JP2002320022A - 携帯機器の透過型lcdバックライト制御システム及びプログラム - Google Patents

携帯機器の透過型lcdバックライト制御システム及びプログラム

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JP2002320022A
JP2002320022A JP2001123118A JP2001123118A JP2002320022A JP 2002320022 A JP2002320022 A JP 2002320022A JP 2001123118 A JP2001123118 A JP 2001123118A JP 2001123118 A JP2001123118 A JP 2001123118A JP 2002320022 A JP2002320022 A JP 2002320022A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリーの消耗を緩和しつつ、バックライ
ト消灯時の不在着信のメッセージを容易に確認可能にす
る。 【解決手段】 バックライト29を点灯して透過型LC
D11の表示を行う携帯機器の透過型LCDバックライ
ト制御システムに、バックライトの点灯時間間隔、点灯
時間を記憶するメモリ部25と、バックライトの消灯
後、点灯時間間隔の経過後に点灯時間だけバックライト
を点灯して透過型LCDの断続表示を行わせるバックラ
イトタイマー制御部21Aとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話機、PDA
(携帯情報端末)のような携帯機器の透過型LCD(液
晶表示部)バックライト制御システムに関する。特に、
本発明は、バッテリーの消耗を緩和しつつ、バックライ
ト消灯時の不在着信のメッセージを容易に確認可能にす
るシステム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半透過型LCD(液晶表示部)では、バ
ックライト消灯時に、外光を半ば反射して液晶画面を透
過させることにより、表示画面を多少確認可能である。
一方、携帯電話機に多く使用される透過型LCDは、外
光の反射機能を有しないために、バックライト点灯時し
か表示内容を確認できない。バックライト消灯時は、真
っ黒い画面になってしまう。
【0003】さらに、近年の携帯電話機のLCD表示部
は、大型化の傾向にあるため、バックライトに使用する
LED(発光ダイオード)の数も多く必要になり、常に
バックライトを点灯させると消費電力が多くなりバッテ
リーを電源とする携帯電話機にとっては好ましくはな
い。このため、現在のバックライト点灯・消灯の制御
は、例えば、折り畳み型携帯電話機を開いている状態で
着信を受けるか、どれか1つのキーボタンを押下するこ
とにより、バックライト点灯を開始させ、所定の時間が
経過すると、バックライトの点灯を終了させる。
【0004】所定の時間内にもう一度キーボタンを押下
すれば、そこからまた、所定の時間、バックライトが点
灯する。このように、携帯電話機の使用者が、キーボタ
ンを押下してから何秒というように所定の時間で、バッ
クライト点灯時間が決められている。そのため、透過型
LCDを有する携帯電話機においては、バックライトが
消灯している時間の方が多く、表示画面を確認する際
に、どれか一つのキーボタンを一度押下しなければ確認
することができない。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】ここで、使用者が透過
型LCDを有した折り畳み型の携帯電話機を机の上等に
開いた状態で放置し席を外している間にメール着信、電
話着信を受けたとする。その旨(不在着信)のメッセー
ジを透過型LCDに表示し、バックライトが点灯を開始
してから、所定の時間が経過するまでに、使用者が戻っ
てこなければ、バックライトが消灯されてしまい、表示
画面には着信があった旨のメッセージを表示しているの
に確認できないため、使用者はキー操作部のボタンを押
下し、バックライトを消灯させるまで、不在着信のメッ
セージに気が付かないという問題が発生する。
【0006】このような問題に対する改善策として、従
来の技術では、不在着信通知、未読メールが有る場合
に、着信ランプ等のインジケータを点滅させる機能があ
る。しかし、その機能では、その旨を伝えるメッセージ
の内容を直接確認できないこと、点滅時間、点滅間隔を
自由に設定できないため、使用者が確認を行わなかった
ら常時点滅を続けバッテリーを消耗してしまうという問
題が有る。
【0007】したがって、本発明は上記問題点に鑑み
て、バッテリーの消耗を緩和しつつ、バックライト消灯
時の不在着信のメッセージを容易に確認可能にする携帯
機器の透過型LCDバックライト制御システム及び方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、バックライトを点灯して透過型LCDの
表示を行う携帯機器の透過型LCDバックライト制御シ
ステムにおいて、前記バックライトの点灯時間間隔、点
灯時間を記憶するメモリ部と、前記バックライトの消灯
後、前記点灯時間間隔の経過後に前記点灯時間だけ前記
バックライトを点灯して前記透過型LCDの表示を断続
して行わせるバックライトタイマー制御部とを備えるこ
とを特徴とする携帯機器の透過型LCDバックライト制
御システムを提供する。
【0009】この手段により、バッテリーの消耗を緩和
しつつ、バックライト消灯時の表示内容が容易に確認可
能になる。好ましくは、前記バックライトの断続点灯時
に前記透過型LCDに不在着信時の着信メッセージを表
示させる。この手段により、バッテリーの消耗を緩和し
つつ、バックライト消灯時の不在着信時の着信メッセー
ジが容易に確認可能になる。
【0010】さらに、好ましくは、前記バックライトの
断続点灯時に前記透過型LCDに日時・アンテナバー・
電池残量、使用者が待ち受け画面で設定している画像を
表示させる。この手段により、バッテリーの消耗を緩和
しつつ、前記透過型LCDに日時・アンテナバー・電池
残量、使用者が待ち受け画面で設定している画像の情報
提供が可能になる。
【0011】好ましくは、前記メモリ部に記憶される前
記バックライトの点灯時間間隔、点灯時間を変更するこ
とにより、前記バックライトの断続点灯の変更を行う。
この手段により、ユーザの好みに適合して前記バックラ
イトの断続点灯の設定を行うことが可能になる。好まし
くは、前記バックライトの断続点灯が指定された時間
帯、日、曜日に行われる。
【0012】この手段により、重要な時間帯、日、曜日
に限定して、バックライトの断続点灯を行わせるように
して、バッテリーの消耗をさらに緩和する。好ましく
は、前記不在着信の着信メッセージに加えて、受信した
メール内容を表示させ、かけてきた相手の名前、電話番
号を表示させる。この手段により、直接表示内容が確認
可能になる。
【0013】好ましくは、前記バックライトの断続点灯
と共に鳴動させる。この手段により、透過型LCDの画
面に向かせ、前記不在着信の着信メッセージを確認させ
ることが可能になる。さらに、本発明は、バックライト
を点灯して透過型LCDの表示を行う携帯機器の透過型
LCDバックライト制御プログラムにおいて、前記バッ
クライトの点灯時間間隔、点灯時間を記憶する手順と、
前記バックライトの消灯後、前記点灯時間間隔の経過後
に前記点灯時間だけ前記バックライトを点灯させて前記
透過型LCDの表示を断続して行わせる手順とを備える
ことを特徴とする携帯機器の透過型LCDバックライト
制御プログラムを提供する。
【0014】この手段により、上記発明と同様に、バッ
テリーの消耗を緩和しつつ、バックライト消灯時の表示
内容が容易に確認可能になる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係る折り畳
み型携帯電話機の外観図である。本図に示すように、折
り畳み型携帯電話機10の前面には透過型LCD(液晶
表示部)11が設けられ、透過型LCD11は日時・ア
ンテナバー・電池残量、使用者が待ち受け画面で設定し
ている画像の他、メール着信、電話着信などの各種メッ
セージを表示する。
【0015】さらに、折り畳み型携帯電話機10の前面
にはキー操作部12が設けられ、キー操作部12はユー
ザーが各種設定等を行うことを可能にする。さらに、透
過型LCD11の上面には保護スクリーン15が設けら
れ、保護スクリーン15は衝撃、塵、埃等を防止し、液
晶を保護する。さらに、折り畳み型携帯電話機10の上
部に電波の送受信を行うアンテナ13、下部の収納部に
各ブロックに電力を供給するバッテリー14、着信音を
鳴動するサウンダ16が設けられる。
【0016】図2は図1の折り畳み型携帯電話機10の
制御動作を説明する概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、折り畳み型携帯電話機10の内部に
設けられる制御部21には、前述のキー操作部12と、
バッテリー14と、サウンダ16と、アンテナ13から
の受信信号、アンテナ13への送信信号の処理を行う無
線部22と、折り畳み型携帯電話機10の折り畳み状態
又は展開状態を検出するための開閉検出回路23と、
日、曜日、時刻、時間データを発生する時計部24と、
プログラム、データ等の情報を格納するメモリ部25
と、透過型LCD11に対するLCDドライバ26、透
過型LCD11に対するバックライト29が接続され
る。
【0017】制御部21は折り畳み型携帯電話機10の
全制御を行うと共にバッテリー14の電力を各ブロック
に供給するための制御を行う。詳細には、無線部22は
アンテナ13からメール着信及び電話着信の受信信号を
入力すると共に、アンテナ13に送信信号を出力し、周
波数変換処理を行う。無線部22の周波数変換処理で
は、ここでは、受信(着信)について説明すると、入力
された受信信号が2段のミキサにより受信中間周波数信
号に周波数変換され、さらにモデムによりその信号が復
調処理され、復調後の受信データが制御部21に出力さ
れる。
【0018】制御部21にはLCDドライバ26を経由
して透過型LCD11が接続され、制御部21は、着信
を検出すると、透過型LCD11の各液晶素子に電圧を
印加するようにLCDドライバ26を制御し、透過型L
CD11に着信の情報、メッセージを表示させる。さら
に、不在着信時であれば、透過型LCD11は、メール
着信アイコン、例えば、『不在着信あり』とのメッセー
ジを表示する。
【0019】また、制御部21は、着信がない場合で
も、LCDドライバ26を制御して、日時・アンテナバ
ー・電池残量、使用者が待ち受け画面で設定している画
像等を透過型LCD11に表示させる。透過型LCD1
1にはバックライト29が接続され、バックライト29
はバックライト用LED(発光ダイオード)27と導光
板28で構成される。
【0020】バックライト用LED27は、光源であ
り、導光板28は、透過型LCD11に外光を反射させ
ないように背面から透過型LCD11に向けてバックラ
イト用LED27の光を渡らせる。バックライト29に
より透過型LCD11が照明された時(以下、バックラ
イト29の点灯という)のみ、使用者がLCDドライバ
26により駆動された表示画面を認識することができ
る。
【0021】しかし、バックライト29を常時点灯させ
てしまうと、バッテリー14の消耗が激しくなる。この
ため、折り畳んだ状態か又は展開した状態かを開閉検出
回路23に検出させ、その検出結果を基にバックライト
用LED27に電力を供給する制御が行われる。つま
り、この制御では、折り畳み状態の場合にはバックライ
ト29を消灯し、展開状態の場合にはバックライト29
を点灯させる。
【0022】また、展開状態の場合で、バックライト2
9が点灯している時であっても、時計部24から時間デ
ータを検出し、メモリ部25に予め格納されているバッ
クライト点灯時間内にキー操作部12から何ら入力操作
がなければ、所定時間経過後に消灯させる制御が行われ
ている。さらに、制御部21にはバックライトタイマー
制御部21Aが設けられ、バックライトタイマー制御部
21Aは、使用者が予めキー操作部12により、不在着
信時に透過型LCD11に表示されるメッセージの確認
用にバックライト29をタイマー制御させる目的で、
『不在着信時に最後にバックライト29が消灯してから
一定時間間隔に一定秒数点灯させる』という設定を行う
と、その動作設定と設定された時間間隔・点灯秒数をメ
モリ部25に格納する。
【0023】制御部21のバックライトタイマー制御部
21Aは、時計部24から時間データを随時入力し、メ
モリ部25に格納されている情報を受け、最後にバック
ライト29が消灯してから使用者が設定した時間が経過
すると、設定秒数だけバックライト29を点灯させ、こ
の動作を繰り返し、バックライト29の断続点灯の制御
を行う。
【0024】メモリ部25に格納される設定時間間隔・
点灯秒数を任意に変更する事により、バックライト29
の点灯断続時間をユーザの好みに適合させることが可能
である。バックライトタイマー制御部21Aが行う制御
動作の詳細は、プログラムとしてメモリ部25に格納さ
れ、以下に、説明を行う。
【0025】図3は図2におけるバックライトタイマー
制御部21Aの制御動作例を説明するフローチャートで
ある。本図に示すように、ステップS30において、使
用者が折り畳み型携帯電話機10を透過型LCD11の
表示画面の内容を確認しやすいように展開した状態で机
等の上に設置されているとする。なお、折り畳み状態で
は、如何なる時もバックライト29は点灯しないため本
処理は行わない。
【0026】ステップS31において、展開状態でメー
ル着信、電話着信を受けるが、使用者が気が付かなかっ
たり、席を外していたために着信を受けず、一定時間が
経過すると着信が途切れる。この場合、不在着信とな
る。なお、使用者が着信を受けた場合には、処理を終了
する。ステップS32において、バックライトタイマー
制御部21Aは、バックライト29を点灯し、LCDド
ライバ26を制御し、メール着信、電話着信があった旨
のメール着信アイコン、『不在着信あり』のメッセージ
を透過型LCD11に表示させる。
【0027】ステップS33において、所定時間が経過
したらバックライト29は消灯される。ステップS34
において、バックライトタイマー制御部21Aは、使用
者がキー操作部12により透過型LCD11にメール着
信アイコン、『不在着信あり』のメッセージが表示され
ている時に、バックライト29の点灯をタイマーで制御
し、『最後にバックライト29が消灯してから何分・何
時間間隔に何秒間点灯させる』という設定がメモリ部2
5に格納されているかを検出する。なお、点灯させる間
隔時間、点灯時間は、使用者がキー操作部12で本機能
を設定する際に自由に設定できる。
【0028】この設定が検出されない場合にはステップ
S39に進む。ステップS35において、設定されてい
る場合には、最後にバックライト29が消灯した時間か
らメモリ部25に設定されている設定時間が経過したか
を時計部24により随時入力される時間データを検出す
る。ステップS36において、その設定時間間隔が経過
した時に設定秒数間だけバックライト29を点灯させ
る。
【0029】ステップS37において、タイマーで制御
されたバックライト29の点灯により、使用者は、透過
型LCD11に表示されている不在着信時のメッセージ
に気付き、キー操作部12を押下すると、その内容を確
認することができる。もし、使用者が不在着信時のメッ
セージの内容を確認しなければ、ステップS35に戻
り、再度、バックライト29が消灯してから設定時間間
隔が経過した後に設定秒数間だけバックライト29を点
灯させ、上記動作を繰り返し、バックライト29の断続
点灯を行う。
【0030】ステップS38において、不在着信時のメ
ッセージの内容が確認されると、メッセージは消え、タ
イマー設定も無効となり、本処理を終了する。ステップ
S39において、メモリ部25にバックライト29の点
灯させる間隔時間、点灯時間が設定されず、ステップS
34の設定が検出されない場合には、使用者がキー操作
部12を故意に押下するのを待つ。
【0031】ステップS40において、キー操作部12
の押下により、所定秒数間バックライト29の点灯を行
う。ステップS41において、使用者が透過型LCD1
1に表示されるメッセージを確認し、ステップS38に
進む。このように、従来では、使用者が故意にバックラ
イト29を点灯させない限り、不在着信時に表示される
メッセージを確認することができなかったけれど、本発
明の用に、透過型LCD11のバックライト29の点灯
をタイマー制御させることにより、表示画面の確認だけ
のために使用者がキー操作部12を押下する必要がなく
なった。
【0032】すなわち、透過型LCD11の表示画面に
不在着信等のメッセージが表示されている時に、バック
ライト29を一定周期で点灯させることができることに
より、使用者が表示メッセージに容易に気付き、内容を
確認することができる。さらに、透過型LCD11の表
示画面に受信したメールのメッセージ内容を自動で表示
できるように設定してあったり、電話の不在着信時のメ
ッセージを『不在着信あり』ではなく、かけてきた相手
の名前、電話番号で表示できるように使用者が設定して
いる時には、透過型LCD11のバックライト29を点
灯させて、直接表示内容を確認できるというメリットが
ある。
【0033】必要のある時にバックライト29を自動で
点灯してくれるため、通常はバックライト29を消灯状
態にしておき携帯電話機のバッテリの消耗を緩和するこ
とができる。次に、バックライトタイマー制御部21A
は、バックライト29の点灯の時間間隔、点灯の時間の
他に点灯の時間帯を指定してメモリ部25に格納するよ
うにしてもよい。
【0034】このようにして、重要な着信の予定時間
帯、例えば、午前、午後のようにに限定して、バックラ
イト29の断続点灯を行わせ、不在着信の確認を行うこ
とが可能になるので、さらにバッテリの消耗を緩和する
ことができる。さらに、上記例に加えて点灯の日、曜日
を指定してメモリ部25に格納するようにしてもよい。
【0035】このようにして、重要な着信の予定日に限
定して、バックライト29の断続点灯を行わせ、不在着
信の確認を行うことが可能になるので、さらに、バッテ
リの消耗を緩和することができる。さらに、バックライ
ト29の点灯と共に、サウンダ16による鳴動をさせる
ようにしてもよい。これにより、折り畳み型携帯電話機
10の透過型LCD11を見ていない場合に、透過型L
CD11の方に向かせて、不在着信の確認をさせること
ができる。以上、不在着信時に透過型LCD11に表示
されるメッセージ確認について説明を行ったが、本内容
以外にも、現在時刻等を確認するために、このタイマー
機能を、以下のように、利用することが可能である。
【0036】図4は図3における他の制御動作例を説明
するフローチャートである。ステップS41において、
使用者が、キー操作部12により、『現在の時刻から何
分・何時間間隔に何秒間点灯させる』という、バックラ
イト29の点灯動作のタイマー設定を行う。その設定と
設定された時間間隔・点灯時間がメモリ部25に格納さ
れる。
【0037】ステップS42において、キー操作部12
の押下により、タイマー制御開始の要求を行う。ステッ
プS43において、バックライトタイマー制御部21A
は、タイマー設定された時刻から設定時間間隔が経過し
たかを時計部24により随時入力される時間データを検
出し、その設定時間間隔が経過したかを監視する。
【0038】ステップS44において、その設定時間間
隔が経過した時に、設定秒数間だけバックライト29を
点灯させる。ステップS45において、設定秒数間だけ
バックライト29の点灯後、バックライト29を消灯さ
せる。ステップS46において、バックライト29の消
灯後、再度、設定時間間隔経過したかを監視する。
【0039】ステップS47において、その設定時間間
隔が経過した時に、設定秒数間だけバックライト29を
点灯させる。ステップS48において、キー操作部12
の押下により、タイマー制御停止の要求がなければ、ス
テップS44に戻り、以上のステップを繰り返し、バッ
クライト29の断続点灯を行う。上記要求があれば、タ
イマー制御停止を行い、処理を終了する。
【0040】この機能により、一旦、タイマー制御が開
始されると、キー操作部12を故意に押下しなくても、
ある一定時間の周期で、自動的にバックライト29を断
続的に点灯させて、日時・アンテナバー・電池残量、使
用者が待ち受け画面で設定している画像等で透過型LC
D11に表示されている情報内容を確認することができ
る。
【0041】以上、折り畳み型携帯電話機10について
説明を行ったが、一体型の透過型LCDを有する携帯電
話機、PDA(携帯情報端末)にも適用可能である。ま
た、半透過型LCDを有する携帯電話機においても、外
光のない暗室、夜等の場合であれば、前述と同様の作用
効果を得ることが可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バックライトの点灯時間間隔、点灯時間を記憶し、バッ
クライトの消灯後、点灯時間間隔の経過後に点灯時間だ
けバックライトを点灯して透過型LCDの断続表示を行
わせるようにしたので、バッテリーの消耗を緩和しつ
つ、バックライト消灯時の表示内容が容易に確認可能に
なる。さらに、バックライトの断続点灯時に透過型LC
Dに不在着信時の着信メッセージを表示させるようにし
たので、バッテリーの消耗を緩和しつつ、バックライト
消灯時の不在着信時の着信メッセージが容易に確認可能
になる。
【0043】さらに、バックライトの断続点灯時に透過
型LCDに日時・アンテナバー・電池残量、使用者が待
ち受け画面で設定している画像を表示させるようにした
ので、バッテリーの消耗を緩和しつつ、透過型LCDに
日時・アンテナバー・電池残量、使用者が待ち受け画面
で設定している画像の情報提供が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る折り畳み型携帯電話機の外
観図である。
【図2】図2は図1の折り畳み型携帯電話機10の制御
動作を説明する概略構成を示すブロック図である。
【図3】図3は図2におけるバックライトタイマー制御
部21Aの制御動作例を説明するフローチャートであ
る。
【図4】図4は図3における他の制御動作例を説明する
フローチャートである。
【符号の説明】
10…折り畳み型携帯電話機 11…透過型LCD 12…キー操作部 13…アンテナ 14…バッテリー 15…保護スクリーン 16…サウンダ 22…無線部 23…開閉検出回路 24…時計部 25…メモリ部 26…LCDドライバ 27…バックライト用LED 28…導光板 29…バックライト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックライトを点灯して透過型LCDの
    表示を行う携帯機器の透過型LCDバックライト制御シ
    ステムにおいて、 前記バックライトの点灯時間間隔、点灯時間を記憶する
    メモリ部と、 前記バックライトの消灯後、前記点灯時間間隔の経過後
    に前記点灯時間だけ前記バックライトを点灯して前記透
    過型LCDの断続表示を行わせるバックライトタイマー
    制御部とを備えることを特徴とする携帯機器の透過型L
    CDバックライト制御システム。
  2. 【請求項2】 前記バックライトの断続点灯時に前記透
    過型LCDに不在着信時の着信メッセージを表示させる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の携帯機器の透過型
    LCDバックライト制御システム。
  3. 【請求項3】 前記バックライトの断続点灯時に前記透
    過型LCDに日時・アンテナバー・電池残量、使用者が
    待ち受け画面で設定している画像を表示させることを特
    徴とする、請求項1に記載の携帯機器の透過型LCDバ
    ックライト制御システム。
  4. 【請求項4】 前記メモリ部に記憶される前記バックラ
    イトの点灯時間間隔、点灯時間を変更することにより、
    前記バックライトの断続点灯の変更を行うことを特徴と
    する、携帯機器の透過型LCDバックライト制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記バックライトの断続点灯が指定され
    た時間帯、日、曜日に行われることを特徴とする、請求
    項1に記載の携帯機器の透過型LCDバックライト制御
    システム。
  6. 【請求項6】 前記不在着信の着信メッセージに加え
    て、受信したメール内容を表示させ、かけてきた相手の
    名前、電話番号を表示させることを特徴とする、請求項
    2に記載の携帯機器の透過型LCDバックライト制御シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記バックライトの断続点灯と共に鳴動
    させることを特徴とする、請求項1に記載の携帯機器の
    透過型LCDバックライト制御システム。
  8. 【請求項8】 バックライトを点灯して透過型LCDの
    表示を行う携帯機器の透過型LCDバックライト制御プ
    ログラムにおいて、 前記バックライトの点灯時間間隔、点灯時間を記憶する
    手順と、 前記バックライトの消灯後、前記点灯時間間隔の経過後
    に前記点灯時間だけ前記バックライトを点灯させて前記
    透過型LCDの断続表示を行わせる手順とを備えること
    を特徴とする携帯機器の透過型LCDバックライト制御
    プログラム。
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JP2010147887A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Nec Corp 携帯電子機器の表示制御装置、表示制御方法及びプログラム
JP2016177147A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 Kddi株式会社 携帯端末、発光制御方法及びプログラム

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