JP2000029661A - 文字及び音声入出力機能付き情報端末装置 - Google Patents

文字及び音声入出力機能付き情報端末装置

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JP2000029661A
JP2000029661A JP20139198A JP20139198A JP2000029661A JP 2000029661 A JP2000029661 A JP 2000029661A JP 20139198 A JP20139198 A JP 20139198A JP 20139198 A JP20139198 A JP 20139198A JP 2000029661 A JP2000029661 A JP 2000029661A
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JP20139198A
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Susumu Kazaoka
晋 風岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定期的に明るさや揺れ等を検出し、あらかじ
め設定してある条件と比較・判定し、周囲の状況に応じ
た入出力手段を素早く、的確に設定でき動作させること
ができる文字及び音声入出力機能付き情報端末装置を提
供する。 【解決手段】 音声データ入力手段1、文字データ入力
手段2、前記入力されたデータをメモリ14に記憶する
記憶手段、データを読み出して、文字データとして表示
する手段11、音声データとして出力する手段12、前
記入出力手段を選択・制御する制御手段5、6を備えた
文字及び音声入出力機能付き情報端末装置において、文
字と音声に対応した入出力手段1、2、11、12を選
択する条件を設定する選択条件設定手段16、周囲の状
況を検出する検出手段7、8を設け、制御手段5、6
は、検出手段7、8によって検出された結果と選択条件
設定手段16にて設定された条件とを比較判定すること
で実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーボード、タブ
レット、マイク等を用いて情報を入力する入力手段と、
これらを認識し、メモリに記憶、蓄積する手段と、記憶
した情報をメモリから読み出してディスプレイ、スピー
カーなどに出力する出力手段と、を備えた情報端末装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、LSI技術の進歩及び、個人が持
つ情報量の増加に伴って、情報端末装置の小型、大容量
化、及び機能の高性能化が求められている。そのため、
情報端末装置のユーザーインターフェースである入出力
I/Fとしては、キーボードやタブレットに加えて音声
による入出力が行える機能が装備されたものが開発され
ている。
【0003】図19は、従来の文字及び音声入出力機能
を備えた情報端末装置のシステム構成を示した機能ブロ
ック図である。
【0004】入力側は、マイク等による音声データ入力
部1と、キー・タブレット等による文字データ入力部2
と、これらを手動で切り替える入力選択部3と、入力さ
れたデータを変換するA/D変換部4から構成されてい
る。出力側は、ディスプレー等に文字を表示する文字デ
ータ出力部11と、スピーカー等に音声を出力する音声
データ出力部12と、これらを手動で切り替える出力選
択部10と、出力するデータを変換するD/A変換部9
から構成されている。さらに、入力されたデータの保存
を行うRAM(記憶部)14と、これらの処理、制御等
を行うCPU(制御部)5と、これらの処理、制御を行
うためのプログラムを記録しているROM(プログラ
ム)13と、タイマー15とから構成されている。
【0005】しかしながら、上記の場合、電灯のない夜
間、太陽光下の日中、蛍光灯下の室内、車の運転中、か
ばんまたはポケット内に入れた状態での移動中、固定中
などユーザーが機器を使用する状況に応じて、いちいち
入出力手段を手動で選択し、切り替え設定しなければな
らない。
【0006】例えば、明るい場所では文字による入出力
を選択し、暗い場所では文字が見えにくいため、音声に
よる入出力を選択する。また、車等で移動中には文字に
よる入出力ができないため、音声による入出力を選択す
るといったことである。このようなことは、利用者が利
用する段階になってあわてて選択し、切り替え設定しな
ければならない。
【0007】そこで、上記問題点を改善した情報端末装
置の技術が開示されている。
【0008】1)特開平3−187654号公報では、
機器の対象が電話機等の通信端末であり、機器に設けら
れている周囲の音や明るさを検出するセンサーによっ
て、通信回線を介して相手側からの通信があった場合、
その着信を知らせるために、スピーカー等からの音、あ
るいはランプ等から光を、両方同時にあるいはいずれか
を選択して動作させる構成の技術が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記情
報端末装置の技術においては、なお以下のような問題を
有している。
【0010】前記1)の場合においては、端末の設置さ
れる場所や時間、あるいは端末の使用状況に応じて着信
を知らせてくれる仕組みとなっている。しかし、端末の
周囲の状況に関しては、その状況に応じてなんら対応す
る手段は有してはいない。
【0011】例えば、明るい場所では文字による入出力
が自動的に選択され、暗い場所では文字が見えにくいた
め、音声による入出力が自動的に選択され、またユーザ
ーが何からの作業(車の運転)中等のため、手が使えな
い場合などは、音声による入出力が自動的に選択される
手段等は何も示唆されていない。
【0012】つまり、ユーザーが利用する段階になって
あわてて選択し、設定しなければならず、煩わしいとい
った問題が依然として残る。
【0013】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、装置自らが定
期的にセンサーを用いて明るさや揺れ等の周囲の状況を
検出感知し、この検出した光量や揺れ量を入力及び出力
手段を選択するためにあらかじめ設定してある条件との
間で、比較・判定し、この結果に基づいて、文字データ
による入力や出力、または、音声データによる入力や出
力、または、少なくともこれらのいずれかを同時に選択
することで、周囲の明るさや揺れといった環境に応じた
入力、出力手段を素早く、的確に設定でき、動作するこ
とを目的とする、具体的には、例えばカバンの中にある
場合には音声入出力手段に、車を運転中には音声入出力
手段に、机の上等で使用する場合には文字入出力手段
に、自動的に切り替わって動作が実行できる文字及び音
声入出力機能付き情報端末装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
文字及び音声入出力機能付き情報端末装置は、文字デー
タを入力する第1の入力手段と、音声データを入力する
第2の入力手段と、前記各手段にて入力されたデータを
認識し、メモリに記憶する記憶手段と、前記メモリに記
憶されているデータを読み出し、文字データに変換し、
該文字データを表示する第1の出力手段と、前記メモリ
に記憶されているデータを読み出し、音声データに変換
し、該音声データを発する第2の出力手段と、前記入出
力手段のいずれかを選択・制御する選択制御手段と、を
備えた文字及び音声入出力機能付き情報端末装置であっ
て、文字あるいは音声のいずれかに対応した入出力手段
を選択する条件を設定する選択条件設定手段と、装置自
らが存在している周囲の環境を検出する検出手段と、前
記検出手段によって検出された結果と前記選択条件設定
手段にて設定された条件とを比較判定する比較判定手段
と、を設け、前記選択制御手段は、前記比較判定手段に
よる比較判定結果にしたがって自動的に前記選択条件設
定手段にて設定された文字あるいは音声のいずれかに対
応した入出力手段を選択することを特徴とする。
【0015】本発明の請求項2に係る文字及び音声入出
力機能付き情報端末装置は、請求項1記載の文字及び音
声入出力機能付き情報端末装置において、選択条件設定
手段は、入出力手段を選択する条件として、装置自らが
動作する環境での光の明るさあるいは揺れの大きさに関
する基準値を設定する処理を含み、検出手段は、光検出
手段と、揺れ検出手段と、を有し、前記各検出手段は、
装置自らが存在している環境の明るさあるいは揺れが変
化した際に、その各変化を検出値として測定し、比較判
定手段は、前記検出値と基準値とを比較判定することを
特徴とする。
【0016】本発明の請求項3に係る文字及び音声入出
力機能付き情報端末装置は、請求項2記載の文字及び音
声入出力機能付き情報端末装置において、選択条件設定
手段は、条件として複数の段階的な基準値を設定する処
理を含み、比較判定手段は、検出手段によって測定され
た検出値と前記複数の段階的な基準値とを比較判定する
ことを特徴とする。
【0017】本発明の請求項4に係る文字及び音声入出
力機能付き情報端末装置は、請求項2記載の文字及び音
声入出力機能付き情報端末装置において、光検出手段
は、あらかじめ設定された検出条件である検出の終了時
間と該時間までの検出時間間隔にしたがって最初に明る
さが変化してから定期的に明るさの変化を検出し、該検
出された明るさを平均値化して、検出値を生成すること
を特徴とする。
【0018】本発明の請求項5に係る文字及び音声入出
力機能付き情報端末装置は、請求項2記載の文字及び音
声入出力機能付き情報端末装置において、揺れ検出手段
は、あらかじめ設定された検出条件である検出の終了時
間と該時間までの検出時間間隔にしたがって最初に揺れ
が発生してから定期的に揺れの発生変化を検出し、該検
出された揺れを平均値化して、検出値を生成することを
特徴とする。
【0019】本発明の請求項6に係る文字及び音声入出
力機能付き情報端末装置は、請求項2記載の文字及び音
声入出力機能付き情報端末装置において、揺れ検出手段
は、あらかじめ設定された検出条件である最低限の振動
値とその振動回数にしたがって最初に揺れが発生してか
ら定期的に揺れの発生変化を検出し、該検出された揺れ
を平均値化して、検出値を生成することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明における文字及び音
声入出力機能付き情報端末装置の実施形態について図面
を用いて説明する。
【0021】まず本発明における文字及び音声入出力機
能付き情報端末装置のシステム構成に関して図1を用い
て説明する。なお、前記[従来の技術]で記載した構成
内容と同じ部分に関しては、同じ番号を付けている。
【0022】入力部側は、マイク等による音声データ入
力部1と、キー・タブレット等による文字データ入力部
2と、これらを切り替える入力選択部3と、入力された
データを変換するA/D変換部4から構成されている。
【0023】出力部側は、ディスプレー等に文字を表示
する文字データ出力部11と、スピーカー等に音声を出
力する音声データ出力部12と、これらを切り替える出
力選択部10と、出力するデータを変換するD/A変換
部9から構成されている。
【0024】さらに、光センサーによって周囲の明るさ
を検知する明るさ検出部7と、振動センサーによって揺
れを検知する揺れ検出部8と、この検出した光量や揺れ
量を入力及び出力手段を選択するためにあらかじめ条件
を設定するための選択条件設定手段16と、上記明るさ
検出部7の検出条件あるいは揺れ検出部8の検出条件を
設定する検出条件設定部17と、前記検出部7、8で測
定された明るさや揺れの検出値と前記選択条件設定手段
16で条件として設定された基準値とを比較、判断する
比較・判定部6と、を設け、この比較・判定部6の判断
結果は、入力選択部3や出力選択部10やCPU(制御
部)5に送られる。
【0025】入力選択部3は、上記比較・判定部6から
送られてくる判断結果に基づいてデータの入力手段とし
てマイク等による音声データ入力部1を使用するのか、
またはキー・タブレット等による文字データ入力部2を
使用するのか、または両方を使用するのか、を選択す
る。
【0026】出力選択部10は、上記比較・判定部6か
ら送られてくる判断結果に基づいてデータの出力手段と
してスピーカー等による音声データ出力部12を使用す
るのか、またはディスプレー等による文字データ出力部
11を使用するのか、または両方を使用するのか、を選
択する。
【0027】さらに、入力されたデータの保存を行うR
AM(記憶部)14と、これらの処理、制御等を行うC
PU(制御部)5と、これらの処理、制御を行うための
プログラムを記録しているROM(プログラム)13
と、タイマー15とから構成されている。
【0028】図2は、上記本発明の文字及び音声入出力
機能付き情報端末装置の外観図を示したものである。
【0029】図2の(a)は蓋17を開けた状態を、
(b)は蓋17を閉めた状態を表している。
【0030】16はこの情報端末装置の本体で、17は
蓋で、18は電源スイッチを示している。19は文字入
力手段2と文字出力表示手段11とが一体化されたタブ
レット・ディスプレーであり、7は光検出手段をつかさ
どる光センサーであり、8は振動検出手段をつかさどる
振動センサーであり、12は音声出力手段をなすスピー
カーであり、1は音声入力手段をつかさどるマイクであ
る。
【0031】なお、光センサー7はタブレット・ディス
プレー19と同じ面に設けられているが設置場所はこれ
に限定されるものではない。また、振動センサー8も同
様にタブレット・ディスプレー19と同じ面に設けられ
ているが設置場所はこれに限定されるものではない。
【0032】以下に、上記文字及び音声入出力機能付き
情報端末装置を用いた具体的な実施例について記載す
る。
【0033】(第1の実施例)本実施例においては、光
検出手段を用いて、情報端末装置の周辺の明るさを検出
することで、使用する入力・出力手段を選択する場合に
ついて説明する。
【0034】つまり、文字データ及び音声データの入力
と出力手段を選択する条件を入力、設定することによ
り、変化した時あるいは電源ON時の周囲の明るさを検
知した際にこの設定した選択条件にて比較・判定を行
い、この判定結果にしたがって音声データ、文字デー
タ、これらの同時の入力手段、及び、音声データ、文字
データ、これらの同時の出力手段のいずれかを選択する
情報端末装置について説明する。
【0035】図3は、文字データ及び音声データの入力
と出力手段を選択する条件を入力、設定する選択条件設
定画面を示す。
【0036】情報端末装置の利用者は、実際に活用する
前に以下の手順で文字データ及び音声データの入力、出
力手段を選択する条件の入力、設定を行う。
【0037】電源をONして情報端末装置を起動させ、
メニュー選択を行うことにより初期設定画面(a)を表
示させる。この初期設定画面(a)において、入出力選
択条件設定を選択すると、入出力選択条件設定画面
(b)が表示される。この入出力選択条件設定画面
(b)には、この場合選択手段として、「明るさ」、
「揺れ」、「明るさ&揺れ」の3種類が選択肢として表
示されている。この入出力選択条件設定画面(b)にお
いて「明るさ」を選択した場合、画面(b)もしくは
(c)が表示される。
【0038】図3(b)は、「明るさ」の条件として、
1つの基準値を入力設定し、実際に検出された明るさが
その基準値を満足しているか否かによって入力手段と出
力手段を選択する条件が設定できる方法である。
【0039】この場合は、「明るさ」の基準値は「10
lx」で、この基準値との比較条件「≧」の時、条件を
満足しているならば「音声」による「入出力」を選択
し、それ以外は「文字」による「入出力」を選択すると
いった例である。
【0040】図3(c)は、「明るさ」の条件として、
複数の基準値を入力設定し、実際に検出された明るさが
その各基準値を満足しているか否かによって入力手段と
出力手段を選択する条件が設定できる方法である。つま
り、基準値を複数個入力設定できるため、利用する周囲
の明るさに合わせて段階的にかつ、きめ目細かく入力手
段と出力手段を選択することを目的としている方法であ
る。
【0041】この場合は、「明るさ」の基準値は3種類
あり、第1の基準値は「10lx」で、この基準値との
比較条件「10lx≧検出した明るさ」の時、この条件
を満足するならば「音声」による「入出力」を選択し、
第2の基準値は「50lx」で、この基準値との比較条
件「50lx≧検出した明るさ>10lx」の時、この
条件を満足するならば「音声と文字」による「入出力」
を選択し、第3の基準値は「1000lx」で、この基
準値との比較条件「1000lx<検出した明るさ」の
時、この条件を満足するならば「音声」による「入出
力」を選択し、それ以外の場合、つまり、「1000l
x≧検出した明るさ>50lx」では「文字」による
「入出力」を選択するといった例である。
【0042】上記図3(b)、(c)のいずれの場合に
おいても、ユーザーは、すべて設定が終了した時は「設
定終了」キーを押して条件の設定登録を行う。一方、今
までの設定を無効にする時は「設定解除」キーを押すこ
とによって設定をキャンセルすることができる。
【0043】次に、実際の情報端末装置での入出力動作
を説明する。
【0044】まず図4は、上記入出力の選択条件設定が
なされた状態での情報端末装置の入出力手段の選択動作
の処理シーケンスを表したフローチャートである。
【0045】S101)周囲の明るさが変化したり、あ
るいは電源をONする時に明るさを検出する。なお、上
記図3(c)での入力設定はあらかじめ行われているも
のとする(S100)。
【0046】S102)メモリから基準値及び選択する
条件を読み出す。
【0047】S103)入力選択条件が設定されている
か否かをチェックする。もし、設定されていない場合
は、あらかじめ決められたデフォルトを入力選択とする
(S105−0)。例えば、ここでは文字入力をデフォ
ルトとしている。
【0048】S104)入力選択条件が設定されている
場合は、検出された検出値と基準値とを比較する。その
結果、「文字」のみ、「音声」のみ、「音声&文字」の
両方の3パターンに分岐される。
【0049】S105)各分岐先での処理はそれぞれ以
下のようになる。
【0050】「文字」の場合は、キー・タブレットによ
る文字入力手段を選択したことを示すフラグIN_FL
G=1を設定する(S105−1)。
【0051】「音声」の場合は、マイクによる音声入力
手段を選択したことを示すフラグIN_FLG=2を設
定する(S105−2)。
【0052】「文字&音声」の場合は、上記両方の入力
手段(文字入力手段、音声入力手段)を選択したことを
示すフラグIN_FLG=3を設定する(S105−
3)。
【0053】S106)入力選択条件の確認が終わる
と、次に出力選択条件が設定されているか否かをチェッ
クする。もし、設定されていない場合は、あらかじめ決
められたデフォルトを出力選択とする(S108−
0)。例えば、ここでは文字出力をデフォルトとしてい
る。
【0054】S107)出力選択条件が設定されている
場合は、検出された検出値と基準値とを比較する。その
結果、「文字」のみ、「音声」のみ、「音声&文字」の
両方の3パターンに分岐される。
【0055】S108)各分岐先での処理はそれぞれ以
下のようになる。
【0056】「文字」の場合は、ディスプレーによる文
字出力手段を選択したことを示すフラグOUT_FLG
=1を設定する(S108−1)。
【0057】「音声」の場合は、スピーカーによる音声
出力手段を選択したことを示すフラグOUT_FLG=
2を設定する(S108−2)。
【0058】「文字&音声」の場合は、上記両方の出力
手段(文字出力手段、音声出力手段)を選択したことを
示すフラグOUT_FLG=3を設定する(S108−
3)。
【0059】S109)上記で設定された入出力フラグ
IN_FLG、OUT_FLGの値をもとに実際の入出
力の切り替え処理が行われる。
【0060】例えば、上記図3(c)の設定条件の場合
は、もし検出された明るさが「5lx」であれば、比較
条件「10≧5」を満足するため、IN_FLG=2、
OUT_FLG=2となる。また、もし検出された明る
さが「15lx」であれば、比較条件「10≧15」を
満足しないため、IN_FLG=1、OUT_FLG=
1となる。
【0061】次に図5は、データが入力されて記憶され
るまでの処理シーケンスを示したフローチャートであ
る。
【0062】S160)いずれの入力手段が選択されて
いるかをチェックする。実際にはフラグIN_FLGの
値に基づいて、「文字」入力、「音声」入力、「文字&
音声」両入力のいずれかの処理に分岐する。
【0063】S161)「文字」入力(フラグIN_F
LG=1)の場合の処理で、実際にキー・タブレットか
らの入力を取り込む(S161−1)。その取り込んだ
文字データを認識し、記録できるコードデータに変換す
る(S161−2)。
【0064】S162)「音声」入力(フラグIN_F
LG=2)の場合の処理で、実際にマイクからの入力を
取り込む(S162−1)。その取り込んだ音声データ
を認識し、記録できるコードデータに変換する(S16
2−2)。
【0065】S163)「文字&音声」入力(フラグI
N_FLG=3)の場合の処理で、実際にキー・タブレ
ットあるいはマイクからの入力を取り込む(S163−
1、S163−2)。その取り込んだ文字データあるい
は音声データを認識し、記録できるコードデータに変換
する(S163−3)。
【0066】S164)上記各処理で変換されて生成さ
れたコードデータをメモリに記憶する。
【0067】次に図6は、記憶されているデータが出力
されるまでの処理シーケンスを示したフローチャートで
ある。
【0068】S170)メモリに記憶されているコード
データを読み出す。
【0069】S171)いずれの出力手段が選択されて
いるかをチェックする。実際にはフラグOUT_FLG
の値に基づいて、「文字」出力、「音声」出力、「文字
&音声」両出力のいずれかの処理に分岐する。
【0070】S172)「文字」出力(フラグOUT_
FLG=1)の場合の処理で、読み出されたコードデー
タを表示出力できる文字データに変換し(S172−
1)、該文字データをディスプレーに出力表示する(S
172−2)。
【0071】S173)「音声」出力(フラグOUT_
FLG=2)の場合の処理で、読み出されたコードデー
タを音声出力できる音声データに変換し(S173−
1)、該音声データをスピーカーから出力する(S17
3−2)。
【0072】S174)「文字&音声」出力(フラグO
UT_FLG=3)の場合の処理で、読み出されたコー
ドデータを表示出力できる文字データに変換し(S17
4−1)、さらに、読み出されたコードデータを音声出
力できる音声データに変換し(S174−2)、さらに
前記文字データをディスプレーに出力表示し(S174
−3)、前記音声データをスピーカーから出力する(S
174−4)。
【0073】以上の説明は、前記図2の(a)の状態を
想定した場合について説明してきたが、次に図2の
(b)の状態について説明する。
【0074】図2(b)では、ディスプレー保護用の蓋
17が閉じた状態であり、文字の入力及び表示を行うタ
ブレット・ディスプレー19と明るさを検出する光セン
サー7が遮光された状態である。この状態においては、
自動的に音声データを用いた入力手段及び出力手段を選
択する。つまり、蓋17が閉じた状態であることを装置
本体16が認識し、音声データによる入出力手段のみ駆
動できる仕組みとしておけばよい。さらに、この場合文
字データによる入出力手段への電源の供給も自動的にO
FFして、動作できないようにしておいてもよい。
【0075】以上、本実施例においては、電灯のない夜
間、太陽光下の日中、蛍光灯下の室内、車を運転中、か
ばんまたはポケット内に入れた状態での移動中、固定中
等の利用する周囲の明るさや移動中等のいかなる状況に
おいても、あらかじめ入出力手段を自動的に選択できる
条件を設定しておくことで、ユーザーは使用する状況に
なってあわてて選択し、設定するといった煩わしさが発
生することはない。そのため、周囲の環境に応じた入力
手段、出力手段を素早く、的確に設定し、動作させるこ
とができる効果を有している。さらに、上記の選択でき
る条件をきめ細かく設定することによって、より的確に
対応できる効果を有している。
【0076】(第2の実施例)本実施例においては、前
記第1の実施例と同様に光検出手段を用いて、情報端末
装置の周辺の明るさを検出することで、使用する入力・
出力手段を選択する場合について説明する。
【0077】本実施例の特徴は、入力手段及び出力手段
において、選択されていない手段に関してはその手段に
供給する電源をOFFさせる機能を設け、データの入出
力の途中で、使用している入力手段と出力手段が切り替
わらないようにすることと、未使用の手段に対しては電
源を供給しないことである。
【0078】図7は、前記図3(b)の文字データ及び
音声データの入力と出力手段を選択する条件を入力、設
定する選択条件設定画面の入出力選択条件設定を選択す
る入出力選択条件設定画面の別のタイプののである。
【0079】画面上の「明るさ」、「揺れ」、「明るさ
&揺れ」の3種類の選択肢の下に、「未使用手段の電源
ON」と「未使用手段の電源OFF」の選択を、例えば
ここではラジオボタンで選択できる方式としている。図
7では、「未使用手段の電源OFF」が選択された状態
である。また、この場合デフォルトとしては、「OF
F」状態としておいてもよい。
【0080】次に、上記入出力選択条件設定がなされた
場合の処理シーケンスについて説明する。
【0081】図8は、この場合の処理シーケンスを表し
たフローチャートである。
【0082】いずれの入力手段が選択されているかをチ
ェックする(S110)。実際にはフラグIN_FLG
の値に基づいて、「文字」入力、「音声」入力、「文字
&音声」両入力のいずれかの処理に分岐する。
【0083】「文字」入力(フラグIN_FLG=1)
の場合は、まず「未使用手段への電源をOFFさせるか
否かを」チェックする(S111−0)。もし「OF
F」させる場合は、音声入力手段の電源をOFFする
(S111−1)。そうでない場合は、上記処理ステッ
プをスキップする。次に文字入力手段の電源をONし
(S111−2)、入力手段用電源フラグをPWIN_
FLG=1とする(S111−3)。
【0084】「音声」入力(フラグIN_FLG=2)
の場合は、まず「未使用手段への電源をOFFさせるか
否かを」チェックする(S112−0)。もし「OF
F」させる場合は、文字入力手段の電源をOFFする
(S112−1)。そうでない場合は、上記処理ステッ
プをスキップする。次に音声入力手段の電源をONし
(S112−2)、入力手段用電源フラグをPWIN_
FLG=2とする(S112−3)。
【0085】「文字&音声」入力(フラグIN_FLG
=3)の場合は、「OFF」させる手段が存在しないた
め、文字入力手段の電源をONし(S113−1)、音
声入力手段の電源をONし(S113−2)、その後、
入力手段用電源フラグをPWIN_FLG=3とする
(S113−3)。
【0086】次に、いずれの出力手段が選択されている
かをチェックする(S114)。実際にはフラグOUT
_FLGの値に基づいて、「文字」出力、「音声」出
力、「文字&音声」両出力のいずれかの処理に分岐す
る。
【0087】「文字」出力(フラグOUT_FLG=
1)の場合は、まず「未使用手段への電源をOFFさせ
るか否かを」チェックする(S115−0)。もし「O
FF」させる場合は、音声出力手段の電源をOFFする
(S115−1)。そうでない場合は、上記処理ステッ
プをスキップする。次に文字出力手段の電源をONし
(S115−2)、出力手段用電源フラグをPWOUT
_FLG=1とする(S115−3)。
【0088】「音声」出力(フラグOUT_FLG=
2)の場合は、まず「未使用手段への電源をOFFさせ
るか否かを」チェックする(S116−0)。もし「O
FF」させる場合は、文字出力手段の電源をOFFする
(S116−1)。そうでない場合は、上記処理ステッ
プをスキップする。次に音声出力手段の電源をONし
(S116−2)、出力手段用電源フラグをPWOUT
_FLG=2とする(S116−3)。
【0089】「文字&音声」出力(フラグOUT_FL
G=3)の場合は、「OFF」させる手段が存在しない
ため、文字入力手段の電源をONし(S117−1)、
音声入力手段の電源をONし(S117−2)、その
後、出力手段用電源フラグをPWOUT_FLG=3と
する(S117−3)。
【0090】以上の処理は、図4の処理ステップS10
9で行われてもよい。
【0091】なお、図7のような選択画面を設けない場
合は、図9に示すような処理シーケンスでもよい。つま
り、図8の「未使用手段への電源をOFFさせるか否か
を」チェックする処理ステップであるS111−0、S
112−0、S115−0、S116−0を削除した処
理シーケンスとなる。
【0092】以上、本実施例においては、データの入力
途中あるいは出力途中に明るさが変化した場合、その変
化を検出することにより、文字や音声の入力手段や出力
手段が切り替わるといった煩わしさを解消することがで
きる。さらに文字入力手段、文字出力手段、音声入力手
段、音声出力手段のいずれの手段においても、使用しな
い手段に対しては、電源を供給しないようにしているた
め、余分な電力消費を押さえ、電池寿命を長くすること
ができる効果を有している。
【0093】(第3の実施例)本実施例においては、前
記第1の実施例と同様に光検出手段を用いて、情報端末
装置の周辺の明るさを検出することで、使用する入力・
出力手段を選択する場合について説明する。
【0094】本実施例の特徴は、光検出手段として、明
るさを検出する光センサーを複数個設定し、それぞれの
センサーが検出した明るさを平均値化して、それを基準
値として使用することである。
【0095】図10は、本実施例での文字及び音声入出
力機能付き情報端末装置の外観図を示したものである。
前記図2と異なる部分のみ説明する。
【0096】上記相違点は、7−1、7−2、7−3が
それぞれ示す光センサー1、2、3が設けられており、
それらは本体16の裏面を除く各面に設けられている。
なお、これらのセンサーの配置位置は上記記載内容に限
定されるものではない。
【0097】図11は、明るさの検出に複数個の光セン
サーを用いた場合の処理シーケンスである。実際には、
図4の処理ステップS101を詳細化した内容である。
【0098】電源をONした時点、あるいは周囲の明る
さが変化した場合に、センサー1(S101−3A)、
センサー2(S101−3B)、センサー3(S101
−3C)がそれぞれの場所で明るさを検出し、この検出
した明るさの平均値を算出する(S101−8)。その
後、図4の処理ステップS102に進んで処理が行われ
る。
【0099】以上、本実施例においては、光センサーを
複数の箇所に設け、明るさの検出値をそれぞれセンサー
が検出した明るさの平均値とすることで、手や物の下の
影等での光センサーの遮光による誤動作を防ぐことがで
きる効果を有している。
【0100】(第4の実施例)本実施例においては、前
記第1の実施例と同様に光検出手段を用いて、情報端末
装置の周辺の明るさを検出することで、使用する入力・
出力手段を選択する場合について説明する。
【0101】本実施例の特徴は、光検出手段において、
最初に明るさが変化してから、あらかじめ設定した終了
時間までの期間に設定した時間間隔ごとに明るさを検出
し、その検出した光量を平均値化して、それを基準値と
して使用することである。
【0102】図12は、文字データ及び音声データの入
力と出力手段を選択するための検出条件を入力、設定す
る検出条件設定画面である。
【0103】情報端末装置の利用者は、実際に活用する
前に以下の手順で文字データ及び音声データの入力、出
力手段を選択するための検出条件の入力、設定を行う。
【0104】図12(a)は、初期設定画面であり、こ
れは電源をONして情報端末装置を起動させ、メニュー
選択を行うことにより表示させる。この初期設定画面
(a)において、検出条件設定を選択すると、検出条件
設定画面(b)が表示される。この検出条件設定画面
(b)には、この場合検出対象として「明るさ」、「揺
れ」の2種類が、さらにその各々に関して設定項目が表
示されている。「明るさ」の場合には「検出時間設定」
が、「揺れ」の場合には「検出時間設定」と「振動条件
設定」のいずれかが選択できるようになっている。図1
2(a)では、「明るさ」の「検出時間設定」を選択し
ているので、画面(c)の検出時間設定画面へと遷移す
る。この検出時間設定画面(c)では、終了時間とその
終了時間までの検出時間間隔が入力、設定できるように
なっている。この場合は、終了時間が「10分」で、時
間間隔が「1分」となっている。そのため、光センサー
で明るさを検出する場合は、1分ごとに10分間の測定
がなされる。
【0105】図13は、上記図12の検出設定時間が設
定されて光センサーを用いた場合の処理シーケンスであ
る。実際には、図4の処理ステップS101を詳細化し
た内容である。また、光センサーの個数としては、図2
のように1つの場合であってもよいし、図10のように
複数個設けてある場合のいずれであってもよい。
【0106】図12の設定例を用いると、あらかじめ入
力、設定した時間間隔「1分」、終了時間「10分」を
メモリから読み出し(S101−1)、タイマーをリセ
ットする(S101−2)。光センサーで明るさを検出
し(S101−3)、設定した終了時刻「10分」にな
ったかどうかをタイマーの時間と比較する(S101−
4)。もし、なっていなければ、検出した明るさのデー
タをメモリに格納し(S101−5)、設定した時間間
隔「1分」の期間ウェイトする(S101−6)。再
度、光センサーで明るさを検出し(S101−3)、設
定した終了時刻「10分」になるまで繰り返す。設定し
た終了時間とタイマーの時間とを比較して終了時間にな
ったら、メモリに保存した明るさデータを読み出し(S
101−7)、これらの平均値を算出する(S101−
8)。その後、図4の処理ステップS102に進んで処
理が行われる。
【0107】なお、本実施例においては、検出条件とし
て「検出時間」を用いたが、それに限定されるものでは
ない。
【0108】以上、本実施例においては、手や物の下の
影等で短い時間にセンサーが検出した場合には誤った判
断、選択を行うことなしに、短い時間でのセンサーの検
知による誤動作を防ぐことができる効果を有している。
さらに、センサーの個数を増加させることでよりきめ細
かく多くのデータによる平均値が求められ、設定する終
了時間を長くしたり、時間間隔を細かくすることで、精
度を高くでき、誤動作をより防ぐことができる効果を有
している。
【0109】(第5の実施例)本実施例においては、揺
れ検出手段を用いて、情報端末装置自体の振動を検出す
ることで、使用する入力・出力手段を選択する場合につ
いて説明する。
【0110】つまり、文字データ及び音声データの入力
と出力手段を選択する条件を入力、設定することによ
り、変化した時あるいは電源ON時の装置自体の振動状
態を検知した際にこの設定した選択条件にて比較・判定
を行い、この判定結果によって音声データ、文字デー
タ、これらの同時の入力手段、及び、音声データ、文字
データ、これらの同時の出力手段のいずれかを選択する
情報端末装置について説明する。
【0111】図14は、文字データ及び音声データの入
力と出力手段を選択する条件を入力、設定する選択条件
設定画面を示す。
【0112】情報端末装置の利用者は、実際に活用する
前に以下の手順で文字データ及び音声データの入力、出
力手段を選択する条件の入力、設定を行う。
【0113】電源をONして情報端末装置を起動させ、
メニュー選択を行うことにより初期設定画面(a)を表
示させる。この初期設定画面(a)において、入出力選
択条件設定を選択すると、入出力選択条件設定画面
(b)が表示される。この入出力選択条件設定画面
(b)には、この場合選択手段として、「明るさ」、
「揺れ」、「明るさ&揺れ」の3種類が選択肢として表
示されている。この入出力選択条件設定画面(b)にお
いて「揺れ」を選択した場合、画面(b)もしくは
(c)が表示される。
【0114】図14(b)は、「揺れ」の条件として、
1つの基準値を入力設定し、実際に検出された揺れがそ
の基準値を満足しているか否かによって入力手段と出力
手段を選択する条件が設定できる方法である。
【0115】この場合は、「揺れ」の基準値は「10H
z」で、この基準値との比較条件「≧」の時、条件を満
足しているならば「音声」による「入出力」を選択し、
それ以外は「文字」による「入出力」を選択するといっ
た例である。
【0116】図14(c)は、「揺れ」の条件として、
複数の基準値を入力設定し、実際に検出された揺れがそ
の各基準値を満足しているか否かによって入力手段と出
力手段を選択する条件が設定できる方法である。つま
り、基準値を複数個入力設定できるため、利用する周囲
の揺れに合わせて段階的にかつ、きめ細かく入力手段と
出力手段を選択することを目的としている方法である。
【0117】この場合は、「揺れ」の基準値は3種類あ
り、第1の基準値は「10Hz」で、この基準値との比
較条件「10Hz≧検出した揺れ」の時、この条件を満
足するならば「音声」による「入出力」を選択し、第2
の基準値は「50Hz」で、この基準値との比較条件
「50Hz≧検出した揺れ>10Hz」の時、この条件
を満足するならば「音声と文字」による「入出力」を選
択し、第3の基準値は「1000Hz」で、この基準値
との比較条件「1000Hz<検出した揺れ」の時、こ
の条件を満足するならば「音声」による「入出力」を選
択し、それ以外の場合、つまり、「1000Hz≧検出
した揺れ>50Hz」では「文字」による「入出力」を
選択するといった例である。
【0118】上記図14(b)、(c)のいずれの場合
においても、ユーザーは、すべて設定が終了した時は
「設定終了」キーを押して条件の設定登録を行う。一
方、今までの設定を無効にする時は「設定解除」キーを
押すことによって設定をキャンセルすることができる。
【0119】次に、実際の情報端末装置での入出力動作
を説明する。
【0120】まず図15は、上記入出力の選択条件設定
がなされた状態での情報端末装置の入出力手段の選択動
作の処理シーケンスを表したフローチャートである。
【0121】S201)周囲の揺れが変化したり、ある
いは電源をONする時に揺れを検出する。なお、上記図
14(c)での入力設定はあらかじめ行われているもの
とする(S200)。
【0122】S202)メモリから基準値及び選択する
条件を読み出す。
【0123】S203)入力選択条件が設定されている
か否かをチェックする。もし、設定されていない場合
は、あらかじめ決められたデフォルトを入力選択とする
(S205−0)。例えば、ここでは文字入力をデフォ
ルトとしている。
【0124】S204)入力選択条件が設定されている
場合は、検出された検出値と基準値とを比較する。その
結果、「文字」のみ、「音声」のみ、「音声&文字」の
両方の3パターンに分岐される。
【0125】S205)各分岐先での処理はそれぞれ以
下のようになる。
【0126】「文字」の場合は、キー・タブレットによ
る文字入力手段を選択したことを示すフラグIN_FL
G=1を設定する(S205−1)。
【0127】「音声」の場合は、マイクによる音声入力
手段を選択したことを示すフラグIN_FLG=2を設
定する(S205−2)。
【0128】「文字&音声」の場合は、上記両方の入力
手段(文字入力手段、音声入力手段)を選択したことを
示すフラグIN_FLG=3を設定する(S205−
3)。
【0129】S206)入力選択条件の確認が終わる
と、次に出力選択条件が設定されているか否かをチェッ
クする。もし、設定されていない場合は、あらかじめ決
められたデフォルトを出力選択とする(S208−
0)。例えば、ここでは文字出力をデフォルトとしてい
る。
【0130】S207)出力選択条件が設定されている
場合は、検出された検出値と基準値とを比較する。その
結果、「文字」のみ、「音声」のみ、「音声&文字」の
両方の3パターンに分岐される。
【0131】S208)各分岐先での処理はそれぞれ以
下のようになる。
【0132】「文字」の場合は、ディスプレーによる文
字出力手段を選択したことを示すフラグOUT_FLG
=1を設定する(S208−1)。
【0133】「音声」の場合は、スピーカーによる音声
出力手段を選択したことを示すフラグOUT_FLG=
2を設定する(S208−2)。
【0134】「文字&音声」の場合は、上記両方の出力
手段(文字出力手段、音声出力手段)を選択したことを
示すフラグOUT_FLG=3を設定する(S208−
3)。
【0135】S209)上記で設定された入出力フラグ
IN_FLG、OUT_FLGの値をもとに実際の入出
力の切り替え処理が行われる。
【0136】例えば、上記図14(c)の設定条件の場
合は、もし検出された揺れが「5Hz」であれば、比較
条件「10≧5」を満足するため、IN_FLG=2、
OUT_FLG=2となる。また、もし検出された揺れ
が「15Hz」であれば、比較条件「10≧15」を満
足しないため、IN_FLG=1、OUT_FLG=1
となる。
【0137】次に、データが入力されて記憶されるまで
の処理のシーケンスは前記第1の実施例における図5と
同じ処理内容となる。
【0138】また、記憶されているデータが出力される
までの処理のシーケンスも前記第1の実施例における図
6と同じ処理内容となる。
【0139】なお、以上の説明は、前記図2の(a)の
状態を想定した場合について説明してきたが、図2の
(b)の状態においても、前記第1の実施例に記載され
た内容と同じとなる。つまり、検出対象を明るさとして
いたのを本実施例では揺れに置き換えたものである。
【0140】本実施例が対象としている状況としては、
車内に置いていたり、ポケット等に入れたまま移動して
いる際に、ある程度(一定期間)の揺れが持続する場合
に対してこの揺れを検出し、判定することで使用する入
出力手段を切り替えることである。
【0141】以上、本実施例においては、電灯のない夜
間、太陽光下の日中、蛍光灯下の室内、車を運転中、か
ばんまたはポケット内に入れた状態での移動中、固定中
等の利用する周囲の揺れや移動中等のいかなる状況にお
いても、あらかじめ入出力手段を自動的に選択できる条
件を設定しておくことで、ユーザーは使用する状況にな
ってあわてて選択し、設定するといった煩わしさが発生
することなしに、周囲の環境に応じた入力手段、出力手
段を素早く、的確に設定し、動作させることができる効
果を有している。さらに、上記の選択できる条件をきめ
細かく設定することによって、より的確に対応できる効
果を有している。
【0142】(第6の実施例)本実施例においては、前
記第5の実施例と同様に揺れ検出手段を用いて、情報端
末装置の周辺の揺れを検出することで、使用する入力・
出力手段を選択する場合について説明する。
【0143】本実施例の特徴は、揺れ検出手段におい
て、最初に揺れを感知してから、あらかじめ設定した終
了時間までの期間に設定した時間間隔ごとに揺れ量(度
合い)を検出し、その検出した揺れ量(度合い)を平均
値化して、それを基準値として使用することである。
【0144】情報端末装置の利用者は、実際に活用する
前に前記第4の実施例の図12で説明した画面操作で図
12の(b)において、「揺れ」の「検出時間設定」を
選択することで検出時間の入力設定を行う。本実施例の
場合においては、振動センサーでの揺れが1分ごとに1
0分間の測定がなされる。
【0145】図16は、図12の検出設定時間が設定さ
れて振動センサーを用いた場合の処理シーケンスであ
る。実際には前記第4の実施例の図13の処理シーケン
スにおいて、検出手段が光センサーから振動センサーに
置き換わり、検出対象が光の明るさから装置自体の揺れ
に置き換わっているだけである。
【0146】図12の設定例を用いると、あらかじめ入
力、設定した時間間隔「1分」、終了時間「10分」を
メモリから読み出し(S201−1)、タイマーをリセ
ットする(S201−2)。振動センサーで揺れを検出
し(S201−3)、設定した終了時刻「10分」にな
ったかどうかをタイマーの時間と比較する(S201−
4)。もし、なっていなければ、検出した揺れのデータ
をメモリに格納し(S201−5)、設定した時間間隔
「1分」の期間ウェイトする(S201−6)。再度、
振動センサーで揺れを検出し(S201−3)、設定し
た終了時刻「10分」になるまで繰り返す。設定した終
了時間とタイマーの時間とを比較して終了時間になった
ら、メモリに保存した揺れデータを読み出し(S201
−7)、これらの平均値を算出する(S201−8)。
その後、図15の処理ステップS202に進んで処理が
行われる。
【0147】以上、本実施例においては、手や物の下の
影等で短い時間にセンサーが検出した場合でも誤った判
断、選択を行うことなしに、短い時間でのセンサーの検
知による誤動作を防ぐことができる効果を有している。
さらに、センサーの個数を増加させることでよりきめ細
かく多くのデータによる平均値が求められ、設定する終
了時間を長くしたり、時間間隔を細かくすることで、精
度を高くでき、誤動作をより防ぐことができる効果を有
している。
【0148】(第7の実施例)本実施例においては、前
記第5の実施例と同様に揺れ検出手段を用いて、情報端
末装置の周辺の揺れを検出することで、使用する入力・
出力手段を選択する場合について説明する。
【0149】本実施例の特徴は、揺れ検出手段におい
て、感知する最低限の揺れの基準値とその揺れの回数を
検出条件として用い、この条件を満足した検出結果を平
均値化して、それを比較対象用の基準値として使用する
ことである。
【0150】情報端末装置の利用者は、実際に活用する
前に前記第4の実施例の図12で説明した画面操作と同
じように図17において、「揺れ」の「振動条件設定」
を選択することで振動条件の入力設定を行う。
【0151】具体的には、検出条件設定画面(b)にお
いて「揺れ」の「振動条件設定」を選択しているので、
画面(c)の振動条件設定画面へと遷移する。この振動
条件設定画面(c)では、感知する最低限の揺れの基準
値が「5N」で、その揺れの回数が「3」となってい
る。
【0152】図18は、上記図17の振動条件が設定さ
れて振動センサーを用いた場合の処理シーケンスであ
る。
【0153】図17の設定例を用いると、あらかじめ入
力、設定した最低揺れ基準値「5N」、その揺れ回数
「3」をメモリから読み出し(S201’−1)、揺れ
の回数を数えるカウンタをクリアする(S201’−
2)。振動センサーで揺れを検出し(S201’−
3)、設定した最低揺れ基準値「5N」よりも大きいか
否かをチェックする(S201’−4)。もし、大きく
なければ何も処理しないが、もし、大きければ揺れの回
数を数えるカウンタを更新する(インクリメントする)
(S201’−5)。その後、揺れの回数を数えるカウ
ンタがあらかじめ設定しておいた揺れ回数、この場合は
「3」になったか否かをチェックする(S201’−
6)。もし、なっていなければ、検出した揺れのデータ
をメモリに格納する(S201’−7)。再度、振動セ
ンサーで揺れを検出し(S201’−3)、設定した最
低揺れ基準値の揺れが設定した揺れ回数になるまで繰り
返す。設定した最低揺れ基準値の揺れが設定した揺れ回
数になると、メモリに保存した揺れデータを読み出し
(S201’−8)、これらの平均値を算出する(S2
01’−9)。その後、図15の処理ステップS202
に進んで処理が行われる。
【0154】なお、上記処理で平均値を求めるために用
いるデータは設定した最低揺れ基準値を越える全データ
とする。
【0155】また、本実施例及び前記第6の実施例にお
いては、検出対象が「揺れ」の場合の検出条件として
「検出時間」と「振動条件」を用いたが、それらに限定
されるものではない。
【0156】以上、本実施例においては、手や物が不意
に当たったり、必然的に陥る状況になってセンサーが検
出した場合でも誤った判断、選択を行うことなしに、セ
ンサーの検知による誤動作を防ぐことができる効果を有
している。さらに、設定値(最低限の値とその回数)を
細かくすることで、精度を高くでき、誤動作をより防ぐ
ことができる効果を有している。
【0157】以上、これまでに記載した入力手段と出力
手段の選択は、文字データが選択された場合は、文字入
力手段と文字出力手段が一対として選択されるように記
載してきた。また、音声データが選択された場合には、
同様に音声入力手段と音声出力手段が一対として選択さ
れるように記載してきた。しかし、実際には、文字入力
手段、文字出力手段、音声入力手段、音声出力手段の4
種類の手段がいずれの組み合わせにおいても選択され、
動作されるものであってもよい。
【0158】また、上記各実施例においては、第1の実
施例から第4の実施例までは検出対象を「明るさ」と
し、第5の実施例から第7の実施例までは検出対象を
「揺れ」とし、それぞれ独立したかたちで説明してきた
が、両者を組み合わせた仕組みであってもよい。実際に
は、端末装置を使用する環境というのは多種多様にわた
っているため両者を組み合わせて使用する場合も当然発
生する。
【0159】なお、ここまで挙げた実施携帯における内
容は、本発明の主旨を変えない限り、上記記載内容に限
定されるものではない。
【0160】
【発明の効果】本発明における文字及び音声入出力機能
付き情報端末装置では、各請求項において以下の効果が
得られる。
【0161】本発明の請求項1においては、明るい場
所、暗い場所、移動中等の利用する周囲の明るさや揺れ
に応じた入力、出力手段を素早く設定できる効果があ
る。
【0162】本発明の請求項2においては、検出手段を
明るさと揺れの2種類設けていることから、より状況に
応じて入力、出力手段を素早く設定できる効果がある。
さらに、基準値を満足するか否かを入力・出力手段を選
択する条件としていることから、利用する周囲の明るさ
や揺れに応じて有効な入力・出力手段の選択が行える効
果を有している。
【0163】本発明の請求項3においては、入力・出力
手段を選択する条件としての基準値を段階的にきめ細か
く設定できるため、利用する周囲の明るさや揺れに応じ
てより的確に対応できる効果を有している。
【0164】本発明の請求項4、5、6においては、手
や物の下の影等での明るさを検出した場合の誤動作や、
手や物が不意に当たることによる揺れを検出した場合の
誤動作等を防ぐことができるとともに、よりきめ細かい
精度の高い明るさや揺れの検知を行うことができる効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における文字及び音声入出力機能付き情
報端末装置のシステム構成を示したのブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例における文字及び音声入
出力機能付き情報端末装置の外観図である。
【図3】本発明の第1の実施例における選択条件設定画
面を示した説明図である。
【図4】本発明の第1の実施例における情報端末装置の
入出力手段の選択動作の処理シーケンスを表したフロー
チャートである。
【図5】本発明の第1の実施例における情報端末装置の
入力手段の処理シーケンスを表したフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第1の実施例における情報端末装置の
出力手段の処理シーケンスを表したフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第2の実施例における選択条件設定画
面を示した説明図である。
【図8】本発明の第2の実施例における情報端末装置の
入出力手段の選択動作の処理シーケンスを表したフロー
チャートである。
【図9】本発明の第2の実施例における情報端末装置の
入出力手段の選択動作の別の処理シーケンスを表したフ
ローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施例における文字及び音声
入出力機能付き情報端末装置の外観図である。
【図11】本発明の第3の実施例における複数個の光セ
ンサーを用いた場合の処理シーケンスを表したフローチ
ャートである。
【図12】本発明の第4の実施例における検出時間設定
画面を示した説明図である。
【図13】本発明の第4の実施例における光センサーに
検出時間を用いた場合の処理シーケンスを表したフロー
チャートである。
【図14】本発明の第5の実施例における選択条件設定
画面を示した説明図である。
【図15】本発明の第5の実施例における情報端末装置
の入出力手段の選択動作の処理シーケンスを表したフロ
ーチャートである。
【図16】本発明の第6の実施例における振動センサー
に検出時間を用いた場合の処理シーケンスを表したフロ
ーチャートである。
【図17】本発明の第7の実施例における振動条件設定
画面を示した説明図である。
【図18】本発明の第7の実施例における振動センサー
に振動条件を用いた場合の処理シーケンスを表したフロ
ーチャートである。
【図19】従来の文字及び音声入出力機能を備えた情報
端末装置のシステム構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 マイク(音声データ入力部) 2 キー入力部(文字データ入力部) 3 入力選択部 4 A/D変換部 5 CPU(制御部) 6 比較、判定部 7 光センサー(明るさ検出部) 8 振動センサー(揺れ検出部) 9 D/A変換部 10 出力選択部 11 ディスプレイ(文字データ出力部) 12 スピーカ(音声データ出力部) 13 ROM(プログラム) 14 RAM(記憶部) 15 タイマー 16 選択条件設定手段 17 検出条件設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/02 325 G06F 15/02 325B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字データを入力する第1の入力手段
    と、 音声データを入力する第2の入力手段と、 前記各手段にて入力されたデータを認識し、メモリに記
    憶する記憶手段と、 前記メモリに記憶されているデータを読み出し、文字デ
    ータに変換し、該文字データを表示する第1の出力手段
    と、 前記メモリに記憶されているデータを読み出し、音声デ
    ータに変換し、該音声データを発する第2の出力手段
    と、 前記入出力手段のいずれかを選択・制御する選択制御手
    段と、を備えた文字及び音声入出力機能付き情報端末装
    置であって、 文字あるいは音声のいずれかに対応した入出力手段を選
    択する条件を設定する選択条件設定手段と、 装置自らが存在している周囲の環境を検出する検出手段
    と、 前記検出手段によって検出された結果と前記選択条件設
    定手段にて設定された条件とを比較判定する比較判定手
    段と、を設け、 前記選択制御手段は、前記比較判定手段による比較判定
    結果にしたがって自動的に前記選択条件設定手段にて設
    定された文字あるいは音声のいずれかに対応した入出力
    手段を選択することを特徴とする文字及び音声入出力機
    能付き情報端末装置。
  2. 【請求項2】 選択条件設定手段は、入出力手段を選択
    する条件として、装置自らが動作する環境での光の明る
    さあるいは揺れの大きさに関する基準値を設定する処理
    を含み、 検出手段は、光検出手段と、揺れ検出手段と、を有し、 前記各検出手段は、装置自らが存在している環境の明る
    さあるいは揺れが変化した際に、その各変化を検出値と
    して測定し、 比較判定手段は、前記検出値と基準値とを比較判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の文字及び音声入出力機
    能付き情報端末装置。
  3. 【請求項3】 選択条件設定手段は、条件として複数の
    段階的な基準値を設定する処理を含み、 比較判定手段は、検出手段によって測定された検出値と
    前記複数の段階的な基準値とを比較判定することを特徴
    とする請求項2記載の文字及び音声入出力機能付き情報
    端末装置。
  4. 【請求項4】 光検出手段は、あらかじめ設定された検
    出条件である検出の終了時間と該時間までの検出時間間
    隔にしたがって最初に明るさが変化してから定期的に明
    るさの変化を検出し、該検出された明るさを平均値化し
    て、検出値を生成することを特徴とする請求項2記載の
    文字及び音声入出力機能付き情報端末装置。
  5. 【請求項5】 揺れ検出手段は、あらかじめ設定された
    検出条件である検出の終了時間と該時間までの検出時間
    間隔にしたがって最初に揺れが発生してから定期的に揺
    れの発生変化を検出し、該検出された揺れを平均値化し
    て、検出値を生成することを特徴とする請求項2記載の
    文字及び音声入出力機能付き情報端末装置。
  6. 【請求項6】 揺れ検出手段は、あらかじめ設定された
    検出条件である最低限の振動値とその振動回数にしたが
    って最初に揺れが発生してから定期的に揺れの発生変化
    を検出し、該検出された揺れを平均値化して、検出値を
    生成することを特徴とする請求項2記載の文字及び音声
    入出力機能付き情報端末装置。
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