JP4865235B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、気密容器内の画像表示部材へ給電する端子を、当該気密容器外に導出するための構造を備えた画像表示装置に関する。
近年、大画面のフラットディスプレイパネルが注目されている。このフラットディスプレイパネルは、例えば、図10の概略断面図に示されるような構造を有している。
画像の表示面側に相当するフェースプレート33と、フェースプレー33に対向して配置されたリアプレート34と、フェースプレート33とリアプレート34の周縁部を封着する封着部材35とにより気密容器が形成されている。更に、気密容器内には、画像表示のための画像表示部材36が配置されており、かかる画像表示部材36には外部より端子37を介して給電がなされ、画像信号に応じた画像が表示される。ここで画像表示部材36は、その表示方式によって様々であるが、液晶表示装置においては光の透過非透過を制御する制御電極、プラズマ表示装置においてはプラズマ励起を制御する制御電極、電子線表示装置においては電子を加速させる制御電極などである。
従来の電子線表示装置、即ち、電子源から放出される電子を蛍光体に照射して画像を表示する表示装置の例としては、蛍光面を有する前面パネル(フェースプレート)と、これと小間隔を保持して対向する背面パネル(リアプレート)とより成る扁平管体内に上記蛍光面と対向して電界放出型カソードを有する電極構体が配置されて成る超薄型平面表示装置が特許文献1に記載されており、更にかかる特許文献1には、上記画像表示部材に相当する蛍光面の給電導電層に、背面パネル(リアプレート)に形成された孔部を貫通する端子を介して給電がなされる構造が記載されている。
また、特許文献2には、上記特許文献1に記載された電子線表示装置と同様に、リアプレートに形成された孔部を貫通する端子が記載されており、更に、異常放電によるダメージを低減する目的で前記端子の周囲に、リング状で所定電位の導電部材が配置された構造が記載されている。
特開平05−114372号公報 特開2003−092075号公報
特許文献2に記載された電子線表示装置においては、異常放電によるダメージを低減できるという好ましい給電端子の導出構造を採用してはいるが、かかる給電端子の導出構造に関してより一層の改善が望まれている。
本発明は、異常放電によるダメージの低減に優れた、給電端子の導出構造を備える画像表示装置を提供することを目的とする。
また本発明は、狭額縁の画像表示装置に対しても好適な、給電端子の導出構造を備える画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1の基板と、前記第1の基板に対向配置された第2の基板と、両基板間に配置された外枠とを有する気密容器と、前記気密容器内に配置された画像表示部材とを備える画像表示装置であって、前記第1の基板上には電子源が配置され、前記第2の基板上には、蛍光体と前記電子源から放出される電子を加速するための加速電極とを含む前記画像表示部材が配置されており、前記第1の基板は、前記画像表示部材への給電端子がその内側を貫通する開口部を有しており、前記開口部は、前記第1の基板の前記外枠が配置されている面とは反対の裏面に接着された、前記給電端子を前記気密容器外に導出する封止部材によって封止されていると共に、前記封止部材と前記裏面との間には、前記給電端子に印加される電位よりも低い所定電位が印加される導電部材が配置され、該導電部材により、前記封止部材の接着が成され、前記導電部材から前記第1の基板上に配置されてなる部材へと至る沿面経路において、前記導電部材の一部が露出していることを特徴とする画像表示装置である。
本発明は、異常放電によるダメージの低減に優れた、給電端子の導出構造を備える画像表示装置を提供することができる。
また本発明は、狭額縁の画像表示装置に対してもより好適な、給電端子の導出構造を備える画像表示装置を提供することができる。
図1は、本発明の画像表示装置の実施の形態を示す概略図であり、図1の(a)は外観の斜視図、図1の(b)は、図1の(a)のA−A´断面図である。
図1の(a)に示されるように、本実施形態の画像表示装置は、まず、基板1(第1の基板)と、基板1に対向して配置された基板2(第2の基板)と、基板1と基板2との間に配置された外枠3とを有する気密容器4を備える。
ここで、基板1と基板2のいずれか一方は、画像表示面となるので、少なくともその画像表示領域は光透過性の部材にて構成されている。また、外枠3は、前記両基板間を封着するものであり、一般的な封着材そのもの、あるいは枠状に加工された部材とこれを前記両基板に接着する前記封着材とで構成されたものである。
図1の(b)に示されるように、気密容器4の内部には、画像表示部材5が配置されているが、画像表示部材5は、その表示方式によって異なるが、液晶表示装置においては光の透過非透過を制御するための電極、プラズマ表示装置においてはプラズマ励起を制御するための電極、電子線表示装置においては電子を加速させるための電極などである。
この画像表示部材5へ所定の電位を供給するために当該画像表示部材に電気的に接続された給電端子6は、基板1に形成された開口部7の内側を貫通し、気密容器4の外部に導出されているが、このように気密容器4内の気密性を維持しつつ給電端子6の前記外部への導出を可能にしているのが封止部材8である。
この封止部材8は、基板1の外枠3が配置されている面aとは反対の面b(裏面)側に接着されて開口部7を封止しているが、このように面b側で接着されているのは、上述の特許文献2に記載された、異常放電によるダメージを低減するための、所定電位の導電部材9を基板1の面a側ではなく、面b側に配置したいがためである。
まず、所定電位の導電部材9は、給電端子6と、基板1の面a上に配置された不図示の部材との間で異常放電が発生した際に、上記基板1の面a上に配置された不図示の部材へのダメージを低減する目的で設けられる。あるいは、前記異常放電が発生した際に、画像表示部材5へのダメージを低減する目的で設けられる。
この所定電位の導電部材9は、給電端子6との間に、あるいは、上記基板1の面a上に配置された不図示の部材との間に、耐圧を確保するためのある程度の距離を要するが、本実施形態においては、基板1の面b側にこの導電部材9を配置することで、基板1の面a上に配置された不図示の部材や外枠3によるスペース上の制約を受けることなく上記距離を確保することができる。このことは、画像表示領域と外枠3との間の距離が狭い所謂狭額縁構造の画像表示装置に適している。
以上のように、封止部材8と基板1の面bとの間に所定電位の導電部材9が配置されて、前記開口部7が封止部材8によって封止されている。
以下に、本発明の好ましい実施形態の例を挙げて、更に本発明を詳述する。
(実施形態1)
電子線表示装置を例に挙げ、本実施形態を以下に説明する。図2は、本実施形態の画像表示装置の構成を模式的に示す分解斜視図である。図2に示されるように、電子源10が配置されたリアプレート(第1の基板)11と画像表示部材12が配置されたフェースプレート(第2の基板)13とが対向して配置されており、更にリアプレート11とフェースプレート13との間には外枠14が配置されて、これらリアプレート11、フェースプレート13、及び、外枠14にて気密容器が構成されている。また、上記気密容器内は、減圧雰囲気とされ、好ましくは、10―4Pa〜10―6Paの範囲とされる。
上記電子源10は、複数の電子放出素子が配線にて結線されている。例えば、図3に示すように、複数の電子放出素子18が、互いに絶縁層20を介して配置された、複数の行方向配線19aと複数の列方向配線19bとによってマトリクス配線された構成を有する。また、電子放出素子としては既によく知られている素子が適用されるが、好ましくは、電界放出型素子(FE:フィールドエミッター)や表面伝導型電子放出素子やMIM型素子などである。
また、上記画像表示部材12は、蛍光体膜と、前記電子源から放出される電子を加速する加速電極とを備えている。この蛍光体膜は、例えば、図4に示されるように、R(赤)、G(緑)、B(青)の蛍光体21と、これらの蛍光体の間に配置された非発光部材22とを有し、また、上記加速電極は、例えば、この蛍光膜を被覆して設けられたメタルバックである。
また、外枠14は、枠状に加工された部材と、この枠状部材をリアプレート11とフェースプレート13の両基板に接着する、ガラスまたは金属などからなる封着材とで構成されている。尚、以上述べたリアプレート11、フェースプレート13、枠状部材は、青板ガラス、表面にSiO2被膜を形成した青板ガラス、Naの含有量を少なくしたガラス、石英ガラスなどの各種材料を用いることができる。
また、図3の行方向配線19a及び列方向配線19bは、図2に示された引出し配線15a、15bと接続されており、引出し配線15a、15bは、リアプレート11と外枠14との間の絶縁性の封着材に埋設されて気密容器の外に引き出され、電子源の駆動のための外部電源と接続される。一方、上記メタルバックは、フェースプレート13の隅(コーナー)に向かって伸びた引出し配線16と接続されており、この引出し配線16は、リアプレート11の隅(コーナー)に形成された開口部17の内側を貫通して気密容器の外に導出され、上記メタルバックに電位を供給するための外部電源と接続された給電端子(不図示)と接続される。以上の外部電源により、画像信号に基づいて、リアプレート11側の電子源10には、例えば、10V〜100Vの低電位が供給され、一方、フェースプレート13側のメタルバックには、例えば、500V〜30kVの高電位が供給されることで、電子源10から放出される電子を加速して蛍光体に照射し、画像の表示がなされる。
以下に、メタルバックとこれに電位を供給するための外部電源との電気的接続の方法について述べる。
図5は、上述した図2の画像表示装置において、前述した蛍光膜23を覆うメタルバック24と電気的に接続された給電端子25の気密容器からの導出部分の部分拡大断面図である。給電端子25が、フェースプレート13側のメタルバック24に接続された引出し配線16と、弾性部材26を介して電気的に接続されている。更に給電端子25は、リアプレート11の開口部17の内側を貫通するとともに、封止部材27をも貫通して、リアプレート11、フェースプレート13、及び、外枠14で構成される気密容器の外に導出されており、不図示の外部電源に接続されている。
ここで、引出し配線16は、例えば、Agなどの導電材料からなり、印刷法などにより形成される。また、弾性部材26は、例えば、ステンレスなどの導電材料からなるバネ部材であり、引出し配線16を押圧して給電端子25と引出し配線16との電気的接続をより一層確実にすることができるので好ましくは設けられるが、必要がなければ給電端子25を直接引出し配線16に接触させても構わない。
給電端子25は、例えば、Ag、Cu、Ni−Co合金材等の導電材料からなる直径0.3mm〜1.0mmの部材であり、上記弾性部材26を設ける場合は、かかる弾性部材とは、レーザ溶接、導電性接着材、金属接合等の方法により接続される。また、給電端子25が貫通するリアプレート11の開口部17は、例えば、直径1.5mm〜2.5mmの円形で、超音波加工機などを用いた機械加工によって形成される。
また、封止部材27は、例えば、アルミナ等のセラミック、ガラスなどからなる直径4.5mm〜5.5mmの円形の板状部材であり、中央部に前記給電端子が貫通する孔28を有し、かかる孔28部分で給電端子25を保持して当該給電端子を気密容器の外に導出している。尚、給電端子25と孔28とは、Ag−Cu、Au−Niなどのろう材料にてろう付けすることにより気密封止されている。
更に、リアプレート11に接着される前の封止部材27を図6に示す。図6は封止部材27を、図5におけるリアプレート11との接着面側から見た模式的斜視図である。
封止部材27の前記リアプレート11との接着面側には、導電部材29が配置されている。この導電部材29は、例えば、Ag、Inなどからなる、給電端子25を中心にして内径1.5mm〜3.0mmのリング状部材であり、印刷法や通常の塗布法によって封止部材27上に形成される。
尚、上記封止部材27の形状は、図5における開口部17を封止することができれば円形に限られず、また、上記開口部17の形状も円形に限られるものではない。また更には、上記導電部材29の形状についても、少なくとも給電端子25とリアプレート11上の電子源10との間、図2で示したような引出し配線15a、15bが存在する場合には、更にかかる引出し配線と給電端子25との間に配置されていれば良く、リング状である必要はないが、電界集中を軽減できるという点からはリング状であることが好ましい。
また、図6に示される封止部材27の、導電部材29と給電端子25との間の表面には凹凸31が形成されている。この凹凸31は、導電部材29と給電端子25との間の沿面距離を増大させ、これによって導電部材29と給電端子25との間の耐圧(耐電圧性)をより一層向上させることができるので好ましくは設けられるが、必須ではない。また、凹凸31は、例えば、サンドブラスト法などによって形成される。
以上述べた図6に示される封止部材27は、図5に示されるように、リアプレート11の外枠14が配置されている面とは反対の裏面に、In、Bi、Sn、またはその合金などの金属の封着材30を用いて、給電端子25が開口部17のほぼ中心を貫通し、引出し部材16に当接されるように接着される。この際、金属の封着材30は、前記導電部材29と電気的な接続がなされるように封止部材27あるいはリアプレート11の前記裏面に塗布され、当該封止部材27の接着後、かかる金属の封着材30を介して、気密容器外の不図示の電源と前記導電部材29とは電気的に接続される。導電部材29にはこの不図示の電源から所定の電位が印加される。ここで所定の電位とは、前記給電端子25に外部電源より供給される電位よりも低い電位であり、好ましくはグランド電位である。
また、前記導電部材29自体が、上記金属の封着材30から構成されることが、上述の封着材30を別途用いる必要はなく、封着材と導電部材との接続不良を危惧する必要もないので好ましい。
(実施形態2)
本実施形態は、図6で示された実施形態1の封止部材27において、凹凸31に代えて抵抗膜を設けた形態であり、これ以外は実施形態1と同様である。
図7は、本実施形態の封止部材27’を、図5におけるリアプレート11との接着面側から見た模式的斜視図である。
まず、導電部材29、給電端子25、この給電端子が貫通する孔28については実施形態1と同様に形成されるが、導電部材29と給電端子25との間には、実施形態1で述べた凹凸に代わって、図7に示す通り、抵抗膜31’が導電部材29と給電端子25とに接続されるようにして設けられている。
この抵抗膜31’は、実施形態1における凹凸同様に、導電部材29と給電端子25との間の耐圧(耐電圧性)をより一層向上させる目的で好ましくは設けられるもので、例えば、W−Ge−N、SbドープのSnOなどからなる、シート抵抗が、1×10□/Ω〜1×1013□/Ωの膜であり、スパッタリング法や、塗布・焼成によって形成される。
以上の図7に示される封止部材27’もまた、実施形態1と同様、図5に示されるように、リアプレート11の外枠14が配置されている面とは反対の裏面に、In、Bi、Sn、またはその合などの金属の封着材30を用いて、あるいは、導電部材29自体が封着材として、給電端子25が開口部17のほぼ中心を貫通し、引出し部材16に当接されるように接着される。更には、かかる導電部材29は気密容器外の不図示の電源と電気的に接続され、導電部材29にはこの不図示の電源から所定の電位が印加される。
尚、以上述べた実施形態において、封止部材27、27’はいずれも平板状の部材であるが、これに限らず、例えば、図8に示すようにキャップ状の封止部材27”であって、しかも、導電部材29、及び、凹凸又は抵抗膜(31”)がそのキャップ状の封止部材27”の内側底部に配置されたものであっても構わない。このような場合であっても、上述の給電端子25を導出する孔28同様に、気密封止された孔から、不図示の外部電源と導電部材29との電気的な接続をなす導体32を別途設導出することにより、導電部材29を所定の電位とすることができる。
即ち、本発明にかかる所定電位の導電部材は、給電端子が導出される基板の、外枠が配置されている面とは反対の裏面と、封止部材との間に配置されていれば良い。
本実施例の画像表示装置を、図2〜図4、図7、図9を用いて以下で説明する。
まず、洗浄した青板ガラスの表面に、0.5μmのSiO層をスパッタリングにより形成し、更に、超音波加工機を用いて直径2mmの図2に示される開口部17を形成したリアプレート11を用意する。
次に、上記リアプレート上に、印刷法などを用いて、図3に示されるような、複数の電子放出素子18が、互いに絶縁層20を介して配置された複数の行方向配線19a及び複数の列方向配線19bによってマトリクス配線された電子源10を形成する。ここで電子放出素子18としては表面伝導型電子放出素子が形成されるが、かかる表面伝導型電子放出素子、並びに、上記配線及び絶縁層の形成方法については、例えば、特開2000−311594号公報などに記載された公知の方法により形成することができる。
また、図2に示される外枠14を構成する部材として、青板ガラスを枠状に機械加工した枠状部材と、青板ガラスの上に、図4に示される、R(赤)、G(緑)、B(青)の蛍光体21と、これらの蛍光体の間に配置された非発光部材(ブラックマトリクス)22とを有する蛍光膜が形成され、更に、その蛍光膜上の全面にスパッタリングによりAlからなるメタルバックが形成された、蛍光膜とメタルバックからなる画像表示部材12が配置された図2に示されるフェースプレート13とを用意する。
尚、上記フェースプレート13のメタルバックに接続された引出し配線16は、Agペーストを印刷法で塗布し、これを焼成することで形成される。
次に、図7に示されるような封止部材27’を青板ガラスを機械加工することにより作成する。この封止部材27’はその中央部に孔28を有し、直径5mm、厚さ1mmに作成される。また、Ni−Co合金からなる直径0.6mm、長さ5mmの給電端子25を、封止部材27’の孔28に貫通させて、Au−Niのろう材料にてろう付けすることにより、封止部材27’に固定するとともに孔28を気密封止する。
次に、上記封止部材27’の片面に、酸化スズと酸化アンチモンの微粒子を有機溶剤中に分散させた溶液を塗布し、焼成して、シート抵抗10Ω/□の抵抗膜31’を形成する。
更に、ステンレスからなる直径1.5mmのバネ材を給電端子25にスポット溶接により固定して、図9に示される弾性部材26とする。弾性部材26の長さは、後述の気密容器形成の際に、図9に示される通り、当該弾性部材26が引出し配線16を押圧するように設定される。
以上の封止部材27’の抵抗膜31’上の一部に、封止部材外縁から1mm幅でリング状に溶融させたInを塗布し、かかるIn塗布面をリアプレート11の裏面(電子源10が形成されていない方の面)の開口部17の周囲に加熱しながら押し当てて接着する。この際、給電端子25が開口部17のほぼ中央となるように位置合わせするとともに、直径0.5mmの銅線の一部をInに埋設させて取出し線40を図9に示すように配置する。
本実施例において、封止部材の接着に用いた上記In自体が給電端子25周囲の電位を規定する導電部材29の役割をなす。
次に、上記封着部材27’接着されたリアプレート11の表面(電子源10が形成されている方の面)に封着材であるフリットガラスを用いて、上述した枠状部材を接着固定し、更にかかる枠状部材の図9に示すフェースプレート13との当接面側に封着材としてInを塗布しておく。
以上の、封止部材と枠状部材が接着固定されたリアプレート11と上述したフェースプレート13とを、10―6Paの減圧雰囲気中に配置するとともに、枠状部材のフェースプレート13との当接面に塗布されたInを加熱溶融するとともに、リアプレート11とフェースプレート13との位置合わせを行って、両プレートを封着する。
以上のようにして、リアプレート11、枠状部材と封着材からなる外枠14、及び、フェースプレート13からなり、電子源10と、蛍光膜23及びメタルバック24からなる画像表示部材12とを内包する気密容器が作成される。
上記気密容器内のメタルバック24に接続された引出し配線16には、図9に示されるように、弾性部材26を介して給電端子25が接続されており、気密容器の外から不図示の電源により500V〜30kVの高電位が供給される。また、本実施例においては、取出し線40はグランド電位とされ、よって、かかる取出し線40に接続された導電部材29はグランド電位とされる。
以上述べた本実施例の画像表示装置によれば、とりわけ、高電位が供給される給電端子付近での異常放電による、電子源へのダメージを極力低減させ得る、気密容器外への給電端子の導出構造を備えているとともに、かかる給電端子の導出構造は、狭額縁の画像表示装置に対してもより好適な導出構造となっていると言える。
本発明の画像表示装置の実施の形態を示す概略図であり、図1の(a)は外観の斜視図、図1の(b)は、図1の(a)のA−A’断面図である。 実施形態の画像表示装置の構成を模式的に示す分解斜視図である。 複数の電子放出素子が配線にて結線された電子源の例を模式的に示す平面図である。 蛍光膜の例を模式的に示す平面図である。 実施形態の画像表示装置における給電端子の気密容器からの導出部分の部分拡大断面図である。 実施形態に係る封止部材の例を模式的に示す斜視図である。 実施形態に係る封止部材の別の例を模式的に示す斜視図である。 実施形態に係る封止部材の更に別の例を模式的に示す斜視図である。 実施例の画像表示装置における給電端子の気密容器からの導出部分の部分拡大断面図である。 従来のフラットディスプレイパネルの概略断面図である。
符号の説明
1 第1の基板
2 第2の基板
3 外枠
4 気密容器
5 画像表示部材
6 給電端子
7 開口部
8 封止部材
9 導電部材

Claims (3)

  1. 第1の基板と、前記第1の基板に対向配置された第2の基板と、両基板間に配置された外枠とを有する気密容器と、前記気密容器内に配置された画像表示部材とを備える画像表示装置であって、
    前記第1の基板上には電子源が配置され、前記第2の基板上には、蛍光体と前記電子源から放出される電子を加速するための加速電極とを含む前記画像表示部材が配置されており、
    前記第1の基板は、前記画像表示部材への給電端子がその内側を貫通する開口部を有しており、前記開口部は、前記第1の基板の前記外枠が配置されている面とは反対の裏面に接着された、前記給電端子を前記気密容器外に導出する封止部材によって封止されていると共に、前記封止部材と前記裏面との間には、前記給電端子に印加される電位よりも低い所定電位が印加される導電部材が配置され、該導電部材により、前記封止部材の接着が成され、前記導電部材から前記第1の基板上に配置されてなる部材へと至る沿面経路において、前記導電部材の一部が露出していることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記導電部材と前記給電端子とは、抵抗膜によって接続されていることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記導電部材と前記給電端子との間の前記封止部材表面は、凹凸を有することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
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