JP4982453B2 - 処理液供給機構および液処理装置ならびに処理液供給方法 - Google Patents

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本発明は、所定の処理液を被処理基板等に供給する処理液供給機構およびそのような処理液供給機構を備えた液処理装置ならびに処理液供給方法に関する。
半導体デバイスの製造プロセスやフラットパネルディスプレー(FPD)の製造プロセスにおいては、被処理基板である半導体ウエハやガラス基板に付着したパーティクルやコンタミネーション等を除去する洗浄処理が行われる。このような洗浄処理を行う装置としては、基板をスピンチャックに保持し、基板を回転させた状態でウエハの表面および/または裏面に洗浄液を供給して洗浄する枚葉式の洗浄装置が知られている(例えば特許文献1)。
このような洗浄装置においては、洗浄のための薬液やリンス液である純水のような処理液を処理液供給配管から処理液吐出ノズルを経て回転されている被処理基板に処理液が吐出され、洗浄処理がなされる。このような洗浄処理においては、処理液吐出ノズルから吐出される処理液の流量を精度良く監視することが重要であるため、処理液供給配管の途中に流量計を設け、流量計により流量を検出している。また、処理終了後、ノズル先端から残液がウエハに吐出されることを防止するために、処理液供給配管の上流部分に抜液配管が分岐して設けられており、開閉バルブの動作により処理液供給配管を処理液供給源側から抜液配管側に切り替え、アスピレータあるいは処理液の自重により処理液ノズルおよび処理液供給配管の残液を抜液配管に流すことで抜液し、抜液された処理液は排液ラインを経て回収または廃棄される。
従来は、このような抜液配管は処理液供給配管の上流側に存在する開閉バルブの近傍部分から分岐するようになっており、流量計を設ける場合には、通常この分岐部分よりも下流側に設けられることとなる。このため、処理液供給配管の残液を抜液配管に流した際には、流量計内部には処理液が存在しない状態となる。この状態で、次の処理の際に処理液が供給されると、処理液供給配管に設けられている流量計には混層流が流れることになり、安定した流量検出ができないおそれがある。また、処理液として用いられる薬液には過酸化水素水のような発泡性の物質を含むものがあり、このような発泡性の薬液を処理液供給配管から液を抜いた際には、処理液中の泡が流量計の検出部に付着し、この状態で次の処理のための処理液を供給しても泡が除去されず、正確な流量を検出することができないおそれがある。特に、この種の流量計として多用されているカルマン式渦流量計の場合には、流路に発生させた渦を圧電素子からなる検出部に衝突させ、その周期を把握して流量を検出する原理であるため、検出部に泡が付着すると正確な流量を検出することが極めて困難となる。
特開2006−278654号公報
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、流量計により安定して正確な流量検出が可能な処理液供給機構およびそれを用いた液処理装置ならびに処理液供給方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点では、所定の処理を施す処理液を吐出する処理液吐出ノズルと、前記処理液吐出ノズルに液体を供給する処理液供給配管と、前記処理液供給配管に設けられた流量計と、前記処理液吐出ノズルおよび前記処理液供給配管から液を抜く抜液機構と、前記処理液を供給する供給モードと前記処理液を抜液する抜液モードとを切り替える切替機構とを具備し、前記抜液機構は、前記流量計に液体が残存するように、前記流量計よりも下流側部分の処理液を抜くことを特徴とする処理液供給機構を提供する。
上記第1の観点において、前記抜液機構は、前記処理液供給配管における前記流量計の下流に位置する分岐部から分岐し、前記処理液吐出ノズルおよび前記処理液供給配管の前記分岐部より下流側部分の処理液を抜液する抜液配管を有する構成とすることができる。この場合に、前記処理液供給配管の前記流量計の下流側でかつ前記分岐部の上流側に設けられたオリフィスをさらに具備することが好ましい。また、前記切替機構は、前記処理液供給配管における前記流量計の上流側に設けられた第1の開閉バルブと、前記抜液配管に設けられた第2の開閉バルブとを有する構成とすることができる。
また、上記第1の観点において、前記抜液機構は、前記処理液供給配管の前記流量計よりも上流側の部分から抜液する抜液配管と、前記処理液が前記流量計よりも下流側にあるときに抜液を停止するように制御する制御機構とを有する構成とすることができる。この場合に、前記制御機構は、予め把握された所定時間経過後に抜液を停止するように制御することができる。また、前記切替機構は、前記処理液供給配管における前記流量計の上流側に設けられた第1の開閉バルブと、前記抜液配管を開閉する第2の開閉バルブとを有する構成とすることができる。
上記第1の観点に係る発明は、前記流量計がカルマン式渦流量計の場合に特に有効である。
本発明の第2の観点では、被処理基板を回転可能に保持する保持機構と、前記保持機構に保持された被処理基板に処理液を供給する上記第1の観点のいずれかの構成を有する処理液供給機構とを具備することを特徴とする液処理装置を提供する。
上記第2の観点において、前記処理液供給機構は、被処理基板の表面に処理液を供給する表面供給部、および被処理体の裏面に処理液を供給する裏面供給部のいずれか一方、または両方を有する構成とすることができる。また、前記処理液供給機構は、被処理基板を洗浄するための薬液、および薬液をリンスするためのリンス液を供給する構成とすることができる。
本発明の第3の観点では、所定の処理を施す処理液を吐出する処理液吐出ノズルと、前記処理液吐出ノズルに液体を供給する処理液供給配管と、前記処理液供給配管に設けられた流量計と、前記処理液吐出ノズルおよび前記処理液供給配管から液を抜く抜液機構と、前記処理液を供給する供給モードと前記処理液を抜液する抜液モードとを切り替える切替機構とを具備する処理液供給機構を用いた処理液供給方法であって、前記切替機構により前記供給モードとして前記処理液吐出ノズルから前記処理液を吐出させる工程と、前記処理液の吐出が終了した後、前記切替機構により前記抜液モードとして、前記抜液機構により、前記流量計に液体が残存するように、前記流量計よりも下流側部分の処理液を抜く工程とを有することを特徴とする処理液供給方法を提供する。
本発明によれば、処理液吐出ノズルおよび前記処理液供給配管から処理液を抜く抜液機構を、前記流量計に液体が残存するように、前記流量計よりも下流側部分の処理液を抜く構成としたので、処理が終了して抜液する際に、流量計内に処理液が存在しない状態をなくすことができる。したがって、流量計により安定して正確な流量検出が可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について具体的に説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態に係る処理液供給機構を備えた洗浄装置を示す概略構成図である。
この洗浄装置1はチャンバ(図示せず)を有し、その中には、スピンチャック2が設けられている。スピンチャック2は、回転プレート11と、回転プレート11の中央部に接続され回転プレート11の下方に延びる回転筒体12とを有し、ウエハWを支持する支持ピン14aとウエハWを保持する保持ピン14bが回転プレート11の周縁部に取り付けられている。搬送アーム(図示せず)とスピンチャック2との間のウエハWの受け渡しは、この支持ピン14aを利用して行われる。支持ピン14aは、ウエハWを確実に支持する観点から、少なくとも3箇所に設けることが好ましい。そして、図示しない回転機構、例えばベルト機構により回転筒体12および回転プレート11を回転させて、保持ピン14bに保持されたウエハWを回転させることができるようになっている。
スピンチャック2にウエハWが保持された際に、ウエハWの裏面側に対向するようにかつ図示しない昇降機構により上下動可能に液膜形成用のアンダープレート3が配置されている。アンダープレート3は回転プレート11の中央部および回転筒体12内を貫挿して設けられた裏面洗浄用ノズル4に接続されている。裏面洗浄用ノズル4の中心およびアンダープレート3の中心を貫通するように、処理液として、洗浄液である薬液やリンス液である純水をウエハWの裏面に向けて吐出するノズル孔4aが形成されている。
スピンチャック2の上方には、スピンチャック2に保持されたウエハWの表面に処理液として、洗浄液である薬液やリンス液である純水を吐出する表面洗浄用ノズル5が設けられている。表面洗浄用ノズル5は、ノズルヘッド15と、ノズルヘッド15の下にそれぞれ設けられた薬液ノズル部16および純水ノズル部17とを有している。表面洗浄用ノズル5はノズルアーム18の先端に取り付けられている。ノズルアーム18およびノズルヘッド15の内部には、薬液流路19aおよび純水流路19bが形成されており、薬液ノズル部16には薬液流路19aに接続されたノズル孔16aが形成され、純水ノズル部17には純水流路19bに接続されたノズル孔17aが形成されている。表面洗浄用ノズル5は、図示しない駆動機構によりノズルアーム18を駆動することにより、ウエハW表面直上の吐出位置とウエハWの外方の待機位置との間で移動可能となっている。
スピンチャック2を囲繞するように、ウエハWに吐出された薬液や純水の周囲への飛散を防止するための円環状のカップ6が設けられている。カップ6は、上部にテーパー部6aを有し、底部には排液部20が設けられている。
上記ノズルアーム18には、薬液流路19aに対応するように薬液配管21が接続されており、また純水流路19bに対応するように純水配管22が接続されている。
薬液配管21の他端側には薬液供給源31が接続され、薬液配管21には上流側(薬液供給源31側)から流量調節バルブ32、開閉バルブ33、流量計34、オリフィス35が設けられている。そして、開閉バルブ33を開成することにより、薬液供給源31から薬液配管21、薬液流路19a、ノズル孔16aを通って所定の薬液、例えば希フッ酸(DHF)やアンモニア過水(SC1)をウエハW表面に吐出する。
また、オリフィス35の下流側の分岐部36からは、抜液配管37が分岐している。抜液配管37には開閉バルブ38が設けられており、開閉バルブ38を開成することによって、液の自重によりまたはアスピレータ等の吸引機構により、ノズル孔16a、薬液流路19a、薬液配管21の分岐部36より下流側部分の残液を抜液するようになっている。抜液された薬液は回収ライン(図示せず)を経て回収される。
なお、薬液をウエハW表面に供給する際には、開閉バルブ33が開成される一方、開閉バルブ38は閉成され、薬液を抜液する際には、開閉バルブ33が閉成される一方、開閉バルブ38は開成される。すなわち、開閉バルブ33および開閉バルブ38がウエハ表面側における薬液を供給する供給モードと薬液を抜液する抜液モードとを切り替える切替機構として機能する。
純水配管22の他端側にはリンス液としての純水(DIW)を供給する純水供給源41が接続され、純水配管22には上流側(純水供給源41側)から流量調節バルブ42、開閉バルブ43、流量計44、オリフィス45が設けられている。そして、開閉バルブ43を開成することにより、純水供給源41から純水配管22、純水流路19bノズル孔17aを通って純水をウエハW表面に吐出する。
また、オリフィス45の下流側の分岐部46からは、抜液配管47が分岐している。抜液配管47には開閉バルブ48が設けられており、開閉バルブ48を開成することによって、液の自重によりまたはアスピレータ等の吸引機構により、ノズル孔17a、純水流路19b、純水配管22の分岐部46より下流側部分の残液を抜液するようになっている。抜液された薬液は排液ライン(図示せず)を経て廃棄される。
なお、純水をウエハW表面に供給する際には、開閉バルブ43が開成される一方、開閉バルブ48は閉成され、純水を抜液する際には、開閉バルブ43が閉成される一方、開閉バルブ48は開成される。すなわち、開閉バルブ43および開閉バルブ48が純水を供給する供給モードと純水を抜液する抜液モードとを切り替える切替機構として機能する。
裏面洗浄用ノズル4の下端には、ノズル孔4aに対応するように処理液供給配管51が接続されている。処理液供給配管51には薬液供給配管52および純水供給配管53が接続されている。薬液供給配管52の処理液供給配管51への接続部分と反対側の端部には薬液供給源54が接続されている。純水供給配管53の処理液供給配管51への接続部分と反対側の端部には純水供給源57が接続されている。薬液供給配管52には上流側(薬液供給源54側)から流量調節バルブ55、開閉バルブ56が設けられており、純水供給配管53には上流側(純水供給源57側)から流量調節バルブ58、開閉バルブ59が設けられている。また、処理液供給配管51には、上流側から流量計60、オリフィス61が設けられている。そして、開閉バルブ56を開成することにより、薬液供給源54から薬液供給配管52、処理液供給配管51、ノズル孔4aを通って所定の薬液、例えば希フッ酸(DHF)やアンモニア過水(SC1)をウエハW裏面に吐出する。また、開閉バルブ59を開成することにより、純水供給源57から純水供給配管53、処理液供給配管51、ノズル孔4aを通って純水をウエハW裏面に吐出する。
また、オリフィス61の下流側の分岐部62からは、抜液配管63が分岐している。抜液配管63には薬液用抜液配管64および純水用抜液配管65が接続されており、これらにはそれぞれ開閉バルブ66および67が設けられている。そして、薬液処理の後には、開閉バルブ66を開成することによって、液の自重によりまたはアスピレータ等の吸引機構により、ノズル孔4a、処理液配管51の分岐部62より下流側部分の薬液の残液を、抜液配管63および薬液用抜液配管64を通って抜液するようになっている。抜液された薬液は、排液ライン(図示せず)を経て回収される。また、純水によるリンス処理の後には、開閉バルブ67を開成することによって、液の自重によりまたはアスピレータ等の吸引機構により、ノズル孔4a、処理液供給配管51の分岐部62より下流側部分の純水の残液を、抜液配管63および純水用配管65を通って抜液するようになっている。抜液された純水は排液ライン(図示せず)を経て廃棄される。
なお、薬液をウエハW裏面に供給する際には、開閉バルブ56が開成される一方、開閉バルブ59,66,67は閉成され、薬液を抜液する際には、開閉バルブ56が閉成される一方、開閉バルブ66が開成される。また、純水をウエハ裏面に供給する際には、開閉バルブ59が開成される一方、開閉バルブ56,66,67は閉成され、純水を抜液する際には、開閉バルブ59が閉成される一方、開閉バルブ67が開成される。すなわち、開閉バルブ56および開閉バルブ66がウエハ裏面側における薬液を供給する供給モードと薬液を抜液する抜液モードとを切り替える切替機構として機能し、開閉バルブ59および開閉バルブ67がウエハ裏面側における純水の供給と抜液とを切り替える切替機構として機能する。
上記流量計34,44,60は、薬液処理または純水によるリンス処理の際に、それぞれ薬液配管21、純水配管22、処理液配管51の流量を計測しており、吐出される薬液および純水の流量が精度良く監視され、その検出された流量値に基づいてそれぞれ流量調節バルブ32,42,55.58により薬液または純水の流量が調節される。
これら流量計34,44,60としては、図2に示すような構造のカルマン式渦流量計が用いられる。このカルマン式渦流量計は、液体の流路81に支柱82を立てその支柱82によってその下流側に液体の渦83が生成されるようにし、その渦を圧電素子からなる検出部84に衝突させ、渦83の発生する周期を計測部85で算出することにより流量を求めるようになっている。
オリフィス35,45,61は流量計34,44,60がカルマン式渦流量計である場合に渦83が発生する流路81の液圧を高めて渦を発生しやすくするためのものである。粘度が高く渦が発生しにくい薬液を用いた場合に特に有効である。
洗浄装置1は制御部70を備えている。この制御部70は、図3のブロック図に示すように、コントローラ71と、ユーザーインターフェース72と、記憶部73とを有している。コントローラ71は、洗浄装置1の各構成部、例えば開閉バルブ33,43,38,48,56,59,66,67、流量調節バルブ32,42,55,58、モーターやシリンダのような駆動系等を制御する。また、流量調節バルブ32,42,55,58の制御情報として、流量計34,44,60の情報を取り入れる。ユーザーインターフェース72はコントローラ71に接続され、オペレータが洗浄装置1を管理するためにコマンド等の入力操作を行うキーボードや、洗浄装置1の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等からなる。記憶部73もコントローラ71に接続され、その中に洗浄装置1の各構成部の制御対象を制御するための制御プログラムや、洗浄装置1に所定の処理を行わせるためのプログラムすなわち処理レシピが格納されている。処理レシピは記憶部73の中の記憶媒体に記憶されている。記憶媒体は、ハードディスクのような固定的なものであってもよいし、CDROM、DVD、フラッシュメモリ等の可搬性のものであってもよい。また、他の装置から、例えば専用回線を介してレシピを適宜伝送させるようにしてもよい。そして、コントローラ71は、必要に応じて、ユーザーインターフェース72からの指示等にて任意の処理レシピを記憶部73から呼び出して実行させることで、コントローラ71の制御下で、所定の処理が行われる。
次に、このような洗浄装置1によりウエハWの洗浄処理を行う処理動作について説明する。
まず、図示しない搬送アームにより、スピンチャック2に設けられた支持ピン14aにウエハWを受け渡し、保持ピン14bでウエハWを保持する。次いで、アンダープレート3をウエハW裏面に液膜形成が可能な位置まで上昇させる。
この状態で最初に、ウエハWの表裏面に対して薬液処理を行う。
薬液処理においては、ノズルアーム18を駆動することにより、表面洗浄用ノズル5の薬液ノズル部16をウエハWの中心直上位置に位置させ、スピンチャック2によりウエハWを所定の回転数で回転しつつ、開閉バルブ33および56を開成する。このとき、開閉バルブ38,43,48,59,66,67は閉成された状態となっている。これにより、薬液供給源31から薬液供給配管21、薬液流路19a、ノズル孔16aを通って、ウエハW表面に所定の薬液、例えば希フッ酸(DHF)やアンモニア過水(SC1)が吐出されるとともに、薬液供給源54から薬液供給配管52、処理液供給配管51、ノズル孔4aを通ってウエハW裏面に所定の薬液が吐出されウエハWの表裏面が薬液洗浄される。このとき、薬液供給配管21に設けられた流量計34および処理液供給配管51に設けられた流量計61により流量が監視され、流量調節バルブ55,32により薬液の流量が調節される。
このような薬液処理が終了後、開閉バルブ33および56を閉成し、薬液の供給を停止する。このときノズル孔16a、薬液流路19a、薬液供給配管21、ノズル孔4a、処理液供給配管51、薬液供給配管52内には薬液が残存している。このため、ノズル孔16aおよび4aの先端からウエハWに処理液が吐出されるおそれがあり、このような不所望な薬液の吐出は洗浄不良につながってしまう。
そこで、このようなことを防止するため抜液を行う。本実施形態においては、表面洗浄部側の抜液は、開閉バルブ38を開成し、分岐部36より下流側の残液、すなわちノズル孔16a、薬液流路19a、薬液配管21の分岐部36より下流側部分の残液を、液の自重によりまたはアスピレータ等の吸引機構により、抜液配管37に流すことにより行われ、裏面洗浄部側の抜液は、開閉バルブ66を開成し、分岐部62より下流側の残液、すなわちノズル孔4a、処理液配管51の分岐部62より下流側部分の残液を、同じく液の自重によりまたはアスピレータ等の吸引機構により、抜液配管63および薬液用抜液配管64に流すことにより行われる。抜液された薬液は、排液ライン(図示せず)を経て回収される。
従来は、表面の薬液洗浄部を例にとって説明すると、図4の模式図に示すように、薬液供給配管21の開閉バルブ33の位置の近傍に抜液配管37′の分岐部36′を設けていたため、図4(a)に示す薬液が吐出されている状態から、薬液供給配管21の開閉バルブ33を閉成し、抜液配管37′に設けられた開閉バルブ38′を開成して抜液すると、薬液供給配管の流量計34の上流側まで薬液が排出されるため、図4(b)に示すように、流量計34の内部に薬液が存在しない状態となる。
この状態から再度薬液を吐出する際には、開閉バルブ38′を閉成し、開閉バルブ33を開成して空の薬液供給配管21に薬液を供給するが、この際に、図5に示すように空の状態の流量計34に混層流の薬液が浸入することなり、乱れた状態の薬液の流れが検出部84に到達するので、図6に示すように、検出する流量がオーバーシュートしたような状態となって安定せず正確な流量を把握することが困難である。また、薬液としてアンモニア過水(SC1)のように過酸化水素を含むものを用いた場合には発泡性であるため、薬液供給配管21内の薬液を抜液した際に、従来のように流量計まで抜液した場合には、図7に示すように、薬液中の泡87が検出部84に付着した状態となり、その後に薬液が供給された際にも泡87が除去されずに流量を正確に検出することが困難となってしまう。
本実施形態では、抜液配管37が分岐する分岐部36は、オリフィス35の下流側であり、流量計34の下流側であるため、図8に示すように、抜液配管37により抜液を行っても、薬液供給配管21内には薬液が残存しており、したがって流量計34内に薬液が残存したままである。抜液配管63も同様に流量計60の下流側であるため、抜液を行っても処理液供給配管51内に薬液が残存しており、流量計60内にも薬液が残存している。したがって、次の薬液処理の際にも、流量計34および60は正常に動作する。
なお、オリフィス35および61は流量計34および60内の液圧を高めて渦を発生しやすくするために設けられるが、オリフィス35、61が分岐部36,62の下流側に存在する場合には次の薬液処理の際に混層流や泡の影響で十分に機能しないおそれがあるため、分岐部36および62をオリフィス35,61の下流側に設けている。純水供給配管22も同様である。なお、このようなオリフィスは流量計としてカルマン式渦流量計以外の流量計を用いた場合にも有効である。
このようにして薬液洗浄を行った後、純水によるリンスを行う。
リンス処理においては、ノズルアーム18を駆動することにより、表面洗浄用ノズル5の純水ノズル部17をウエハWの中心直上位置に位置させ、スピンチャック2によりウエハWを所定の回転数で回転しつつ、開閉バルブ43および59を開成する。このとき、開閉バルブ33,38,48,56,66,67は閉成された状態とされる。これにより、純水供給源41から純水供給配管22、純水流路19b、ノズル孔17aを通って、ウエハW表面にリンス液としての純水が吐出されるとともに、純水供給源57から純水供給配管53、処理液供給配管51、ノズル孔4aを通ってウエハW裏面にリンス液としての純水が吐出されウエハWの表裏面がリンス処理される。
リンス処理が終了後、開閉バルブ43および59を閉成し、純水の供給を停止するととともに、開閉バルブ48および67を開成し、分岐部36より下流側の残液、すなわちノズル孔16a、薬液流路19a、薬液供給配管21の分岐部36より下流側部分の残液を、液の自重によりまたはアスピレータ等の吸引機構により、抜液配管47に抜液するとともに、分岐部62より下流側の残液、すなわちノズル孔4aおよび処理液供給配管51の分岐部62より下流側部分の残液を、同じく液の自重によりまたはアスピレータ等の吸引機構により、抜液配管63および純水用抜液配管65に抜液する。
この場合にも、分岐部46および62がオリフィス45および61の下流側、すなわち流量計44および60の下流側であるため、抜液を行っても流量計44および60内に純水が残存しているから、従来のような不都合は生じず、流量計44および60は正常に動作する。
このような抜液処理の後、または抜液処理と同時に、ウエハWを高速回転させてウエハWに残存するリンス液を振り切り、ウエハWを乾燥させる。これにより、1枚のウエハWの洗浄処理が終了する。
以上のように、本実施形態によれば、抜液配管37,47,63の薬液供給配管21、純水供給配管22、処理液供給配管51からの分岐部36,46,62を流量計34,44,60の下流に位置するようにしたので、薬液処理やリンス処理の後、配管の残液を抜液する際に、流量計34,44,60は空にならずに薬液や純水が満たされたままの状態とすることができ、流量計により安定して正確な流量を検出することができる。
<第2の実施形態>
図9は本発明の第2の実施形態に係る処理液供給機構を備えた洗浄装置を示す概略構成図である。図9において、図1と同じものには同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態においては、抜液配管の接続位置が第1の実施形態とは異なる。すなわち、本実施形態の洗浄装置1′は、表面洗浄部では、従来の装置と同様、薬液供給配管21の開閉バルブ33の近傍、すなわち流量計34の上流側に分岐部136を設け、この分岐部136から抜液配管137を分岐させ、開閉バルブ33に隣接するように抜液配管137の開閉バルブ138を設けている。また、純水配管22の開閉バルブ43の近傍、すなわち流量計44の上流側に分岐部146を設け、この分岐部146から抜液配管147を分岐させ、開閉バルブ43に隣接するように抜液配管147の開閉バルブ148を設けている。また、裏面洗浄部においても、従来の装置と同様、処理液供給配管51の開閉バルブ56の近傍、すなわち流量計60の上流側に分岐部162を設け、この分岐部162から抜液配管163を分岐させている。抜液配管163には薬液用抜液配管164および純水用抜液配管165が接続されており、これらにはそれぞれ開閉バルブ166および167が設けられている。また、抜液配管163の分岐部162の近傍には開閉バルブ168が設けられている。
なお、薬液をウエハW表面に供給する際には、開閉バルブ33が開成される一方、開閉バルブ138は閉成され、抜液する際には、開閉バルブ33が閉成される一方、開閉バルブ138は開成される。すなわち、開閉バルブ33および開閉バルブ138がウエハ表面における薬液の供給と抜液とを切り替える切替機構として機能する。また、純水をウエハW表面に供給する際には、開閉バルブ43が開成される一方、開閉バルブ148は閉成され、抜液する際には、開閉バルブ43が閉成される一方、開閉バルブ148は開成される。すなわち、開閉バルブ43および開閉バルブ148がウエハ表面における純水の供給と抜液とを切り替える切替機構として機能する。さらにまた、薬液をウエハW裏面に供給する際には、開閉バルブ56が開成される一方、開閉バルブ59,166,167,168は閉成され、薬液を抜液する際には、開閉バルブ56が閉成される一方、開閉バルブ166,168が開成される。また、純水をウエハ裏面に供給する際には、開閉バルブ59が開成される一方、開閉バルブ56,166,167,168は閉成され、純水を抜液する際には、開閉バルブ59が閉成される一方、開閉バルブ167,168が開成される。すなわち、開閉バルブ156および開閉バルブ166,168がウエハ裏面側における薬液の供給と抜液とを切り替える切替機構として機能し、開閉バルブ59および開閉バルブ167,168がウエハ裏面側における純水の供給と抜液とを切り替える切替機構として機能する。
本実施形態においては、抜液配管137,147,163の接続形態が従来装置と同じであり、そのまま抜液した場合には流量計34,44,60の上流側まで抜液されてしまうが、本実施形態では、制御部70により、配管21,22,51の流量計34,44,60の下流側部分、好ましくはオリフィス35,45,61の下流側部分が抜液され、流量計34,44,60には液が残存した状態で抜液を停止する。具体的には、配管21,22,51の流量計34,44,60よりも上流側の所定位置まで液が抜けるまでの時間を予め把握して制御部70に記憶させておき、その時間が経過した時点で、制御部70により開閉バルブ138,148,168を閉成するように制御する。これにより、抜液した際に流量計34,44,60に液が存在しない状態になることを防止することができる。なお、流量計34,44,60の下流側に位置センサを設け、抜液の際に位置センサが液面を検出した時点で制御部70により開閉バルブ138,148,168を閉成するように制御するようにしてもよい。
表面の薬液洗浄部を例にとって図10を参照して詳細に説明すると、図10(a)に示す薬液が吐出されている状態から薬液供給配管21の開閉バルブ33を閉成し、抜液配管137に設けられた開閉バルブ138を開成して抜液を開始し、図10(b)に示すように、流量計34の下流側(好ましくはオリフィス35の下流側)部分まで抜液された際、例えば開閉バルブ138を開成してから所定時間経過した際に、制御部70からの指令により開閉バルブ138を閉成する。
このように本実施形態においても、流量計に薬液や純水が満たされたままの状態とすることができ、流量計により安定して正確な流量を検出することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、流量計としてカルマン式渦流量計を用いた場合について説明したが、差圧式等、他の流量計の場合にも同様の問題が生じるから、カルマン式渦流量計に限るものではない。ただし、カルマン式流量計を用いる場合に上記問題が顕著であることから特に好ましい。
また、上記実施形態ではウエハの表裏面洗浄装置に本発明を適用したが、表面洗浄装置、裏面洗浄装置でも同様に適用することができる。また、洗浄装置に限らず、他の液処理装置にも適用することができる。
さらに、上記実施形態では、被処理基板として半導体ウエハを適用した場合について示したが、これに限るものではなく、例えば液晶表示装置用ガラス基板に代表されるフラットパネル表示装置用基板等、他の基板にも適用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る処理液供給機構を備えた洗浄装置を示す概略構成図。 図1の洗浄装置に用いられるカルマン式渦流量計の概略構造を説明するための模式図。 図1の洗浄装置に設けられた制御部の構成を示すブロック図。 従来の抜液配管を設けた場合の薬液を供給した状態と抜液した状態を示す図。 従来の抜液配管を用いて抜液した後、再度薬液を供給した際の流量計の状態を示す図。 図5の状態において検出された流量を模式的に示す図。 発泡性の薬液を用いた場合に、従来の抜液配管を用いて抜液した後の流量計の検出部の状態を示す図。 図1の洗浄装置において抜液を行った後の状態を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る処理液供給機構を備えた洗浄装置を示す概略構成図。 図9の洗浄装置において薬液を供給した状態と抜液した状態を示す図。
符号の説明
1,1′;洗浄装置(液処理装置)
2;スピンチャック
3;アンダープレート
4;裏面洗浄用ノズル
4a,16a,17a;ノズル孔
5;表面洗浄用ノズル
6;カップ
16;薬液供給用ノズル部
17;純水供給用ノズル部
18;ノズルアーム
19a;薬液流路
19b;純水流路
21;薬液配管
22;純水配管
31,54;薬液供給源
32,42,55,58;流量調節バルブ
33,38,43,48,56,59,66,67,138,148,166,167,168;開閉バルブ
34,44,60;流量計
35,45,61;オリフィス
36,46,62,136,146,162;分岐部
37,47,63,137,147,163;抜液配管
64;薬液用抜液配管
65;純水用抜液配管
70;制御部
W;半導体ウエハ(基板)

Claims (12)

  1. 所定の処理を施す処理液を吐出する処理液吐出ノズルと、
    前記処理液吐出ノズルに液体を供給する処理液供給配管と、
    前記処理液供給配管に設けられた流量計と、
    前記処理液吐出ノズルおよび前記処理液供給配管から液を抜く抜液機構と、
    前記処理液を供給する供給モードと前記処理液を抜液する抜液モードとを切り替える切替機構と
    を具備し、
    前記抜液機構は、前記流量計に液体が残存するように、前記流量計よりも下流側部分の処理液を抜くことを特徴とする処理液供給機構。
  2. 前記抜液機構は、前記処理液供給配管における前記流量計の下流に位置する分岐部から分岐し、前記処理液吐出ノズルおよび前記処理液供給配管の前記分岐部より下流側部分の処理液を抜液する抜液配管を有することを特徴とする請求項1に記載の処理液供給機構。
  3. 前記処理液供給配管の前記流量計の下流側でかつ前記分岐部の上流側に設けられたオリフィスをさらに具備することを特徴とする請求項2に記載の処理液供給機構。
  4. 前記切替機構は、前記処理液供給配管における前記流量計の上流側に設けられた第1の開閉バルブと、前記抜液配管に設けられた第2の開閉バルブとを有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の処理液供給機構。
  5. 前記抜液機構は、前記処理液供給配管の前記流量計よりも上流側の部分から抜液する抜液配管と、前記処理液が前記流量計よりも下流側にあるときに抜液を停止するように制御する制御機構とを有することを特徴とする請求項1に記載の処理液供給機構。
  6. 前記制御機構は、予め把握された所定時間経過後に抜液を停止することを特徴とする請求項5に記載の処理液供給機構。
  7. 前記切替機構は、前記処理液供給配管における前記流量計の上流側に設けられた第1の開閉バルブと、前記抜液配管を開閉する第2の開閉バルブとを有することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の処理液供給機構。
  8. 前記流量計は、カルマン式渦流量計であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の処理液供給機構。
  9. 被処理基板を回転可能に保持する保持機構と、
    前記保持機構に保持された被処理基板に処理液を供給する請求項1から請求項8のいずれかの構成を有する処理液供給機構と
    を具備することを特徴とする液処理装置。
  10. 前記処理液供給機構は、被処理基板の表面に処理液を供給する表面供給部、および被処理体の裏面に処理液を供給する裏面供給部のいずれか一方、または両方を有することを特徴とする請求項9に記載の液処理装置。
  11. 前記処理液供給機構は、被処理基板を洗浄するための薬液、および薬液をリンスするためのリンス液を供給することを特徴とする請求項9または請求項10に記載の液処理装置。
  12. 所定の処理を施す処理液を吐出する処理液吐出ノズルと、
    前記処理液吐出ノズルに液体を供給する処理液供給配管と、
    前記処理液供給配管に設けられた流量計と、
    前記処理液吐出ノズルおよび前記処理液供給配管から液を抜く抜液機構と、
    前記処理液を供給する供給モードと前記処理液を抜液する抜液モードとを切り替える切替機構と
    を具備する処理液供給機構を用いた処理液供給方法であって、
    前記切替機構により前記供給モードとして前記処理液吐出ノズルから前記処理液を吐出させる工程と、
    前記処理液の吐出が終了した後、前記切替機構により前記抜液モードとして、前記抜液機構により、前記流量計に液体が残存するように、前記流量計よりも下流側部分の処理液を抜く工程と
    を有することを特徴とする処理液供給方法。
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