JPH11102173A - 表示制御装置及び表示制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

表示制御装置及び表示制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH11102173A
JPH11102173A JP26332797A JP26332797A JPH11102173A JP H11102173 A JPH11102173 A JP H11102173A JP 26332797 A JP26332797 A JP 26332797A JP 26332797 A JP26332797 A JP 26332797A JP H11102173 A JPH11102173 A JP H11102173A
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JP
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illumination
display
time
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JP26332797A
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Kazuo Izumi
和夫 泉
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックライトを備える装置において、バック
ライトの点灯を指示する場合、バックライトの照明時間
が表示内容、即ち表示文字数に係わらず一定であるた
め、文字数が多い場合には読み終わる前にバックライト
が消えてしまう可能性がある。また、これを防ぐために
点灯時間を長めに設定すると、文字数が少ない場合には
読み終わった後の無駄な点灯時間が長くなり、電池の無
駄使いとなってしまう。 【解決手段】 画面に表示する表示文字数をカウント
し、表示文字数及び実行中のアプリケーションの種類に
基づいてバックライトの点灯時間を決定するために、画
面に表示する文字が多い場合は長い時間バックライトを
点灯させ、画面に表示する文字が少ない場合には、バッ
クライトをすぐに消すことによって、無駄な消費電力の
消費を抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示部照明機能付の
装置、特に携帯機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体や表示素子、更には回路技術の進
展により小型で多機能な携帯機器が数多く商品化されて
いる。これら携帯機器では小型軽量化と共に電池寿命の
長時間化が重要な要素であり、消費電流が少なく表示能
力に優れた液晶表示器が幅広く採用されている。
【0003】しかし、液晶表示器は受光素子であって、
周囲が暗い環境下では表示内容を判読することが困難で
あるため、表示部を照明席明する機能が付加されるよう
になっている。この方法として、例えば、半透過型の反
射板を貼り付けた液晶パネルの後面にEL発光パネルを
装着し、これをバックライトとして発光させる方法が一
般的に採用されている。当初、腕時計やページャから始
まったこの方法は、現在では電子手帳等の大画面を持っ
た携帯機器にも採用されるようなっている。
【0004】バックライトを点灯させる方法としては、 (1)照明キーを押下すると点灯し、一定時間経過後に
自動的に消灯する (2)照明キーを押下している間のみ点灯する (3)明度センサーを内蔵しており、周囲の明るさが一
定レベルより暗くなると自動的に点灯し、一定レベルよ
り明るくなると自動的に消灯する 等の方法があるが、バックライトは消費電力が大きく、
点灯時間が長くなると電池寿命に大きく影響するため、
使用者が必要な時のみ使用者の操作によって点灯させ、
点灯時間を制限できる上、使い方も簡便な(1)の方法
が多く採用されている。
【0005】(2)の方法は使用者が照明キーを押し続
ける必要があり、電子手帳等他のキー操作を伴う機器に
は不向きであり、また(3)の方法はコストが高くなる
欠点がある。
【0006】バックライト点灯に伴う消費電力を低減す
る手段として、例えば特開平2−190895号公報
に、1文字単位の大きさの点灯が可能なEL発光パネル
により、表示文字又は図形のある領域のみEL素子を駆
動する方法が開示されている。この手段によれば、無駄
な部分を発光させることによる消費電力の無駄を押さえ
ることが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の(2)の照明キ
ーを押下している間のみ点灯する方法では、使用者が照
明キーを押し続ける必要があるため、電子手帳等他のキ
ー操作を伴う機器には採用できない。また、(3)の明
度センサーを内蔵しており、周囲の明るさが一定レベル
より暗くなると自動的に点灯する方法は、コスト面で不
利であるばかりでなく、周囲が暗い場合には不要な時で
あっても点灯し続け、電池寿命が短くなるという欠点が
ある。
【0008】(1)の照明キーを押下すると点灯し、一
定時間経過後に自動的に消灯する方法は、使用者が必要
な時のみ使用者の操作によって点灯するため無駄な点灯
がない上、点灯時間を制限できるので、電池寿命の面で
優れているが、以下のような問題点がある。
【0009】バックライトの照明時間が表示内容、即ち
表示文字数に係わらず一定であるため、文字数が多い場
合には読み終わる前にバックライトが消えてしまう可能
性がある。また、これを防ぐために点灯時間を長めに設
定すると、文字数が少ない場合には読み終わった後の無
駄な点灯時間が長くなり、電池の無駄使いとなってしま
う。特に電子手帳のように画面サイズが大きく、文字の
表示量も多い場合、バックライトの消費電力も大きく、
表示時間も長くする必要があるため、前述のように最大
表示量に合わせて照明時間を設定すると、文字数が少な
い場合の無駄な点灯による電力消費が無視できず、電池
寿命の点で不利であった。
【0010】また、バックライト点灯に伴う消費電力を
低減する手段として、例えば特開平2−190895号
公報による技術が提案されているが、この方法は特殊な
EL発光パネルが必要であり、駆動方法も複雑であるた
め、コスト面でかなり不利である。また点灯時間が長く
なることによる電池寿命の影響については全く考慮され
ていない。
【0011】そこで、本発明では、画面に実際に表示さ
れる文字数とその文字を使用者が読み取るのに必要な時
間が比例するとして、画面に表示される文字数に合わせ
てバックライトの点灯時間を制御することにより、無駄
な点灯時間を少なくし、消費電力を低減して電池の使用
時間を伸ばす。
【0012】また、電子手帳のように、スケジュール、
電話帳、メモ等複数のアプリケーションを持った携帯機
器においては、必ずしも同じ基準でバックライトの点灯
時間を決めることが良いとは限らない。同じ表示文字数
でも、メモは読んで内容が理解できれば良いのに対し、
電話帳では電話機のダイヤルを回し終わるまでバックラ
イトが点灯している必要がある。
【0013】このような場合に、アプリケーション毎に
バックライトの点灯時間の決め方を変えることにより、
それぞれのアプリケーションに適した点灯時間でバック
ライトの点灯を行う。
【0014】さらに、バックライトの点灯時間を表示文
字数に合わせて適切に設定したとしても、何らかの理由
で読み終える前に消灯してしまうことがあり得る。この
場合、再度照明キーを押下すればバックライトを点灯さ
せることができるが、再度読み直す必要があり不便であ
る。
【0015】そこで、設定された時間が経過してバック
ライトを消灯する一定時間(例えば数秒)前に報知昔、
又はバックライトの短時間の点滅によって使用者に消灯
直前であることを報知し、点灯延長操作を促すことによ
り、上記のような不便さを解消し、利用者の利便性を高
める。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の請求項1
及び6によれば、文字等を表示する表示部と、表示部の
照明を指示する照明指示手段と、照明指示手段に基づい
て点灯を開始し所定時間後に消灯する照明手段を備える
表示制御装置において、表示手段に表示を行う文字等を
記憶する表示バッファと、表示バッファから表示手段に
表示される文字数を計数する手段により、表示手段に表
示される文字数に基づいて照明手段による照明時間を可
変させることにより上記課題を解決する。
【0017】このような構成により、CPUは画面の表
示データを作成すると、表示コントローラにデータを送
ると共に表示文字数を計数し、これを予め設定された条
件に従って分別または計算し、照明のオン時間を決定す
る。このオン時間は照明制御手段のタイマーにセットさ
れ、設定された時間だけバックライト等の照明が点灯す
る。
【0018】本発明の請求項2によれば、表示手段に表
示される文字数と、照明手段による照明時間を段階的に
記憶した照明時間テーブルを備え、表示手段に表示され
る文字数に基づいて照明手段による照明時間を照明時間
テーブルから読み出すことにより上記課題を解決する。
【0019】この構成により、実際の表示文字数が予め
設定された複数の段階のどの段階に属するかを判定し、
その段階に対応して設定されている時間だけバックライ
ト等の照明が点灯する。
【0020】本発明の請求項3によれば、表示手段に表
示される文字に対する1文字あたりの照明時間を予め設
定する照明時間設定テーブルを備え、表示手段に表示さ
れる文字数に基づいて照明手段による照明時間を算出す
ることにより上記課題を解決する。
【0021】このような構成により、CPUは、予め設
定された1文字あたりの照明時間に実際の表示文字数を
乗算し、その時間だけバックライト等の照明が点灯す
る。
【0022】本発明の請求項4によれば、動作アプリケ
ーションごとに照明手段による照明時間を記憶した照明
時間テーブルを備え、照明指示手段による照明指示が行
われると、動作しているアプリケーションに基づいて照
明手段による照明時間を照明時間テーブルから読み出し
て照明を行うことにより上記課題を解決する。
【0023】このような構成により、実際の表示文字数
と各アプリケーション別に設定された方式、又は基準に
基づいて照明時間が決定され、その時間だけバックライ
ト等の照明が点灯する。
【0024】本発明の請求項5によれば、照明指示手段
に基づいて点灯を開始し所定時間経過により消灯される
一定時間前に、消灯が行われることを報知する手段を備
えることにより上記課題を解決する。
【0025】このような構成により照明のオン時間が決
まると、第1のタイマーが設定されると共に、第1のタ
イマより一定時間前にタイムアップするよう第2のタイ
マーが設定される。第2のタイマーがタイムアップする
と、圧電ブザー等の報知手段が駆動される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に図面を用いて本発明を詳細
に説明する。この実施形態では、携帯機器の一例とし
て、電子手帳を用いるが、本発明はこれに限定されるも
のではないことは明らかである。
【0027】図1は当実施例の電子手帳の概要を示す外
観図である。図2は表示部の構成を説明する図である。
図3は内部横成を示すブロック図である。
【0028】図1に示すように、当実施形態の電子手帳
は表示部1とキー入力部4がヒンジで接続された形状と
なっており、使用しないときには、蓋を閉じた状態で保
管することができるようになっている。この電子手帳を
動作させるための電子回路や電池等は、液晶表示部1や
キー入部4の下部に収納されており、電池はキー入力部
4の底面より交換できるようになっている。
【0029】表示部1は、図2に示すように液晶表示器
2とEL発光パネルを利用したバックライト3を重ねた
状態で取り付けられており、液晶表示器2の底面は半透
過型の反射板2aが貼り付けられている。この半透過型
の反射板2aによって周囲が明るい環境下では外光を反
射させ、また周囲が暗い環境下ではバックライトの発光
を透過させて、液晶表示器の表示が見えるようにしてい
る。
【0030】次に、当実施形態の横成を図3により説明
する。電子手帳はCPU5によって、入力、表示、デー
タ処理、記憶等、全般的な制御を行っている。まず、表
示部は、上記のように液晶表示器2とバックライト3か
ら構成されており、CPU5から送られる表示データ
は、表示コントローラ8によって制御され、液晶表示器
2に表示される。
【0031】キー入力部4は、ONキー4a、OFFキ
ー4b、ファンクションキー4c、数字入カキー4d、
バックライトキー4e等で構成されている。ONキー4
a、OFFキー4bは電子手帳の電源をON/OFFす
るときに使用する。ファンクションキー4cは、スケジ
ュール、電話帳、メモ等のアプリケーションを切り替え
たり、各種設定を行うためのメニューキーが含まれてい
る。
【0032】英数字入カキー4dは、利用者がデータを
入力したり、各種設定を行うときに使用するもので、A
からZまでのアルファベットと数字、及び一部の記号が
入力できる。
【0033】バックライトキー4eは、暗いところで表
示を見たいときに押すキーであり、このキーが押される
と一定時間バックライトが点灯する(一定時間経過後は
自動的に消灯する)。また、ROM6にはCPU6を動
作させるためのプログラムが格納されている。RAM7
は利用者が入力したスケジュール、電話帳等の個人情報
を記憶したり、CPU6のワークメモリとして使用され
る。
【0034】また、他の実施形態として、本体とは分離
可能な記録媒体13に本発明に必要なCPU6を動作さ
せるためのプログラムを格納させ、図示しない読み込み
手段により、RAM7にプログラムを読み込みCPU6
により動作させるように構成することも可能である。こ
の記録媒体13は例えばFDやCD−ROMなどで構成
させることが望ましい。
【0035】時計9は、時刻表示のための基本クロック
であり、スケジュール等の管理にも使用される。ブザー
10は、キーを押したときのクリック音やアラーム音を
発鳴するために使用される。また、照明をオフする一定
時間前に消灯を予告する報知音を発鳴させるためにも使
用される。
【0036】電池は、この電子手帳を駆動するための主
電池11と、バックアップ電池12で横成されており、
主電池11を交換するときには、バックアップ電池12
によって、RAM7に記憶している個人情報や各種設定
内容が保持される。
【0037】次に、当実施形態の電子手帳のアプリケー
ション機能と画面表示例について説明する。当実施例の
電子手帳は、スケジュール、電話帳、メモの三種類のア
プリケーション機能を持っている。図4はそれぞれのア
プリケーションにおける表示例である。図4(a)はス
ケジュールの表示画面例、図4(b)は電話帳の表示画
面例、図4(c)はメモの表示画面例(表示文字の多い
例)、図4(d)はメモの表示画面例(表示文字の少な
い例)である。各アプリケーションはファンクションキ
ー4cによって切り替えができる。ここでは、既にデー
タが入力されていることを前提として説明を行う。
【0038】次に、当実施形態の動作を順を追って説明
する。図6は当実施形態の動作を説明するフローチャー
トである。ただし、データの入力や編集等、本発明の説
明に直接関係のない機能の動作については、フロー図へ
の記載、及び動作説明を省略する。
【0039】まず、利用者がONキー4aを押下するこ
とにより、ON信号がCPU5に入力され動作を開始す
る。初めて使用する場合には、例えばスケジュールのデ
ータ入力画面等の初期画面が表示されるが、データが既
に入力されている場合には、前回電線をOFFする直前
の画面が表示される。ここでCPU5はOFFキー、ア
プリケーション切り替えキ一、表示データ変更キー、バ
ックライトキー等のキー入力待ちの状態となる。
【0040】まず、OFFキーの状態をチェックし(S
1)、押されている場合には表示を消して電源OFF状
態となる。OFFキーが押されていない場合にはアプリ
ケーション切り替えキーの状態をチェックし(S2)、
押されている場合には、そのキーに対応したアプリケー
ションに表示を切り替え(S3)、S1に戻って再びキ
ー入力待ちの状態となる。
【0041】アプリケーション切り替えキーが押されて
いない場合には、表示データを変更するためのキー操作
がされていないかチェックし(S4)、キー操作されて
いる場合には指定されたデータに表示を切り替え(S
5)、S1に戻って再びキー入力待ちの状態となる。
【0042】ここで、表示データを変更するためのキー
操作とは、リスト画面からの一件表示、矢印キーによる
データ送り、及びデータ戻し、データ検索機能を利用し
た希望データの検索・表示等を意味するが、これらの詳
細機能や具体的な操作手順については説明を省略する。
【0043】さらにバックライトが点灯中か否かをチェ
ックし(S6)、点灯中でない場合はバックライトキー
の状態をチェックし(S7)、押されていない場合には
S1に戻って再びキー入力待ちの状態となる。
【0044】S7でバックライトキーが押下されていた
場合には、以下に説明するように、表示内容に応じた点
灯時間を決定し、タイマーに設定した後バックライトを
点灯する。即ち、バックライトキーが押されると、画面
に表示されている文字数をカウントし(S8)、その文
字数に応じてバックライトの点灯時間t1を決定し(S
9)、その点灯時間t1を第1のタイマーTM1に設定
し(S10)、さらには、その点灯時間t1よりt0だ
けマイナスした時間t2を消灯前の予告時間としてタイ
マーTM2に設定した(S11)後、バックライトを点
灯し(S12)、S1に戻っで再びキー入力待ちの状態
となる。t0は消灯何秒前に報知するのかを決める時間
であり、例えばt0=5の場合には、消灯の5秒前に予
告報知することになる。
【0045】ここで、点灯時間を決定する具体例につい
て説明する。当実施形態の電子手帳では、図6に示すよ
うに、アプリケーションごとに表示文字数とバックライ
ト点灯時間の対応が予めROM6に記憶されている。当
実施形態では液晶表示器の表示能力を240文字(30
文字×8行)と想定しており、この対応表は表示文字数
を複数段階に分け、実際の表示文字数がどの段階に属し
ているかによってバックライトの点灯時間を決定する。
【0046】即ち、CPU5はS8で表示文字数をカウ
ントした後、S9でROM6からこの対応表を読み出し
て比較判定し、点灯時間t1を決定する。また、この対
応表はアプリケーションごとに設定されているが、 (1)メモは表示された文章を読んで理解できれば良い
ので、単純に表示文字数に比例した点灯時間でよい (2)スケジュールは表示文字数が少なくても、ある程
度の点灯時間は確保したい(例えば最低30秒) (3)電話帳は表示を見ながら電話機のダイヤルを回し
たり、プッシュボタンを押したりするので、表示文字数
に係わらず一定の点灯時間でよい(例えば30秒) のように、アプリケーションごとに設定する方が、より
適切な点灯時間を得ることができると考えられるためで
ある。
【0047】例えば、図4(a)の場合は、表示文字数
が63文字なので、図6の対応表に基づき、点灯時間t
1=30秒となる。同様に図4(b)の湯合は、表示文
字数は55文字であるが、アプリケーションが電話帳
(TELEPHONE)なので字数に関係なく点灯時間
t1=30秒となる。また、図4(c)の揚合は、表示
文字数が180文字なのでt1=60秒、図4(d)の
場合は、表示文字数が42文字なのでt1=15秒とな
る。このように、当実施形態では表示内容、及び表示文
字数に応じて適切な点灯時間を得ることができる。
【0048】なお、表示文字数とバックライト点灯時間
の対応表が予めROM6に記憶されていると説明した
が、この対応表は利用者が変更・設定できるようにし、
RAM7に記憶するようにしてもよい。
【0049】また、S9におけるバックライト点灯時間
の決定方法として、表示文字1文字あたりのバックライ
ト点灯時間を例えば0.3秒というように決めておき、
実際の表示文字数との乗算を行って点灯時間を決めるよ
うにしてもよい。表示文字数との比例関係で点灯時間を
決めればよいメモのようなアプリケーションの場合に
は、簡単な演算処理で、より適切な点灯時間を決定する
ことができる。
【0050】例えば、図4(c)の場合は、表示文字数
が180文字なのでt1=54秒、図4(d)の場合
は、表示文字数が42文字なのでt1=12.6秒とな
る。なお、1文字あたりの点灯時間は固定でROM6に
記憶しておくが、利用者が変更・設定できるようにし、
RAM7に記憶してもよい。また、表示文字数が少ない
と点灯時間が極端に短くなるので、下限値を決めておい
て、10秒程度の最短点灯時間を確保するようにするこ
とも考えられる。また、アプリケーションによって上記
した2つの点灯時間決定方法を併用してもよい。
【0051】バックライト点灯状態になると、キー入力
待ちの状態からS6ではS13に分岐し、タイマーTM
1、TM2の判定を行う。この2つのタイマーはCPU
5に内蔵されており、ソフトウェアの処理とは独立して
ハードウェアでカウントアップし、CPU5内部でタイ
ムアップ信号を出力する。
【0052】まず、TM1のタイムアップをチェックし
(S13)、タイムアップしている場合にはバックライ
トを消灯し(S14)、TM1をリセットして(S1
5)、S1に戻って再びキー入力待ちの状態となる。T
M1がタイムアップしていない場合には次にTM2のタ
イムアップをチェックし(S16)、タイムアップして
いる場合には消灯の予告報知を行う(S17)。
【0053】t0=5の湯合には消灯の5秒前に予告報
知を行う。この後、TM1がタイムアップするまでの間
は、S18にてバックライトキーのチェックを行い、T
M1がタイムアップするまでにバックライトキーが押さ
れれば、タイマーTM1にt3を設定する。このt3は
例えば15秒というような固定値であり、このt3時間
分だけバックライトの点灯時間が延長されることにな
る。なお、S17における予告報知は一回のバックライ
ト点灯において一回のみであり、TM1タイムアップま
で報知し続けることはない(フラグにより判定する)。
【0054】この予告報知は、利用者にバックライトが
消灯直前であることを報知し、必要な場合には、点灯時
間の延長を促すことを目的としているが、予告報知の方
法としては、例えばブザー10により、『ピピッ』とい
うような短鳴音を発鳴させるとわかりやすい。また、他
の報知方法としては、CPU5から表示コントローラ8
を制御してバックライトを1〜2回、短時間点滅させる
方法もある。これらの報知方法は併用したり、利用者が
選択することができるようにすることにより、一層の利
便性向上を計ることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜3、6に
よれば、表示内容や表示文字数に応じた適切なバックラ
イト点灯時間を実現することが可能である。このような
携帯機器では表示文字数が多い場合に、読み終わる前に
バックライトが消えてしまう不便さを防止しつつ、表示
文字数が少ない場合の無駄な点灯時間を減らすことがで
きるので、電力消費を減らし電池の使用時間を伸ばす上
で効果を奏する。
【0056】請求項4によれば、各アプリケションに応
じた点灯時間の決定が容易に行えるので、単に表示文字
数だけではなく、表示内容に応じた適切なバックライト
点灯時間を提供することが可能であり、上記請求項の効
果と共に、利用者の利便性を高める効果を奏する。
【0057】請求項5によれば、バックライト消灯の一
定時間前に報知を行うので、利用者の意志に反して消灯
してしまうことなく、必要に応じて点灯時間を延長する
ことができ、利便性を向上する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明における一実施形態の外観を示す図で
ある。
【図2】本願発明における表示部の構成を示す断面図で
ある。
【図3】本願発明における一実施形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】アプリケーションごとの表示例を示す図であ
る。
【図5】本願発明における一実施形態の動作の流れを説
明するフローチャートである。
【図6】表示文字数とバックライト点灯時間の対応表の
例を示す図である。
【符号の説明】
1 表示部 2 液晶表示器 3 バックライト 4 キー入力部 5 CPU 6 ROM 7 RAM 8 表示コントローラ 9 時計 10 ブザー 11 主電池 12 バックアップ電池 13 記憶媒体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字等を表示する表示部と、 表示部の照明を指示する照明指示手段と、 照明指示手段に基づいて点灯を開始し所定時間後に消灯
    する照明手段を備える表示制御装置において、 表示手段に表示を行う文字等を記憶する表示バッファ
    と、 表示バッファから表示手段に表示される文字数を計数す
    る手段により、 表示手段に表示される文字数に基づいて照明手段による
    照明時間を可変させることを特徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】 表示手段に表示される文字数と、照明手
    段による照明時間を段階的に記憶した照明時間テーブル
    を備え、 表示手段に表示される文字数に基づいて照明手段による
    照明時間を照明時間テーブルから読み出すことを特徴と
    する前記請求項1記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 表示手段に表示される文字に対する1文
    字あたりの照明時間を予め設定する照明時間設定テーブ
    ルを備え、 表示手段に表示される文字数に基づいて照明手段による
    照明時間を算出することを特徴とする前記請求項1記載
    の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 動作アプリケーションごとに照明手段に
    よる照明時間を記憶した照明時間テーブルを備え、 照明指示手段による照明指示が行われると、動作してい
    るアプリケーションに基づいて照明手段による照明時間
    を照明時間テーブルから読み出して照明を行うことを特
    徴とする前記請求項1記載の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 照明指示手段に基づいて点灯を開始し所
    定時間経過により消灯される一定時間前に、消灯が行わ
    れることを報知する手段を備えることを特徴とする前記
    請求項1乃至4記載の表示制御装置。
  6. 【請求項6】 文字等を表示する表示部と、 表示部の照明を指示する照明指示手段と、 照明指示手段に基づいて点灯を開始し所定時間後に消灯
    する照明手段を備える表示制御装置に、 表示手段に表示を行う文字等を記憶する表示バッファ
    と、 表示バッファから表示手段に表示される文字数を計数す
    る処理と、 表示手段に表示される文字数に基づいて照明手段による
    照明時間を可変させる処理を実現させる表示制御プログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP26332797A 1997-09-29 1997-09-29 表示制御装置及び表示制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JPH11102173A (ja)

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JP26332797A JPH11102173A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 表示制御装置及び表示制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US09/124,086 US6219021B1 (en) 1997-09-29 1998-07-29 Display control device and storage medium therefor
EP98114929A EP0907158B1 (en) 1997-09-29 1998-08-07 Display control device with improved economy of backlight illumination
DE69802487T DE69802487T2 (de) 1997-09-29 1998-08-07 Anzeigesteuereinrichtung für eine Hintergrundbeleuchtung mit verbesserter Lichtausbeute

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