JP4860180B2 - タイマ装置及びプログラム - Google Patents

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この発明は、タイマ設定時間をカウントダウンしてタイムアップ報知を行うタイマ装置及びプログラムに関する。
従来、タイマ設定時間をカウントダウンしてその残り時間を数値表示する際に、この数値が2桁から1桁になったときには、この1桁の数値を拡大表示することによって残り時間が僅かになったことを強調表示するようにした表示装置が知られている(特許文献1参照)。
特開昭53−95077号公報
この特許文献の技術にあっては、例えば、自動車レースでドライバーは、スタートまでの残り時間を注視あるいは凝視しているため、数値の拡大表示によって残り時間が僅かになったことを直感的に知ることができるが、台所でキッチンタイマを作動させながら料理を作っているような場合、タイマの残り時間を注視していなければ、例え、表示サイズが変化したとしても、それに気づかないことが多く、タイムアップまでにすべき準備をタイムアップ後に行わなければならなかった。
この発明の課題は、タイマ設定時間をカウントダウンしてその残り時間を表示するタイマ装置において、残り時間が少なくなった際にユーザの注意を効果的に喚起できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、少なくとも一のバックライト付き表示パネルを備え、タイマ設
定時間をカウントダウンしてその残り時間を連続的に変化させて前記一のバックライト付
き表示パネルに表示するタイマ装置であって、タイマの残り時間が所定時間に達したか否
かを判別する判別手段と、この判別手段によってタイマの残り時間が所定時間に達したこ
とが判別された際に、前記一のバックライト付き表示パネルのバックライト状態を変更制
御するバックライト制御手段と、を備え、前記バックライト制御手段は、バックライト状態を変更した後にタイマ計時動作の一時停止が指示された際、その停止中はバックライトを消灯状態に一時変更し、一時停止が解除された際には、バックライトを元の状態に復帰させる、ことを特徴とする。
更に、コンピュータに、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるた
めのプログラムを提供する(請求項記載の発明)。
請求項1記載の発明によれば、タイマの残り時間が所定時間に達したか否かを判別し、残り時間が所定時間に達した際に、表示パネルのバックライト状態を変更制御するようにしたから、例え、騒音環境下であっても、タイマの残り時間が少なくなった際にユーザの注意を効果的に喚起することができ、余裕をもってタイムアップまでにすべき準備を行うことができるなど、作業の円滑化に役立ち、実用効果の高いものとなる。
また、バックライト状態を変更した後にタイマ計時動作の一時停止が指示された際、その停止中はバックライトを消灯状態に一時変更し、一時停止が解除された際には、バックライトを元の状態に復帰させるようにしたから、タイマの一時停止操作に連動してバックライト状態を変更制御することができる。
以下、図1〜図5を参照して本発明の実施例を説明する。
この実施例は、タイマ装置として携帯電話装置に適用した場合を示し、図1は、タイマ機能付き携帯電話装置を折り畳んだ状態の外観斜視図である。
この携帯電話装置には、予め任意に設定されたタイマ設定時間(設定タイマ値)を1秒毎にカウントダウンしてその残り時間を逐次表示するタイマ機能が備えられており、この携帯電話装置をタイマ装置として使用する際には、図1に示すように、装置本体を折り畳むと共に、サブ表示部を構成するバックライト付きの表示パネル1を上向きにした状態で使用するようにしている。
サブ表示部を構成する表示パネル1は、装置本体を閉じた状態(折り畳んだ状態)において、着信メッセージ、タイマ値などをカラー表示する透過型液晶表示パネルであり、この背部あるいは一側部から当該表示面を照明するバックライト(図1では省略)が近接配置されている。このバックライトは、EL(Electronic Luminescence)などによって構成され、白色光あるいは赤色光を選択的に発光可能なもので、装置本体の一側部に設けられたバックライトボタン2がワンタッチ押下された際には、所定時間(例えば、30秒間)点灯駆動されるようになっている。
図2は、携帯電話装置をタイマ装置として使用している場合に、タイマ値のカウントダウンに応じてバックライト付き表示パネル1に表示されるタイマ値の表示状態が変遷する様子を説明するための図である。
図2(1)は、タイマ設定時間(設定タイマ値)として、例えば、「01分00秒」が表示されている初期状態を示し、この状態でタイマ計時動作を開始させると、図2(2)〜(3)に示すようにタイマ値が1秒毎にカウントダウンされてその残り時間が逐次表示される。その際、タイマ残り時間は、分秒単位での4桁表示となり、図2(2)は、残り時間が「00分32秒」であることを示し、図2(3)は、残り時間が「00分11秒」であることを示している。この場合、残り時間は、青色で数値表示される。
図2(4)は、タイムアップ10秒前の表示状態を示したもので、タイマ残り時間が10秒に達すると(タイムアップ10秒前になると)、分秒単位表示から秒単位表示に切り換わり、残り時間「10秒」が赤色で数値表示される。すなわち、タイムアップ10秒前になると、残り時間の数値表示は青色表示から赤色表示に切り換えられる。また、タイムアップ10秒前になると、バックライトが白色点灯あるいは点滅駆動される。つまり、タイムアップ10秒前に達した時点でバックライトが点灯中であれば、バックライトを点滅駆動させ、バックライトが消灯中であれば、バックライトを点灯駆動させる。図2(5)は、タイムアップ9秒前の表示状態を示したもので、10秒前と同様に秒単位表示となり、残り時間「9秒」が赤色表示されると共に、バックライトが白色点灯/点滅駆動される。
図2(6)は、タイムアップ3秒前の表示状態を示したもので、タイマ残り時間が3秒に達した際、残り時間「03秒」が拡大サイズで黒色表示されると共に、バックライトが赤色点灯される。すなわち、タイムアップ3秒前になると、残り時間の数値表示は赤色表示から黒色表示に切り換えられると共に、バックライトは白色点灯/点滅から赤色点灯に切り換えられる。また、図2(7)は、タイムアップ2秒前、図2(8)は、タイムアップ1秒前の表示状態図で、残り時間が拡大サイズで黒色表示されると共に、バックライトが赤色点灯される。図2(9)は、タイムアップ時の表示状態を示したもので、タイムアップ情報“00”が表示されると共に、バックライトが赤色点滅される。図2(10)は、タイムアップ後3秒が経過したときの表示状態を示したもので、タイムアップ情報“00”がアニメーション表示(回転表示)されると共に、バックライトが赤色点滅される。なお、タイムアップ時からタイムアップ情報を回転表示させるようにしてもよい。
図3は、携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
CPU11は、記憶部12内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部12は、不揮発性メモリ(内部メモリ)であり、例えば、フラッシュメモリなどによって構成され、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図4及び図5に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。
記録メディア13は、着脱自在な可搬型メモリで、撮影画像データ、スケジュール情報などが書き込まれたり、各種のデータ、プログラムを外部供給するもので、例えば、スマートメディア、ICカードなどによって構成されている。メモリ14は、ワーク領域を有する内部メモリで、例えば、DRAM(Direct Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)などによって構成されている。ここで、メモリ14には、減算タイマを構成するタイマ領域TMが設けられており、このタイマ領域TMに任意のタイマ設定時間がセットされている状態において、CPU11は、タイマ設定時間を1秒毎にカウントダウンしてその残り時間を測定する。
CPU11には、その入出力周辺デバイスであるサブ表示部15、メイン表示部16、キー操作部17、通信部18、スピーカ19、マイク20、報知部21、カメラ撮像部22などが接続されている。サブ表示部15は、バックライト3付きの表示パネル1を構成するもので、バックライト3の駆動系を備え、バックライト3の点灯/点滅/消灯を制御すると共に、白色光/赤色光の切り換えを制御する。メイン表示部16は、折り畳み式の装置本体を開いた状態において、文字情報、画像情報などを高精細に表示可能な主画面である。キー操作部17は、バックライトボタン2など、押しボタン式の各種のキーを備え、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行う。
通信部18は、アンテナ23からの受信電波を増幅して受信ベースバンド信号に復調すると共に、この受信ベースバンド信号をデジタル変換するもので、CPU11は、通信部18からの受信結果に基づいて電話呼び出し、電子メール受信、インターネット接続に応じた処理を実行する。スピーカ19、マイク20は、音声用のスピーカ、音声マイクである。報知部21は、着信音、タイマ用アラーム音を発生する報知用のスピーカ、着信報知時に点滅駆動されるLED(発光ダイオード)、バイブレーション報知用の振動モータなどを有している。カメラ撮像部22は、静止画撮影、動画撮影が可能なデジタルカメラ部である。
次ぎに、この実施例における携帯電話装置の動作概念を図4及び図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図4及び図5は、機能メニュー画面の中から「タイマ機能」の項目が選択指定された際に実行開始される動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU11は、所望するタイマ値が入力されると、このタイマ値をメモリ14のタイマ領域TMに設定する (ステップS1)。この状態において、タイマ開始が指示されると(ステップS2)、この設定タイマ値(タイマ設定時間)は、所定時間以上(11秒以上)か否かを判別する(ステップS3)。すなわち、タイマ設定時間が短い場合には、タイマ開始と同時にその残り時間が少なくなるため、タイマ設定時間は11秒以上か否かを判別し、10秒以下であれば、後述するステップS16に移るが、11秒以上であれば、分・時単位のタイマ枠を表示パネル1に表示出力させる(ステップS4)。なお、分・時単位のタイマ枠は、図2(1)〜(3)に示すように上下の2本の平行線によって構成されたもので、このタイマ枠内にタイマ値が配置表示される。
上述のタイマ開始指示に応答してタイマ領域TM内のタイマ値を1秒毎にカウントダウンする計時動作を開始すると(ステップS5)、このタイマ値を表示パネル1のタイマ枠内に青色表示させる(ステップS6)。この場合、タイマ値は、図2(1)〜(3)に示すように時分の4桁数値によって青色表示される。そして、例えば、タイマ値が“3分00秒”、“2分00秒”、“1分00秒”のように“正分”に達したか否かをチェックし(ステップS7)、“正分”であれば、表示パネル1のバックライト3を駆動してその点灯を開始し、3秒間継続点灯させる(ステップS8)。
そして、タイマ値が“10秒”に達したか、言い換えれば、タイムアップまで残り10秒となったか否かをチェックし(ステップS9)、タイマ値が11秒以上であれば、ステップS10に移り、ユーザ操作によってタイマ動作を一時的に停止させる一時停止指示の有無をチェックする。ここで、一時停止が指示されなければ、ステップS6に戻り、以下、タイマ値が“10秒”となるまでタイマ値をカウントダウンしながら数値表示する動作を繰り返すが、一時停止が指示された場合には(ステップS10でYES)、カウント動作を停止した後に(ステップS11)、再開指示待ちとなる(ステップS12)。ここで、再開指示を受けると、カウント動作を再開した後に(ステップS13)、そのときのタイマ値を表示出力させる(ステップS6)。
いま、タイマ値が“10秒”に達し、タイムアップまで残り10秒になると(ステップS9でYES)、報知部21からアラーム音(例えば、単一音)を発生させると共に(ステップS14)、表示パネル1のバックライト3を2回フラッシングさせる(ステップS15)。そして、上述した分・時単位のタイマ枠に代わって秒単位のタイマ枠を表示パネル1に表示出力させる(ステップS16)。なお、秒単位のタイマ枠は、図2(4)〜(10)に示すように、分・時単位のタイマ枠と同様に上下の2本の平行線によって構成されたものであるが、分・時単位のタイマ枠は、4桁表示であるのに対し、秒単位のタイマ枠は、2桁/1桁表示のため、分・時単位のタイマ枠に比べて幅広な構成となっている。
そして、タイムアップまで残り10秒となった時点のバックライト状態を検出し、表示パネル1のバックライト3は点灯中か否かを判別し(ステップS17)、点灯中であれば、それ以降は1秒間隔で点滅させるためにバックライト3の点滅を開始させるが(ステップS18)、消灯中であれば、それ以降は継続点灯させるためにバックライト3の点灯を開始させる(ステップS19)。また、このときのタイマ値(10秒)を秒単位のタイマ枠内に赤色で数値表示させる(ステップS20)。
そして、図5のステップS21に移り、上述と同様にユーザ操作によってタイマ動作を一時的に停止させる一時停止指示の有無をチェックし、一時停止指示を受けなければ、後述するステップS27に移るが、一時停止が指示された場合には(ステップS21でYES)、カウント動作を停止すると共に(ステップS22)、表示パネル1のバックライト3を消灯させた後に(ステップS23)、再開指示待ちとなる(ステップS24)。ここで、再開指示を受けると、カウント動作を再開すると共に(ステップS25)、表示パネル1のバックライト3を一時停止前の元の状態(点灯/点滅)に戻す(ステップS26)。
次ぎに、タイマ値が“3秒以内”、つまり、タイムアップまで残り3秒以内となったか否かをチェックし(ステップS27)、10秒以下4秒以上であれば、図4のステップS20に戻り、上述の動作が繰り返される結果、上述したように秒単位表示、バックライト点灯/点滅、数値赤色表示が行われるが、タイマ値が3秒以内であれば、表示パネル1のバックライト3を赤色点灯に変更した後(ステップS28)、図2(6)〜(10)に示すように、そのときのタイマ値を2桁の数値で表示パネル1のタイマ枠内に黒色表示すると共に、白抜き太線の拡大文字で数値表示を行う(ステップS29)。そして、報知部21からタイマカウント音(例えば、単一のアラーム音)を発生出力させた後(ステップS30)、ステップS21に戻る。これによってカウンタ値がカウントダウンされる毎にタイムアップまでの時間経過を秒単位で報知するためにタイマカウント音が発生出力される。
更に、タイマ値が“0秒”、つまり、タイムアップとなったか否かをチェックし(ステップS31)、タイムアップ前であれば、ステップS29に戻り、タイマ値を黒色・拡大表示しながらタイマカウント音を発生する動作を繰り返すが、タイムアップとなると(ステップS31でYES)、図2(9)に示すようなタイムアップ情報“00”をタイマ枠内に表示させるほか(ステップS32)、表示パネル1のバックライト3を赤色点滅させ(ステップS33)、更に、アラーム音による報知を開始する(ステップS34)。
そして、ユーザ操作によるタイマ終了指示の有無をチェックし(ステップS35)、終了指示が無ければ、タイムアップから3秒経過したかをチェックし(ステップS36)、3秒が経過するまでステップS35に戻って待機状態となるが、タイマ終了が指示されると、バックライト3の赤色点滅を終了させた後に(ステップS40)、アラーム音による報知を終了させる(ステップS41)。一方、タイムアップから3秒が経過すると(ステップS36でYES)、タイムアップ情報“00”をアニメーション表示(回転表示)させる(ステップS37)。以下、タイマ終了指示が有るまで(ステップS38)、回転表示を開始してから30秒が経過するまで待機状態となる(ステップS39)。ここで、タイマ終了が指示された場合(ステップS38でYES)、回転表示を開始してから30秒が経過した場合には(ステップS39でYES)、上述と同様の終了処理を実行する(ステップS40、S41)。
以上のように、この実施例においてCPU11は、タイマ残り時間(タイマ値)が所定時間(正分/10秒/3秒)に達したか否かを判別し、タイマ値が正分/10秒/3秒に達した際に、表示パネル1のバックライト3の状態を変更制御するようにしたから、例え、騒音環境下であっても、タイマ値が少なくなった際にユーザの注意を効果的に喚起することができ、余裕をもってタイムアップまでにすべき準備を行うことができるなど、作業の円滑化に役立ち、実用効果の高いものとなる。
この場合、バックライト3の状態を変更制御する場合に、バックライト3を消灯状態から点灯状態に変更するようにしたから、周囲が暗い屋内、夜間などの環境下ではバックライト3の点灯によって遠方からでもユーザの注意を喚起することができると共に、表示内容が見易くなり、残り時間を容易に確認することができる。また、バックライト3を点滅状態に変更したり、バックライト3の発光色を変更するようにしたから、より一層、注意喚起力を増大させることができる。
また、タイマ値がタイムアップ直前の10秒/3秒となったときに変更したバックライト状態を継続制御するようにしたから、10秒前から3秒前までの7秒間、バックライト3は同一の状態に継続制御(白色点灯/点滅)され、また、3秒前からタイムアップまでの3秒間、バックライト3は同一の状態(赤色点灯の状態)に継続制御されるため、より一層、注意喚起力を増大させることが可能となる。更に、タイマ値が3分前、2分前、1分前のように“正分”に達する毎に、バックライト3の状態を一時的に変更して3秒間点灯するようにしたから、タイマ残り時間が少なくなったことを徐々に知らせることが可能となる。
表示パネル1にタイマ値を表示させる場合に、このタイマ値が10秒となるまでは“分秒”の複数単位で表示させ、10秒に達した後は秒単位の表示に切り換えるようにしたから、バックライト3の状態の変更によってユーザの注意を引いた後、その表示内容をユーザが見た場合、残り時間が僅かであることを直感的に知ることができる。また、タイマ残り時間を秒単位の表示に切り換える際に、その数値の表示サイズを拡大するようにしたから、1桁表示でも空きスペースの無い表示が可能となると共に、注意喚起力を増大させることができる。
タイマ値が10秒となった際に、その時点のバックライト3の状態を検出し、バックライトが消灯中であれば、点灯状態に変更し、バックライトが点灯中であれば、点滅状態に変更するようにしたから、バックライト状態を10秒前後で明確に変更することができる。また、タイマ値が10秒となった際、バックライト3の状態変更に合わせて、アラーム音を発生出力するようにしたから、バックライトの状態変更とアラーム音の発生によって注意を喚起させることができる。
この場合、タイマ値が10秒となった際にアラーム音を発生した後において、タイムアップまでの時間経過を秒単位で報知するために1秒経過する毎にタイマカウント音(アラーム音)を発生するようにしたから、3秒前、2秒前、1秒前を徐々に報知することができる。更に、タイマ値が10秒、3秒以内になった際に、バックライト3の状態の変更に合わせて、タイマ値の表示色を変更するようにしたから、バックライト3の状態の変更によってユーザの注意を引いた後、その表示内容をユーザが見た場合、残り時間が僅かであることを直感的に知ることができる。
また、バックライト3の状態を変更した後にタイマ動作の一時停止が指示された際、その停止中はバックライトを消灯状態に一時変更し、一時停止が解除された際に、バックライトを元の状態に復帰させるようにしたから、タイマの一時停止操作に連動してバックライト状態を変更制御することができる。また、設定タイマ値(タイマ設定時間)がで短く、10秒以下の場合には、タイマ開始指示と同時にバックライト3の状態を変更するようにしたから、タイマ開始と同時に残り時間が少ないことを報知することができる。更に、タイムアップ時にはその旨を報知するアラーム音を発生するほか、表示パネル1にタイムアップ情報を回転表示させるようにしたから、変化の富んだ効果的な報知が可能となる。
なお、上述した実施例においては、タイマ設定時間をカウントダウンしてその残り時間を表示する減算タイマに適用した場合を示したが、タイマ値をカウントアップしてその計測時間を表示する加算タイマにも同様に適用可能である。この場合、タイマ値をカウントアップしながらそのタイマ値が所定時間に達したか否かを判別し、タイマ値が所定時間に達した際に、上述した実施例と同様に、表示パネル1のバックライト3の状態を変更制御すればよい。このように加算タイマに適用したとしても、タイマの種類(減算タイマ、加算タイマ)に応じた部分が相違するだけで基本的には、上述した図4及び図5のフローチャートと同様である。なお、加算タイマにおいては、予め任意に設定した設定時間とタイマ計測時間(タイマ値)とを比較し、このタイマ値が設定時間に到達する際にタイムアップ報知を行うようにしている。また、タイムアップ直前時間は、例えば、設定時間から10秒あるいは3秒引いた時間とすれば、上述した実施例と同様、タイムアップの直前報知を行うことが可能となる。このように加算タイマに適用した場合でも、上述した実施例と同様の効果を有する。
また、上述した実施例においては、バックライト状態を変更制御するためにタイムアップまでの残り時間が10秒/3秒以内であるかを判別するようにしたが、バックライト状態を変更制御するための残り時間は、10秒/3秒以内に限らず、ユーザが任意設定するようにしてもよい。また、バックライトは、白色光、赤色光の2色に限らず、3色以上を発光可能なものであってもよく、また、小型蛍光管などであってもよい。
また、タイマカウント音を発生する場合、単一のアラーム音に限らず、タイマ値をカウントダウンする毎にタイマ値を音声合成によってを読み上げるようにしてもよい。
上述した実施例においては、バックライト状態の変更に合わせてアラーム音を発生出力するようにしたが、マナーモードにセットされている場合にはアラーム音の発生に代えて振動モータを駆動したり、着信報知用のLEDを点滅駆動するようにしてもよい。また、タイムアップに応じてタイムアップ情報“00”を回転表示させたが、タイムアップ情報は、文字列、図形、画像、キャラクタなどであってもよく、また、タイムアップと同時に回転表示させてもよく、更には、回転表示に限らず、動画などのアニメーション表示であってもよい。
上述した実施例においては、携帯電話装置を折り畳んだ状態(閉じた状態)でタイマ装置として使用する場合には、サブ表示部15を構成するバックライト3付きの表示パネル1にタイマ値を表示するようにしたが、携帯電話装置を開いたオープン状態でタイマ装置として使用する場合には、メイン表示部16を構成するバックライト付きの表示パネルにタイマ値を表示するようにすればよい。すなわち、携帯電話装置の開閉状態を自動検出し、この開閉状態に応じてタイマ値をサブ表示部15に表示するかメイン表示部16に表示するかを決定するようにしてもよい。
その他、タイマ機能付きの携帯電話装置に適用した場合を示したが、タイマ機能付きの電子腕時計・PDA・電子カメラ・音楽再生機などであってもよく、更には、専用装置であってもよい。
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フレキシブルディスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、タイマ設定時間をカウントダウンしながらその残り時間が所定時間に達したか否かを判別する機能と、タイマの残り時間が所定時間に達したことが判別された際に、表示パネルのバックライト状態を変更制御する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
また、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、タイマ値をカウントアップしながらそのタイマ値が所定時間に達したか否かを判別する機能と、タイマ値が所定時間に達したことが判別された際に、表示パネルのバックライト状態を変更制御するバックライト機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
タイマ装置として適用したタイマ機能付き携帯電話装置を折り畳んだ状態の外観斜視図。 (1)〜(10)は、携帯電話装置をタイマ装置として使用している場合に、タイマ値のカウントダウンに応じてバックライト付き表示パネル1に表示されるタイマ値の表示状態が変遷する様子を説明するための図。 携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 機能メニュー画面の中から「タイマ機能」の項目が選択指定された際に実行開始される動作を示したフローチャート。 図4に続く、タイマ機能の動作を示したフローチャート。
符号の説明
1 表示パネル
2 バックライトボタン
3 バックライト
11 CPU
12 記憶部
14 メモリ
15 サブ表示部
17 キー操作部
21 報知部
TM タイマ領域

Claims (2)

  1. 少なくとも一のバックライト付き表示パネルを備え、タイマ設定時間をカウントダウン
    してその残り時間を連続的に変化させて前記一のバックライト付き表示パネルに表示する
    タイマ装置であって、
    タイマの残り時間が所定時間に達したか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段によってタイマの残り時間が所定時間に達したことが判別された際に、前
    記一のバックライト付き表示パネルのバックライト状態を変更制御するバックライト制御
    手段と、を備え、
    前記バックライト制御手段は、バックライト状態を変更した後にタイマ計時動作の一時
    停止が指示された際、その停止中はバックライトを消灯状態に一時変更し、一時停止が解
    除された際には、バックライトを元の状態に復帰させる、
    ことを特徴とするタイマ装置。
  2. コンピュータに、
    タイマ設定時間をカウントダウンしてその残り時間を連続的に変化させて少なくとも一
    のバックライト付き表示パネルに表示しながらその残り時間が所定時間に達したか否かを
    判別する機能と、
    タイマの残り時間が所定時間に達したことが判別された際に、前記一のバックライト付
    き表示パネルのバックライト状態を変更制御する機能と、
    バックライト状態を変更した後にタイマ計時動作の一時停止が指示された際、その停止中はバックライトを消灯状態に一時変更し、一時停止が解除された際には、バックライトを元の状態に復帰させる機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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