JP4863260B2 - 液面検出装置及びそれを備えた液処理装置 - Google Patents

液面検出装置及びそれを備えた液処理装置 Download PDF

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Description

この発明は、液面検出装置及びそれを備えた液処理装置に関するもので、更に詳細には、タンク内に貯留された例えば処理液等の液体の量の監視機能を有する液面検出装置及びそれを備えた液処理装置に関するものである。
一般に、例えば半導体ウエハ等の被処理体に洗浄液等の処理液を供給して処理を施す液処理技術において、タンク内に貯留された処理液の量を監視することは重要である。
そのため、従来では、タンク内に貯留された液体の量を液面センサによって検出している。例えば、液体を貯留する本体に一端が接続され、他端が本体内の液面より高い位置に設定された液面測定用パイプと、該液面測定用パイプによって導かれる本体からの洗浄液によって、本体に供給された洗浄液の液面の位置を検出する液面センサと、一端が本体内の液面よりも低い位置において液面測定用パイプと接続され、他端が本体内の液面よりも高い位置で開放されている、気泡抜きのための気泡抜き用パイプとを有する液面検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3349862号公報(特許請求の範囲、図1)
しかしながら、特許第3349862号公報に記載の技術では、液面測定用パイプと気泡抜き用パイプは、洗浄液を貯留する本体の側部に接続する水平部を介して接続されているため、本体内の洗浄液を排液する際に気泡が発生し、その気泡が液面測定用パイプと気泡抜き用パイプの接続部に残留し、排液後に本体内に新たに洗浄液を供給する際に、接続部に残留した気泡が液面測定用パイプ内に侵入して、液面センサを誤動作させる虞がある。
特に、洗浄液に界面活性剤を含有する過酸化水素(H2O2)が使用されている場合には、大きな気泡が発生しやすいため、液面測定用パイプ内に大きな気泡が侵入する虞があり、本体内の液量が正確に検出できないという問題がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、液体中に発生する気泡の影響を受けることなくタンク内に貯留された液体の量を正確に検出し、監視する液面検出装置及びそれを備えた液処理装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の液面検出装置は、タンク内の液面位置と同一の液面位置となるように、タンク内の液体を導く鉛直状に配設される導液管と、 上記導液管から水平方向に分岐され、上記タンク内の液面位置と同一の液面位置を有する鉛直状に配設される液面検出用の分岐導液管と、 上記分岐導液管内の液体の液面を検出する位置センサと、 上記導液管と分岐導液管の接続部に配設されて、上記液体中に発生する気泡の分岐導液管内への侵入を阻止する多孔板状の気泡防止部材と、を具備し、 上記気泡防止部材の表面が上記導液管の内壁面と同一面上に位置している、ことを特徴とする。
このように構成することにより、液体中に発生する気泡を含む液体がタンクから導液管及び分岐導液管側に流れても気泡防止部材によって分岐導液管内への気泡の侵入を阻止することができ、分岐導液管内の液体の液面を液面センサによって検出することができる。
また、請求項記載の液面検出装置を備えた液処理装置は、処理用の液体を貯留するタンクと、このタンク内の液体を用いて被処理体に処理を施す処理部とを具備する液処理装置において、 上記タンクは、該タンク内の液面位置と同一の液面位置となるように、タンク内の液体を導く鉛直状に配設される導液管と、 上記導液管から水平方向に分岐され、上記タンク内の液面位置と同一の液面位置を有する鉛直状に配設される液面検出用の分岐導液管と、 上記分岐導液管内の液体の液面を検出する位置センサと、 上記導液管と分岐導液管の接続部に配設されて、上記液体中に発生する気泡の分岐導液管内への侵入を阻止する多孔板状の気泡防止部材と、を具備し、 上記気泡防止部材の表面が上記導液管の内壁面と同一面上に位置している、ことを特徴とする。
このように構成することにより、処理に供される液体中に発生する気泡を含む液体がタンクから導液管及び分岐導液管側に流れても気泡防止部材によって分岐導液管内への気泡の侵入を阻止することができ、分岐導液管内の液体の液面を液面センサによって検出することができる。
また、タンク内の液体を排液する際に分岐導液管側の液体も排液され、分岐導液管側に液体が残留することがない。
また、上記気泡防止部材に設けられた各孔の孔径を0.5〜0.8mmとする方が好ましい(請求項2,5)。ここで、気泡防止部材に設けられた各孔の孔径を0.5〜0.8mmとした理由は、孔径が0.5mmより小さいと表面張力によって液体が通過しなくなり、また、孔径が0.8より大きいと、気泡が詰まって液体が流れなくからである。
このように構成することにより、タンク側から分岐導液管側に流れる液体中の気泡を液体気泡防止部材によって通過させずに液体のみを通過させることができる。
また、上記導液管を、上記分岐導液管との接続部において下方に延在する連通路に連通し、その下端部に排液管を接続する方が好ましい(請求項3,6)。
このように構成することにより、導液管と分岐導液管との接続部の下方に排液管が位置するので、タンク内の液体を排液管から排液した後に、分岐導液管内に液体が残留するのを防止することができる。
加えて、請求項記載の発明は、請求項4ないし6のいずれかに記載の液面検出装置を備えた液処理装置において、上記タンクは蓋体によって上端開口部が閉塞され、上記導液管及び分岐導液管の上端部は、上記タンク内に接続されている、ことを特徴とする。
このように構成することにより、処理に供されるタンク内の液体が外気に晒されるのを防止することができる。
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような優れた効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明によれば、液体中に発生する気泡を含む液体がタンクから導液管及び分岐導液管側に流れても気泡防止部材によって分岐導液管内への気泡の侵入を阻止することができ、分岐導液管内の液体の液面を液面センサによって検出することができるので、気泡の影響を受けることなくタンク内に貯留された液体の量を正確に検知することができる。
(2)請求項記載の発明によれば、処理に供される液体中に発生する気泡を含む液体がタンクから導液管及び分岐導液管側に流れても気泡防止部材によって分岐導液管内への気泡の侵入を阻止することができ、分岐導液管内の液体の液面を液面センサによって検出することができるので、気泡の影響を受けることなくタンク内に貯留された液体の量を正確に検知することができると共に、処理用の液体の監視を確実にすることができる。
(3)請求項1,4記載の発明によれば、タンク内の液体を排液する際に分岐導液管側の液体も排液され、分岐導液管側に液体が残留することがないので、排液後にタンク内に供給される液体の量を正確に検知することができる。したがって、上記(1),(2)に加えて、更にタンク内の液体の検知を正確にすることができる。
(4)請求項2,5載の発明によれば、タンク側から分岐導液管側に流れる液体中の気泡を液体気泡防止部材によって通過させずに液体のみを通過させることができるので、上記(1)〜(3)に加えて、更にタンク内に貯留された液体の量を正確に検知することができる。
(5)請求項3,6記載の発明によれば、タンク内の液体を排液管から排液した後に、分岐導液管内に液体が残留するのを防止することができるので、上記(1)〜(4)に加えて、更に新たにタンク内に供給される液体の量を正確に検知することができる。
(6)請求項記載の発明によれば、処理に供されるタンク内の液体が外気に晒されるのを防止することができるので、タンク内の液体によって外気の雰囲気が影響を受けることがなく、また、タンク内の液体が外気雰囲気によって化学変化して劣化する虞がない。したがって、上記(2)〜(5)に加えて、更に装置の安全性及び信頼性の向上が図れる。
以下に、この発明の最良の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、この発明に係る液面検出装置を適用した液処理装置の一例を示す概略断面図である。
上記液処理装置は、被処理体である半導体ウエハW(以下にウエハWという)のエッチング処理後にレジスト層、エッチング残渣であるポリマー層、及びエッチングによりスパッタされて付着した金属付着物を除去する装置である。
上記液処理装置は、図示しないロータによって鉛直方向に回転される互いに平行な複数(図面では6本の場合を示す)の保持棒1によって支持される複数枚例えば26枚のウエハWを収容する処理部であるチャンバ2と、このチャンバ2内の上部に配設されて、ウエハWに向かって処理液例えば過酸化水素(H2O2)水を噴射する多数の噴射孔(図示せず)を有する2本の噴射ノズル3と、これら噴射ノズル3に供給管4を介して接続する処理液供給用のタンク5とを具備しており、タンク5にこの発明に係る液面検出装置10が備えられている。
この場合、上記供給管4には、タンク側から順に供給ポンプ6,フィルタF1及び開閉弁V1が介設されている。また、供給管4における開閉弁V1の一次側には、開閉弁V2を介設した循環管7の一端が分岐され、循環管7の他端がタンク5内に接続されている。このように循環管7を設けることにより、開閉弁V1を閉じ、開閉弁V2を開放した状態で、供給ポンプ6を駆動することで、タンク5内の処理液Lを循環させて待機させることができる。
また、チャンバ2の底部に設けられたドレイン口2aにドレイン管8が接続されている。このドレイン管8にはフィルタF2と切換弁Vcが介設されると共に、切換弁Vcを介して戻り管9がタンク5内に接続されており、処理に供した処理液を戻り管9を介してタンク5内に貯留されるようになっている。
上記タンク5は、図2に示すように、例えばPFA等のフッ素樹脂にて形成され、底部中央が凹状をなす有底円筒状に形成されており、その上端開口部は、例えばPFA等のフッ素樹脂にて形成される蓋体11によって閉塞されている。このタンク5内には処理液Lが貯留されている。また、このタンク5には、処理液供給源12に接続する開閉弁V3を介設した処理液供給管13と、上記戻り管9が、蓋体11に設けられた貫通孔(図示せず)を介してそれぞれタンク5の内壁面側に向かって供給口を位置した状態で配設されている。ここで、処理液供給管13及び戻り管9の供給口をタンク5の内壁面側に向けた理由は、処理液供給管13又は戻り管9からタンク5内に供給される処理液をタンク内壁面に衝突させることで、気泡の発生を抑制するためである。
上記液面検出装置10は、図2ないし図4に示すように、タンク5内に貯留された処理液Lの液面位置と同一の液面位置となるように、タンク5内の処理液Lを導く導液管14と、この導液管14から分岐され、タンク5内の処理液Lの液面位置と同一の液面位置を有する液面検出用の分岐導液管15と、この分岐導液管15内の洗浄液の液面を検出する位置センサ16{具体的には、複数例えば4個の位置センサ16a,16b,16c,16d}と、導液管14と分岐導液管15の接続部に配設されて、洗浄液中に発生する気泡の分岐導液管15内への侵入を阻止する多孔板状の気泡防止部材17とで主に構成されている。
また、タンク5の外周には図示しないコイル状ヒータが配設され、内方の下部にはコイル状の冷却管18が配設されている。冷却管18の両端はタンク5の上方に延在し、一端に冷媒供給口18aが形成され、他端に冷媒排出口18bが形成されている。なお、タンク5の上部開口部には蓋体11に設けられた排気口(図示せず)を介して排気管24が接続されている。
一方、上記タンク5の底部には排液口5aが設けられており、この排液口5aに一端が接続する水平管19の他端にブロック状の継手20を介して鉛直状に配設された導液管14の下端が接続されている。導液管14の上端は、上部継手21を介してタンク5の開口部に接続する上部水平管22に接続されている。この場合、水平管19,継手20,導液管14,上部継手21及び上部水平管22は、例えばPFA等のフッ素樹脂にて形成されている。
また、分岐導液管15は、下端が継手20に接続されて導液管14から分岐し、導液管14と平行に鉛直状に配設され、その上端は上部継手21に接続されている。この分岐導液管15もタンク5や導液管14等と同様に、例えばPFA等のフッ素樹脂にて形成されている。
導液管14と分岐導液管15を接続する継手20は、図2ないし図4に示すように、一側部に、水平管19を接続する第1の連通口20aが設けられ、上面部には導液管14を接続する第2の連通口20bが設けられ、これら第1の連通口20aと第2の連通口20bは連通路23aを介して連通されている。また、継手20の他側部には、導液管14に連通する連通路23aから分岐する連通路23bを介して第3の連通口20cが設けられており、この第3の連通口20cに分岐導液管15の下端部が接続されている。この場合、分岐導液管15の下端部には、例えばPFA等のフッ素樹脂にて形成される有底円筒状の気泡防止部材17が溶着等の固着手段によって連結されており、この気泡防止部材17が第3の連通口20c内に嵌挿され、気泡防止部材17の表面を形成する底板部17aが導液管14の内壁面と同一面上に位置する状態で溶接等の固着手段によって連結されている。
上記気泡防止部材17の気泡防止部は、底板部17aと、この底板部17aのほぼ全面に均一に穿設された多数の孔部17bとで形成されている(図3ないし図5参照)。この場合、底板部17aの厚さは、1〜2mmであり、各孔部17bの孔径dは、0.5〜0.8mmの範囲に設定されている。このように、気泡防止部材17の各孔部17bの孔径dを0.5〜0.8mmとした理由は、孔径が0.5mmより小さいと表面張力によって液体が通過しなくなり、また、孔径が0.8より大きいと、気泡が詰まって液体が流れなくからである。
また、継手20には、導液管14の下端部が下方に延在するように導液管14に連通する下部連通路23cが設けられており、この下部連通路23cの下端部に、開閉弁V4を介設する例えばPFA等のフッ素樹脂にて形成される排液管25が溶接等の固着手段によって固定(接続)されている(図4参照)。このように、導液管14と分岐導液管15との接続部の下方に排液管25を位置させることにより、タンク5内の処理液Lを排液管25から排液した後に、分岐導液管15内に処理液Lが残留するのを防止することができる。
なお、分岐導液管15の外周壁には、上方から順に、上限センサ16a,適量センサ16b,補充センサ16c及び下限センサ16d等の4個の位置センサ16が取り付けられている。これら位置センサ16a,16b,16c及び16dは、例えば静電容量型センサによって形成されており、気泡防止部材17を通過する処理液中に存在する微細な気泡による影響を受けることなく分岐導液管15内の処理液Lの液面を高精度に検出することができる。また、これら位置センサ16a,16b,16c及び16dは、制御手段例えばCPU等のコントローラ30に電気的に接続されており、位置センサ16a,16b,16c及び16dによって検出された検知信号がコントローラ30に伝達され、コントローラからの信号に基づいて処理液供給管13に介設された開閉弁Vが開閉制御されるように形成されている。また、コントローラ30は、ヒータ(図示せず)の電源駆動部に電気的に接続されると共に、図示しないモニタやアラーム等の表示手段に電気的に接続されている。
上記のように分岐導液管15に位置センサ16a,16b,16c及び16dを取り付けることにより、タンク5内の処理液Lが所定の位置に対してどの位置にあるかを確実に検知することができる。
なお、検出の開始は、最初にタンク5内に処理液Lが供給された時点で開始され、まず、下限センサ16dが液面を検出した時点で補充が開始され、適量センサ16bによって液面を検出した時点で、コントローラ30からの制御信号に基づいて開閉弁V3が閉じて処理液Lの供給が停止する。なお、補充の方法は、例えば、(a)補充センサ16cが液面を検出したら適量センサ16bが液面を検出するまで補充するか、あるいは、(b)1回の処理終了後に適量センサ16bが液面を検出するまで処理液Lを補充するなどの方法を採ることができる。
また、例えば適量センサ16bまでが液面を検出している場合には、タンク5内の処理液Lの液面が適量センサ16bに対応する所定の位置より高く、上限センサ16aに対応する所定の位置より低い位置にあると判断することができる。すなわち、液面は正常であると判断することができる。また、上限センサ16aが液面を検出した時点で、オバーフローの危険があると判断することができる。このとき、コントローラ30からの制御信号によって開閉弁V3を閉じて処理液供給源12からの処理液Lの供給を停止するように制御すると共に、アラームを出すように制御される。更に、下限センサ16dにより液面の検出ができなくなった時点で、液面が許容位置より低くなったと判断することができる。また、補充センサ16cにより液面の検出ができなくなった時点で、補給が必要になったと判断することができ、この信号に基づいてタンク5内に処理液Lが供給されることになる。このとき、コントローラ30からの制御信号によってヒータの加熱を停止するように制御される。この処理液Lの供給は適量センサ16bによって液面を検出するまで行われる。
上記のように構成される液面検出装置10を備える液処理装置において、ウエハWの処理を行うには、まず、図示しない搬送手段によって搬送された複数枚例えば26枚のウエハWを保持棒1によって受け取ってチャンバ2内に収容する。次に、ロータ及びウエハWを回転させながら、供給ポンプ6を駆動すると共に、開閉弁V1を開放して噴射ノズル3から処理液(過酸化水素水)をスプレー状に噴射する。これにより処理液がウエハWに供給される。処理液が供給されることにより、レジスト膜及びポリマー層の膜質が変化し、ひび割れ等を形成して処理液の侵入が容易化され、かつスパッタされたCu付着物が酸化される。また、処理液によりレジスト膜の表層及びポリマー層の表層を疎水性から親水性に変化する。この際に、スパッタされたCu付着物は不純物等の影響により反応性が高いため、下地のCu配線層は酸化されずにCu付着物のみ選択的に酸化される。
この処理液での処理においては、処理液を噴射しながら、最初は数十秒間ロータの回転速度を1〜500rpmの低速で回転させることにより処理液をウエハWの表面に拡散させる。この場合のロータの回転速度は、処理液の粘性等に応じて処理液がより均一に拡散されるように制御する。処理液が拡散した後は、ロータの回転速度を上げて、例えば100〜3000rpmになるようにして反応性を高める。より反応性を高める観点からは低速回転と高速回転とを交互に繰り返し行うことが好ましい。
この処理液による処理の際の雰囲気は、大気雰囲気でも十分であるが、Cu配線層の酸化をほぼ完全に防止する観点からは、図示しないN2ガス供給源から不活性ガスであるN2ガスをチャンバ2内に供給して、チャンバ2内を不活性ガス雰囲気とすることが好ましい。
処理に供された処理液は、ドレイン口5aからドレイン管8を通って排液され、この際、切換弁Vcを切り換えて戻り管9を介してタンク5内に回収される。必要に応じて処理液による処理が終了した後、次の処理が開始されるまでの間に、タンク5内に処理液供給源12から処理液供給管13を介しての新液を供給する。
上記のように処理を行っている間、タンク5内の処理液Lは液面検出装置10によって監視されている。すなわち、上述したように、タンク5内に貯留された処理液Lの液面と同一の液面位置を有する分岐導液管15内の処理液Lの液面を位置センサ16(16a,16b,16c,16d)によって検出して、タンク5内の処理液Lを適量に維持する。
処理が終了した後、開閉弁V4が開放してタンク5内の処理液Lは排液管25から排液される。この際、気泡防止部材17の表面すなわち底板部17aが導液管14の内壁面と同一面上に位置しているので、分岐部における分岐導液管15に気泡を含む処理液Lが残留するのを防止することができる。したがって、新たにタンク5内に処理液を供給した際に、タンク5側から導液管14及び分岐導液管15内に流入する処理液中に発生する位置センサ16(16a,16b,16c,16d)の検出に影響を与える気泡は気泡防止部材17によって分岐導液管15内への侵入は阻止され、導液管14側へ流れる(図3参照)。これにより、分岐導液管15内に流入した処理液L中には、位置センサ16(16a,16b,16c,16d)の検出に影響を与える気泡は存在しないので、位置センサ16(16a,16b,16c,16d)によってタンク5内の処理液Lの量を正確に検出することができる。
なお、上記実施形態では、ウエハWに付着した金属付着物を除去する液処理装置について説明したが、この発明に係る液面検出装置を備える液処理装置は、ウエハW以外の例えばLCD基板やCD等の被処理体についても適用することができる。また、液面検出装置単独としては、上記以外の液体を貯留するタンクについても適用できることは勿論である。
この発明に係る液処理装置の一例を示す概略断面図である。 この発明に係る液面検出装置の一例を示す概略断面図である。 この発明の要部を示す断面図である。 図3のI−I線に沿う断面図である。 この発明における気泡防止部材の要部拡大図である。
符号の説明
2 チャンバ(処理部)
3 噴射ノズル
4 供給管
5 タンク
10 液面検出装置
12 処理液供給源
13 処理液供給管
14 導液管
15 分岐導液管
16,16a〜16d 位置センサ
17 気泡防止部材
17a 底板部
17b 孔部
20 継手
23c 下部連通路
25 排液管
30 コントローラ(制御手段)

Claims (7)

  1. タンク内の液面位置と同一の液面位置となるように、タンク内の液体を導く鉛直状に配設される導液管と、
    上記導液管から水平方向に分岐され、上記タンク内の液面位置と同一の液面位置を有する鉛直状に配設される液面検出用の分岐導液管と、
    上記分岐導液管内の液体の液面を検出する位置センサと、
    上記導液管と分岐導液管の接続部に配設されて、上記液体中に発生する気泡の分岐導液管内への侵入を阻止する多孔板状の気泡防止部材と、を具備し、
    上記気泡防止部材の表面が上記導液管の内壁面と同一面上に位置している、
    ことを特徴とする液面検出装置。
  2. 請求項記載の液面検出装置において、
    上記気泡防止部材に設けられた各孔の孔径が0.5〜0.8mmである、ことを特徴とする液面検出装置。
  3. 請求項1又は2記載の液面検出装置において、
    上記導液管は、上記分岐導液管との接続部において下方に延在される連通路に連通し、その下端部に排液管が接続されている、ことを特徴とする液面検出装置。
  4. 処理用の液体を貯留するタンクと、このタンク内の液体を用いて被処理体に処理を施す処理部とを具備する液処理装置において、
    上記タンクは、
    該タンク内の液面位置と同一の液面位置となるように、タンク内の液体を導く鉛直状に配設される導液管と、
    上記導液管から水平方向に分岐され、上記タンク内の液面位置と同一の液面位置を有する鉛直状に配設される液面検出用の分岐導液管と、
    上記分岐導液管内の液体の液面を検出する位置センサと、
    上記導液管と分岐導液管の接続部に配設されて、上記液体中に発生する気泡の分岐導液管内への侵入を阻止する多孔板状の気泡防止部材と、を具備し、
    上記気泡防止部材の表面が上記導液管の内壁面と同一面上に位置している、
    ことを特徴とする液面検出装置を備えた液処理装置。
  5. 請求項記載の液面検出装置を備えた液処理装置において、
    上記気泡防止部材に設けられた各孔の孔径が0.5〜0.8mmである、ことを特徴とする液面検出装置を備えた液処理装置。
  6. 請求項4又は5記載の液面検出装置を備えた液処理装置において、
    上記導液管は、上記分岐導液管との接続部において下方に延在される連通路に連通し、その下端部に排液管が接続されている、ことを特徴とする液面検出装置を備えた液処理装置。
  7. 請求項4ないし6のいずれかに記載の液面検出装置を備えた液処理装置において、
    上記タンクは蓋体によって上端開口部が閉塞され、上記導液管及び分岐導液管の上端部は、上記タンク内に接続されている、ことを特徴とする液面検出装置を備えた液処理装置。
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