JP4867381B2 - 順送りプレス加工装置の位置合わせ機構 - Google Patents

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Description

本発明は、帯状金属部材を順送りしプレス成形する順送りプレス加工装置の成形型の下流側に設けられ、プレス成形前の帯状金属部材を幅方向に位置合わせする順送りプレス加工装置の位置合わせ機構に関する。
従来、特許文献1に記載の順送りプレス加工装置が知られている。該プレス加工装置は、帯状金属部材をプレス加工装置の成形型に順送りする順送り装置と、成形型の上流側において帯状部材を幅方向にガイドする入口ガイド機構と、成形型の下流側において帯状部材を幅方向にガイドする出口ガイド機構を有している(特許文献1の図6中31と36)。しかし成形型の下流側の帯状金属部材は、プレス成形によって成形前の幅よりも幅が広くなっている。そのため成形後の帯状金属部材をガイドする出口ガイド機構は、帯状金属部材を精確に幅方向に位置合わせすることができない。
そこで従来、図8,9に示す順送りプレス加工装置の位置合わせ機構20も開発されている。位置合わせ機構20は、図8,9に示すように成形型25の下流側に設けられる一対のベース21と、ベース21に回動可能に取付けられるアーム22と、アーム22の先端に設けられる案内ピン23と、ベース21に抜き差しされるブロック24を有している。
位置合わせ機構20は、位置合わせ状態(図8参照)と収納状態(図9参照)とに可変であって、収納状態から位置合わせ状態にする場合は、先ずブロック24をベース21から引出す。次にアーム22をベース21に対して回転させ、案内ピン23をアーム22よりも上方に起立させる。同様にもう一つの案内ピン23も起立させる。そして一対の案内ピン23間に帯状金属部材Wを送り、これにより帯状金属部材を成形型に対して幅方向に位置合わせする。次に、帯状金属部材Wを後退させ、位置合わせ機構20を図9に示す収納状態にする。この状態において帯状金属部材Wを順送りしつつプレス成形する。プレス成形後の帯状金属部材Wは、プレス成形によって幅方向に広くなるが、案内ピン23が収納状態であるために、帯状金属部材Wが位置合わせ機構20の上方を通過できる。
特開2004−230415号公報
しかし従前の位置合わせ機構20は、アーム22をベース21に対して回動させる必要があるため、アーム22とベース21の間に微細なゴミが付着した場合等に、アーム22が十分に回動できずアーム22に設けられた案内ピン23が傾いた状態で起立する場合があった。そのため一対の案内ピン間の幅長さが変わり、帯状金属部材を精度良く幅方向に位置合わせすることができない場合があった。またアーム22とブロック24の間にゴミが付着してブロック24の抜き差しがスムーズに行えなくなる場合もあった。また位置合わせ機構は、成形型内または成形型の近傍に設けられているために、作業の安全性から短時間でかつ、プレス機内に極力入らずに操作できる構成が望まれていた。
そこで本発明は、帯状金属部材の幅方向の位置合わせ精度が高く、かつ作業性に優れ得る順送りプレス加工装置の位置合わせ機構を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える順送りプレス加工装置の位置合わせ機構であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によると、位置合わせ機構は、成形型の下流側において起立した状態で配設される一対の案内ピンを有している。一対の案内ピンは、各起立軸を中心に軸回転可能に設けられており、軸回転されることで一対の案内ピン間が第一幅になる位置合わせ状態と、第一幅よりも広い第二幅になる開放状態とに変化する。そして位置合わせ状態において、プレス成形前の帯状金属部材を幅方向に挟んで帯状金属部材を成形型に対して位置合わせし、開放状態において、第二幅がプレス成形後の帯状金属部材の幅よりも広い構成になっている。
したがって一対の案内ピンは、各起立軸を中心に起立した状態のまま軸回転する。そのため一対の案内ピンは、傾くことなく位置合わせ状態と開放状態とに変わる。その結果、従前のように位置決め状態において案内ピンが傾いて一対の案内ピン間の幅が狭くなることがない。そのため帯状金属部材を幅方向に精度良く位置合せすることができる。
また一対の案内ピンは、従前のようにアームとともに水平軸中心に大きく回動させるものではなく(図8,9参照)、各起立軸を中心に軸回転させる小さな動作によって、位置合わせ状態と開放状態とに変わる。そのため本発明の位置合わせ機構は、従前のものに比べて作業性に優れ得る。その結果、成形型近くの作業時間が短くなり、作業の安全性が向上される。
また請求項に記載の発明によれば、各案内ピンは、起立軸を中心とする円弧面と、起立軸を中心とする円弧よりも起立軸中心側に切り欠かれた切欠き面とを有している。そして各案内ピンの円弧面同士が対向することで位置合わせ状態になり、切欠き面同士が対向することで開放状態になる。
したがって一対の案内ピンは、円弧面同士を対向させた状態において、常に第一幅を有する位置合わせ状態になる。そのため位置合わせ状態は、ピンポイントではなく、円弧面同士が対向する範囲内であればどの位置であっても形成され得る。その結果、一対の案内ピンを容易かつ確実に位置合わせ状態にすることができる。
請求項に記載の発明によれば、位置合わせ機構は、一対の案内ピンを同期させて軸回転させる駆動装置を有している。
したがって各案内ピンを別々に軸回転させることなく、一対の案内ピンを同期して軸回転させることができる。したがって一対の案内ピンを容易に位置合わせ状態と開放状態とに変えることができる。

実施の形態に係る順送りプレス加工装置10と、該装置の位置合わせ機構1を図1〜7にしたがって説明する。
順送りプレス加工装置10は、図1に示すように帯状金属部材Wを順送りしてプレス成形する装置であって、車両用シートのリクライニングギア(ラチェット)などの車両用部品を製造する装置である。
順送りプレス加工装置10は、図1に示すように上流から下流に向けてアンコイラ11、リベラ12、ルーピングスペース13、フィーダ14、搬入機構15、プレス機16を有している。プレス機16は、上成形型16aと下成形型16bを備える成形型であり、下成形型16bの上流側には、位置合わせ機構17が設けられており、プレス機16の下流側には、位置合わせ機構1が設けられている。
帯状金属部材Wは、巻回しされたコイル材の状態でアンコイラ11に取付けられる。
アンコイラ11は、図1に示すように複数のセグメント11aを有している。複数のセグメント11aは、巻回しされた帯状金属部材Wの内周面を外方に押して帯状金属部材Wを保持する。アンコイラ11は、回転することにより、帯状金属部材Wを排出する。
リベラ12は、帯状金属部材Wを厚み方向に挟む複数対のローラ12aを有している。複数対のローラ12aは、上下交互に配設されており、ローラ12aは、回転することで帯状金属部材Wをアンコイラ11側から引っ張るとともに、帯状金属部材Wの巻き癖を矯正する。
リベラ12から排出された帯状金属部材Wは、図1に示すようにルーピングスペース13によって大きなカーブを描いた状態とされて巻き癖が十分に矯正される。
フィーダ14は、帯状金属部材Wを厚み方向に挟む少なくも一対のローラ14aを有している。ローラ14aは、回転することで帯状金属部材Wをルーピングスペース13からプレス機16に向けて順番にかつ間欠的に送り出す。
搬入機構15は、帯状金属部材Wの最終端末をプレス機16に向けて送り出す機構であって、図1に示すようにローラコンベア15aと、ローラコンベア15aの上部に配置され前後動する押圧部材15bを備えている。押圧部材15bは、ローラコンベア15a上に送り出された帯状金属部材Wの最終端末をローラコンベア15aに押し付けたまま、プレス機16に向けて前方に移動して最終端末をプレス機16に向けて送り出す。
プレス機16は、図1に示すように上成形型16aと下成形型16bを備える成形型を有している。プレス機16は、上成形型16aを下成形型16bに対して昇降させることでプレス成形を行う。上成形型16aと下成形型16bは、複数のステーションを有しており、各ステーションによって各プレス成形を行う構成になっている。したがって上成形型16aの昇降動作に同期させて帯状金属部材Wを送り出し、上成形型16aを昇降させることで、複数のプレス成形工程を一つの成形型によって行うことができる。
成形型のステーションは、例えば帯状金属部材Wにパイロット穴を打ち抜くためのステーション、リクライニングギアの半抜き部と突起部を半抜きするステーション、リクライニングギアの外周を打ち抜くステーション、成型後の不要になった帯状金属部材Wの先端部分をカットするステーションなどである。
成形型の上流側には、図1に示すように位置合わせ機構17が設けられている。
位置合わせ機構17は、一対のピン17aを有しており、一対のピン17aは、円柱状に形成されている。一対のピン17aの間隔幅は、帯状金属部材Wの幅とほぼ同じ長さになっている。したがって一対のピン17aの間に帯状金属部材Wを通すことで、帯状金属部材Wを幅方向に位置合わせすることができる。そのため位置合わせ機構17は、プレス成形前の帯状金属部材Wを成形型の上流側において常に幅方向に位置合わせする。
成形型の下流側には、図1に示すように位置合わせ機構1が設けられている。
位置合わせ機構1は、ベース3と、一対の案内ピン2と、駆動装置4を有している。
ベース3は、図2に示すように下成形型16bの下流側に取付けられる。例えば、帯状金属部材Wをカットする下成形型16bの最下流のステーションの上流位置にて取付けられる。ベース3には、下流側に向けて下方に傾斜する斜面3aと、斜面3aから穿孔された取付孔3bが形成されている。
一対の案内ピン2は、図2,4に示すようにベース3の取付孔3bに挿入されて、ベース3に対して起立した状態で取付けられる。各案内ピン2は、円柱状であって、取付孔3bに対して軸回転可能であり、各案内ピン2の起立軸(起立中心軸)2cを中心に軸回転する。
各案内ピン2は、図2,6に示すように円弧面2aと切欠き面2bを有している。円弧面2aは、起立軸2cを中心とする円弧面であって、起立軸2c中心からの距離がいずれの位置においても半径長さになっている。切欠き面2bは、起立軸2cを中心とする円弧よりも起立軸2c中心側に切り欠かれて形成されており、例えば、平面状(直線状)に形成されている。
一対の案内ピン2は、帯状金属部材Wの幅方向に並設されており、案内ピン2の上部は、図2に示すように下成形型16bの上面よりも上方に突出している。一対の案内ピン2は、各起立軸2cを中心に軸回転することで、円弧面2a同士が対向する位置合わせ状態(図6参照)と、切欠き面2b同士が対向する開放状態(図7参照)に変化する。
位置合わせ状態における一対の案内ピン2の間隔は、図6に示すようにプレス成形前の帯状金属部材Wの幅とほぼ同じ第一幅2eになる。したがって一対の案内ピン2の間にプレス成形前の帯状金属部材Wを通すことによって、帯状金属部材Wを幅方向に位置合わせすることができる。
開放状態における一対の案内ピン2の幅間隔は、図7に示すように第二幅2fになる。第二幅2fは、位置合わせ状態の第一幅2eよりも広く、プレス成形後の帯状金属部材Wの幅よりも広くなっている。したがってプレス成形後の帯状金属部材Wは、開放状態における一対の案内ピン2間を通ることができる。
一対の案内ピン2の下部には、図4,5に示すようにギア部2dが一体に設けられており、ギア部2dは、駆動装置4に形成されたラック歯4fに噛合う歯を有している。
駆動装置4は、一対の案内ピン2を同期させて駆動させるための装置であって、図4,5に示すようにラック歯4fが形成されたラック本体4aを有している。
ラック本体4aは、ねじ5が挿通される複数の長穴4gを有しており、ねじ5によってラック本体4aがベース3に対して幅方向(帯状金属部材Wの幅方向)に移動可能に取付けられている。ラック本体4aの側面には、一対のラック歯4fが形成されており、ラック歯4fに案内ピン2のギア部2dが噛合わされている。
ラック本体4aの両端部には、図4,5に示すようにラック本体4aの移動量を規制するための位置決め部4b,4dと、作業者によって把持される操作部4c,4eが設けられている。
位置決め部4b,4dは、ラック本体4aから上方に突出しており、ラック本体4aをベース3に対して幅方向に移動させることでベース3の端面に当接し、ラック本体4aの移動量を規制する。
操作部4c,4eは、図4,5に示すようにラック本体4aの両端部に上方に突出して操作しやすい構成になっている。
したがって操作部4c,4eを把持し、ラック本体4aをスライドさせることで、一対の案内ピン2を同期して軸回転させることができる。そして図3に示すようにラック本体4aをスライドさせ、位置決め部4bをベース3に当てることで、一対の案内ピン2を開放状態にすることができる。そしてラック本体4aを逆方向にスライドさせ、位置決め部4dをベース3に当てることで、一対の案内ピン2を位置決め状態にすることができる(図2参照)。
位置合わせ機構1を利用して帯状金属部材Wを幅方向に位置合わせする方法について説明する。位置合わせ機構1による帯状金属部材Wの幅方向の位置合わせは、帯状金属部材Wをプレス成形する前準備において行う作業であって、先ず、駆動装置4によって一対の案内ピン2を同期して軸回転させ、一対の案内ピン2を位置合わせ状態にする(図2,6参照)。
次に、図1参照に示すようにアンコイラ11に新しい帯状金属部材Wを設置し、帯状金属部材Wの先端部をリベラ12によって引っ張り、帯状金属部材Wの巻き癖をリベラ12によって矯正する。そしてルーピングスペース13を経た帯状金属部材Wをフィーダ14によってプレス機16に送り出す。
プレス機16に送り出された帯状金属部材Wは、成形型の上流側において位置合わせ機構17の一対のピン17aの間を通ることで、幅方向に位置合わせがなされる。
成形型の下流側においては、位置合わせ機構1の一対の案内ピン2の間を通る。一対の案内ピン2は、位置合わせ状態であるために、帯状金属部材Wは、一対の案内ピン2によって成形型の下流側においても位置合わせがなされる。したがって帯状金属部材Wは、成形型の上流位置と下流位置にて幅方向に位置合わせがなされる。その結果、帯状金属部材Wは、成形型に対して精度良く幅方向に位置合わせがなされる。
帯状金属部材Wを幅方向に位置合わせした後に、帯状金属部材Wをフィーダ14によって戻し、帯状金属部材Wの先端部をプレス機16の上流側へ引き戻す。次に、駆動装置4を操作し、一対の案内ピン2を軸回転させ、一対の案内ピン2を開放状態にする(図3参照)。以上の作業によって準備作業が完了する。
プレス成形時には、フィーダ14によって帯状金属部材Wをプレス機16に向けて間欠的に順送りする。そしてプレス機16の成形型によって帯状金属部材Wをプレス成形する。プレス成形後の帯状金属部材Wは、プレス成形によって幅方向に広くなるが、成形型の下流側に設けられた一対の案内ピン2は、開放状態になっている。そのためプレス成形後の帯状金属部材Wは、一対の案内ピン2の間を通ることができる。
位置合わせ機構1によって帯状金属部材Wを幅方向に位置決めする理由は、成形時において帯状金属部材Wを幅方向にずれた状態のまま成形型に送り出すことを防止するためである。そしてズレを防止することで、帯状金属部材Wの幅ギリギリ部分をプレス成形して成型品にバリが生じることを防ぐことができる。また帯状金属部材Wの幅を狭くすることも可能になり、帯状金属部材Wの材料費の削減を図ることも可能になる。
以上のようにして実施の形態が形成されている。
すなわち位置合わせ機構1は、図2に示すように成形型の下流側において起立した状態で配設される一対の案内ピン2を有している。一対の案内ピン2は、各起立軸2cを中心に軸回転可能に設けられており、軸回転されることで図6に示すように一対の案内ピン2間が第一幅2eになる位置合わせ状態と、図7に示すように第一幅2eよりも広い第二幅2fになる開放状態とに変化する。そして位置合わせ状態において、成形前の帯状金属部材Wを幅方向に挟んで該帯状金属部材Wを成形型に対し位置合わせし、開放状態において第二幅がプレス成形後の帯状金属部材Wの幅よりも広い構成になっている。
したがって一対の案内ピン2は、図2,3に示すように各起立軸2cを中心に起立した状態のまま軸回転する。そのため一対の案内ピン2は、傾くことなく位置合わせ状態と開放状態とに変わる。その結果、従前のように位置決め状態において案内ピン2が傾いて一対の案内ピン2間の幅が狭くなることがない。その結果、帯状金属部材Wを幅方向に精度良く位置合せすることができる。
また一対の案内ピン2は、従前のようにアーム(22)とともに水平軸中心に大きく回動させるものではなく(図8,9参照)、各起立軸2cを中心に軸回転させる小さな動作によって、位置合わせ状態と開放状態とに変わる。そのため本形態の位置合わせ機構1は、従前のものに比べて作業性に優れ得る。そのため成形型の近くの作業時間が短くなり、作業の安全性が向上する。
また各案内ピン2は、図6,7に示すように起立軸2cを中心とする円弧面2aと、起立軸2cを中心とする円弧よりも起立軸2c中心側に切り欠かれた切欠き面2bとを有している。そして各案内ピン2の円弧面2a同士が対向することで位置合わせ状態になり、切欠き面2b同士が対向することで開放状態になる。
したがって一対の案内ピン2は、円弧面2a同士を対向させた状態において、常に第一幅2eを有する位置合わせ状態になる。そのため位置合わせ状態は、ピンポイントではなく、円弧面2a同士が対向する範囲内であればどの位置であっても形成され得る。その結果、容易かつ確実に一対の案内ピン2を位置合わせ状態にすることができる。
また位置合わせ機構1は、図2に示すように一対の案内ピン2を同期させて軸回転させる駆動装置4を有している。
したがって一対の案内ピン2を別々に軸回転させることなく、一対の案内ピン2を同期して軸回転させることができる。したがって一対の案内ピン2を容易に位置合わせ状態と開放状態に変えることができる。
(他の実施の形態)
本発明は、上記の実施の形態に限定されず、以下の形態であっても良い。
(1)すなわち上記の実施の形態に係る帯状金属部材は、巻回されたコイル状態でアンコイラ11にセットされるものであった。しかし巻回されていない長い板状態でセットされ、フィーダによって成形型に順送りされる帯状金属部材であっても良い。
(2)上記の実施の形態に係る位置合わせ機構は、成形型にベースが固定される形態であった。しかしベースが成形型に対して脱着可能に設けられ、位置合わせ機構がユニットとして成形型に対して脱着される形態であっても良い。
順送りプレス加工装置の正面図である。 位置合わせ機構と下成形型の斜視図である。 位置合わせ機構と下成形型の斜視図である。 図3のIV―IV線断面矢視図である。 図4のV―V線断面矢視図である。 位置合わせ状態における案内ピンと帯状金属部材の上面図である。 開放状態における案内ピンと帯状金属部材の上面図である。 従来の位置合わせ機構と下成形型の斜視図である。 従来の位置合わせ機構と下成形型の斜視図である。
符号の説明
1・・・位置合わせ機構
2・・・案内ピン
2a・・・円弧面
2b・・・切欠き面
2c・・・起立軸
2e・・・第一幅
2f・・・第二幅
3・・・ベース
4・・・駆動装置
4a・・・ラック本体
4f・・・ラック歯
10・・・プレス加工装置
11・・・アンコイラ
12・・・リベラ
13・・・ルーピングスペース
14・・・フィーダ
15・・・搬入機構
16・・・プレス機
16a・・・上成形型(成形型)
16b・・・下成形型(成形型)
17・・・位置合わせ機構
W・・・帯状金属部材


Claims (2)

  1. 帯状金属部材を順送りしプレス成形する順送りプレス加工装置の成形型の下流側に設けられ、プレス成形前の帯状金属部材を幅方向に位置合わせする順送りプレス加工装置の位置合わせ機構であって、
    前記成形型の下流側において起立した状態で配設される一対の案内ピンを有し、
    前記一対の案内ピンは、各起立軸を中心に軸回転可能に設けられており、軸回転されることで一対の案内ピン間が第一幅になる位置合わせ状態と、前記第一幅よりも広い第二幅になる開放状態とに変化し、
    前記位置合わせ状態において、プレス成形前の前記帯状金属部材を幅方向に挟んで該帯状金属部材を前記成形型に対して位置合わせし、前記開放状態において、前記第二幅がプレス成形後の前記帯状金属部材の幅よりも広い構成になっており、
    各前記案内ピンは、前記起立軸を中心とする円弧面と、前記起立軸を中心とする円弧よりも前記起立軸中心側に切り欠かれた切欠き面とを有し、各前記案内ピンの前記円弧面同士が対向することで前記位置合わせ状態になり、前記切欠き面同士が対向することで前記開放状態になることを特徴とする順送りプレス加工装置の位置合わせ機構。
  2. 請求項1に記載の順送りプレス加工装置の位置合わせ機構であって、
    一対の案内ピンを同期させて軸回転させる駆動装置を有していることを特徴とする順送りプレス加工装置の位置合わせ機構。
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