WO2017056838A1 - 制御装置、電子機器および制御プログラム - Google Patents

制御装置、電子機器および制御プログラム Download PDF

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喬弘 大川
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Abstract

ユーザが意図しない場面でユーザに情報を報知することを防止する制御装置等を提供する。制御装置(1)は、動き検出部(22)と、明るさ検出部(21)と、報知可否判断部(35)とを備え、報知可否判断部(35)は、動き検出部(22)により制御装置(1)が搭載された電子機器(100)に所定の動きが加えられたことが検出されている場合は、情報をユーザに報知することを否と判断する。

Description

制御装置、電子機器および制御プログラム
 本発明は、ユーザに情報を表示または音声にて報知することを制御する制御装置に関する。
 従来技術として、携帯電話機に備えられた加速度センサおよび照度センサを用いて携帯電話機の機能を制限する技術が知られている。例えば、特許文献1には、携帯電話機に生ずる動加速度が所定値より大きく、当該携帯電話機の周囲の明るさが所定量よりも大きく低下した場合、当該携帯電話機が備えているタッチパネルに対してタッチ操作の受け付けが制限される制限領域が設定される技術が開示されている。
日本国公開特許公報「特開平2014-191544号公報(2014年10月6日公開)」 日本国公開特許公報「特開平2014-182656号公報(2014年9月29日公開)」 日本国公開特許公報「特開平2000-29661号公報(2000年1月28日公開)」
 しかしながら、特許文献1に開示された技術は、ユーザによる誤操作の防止を目的として、タッチパネルに対してタッチ操作の受け付けが制限される制限領域が設定されるものであり、携帯電話機が発する音声を制御するものではない。このため、特許文献1の技術では、携帯電話機が発する音声を制御できないという問題がある。本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが意図しない場面でユーザに情報を報知することを防止する制御装置等を提供することにある。
 ユーザが意図しない場面とは、ユーザの起床前に音声にて報知されると迷惑になる時間帯である場合や、ユーザが職場の会議室の照明を点灯した場合などである。とりわけ音声にて情報を報知する場合は、表示にて情報を報知する場合に比べ、より多くの人間やより離れた場所の人間にユーザの個人情報を知られてしまう虞がある。このため、音声にて情報を報知することを防止することは、プライバシーの漏洩防止の観点からより重要である。
 上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置は、ユーザに情報を表示または音声にて報知することを制御する制御装置であって、上記制御装置が搭載された電子機器に所定の動きが加えられたか否かを検出する動き検出部と、上記電子機器付近の明るさが所定の明るさ以上となったか否かを検出する明るさ検出部と、上記明るさ検出部により上記電子機器付近の明るさが所定の明るさ以上となったことが検出された場合に、上記情報をユーザに報知することの可否を判断する報知可否判断部とを備え、上記報知可否判断部は、上記動き検出部により上記電子機器に所定の動きが加えられたことが検出されている場合は、上記情報をユーザに報知することを否と判断する。
 本発明の一態様によれば、ユーザが意図しない場面でユーザに情報を報知することを防止できる。また、ユーザの好みや属性などの個人情報が周囲の人間に知られてしまうというプライバシーの漏洩を防止できる。
本発明の一実施形態に係る電子機器の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る制御装置の処理を示すフローチャート図である。 本発明の実施形態2に係る制御装置の処理を示すフローチャート図である。 本発明の実施形態3に係る制御装置の処理を示すフローチャート図である。 (a)および(b)は上記制御装置に備えられたホスト制御部が起動するタイミングの一例を示す図であり、(c)は明るさの時間変化の一例を示す図である。
 以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付記し、適宜その説明を省略する。
 〔実施形態1〕
 (電子機器100の要部構成について)
 図1は、発明の一実施形態に係る電子機器100の要部構成を示すブロック図である。電子機器100は、ユーザに情報を表示または音声にて報知するものであり、例えば、スマートフォンを含む携帯電話機、およびノート型PC等の携帯型電子機器である。電子機器100には、表示または音声にてユーザに情報を報知する発話アプリケーションプログラムが備えてられている。当該発話アプリケーションプログラムは、電子機器100の周囲の環境に応じて(電子機器100付近の明るさの変化に対応して)起動し、電子機器100が発話する構成である。例えば、電子機器100がベッドサイドに置かれている状態で、ユーザが寝室のカーテンを開けると、電子機器100は「おはよう」と発話する。
 図1に示すように、電子機器100は、制御装置1、各種センサ(11~16)、表示部17、音声出力部18および記憶部19を備えている。制御装置1は、各種センサ11~16により検知された値に基づいて、ユーザに情報を表示または音声にて報知することを制御するものである。
 各種センサは、例えば、加速度センサ11、ジャイロセンサ12、照度センサ13、グリップセンサ14、静電センサ15およびカメラ16であり、当該各種センサで検知した結果を制御装置1に出力する。加速度センサ11は、一般的な携帯型電子機器が備える3軸または6軸の加速度センサであればよく、電子機器100に生じている加速度を検知するものである。ジャイロセンサ12は、電子機器100が向いている方向や電子機器100に生じている角速度を検知するものである。照度センサ13は、電子機器100の周囲の明るさの程度(照度)を検知するものである。グリップセンサ14は、ユーザによって電子機器100が把持されたことを検知するものである。静電センサ15は、表示部17の表示画面に対するユーザによるタッチ操作を検知するものである。カメラ16は、電子機器100の周囲を撮影し、撮影した画像にユーザが写っていることを検知するものである。
 表示部17は、例えば液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどであり、制御装置1に含まれる報知部36によって決定された画像を表示するものである。音声出力部18は、例えばスピーカであり、報知部36により決定された音声を出力するものである。
 記憶部19は、制御装置1にて使用される各種データを記憶する記憶装置である。例えば、記憶部19には、発話アプリケーションプログラムにて使用される発話情報19aが保存されている。発話情報19aは、表示または音声にてユーザに報知する情報であり、報知する記事がジャンル別に用意されている。
 制御装置1は、検出部2およびホスト制御部3を備えている。検出部2とホスト制御部3とは、それぞれ別の回路(第1回路、第2回路)によって構成されている。このため、検出部2への電力供給とホスト制御部3への電力供給とを独立して制御することが可能である。検出部2は、ホスト制御部3と比較して少ない消費電力で処理を実行することが可能なものであり、例えばセンサーハブと呼ばれるものである。また、検出部2とホスト制御部3とは、互いに独立して、起動状態またはスリープ状態(休止状態)にすることができる。例えば、ホスト制御部3がスリープ状態にある場合、検出部2は起動状態にある。また、ホスト制御部3が起動状態にある場合、検出部2はスリープ状態であってもよい。
 検出部2は、各種センサ11~15から出力される情報を集約するものであり、周期的に当該情報を集約している。例えば、検出部2は、明るさ検出部21および動き検出部22を備えている。明るさ検出部21は、照度センサ13から出力される検知結果に基づいて、電子機器100付近の明るさが所定の明るさ以上となったか否かを周期的に検出する。例えば、照度センサ13が検知した値が、所定の照度レベル6未満から所定の照度レベル8以上となった場合に、明るさ検出部21は、電子機器100付近の明るさが所定の明るさ以上となったことを検出する。
 また、動き検出部22は、加速度センサ11から出力される検知結果に基づいて、電子機器100に所定の動きが加えられたか否かを検出する。所定の動きとは、例えば、ユーザが鞄またはポケットから電子機器100を取り出した際に生じる電子機器100の動き、ユーザが電子機器100を静止状態から持ち上げた際生じる電子機器100の動きである。動き検出部22は、加速度センサ11等により検知された値が所定値以上である場合に、電子機器100に所定の動きが加えられたことを検出する。また、動き検出部22は、加速度センサ11だけでなくジャイロセンサ12等のセンサから出力される検知結果を組み合わせて、電子機器100に所定の動きが加えられたか否かを検出してもよい。
 ホスト制御部3は、明るさ変化量検出部31、ユーザ利用判定部32、水平判定部33、移動検出部34、報知可否判断部35、および報知部36を備えている。ホスト制御部3は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成されており、ROM、RAM等に記録されているプログラムをCPUが実行することにより、電子機器100の各部を制御する。
 なお、ホスト制御部3は、常に起動している状態でなくともよく、電子機器100の消費電力の抑制のために必要に応じてスリープ状態になってもよい。ホスト制御部3がスリープ状態にある場合、明るさ検出部21によって電子機器100付近の明るさが所定の明るさ以上となったことが検出され、動き検出部22によって電子機器100に所定の動きが加えられていないことが検出されると、ホスト制御部3はスリープ状態から起動状態に復帰してもよい。
 明るさ変化量検出部31は、明るさ検出部21により電子機器100付近の明るさが所定の明るさ以上となったことが検出された場合に、照度センサ13から出力される検知結果に基づいて、所定時間内における電子機器100付近の明るさの変化量を検出する。所定時間とは、例えば、明るさ検出部21が検出する1周期であってもよいし、任意の固定値であってもよい。
 ユーザ利用判定部32は、各種センサ11~15から出力される検知結果に基づいて、電子機器100がユーザに利用されているか否かを判定する。例えば、ユーザ利用判定部32は、静電センサ15によりユーザによるタッチ操作が検知された場合、電子機器100がユーザに利用されていると判定する。なお、静電センサ15により検知されるタッチ操作は、ユーザが電子機器100を操作することを意図して表示部17の表示画面にタッチした操作であり、ユーザが電子機器100を操作することを意図しないで単に表示部17の表示画面に触れたことと区別される。
 また、例えば、ユーザ利用判定部32は、グリップセンサ14によりユーザによる電子機器100の把持が検知された場合、電子機器100がユーザに利用されていると判定する。なお、グリップセンサ14により検知される電子機器100の把持は、ユーザが電子機器100を単に把持していることを含む。
 また、例えば、ユーザ利用判定部32は、カメラ16によりユーザが電子機器100の周囲にいることが検知された場合、電子機器100がユーザに利用されていると判定する。より具体的には、ユーザ利用判定部32は、カメラ16により撮影された画像を解析して、ユーザが表示部17の表示画面を視認しているか否かを判定し、ユーザが表示部17の表示画面を視認している場合に電子機器100がユーザに利用されていると判定してもよい。ユーザ利用判定部32は、表示部17の表示画面がロック状態(入力操作を受け付けない状態)にある場合、ロック状態にされた電子機器100がユーザに利用されていると判定する。
 水平判定部33は、加速度センサ11およびジャイロセンサ12から出力される検知結果に基づいて、電子機器100は水平に置かれた状態であるか否かを判定する。ここで、水平に置かれた状態であるとは、例えば、机等の台の上に電子機器100が載せて置かれた状態であり、表示部17の表示画面が机上面に平行となっている状態である。
 移動検出部34は、加速度センサ11およびジャイロセンサ12から出力される検知結果に基づいて、ユーザが移動する際に用いられる移動手段によって当該ユーザが移動していることを検出する。移動手段とは、例えば、徒歩、電車、バス、自転車、自家用車、船舶、飛行機などである。
 報知可否判断部35は、明るさ検出部21により電子機器100付近の明るさが所定の明るさ以上となったことが検出された場合に、情報をユーザに音声にて報知することの可否を判断する。なお、この場合、報知可否判断部35は、情報をユーザに表示にて報知することも否と判断してもよい。例えば、報知可否判断部35は、動き検出部22により電子機器100に所定の動きが加えられたことが検出されている場合は、情報をユーザに音声にて報知することを否と判断する。また、報知可否判断部35は、ユーザ利用判定部32により電子機器100が利用されていると判定された場合に、情報をユーザに音声にて報知することを否と判断する。報知可否判断部35は、明るさ変化量検出部31により検出された変化量が所定量未満である場合、情報をユーザに音声にて報知することを否と判断する。報知可否判断部35は、水平判定部33により電子機器100は水平に置かれた状態でないと判定された場合、情報をユーザに音声にて報知することを否と判断する。報知可否判断部35は、移動検出部34によって移動手段を用いてユーザが移動していることが検出された場合、情報をユーザに音声にて報知することを否と判断する。
 報知部36は、記憶部19に保存されている発話情報19aのうち、ユーザに報知する情報を決定し、決定した情報を、音声出力部18に音声として出力させ、画像または文字にて表示部17の表示画面に表示する。
 (制御装置1の動作例について)
 図2は、実施形態1に係る制御装置1の処理を示すフローチャート図である。本実施形態では、明るさ検出部21による検出処理が行われ、次に、動き検出部22による検出処理が行われる。そして、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することの可否を判断する。このため、実施形態1に係る制御装置1は、図1に示した明るさ変化量検出部31、ユーザ利用判定部32、水平判定部33および移動検出部34を備えていない構成であってもよい。
 図2に示すように、まず、照度センサ13は、電子機器100の周囲の明るさの程度を経時的に検知し、明るさ検出部21は、照度センサ13から出力される検知結果に基づいて、電子機器100付近の明るさが所定の明るさ以上となったか否かの検出判定を開始する(S11)。そして、明るさ検出部21は、照度センサ13により検知されたt1における明るさが所定の照度レベルL1(例えばL1=6)未満か否かを判定する(S12)。なお、所定の照度レベルL1は、所定の暗さを示す判定基準値である。
 明るさ検出部21が、t1における明るさが所定の照度レベルL1未満であると判定した場合(S12にてYES)、明るさ検出部21は、照度センサ13により検知されたt2における明るさが所定の照度レベルL2(例えばL2=8)以上か否かを判定する(S13)。なお、所定の照度レベルL2は、十分な明るさを示す判定基準値であり、所定の暗さを示す照度レベルL1よりも大きい値で値である。また、t2における明るさは、照度センサ13により検知された明るさのうち最新の検知結果であり、t1から所定時間後に検知された明るさである。
 明るさ検出部21が、t1における明るさが所定の照度レベルL1未満であり(S12にてYES)、t2における明るさが所定の照度レベルL2以上であると判定した場合(S13にてYES)、明るさ検出部21は、電子機器100付近の明るさが所定の明るさ以上となったことを検出する。そして、動き検出部22は、電子機器100に所定の動きが加えられたか否かを検出する(S14)。
 動き検出部22が、電子機器100に所定の動きが加えられていることを検出した場合(S14にてNO)、すなわち電子機器100が静止していないことを検出した場合、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することを否と判断する(S15)。なお、S15にて、報知可否判断部35は、情報をユーザに表示にて報知することも否と判断してもよい。そしてS12以降の処理が繰り返される。
 一方、S12にてNO、およびS13にてNOの場合、S12以降の処理が繰り返される。また、S14にてYESの場合、すなわち、動き検出部22が、電子機器100が静止していることを検出した場合、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することを可と判断する(S16)。そして、報知部36は、記憶部19に保存されている発話情報19aのうち、ユーザに報知する情報を決定し、決定した情報を音声出力部18に音声として出力させ、表示部17の表示画面に表示する。
 以上により、電子機器100に所定の動きが加えられている場合には、電子機器100付近の明るさが所定の明るさ以上となったとしても、電子機器100は音声にてユーザに情報を報知しない。電子機器100に所定の動きが加えられている場合は、ユーザが音声による情報の報知は不要であることを望む場面であり、例えば、鞄またはポケットから電子機器100を取り出す場面、画像などの情報を表示する表示画面(表示部17)を表面として、裏返しにしておいた電子機器100を元に戻す場面、および、電子機器100を任意の場所に置いた状態から持ち上げる場面などである。このため、制御装置1は、ユーザが意図しない場面でユーザに情報を音声にて報知することを防止できる。
 また、ユーザが意図しない場面とは、ユーザの起床前に音声にて報知されると迷惑になる時間帯である場合や、ユーザが職場の会議室の照明を点灯した場合などを含む。後者の場合であれば、ユーザの好みや属性など個人情報が周囲の人間に知られてしまうというプライバシーの漏洩を防止できる。とりわけ音声にて情報を報知する場合は、表示にて情報を報知する場合に比べ、より多くの人間やより離れた場所の人間にユーザの個人情報を知られてしまう虞がある。このため、音声にて情報を報知することを防止することは、プライバシーの漏洩防止の観点からより重要である。
 〔実施形態2〕
 図3は、実施形態2に係る制御装置1の処理を示すフローチャート図である。本実施形態では、動き検出部22による検出処理が行われ、次に、明るさ検出部21による検出処理が行われる。そして、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することの可否を判断する。このため、実施形態2に係る制御装置1は、実施形態1に係る制御装置1と同様に、図1に示した明るさ変化量検出部31、ユーザ利用判定部32、水平判定部33および移動検出部34を備えていない構成であってもよい。なお、明るさ検出部21による検出処理は、実施形態1にて説明した通り、周期的に行われていることとする。
 図3に示すように、まず、動き検出部22は、電子機器100に所定の動きが加えられたか否かを検出する(S21)。動き検出部22が、電子機器100に所定の動きが加えられていることを検出した場合(S21にてNO)、すなわち、電子機器100が静止していないことを検出した場合、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することを否と判定し、明るさ検出部21による検出処理を停止させる(S22)。なお、S22にて、照度センサ13による明るさ検知が停止されてもよい。そして、S22の後、S21以降の処理が繰り返される。
 一方、動き検出部22が、電子機器100に所定の動きが加えられていないことを検出した場合(S21にてYES)、すなわち、電子機器100が静止していることを検出した場合、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することを可と判定し、明るさ検出部21による検出処理を開始させる(S23)。なお、S22にて照度センサ13による明るさ検知が停止されている場合、S23にて照度センサ13による明るさ検知が開始される。
 S23の後、明るさ検出部21は、照度センサ13により検知されたt1における明るさが所定の照度レベルL1(例えばL1=6)未満か否かを判定する(S24)。明るさ検出部21が、t1における明るさが所定の照度レベルL1未満であると判定した場合(S24にてYES)、明るさ検出部21は、照度センサ13により検知されたt2における明るさが所定の照度レベルL2(例えばL2=8)以上か否かを判定する(S25)。
 明るさ検出部21が、t1における明るさが所定の照度レベルL1未満であり(S24にてYES)、t2における明るさが所定の照度レベルL2以上であると判定した場合(S25にてYES)、明るさ検出部21は、電子機器100付近の明るさが所定の明るさ以上となったことを検出する。そして、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することを可と判断する(S26)。そして、報知部36は、記憶部19に保存されている発話情報19aのうち、ユーザに報知する情報を決定し、決定した情報を音声出力部18に音声として出力させ、表示部17の表示画面に表示する。なお、S24にてNO、およびS25にてNOの場合、S24以降の処理が繰り返される。
 以上により、動き検出部22が、電子機器100に所定の動きが加えられたことを検出している間は、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することを否と判断し、明るさ検出部21による検出処理を停止させる。例えば、ユーザが鞄またはポケットから電子機器100を取り出した場合、動き検出部22は電子機器100に所定の動きが加えられたことを検出し、報知可否判断部35は情報をユーザに音声にて報知することを否と判断し、明るさ検出部21による検出を停止させる。明るさ検出部21による検出処理が停止すると、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することの可否を判断する必要がなくなる。このため、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することを可と判断しない。結果として、制御装置1は、ユーザが意図しない場面でユーザに情報を音声にて報知することを防止できる。
 〔実施形態3〕
 図4は、実施形態3に係る制御装置1の処理を示すフローチャート図である。本実施形態では、実施形態2にて説明した判定処理(図3におけるS21~S25)に、所定時間における明るさの変化量の判定処理(後述する図4におけるS36)および水平判定処理(図4におけるS38)が追加されている。このため、実施形態3に係る制御装置1は、実施形態2に係る制御装置1の構成に加えて、図1に示した明るさ変化量検出部31および水平判定部33を備えている構成である。なお、図4に示すS31~S35は、図3に示したS21~S25と同様の処理であるため、本実施形態での説明を省略する。
 図4に示すように、明るさ検出部21が、照度センサ13により検知されたt1における明るさが所定の照度レベルL1未満であり(S34にてYES)、照度センサ13により検知されたt2における明るさが所定の照度レベルL2以上であると判定した場合(S35にてYES)、明るさ検出部21は、電子機器100付近の明るさが所定の明るさ以上となったことを検出する。そして、明るさ変化量検出部31は、所定時間内における電子機器100付近の明るさの変化量を検出し、検出した明るさ変化量が所定量L3以上であるか否かを判定する(S36)。所定量L3は、さっと明るくなったことを示す判定基準値であり、具体的な数値は任意に設定可能である。
 明るさ変化量検出部31が、検出した明るさ変化量が所定量L3以上でないと判定した場合(S36にてNO)、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することを否と判断する(S37)。なお、S37にて、報知可否判断部35は、情報をユーザに表示にて報知することも否と判断してもよい。そして、S34以降の処理が繰り返される。
 また、S35にてYESの場合、水平判定部33は、電子機器100は水平に置かれた状態であるか否かを判定する(S38)。水平判定部33が、電子機器100は水平に置かれた状態でないと判定した場合(S38にてNO)、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することを否と判断する(S37)。そして、S34以降の処理が繰り返される。
 一方、明るさ変化量検出部31が、検出した明るさ変化量が所定量L3以上であると判定し(S36にてYES)、水平判定部33が、電子機器100は水平に置かれた状態であると判定した場合(S38にてYES)、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することを可と判断する(S39)。そして、報知部36は、記憶部19に保存されている発話情報19aのうち、ユーザに報知する情報を決定し、決定した情報を音声出力部18に音声として出力させ、表示部17の表示画面に表示する。
 以上により、電子機器100の周辺がさっと明るくならない場合、および電子機器100が水平に置かれていない場合、電子機器100付近の明るさが所定の明るさ以上となり、かつ電子機器100に所定の動きが加えられていない状況であったとしても、制御装置1は、ユーザに音声にて情報を報知することを否と判断する。例えば、電子機器100がベッドサイドの机上等に置かれている状態で、ユーザが暗い部屋で休息(睡眠)している際において、電子機器100の周辺がさっと明るくなるまでは、制御装置1は、ユーザに音声にて情報を報知することを否と判断する。具体的には、日の出とともに電子機器100の周辺が徐々に明るくなる場合、制御装置1は、ユーザに音声にて情報を報知することを否と判断する。このため、制御装置1は、ユーザが意図しない場面でユーザに情報を音声にて報知することを防止できる。そして、ユーザは、電子機器100による音声の報知に妨げられることなく、休息を行うことができる。
 また、電子機器100がベッドサイドの机上等に置かれている状態で、ユーザが暗い部屋で休息(睡眠)している際において、カーテンが閉められた状態から開けられた状態になった場合、または、室内の照明が消灯された状態から点灯された状態になった場合、制御装置1は、ユーザに音声にて情報を報知することを可と判断する。このため、制御装置1は、ユーザが意図する場面でユーザに情報を音声にて報知することができる。
 (変形例1)
 図4に示したS38の水平判定は、別の処理であってもよい。例えば、実施形態3の変形例1に係る制御装置1は、実施形態3に係る制御装置1が備えている水平判定部33の代わりに、ユーザ利用判定部32を備えている構成である(図1参照)。この構成の場合、図4のS38は、ユーザ利用判定部32が、電子機器100がユーザに利用されているか否かを判定する処理である。
 ユーザ利用判定部32が、電子機器100がユーザに利用されていると判定した場合、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することを否と判断する(S37)。一方、ユーザ利用判定部32が、電子機器100がユーザに利用されていないと判定した場合、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することを可と判断する(S39)。
 これにより、ユーザが電子機器100を利用している場合、電子機器100から報知される音声により妨げられることなく継続して電子機器100を利用することができる。
 (変形例2)
 また、例えば、実施形態3の変形例2に係る制御装置1は、実施形態3に係る制御装置1が備えている水平判定部33の代わりに、移動検出部34を備えている構成である(図1参照)。この構成の場合、図4のS38は、移動検出部34が、ユーザが移動する際に用いられる移動手段によって当該ユーザが移動していることを検出する処理である。なお、移動手段とは、徒歩、電車、バス、自転車、自家用車、船舶、飛行機などである。
 移動検出部34が、ユーザが移動する際に用いられる移動手段によって当該ユーザが移動していることを検出した場合、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することを否と判断する(S37)。一方、移動検出部34が、ユーザが移動する際に用いられる移動手段によって当該ユーザが移動していることを検出していない場合、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することを可と判断する(S39)。
 これにより、ユーザが移動手段を用いて移動している場合、制御装置1は、ユーザに情報を音声にて報知することを防止できる。
 (ホスト制御部3の起動について)
 ホスト制御部3は、電子機器100の消費電力の抑制のために必要に応じてスリープ状態となっている。スリープ状態において、ホスト制御部3を構成し少なくとも報知可否判断部35に係る報知可否判断処理を実行可能な第2回路への電力供給は停止される。また、ホスト制御部3がスリープ状態にある場合、検出部2は起動状態にある。第2回路への電力供給が停止されている場合、検出部2を構成する動き検出部22に係る動き検出処理、および検出部2を構成する明るさ検出部21に係る明るさ検出処理を実行可能な第1回路への電力供給は行われている。上記動き検出処理により電子機器100に所定の動きが加えられたこと検出されず、上記明るさ検出処理により電子機器100付近の明るさが所定の明るさ以上となったことが検出されると、第1回路は、第2回路に上記報知可否判断処理を開始させる(第2回路への電力供給を開始させる)。
 図5(a)は、ホスト制御部3をスリープ状態から起動状態に復帰させるタイミングの比較例を示す図である。図5の(a)では、ホスト制御部3は、水平判定の処理後(図4のS38にてYESの場合)に、スリープ状態から起動状態に復帰する構成である。なお、この構成の場合、図1に示した水平判定部33は、検出部2に備えられていることとする。図5の(a)に示すように、ホスト制御部3がスリープ状態にある場合、検出部2は起動状態にあり、検出部2は、各種センサ11~16から出力される情報を一定の時間毎に集約している。静止判定(図4のS31)~水平判定(図4のS38)の処理は、検出部2にて実行される。そして、水平判定の処理後(図4のS38にてYESの場合)に、ホスト制御部3がスリープ状態から起動状態に復帰し、発話アプリケーションプログラムが起動され、発話が開始される。
 しかしながら、図5の(a)に示すホスト制御部3の起動タイミングでは、図5の(a)に示すように、時刻tnにおいて電子機器100周囲の明るさが所定の明るさとなってから(図4におけるS35にてYES)電子機器100が発話を開始するまで(図4におけるS39)のレスポンスAの時間が長くなる虞があり、ユーザによっては違和感を与えてしまうことがある。
 そこで、ホスト制御部3をスリープ状態から起動状態に復帰させるタイミングを早めることが考えられる。図5の(b)は、本実施形態に係る制御装置1に適用される、ホスト制御部3をスリープ状態から起動状態に復帰させるタイミングを示す例である。図5の(b)では、ホスト制御部3は、照度センサ13により検知された明るさが十分な明るさを示す照度レベル8以上となる場合(図4のS35にてYESの場合)に、スリープ状態から起動状態に復帰する構成である。なお、この構成の場合、図1に示した通り、水平判定部33はホスト制御部3に備えられていることとする。
 図5の(b)に示すように、ホスト制御部3がスリープ状態にある場合、検出部2は起動状態にあり、検出部2は、各種センサ11~16から出力される情報を一定の時間毎に集約している。静止判定(図4のS31)~明るさが照度レベル8以上となる判定(図4のS35)の処理は、検出部2にて実行される。そして、照度センサ13により検知された明るさが照度レベル8以上となる判定後(図4のS35にてYESの場合)に、ホスト制御部3がスリープ状態から起動状態に復帰し、ホスト制御部3にて明るさ傾向判定(図4のS36)~水平判定(図4のS38)の処理が行われる。水平判定の処理後(図4のS38にてYESの場合)に、発話アプリケーションプログラムが起動され、発話が開始される。
 図5の(b)に示すホスト制御部3の起動タイミングの場合、図5の(b)に示すように、時刻tnにおいて電子機器100周囲の明るさが所定の明るさとなってから電子機器100が発話を開始するまでのレスポンスBの時間が、図5の(a)に示すレスポンスAの時間よりも短くなる。これは、検出部2では、一定の時間毎に判定処理が行われることに対して、ホスト制御部3では、各種センサ11~16から出力される検知結果から判定処理が(一定の時間をおかないで)行われるためである。このため、図5の(b)に示すホスト制御部3の起動タイミングの場合、電子機器100の消費電力が抑制されるとともに、電子機器100が発話するタイミングについてユーザに違和感を与えることを防止できる。
 図5の(c)は、照度センサ13により検知された明るさの時間変化の一例を示す図である。明るさ検出部21は、照度センサ13により検知された明るさを、判断基準値である照度レベルL1(6)およびL2(8)と比較して、電子機器100付近の明るさが所定の明るさ以上となったことを検出する。そして、明るさ変化量検出部31は、所定時間内における電子機器100付近の明るさの変化量を検出する。例えば、図5の(c)に示すように、tnからtn+1までにおける明るさの変化量が所定量未満の場合、報知可否判断部35は、情報をユーザに音声にて報知することを否と判断する。tnからtn+1までの時間は、例えば、明るさ変化量検出部31が検出する1周期であってもよいし、任意の固定値であってもよい。
 〔ソフトウェアによる実現例〕
 制御装置1の制御ブロック(特に検出部2およびホスト制御部3)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
 後者の場合、制御装置1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
 〔まとめ〕
 本発明の態様1に係る制御装置(1)は、ユーザに情報を表示または音声にて報知することを制御する制御装置であって、上記制御装置が搭載された電子機器(100)に所定の動きが加えられたか否かを検出する動き検出部(22)と、上記電子機器付近の明るさが所定の明るさ以上となったか否かを検出する明るさ検出部(21)と、上記明るさ検出部により上記電子機器付近の明るさが所定の明るさ以上となったことが検出された場合に、上記情報をユーザに報知することの可否を判断する報知可否判断部(35)とを備え、上記報知可否判断部は、上記動き検出部により上記電子機器に所定の動きが加えられたことが検出されている場合は、上記情報をユーザに報知することを否と判断する。
 上記の構成によれば、電子機器に所定の動きが加えられている場合には、電子機器付近の明るさが所定の明るさ以上となったとしても、制御装置はユーザに情報を報知することを否と判断する。電子機器に所定の動きが加えられている場合は、ユーザが情報の報知は不要であることを望む場面であり、例えば、鞄またはポケットから電子機器を取り出す場面、画像などの情報を表示する表示画面を表面として、裏返しにしておいた電子機器を元に戻す場面、および、電子機器を任意の場所に置いた状態から持ち上げる場面などである。このため、制御装置は、ユーザが意図しない場面でユーザに情報を報知することを防止できる。また、ユーザの好みや属性などの個人情報が周囲の人間に知られてしまうというプライバシーの漏洩を防止できる。
 本発明の態様2に係る制御装置は、上記態様1において、上記報知可否判断部は、上記動き検出部により上記電子機器に所定の動きが加えられたことが検出されている場合は、上記明るさ検出部による検出を停止させてもよい。
 上記の構成によれば、動き検出部が、電子機器に所定の動きが加えられたことを検出している間は、報知可否判断部は、情報をユーザに報知することを否と判断し、明るさ検出部による検出処理を停止させる。明るさ検出部による検出処理が停止すると、報知可否判断部は、情報をユーザに報知することの可否を判断する必要がなくなる。このため、報知可否判断部は、情報をユーザに報知することを可と判断しない。結果として、制御装置は、ユーザが意図しない場面でユーザに情報を報知することを防止できる。
 本発明の態様3に係る制御装置は、上記態様1または2において、上記電子機器がユーザに利用されているか否かを判定するユーザ利用判定部(32)をさらに備え、上記報知可否判断部は、上記ユーザ利用判定部により上記電子機器が利用されていると判定された場合に、上記情報をユーザに報知することを否と判断してもよい。上記の構成によれば、ユーザは、電子機器を利用している場合、電子機器から報知される情報により妨げられることなく継続して電子機器を利用することができる。
 本発明の態様4に係る制御装置は、上記態様1から3のいずれか1態様において、上記明るさ検出部により上記電子機器付近の明るさが所定の明るさ以上となったことが検出された場合に、所定時間内における上記電子機器付近の明るさの変化量を検出する明るさ変化量検出部(31)をさらに備え、上記報知可否判断部は、上記明るさ変化量検出部により検出された上記明るさの変化量が所定量未満である場合、上記情報をユーザに報知することを否と判断してもよい。
 上記の構成によれば、明るさ変化量検出部により検出された明るさの変化量が所定量未満である場合、報知可否判断部は、情報をユーザに報知することを否と判断する。明るさ変化量検出部により検出された明るさの変化量が所定量未満である場合とは、電子機器の周辺がさっと明るくならない場合(例えば、日の出の場合)であり、ユーザが情報の報知は不要であることを望む場面である。このため、制御装置は、ユーザが意図しない場面(ユーザの睡眠中)でユーザに情報を提示することを防止できる。
 本発明の態様5に係る制御装置は、上記態様1から4のいずれか1態様において、上記電子機器は水平に置かれた状態であるか否かを判定する水平判定部(33)をさらに備え、上記報知可否判断部は、上記水平判定部により上記電子機器は水平に置かれた状態でないと判定された場合、上記情報をユーザに報知することを否と判断してもよい。
 上記の構成によれば、水平判定部により電子機器は水平に置かれた状態でないと判定された場合、報知可否判断部は、情報をユーザに報知することを否と判断する。電子機器が水平に置かれている状態でない場合とは、例えば、ユーザが電子機器を机等に置いていない不安定な状態にある場合であり、電子機器がユーザに利用されていると想定される場合である。この場合、電子機器付近の明るさが所定の明るさ以上となり、かつ電子機器に所定の動きが加えられていない状況であったとしても、制御装置は、ユーザに情報を報知することを否と判断する。このため、制御装置は、ユーザが意図しない場面でユーザに情報を報知することを防止できる。
 本発明の態様6に係る制御装置は、上記態様1から5のいずれか1態様において、ユーザが移動する際に用いられる移動手段によって当該ユーザが移動していることを検出する移動検出部(34)をさらに備え、上記報知可否判断部は、上記移動検出部によって上記移動手段を用いて上記ユーザが移動していることが検出された場合、上記情報を上記ユーザに報知することを否と判断してもよい。
 上記の構成によれば、移動検出部によって移動手段(徒歩、電車、バス、自転車、自家用車、船舶、飛行機など)を用いてユーザが移動していることが検出された場合、報知可否判断部は、情報を上記ユーザに報知することを否と判断する。このため、制御装置は、ユーザが移動手段を用いて移動している場合において、ユーザに情報を報知することを防止できる。
 本発明の態様7に係る電子機器(100)は、上記態様1から6のいずれか1態様における制御装置が搭載されていてもよい。上記の構成によれば、上記態様1から6のいずれか1態様と同様の効果を奏する。
 本発明の態様8に係る電子機器は、上記態様7において、上記動き検出部に係る動き検出処理および上記明るさ検出部に係る明るさ検出処理を実行可能な第1回路と、上記報知可否判断部に係る報知可否判断処理を実行可能な第2回路とを備え、上記動き検出処理により上記電子機器に所定の動きが加えられたこと検出されず、上記明るさ検出処理により上記電子機器付近の明るさが所定の明るさ以上となったことが検出されると、上記第1回路は、上記第2回路に上記報知可否判断処理を開始させてもよい。
 上記の構成によれば、動き検出処理により電子機器に所定の動きが加えられたこと検出されず、明るさ検出処理により電子機器付近の明るさが所定の明るさ以上となったことが検出されると、第1回路は、第2回路に報知可否判断処理を開始させる。このため、電子機器(第2回路)の消費電力を抑制することが可能となるとともに、報知可否判断処理を適切なタイミングで開始することが可能となる。その結果、ユーザに情報を報知するタイミングについてユーザに違和感を与えることを防止できる。
 本発明の各態様に係る制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記制御装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記制御装置をコンピュータにて実現させる制御装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
 本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
 1 制御装置
 2 検出部
  21 明るさ検出部、22 動き検出部
 3 ホスト制御部
  31 明るさ変化量検出部、32 ユーザ利用判定部、33 水平判定部
  34 移動検出部、35 報知可否判断部、36 報知部
 100 電子機器

Claims (9)

  1.  ユーザに情報を表示または音声にて報知することを制御する制御装置であって、
     上記制御装置が搭載された電子機器に所定の動きが加えられたか否かを検出する動き検出部と、
     上記電子機器付近の明るさが所定の明るさ以上となったか否かを検出する明るさ検出部と、
     上記明るさ検出部により上記電子機器付近の明るさが所定の明るさ以上となったことが検出された場合に、上記情報をユーザに報知することの可否を判断する報知可否判断部とを備え、
     上記報知可否判断部は、上記動き検出部により上記電子機器に所定の動きが加えられたことが検出されている場合は、上記情報をユーザに報知することを否と判断することを特徴とする制御装置。
  2.  上記報知可否判断部は、上記動き検出部により上記電子機器に所定の動きが加えられたことが検出されている場合は、上記明るさ検出部による検出を停止させることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3.  上記電子機器がユーザに利用されているか否かを判定するユーザ利用判定部をさらに備え、
     上記報知可否判断部は、上記ユーザ利用判定部により上記電子機器が利用されていると判定された場合に、上記情報をユーザに報知することを否と判断することを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4.  上記明るさ検出部により上記電子機器付近の明るさが所定の明るさ以上となったことが検出された場合に、所定時間内における上記電子機器付近の明るさの変化量を検出する明るさ変化量検出部をさらに備え、
     上記報知可否判断部は、上記明るさ変化量検出部により検出された上記明るさの変化量が所定量未満である場合、上記情報をユーザに報知することを否と判断することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5.  上記電子機器は水平に置かれた状態であるか否かを判定する水平判定部をさらに備え、
     上記報知可否判断部は、上記水平判定部により上記電子機器は水平に置かれた状態でないと判定された場合、上記情報をユーザに報知することを否と判断することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6.  ユーザが移動する際に用いられる移動手段によって当該ユーザが移動していることを検出する移動検出部をさらに備え、
     上記報知可否判断部は、上記移動検出部によって上記移動手段を用いて上記ユーザが移動していることが検出された場合、上記情報を上記ユーザに報知することを否と判断することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7.  請求項1から6のいずれか1項に記載の制御装置が搭載された電子機器。
  8.  上記動き検出部に係る動き検出処理および上記明るさ検出部に係る明るさ検出処理を実行可能な第1回路と、
     上記報知可否判断部に係る報知可否判断処理を実行可能な第2回路とを備え、
     上記動き検出処理により上記電子機器に所定の動きが加えられたこと検出されず、上記明るさ検出処理により上記電子機器付近の明るさが所定の明るさ以上となったことが検出されると、上記第1回路は、上記第2回路に上記報知可否判断処理を開始させることを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9.  請求項1から6のいずれか1項に記載の制御装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記動き検出部、上記明るさ検出部および上記報知可否判断部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
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