投影さ
せ、一方、エバネッセント蛍光観察の場合は、対物像投
影レンズ53a、53bを光路上に切換え、スキャナ3
7で偏向されたレーザ光を対物レンズ44の射出瞳面4
4a上に集光させるとともに、スキャナ37を対物像面
50へ投影させるようにしたので、従来のスキャンユニ
ット内部でLSM画像と蛍光顕微鏡によるエバネッセン
ト蛍光画像を取得するため2つの光路を切換えるように
したものと比べ、光路切換えのための光学素子が必要で
なくなり、構成を簡単にできるとともに、無駄な内部ス
ペースを排除でき、顕微鏡自身の小型化も実現できる。
また、共通のスキャナ37によりLSM画像とエバネッ
セント蛍光画像を選択的に取得できるので、従来のエバ
ネッセント蛍光観察を行うため専用の平行平面板と、こ
の平行平面板を精度よく回転駆動するための駆動手段を
用意する必要のあるものと比べ、構成が簡単で、価格的
にも安価にできる。
【0059】また、スキャナ37と対物レンズ44との
間の光路に配置されるレンズ収納ユニット51は、光路
に対して挿脱可能なユニット構成になっているので、従
来用いられている走査型レーザ顕微鏡を僅かに改造して
レンズ収納ユニット51を装着できる構成とするだけ
で、実現可能である。
【0060】さらに、LSM画像の観察の場合は、瞳投
影レンズ52によりスキャナ37を対物レンズ44の射
出瞳面44aに投影させ、エバネッセント蛍光観察の場
合は、対物像投影レンズ53a、53bによりスキャナ
37を対物像面50へ投影できるので、レーザ光をスキ
ャンした場合に視野周辺でのケラレの発生を防止でき、
適切な照明を行うことができる。
【0061】さらにまた、スキャナ37は、LSM画像
の観察では、レーザ光を所定角度の範囲で繰り返して偏
向させるように使用され、エバネッセント蛍光観察で
は、所定の偏向角度の状態で停止して使用されるように
なっており、これら動作の切換えはスキャナ37の図示
しない駆動手段を制御するだけで簡単に得られるので、
LSM画像の観察とエバネッセント蛍光観察の切換えを
簡単に行うことができ、また、エバネッセント蛍光観察
の際のエバネッセント照明の調節も、スキャナ37の偏
向角度の停止位置を調整するだけで簡単に行うことがで
きる。
【0062】さらにまた、対物像投影レンズ53a、5
3bとダイクロイックミラー54は、一体に構成され、
瞳投影レンズ52と選択的に光路上に切換えられるよう
になっているので、LSM画像の観察とエバネッセント
蛍光観察をワンタッチ操作で切換えることができる。
【0063】さらにまた、対物像投影レンズ53a、5
3bは、ケプラータイプのアフォーカルコンバータに近
いもので、これら対物像投影レンズ53a、53bの間
に対物レンズ44の瞳の中間像44bを結像する内焦点
式のものが用いられるので、対物レンズ44の射出瞳面
44aを無限遠に投影するとともに、スキャナ37を対
物像面50へ投影するなどの働きを小さなスペースで実
現できる。
【0064】さらにまた、スキャナ37としてミラーを
回転させるタイプのものを用いることで、対物レンズ4
4の射出瞳面44aでのレーザ光の集光位置を大きく移
動させることができるので、通常の蛍光観察からエバネ
ッセント観察までを簡単に調整することができる。
【0065】なお、上述した実施の形態では、スキャナ
37は、1個のみ設け、直線方向へ偏向(スキャン)する
場合を示したが、2個設けて2次元的(XY方向)なスキ
ャンを行うようにしてもよい。また、上述した実施の形
態では、瞳投影レンズ52と対物像投影レンズ53a、
53bを光路に対して交互に挿脱することで切換えを行
うようにしたが、レンズ間隔を変更したり、どちらかの
レンズの一部だけを挿脱するなどの他の手段を用いてレ
ーザ光の集光位置を変更するようにしてもよい。さら
に、上述した実施の形態では、対物像投影レンズ53
a、53bとダイクロイックミラー54を一体構成とし
て同時に光路から挿脱するようにしているが、必ずしも
同時に挿脱する必要はなく、また、ダイクロイックミラ
ー54は、結像レンズ43と対物レンズ44の間に配置
してもよい。この場合は、エバネッセント蛍光像を結像
させるために、ダイクロイックミラー54で反射させた
後に別途結像レンズを設けるようにすればよい。さら
に、ダイクロイックミラー36、54は、観察光路側を
反射面にして配置されているが、これらダイクロイック
ミラー36、54の反射面の面精度の影響による像の劣
化を少なくするためには、それぞれフォトマル42側と
レーザ光源31側およびCCD55側とレーザ光源31
側を逆の配置にしてもよい。さらに、対物レンズ44と
して結像レンズ43を用いない有限対物レンズとしても
よい。さらに、上述した実施の形態は、例えば、cag
ed試薬解除装置や、ある1点の蛍光を強制的に退色さ
せるFRAPなどに応用することもできる。さらに、上
述した実施の形態では、一貫して正立型顕微鏡を例に説
明したが、同様の構成で倒立型顕微鏡に適用することも
できる。
【0066】その他、本発明は、上記実施の形態に限定
されるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しな
い範囲で種々変形することが可能である。
【0067】さらに、上記実施の形態には、種々の段階
の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件
における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出でき
る。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から
幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようと
する課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄
で述べられている効果が得られる場合には、この構成要
件が削除された構成が発明として抽出できる。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、簡単
な構成で、しかも確実にLSM画像とエバネッセント蛍
光画像を選択的に取得可能にした顕微鏡装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の概略構成を示す図。
【図2】一実施の形態のエバネッセント蛍光観察を説明
するための図。
【図3】従来の走査型レーザ顕微鏡の概略構成を示す
図。
【図4】従来の蛍光顕微鏡の概略構成を示す図
【符号の説明】
31…レーザ光源 32…集光レンズ 33…光ファイバ 34…スキャンユニット 35…コリメートレンズ 36…ダイクロイックミラー 37…スキャナ 37a…軸 38…吸収フィルタ 39…ピンホール結像レンズ 40…ピンホール 41…集光レンズ 42…フォトマル 43…結像レンズ 44…対物レンズ 44a…射出瞳面 44b…中間像 45…顕微鏡本体 46…ステージ 47…標本 48…接眼レンズ 49…鏡筒 50…対物像面 51…レンズ収納ユニット 52…瞳投影レンズ 53a.53b…対物像投影レンズ 54…ダイクロイックミラー 55…CCD 56…吸収フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G043 AA03 BA16 EA01 FA01 FA02 GA02 GB01 GB03 GB19 HA01 HA02 HA05 HA15 JA02 KA09 LA02 LA03 2H052 AA08 AA09 AB10 AB24 AC04 AC09 AC14 AC15 AC26 AC27 AC34 AD02 AD33 AD34 AF06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標本を照明する光源と、 前記光源からの照明光を偏向するとともに、この偏向角
    度を変更可能にしたスキャナと、 前記スキャナで偏向される照明光の光路に配置され、前
    記標本の像を投影する対物レンズと、 前記スキャナと前記対物レンズとの間に配置され、前記
    スキャナで偏向された照明光を前記対物レンズを介して
    前記標本上に集光させる第1の投影レンズと、 前記スキャナと前記対物レンズとの間に配置され、前記
    スキャナで偏向された照明光を前記対物レンズの瞳面上
    に集光させる第2の投影レンズと、を具備し、 前記第1および第2の投影レンズを選択的に前記光路に
    挿入可能にしたことを特徴とする顕微鏡装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の投影レンズを収納
    したユニット構成のレンズ収納手段を有し、該レンズ収
    納手段を前記スキャナと前記対物レンズとの間の光路に
    挿脱可能にしたことを特徴とする請求項1記載の顕微鏡
    装置。
  3. 【請求項3】 前記スキャナは、前記第2の投影レンズ
    が前記光路に挿入された状態で、前記照明光の偏向角度
    の可変を所定角度で停止可能にしたことを特徴とする請
    求項1または2記載の顕微鏡装置。
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