JP2502683Y2 - 時計の照明装置 - Google Patents

時計の照明装置

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JP2502683Y2
JP2502683Y2 JP1991081142U JP8114291U JP2502683Y2 JP 2502683 Y2 JP2502683 Y2 JP 2502683Y2 JP 1991081142 U JP1991081142 U JP 1991081142U JP 8114291 U JP8114291 U JP 8114291U JP 2502683 Y2 JP2502683 Y2 JP 2502683Y2
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JP
Japan
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sensor
light
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brightness
circuit
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JP1991081142U
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JPH0523182U (ja
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信行 堀井
清 松本
武彦 石塚
豊文 稗田
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Rhythm Watch Co Ltd
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Rhythm Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、エレクトロルミネッセ
ンス(以下「EL」と略称する)を用いた時計の照明装
置に関するものであり、特に照明の輝度を一定に保つも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のELを使用した時計の照明装置
は、図6に示すように、電池2からの直流電圧を、コン
デンサ6、抵抗8及びトランジスタ10にて所定周波数
にすると共に昇圧回路4にて昇圧した交流電圧をEL1
2に印加するように構成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】通常、ELは1〜2万
時間で輝度が初期値に比べて半減してしまうが、上記従
来例のように電源として電池を使用しているものは、経
時変化による輝度低下だけでなく、電池電圧の低下によ
っても輝度の低下を生じるという課題があった。
【0004】本考案は、上記課題に鑑みなされたもの
で、その目的は、経時変化あるいは電圧の変化が生じて
も常に一定の輝度を得ることができ、特にセンサ等を設
けることによる外観や配線作業の悪化がない照明装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の時計の照明装置
においては、エレクトロルミネッセンスから照射される
時刻表示部前方への光を時計の枠の背面側に反射する
リズムを時刻表示部前方の外周付近に配置し、プリズム
からの光を受光するセンサと、このセンサからの信号を
入力してエレクトロルミネッセンスの輝度を一定に調整
する回路ブロックとを時計の枠の背面側に設けている。
【0006】
【作用】本考案の照明装置においては、ELの輝度をセ
ンサにて検出し、その検出した輝度に応じて回路ブロッ
がELの輝度を一定に調整する。このときに、ELか
ら前方へ照射される光は、プリズムにより枠の背面側に
設けられたセンサに反射される。これにより、センサと
回路ブロックとを近付けて配置することが可能になり、
その接続も容易になる。
【0007】
【実施例】図1は本考案の一実施例に係る時計の照明装
置の回路構成を示すブロック図であり、図2はこの実施
例における時計の正面図、図3は図2に示す時計の断面
図、図4は図3の部分拡大図である。はじめに、図1を
用いて回路構成を説明する。14はELからなる照明で
ある。
【0008】16は照明14の輝度を検出して電気信号
に変換するセンサである。
【0009】18はセンサ16からの信号を入力してそ
の信号のレベルが一定レベル以上になるとこれを検出し
て検出信号を出力するレベル検出回路である。
【0010】20はラッチ回路であり、レベル検出回路
18からの検出信号をラッチするものである。
【0011】22は照明14の輝度を調整する輝度調整
回路であり、ラッチ回路20からの信号を入力するデコ
ーダ24と、このデコーダ24にて変換された信号に基
づいて発振周波数を可変する発振器26と、その出力信
号を継断する切換スイッチ28と、その出力信号と共に
電源電圧を昇圧して照明14に印加する昇圧回路30
と、から構成されている。
【0012】32は切換スイッチ28を制御する切換回
路であり、レベル検出回路18からの検出信号の出力に
同期して出力状態を切り換えるフリップフロップ(以下
「FF」と略称する)34と、その出力Qからの信号を
入力すると作動するタイマ36と、そのカウントアップ
信号に応答してパルスをFF34のリセット入力Rに印
加するワンショット回路38と、から構成されている。
【0013】40は外部光と照明からの光の一方を選択
してセンサ16に導くハーフミラーであり、FF34の
出力反転Qからの信号に応答して状態を切り換えるもの
である。本実施例におけるハーフミラー40は液晶で構
成され、Hレベル入力のとき外部光を反射してセンサに
導き、Lレベル入力で照明からの光を透過させてセンサ
に導くように設定されている。
【0014】42はレベル検出回路18からの検出信号
の出力に応答して作動し、一定時間後に信号を出力する
タイマである。このタイマ42からの出力信号は、ラッ
チ回路20の反転入力に印加されており、この信号の停
止時にラッチするように設定されている。
【0015】44はタイマ42及びFF34の出力反転
Qからの信号を入力してセンサ16に動作信号を印加す
るオアゲートである。
【0016】次に上記回路構成からなる照明装置の動作
を説明する。初期状態においてFF34の出力反転Qは
Hレベルになっており、これによりハーフミラー40は
外部光を導入する状態にあり、またセンサ16も作動し
ている。ここで、外部光が一定レベル以下の明るさにな
ると、レベル検出回路18はこれを検出してHレベルの
信号をFF34とタイマ42に印加する。
【0017】FF34はこの信号に応答して出力Qをそ
れぞれH、Lレベルに切り換える。これにより、切換ス
イッチ28はオン状態になり、発振器26からの信号を
昇圧回路30に印加し、昇圧回路30から出力される交
流電圧により照明14は点灯する。また、このときにF
F34の出力反転Qからの信号に応答してハーフミラー
40は照明14からの光を導入する状態に切り換わる。
【0018】センサ16はレベル検出回路18からの信
号に応答して作動しているタイマ42が一定時間作動し
ている間作動しており、照明14の輝度をレベル検出回
路18に印加する。ここで、照明14の輝度が一定レベ
ル以下になると、レベル検出回路18は再び検出信号を
出力する。その後、タイマ42がカウントアップして停
止すると、このときに検出された輝度のレベルがラッチ
回路20にラッチされ、ラッチされたレベルがデコーダ
24を介して発振器26に印加される。発振器26は、
入力した信号のレベルに応じて輝度を高めるように周波
数を可変し、スイッチ28及び昇圧回路30を介して照
明14に印加する。これにより照明14の輝度は所定レ
ベルに高められる。
【0019】尚、FF34の出力QがHレベルになる
と、これに応答してタイマ36が作動し、一定時間カウ
ントした後Hレベルの信号を出力する。この信号に応答
してワンショット回路38からパルスが出力され、この
パルスによりFF34はリセットされて初期状態にもど
り、外部光が一定レベル以下であると、上記動作をくり
返す。
【0020】本実施例においては、センサを外部光と照
明からの光の両方を検出するために共用しているが、外
部光検出用に別のセンサを設けても良い。この場合に
は、ハーフミラー40、タイマ42及びオアゲート44
を省略することができ、また切換回路32を外部光検出
用のセンサ等からの信号により動作させることもでき
る。
【0021】また、本実施例においては照明14に印加
する交流電圧の周波数を可変することにより輝度を高め
ているが、昇圧回路30の捲線比を可変することによる
電圧の可変により輝度を高めるようにすることも可能で
ある。
【0022】次に図2乃至図4を用いて本実施例におけ
るセンサ等の配置構造を説明する。図に示すように、本
実施例における時計においては、円形の枠46の中央に
設けられている受板48の背面側にムーブメント50が
取り付けられている。
【0023】この受板48の正面側には、照明としての
EL板52が取り付けられている。
【0024】さらに、このEL板52の正面側には透過
性の文字板54が設けられている。
【0025】また、ムーブメント50から突出する指針
軸56が受板48、EL板52及び文字板54の各中央
に設けられた穴を貫通しており、これに指針58が取り
付けられている。
【0026】さらにまた、文字板54の前方にはガラス
60が設けられている。
【0027】上記構造からなる時計においては、EL板
52から時計前方に照射される光をセンサ方向に導入す
る光導入手段としてプリズム62を使用している。この
プリズム62は文字板54の6時位置に光を導入する面
が位置し、導入した光を枠46内に導いている。
【0028】本実施例におけるプリズム62と照度セン
サ64との間にはハーフミラー65が配置されており、
前述したハーフミラー40のように透過状態になるとプ
リズム62からの光を照度センサ64に照射する。ま
た、本実施例においては、外部光を導く外部光導光板6
7も設けられており、時計前面側からハーフミラー65
に向かって外部光を反射させて導くように設定されてい
る。この外部光導光板67により導かれた光は、ハーフ
ミラー65が非透過状態になると照度センサ64の方向
に反射される。
【0029】このようにしてプリズム62あるいは外部
光導光板67により導入された光は枠46内に配置され
た照度センサ64に照射され、この照度センサ64から
の電気信号が枠46の背面側に取り付けられた回路ブロ
ック66に印加される。
【0030】この構造において、照度センサ64及びE
L板52は前述した回路におけるセンサ16及び照明1
4に相当し、回路ブロック66がその他の回路構成部に
相当する。
【0031】この配置構造によれば、照度センサ64を
EL板52の前方に配置する必要がなく、その位置の変
更等が容易になる。
【0032】尚、本実施例においては、光導入手段とし
てプリズムを用いているが、この他鏡を用いても良い。
【0033】図5は本考案の他の実施例に係る照明装置
の光導入部分の構造を示す断面図である。この実施例に
おいては、図4に示すハーフミラー65と外部光導光板
67を取り除いて、EL板52からの光のみを照度セン
サ64が検出するように構成している。このため、プリ
ズム62により導かれたEL板52からの光は、直接照
度センサ64に照射されることになる。
【0034】特に、光の導入にプリズム等を用いること
により、照度センサをEL板の前方に配置する必要がな
くなり、照度センサの配置照度センサから回路ブロッ
クへのリード線の引き回しを容易にすることができる。
【0035】
【考案の効果】本考案によれば、経時変化あるいは電源
電圧の低下によるELの輝度低下が発生しても、その輝
度レベルが一定レベル以下になると輝度が調整されるの
で、常にELの輝度を一定レベル以上に保つことができ
る。
【0033】また、照明を点灯させるために設けられて
いる外部光検出用のセンサと、ELの輝度を検出するた
めのセンサとをひとつにまとめて共用することができ、
これにより部品点数の増加を最小限に押さえることがで
きる。
【0034】さらに、光の導入にプリズム等を用いるこ
とにより、照度センサをEL板の前方に配置する必要が
なくなり、照度センサの位置やそこから回路ブロックへ
のリード線の引き回しを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る時計の照明装置の回路
構成を示すブロック図である。
【図2】本考案の実施例における時計の正面図である。
【図3】図2に示す時計の断面図である。
【図4】図3の部分拡大図である。
【図5】本考案の他の実施例に係る照明装置の光導入部
分の構造を示す断面図である。
【図6】従来の時計の照明装置の構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
14 照明 16 センサ 18 レベル検出回路 20 ラッチ回路 22 輝度調整回路 62 プリズム 64 照度センサ 66 回路ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 稗田 豊文 埼玉県北葛飾郡庄和町大字大衾496 リ ズム時計工業株式会社庄和工場内 (56)参考文献 実開 昭63−23682(JP,U) 実開 平1−152393(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレクトロルミネッセンスからなる照明
    により時刻表示部を照明する時計において、前記時刻表示部前方の外周付近に配置され、前記エレク
    トロルミネッセンスから照射される該時刻表示部前方へ
    の光を枠の背面側に反射するプリズムと、 前記プリズムの光を受光し、枠の背面側に設けられたセ
    ンサと、 前記センサからの信号を入力してエレクトロルミネッセ
    ンスの輝度を一定に調整する枠の背面側に設けられた回
    路ブロックと、を備えた ことを特徴とする時計の照明装
    置。
JP1991081142U 1991-09-10 1991-09-10 時計の照明装置 Expired - Lifetime JP2502683Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991081142U JP2502683Y2 (ja) 1991-09-10 1991-09-10 時計の照明装置

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JP1991081142U JP2502683Y2 (ja) 1991-09-10 1991-09-10 時計の照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0523182U JPH0523182U (ja) 1993-03-26
JP2502683Y2 true JP2502683Y2 (ja) 1996-06-26

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ID=13738164

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6323682U (ja) * 1986-07-30 1988-02-16
JPH01152393U (ja) * 1988-03-31 1989-10-20

Also Published As

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JPH0523182U (ja) 1993-03-26

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