JP2014053801A - 携帯通信装置および情報通知方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯通信装置において、未通知のスケジュール情報や未確認の着信情報が保存されているときに、これを使用者に確実に通知する。
【解決手段】携帯通信装置が充電器に接続され、加速度が基準値未満であり、かつ周囲の照度が基準値未満であるという就寝条件を満たすと、携帯通信装置の音出力機能を自動的に停止させる。その後、携帯通信装置に生じた加速度が基準値以上かつ周囲の照度が基準値以上という起床条件を満たすとともに、未通知のスケジュール情報または未確認の着信情報が携帯通信装置に保存されているときに、アラーム音を出力させる。使用者が確実にアラーム音を認識できると判断されたときにアラーム音を出力するから、未通知のスケジュール情報が在ることを、使用者に確実に通知することができる。
【選択図】 図3A

Description

本発明は、携帯電話装置やスマートフォン装置などの携帯通信装置において、使用者があらかじめ設定した日時に通知されなかった未通知のスケジュール情報や、使用者が確認していない音声通信やデータ通信の着信情報が保存されているときに、これを使用者に確実に通知できる携帯通信装置および情報通知方法に関する。
特許文献1に、筐体が折り畳み可能である携帯電話装置において、筐体が閉じた状態であり、周囲の輝度が基準輝度を下回り、かつ、充電中であると判定されたときには、使用者が就寝中であると推定されるので、使用者の睡眠を妨げないようにするため、着信音の出力や筐体振動などの着信動作を行わない「就寝モード」へ、携帯電話装置を自動的に移行させること、および、携帯電話装置が「就寝モード」状態であるときに、携帯電話装置の筐体が開かれるか、周囲の輝度が基準値以上となるか、または充電台から取り外されるかのうちのいずれか1つが検出されると、携帯電話装置が自動的に「通常モード」へ移行して、着信動作が可能な状態となることが記載されている。さらに、携帯電話装置が「就寝モード」から「通常モード」へ切り替わった場合において、「就寝モード」中に電話や電子メールの着信情報があったときは、メッセージのアナウンスや着信音の出力、バイブレータの動作、ディスプレイの着信表示、LEDランプの点灯などのアラームを発動させて、使用者に着信情報の存在を知らせることが記載されている。
特開2006−352765号公報
特許文献1に記載の従来技術は、携帯電話装置の筐体が開かれるか、周囲の輝度が基準値以上となるか、または携帯電話装置を充電台から取り外すかのうち、いずれか1つでも検出されると、携帯電話装置が就寝モードを自動的に解除するように設定されているため、次のような欠点が有る。
使用者が、就寝のため、筐体を閉じた状態で携帯電話装置を充電器に接続し、部屋の照明を消したとすると、特許文献1に記載の携帯電話装置は、自動的に就寝モードへ移行する。この状態において、使用者の起床前に、使用者以外の者が照明を点灯させることにより、あるいは日が昇ることにより、携帯電話装置の周囲の輝度が基準値以上となると、携帯電話装置が就寝モードから通常モードへ移行する。その際、就寝モード中に受信した未確認の着信情報が在ると、携帯電話装置はアラームを発動させる。しかるに、このとき、使用者は睡眠中であるため、アラームを認識することができない。そして、使用者が起床した時点では、携帯電話装置はすでに通常モードへ移行しているため、就寝モード中に受信した未確認の着信情報に使用者が気づかず、これを看過してしまうおそれがある。
使用者の起床予定時間前であっても、たとえば、朝になって周囲が明るくなることにより就寝モードが解除された場合に、就寝モード中に受信した着信情報があるときは、アラーム発動により、使用者を睡眠から強制的に覚醒させることも考えられる。しかし、この場合は、使用者が着信情報を確認できるものの、睡眠を強制的に中断させるものであるため、使用者に不快感を与える欠点がある。
このように、特許文献1の従来技術は、アラームを発動させる時期の判定手法が適切であるとは言えず、未確認の着信情報が在ることを、使用者が確実に認識できるとは限らない。
また特許文献1の従来技術では、就寝モードが解除されたときにアラームを発動させる対象が未確認の着信情報だけであり、使用者が設定した日時に通知音を出力するように設定されたスケジュール情報、特に就寝モードへ移行してしまった後の設定済のスケジュール情報をアラームの発動対象とすることについては、まったく考慮されていない。
本発明の目的は、使用者がアラーム音を認識できる状態かどうかを判定して、使用者が確実に認識できる状態のときにアラーム音を出力させることにより、未通知のスケジュール情報や未確認の着信情報が存在することを使用者が看過するのを防止できる携帯通信装置および情報通知方法を提供することである。
本発明は、音の出力が可能な状態と不可能な状態とを制御する音出力制御部と、スケジュール情報を保存するスケジュール管理部と、使用者があらかじめ設定した設定日時に通知音を出力して前記スケジュール情報の存在を使用者に通知する通知音出力部と、充電器との接続状態を検出する充電検出部と、加速度を検出する加速度検出部と、照度を検出する照度検出部と、アラーム音を出力するアラーム音出力部とを備え、
前記充電検出部により充電器との接続状態が検出され、前記加速度検出部により検出された加速度が基準値未満であり、かつ、前記照度検出部により検出された照度が基準値未満であるときに、前記音出力制御部が音出力を不可能な状態に制御し、
前記音出力制御部が音出力を不可能な状態に制御した後に、前記設定日時を経過したが通知音が出力されなかった未通知のスケジュール情報が前記スケジュール管理部に保存されており、前記加速度検出部により検出された加速度が基準値以上であり、かつ、前記照度検出部により検出された照度が基準値以上になったときに、前記音出力制御部が音出力を可能な状態に制御して、前記アラーム音出力部がアラーム音を出力することを特徴とする携帯通信装置である。
また本発明は、音の出力が可能な状態と不可能な状態とを制御する音出力制御部と、音声通信またはデータ通信の着信情報を保存する着信情報管理部と、音声通信またはデータ通信による着信があったときに着信音を出力する着信音出力部と、スケジュール情報を保存するスケジュール管理部と、使用者があらかじめ設定した設定日時に通知音を出力して前記スケジュール情報の存在を使用者に通知する通知音出力部と、充電器との接続状態を検出する充電検出部と、加速度を検出する加速度検出部と、照度を検出する照度検出部と、アラーム音を出力するアラーム音出力部とを備え、
前記充電検出部により充電器との接続状態が検出され、前記加速度検出部により検出された加速度が基準値未満であり、かつ、前記照度検出部により検出された照度が基準値未満であるときに、前記音出力制御部が音出力を不可能な状態に制御し、
前記音出力制御部が音出力を不可能な状態に制御した後に着信した音声通信またはデータ通信の着信情報であって使用者が未確認の着信情報が前記着信情報管理部に保存されているか、または、前記音出力制御部が音出力を不可能な状態に制御した後に前記設定日時を経過したが通知音が出力されなかった未通知のスケジュール情報が前記スケジュール管理部に保存されており、かつ、前記加速度検出部により検出された加速度が基準値以上であり、かつ、前記照度検出部により検出された照度が基準値以上になったときに、前記音出力制御部が音出力を可能な状態に制御して、前記アラーム音出力部がアラーム音を出力することを特徴とする携帯通信装置である。
また本発明は、前記アラーム音出力部が、前記アラーム音を出力した後、前記未通知のスケジュール情報を確認する確認操作が実行されるまで、前記アラーム音の出力を一定時間間隔で反復することを特徴とする。
また本発明は、前記アラーム音出力部が、前記アラーム音を出力した後、前記未確認の着信情報および前記未通知のスケジュール情報のいずれか一方または両方を確認する確認操作が実行されるまで、前記アラーム音の出力を一定時間間隔で反復することを特徴とする。
また本発明は、音の出力が可能な状態と不可能な状態とに制御する音出力制御機能と、使用者があらかじめ設定した設定日時に通知音を出力してスケジュール情報の存在を使用者に通知する機能とを備える携帯通信装置が充電器に接続されているか否か、該携帯通信装置に生じる加速度が基準値未満であるか否か、および、該携帯通信装置が検出する照度が基準値未満であるか否かを判定する第1のステップと、
前記第1のステップにおいて、該携帯通信装置が充電器に接続された状態であり、該携帯通信装置に生じた加速度が基準値未満であり、かつ、該携帯通信装置が検出した照度が基準値未満であると判定されたとき、前記音出力制御機能によって該携帯通信装置の音出力を不可能な状態に制御する第2のステップと、
前記音出力制御機能によって音出力が不可能な状態に制御された後に前記設定日時を経過した未通知のスケジュール情報が該携帯通信装置に保存されているか否か、該携帯通信装置に生じる加速度が基準値以上であるか否か、および、該携帯通信装置が検出する照度が基準値以上であるか否かを、前記第2のステップに続けて判定する第3のステップと、
前記第3のステップにおいて、該携帯通信装置に前記未通知のスケジュール情報が保存されており、該携帯通信装置に生じた加速度が基準値以上であり、かつ、該携帯通信装置が検出した照度が基準値以上になったと判定されたとき、前記音出力制御機能によって音出力を可能な状態に制御して、前記未通知のスケジュール情報が保存されていることを通知するアラーム音を出力させる第4のステップとを含むことを特徴とする情報通知方法である。
また本発明は、音の出力が可能な状態と不可能な状態とに制御する音出力制御機能と、音声通信またはデータ通信による着信があったときに着信音を出力する機能と、使用者があらかじめ設定した設定日時に通知音を出力してスケジュール情報の存在を使用者に通知する機能とを備える携帯通信装置が充電器に接続されているか否か、該携帯通信装置に生じる加速度が基準値未満であるか否か、および、該携帯通信装置が検出する照度が基準値未満であるか否かを判定する第1のステップと、
前記第1のステップにおいて、該携帯通信装置が充電器に接続された状態であり、該携帯通信装置に生じた加速度が基準値未満であり、かつ、該携帯通信装置が検出した照度が基準値未満であると判定されたとき、前記音出力制御機能によって該携帯通信装置の音出力を不可能な状態に制御する第2のステップと、
前記音出力制御機能によって音出力が不可能な状態に制御された後に着信した音声通信またはデータ通信の着信情報であって使用者が未確認の着信情報が該携帯通信装置に保存されているか否か、前記音出力制御機能によって音出力が不可能な状態に制御された後に前記設定日時を経過した未通知のスケジュール情報が該携帯通信装置に保存されているか否か、該携帯通信装置に生じる加速度が基準値以上であるか否か、および、該携帯通信装置が検出する照度が基準値以上であるか否かを、前記第2のステップに続けて判定する第3のステップと、
前記第3のステップにおいて、前記未確認の着信情報および前記未通知のスケジュール情報の少なくとも一方が該携帯通信装置に保存されており、該携帯通信装置に生じた加速度が基準値以上であり、かつ、該携帯通信装置が検出した照度が基準値以上になったと判定されたとき、前記音出力制御機能によって音出力を可能な状態に制御して、前記未確認の着信情報および前記未通知のスケジュール情報の少なくとも一方が保存されていることを通知するアラーム音を出力させる第4のステップとを含むことを特徴とする情報通知方法である。
本発明によれば、携帯通信装置が、音出力制御部と、スケジュール管理部と、通知音出力部と、充電検出部と、加速度検出部と、照度検出部と、アラーム音出力部とを備えるものとし、充電検出部により携帯通信装置と充電器との接続状態が検出され、加速度検出部により検出された携帯通信装置に生じた加速度が基準値未満であり、かつ、照度検出部により検出された携帯通信装置の周囲の照度が基準値未満であるという「就寝条件」を満たしたときに、音出力制御部が音出力を不可能な状態に制御するから、就寝条件を満たして使用者が就寝状態になったと考えられるときには、スケジュール情報を通知する通知音の出力を停止して、使用者の睡眠を妨げない。
そして、音出力制御部が音出力を不可能な状態に制御した後に、加速度検出部により検出された携帯通信装置に生じた加速度が基準値以上であり、かつ、照度検出部により検出された携帯通信装置の周囲の照度が基準値以上になったという「起床条件」を満たしたときに、通知音が出力されなかった未通知のスケジュール情報が保存されている場合には、音出力制御部が音出力を可能な状態に制御して、アラーム音出力部がアラーム音を出力する。すなわち、起床条件が満たされて、使用者が覚醒しており、よって確実にアラーム音を認識できると判断できるときにアラーム音を出力するので、未通知のスケジュール情報が在ることを、使用者に確実に通知することができる。
また本発明によれば、音出力制御部と、着信情報を保存する着信情報管理部と、着信音出力部と、スケジュール管理部と、通知音出力部と、充電検出部と、加速度検出部と、照度検出部と、アラーム音出力部とを備えるものとし、充電検出部により携帯通信装置と充電器との接続状態が検出され、加速度検出部により検出された携帯通信装置に生じた加速度が基準値未満であり、かつ、照度検出部により検出された携帯通信装置の周囲の照度が基準値未満であるという就寝条件を満たしたときに、音出力制御部が音出力を不可能な状態に制御するから、就寝条件を満たして使用者が就寝状態になったと考えられるときには、スケジュール情報を通知する通知音の出力を停止して、使用者の睡眠を妨げない。
そして、音出力制御部が音出力を不可能な状態に制御した後に、加速度検出部により検出された携帯通信装置に生じた加速度が基準値以上であり、かつ、照度検出部により検出された携帯通信装置の周囲の照度が基準値以上になったという起床条件を満たしたときに、使用者が確認していない未確認の着信情報が保存されているか、または、通知音が出力されなかった未通知のスケジュール情報が保存されている場合には、音出力制御部が音出力を可能な状態に制御して、アラーム音出力部がアラーム音を出力する。すなわち、起床条件が満たされて、使用者が覚醒しており、よって確実にアラーム音を認識できると判断できるときにアラーム音を出力するので、未確認の着信情報または未通知のスケジュール情報が在ることを、使用者に確実に通知することができる。
また本発明によれば、アラーム音出力部は、アラーム音を出力した後、使用者が、携帯通信装置に対し、未通知のスケジュール情報を確認する確認操作を実行するまで、アラーム音の出力を一定時間間隔で反復するから、使用者に未通知のスケジュール情報が存在することを確実に通知することができる。
また本発明によれば、アラーム音出力部は、アラーム音を出力した後、使用者が、未確認の着信情報および未通知のスケジュール情報のいずれか一方または両方を確認する確認操作を実行するまで、アラーム音の出力を一定時間間隔で反復するから、使用者に未確認の着信情報または未通知のスケジュール情報が存在することを確実に通知することが可能である。
また本発明によれば、音の出力が可能な状態と不可能な状態とに制御する音出力制御機能と、設定日時に通知音を出力してスケジュール情報の存在を使用者に通知する機能を備える携帯通信装置において、携帯通信装置が充電器に接続された状態であり、携帯通信装置に生じた加速度が基準値未満であり、かつ、携帯通信装置の周囲の照度が基準値未満であるという就寝条件を満たすと判定されたならば、使用者が就寝状態になったと考えて、携帯通信装置の音出力を不可能な状態に制御する。このとき、使用者は睡眠中であるから通知音を認識する可能性が小さいと考えられるので、スケジュール情報を通知する設定日時が到来しても、通知音は出力されない。また、音出力機能が停止するから、使用者の睡眠を妨げない。
音出力を不可能な状態に制御した後、携帯通信装置に生じた加速度が基準値以上であり、かつ、携帯通信装置の周囲の照度が基準値以上になったという起床条件を満たすと判定されるとともに、通知音の出力がなされずに設定日時が経過した未通知のスケジュール情報が携帯通信装置に保存されているときには、携帯通信装置を音出力が可能な状態に制御してアラーム音を出力させる。
携帯通信装置に生じる加速度の検出は、使用者が携帯通信装置を把持する動作を検出するものであり、照度の検出は、周囲が十分に明るくなっているかどうかを検出するものである。検出する加速度および照度がいずれも基準値以上のときには、使用者が、周囲が十分に明るい環境下で、携帯通信装置を把持する動作を行ったと考えられるので、使用者は覚醒していると判断することができる。つまり本発明は、使用者が確実にアラーム音を認識できると判断されたときにアラーム音を出力するものであるから、未通知のスケジュール情報が在ることを、使用者に確実に通知することができる。
一般にスケジュール情報は、通知音を出力する日時を使用者が設定することによって、使用者自身にその存在を通知させるものであるが、使用者が就寝時間または起床時間を変更したときには、睡眠中にスケジュール情報が通知される可能性が生じる。そこで本発明では、使用者の睡眠中は通知音を出力しても、使用者がこれを認識する可能性が低いと考え、使用者が起床してからアラーム音を出力するように設定した。これによって本発明は、未通知のスケジュール情報の存在を、使用者に確実に認識させることができる。
なお本発明では、就寝条件が満たされて、携帯通信装置の音出力機能が停止したのち、検出される加速度および照度がいずれも基準値以上でなくては、携帯通信装置は音出力可能な状態に変更されない。つまり、携帯通信装置に基準値以上の加速度が生じただけでは、あるいは、周囲の照度が基準値以上となっただけでは、音出力機能が停止したままであり、スケジュール情報の通知音も、音声通信や電子メールの着信音も、アラーム音も出力されない。したがって、使用者が就寝して、就寝条件を満足することにより、携帯通信装置の音出力機能が停止した後に、たとえば使用者以外の者が部屋の照明を点灯させたとしても、携帯通信装置には基準値以上の加速度が生じないから、音出力機能の停止状態が維持され、アラーム音の出力は行われない。
あるいは、使用者が就寝して、就寝条件を満足することにより、携帯通信装置の音出力機能が停止した後、朝になる前に、たとえば使用者が、照明を点灯させずに、携帯通信装置の音声通信またはデータ通信の着信情報だけを確認する操作をしたときには、周囲の照度が基準値未満であるため、音出力を不可能とする制御状態が維持され、未通知のスケジュール情報が在ったとしても、アラーム音の出力はなされない。
このように、就寝条件を満足させて携帯通信装置の音出力機能を停止させたのち、照明を点灯させたり、携帯通信装置を操作したりするだけでは、起床条件が満足されないから、携帯通信装置は音出力を不可能とする制御状態が継続する。よって、照明を点灯させたり携帯通信装置を操作したりした後、使用者が睡眠を再開した場合には、着信音やアラーム音などで妨げられることなく、当初予定していた起床時間まで、睡眠を続けることが可能である。
そして朝になり、使用者が起床して携帯通信装置を手にすると、周囲の照度が基準値以上の環境下で、携帯通信装置に基準値以上の加速度が生じるから、起床条件が満足されて、携帯通信装置の音出力が可能になる。そして、未通知のスケジュール情報が保存されているときには、これを通知するアラーム音が出力される。よって使用者は、未通知のスケジュール情報の存在を確実に認識することができる。
また本発明によれば、音の出力が可能な状態と不可能な状態とに制御する音出力制御機能と、音声通信またはデータ通信による着信があったときに着信音を出力する機能と、使用者があらかじめ設定した設定日時に通知音を出力してスケジュール情報の存在を使用者に通知する機能とを備える携帯通信装置において、携帯通信装置が充電器に接続された状態であり、携帯通信装置に生じた加速度が基準値未満であり、かつ、携帯通信装置の周囲の照度が基準値未満であるという就寝条件を満たすと判定されたならば、携帯通信装置の音出力を不可能とするように制御される。しかるのち、携帯通信装置に生じた加速度が基準値以上であり、かつ、携帯通信装置の周囲の照度が基準値以上であるという起床条件を満たすと判定されるとともに、未確認の着信情報または未通知のスケジュール情報の少なくとも一方が携帯通信装置に保存されているときは、携帯通信装置を音出力可能な状態に制御してアラーム音を出力させる。
検出する加速度および照度がいずれも基準値以上のときには、周囲が十分に明るい環境下で、使用者が、携帯通信装置を把持する動作を行ったと考えられるので、使用者は覚醒していると判断することができる。よって本発明は、使用者が確実にアラーム音を認識できると判断されたときにアラーム音を出力するので、未通知のスケジュール情報または未確認の着信情報が在ることを、使用者に確実に通知することができる。
本発明に係る情報通知方法の実施に用いられる携帯通信装置1の一例の概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る情報通知方法の第1のステップおよび第2のステップを説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る情報通知方法の第3のステップを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る情報通知方法の第4のステップを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る情報通知方法の第3のステップを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る情報通知方法の第4のステップを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る情報通知方法の第3のステップを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る情報通知方法の第4のステップを示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る情報通知方法の実施に用いる携帯通信装置1の一例の概略構成を示すブロック図である。携帯通信装置1は、たとえば携帯電話装置やスマートフォン装置などであり、音声通信機能およびデータ通信機能を備えるとともに、使用者があらかじめ設定した設定日時に通知音を出力してスケジュール情報の存在を使用者に通知する機能を備えるものが用いられる。なお図1には、一般的な携帯通信装置1が備える機能のうち、本発明を実施するうえで必要な機能に関する部分を表示した。
前記において音声通信とは、使用者が通話をするための音声信号による通信であり、データ通信とは、電子メールの送受信やショートメッセージの送受信などの、音声信号によらない通信である。またスケジュール情報とは、使用者が、行動予定や注意すべき事項を、日時とともに記録した情報である。
携帯通信装置1は、装置の状態を検出する検出部10、装置の各種動作を制御する制御部20、装置に動作指令を与えたり設定情報を入力したりするための入力部30、各種動作を実行するために必要なプログラムおよびデータが保存される記憶部40、通信回線と接続して音声通信およびデータ通信を行うための通信部50、アラーム音の出力およびその他のアラーム動作を発動させるための通知部60、表示パネルなどで構成される表示部70を備えて成る。また、携帯通信装置1に備えられるバッテリ(図示せず)に充電するための充電器100が、携帯通信装置1に対し着脱自在に備えられる。
検出部10は、照度を検出する照度検出部11、携帯通信装置1に力が作用したときに生じる加速度を検出する加速度検出部12、携帯通信装置1と充電器100との接続状態を検出する充電検出部13、および、音声通信およびデータ通信の着信情報の有無を検出する着信情報検出部14を含んで成る。照度検出部11は、携帯通信装置1に備えられるカメラ機能を利用することが可能である。
制御部20は、検出部10から送られる情報に基づいて、必要な動作内容を判断し、携帯通信装置1の各種動作を制御する部分であって、演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)などを備えてなる。制御部20には、携帯通信装置1の各種アラーム動作の内容を設定するアラーム設定部21、スケジュール情報の保存および管理を行うスケジュール管理部22、音声通信やデータ通信の着信情報の保存および管理を行う着信情報管理部23、時刻情報を発生させる時計部24が接続される。また制御部20は、音の出力を可能な状態と不可能な状態とに制御する音出力制御部25を含んでいる。
アラーム設定部21は、携帯通信装置1がアラームを発動させる条件または日時を設定するとともに、発動させるアラームの内容を動作種類に応じて設定するためのものである。アラーム設定部21が取り扱うアラームの種類には、起床時刻を告知するための目覚まし音、設定日時にスケジュール情報を通知するための通知音、音声通信による受信を検出したときの着信音、データ通信による受信を検出したときの着信音、携帯通信装置1が起床条件を満たしたときに未通知のスケジュール情報または未確認の着信情報の存在を通知するためのアラーム音などの音出力のほか、これらの音出力に連動して発動させるバイブレータの振動や、LED(Light Emitting Diode)光源の発光動作、点滅動作などが含まれる。
スケジュール管理部22が行うスケジュール情報の管理には、たとえば、保存されているスケジュール情報について、通知音を出力させる設定日時の経過前のものと経過後のものとに分類する処理、設定日時が経過したが通知音が出力されなかったスケジュール情報を特定する処理、スケジュール情報の重要度を分類してランク付けする処理、スケジュール情報の保存期間を設定する処理などが含まれる。
着信情報管理部23が行う着信情報の管理には、着信情報を発信元に基づいて分類する処理、着信情報の着信履歴を作成する処理、使用者が着信履歴または着信内容を表示部70に表示させる確認操作を行った着信情報と未確認の着信情報とに分類する処理などが含まれる。
入力部30は、携帯通信装置1に動作指令を入力したり、各種設定を入力したりするためのものであり、キーボード、テンキーのほか、タッチパネルやマイクロフォンなどで構成される。
記憶部40は、携帯通信装置1を動作させるために必要なプログラムおよびデータを格納するものである。
通信部50は、携帯通信装置1を通信回線に接続して、音声通信またはデータ通信を行うための部分である。通信回線は、携帯電話回線網などの公衆通信回線のほか、VPN(Virtual Private Network)などの閉域通信回線を利用することも可能である。
通知部60は、制御部20からの指示により、アラーム発生部61が発生させるアラーム信号に基づいてアラームを発動させるものであり、音出力を行うスピーカ、振動を発生させるバイブレータ、発光動作を行う光源などで構成される。アラーム発生部61には、アラーム音の出力信号を発生させるアラーム音出力部62、着信音の出力信号を発生させる着信音出力部63、および、通知音の出力信号を発生させる通知音出力部64が備えられる。また、アラーム発生部61から、アラーム音、着信音、通知音などの出力信号とともに、バイブレータの振動指令信号や光源の発光指令信号を出力して、携帯通信装置1の音出力と同時に、振動や発光動作を伴わせることもできる。
表示部70は、液晶パネルや有機ELパネルなどの表示パネルで構成され、制御部からの指示により、メッセージ表示部71で作成したメッセージ情報に基づき、表示パネルの画面に文字や画像を表示するためのものである。
次に、本発明に係る情報通知方法の実施要領を、図2、図3Aおよび図3Bに基づいて説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係る情報通知方法の第1のステップおよび第2のステップを説明するフローチャートであり、図3Aは、本発明の第1の実施形態に係る情報通知方法の第3のステップを説明するフローチャートであり、図3Bは、本発明の第1の実施形態に係る情報通知方法の第4のステップを説明するフローチャートである。
本実施形態が対象とする携帯通信装置1は、音声通信を行うための音声通信機能および電子メールの送受信などを行うためのデータ通信機能とともに、スケジュール情報を管理するスケジュール管理機能を備えるものであって、音声通信またはデータ通信の着信が在ったときは着信音を出力し、また、使用者が設定した設定日時に通知音を出力してスケジュール情報を通知する機能を有するものとする。また、着信音や通知音などを含めた音出力を可能な状態と不可能な状態とに制御する音出力制御機能を有するものとする。
着信音やアラーム音の出力や振動などが可能となっている通常モードの携帯通信装置1において、図2に示すように、処理ステップS1で、就寝中アラーム解除モードの設定処理の開始を指示する。就寝中アラーム解除モードは、使用者が就寝中であると判定されたときに、音出力制御部25が、携帯通信装置1の音出力機能を停止させるモードである。次の処理ステップS2で、携帯通信装置1が充電器100に接続されているか否か、携帯通信装置1に生じる加速度が基準値未満であるか否か、および、携帯通信装置1の周囲の照度が基準値未満であるか否かの就寝条件の判定開始を指示する。処理ステップS1と処理ステップS2とが第1のステップである。そして処理ステップS3において、携帯通信装置1が充電器100に接続された状態であり、携帯通信装置1に生じた加速度が基準値未満であるから携帯通信装置1は静止した状態であり、かつ、携帯通信装置1の周囲の照度が基準値未満であるから周囲が十分に暗くなっているという就寝条件を満たすと判定されたならば、処理ステップS4で音出力制御部25が音出力機能を停止させ、携帯通信装置1を、就寝中アラーム解除モードへ移行させる。処理ステップS3と処理ステップS4が第2のステップである。処理ステップS3において、就寝条件を満足しないと判定されたときは、就寝判定の開始を指示する処理ステップS2の直前へ戻るフローとする。
携帯通信装置1が、就寝中アラーム解除モードへ移行したときには、音出力が不可能な状態となっている。したがって、音声通信や電子メールの着信があっても着信音が出力されず、スケジュール情報の設定日時に到達しても通知音が出力されないから、使用者の睡眠を妨げることがない。
続いて、図3Aに示すように、処理ステップS10で、アラーム告知モードへの移行処理を開始する。アラーム告知モードは、就寝中アラーム解除モードへの移行後に、携帯通信装置1に告知情報が発生した場合に、起床条件を満たしたならば、アラーム音を出力させて、使用者に告知情報の存在を通知するモードである。ここで告知情報とは、携帯通信装置1の音出力機能の停止後に、通知音を出力させずに設定日時を経過した未通知のスケジュール情報、および、音出力機能の停止後に着信した音声通信またはデータ通信の着信情報であって、使用者が確認操作を行っていないものである。なお確認操作は、使用者が、携帯通信装置1の表示部70に、音声通信やデータ通信の着信履歴を表示させたり、電子メールなどのデータ通信の受信内容を表示させる操作などである。
アラーム告知モードへの移行処理は、音出力機能の停止後に、携帯通信装置1に告知情報が保存された否かを判定する処理ステップS11と、照度検出部11が検出する照度が基準値以上であるか否かの判定を開始する処理ステップS12および照度判定を行う処理ステップS13と、加速度検出部12が検出する加速度が基準値以上であるか否かの判定を開始する処理ステップS14および加速度判定を行う処理ステップS15によってなされ、これら処理ステップS11〜S15が第3のステップである。
本実施形態では、未通知のスケジュール情報および未確認の着信情報の少なくとも一方が携帯通信装置1に保存されている場合に、告知情報ありと判定(S11)して、照度判定(S12)へ移行する。告知情報が無いときは、後述する処理ステップS21へ移行して、携帯通信装置1を通常モードに移行させる。
ついで、照度判定を開始(S12)し、検出した照度が基準値以上であり、十分に明るいと判定したならば(S13)、加速度判定へ移行する(S14)。照度が基準値未満のときは、照度判定開始(S12)の直前へ戻すフローとする。
次の加速度判定ステップ(S15)で、検出した加速度が基準値以上であり、したがって使用者が携帯通信装置1を手にしたと判定されたならば、起床条件が満足されたとして、図3Bに示すように、就寝中アラーム解除モードを解除する処理ステップS16へ移行し、音出力制御部25によって携帯通信装置1を音出力可能な状態に制御して、アラーム音の出力を含むアラーム発動を行う処理ステップS17を実行する。処理ステップS17が、第4のステップである。アラーム発動には、アラーム音の出力以外に、バイブレータによる振動や、LED光源による発光動作や点滅動作を含ませることができる。加速度が基準値未満であると判定されたときは、加速度判定開始(S14)の直前へ戻すフローとする。
前記第4のステップにおいて発動させたアラームは、処理ステップS18において、使用者が、携帯通信装置1に対し、告知情報の存在を確認する操作を実行しなかった場合、処理ステップS22により、確認操作を検出するまで、一定時間置きに反復して発動される処理が行われる。なお、アラームの反復回数は、適宜設定される(例えば10回)。処理ステップS22により、アラームを一定回数反復しても、使用者が、告知情報の確認操作を行わなかったときは、加速度判定開始(S14)の直前に戻し、再度、告知情報の確認を促すフローとする。
使用者が、携帯通信装置1に対し、告知情報の存在を確認する操作を行ったならば、携帯通信装置1は処理ステップS19でアラームの発動を終了させ、処理ステップS20でアラーム告知モードを解除したのち、処理ステップS21で通常モードへ移行して処理を終了させる。
このように、本実施形態では、使用者が起床していると判定されたとき、すなわち、使用者がアラーム音を認識できる状態のときにアラーム音を出力させるから、使用者に告知情報の存在を確実に通知することができる。
ところで、告知情報が未通知のスケジュール情報と未確認の着信情報とを含んでいるときは、使用者が携帯通信装置1に対して行う確認操作を、スケジュール情報に対する操作と、着信情報に対する操作とを、それぞれ別個に設定することができる。すなわち、未通知のスケジュール情報に対する確認操作と、未確認の着信情報に対する確認操作との両方を使用者が完了させるまで、アラーム発動が継続するように設定する。これにより、スケジュール情報と着信情報の一方だけを確認して、他方の確認を看過するおそれを無くすことができる。上に説明した、未通知のスケジュール情報を確認するまでアラームの発動を反復するステップが第5のステップであり、未確認の着信情報を確認するまでアラームの発動を反復するステップが第6のステップである。
なお、状況に応じて、告知情報が未通知のスケジュール情報と未確認の着信情報とを含んでいるときに、使用者が携帯通信装置1に対して、スケジュール情報の確認操作または着信情報の確認操作のいずれか一方だけを行うことにより、アラーム音の出力が停止するように設定することも可能である。
(第2の実施形態)
図4Aは、本発明の第2の実施形態に係る情報通知方法の第3のステップを説明するフローチャート、図4Bは、本発明の第2の実施形態に係る情報通知方法の第4のステップを説明するフローチャートである。本実施形態は、本発明の第3のステップを構成する告知情報の有無を判定する処理ステップS30の順番を、照度判定を行う処理ステップS12、S13、および加速度判定を行う処理ステップS14、S15の後に位置させたものである。したがって、本実施形態では、携帯通信装置1が、照度判定および加速度判定を行って、いずれも基準値以上であり、起床条件を満足していると判定されたのちに、告知情報の有無を判定する順序となっている。かかる構成によっても、本発明の情報通知方法を実施することが可能である。
(第3の実施形態)
図5Aは、本発明の第3の実施形態に係る情報通知方法の第3のステップを説明するフローチャート、図5Bは、本発明の第3の実施形態に係る情報通知方法の第4のステップを説明するフローチャートである。図5Aおよび図5Bに示すごとく、本実施形態は、本発明の第3のステップの一部を構成する、告知情報を確認する処理ステップS11において、告知情報がないときは、処理ステップS11の直前に戻るフローとして、告知情報が生じるまでループさせるようにしたものである。かかる構成によっても、本発明に係る情報通知方法の実施が可能である。
なお本実施形態においては、告知情報が存在しない場合、使用者が設定する起床時間に、携帯通信装置1が音出力を可能な通常モードへ切り替わるような設定とすることが可能である。
(その他の実施形態)
前記実施形態では、携帯通信装置1が就寝中アラーム解除モードへ移行したのち、未通知のスケジュール情報および未確認の着信情報の少なくとも一方が在ったときに、携帯通信装置1がアラーム音を出力させるものとしたが、スケジュール情報のみに着目し、着信情報の有無にかかわらず、未通知のスケジュール情報が保存されているときだけ、アラーム音を出力させるように構成することも可能である。
1 携帯通信装置
10 検出部
11 照度検出部
12 加速度検出部
13 充電検出部
14 着信情報検出部
20 制御部
21 アラーム設定部
22 スケジュール管理部
23 着信情報管理部
24 時計部
25 音出力制御部
30 入力部
40 記憶部
50 通信部
60 通知部
61 アラーム発生部
62 アラーム音出力部
63 着信音出力部
64 通知音出力部
70 表示部
100 充電器

Claims (6)

  1. 音の出力が可能な状態と不可能な状態とを制御する音出力制御部と、スケジュール情報を保存するスケジュール管理部と、使用者があらかじめ設定した設定日時に通知音を出力して前記スケジュール情報の存在を使用者に通知する通知音出力部と、充電器との接続状態を検出する充電検出部と、加速度を検出する加速度検出部と、照度を検出する照度検出部と、アラーム音を出力するアラーム音出力部とを備え、
    前記充電検出部により充電器との接続状態が検出され、前記加速度検出部により検出された加速度が基準値未満であり、かつ、前記照度検出部により検出された照度が基準値未満であるときに、前記音出力制御部が音出力を不可能な状態に制御し、
    前記音出力制御部が音出力を不可能な状態に制御した後に、前記設定日時を経過したが通知音が出力されなかった未通知のスケジュール情報が前記スケジュール管理部に保存されており、前記加速度検出部により検出された加速度が基準値以上であり、かつ、前記照度検出部により検出された照度が基準値以上になったときに、前記音出力制御部が音出力を可能な状態に制御して、前記アラーム音出力部がアラーム音を出力することを特徴とする携帯通信装置。
  2. 音の出力が可能な状態と不可能な状態とを制御する音出力制御部と、音声通信またはデータ通信の着信情報を保存する着信情報管理部と、音声通信またはデータ通信による着信があったときに着信音を出力する着信音出力部と、スケジュール情報を保存するスケジュール管理部と、使用者があらかじめ設定した設定日時に通知音を出力して前記スケジュール情報の存在を使用者に通知する通知音出力部と、充電器との接続状態を検出する充電検出部と、加速度を検出する加速度検出部と、照度を検出する照度検出部と、アラーム音を出力するアラーム音出力部とを備え、
    前記充電検出部により充電器との接続状態が検出され、前記加速度検出部により検出された加速度が基準値未満であり、かつ、前記照度検出部により検出された照度が基準値未満であるときに、前記音出力制御部が音出力を不可能な状態に制御し、
    前記音出力制御部が音出力を不可能な状態に制御した後に着信した音声通信またはデータ通信の着信情報であって使用者が未確認の着信情報が前記着信情報管理部に保存されているか、または、前記音出力制御部が音出力を不可能な状態に制御した後に前記設定日時を経過したが通知音が出力されなかった未通知のスケジュール情報が前記スケジュール管理部に保存されており、かつ、前記加速度検出部により検出された加速度が基準値以上であり、かつ、前記照度検出部により検出された照度が基準値以上になったときに、前記音出力制御部が音出力を可能な状態に制御して、前記アラーム音出力部がアラーム音を出力することを特徴とする携帯通信装置。
  3. 前記アラーム音出力部は、前記アラーム音を出力した後、前記未通知のスケジュール情報を確認する確認操作が実行されるまで、前記アラーム音の出力を一定時間間隔で反復することを特徴とする請求項1に記載の携帯通信装置。
  4. 前記アラーム音出力部は、前記アラーム音を出力した後、前記未確認の着信情報および前記未通知のスケジュール情報のいずれか一方または両方を確認する確認操作が実行されるまで、前記アラーム音の出力を一定時間間隔で反復することを特徴とする請求項2に記載の携帯通信装置。
  5. 音の出力が可能な状態と不可能な状態とに制御する音出力制御機能と、使用者があらかじめ設定した設定日時に通知音を出力してスケジュール情報の存在を使用者に通知する機能とを備える携帯通信装置が充電器に接続されているか否か、該携帯通信装置に生じる加速度が基準値未満であるか否か、および、該携帯通信装置が検出する照度が基準値未満であるか否かを判定する第1のステップと、
    前記第1のステップにおいて、該携帯通信装置が充電器に接続された状態であり、該携帯通信装置に生じた加速度が基準値未満であり、かつ、該携帯通信装置が検出した照度が基準値未満であると判定されたとき、前記音出力制御機能によって該携帯通信装置の音出力を不可能な状態に制御する第2のステップと、
    前記音出力制御機能によって音出力が不可能な状態に制御された後に前記設定日時を経過した未通知のスケジュール情報が該携帯通信装置に保存されているか否か、該携帯通信装置に生じる加速度が基準値以上であるか否か、および、該携帯通信装置が検出する照度が基準値以上であるか否かを、前記第2のステップに続けて判定する第3のステップと、
    前記第3のステップにおいて、該携帯通信装置に前記未通知のスケジュール情報が保存されており、該携帯通信装置に生じた加速度が基準値以上であり、かつ、該携帯通信装置が検出した照度が基準値以上になったと判定されたとき、前記音出力制御機能によって音出力を可能な状態に制御して、前記未通知のスケジュール情報が保存されていることを通知するアラーム音を出力させる第4のステップとを含むことを特徴とする情報通知方法。
  6. 音の出力が可能な状態と不可能な状態とに制御する音出力制御機能と、音声通信またはデータ通信による着信があったときに着信音を出力する機能と、使用者があらかじめ設定した設定日時に通知音を出力してスケジュール情報の存在を使用者に通知する機能とを備える携帯通信装置が充電器に接続されているか否か、該携帯通信装置に生じる加速度が基準値未満であるか否か、および、該携帯通信装置が検出する照度が基準値未満であるか否かを判定する第1のステップと、
    前記第1のステップにおいて、該携帯通信装置が充電器に接続された状態であり、該携帯通信装置に生じた加速度が基準値未満であり、かつ、該携帯通信装置が検出した照度が基準値未満であると判定されたとき、前記音出力制御機能によって該携帯通信装置の音出力を不可能な状態に制御する第2のステップと、
    前記音出力制御機能によって音出力が不可能な状態に制御された後に着信した音声通信またはデータ通信の着信情報であって使用者が未確認の着信情報が該携帯通信装置に保存されているか否か、前記音出力制御機能によって音出力が不可能な状態に制御された後に前記設定日時を経過した未通知のスケジュール情報が該携帯通信装置に保存されているか否か、該携帯通信装置に生じる加速度が基準値以上であるか否か、および、該携帯通信装置が検出する照度が基準値以上であるか否かを、前記第2のステップに続けて判定する第3のステップと、
    前記第3のステップにおいて、前記未確認の着信情報および前記未通知のスケジュール情報の少なくとも一方が該携帯通信装置に保存されており、該携帯通信装置に生じた加速度が基準値以上であり、かつ、該携帯通信装置が検出した照度が基準値以上になったと判定されたとき、前記音出力制御機能によって音出力を可能な状態に制御して、前記未確認の着信情報および前記未通知のスケジュール情報の少なくとも一方が保存されていることを通知するアラーム音を出力させる第4のステップとを含むことを特徴とする情報通知方法。
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