JP4250508B2 - 金属板加工装置及び金属板加工方法 - Google Patents

金属板加工装置及び金属板加工方法 Download PDF

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Description

本発明は、連続的に供給される帯状の金属板を複数段に配設された成形ロールによって所定管状体に成形するロール成形装置を備えた金属板加工装置、及び連続的に供給される帯状の金属板を複数段に配設された成形ロールによって所定管状体に成形するロール成形工程を備えた金属板加工方法に関するものである。
従来より、連続的に供給される帯状の金属板を複数段に配設された成形ロールによって所定管状体に成形するロール成形装置を備えた金属板加工装置、及び連続的に供給される帯状の金属板を複数段に配設された成形ロールによって所定管状体に成形するロール成形工程を備えた金属板加工方法に関し種々提案されている。
例えば、自動車用ドアのドアビームの製造方法であって、成形ロールにより鋼板を管状体に形成する工程と、この管状体の長手方向に沿う対向端縁を部分的に溶接する工程と、この溶接後に管状体を焼入れしてドアビーム本体を得る工程とから構成されるドアビームの製造方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、このような構成においては、ドアビームの製造において成形ロールにより管状体を成形したので、低コスト化が可能となり、その管状体の長手方向に沿う対向端縁を部分的に溶接したので、焼入れ時に変形を未然に防止してドアビーム本体の寸法精度を保持し、品質の向上が図れると共に溶接費が安価で済む。
特開平11−254969号公報(段落(0006)〜(0012)、図1及び図3)
しかしながら、上述した従来の金属板加工方法においては、成形ロールによって所定管状体に成形し、長手方向の対向端縁部を部分的に溶接後、下流側に配置された切断機によって金属板の送り方向に対して垂直な断面で定寸に切断される。このため、従来の金属板加工方法においては、成形ロールによって所定管状体に成形し、長手方向の対向端縁部を溶接せずに、下流側に配置された切断機によって切断すると、切断端縁部が変形し、寸法精度が低下する虞があるという問題がある。
また、切断端面形状を軸方向に対して所定角度傾いた切断面や、軸方向に対して凹状又は凸状の側面視略円弧状等にするためには、回転刃や多数工程のプレス装置等によって端面部を手作業で斜めや曲面状に切断加工する必要があり、作業工数が多くなると共に、製造コストアップになるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、連続的に供給される帯状の金属板を複数段に配設された成形ロール間に切断線に沿ってスリット孔を打ち抜く複数台のプレス装置を配置することによって、切断線に沿ってスリット孔を打ち抜きつつ所定管状体に成形後、所定長さで該切断線上の複数のスリット孔に沿って折り曲げ切断が可能なように構成することにより、長手方向対向端縁部を溶接することなく定寸で折り曲げ切断しても、切断端縁部の寸法精度を保持し、品質の向上が図ることができる金属板加工装置及び金属板加工方法を提供することを目的とする。
また、該ロール成形後の形状が所定管状体の場合でも、切断端面形状を軸方向に対して所定角度傾いた切断面や、軸方向に対して凹状又は凸状の側面視略円弧状等にでき、作業工数及び製造コストの大幅な削減化を図ることができる金属板加工装置及び金属板加工方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る金属板加工装置は、連続的に供給される帯状の金属板を複数段に配設された成形ロールによって所定管状体に形成するロール成形装置を備えた金属板加工装置において、前記ロール成形装置は、前記成形ロール間に配設されて、所定管状体の断面に形成する途中で前記金属板を所定長さに切断するとともに切断時に所定管状体の端面を側面視で円弧状に切断する切断線に沿って順次スリット孔を打ち抜く複数台のプレス装置を有し、前記複数台のプレス装置は、前記金属板が前記各成形ロールを介して所定管状体に成形されていく段階に応じて、金属板の幅方向外側両端縁部から内方側へスリット孔が順次打ち抜かれるようにそれぞれ配置され、前記スリット孔間の切断線方向の間隔は、該金属板を所定長さで折り曲げ切断が可能な間隔になるように打ち抜かれていることを特徴とする。
上記構成を有する請求項1に係る金属板加工装置によれば、連続的に供給される帯状の金属板を複数段に配設された成形ロールによって所定管状体に成形するロール成形装置は、ロール成形の途中で、該成形ロール間の複数箇所に設けられたプレス装置によって、金属板を所定長さに切断するとともに切断時に所定管状体の端面を側面視で円弧状に切断する切断線に沿って順次スリット孔が打ち抜かれる。また、複数台のプレス装置は、前記金属板が前記各成形ロールを介して所定管状体に成形されていく段階に応じて、金属板の幅方向外側両端縁部から内方側へスリット孔が順次打ち抜かれるようにそれぞれ配置され、更に、この複数台のプレス装置によって打ち抜かれるスリット孔間の切断線方向の間隔は、該金属板を所定管状体にロール成形後、所定長さで折り曲げ切断が可能な間隔になるように打ち抜かれている。
また、請求項に係る金属板加工装置は、請求項1に記載の金属板加工装置において、前記ロール成形装置の下流側に配設されて、前記金属板を所定長さに折り曲げ切断する切断装置を備えたことを特徴とする。
このような特徴を有する請求項に係る金属板加工装置によれば、ロール成形装置の下流側に配設された切断装置によって、所定管状体にロール成形された金属板が、スリット孔が形成された切断線に沿って所定長さに折り曲げ切断される。
また、請求項に係る金属板加工装置は、請求項1又は請求項2に記載の金属板加工装置において、前記所定管状体は、円筒形状であることを特徴とする。
このような特徴を有する請求項に係る金属板加工装置では、連続的に供給される帯状の金属板を複数段に配設された成形ロールによって円筒形状に成形しつつ、該ロール成形の途中で、所定長さに切断する切断線に沿って順次スリット孔が打ち抜かれる。そして、円筒形状にロール成形後、該スリット孔に沿って所定長さで折り曲げ切断される。
また、請求項に係る金属板加工方法は、連続的に供給される帯状の金属板を複数段に配設された成形ロールによって所定管状体に形成するロール成形工程を備えた金属板加工方法において、前記ロール成形工程は、前記成型ロール間における所定管状体の断面に形成する途中で前記金属板を所定長さに切断するとともに切断時に所定管状体の端面を側面視で円弧状に切断する切断線に沿って順次スリット孔を打ち抜く複数のプレス工程を有し、前記プレス工程は、前記金属板が前記各成形ロールを介して所定管状体に成形されていく段階に応じて、金属板の幅方向外側両端縁部から内方側へスリット孔を順次打ち抜くように構成され、前記スリット孔間の切断線方向の間隔は、該金属板を所定長さで折り曲げ切断が可能な間隔になるように打ち抜かれていることを特徴とする。
このような特徴を有する請求項4に係る金属板加工方法では、連続的に供給される帯状の金属板を複数段に配設された成形ロールによって所定管状体に成形するロール成形工程において、ロール成形の途中で、この成型ロール間の複数箇所におけるプレス工程によって、金属板を所定長さに切断するとともに切断時に所定管状体の端面を側面視で円弧状に切断する切断線に沿って順次スリット孔が打ち抜かれまた、金属板が前記各成形ロールを介して所定管状体に成形されていく段階に応じて、金属板の幅方向外側両端縁部から内方側へスリット孔を順次打ち抜かれる。更に、この複数のプレス工程によって打ち抜かれるスリット孔間の切断線方向の間隔は、該金属板を所定管状体にロール成形後、所定長さで折り曲げ切断が可能な間隔になるように打ち抜かれている。
また、請求項に係る金属板加工方法は、請求項に記載の金属板加工方法において、前記ロール成形工程の下流側において、前記金属板を所定長さに折り曲げ切断する切断工程を備えたことを特徴とする。
このような特徴を有する請求項に係る金属板加工方法では、ロール成形工程の下流側において、切断工程によって、所定管状体にロール成形された金属板が、スリット孔が形成された切断線に沿って所定長さに折り曲げ切断される。
更に、請求項に係る金属板加工方法は、請求項4又は請求項5に記載の金属板加工方法において、前記所定管状体は、円筒形状であることを特徴とする。
このような特徴を有する請求項に係る金属板加工方法では、連続的に供給される帯状の金属板を複数段に配設された成形ロールによって円筒形状に成形しつつ、該ロール成形の途中で、所定長さに切断する切断線に沿って順次スリット孔が打ち抜かれる。そして、円筒形状にロール成形後、該スリット孔に沿って所定長さで折り曲げ切断される。
請求項1に係る金属板加工装置では、スリット孔は、成形ロール間に配設された複数台のプレス装置によって、金属板を所定長さで切断するとともに切断時に所定管状体の端面を側面視で円弧状に切断する切断線に沿って順次打ち抜かれるため、各スリット孔を打ち抜くプレス装置の小型化を図ることができ、製造コストの削減化を図ることができる。また、複数段の成形ロールによって金属板が各成形ロールを介して所定管状体に成形されていく段階に応じて、金属板の幅方向外側両端縁部から内方側へスリット孔が順次打ち抜かれるため、金属板の長手方向の引張り強度を低下させることなく、安定して連続的に搬送することができ、ロール成形の加工精度の向上を図ることができると共に、複数段の成形ロールによるロール成形の段階に対応してスリット孔を順次打ち抜くことができ、ロール成形後の形状が円筒形状になった場合でも、切断端面形状の加工精度の更なる向上を図ることができる。また、複数台のプレス装置によって打ち抜かれるスリット孔間の切断線方向の間隔は、該金属板をロール成形後、所定長さで折り曲げ切断が可能な間隔になるように打ち抜かれているため、該ロール成形後の所定管状体の長手方向対向端縁部を溶接することなく該スリット孔に沿って所定長さで折り曲げ切断しても、切断端縁部の寸法精度を保持し、品質の向上を図ることができる。また、複数段のロール成形に対応して切断線に沿ってスリット孔を複数回に分けて打ち抜くことができるため、複雑な形状の切断線に沿ってスリット孔を打ち抜くことが可能となり、ロール成形後の形状が円筒形状等になった場合でも、所定長さで折り曲げ切断するだけで該切断端面形状を軸方向に対して所定角度傾いた切断面等にすることが可能となり、作業工数及び製造コストの大幅な削減化を図ることができる。
また、請求項に係る金属板加工装置では、ロール成形装置の下流側に配設された切断装置によって、所定管状体にロール成形された金属板が、スリット孔が形成された切断線に沿って所定長さに折り曲げ切断されるため、ロール成形及び所定長さでの切断の各工程を連続した一貫ラインで行うことができ、生産性の向上及び製造コストの削減化を更に図ることができる。
また、請求項に係る金属板加工装置では、金属板を複数段に配設された成形ロールによって円筒形状にロール成形後、スリット孔に沿って所定長さで折り曲げ切断できるため、自動車のマフラー用パイプ等の溶接側端面形状を軸方向に対して所定角度傾いた切断面や、側面視凹状又は凸状の略円弧状の切断面等にすることが可能となり、該マフラー用パイプ等の生産性の向上及び製造コストの削減化を飛躍的に図ることができる。
また、請求項に係る金属板加工方法では、スリット孔は、成型ロール間の複数箇所におけるプレス工程によって、金属板を所定長さで切断するとともに切断時に所定管状体の端面を側面視で円弧状に切断する切断線に沿って順次打ち抜かれるため、各スリット孔を打ち抜くプレス装置の小型化を図ることができ、製造コストの削減化を図ることができる。また、複数段の成形ロールによって金属板が各成形ロールを介して所定管状体に成形されていく段階に応じて、金属板の幅方向外側両端縁部から内方側へスリット孔が順次打ち抜かれるため、金属板の長手方向の引張り強度を低下させることなく、安定して連続的に搬送することができ、ロール成形の加工精度の向上を図ることができると共に、複数段の成形ロールによるロール成形の段階に対応してスリット孔を順次打ち抜くことができ、ロール成形後の形状が円筒形状になった場合でも、切断端面形状の加工精度の更なる向上を図ることができる。また、複数箇所におけるプレス工程によって打ち抜かれるスリット孔間の切断線方向の間隔は、ロール成形工程後、所定長さで折り曲げ切断が可能な間隔になるように打ち抜かれているため、該ロール成形工程後の所定管状体の長手方向対向端縁部を溶接することなく該スリット孔に沿って所定長さで折り曲げ切断しても、切断端縁部の寸法精度を保持し、品質の向上を図ることができる。また、プレス工程によって金属板の折り曲げ加工に対応して切断線に沿ってスリット孔を複数回に分けて打ち抜くことができるため、複雑な形状の切断線に沿ってスリット孔を打ち抜くことが可能となり、ロール成形工程後の形状が円筒形状等になった場合でも、所定長さで折り曲げ切断するだけで該切断端面形状を軸方向に対して所定角度傾いた切断面等にすることが可能となり、作業工数及び製造コストの大幅な削減化を図ることができる。
また、請求項に係る金属板加工方法では、ロール成形工程の下流側における切断工程によって、所定管状体にロール成形された金属板が、スリット孔が形成された切断線に沿って所定長さに折り曲げ切断されるため、ロール成形工程及び所定長さに切断する切断工程の各工程を連続した一貫ラインで行うことができ、生産性の向上及び製造コストの削減化を更に図ることができる。
更に、請求項に係る金属板加工方法では、ロール成形工程によって金属板を複数段に配設された成形ロールによって円筒形状にロール成形後、スリット孔に沿って所定長さで折り曲げ切断できるため、自動車のマフラー用パイプ等の溶接側端面形状を軸方向に対して所定角度傾いた切断面や、側面視凹状又は凸状の略円弧状の切断面等にすることが可能となり、該マフラー用パイプ等の生産性の向上及び製造コストの削減化を飛躍的に図ることができる。
以下、本発明に係る金属板加工装置及び金属板加工方法について、自動車のマフラー用パイプをロール成形する金属板加工装置につき具体化した一実施形態に基づいて図面を参照しつつ説明する。
先ず、本実施形態に係る金属板加工装置の概略構成について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る金属板加工装置1は、最も上流側には、アンコイラ2が配置されており、かかるアンコイラ2には平板状の金属板3がリール状に巻装され、この金属板3が下流側にスムーズに供給される。また、アンコイラ2の下流側には、ロール成形装置4が配置されている。尚、平板状の金属板3は、予め所定幅寸法に切断されると共に、長手方向の前端及び後端は、その長手方向に対して直角に切断されてアンコイラ2に巻装されている。
このロール成形装置4には、上流側からアンコイラ2に巻装状態で装着されて供給される金属板3を下流側の成形ロール8に案内するガイド6、それぞれロールスタンドに設けられて複数段(本実施形態では、13段)に渡って平板状の金属板3の断面成形を連続的に行って断面形状がリング状の円筒形状の管状体に成形する成形ロール8〜20、該成形ロール8〜20による金属板3の長手方向の曲がりを矯正する矯正器22、金属板3の搬送長さを検出する測長器23、後述のように折り曲げ切断を行う切断装置24が配設されている。
また、各成形ローラ10、11間には、後述のように各第1スリット孔26、26(図3参照)を打ち抜く第1プレス装置27、各成形ローラ15、16間には、後述のように各第2スリット孔28、28(図5参照)を打ち抜く第2プレス装置29、及び、各成形ローラ18、19間には、後述のように第3スリット孔31(図7参照)を打ち抜く第3プレス装置32が配設されている。尚、アンコイラ2、ガイド6、各成形ロール8〜20、切断装置24、各プレス装置27、29、32は、測長器23からの出力信号に基づいて不図示の制御装置によって電気的に制御される。
(ロール成形工程)
次に、各成形ロール8〜20の作用について図1、図3、図5、図7及び図8に基づいて説明する。
図1(B)及び図3に示すように、平板状の金属板3は、第1段目の成形ロール8、第2段目の成形ロール9及び第3段目の成形ロール10に送り込まれると、少し下側に突出する曲率半径の大きな円弧状に成形される。
そして、図1(B)及び図5に示すように、第4段目の成形ロール11〜第8段目の成形ロール15に送り込まれると、金属板3は、更に両側部が上側に立ち上がり、上端部が開いた断面略3/4円形の円弧状に成形される。
この後、図1(B)及び図7に示すように、第9段目の成形ロール16〜第11段目の成形ロール18に送り込まれると、金属板3は、更に両側部が上側に立ち上がり、上端部が少し開いた断面略円形の円弧状に成形される。
更に、図1(B)及び図8に示すように、第12段目の成形ロール19及び第13段目の成形ロール20に送り込まれると、金属板3の両側端縁は、相互に当接されて断面略円形の円筒形状に成形される。その後、金属板3は、円筒形状の状態で下流側に配置される矯正器22に送り込まれる。
(第1プレス工程)
次に、第3段目の成形ロール10と第4段目の成形ロール11との間に配置される第1プレス装置27の作用について図2及び図3に基づいて説明する。
図2に示すように、第1プレス装置27は、各成形ロール8〜10によって曲率半径の大きな円弧状に成形された金属板3が上流側から挿通されて、この金属板3の下面部を受ける断面略円弧状でスリット状の貫通孔35が穿設されたダイス36と、該ダイス36内を上下動可能に設けられたポンチ37と、上下動可能に設けられて該ポンチ37が不図示のポンチホルダを介して取り付けられる上型38とから構成されている。
また、図2及び図3に示すように、ポンチ37は、ダイス36内の貫通孔35に連続するように該ポンチ37の厚さ方向に穿設された断面略円弧状で貫通孔35の半径方向幅寸法よりも大きい半径方向幅寸法のスリット状の貫通孔39が形成されている。この貫通孔39の下側円弧部は、貫通孔35の下側円弧部とほぼ同一形状である。これにより、通常時には、ダイス36の貫通孔35の下面部と該ポンチ37の貫通孔39の下面部とは連続接続され、該ダイス36の貫通孔35内に挿通された金属板3の外側表面部は各貫通孔35、39の下側円弧部によって支持される。
また、このポンチ37の貫通孔39の上側円弧部下面には、金属板3の左右各側端縁に対向する位置から所定寸法内方側の位置(本実施形態では、約0.5mm〜2mm内方側の位置である。)から各々所定中心角度(本実施形態では、約30度である。)内側の位置までに渡って、対向する貫通孔35の上側円弧部近傍位置まで同心円状に下方に突出する薄刃形状(本実施形態では、厚さ寸法は約0.5mm〜2mmである。)の各打ち抜き刃41が形成されている。また、この各打ち抜き刃41は、ポンチ37の上流側端面部から下流側側端面部まで下流側方向前下がり状になるように所定角度傾斜して立設されている。即ち、各打ち抜き刃41は、ポンチ37の厚さ寸法分だけ下流側方向前下がり状に所定角度傾斜して立設されている。
そして、図3に示すように、測長器23を介して金属板3が所定長さ送られたことが検出される毎に、不図示の制御装置を介して各成形ロール8〜20が停止され、第1プレス装置27の上型38が下がって、切断線42に沿って各第1スリット孔26が打ち抜かれた後、上型38が上昇すると、再度、各成形ロール8〜20が作動して該金属板3が送られる。
これにより、下流側方向に前下がり状に所定角度傾斜した各第1スリット孔26が穿設されると共に、該各第1スリット孔26の幅方向外側端縁部(図3(A)中、左右方向外側端縁部)には、切断線42方向の幅寸法が極めて短い(本実施形態では、幅寸法は、約0.2mm〜1.5mmで、約0.5mm以下が好ましい。)各スクラップ部45が形成される。
(第2プレス工程)
次に、第8段目の成形ロール15と第9段目の成形ロール16との間に配置される第2プレス装置29の作用について図4及び図5に基づいて説明する。
図4に示すように、第2プレス装置29は、各成形ロール11〜15によって、上端部が開いた断面略3/4円形の円弧状に成形された金属板3が上流側から挿通されて、この金属板3の外側表面部を受ける断面略3/4円形の円弧状でスリット状の貫通孔48が穿設されたダイス49と、該ダイス49内を上下動可能に設けられたポンチ51と、上下動可能に設けられて該ポンチ51が不図示のポンチホルダを介して取り付けられる上型52とから構成されている。
また、図4及び図5に示すように、ポンチ51は、ダイス49内の貫通孔48に連続するように該ポンチ51の厚さ方向に穿設された断面略3/4円形の円弧状で貫通孔48の半径方向幅寸法よりも大きい半径方向幅寸法のスリット状の貫通孔53が形成されている。この貫通孔53の外側円弧部(図5(A)中、下側円弧部)は、貫通孔48の外側円弧部(図4中、下側円弧部)とほぼ同一形状である。これにより、通常時には、ダイス49の貫通孔48の外側円弧部と該ポンチ51の貫通孔53の外側円弧部とは連続接続され、該ダイス49の貫通孔48内に挿通された金属板3の外側表面部は各貫通孔48、53の外側円弧部によって支持される。
また、このポンチ51の貫通孔53の内側円弧部(図5(A)中、上側円弧部)下面には、各第1スリット孔26の長手方向内側端縁部(図5(A)中、左右方向内側端縁部)から所定寸法内方側の位置(本実施形態では、約0.5mm〜2mm内方側の位置である。)から各々所定中心角度(本実施形態では、約40度である。)内側の位置までに渡って、対向する貫通孔48の上側円弧部(図4中、上側円弧部)近傍位置まで同心円状に下方に突出する薄刃形状(本実施形態では、厚さ寸法は約0.5mm〜2mmである。)の各打ち抜き刃55が形成されている。また、この各打ち抜き刃55は、ポンチ51の上流側端面部から下流側側端面部まで下流側方向前下がり状になるように所定角度傾斜して立設されている。即ち、各打ち抜き刃55は、ポンチ51の厚さ寸法分だけ下流側方向前下がり状に所定角度傾斜して立設されている。
そして、図5に示すように、測長器23を介して金属板3が所定長さ(本実施形態では、ポンチ51の上流側端面部が、各スリット孔26の長手方向内側端縁部に対向する位置まで搬送される長さ寸法である。)送られたことが検出される毎に、不図示の制御装置を介して各成形ロール8〜20が停止され、第2プレス装置29の上型52が下がって、切断線42に沿って各第2スリット孔28が打ち抜かれた後、上型52が上昇すると、再度、各成形ロール8〜20が作動して該金属板3が送られる。
これにより、下流側方向に前下がり状に所定角度傾斜した各第2スリット孔28が穿設されると共に、該各第2スリット孔28の長手方向外側端縁部(図5(A)中、左右方向外側端縁部)と各第1スリット孔26の長手方向内側端縁部との間には、切断線42方向の幅寸法が極めて短い(本実施形態では、幅寸法は、約0.2mm〜1.5mmで、約0.5mm以下が好ましい。)各スクラップ部57が形成される。
(第3プレス工程)
次に、第11段目の成形ロール18と第12段目の成形ロール19との間に配置される第3プレス装置32の作用について図6及び図7に基づいて説明する。
図6に示すように、第3プレス装置32は、各成形ロール16〜18によって、上端部が少し開いた断面略円形の円弧状に成形された金属板3が上流側から挿通されて、この金属板3の外側表面部を受ける断面略円形の円弧状でスリット状の貫通孔61が穿設されたダイス62と、該ダイス62内を上下動可能に設けられたポンチ63と、上下動可能に設けられて該ポンチ63が不図示のポンチホルダを介して取り付けられる上型64とから構成されている。
また、図6及び図7に示すように、ポンチ63は、ダイス62内の貫通孔61に連続するように該ポンチ63の厚さ方向に穿設された断面略円形の円弧状で貫通孔61の半径方向幅寸法よりも大きい半径方向幅寸法のスリット状の貫通孔65が形成されている。この貫通孔65の外側円弧部(図7(A)中、下側円弧部)は、貫通孔61の外側円弧部(図6中、下側円弧部)とほぼ同一形状である。これにより、通常時には、ダイス62の貫通孔61の外側円弧部と該ポンチ63の貫通孔65の外側円弧部とは連続接続され、該ダイス62の貫通孔61内に挿通された金属板3の外側表面部は各貫通孔61、65の外側円弧部によって支持される。
また、このポンチ63の貫通孔65の内側円弧部(図7(A)中、上側円弧部)下面には、各第2スリット孔28の長手方向内側端縁部(図7(A)中、左右方向内側端縁部)から所定寸法内方側の位置(本実施形態では、約0.5mm〜2mm内方側の位置である。)から所定中心角度(本実施形態では、約50度〜55度である。)に渡って、対向する貫通孔61の内側円弧部(図6中、上側円弧部)近傍位置まで同心円状に下方に突出する薄刃形状(本実施形態では、厚さ寸法は約0.5mm〜2mmである。)の打ち抜き刃67が形成されている。また、この打ち抜き刃67は、ポンチ63の上流側端面部から下流側端面部まで下流側方向に突出する平面視略円弧状に立設されている。即ち、打ち抜き刃67は、ポンチ63の厚さ寸法分だけ下流側方向に突出する平面視略円弧状に立設されている。
そして、図7に示すように、測長器23を介して金属板3が所定長さ(本実施形態では、ポンチ63の上流側端面部が、各スリット孔28の長手方向内側端縁部に対向する位置まで搬送される長さ寸法である。)送られたことが検出される毎に、不図示の制御装置を介して各成形ロール8〜20が停止され、第3プレス装置32の上型64が下がって、切断線42に沿って第3スリット孔31が打ち抜かれた後、上型64が上昇すると、再度、各成形ロール8〜20が作動して該金属板3が送られる。
これにより、下流側方向に突出する平面視略円弧状の第3スリット孔31が穿設されると共に、該第3スリット孔31の各長手方向外側端縁部(図7(A)中、各左右方向外側端縁部)と各第2スリット孔28の長手方向内側端縁部との間には、切断線42方向の幅寸法が極めて短い(本実施形態では、幅寸法は、約0.2mm〜1.5mmで、約0.5mm以下が好ましい。)各スクラップ部68が形成される。
(切断工程)
次に、切断装置24の作用について図8に基づいて説明する。
図8(A)に示すように、切断装置24は、第12段目の成形ロール19と第13段目の成形ロール20とによって、両側端縁が相互に当接されて断面略円形の円筒形状に成形された金属板3が上流側から挿通されて、この金属板3の各スリット孔26、28、31より送り側方向後側(上流側)の外側表面部を支持する断面略円形の貫通孔70が穿設された受け型71と、この各スリット孔26、28、31より送り側方向前側(下流側)の円筒形状の金属板3の上面部を押下する略直方体状の押し型72と、上下動可能に設けられて該押し型72が不図示の押し型ホルダを介して取り付けられる上型73とから構成されている。
また、この貫通孔70の下流側端面は、切断線42上の各スリット孔26、28、31と略平行になるように形成されている。
また、略直方体状の押し型72は、金属板3の送り方向(矢印75方向)に対して上下方向垂直に移動可能に取り付けられ、円筒形状の金属板3の受け型71よりも送り方向前側(下流側)の部分を押下するように構成されている。また、この押し型72の底面部には、前後両端縁部(図8(A)中、左右両端縁部)に渡って上側方向に凹む側面視略円弧状の溝部74が形成され、この円筒形状の金属板3の上面部の外周面が該溝部74の内周面に密着可能に構成されている。
そして、図8(B)に示すように、測長器23を介して円筒形状の金属板3の各スリット孔26、28、31が、受け型71の貫通孔70の端面部より少し下流側の位置(本実施形態では、下流側方向に約1mm〜5mmの位置)まで送られたことが検出される毎に、不図示の制御装置を介して各成形ロール8〜20が停止され、切断装置24の上型73が下がって、各第1スリット孔26より送り方向前側(下流側)の上面部が押し型71によって押下され、各スクラップ部45、57、68が折り曲げ切断された後、上型73が上昇すると、再度、各成形ロール8〜20が作動して該金属板3が送られる。
これにより、各成形ロール8〜20によって断面円形の円筒形状に成形されると共に、各プレス装置27、29、32によって各スリット孔26、28、31が切断線42に沿って打ち抜かれた金属板3は、切断装置24によって各スリット孔26、28、31に沿って順次折り曲げ切断され、即ち、切断線42に沿って折り曲げ切断されて所定長さの自動車のマフラー用パイプ77が形成される。また、このマフラー用パイプ77の軸方向両端部の一方には、軸方向内側に凹む側面視略円弧状の端面部が形成され、他方には軸方向外側に凸の側面視略円弧状の端面部が形成される。
従って、本実施形態に係る金属板加工装置1では、各スリット孔26、28、31は、各成形ロール10、11、各成形ロール15、16、及び各成形ロール18、19の間に配設された各プレス装置27、29、32によって、金属板3を所定長さで切断する切断線42に沿って順次打ち抜かれるため、各スリット孔26、28、31を打ち抜く各プレス装置27、29、32の小型化を図ることができ、製造コストの削減化を図ることができる。また、各プレス装置27、29、32によって打ち抜かれる各スリット孔26、28、31間に形成される各スクラップ部45、57、68の切断線42方向の幅寸法は、該金属板3をロール成形後、折り曲げ切断が可能な寸法に形成されているため、該ロール成形後のマフラー用パイプ77の長手方向対向端縁部を溶接することなく該各スリット孔26、28、31に沿って所定長さで折り曲げ切断しても、切断端縁部の寸法精度を保持し、品質の向上を図ることができる。また、複数段の各成形ロール8〜20のロール成形に対応して切断線42に沿って各スリット孔26、28、31を3段階に分けて打ち抜くことができるため、複雑な形状の切断線42に沿って各スリット孔26、28、31を打ち抜くことが可能となり、マフラー用パイプ77の形状が円筒形状になった場合でも、所定長さで折り曲げ切断するだけで該切断端面形状を軸方向に対して凸状又は凹状の側面視略円弧状の切断面等にすることが可能となり、作業工数及び製造コストの大幅な削減化を図ることができる。
また、複数段の各成形ロール8〜20によって幅方向外側両端縁部から幅方向内方側へロール成形される金属板3の形状の変化に合わせて、各スリット孔26、28、31は、切断線42の幅方向外側両端縁部から幅方向内方側へ順次打ち抜かれるため、金属板3の長手方向の引張り強度を低下させることなく、安定して連続的に搬送することができ、ロール成形の加工精度の向上を図ることができると共に、複数段の各成形ロール8〜20によるロール成形に対応して各スリット孔26、28、31を順次打ち抜くことができ、ロール成形後の形状が円筒形状になった場合でも、切断端面形状の加工精度の更なる向上を図ることができる。
更に、ロール成形装置4の下流側に配設された切断装置24によって、円筒形状にロール成形された金属板3が、各スリット孔26、28、31が形成された切断線に42沿って所定長さに折り曲げ切断されるため、自動車のマフラー用パイプ77の溶接側端面形状を軸方向に対して側面視凹状又は凸状の略円弧状の切断面等にすることが可能となると共に、該マフラー用パイプ77のロール成形及び所定長さでの切断の各工程を連続した一貫ラインで行うことができ、生産性の向上及び製造コストの削減化を飛躍的に図ることができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、前記実施形態では、3台の各プレス装置27、29、32によって、各スリット孔26、28、31を切断線42に沿って3段階に分けて打ち抜いたが、各成形ロール8〜20間に4台以上のプレス装置を配置して、切断線に沿ってスリット孔を打ち抜く構成にしてもよい。これにより、マフラー用パイプ77の切断面を任意の曲面形状に形成することが可能となる。
本実施形態に係る金属板加工装置の概略構成を示す図で、(A)は模式側面図、(B)は金属板のロール成形状態を示す模式平面図である。 本実施形態に係る金属板加工装置の第1プレス装置のダイスとポンチとを模式的に示す斜視図である。 本実施形態に係る金属板加工装置の第1プレス装置による第1スリット孔の打ち抜きを説明する図で、(A)は図1のX1−X1矢視断面図、(B)は第1スリット孔の打ち抜き状態を模式的に示す斜視図である。 本実施形態に係る金属板加工装置の第2プレス装置のダイスとポンチとを模式的に示す斜視図である。 本実施形態に係る金属板加工装置の第2プレス装置による第2スリット孔の打ち抜きを説明する図で、(A)は図1のX2−X2矢視断面図、(B)は第2スリット孔の打ち抜き状態を模式的に示す斜視図である。 本実施形態に係る金属板加工装置の第3プレス装置のダイスとポンチとを模式的に示す斜視図である。 本実施形態に係る金属板加工装置の第3プレス装置による第3スリット孔の打ち抜きを説明する図で、(A)は図1のX3−X3矢視断面図、(B)は第3スリット孔の打ち抜き状態を模式的に示す斜視図である。 本実施形態に係る金属板加工装置の切断装置による折り曲げ切断を説明する図で、(A)は側断面図、(B)は折り曲げ切断状態を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1 金属板加工装置、 3 金属板
4 ロール成形装置、 8〜20 成形ロール
23 測長器、 24 切断装置
26 第1スリット孔、 27 第1プレス装置
28 第2スリット孔、 29 第2プレス装置
31 第3スリット孔、 32 第3プレス装置
35、39、48、53、61、65、70 貫通孔
36、49、62 ダイス、 37、51、63 ポンチ
38、52、64、73 上型
41、55、67 打ち抜き刃、 45、57、68 スクラップ部
71 受け型、 72 押し型
52 溝部、 77 マフラー用パイプ

Claims (6)

  1. 連続的に供給される帯状の金属板を複数段に配設された成形ロールによって所定管状体に形成するロール成形装置を備えた金属板加工装置において、
    前記ロール成形装置は、前記成形ロール間に配設されて、所定管状体の断面に形成する途中で前記金属板を所定長さに切断するとともに切断時に所定管状体の端面を側面視で円弧状に切断する切断線に沿って順次スリット孔を打ち抜く複数台のプレス装置を有し、
    前記複数台のプレス装置は、前記金属板が前記各成形ロールを介して所定管状体に成形されていく段階に応じて、金属板の幅方向外側両端縁部から内方側へスリット孔が順次打ち抜かれるようにそれぞれ配置され、
    前記スリット孔間の切断線方向の間隔は、該金属板を所定長さで折り曲げ切断が可能な間隔になるように打ち抜かれていることを特徴とする金属板加工装置。
  2. 前記ロール成形装置の下流側に配設されて、前記金属板を所定長さに折り曲げ切断する切断装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載の金属板加工装置。
  3. 前記所定管状体は、円筒形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の金属板加工装置。
  4. 連続的に供給される帯状の金属板を複数段に配設された成形ロールによって所定管状体に形成するロール成形工程を備えた金属板加工方法において、
    前記ロール成形工程は、前記成型ロール間における所定管状体の断面に形成する途中で前記金属板を所定長さに切断するとともに切断時に所定管状体の端面を側面視で円弧状に切断する切断線に沿って順次スリット孔を打ち抜く複数のプレス工程を有し、
    前記プレス工程は、前記金属板が前記各成形ロールを介して所定管状体に成形されていく段階に応じて、金属板の幅方向外側両端縁部から内方側へスリット孔を順次打ち抜くように構成され、
    前記スリット孔間の切断線方向の間隔は、該金属板を所定長さで折り曲げ切断が可能な間隔になるように打ち抜かれていることを特徴とする金属板加工方法。
  5. 前記ロール成形工程の下流側において、前記金属板を所定長さに折り曲げ切断する切断工程を備えたことを特徴とする請求項4に記載の金属板加工方法。
  6. 前記所定管状体は、円筒形状であることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の金属板加工方法。
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