JP4866040B2 - プラスチック光ファイバー用コア材の製造方法 - Google Patents
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(式中、R1およびR2、R3は独立して水素原子または炭素数1〜20の酸素原子を含んでいてもよい有機残基を示す。)で表されるラクトン環構造を有し、ガラス転移温度が135℃以上160℃以下の範囲にある共重合体(X)からなり、共重合体(X)に含まれるパーテイクルカウンターで測定した0.5μm以上の異物数が20000個/g以下であるプラスチック光ファイバー用コア材の製造方法であって、重合設備を、含有異物量の少ない溶剤で洗浄し、原料の単量体にフィルター濾過を施した後、α−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体(A)と、該α−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体(A)とビニル重合可能な単量体(B)として、(メタ)アクリル酸エステル(B1)と、酸基を有する単量体(B2)とを含み、該α−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体(A)を30〜50質量%の範囲で含む単量体混合物の共重合反応と、環化縮合反応の少なくとも一部を触媒を用いずに同時に進行させた後、環化縮合反応の一部を触媒を用いずに加圧下で行い、ラクトン化率を50%以上にし、その後、環化縮合反応と脱気処理を触媒を用いずに同時に進行させて共重合体(X)を形成することを特徴とするプラスチック光ファイバー用コア材の製造方法に関する。
また、本発明は、一般式(1)
(式中、R1およびR2、R3は独立して水素原子または炭素数1〜20の酸素原子を含んでいてもよい有機残基を示す。)で表されるラクトン環構造を有し、ガラス転移温度が135℃以上160℃以下の範囲にある共重合体(X)からなるプラスチック光ファイバー用コア材の製造方法であって、一般式(2)
(式中、R4〜R8は独立して水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、水酸基または炭素数1〜5のアルコキシ基を示す。)で表される化合物を添加して保存し、使用時に100ppm以下としたα−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体(A)と、該α−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体(A)とビニル重合可能な単量体(B)として、(メタ)アクリル酸エステル(B1)と、酸基を有する単量体(B2)とを含み、該α−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体(A)を30〜50質量%の範囲で含む単量体混合物の共重合反応と、環化縮合反応の少なくとも一部を触媒を用いずに同時に進行させた後、環化縮合反応の一部を触媒を用いずに加圧下で行い、ラクトン化率を50%以上にし、その後、環化縮合反応と脱気処理を触媒を用いずに同時に進行させて共重合体(X)を形成することを特徴とするプラスチック光ファイバー用コア材の製造方法に関する。
単量体混合物に含まれるα−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体(A)中の一般式(2)で表される化合物の含有量が100ppm以下のものである。
[α−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体(A)]
本発明のプラスチック光ファイバー用コア材の製造方法に用いるα−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体(A)は一般式(3)で示すことができる。
[単量体(B)]
前記α−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体の単位(A)とビニル重合可能な単量体(B)としては、(メタ)アクリル酸エステル(B1)と酸基を有する単量体(B2)とを含み、(メタ)アクリル酸エステル(B1)を主成分とすることが好ましく、必要に応じて、その他のビニル重合可能な単量体(B3)を含んでいてもよい。
本発明のプラスチック光ファイバー用コア材の製造方法における単量体混合物としては、上記α−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体(A)と、上記単量体(B)として、(メタ)アクリル酸エステル(B1)と、酸基を有する単量体(B2)とを含むものであれば、いずれのものであってもよいが、重合方法により、適宜溶液、重合反応開始剤、連鎖移動剤を含むものであってもよく、その他、必要に応じて得られる共重合体に特定の機能を付加する機能性物質を含有するものであってもよい。
[単量体混合物の共重合]
前記単量体混合物を共重合して共重合体(X)の前駆体であるビニル共重合体(x)を得る方法としては、溶液重合または塊状重合が好ましく、溶液重合が特に好ましい。
[環化縮合反応]
上記の前駆体のビニル共重合体(x)を生成させつつ、該ビニル共重合体(x)中のα−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル由来の構造単位を、ほぼ定量的に環化縮合反応(ラクトン環化反応)させることにより、一般式(1)で表されるラクトン環単位を有する共重合体(X)を得ることができる。
[共重合体(X)]
このようにして得られる共重合体(X)の分子量は特に限定されないが、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)で測定したポリスチレン換算分子量が50,000以上、150,000以下であることが好ましく、70,000以上、125,000以下であることがより好ましい。分子量が50,000以上であれば、POFが屈曲されたときに破断することがなく、分子量が150,000以下であれば、POFの成形安定性が低下することがない。
[光ファイバー]
プラスチック光ファイバーとしては、上記本発明のプラスチック光ファイバー用コア材を含むコア部と、コア部の屈折率より1%以上低い屈折率を有するクラッド部から構成され、25−5mのカットバック法により測定した伝送損失が400dB/Km以下のものが好ましい。
CH2=CX−COO(CH2)m(CF2)nY (i)
(式中、Xは水素原子、フッ素原子またはメチル基を表し、Yは水素原子またはフッ素原子を表し、mは1または2、nは1〜12のいずれかの整数を表す。)で示されるフルオロアルキル(メタ)クリレート単位体(a)15〜90質量%と、他の共重合可能な単量体(b)10〜85質量%との共重合体が好ましい。クラッド材のガラス転移温度が適宜条件を満たすように、上記の単量体の組成範囲で、他の共重合可能な単量体(b)として、透明性が低下しないような単量体成分を用いることができる。
(メタ)アクリル酸(1−メチルトリシクロヘプチル)、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸メチルシクロヘキシル、(メタ)アクリル酸ボルニル、(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メタ)アクリル酸アダマンチル等の(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル;
(メタ)アクリル酸トリシクロデカニル、(メタ)アクリル酸(1−メチルヘキサシクロドデシル)等の脂環式基を側鎖に有する(メタ)アクリル酸脂環式エステル;
(メタ)アクリル酸フェニル、(メタ)アクリル酸ベンジル等の(メタ)アクリル酸芳香族エステル;(メタ)アクリル酸ヘキサフルオロネオペンチル、(メタ)アクリル酸ヘキサフルオロイソブチル等の分岐状フッ素化アルキル基を側鎖に有する(メタ)アクリル酸フッ素化エステル;
N−メチルマレイミド、N−エチルマレイミド、N−プロピルマレイミド、N−イソプロピルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミド等のN−置換マレイミド;
α−フルオロアクリル酸メチル、α−フルオロアクリル酸2,2,2−トリフルオロエチル、α−フルオロアクリル酸2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル等のα−フルオロアクリル酸エステル等を挙げることができる。これらの単量体から選ばれる少なくとも1種類以上の単量体を適宜選択して、重合体において屈折率や透明性、機械的強度、耐熱分解性等が、POFの使用用途に要求される物性を損なわないように、その配合比、重合方法により共重合することができる。
MMA:メタクリル酸メチル、
RHMA:α−(ヒドロキシメチル)アクリル酸メチル
MAA:メタクリル酸、
α3FA:α−フルオロアクリル酸2、2、2−トリフルオロエチル、
αFMe:α−フルオロアクリル酸メチル、
VdF:フッ化ビニリデン、
TFE:テトラフルオロエチレン、
HFP:ヘキサフルオロプロピレン、
PFPVE:パーフルオロプロピルビニルエーテル、
PC:ポリカーボネート系樹脂(出光石油化学社製、商品名:タフロンA1700)
PMMA:ポリメタクリル酸メチル(三菱レイヨン社製)
PA12:ナイロン12(ダイセル・デグッサ社製、商品名:ダイアミドL1640)
[屈折率]
得られた重合体(ペレット)を用いて、溶融プレスにより厚さ200μmのフィルム状の試験片を形成し、アッベの屈折計を用い、25℃におけるナトリウムD線の屈折率(nD 25)を測定した。
[ガラス転移温度(Tg)]
示差走査熱量計(DSC)(株)リガク社製、装置名:DSC−8230)を使用した。得られた重合体(ペレット)を、DSC測定用のアルミニウムパンセルに約10mg採取して、窒素フロー約50ml/minの条件下で、昇温速度10℃/分で220℃まで昇温し、5分間保持して溶融させた後、10℃/分で0℃まで降温し、再度昇温速度10℃/分で昇温、5分間保持、10℃/分で降温を行い、始点法でこの時のTgを求めた。
[ダイナミックTG]
得られた重合体(もしくは重合体溶液あるいはペレット)を、テトラヒドロフランに溶解もしくは希釈し、次いで、過剰のヘキサンもしくはメタノールヘ投入して再沈殿を行なった。取り出した沈殿物を真空乾煤(1mmHg(1.33hPa)、80℃、3時間以上)することにより、揮発成分などを除去し、得られた白色固形状の樹脂を以下の方法(ダイナミックTG法)で分析した。
測定装置:ThermoPlus2 TG−8120 DynamicTG ((株)リガク社製)
測定条件:試料量5〜10mg
昇温速度:10℃/min
雰囲気 :窒素フロー 200ml/min
方法 :階段状等温制御法(60℃〜500℃の間で重量減少速度値0.005%/sec以下で制御)
[ラクトン環化率]
ラクトン環化率は式(I)により求めた。
他方、当該重合体の組成から、その重合体組成に含まれる総ての水酸基がラクトン環の形成に関与するためアルコールになり脱アルコールすると仮定したときの理論重量減少率(すなわち、その組成上において100%脱アルコール反応が起きたと仮定して算出した重量減少率)を(Y)とする。理論重量減少率(Y)は、より具体的には、重合体中の脱アルコール反応に関与する構造(水酸基)を有する原料単量体のモル比、すなわち当該重合体組成における前記原料単量体の含有率から算出することができる。これらの値(X)、(Y)を脱アルコール計算式:
[水酸基残存率]
水酸基残存率は、下記式(II)で求めた。
[重量平均分子量]
重合体の重量平均分子量は、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)(東ソー社製GPCシステム)を用いて測定し、ポリスチレン換算分子量として求めた。
[重合禁止剤の定量方法]
ポリマー中の重合禁止剤(メトキノン)の定量は次の手順に従って行った。氷酢酸溶媒中に2−(ヒドロキシメチル)アクリル酸メチルまたはジメチルホルムアミドに溶解したポリマーペレットを溶解させ、飽和亜硝酸ナトリウム水溶液を添加し発色させた。分光光度計(波長420nm)で吸光度を測定し、事前に作成した検量線によりメトキノン量を定量した。
[パーテイクルカウンターによる異物数の測定]
ペレットの場合には、ペレット1gに対してジメチルアセトアミド(DMAc) 100gを加え、一晩放置して十分溶解させた後、パーテイクルカウンター装置(Pacific Sientific社製、装置名:ARS−2)で、大きさ0.5μm以上の異物数を測定した。重合体溶液の場合には、ポリマー溶液10gに対してDMAc90gを加え、上と同様の手順で異物数を測定した。なお、DMAcは、市販品をテフロン製フィルター(口径0.22μm)で濾過して、DMAc中の大きさ0.5μm以上の異物数が100個/g以下になることを確認した後、上記の測定に供した。
[MMAダイマーの定量]
得られた重合体(重合体溶液、あるいはPOF/ペレット)を塩化メチレンに溶解し、ガス・クロマトグラフィー(島津製作所社製、装置名:GC−8A)によりMMAダイマーを測定した。事前に作成した検量線によりMMAダイマーを定量した。
[残量硫黄化合物の定量]
得られた重合体(POF/ペレット)を塩化メチレンに溶解し、SCD検出器(Sulfur Chemiluminescence Detector )を装着したガス・クロマトグラフィー(島津製作所社製、装置名:GC−8A)により残量硫黄化合物を測定した。
[POFの伝送特性]
励振NA0.1、測定波長650nmにおけるPOFの伝送損失を25m−5mカットバック法にて測定した。
[POFの耐熱試験]
POFケーブルを、温度125℃のオーブンに1000時間放置した時の伝送損失(dB/km)を、25m−5mカットバック法により測定した。測定波長が650nm、励振NAが0.1の光を用いた。
[実施例1]
攪拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入管を付した2m3の耐圧反応釜を、フイルターを通したメチルエチルケトン(MEK)で洗浄し、釜内の0.5μm以上の異物量を1000個/g以下とした。この反応釜に、蒸留により精製し、重合禁止剤であるメトキノン量を20ppmに調整した2−(ヒドロキシメチル)アクリル酸メチル92.0kg、メタクリル酸メチル126.5kg、メタクリル酸11.5kg、MEK224.0kg、n−ブチルメルカプタン0.46kgをフィルターを通して仕込んだ。これに、30分窒素をバブリングし、釜内の溶存酸素量を0.2mg/Lとした。これを90℃まで昇温し、還流したところで、開始剤として2,2´一アゾビス(2−メチルプロピオネート)0.23kg、MEK6kgからなる溶液を5時間かけて滴下しながら還流下(約80℃〜90℃)で溶液重合を行い、常圧で1時間、さらに、反応釜内を加圧し、90〜95℃の間で3時間熟成を行った。
得られたペレットについて、ダイナミックTGの測定を行ったところ、0.43%の重量減少率を検知し、ラクトン環化率は96.0%、水酸基残存率は3.9%であった。また、このペレットの重量平均分子量は66000であり、ガラス転移温度は149℃、屈折率は1.510であった。このペレットに含まれるメトキノンは1.1ppm、MMAダイマーは1.4ppm、残留硫黄化合物は8ppmであった。
[実施例2]
実施例1に記載のベントタイプスクリュー2軸押出機に、実施例1で得られた重合体溶液をコア材用ポリマーとして供給し、さらにスクリュー単軸押出機(口径15mm、L/D=20)にVdF/TFE/HFP共重合体(商品名:THV415、住友3M(株)社製、屈折率1.360)のペレットをクラッド材用ポリマーとして供給し、この2つの押出機に直結した2層構造の複合紡糸ノズルから、該重合体を同時に押し出してコア/クラッド構造からなるPOFを製造した。このときの複合紡糸ノズルの温度は225℃であった。170℃に加熱した延伸部にこのPOFを通過させ2.4倍に延伸して、最終的にSI型POFを製造した。このPOFの直径は1mmでクラッドの厚みは10μm、コアの直径は980μmであった。
[実施例3、4]
表1に示したクラッド材を用いた点を除き、実施例2と同様にしてPOFを作製した。得られたPOFの各種特性を評価し、その結果を表1に示す。
[実施例5、6、参考例7]
表2に示したコア材及びクラッド材を用いた点を除き、実施例2と同様にしてPOFを作製した。得られたPOFのコア材ポリマーの各種物性を評価し、その結果を表2に示した。また、得られたPOFの各種特性を評価し、その結果を表1に示す。
[実施例8、9、参考例10]
実施例2及び実施例4のPOFの外周部に、被覆用ダイを用いてポリアミド12樹脂(ダイセル・デグッサ社製、商標名:ダイアミド-L1640)を被覆し、直径1.5mmのPOFケーブルを作製し、評価を行った。結果を表3に示す。
[比較例1、2]
表1に示したコア材及びクラッド材を用いた点を除き、実施例2と同様にしてSI型POFを作製し、評価を行った。結果を表1に示す。
[実施例2〜6、8、9、参考例7、10、比較例1、2の結果]
表1の実施例2〜6で示したように、POFのコア材が、ラクトン環構造を有する共重合体(X)により構成される場合、得られたPOFの初期の伝送特性、耐熱性は良好であった。表2の実施例8、9で示したように、ポリアミド12樹脂を被覆層に設けたPOFケーブルは、初期の伝送特性が良好であった。
Claims (4)
- 一般式(1)
(式中、R 1 およびR 2 、R 3 は独立して水素原子または炭素数1〜20の酸素原子を含んでいてもよい有機残基を示す。)で表されるラクトン環構造を有し、ガラス転移温度が135℃以上160℃以下の範囲にある共重合体(X)からなり、共重合体(X)に含まれるパーテイクルカウンターで測定した0.5μm以上の異物数が20000個/g以下であるプラスチック光ファイバー用コア材の製造方法であって、重合設備を含有異物量の少ない溶剤で洗浄し、原料の単量体にフィルター濾過を施した後、α−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体(A)と、該α−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体(A)とビニル重合可能な単量体(B)として、(メタ)アクリル酸エステル(B1)と、酸基を有する単量体(B2)とを含み、該α−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体(A)を30〜50質量%の範囲で含む単量体混合物の共重合反応と、環化縮合反応の少なくとも一部を触媒を用いずに同時に進行させた後、環化縮合反応の一部を触媒を用いずに加圧下で行い、ラクトン化率を50%以上にし、その後、環化縮合反応と脱気処理を触媒を用いずに同時に進行させて共重合体(X)を形成することを特徴とするプラスチック光ファイバー用コア材の製造方法。 - 一般式(1)
(式中、R 1 およびR 2 、R 3 は独立して水素原子または炭素数1〜20の酸素原子を含んでいてもよい有機残基を示す。)で表されるラクトン環構造を有し、ガラス転移温度が135℃以上160℃以下の範囲にある共重合体(X)からなるプラスチック光ファイバー用コア材の製造方法であって、
一般式(2)
(式中、R 4 〜R 8 は独立して水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、水酸基または炭素数1〜5のアルコキシ基を示す。)で表される化合物を添加して保存し、使用時に100ppm以下としたα−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体(A)と、該α−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体(A)とビニル重合可能な単量体(B)として、(メタ)アクリル酸エステル(B1)と、酸基を有する単量体(B2)とを含み、該α−(ヒドロキシアルキル)アクリル酸エステル単量体(A)を30〜50質量%の範囲で含む単量体混合物の共重合反応と、環化縮合反応の少なくとも一部を触媒を用いずに同時に進行させた後、環化縮合反応の一部を触媒を用いずに加圧下で行い、ラクトン化率を50%以上にし、その後、環化縮合反応と脱気処理を触媒を用いずに同時に進行させて共重合体(X)を形成することを特徴とするプラスチック光ファイバー用コア材の製造方法。 - 前記脱気処理をベント付押出機を用いて、環化縮合反応における副生成物の除去することを特徴とする請求項1又は2記載のプラスチック光ファイバー用コア材の製造方法。
- 単量体混合物に対し、窒素ガスによるバブリングにより溶存酸素を低減する前処理を行い、得られる共重合体(X)に含まれるメタクリル酸メチルのダイマーの含有量を5ppm以下にすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のプラスチック光ファイバー用コア材の製造方法。
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