JP4867846B2 - 触媒床温制御装置 - Google Patents
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特許文献2ではフィルタ再生処理時に目標温度を切り替えることによりポスト噴射量などの制御量を徐々に設定値まで変化させてフィルタ温度の過上昇や運転状態の急変を防止している。
特許文献4では完全なフィルタ再生を実行するために目標温度を二段階に分けて加熱再生処理を実行している。
請求項1に記載の触媒床温制御装置は、内燃機関の排気系に設けられ、排気中からパティキュレートを捕集する触媒再生型フィルタにおける再生時の触媒床温を制御する装置であって、触媒再生型フィルタの再生開始時に、再生時目標触媒床温よりも低い初期目標触媒床温を目標触媒床温として設定する初期目標触媒床温設定期間を設け、該初期目標触媒床温設定期間後に再生時目標触媒床温を目標触媒床温として設定する目標触媒床温設定手段と、前記初期目標触媒床温設定期間内にて加熱調節量と実加熱量との差に対応する加熱調節量補正値を学習する初期目標触媒床温設定期間学習手段と、触媒再生型フィルタの実触媒床温を検出する触媒床温検出手段と、前記目標触媒床温設定手段にて設定される目標触媒床温と前記触媒床温検出手段にて検出される実触媒床温との差に基づいて加熱調節量を制御すると共に、前記初期目標触媒床温設定期間学習手段にて前記加熱調節量補正値が学習された後は、目標触媒床温と実触媒床温との差と共に前記加熱調節量補正値を用いて加熱調節量を制御する加熱調節量制御手段と、前記加熱調節量の上限値を設定することで前記加熱調節量を制限する上限設定手段と、前記上限設定手段にて設定された前記上限値を前記加熱調節量補正値の大きさに応じて補正する上限変更手段とを備えたことを特徴とする。
また、加熱調節可能範囲の限界から加熱調節量の上限値が設定されている場合には、加熱調節量の制御ずれが加熱調節量補正値に反映されているので、上限値を加熱調節量補正値の大きさに応じて補正することにより、適切な上限値が設定可能となる。
請求項2に記載の触媒床温制御装置では、請求項1において、前記上限変更手段は、前記上限設定手段にて設定された前記上限値に対して前記加熱調節量補正値を加える加算補正を行うことを特徴とする。
上限値の変更は、加熱調節量補正値の加算補正にて適切な上限値に変更することが可能である。
初期目標触媒床温設定期間内にて初期目標触媒床温設定期間学習手段は加熱調節量と実加熱量との差に対応する加熱調節量補正値を学習している。このように燃料噴射弁や燃料添加弁などの制御誤差を反映する加熱調節量補正値の学習は、再生時目標触媒床温よりも低い初期目標触媒床温を目標触媒床温とした状態にて実行されている。
このため再生制御を開始しても、再生時目標触媒床温に昇温する前に、一旦、より低い初期目標触媒床温にて触媒床温を収束させる制御が行われる。このため初期目標触媒床温設定期間の初期では加熱調節量補正値には誤差が蓄積する可能性があったとしても、初期目標触媒床温設定期間内では目標触媒床温が初期目標触媒床温として安定しているので、この間に加熱調節量補正値における誤差は学習により十分に低下できる。
したがって初期目標触媒床温設定期間後に、目標触媒床温設定手段が再生時目標触媒床温を目標触媒床温として設定することで、過渡時となっても、既に加熱調節量補正値における誤差は十分に低下した状態で高精度に求められている。
このため加熱調節量制御手段が、以後、再生時目標触媒床温と実触媒床温との差と共に、燃料噴射弁や燃料添加弁などにおけるばらつきが高精度に学習された加熱調節量補正値を用いて加熱調節量を制御できることから、制御誤差の抑制された高精度な触媒床温制御が可能となる。
したがって再生時目標触媒床温に到達した際も、オーバーシュートに対して、大きい誤差を含む加熱調節量補正値分の加熱が加わることが無いので、過熱によるフィルタの損傷を防止することができる。
また、このように初期目標触媒床温設定期間を、加熱調節量補正値の変動が基準変動幅よりも小さくなった時までとすることで、初期目標触媒床温設定期間内での触媒床温制御において高精度な加熱調節量補正値を学習するさせることができる。
請求項4に記載の触媒床温制御装置では、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記初期目標触媒床温設定期間の初期に目標触媒床温と実触媒床温との差に基づいて加熱調節量を制御する比例制御手段を備え、前記初期目標触媒床温設定期間学習手段は前記比例制御手段による制御完了後に前記加熱調節量補正値を学習することを特徴とする。
請求項5に記載の触媒床温制御装置では、請求項1〜4のいずれかにおいて、前記加熱調節量は排気中に加えられる燃料の調節量であり、前記実加熱量は実際に排気中に加えられた燃料量であることを特徴とする。
請求項7に記載の触媒床温制御装置では、請求項5において、排気経路に設けられた燃料添加弁にて行われる燃料添加量の調節にて、排気中に加えられる燃料量の調節がなされることを特徴とする。
請求項8に記載の触媒床温制御装置では、請求項1〜7のいずれかにおいて、前記目標触媒床温設定手段は、前記初期目標触媒床温設定期間後に、目標触媒床温を、初期目標触媒床温から再生時目標触媒床温へ徐々に移行させることを特徴とする。
アイドル時であれば内燃機関運転の安定度が高いことから、早期に高精度な加熱調節量補正値を確実に得ることができる。
図1は、本発明が適用された内燃機関としてのディーゼルエンジン(以下、エンジンと略す)2、及びその制御系の概略構成を示している。エンジン2は車両駆動用の内燃機関であり、その出力により車両を走行駆動させるものである。このエンジン2の各気筒4には、吸気弁6、排気弁8及び燃焼室へ直接燃料を噴射する燃料噴射弁10が配置されている。
インテークマニホールド18は、エキゾーストマニホールド32内を流れる排気の一部を、排気再循環通路(EGR通路)46を介して導入している。このEGR通路46の途中には、EGR通路46内を流れるEGRガスの流量を調節するEGR弁48が設けられている。EGR弁48より上流の部位にはEGRガスを冷却するEGRクーラ50が設けられている。
[式1] Tofst ←
MAPbase(Mpm)+MAPga(GA)+MAPofs(Cint)
ここでベース目標触媒床温マップMAPbaseは図6に示すごとくであり、DPF36bにおけるPM堆積量Mpm(g)からベース目標触媒床温(℃)を求めるマップである。吸入空気量GAオフセットマップMAPgaは図7に示すごとくであり、吸気量センサ62にて検出される吸入空気量GAが大きいほど、これに対応して排気流量も大きくなる。このため吸入空気量GAが大きくなるとオフセットの程度を大きくして、DPF36b内でのPM燃焼の熱暴走を防止するためのマップである。
そしてこの温度差dTに基づいて図9に示す比例制御量マップMAPpから、ポスト噴射量における比例制御量QPを算出する(S136)。
ここでオフセット基本ポスト噴射量Qofsbaseは、オフセットポスト噴射量マップMAPofspstから算出される。このオフセットポスト噴射量マップMAPofspstは図10に示すごとくであり、別途計算されているメイン燃料噴射量Qfとクランクポジションセンサ54にて検出されるエンジン回転数NEとによりオフセット基本ポスト噴射量Qofsbaseを求めるマップである。前記図5に示したポスト噴射量マップMAPpstと異なるのは、目標触媒床温がオフセット目標触媒床温として−100℃のオフセットがなされている分、ステップS108にて用いられるポスト噴射量よりも全体に低噴射量とされている。尚、過渡補正量Qhは排気流量などの過渡時に過熱を防止するためにエンジン回転数NEや吸入空気量GA変化に基づいて設定される補正量である。
ここで右辺の積分制御量QIは前回の制御周期にて設定されている積分制御量を表し、初期値としては、ECU52の起動時に0(mm3/st)に設定されている。尚、DPF触媒床温制御処理(図2)にてPM再生要求時でない時には(S102でno)、ステップS104において、再生初期判定カウンタCintと共に積分制御量QIをクリアしても良い。
このようにして積分制御量QIが算出されると、ステップS136にて算出した比例制御量QPと共に、式5により比例制御量と積分制御量とに基づくフィードバック制御が実行されてポスト噴射量Qpstが算出される(S144)。
ここでオフセット基本ポスト噴射量Qofsbase、過渡補正量Qh及び比例制御量QPについては前記式3において説明したごとくである。
図4の制御では、まず式6により目標触媒床温Ttを算出する(S152)。
MAPbase(Mpm)+MAPga(GA)+MAPofs(Cint)
この式6の右辺は前記式1と同じである。ただし図8に示したごとく時間経過と共に目標触媒床温オフセットMAPofs(Cint)は絶対値が小さくなり、最終的には再生初期判定カウンタCintがオフセット終了期限値Cend(ここでは250秒)に達すると目標触媒床温オフセットMAPofs(Cint)は0(℃)に収束する。したがってCint=Cendとなって以降にて継続状態にあるPM再生制御においては、目標触媒床温オフセットMAPofs(Cint)による目標触媒床温のオフセットはなされなくなる。
そしてこの温度差dTに基づいて前述した図9に示す比例制御量マップMAPpから比例制御量QPを算出する(S156)。更に温度差dTに基づいて前記式4により積分制御量QIを算出する(S158)。
[式8] Qb ← {(n−m)・Qofsbase+m・Qbase}/n
ここで変数nは100秒に相当する固定カウント値が設定され、変数mとして再生初期判定カウンタCint=150秒相当値からオフセット終了期限値Cend(ここでは250秒相当値)までの経過時間に相当するカウント値が設定される。
[式9] Qpst ← Qb + Qh + QP + QI
ここで過渡補正量Qh、比例制御量QP及び積分制御量QIについては、前記式3,5にて述べたごとくである。
次の制御周期以降は、ステップS162により基本ポスト噴射量Qbの値は次第にオフセット基本ポスト噴射量Qofsbaseから通常時の基本ポスト噴射量Qbaseに移行する。この基本ポスト噴射量Qbの移行により、フィードバック制御により求められるポスト噴射量Qpst(S166:前記式9)についてもオフセット状態から通常のPM再生状態に対応する量に移行してゆく。
(イ).初期目標触媒床温設定期間(t2〜t3)にオフセット目標触媒床温Tofstと実触媒床温Tcatとの温度差dTに基づきポスト噴射量Qpst(加熱調節量に相当)と実際のポスト噴射量(実加熱量に相当)との差に対応する積分制御量QI(加熱調節量補正値に相当)を学習している(S142)。このように燃料噴射弁10のばらつきによる制御誤差を反映する積分制御量QIの学習は、目標触媒床温オフセットMAPofs(Cint)分、通常の目標触媒床温よりも低いオフセット目標触媒床温Tofst(初期目標触媒床温に相当)を目標触媒床温とした状態にて実行されている。
本実施の形態では、目標触媒床温によるフィードバック制御処理(図4)の代わりに図14に示す目標触媒床温によるフィードバック制御が実行される。他の構成は前記実施の形態1と同じである。
← MIN(Qpstlmtb,Qpstlmtgn,Qpstmx)+QI
ここで触媒床温用上限値Qpstlmtbは、実触媒床温Tcatに基づいて設定されるポスト噴射量上限値である。空燃比用上限値Qpstlmtgnは、吸入空気量GAとメイン噴射量及びポスト噴射量の合計噴射量との比である空燃比A/Fに基づいて設定されるポスト噴射量上限値である。高温防止用上限値Qpstmxは、排気浄化装置36の過熱を防止するために設定されるポスト噴射量上限値である。MIN()は括弧内の3つの数値(Qpstlmtb,Qpstlmtgn,Qpstmx)の内の最小値を抽出する演算子である。更に上記式10ではMIN()により抽出された最小値に対して積分制御量QI分の加算補正を実行している。
(イ).前記実施の形態1の効果を生じる。
(ロ).前記式10のごとく、ポスト噴射量Qpstの上限値(ポスト噴射量上限値Qpstlmt)が設定される場合には積分制御量QIが加算補正されることにより、燃料噴射弁10のばらつきが相殺されて適切なポスト噴射量上限値Qpstlmtが設定可能となる。
本実施の形態では、DPF触媒床温制御処理(図2)の代わりに図15のDPF触媒床温制御処理が実行され、目標触媒床温によるフィードバック制御処理(図4)の代わりに図16に示す目標触媒床温によるフィードバック制御が実行される。更に車両のダッシュボードには、アイドル時においてドライバにより指示が可能なPM再生スイッチ(再生要求操作検出手段に相当)が設けられている。ECU52は、アイドル時にてPM再生スイッチのオン操作によりドライバがPM再生要求を指示していることが判れば、手動再生としてPM再生を実行する。他の構成は前記実施の形態1と同じである。
(イ).エンジン2の安定運転状態時であるアイドル時にドライバからのPM再生要求操作があった場合に、オフセット目標触媒床温によるフィードバック制御を実行している。このことにより前記実施の形態1の効果を生じる。
本実施の形態では、DPF触媒床温制御処理(図2)の代わりに図17のDPF触媒床温制御処理が実行され、オフセット目標触媒床温によるフィードバック制御処理(図3)の代わりに図18に示すオフセット目標触媒床温によるフィードバック制御が実行される。更にPM再生初期時目標触媒床温オフセットマップMAPofs(図8)の代わりに図19に示した徐減用のオフセットマップMAPofsが用いられる。他の構成は前記実施の形態1と同じである。
(イ).本実施の形態では、初期目標触媒床温設定期間を、積分制御量QIの変動が基準変動幅よりも小さくなった時までとしている。このことによっても高精度な積分制御量QIが得られ、前記実施の形態1の効果を生じる。
(a).前記実施の形態3において、図15のステップS302では、エンジン運転履歴によりPM堆積量が基準堆積量に達している場合や、排気差圧センサ41から検出される排気圧力差ΔPexが基準差圧を越えている場合に加えて、ドライバからのPM再生要求の存在も含まれていた。このドライバからのPM再生要求の存在の代わりに、安定運転状態検出手段として、エンジン2の安定運転状態を検出する手段、例えば車両が定速走行を実行している場合に或程度のPM堆積量や或程度の排気浄化装置36の上下流差圧が生じている場合に、ステップS302でyesと判定するようにしても良い。そしてステップS310及び図16のステップS358では、安定運転状態検出手段にて安定運転状態時にある場合にyesと判定させるようにしても良い。
Claims (15)
- 内燃機関の排気系に設けられ、排気中からパティキュレートを捕集する触媒再生型フィルタにおける再生時の触媒床温を制御する装置であって、
触媒再生型フィルタの再生開始時に、再生時目標触媒床温よりも低い初期目標触媒床温を目標触媒床温として設定する初期目標触媒床温設定期間を設け、該初期目標触媒床温設定期間後に再生時目標触媒床温を目標触媒床温として設定する目標触媒床温設定手段と、
前記初期目標触媒床温設定期間内にて加熱調節量と実加熱量との差に対応する加熱調節量補正値を学習する初期目標触媒床温設定期間学習手段と、
触媒再生型フィルタの実触媒床温を検出する触媒床温検出手段と、
前記目標触媒床温設定手段にて設定される目標触媒床温と前記触媒床温検出手段にて検出される実触媒床温との差に基づいて加熱調節量を制御すると共に、前記初期目標触媒床温設定期間学習手段にて前記加熱調節量補正値が学習された後は、目標触媒床温と実触媒床温との差と共に前記加熱調節量補正値を用いて加熱調節量を制御する加熱調節量制御手段と、
前記加熱調節量の上限値を設定することで前記加熱調節量を制限する上限設定手段と、
前記上限設定手段にて設定された前記上限値を前記加熱調節量補正値の大きさに応じて補正する上限変更手段と、
を備えたことを特徴とする触媒床温制御装置。 - 請求項1において、前記上限変更手段は、前記上限設定手段にて設定された前記上限値に対して前記加熱調節量補正値を加える加算補正を行うことを特徴とする触媒床温制御装置。
- 内燃機関の排気系に設けられ、排気中からパティキュレートを捕集する触媒再生型フィルタにおける再生時の触媒床温を制御する装置であって、
触媒再生型フィルタの再生開始時に、再生時目標触媒床温よりも低い初期目標触媒床温を目標触媒床温として設定する初期目標触媒床温設定期間を設け、該初期目標触媒床温設定期間後に再生時目標触媒床温を目標触媒床温として設定する目標触媒床温設定手段と、
前記初期目標触媒床温設定期間内にて加熱調節量と実加熱量との差に対応する加熱調節量補正値を学習する初期目標触媒床温設定期間学習手段と、
触媒再生型フィルタの実触媒床温を検出する触媒床温検出手段と、
前記目標触媒床温設定手段にて設定される目標触媒床温と前記触媒床温検出手段にて検出される実触媒床温との差に基づいて加熱調節量を制御すると共に、前記初期目標触媒床温設定期間学習手段にて前記加熱調節量補正値が学習された後は、目標触媒床温と実触媒床温との差と共に前記加熱調節量補正値を用いて加熱調節量を制御する加熱調節量制御手段とを備え、
前記目標触媒床温設定手段は、前記初期目標触媒床温設定期間を、前記加熱調節量制御手段による制御開始時から前記初期目標触媒床温設定期間学習手段により学習される前記加熱調節量補正値の変動が基準変動幅よりも小さくなった時までとしている
ことを特徴とする触媒床温制御装置。 - 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記初期目標触媒床温設定期間の初期に目標触媒床温と実触媒床温との差に基づいて加熱調節量を制御する比例制御手段を備え、前記初期目標触媒床温設定期間学習手段は前記比例制御手段による制御完了後に前記加熱調節量補正値を学習することを特徴とする触媒床温制御装置。
- 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記加熱調節量は排気中に加えられる燃料の調節量であり、前記実加熱量は実際に排気中に加えられた燃料量であることを特徴とする触媒床温制御装置。
- 請求項5において、内燃機関の燃焼室内にて行われるポスト噴射量の調節にて、排気中に加えられる燃料量の調節がなされることを特徴とする触媒床温制御装置。
- 請求項5において、排気経路に設けられた燃料添加弁にて行われる燃料添加量の調節にて、排気中に加えられる燃料量の調節がなされることを特徴とする触媒床温制御装置。
- 請求項1〜7のいずれかにおいて、前記目標触媒床温設定手段は、前記初期目標触媒床温設定期間後に、目標触媒床温を、初期目標触媒床温から再生時目標触媒床温へ徐々に移行させることを特徴とする触媒床温制御装置。
- 請求項1〜8のいずれかにおいて、前記加熱調節量制御手段は、前記初期目標触媒床温設定期間後にて、前記加熱調節量補正値の学習を継続した状態で前記加熱調節量を制御することを特徴とする触媒床温制御装置。
- 請求項1〜8のいずれかにおいて、前記加熱調節量制御手段は、前記初期目標触媒床温設定期間後にて、前記初期目標触媒床温設定期間学習手段にて学習された前記加熱調節量補正値を固定した状態で前記加熱調節量を制御することを特徴とする触媒床温制御装置。
- 請求項1〜10のいずれかにおいて、学習により求められる前記加熱調節量補正値は、触媒床温フィードバック制御上の積分制御量であることを特徴とする触媒床温制御装置。
- 請求項1〜11のいずれかにおいて、前記目標触媒床温設定手段は、前記初期目標触媒床温設定期間を、前記加熱調節量制御手段による制御開始時からの経過時間により設定していることを特徴とする触媒床温制御装置。
- 請求項1〜12のいずれかにおいて、内燃機関の安定運転状態を検出する安定運転状態検出手段を備え、前記初期目標触媒床温設定期間学習手段は、前記安定運転状態検出手段にて内燃機関が安定運転状態にあると判定された場合に限定して、前記加熱調節量補正値の学習を実行することを特徴とする触媒床温制御装置。
- 請求項1〜12のいずれかにおいて、内燃機関の安定運転状態時に内燃機関のドライバからの再生要求操作を検出する再生要求操作検出手段を備え、前記初期目標触媒床温設定期間学習手段は、前記再生要求操作検出手段にて再生要求操作が検出された場合に限定して、前記加熱調節量補正値の学習を実行することを特徴とする触媒床温制御装置。
- 請求項14において、前記内燃機関の安定運転状態時は、アイドル運転状態時であることを特徴とする触媒床温制御装置。
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