JPH07140273A - 照明付き電子時計 - Google Patents

照明付き電子時計

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JPH07140273A
JPH07140273A JP28352093A JP28352093A JPH07140273A JP H07140273 A JPH07140273 A JP H07140273A JP 28352093 A JP28352093 A JP 28352093A JP 28352093 A JP28352093 A JP 28352093A JP H07140273 A JPH07140273 A JP H07140273A
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JP
Japan
Prior art keywords
time
light emitting
emitting element
sound
alarm
Prior art date
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Pending
Application number
JP28352093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Fujita
憲二 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP28352093A priority Critical patent/JPH07140273A/ja
Publication of JPH07140273A publication Critical patent/JPH07140273A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、照明装置付き電子時計において、
照明装置を使用する場合に外部操作スイッチを必ず押さ
なければならない煩わしさを少なくすることを目的とす
る。 【構成】 アラーム音等の発生時つまり携帯者が時刻表
示を見る確率が極めて高い場合は照明装置を自動的に点
灯させるように構成されている。 【効果】 自動的に照明装置が点灯するので外部操作を
行なう煩わしさを少なくすることができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は照明装置を備えた時計に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から暗いときでも時刻などを認識で
きるように照明装置を備えた時計が開発され販売されて
いる。特に近年はその照明装置として、EL(エレクト
ロルミネッセンス)を使用した時計が商品化され市場を
にぎわしている。これはELという素子が構造的に薄く
することができ、さらに面発光するため時計のバックラ
イトとして実用的に適しているためと、ELの発光色が
美しくファッション性も備えているためである。
【0003】ここで図5により従来の照明付き電子時計
の回路ブロックの構成を説明する。従来の照明付き電子
時計は、時刻信号を作成する時刻信号作成手段20、時
刻を表示する時刻表示部21、アラーム音の発生開始時
刻を記憶するアラーム時刻記憶手段22、該アラーム時
刻記憶手段22に記憶された前記発生開始時刻を検出す
ると報知信号Rを出力する報知信号出力手段23、該報
知信号出力手段23の出力に基づいて報知音を発生する
報音手段24、前記時刻表示部21を照明するためのE
L板12、該発光素子を発光させるEL駆動回路26、
該EL駆動回路26を制御する外部操作スイッチ27、
前記時刻信号作成手段20や前記アラーム時刻記憶手段
22や報知信号出力手段23等を含むマイコン28、電
源31とにより構成されている。
【0004】次に従来の照明付き電子時計の一動作例に
ついて説明する。先ず通常の状態では時刻表示部21は
通常時刻を表示しておりEL駆動回路26は動作してい
ないためにEL板12も発光しておらずいわゆる通常の
動作を行なっている。
【0005】今この照明付き電子時計の携帯者が、周囲
の環境が暗い等の理由で、時刻表示部21が見えにくい
状態であるとする。ここでこの携帯者が外部操作スイッ
チ27を押すと、マイコン28からEL駆動回路26に
駆動信号Lが送られる。するとEL駆動回路26はEL
板12を発光させるため、時刻表示部21は暗いところ
でも見ることができる。
【0006】次に報音動作について説明する。今アラー
ム時刻記憶手段22の記憶している時刻が午前7時であ
るとする。ここでマイコン28の内部にある時刻信号発
生手段20の時刻が午前7時になったとすると、報知信
号出力手段23は時刻信号発生手段20とアラーム時刻
記憶手段22の一致を検出して報音手段24に報知信号
Rを出力する。報音手段24ではこの報知信号Rを受け
てアラーム音を発生する。
【0007】以上の動作が従来の照明付き電子時計の動
作例である。つまりEL板12の発光と報音手段24の
報知とは全く関係なく完全に独立して行なわれていたわ
けである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のE
L照明付時計では照明を点灯するためには必ず外部操作
スイッチを押さなければならず、大変煩わしいものであ
った。この問題はEL照明を常時点灯させることが出来
れば即解決するが、周知の通りEL素子を駆動させるた
めにはかなりの消費電流を必要とするため電池寿命を考
慮すると実現は不可能である。この問題を解決するため
には、EL照明付時計の携帯者があきらかに照明を使用
すると予めわかっている場合(例えばアラーム鳴り時)
には必ずEL照明を行なうように構成すれば良い。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、時刻を表示する時刻表示部と、報知音の
発生開始時間を記憶するための報知時間記憶手段と、該
報知時間記憶手段に記憶された前記発生開始時間を検出
すると報知開始信号を出力する報知信号出力手段と、該
報知信号出力手段の出力に基づいて報知音を発生する報
知手段とを備え、前記時刻表示部を照明するための発光
素子と、該発光素子を発光させる発光素子駆動回路と、
該発光素子駆動回路を制御する外部操作スイッチとを備
えた照明付き電子時計において、前記発光素子駆動回路
は前記外部操作スイッチからの信号に基づいて前記発光
素子を発光させるとともに前記報知信号出力手段からの
出力に基づいて前記発光素子を発光させることを特徴と
する。
【0010】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す照明付き電子時計の
外観図である。図2は本発明の一実施例を示す照明付き
電子時計のEL板の外観図である。図3は本発明の一実
施例を示す照明付き電子時計の回路ブロック図である。
図4は本発明の一実施例を示す照明付き電子時計のEL
駆動回路図である。
【0011】先ず図3により本発明に係る照明付き電子
時計の回路ブロックを説明する。構成については図5と
同一のものは説明を省略する。本発明における照明付き
電子時計では、外部スイッチ27の動作による駆動信号
Lとアラーム時刻記憶手段22と時刻信号発生手段20
の一致を検出した報知信号出力手段23からの出力であ
る報知信号Rを受けるORゲート29、マイコン28や
報音手段24などの電源である第一の電源33、EL駆
動回路26の電源である第二の電源34が設けられてい
る。
【0012】続いて本発明に係る照明付き電子時計の回
路ブロックの動作例を説明する。先ず外部操作スイッチ
27を押すことによりマイコン28から駆動信号LがO
Rゲート29を介してEL駆動回路26を動作させ、E
L板12を発光させる。
【0013】また報知信号出力手段23がアラーム時刻
記憶手段22と時刻信号作成手段20の一致を検出する
と、報音信号Rを出力し、報音手段24に出力する。同
時にこの報音信号RはORゲート29を介してEL駆動
回路26にも出力される。その結果アラーム音が鳴ると
同時にEL板12も発光を始めるわけである。
【0014】このように動作させることにより、アラー
ム音の発生時、つまり本発明に係る照明付き電子時計の
携帯者が時刻表示部21を見る確率が極めて高い場合に
は、携帯者が時刻表示部21を見るためにわざわざ外部
操作スイッチ27を押さずとも時刻表示部21の表示を
はっきりと見る事ができるわけであり、多大なる効果を
生み出すことができるわけである。
【0015】更に本発明に係る電子時計ではマイコン2
8や報音手段24などを動作させる第一の電源33とE
L駆動回路26を駆動させる第二の電源34とが独立し
た別の電池であることも特徴となっており、報音手段2
4の動作とEL駆動回路26の動作が同時に行なわれる
という重負荷にも十分対応できるようになっている。
【0016】次に図1により本発明に係る照明付き電子
時計の構成を説明する。本発明に係る照明付き電子時計
は、時を表示する時針1、分を表示する分針2、秒を表
示する秒針3、時刻などをデジタル表示する液晶表示装
置5、文字板6、前記液晶表示装置5が時刻モードとカ
レンダーモードの時には後述するEL板12を点灯させ
修正状態では修正スイッチとなるEL点灯/修正スイッ
チ7、前記液晶表示装置5のモードを換えるモードスイ
ッチ8、前記液晶表示装置5を修正状態にする修正選択
スイッチ9、前記時針1と分針2を動かし指針の時刻修
正を行なうリューズスイッチ10で構成されている。
【0017】次に本発明に係る照明付き電子時計の一動
作例を説明する。先ず周囲の環境が明るい状態では液晶
表示部5の表示内容も十分に認識できるためEL板12
を点灯させる必要もなく通常の電子時計として動作して
いる。
【0018】ここでもし周囲の環境が液晶表示部5の内
容を認識できない程度まで暗くなったとすると、EL点
灯スイッチ/修正スイッチ7を押すことによりEL板1
2が点灯し液晶表示部5の背後が明るく照らされるため
液晶表示部5の表示内容がはっきりと認識できる。
【0019】次に本発明に係る照明付き電子時計のアラ
ームがセットされていたとする。時刻がアラーム時刻に
なる前は通常の電子時計として動作しているが、時刻が
アラーム時刻となるとアラームが発音を始めると同時に
EL板12が点灯し液晶表示部5の内容が暗いところで
も認識できるようになっている。このように動作させる
ことにより、アラームの鳴るときつまりユーザーが液晶
表示部5の表示内容を見る確率が極めて高いときは自動
的にEL板12を点灯させ、EL点灯/修正スイッチ7
を押さずとも液晶表示部5の内容を認識できるようにな
っている。ここに本発明に係る照明付き電子時計の特徴
がある。
【0020】次に図2を用いて本発明に係るEL板12
の説明を行なう。本発明の発光部は12aに示される部
分のみとなっている。これは図1の液晶表示装置5に一
致するものであり、バックライトを必要とする個所だけ
にELを発光するように構成されているわけである。こ
うすることによりELの発光面積を極力小さくすること
ができるので消費電流を必要以上に大きくすることなく
EL板12の輝度を大きくすることができるのである。
【0021】続いて図4を用いて本発明に係るEL駆動
回路の構成について説明する。構成については図1〜図
4と同一のものについては説明を省略する。本発明に係
るEL駆動回路は図のような自励式発振回路を用いてお
り、PNP型トランジスタ41、3つのコイル42a、
42b、42cで構成されるトランス42、コンデンサ
43、コンデンサ44、EL板12、抵抗45により構
成される。
【0022】次に本発明に係るEL駆動回路の一動作例
について説明する。既に説明した外部操作スイッチ7の
操作や時刻信号作成手段20とアラーム時刻記憶手段2
2の一致によりマイコン28のA端子28aがVSS1
レベルになるとトランジスタ41がONするためにVd
d−Vss2間に電流が流れ回路が自励的に発振を始め
る。コイル42cは42a、42bに比べてはるかに巻
き数が多いためにEL板12には大きな電圧が印加され
EL板12が発光するようになっている。
【0023】外部操作スイッチ7の操作等がない場合は
マイコン28のA端子の電位はVddになっているので
トランジスタ41はOFF状態となりEL駆動回路は動
作せずEL板12は発光しない。
【0024】本発明に係るEL駆動回路はコンデンサ4
3の静電容量と44の静電容量の差が比較的小さいこと
を特徴としている。従来の自励式発振回路ではコンデン
サ43はコンデンサ44の100倍程度の静電容量を持
つのが通常であった。しかし本発明のEL駆動回路は通
常のコンデンサの組合せでは発振が安定せずその結果E
L板12の輝度が著しく低下していた。そこでコンデン
サ43の静電容量6800pFに対してコンデンサ44
の静電容量を3900pFとすることにより安定した発
振を得ることができEL板12の輝度を極めて大きくす
ることに成功している。
【0025】なおこれまで述べた実施例は報知手段をア
ラームに限定したが、タイマーのタイムアップ時など携
帯者が時刻表示を見る確率が高い動作にEL板12を発
光させれば本発明の効果をより引き出すことができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アラーム
音などの発生時に発光素子が点灯する様に構成されてい
るので、アラーム音の発生時など、ユーザーが時計の時
刻表示部を見る確率が極めて高い場合は、外部操作スイ
ッチなどのをわざわざ操作しなくても時刻表示部をはっ
きりと認識することができる。
【0027】さらにアラーム音等の鳴り止め操作を行な
うと(通常は外部スイッチの操作)アラーム音が鳴り終
わった後しばらく(約2秒)発光素子を点灯させるよう
にすればさらなる効果を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す照明付き電子時計の外
観図である。
【図2】本発明の一実施例を示す照明付き電子時計のE
L板の外観図である。
【図3】本発明の一実施例を示す照明付き電子時計の回
路ブロック図である。
【図4】本発明の一実施例を示す照明付き電子時計のE
L駆動回路図である。
【図5】従来の一実施例を示す照明付き電子時計の回路
ブロック図である。
【符号の説明】
1 時針 2 分針 3 秒針 5 液晶表示装置 6 文字板 7 EL点灯/修正スイッチ 8 モードスイッチ 9 修正選択スイッチ 10 リューズスイッチ 12 EL板 20 時刻信号作成手段 21 時刻表示部 22 アラーム時刻記憶手段 23 報知信号出力手段 24 報音手段 26 発光素子駆動回路 27 外部操作スイッチ 28 マイコン 29 ORゲート 31 電源 33 第一の電源 34 第二の電源 41 トランジスタ 42 トランス 43 第一のコンデンサ 44 第二のコンデンサ 45 抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻を表示する時刻表示部と、報知音の
    発生開始時間を記憶するための報知時間記憶手段と、該
    報知時間記憶手段に記憶された前記発生開始時間を検出
    すると報知開始信号を出力する報知信号出力手段と、該
    報知信号出力手段の出力に基づいて報知音を発生する報
    知手段とを備え、前記時刻表示部を照明するための発光
    素子と、該発光素子を発光させる発光素子駆動回路と、
    該発光素子駆動回路を制御する外部操作スイッチとを備
    えた照明付き電子時計において、前記発光素子駆動回路
    は前記外部操作スイッチからの信号に基づいて前記発光
    素子を発光させるとともに前記報知信号出力手段からの
    出力に基づいて前記発光素子を発光させることを特徴と
    する照明付き電子時計。
JP28352093A 1993-11-12 1993-11-12 照明付き電子時計 Pending JPH07140273A (ja)

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JP28352093A JPH07140273A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 照明付き電子時計

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JP28352093A Pending JPH07140273A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 照明付き電子時計

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JP (1) JPH07140273A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006322728A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd タイマ装置及びプログラム

Cited By (1)

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