JP4859660B2 - 基板処置装置 - Google Patents

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本発明は、ガラス基板や半導体ウェーハの表面に形成した塗膜に紫外線照射と加熱処理を施す基板処理装置に関する。
半導体ウェーハの表面に回路を形成するには、半導体ウェーハの表面に導体層を形成し、この導体層の上にレジスト膜を形成し、このレジスト膜に露光・現像を行ってレジストパターンとし、このレジストパターンを介して導体層をエッチングすることで回路を形成している。
上記のエッチングの際には高温になるため、レジストが流れたり炭化する問題が従来から指摘されており、このため、エッチングの前にレジストにUV(紫外線)を照射して硬化(キュアリング)することが行われている。
例えば、特許文献1には、レジストパターンに紫外線照射と加熱処理を施すことでレジスト内で架橋を起こさせてレジストの熱的安定性を高める装置が開示されている。
また特許文献2には、半導体ウェーハの表面に形成したシリカ系被膜に対し、減圧下で紫外線照射と加熱処理を施すことで、被膜中のOH基を減少させて被膜全体の緻密性を向上させる装置が開示されている。
上記特許文献1及び特許文献2に開示される装置はいずれも、テーブルに形成した開口部の上面を透光性の窓で封止し、また開口部に下方から加熱手段を組み込んだステージを臨ませることで開口部内を密閉空間とし、ステージ上面に保持したウェーハ表面に透光性の窓の上方に配置した紫外線ランプから紫外線を照射するようにしている。
特許文献1:特開昭63−260028号公報
特許文献2:特開昭64−056315号公報
一般的に1本の紫外線ランプから照射される紫外線は、紫外線ランプのどの部位からも等しい強度で照射されるわけではなく、10%程度の誤差がある。
一方、従来の紫外線照射装置を組み込んだ基板処理装置は、処理時におけるステージと紫外線照射装置との位置関係が固定であるため、紫外線ランプの照射ムラが緩和されずそのままウェーハ表面の被膜処理の不均一さとなって現れてしまう。
また、従来のUVキュアにあっては、脱水が十分に行われていないため、レジストの硬化が不足してしまい、エッチングの際にレジスト流れや炭化が生じることがある。
上記の課題を解決するため、本発明に係る基板処置装置は、減圧処理チャンバーに連続してトンネル型加熱処理チャンバーが配置され、このトンネル型加熱処理チャンバー内にはホットプレートがレールに沿って移動可能とされ、またトンネル型加熱処理チャンバー内には前記減圧処理チャンバーからホットプレート上に基板を移載する受け渡し装置が設けられ、更にトンネル型加熱処理チャンバーの天井面の一部は透光性の窓とされ、この窓の上方に紫外線照射装置が昇降自在に配置された構成とした。
このようにすることで、紫外線照射装置の下方を基板が移動しつつ紫外線照射が行われるため、紫外線ランプ固有の照射ムラを緩和することができる。また、減圧処理によって脱水を助長することができ、レジストの硬化が十分になされる。
上記において、前記トンネル型加熱処理チャンバー内には基板を移載する受け渡し装置が設けられているため、その分だけトンネル型加熱処理チャンバーの天井面は高くしなければならない。しかしながら天井面を高くすると必然的に紫外線照射装置と基板との距離が大きくなり、照度不足のおそれが生じる。そこで、天井面の一部を一段下がった凹部とし、この凹部内に前記紫外線照射装置を配置することで、斯かる不利を解消するようにしてもよい。
本発明に係る基板処置装置によれば、大型のガラス基板であってもムラなく均一に紫外線を照射することができる。また、紫外線照射と加熱処理を行うトンネル型処理チャンバーと減圧処理チャンバーとを分けているため、脱水が効率よく行え、処理中に水分が出てくることがない。
以下に本発明の最適な実施例を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る基板処理装置の正面図、図2は同基板処理装置の平面図、図3は同基板処理装置の側面図であり、分かりやすくするため、図1の正面図ではトンネル型加熱処理チャンバーの正面壁を除き、図2の平面図ではトンネル型加熱処理チャンバーの天井面を除き、図3の側面図ではトンネル型加熱処理チャンバーの側壁を除いて示している。
基板処理装置は制御部、配線、ポンプ、モータなどを収納したボックス状フレーム1の上面に、減圧処理チャンバー2とこの減圧処理チャンバー2に連続してトンネル型加熱処理チャンバー3が配置されている。尚、図中3aは覗き窓である。
減圧処理チャンバー2は基板Wの搬入口と搬出口に減圧処理チャンバー2を気密に維持する扉4、5が取り付けられ、搬入口の近傍には基板Wを手動によって減圧処理チャンバー2に送り込むハンドセット部6が設けられ、また減圧処理チャンバー2の底面には真空ポンプにつながる配管7が接続されている。
前記トンネル型加熱処理チャンバー3は入口側の壁面を前記減圧処理チャンバー2の側面と共用するか減圧処理チャンバー2の側面に接触している。また、トンネル型加熱処理チャンバー3の底面(ボックス状フレーム1の上面)には第1のレール8及び第2のレール9が設けられている。
第1のレール8にはホットプレート10が摺動自在に係合し駆動装置11によってトンネル型加熱処理チャンバー3内を往復動する。ホットプレート10は3分割され各分割部分毎に温度コントロールが可能とされ、またホットプレート10の先端にはUVセンサ10aが取り付けられている。駆動装置11としてはボールネジ機構やシリンダユニットなどを用いる。また、図面ではトンネル型加熱処理チャンバー3内に2つのホットプレート10を示して移動端を明確にしているが、実際にはホットプレート10は1つである。
前記第1のレール8の外側に設けられた第2のレール9には基板受渡し装置12が設けられている。この基板受渡し装置12は図示しない駆動装置によってトンネル型加熱処理チャンバー3内の上流側部分を往復動するとともに上下方向及び搬送方向と直交方向に進退動するハンド13を備え、このハンド13が前記した動作をなすことで、減圧処理チャンバー2からホットプレート10上に基板Wを移載する。
また、トンネル型加熱処理チャンバー3の天井面14の一部は一段下がった凹部15とされ、この凹部15に形成した開口にガラス板などを嵌め込んで透光窓16とし、この透光窓16の上方に紫外線照射装置17を配置している。
前記紫外線照射装置17は複数本の紫外線ランプ18を有し、この紫外線ランプ18をハンドル19を操作することで、昇降動せしめるようにしている。尚、図示例では複数本の紫外線ランプ18を1段上に設けたが、複数段としてもよい。
以上において、減圧処理チャンバー2の扉4を開け、ハンドセット部6を用いて基板Wを減圧処理チャンバー2内に投入する。この後扉4、5を閉じ、配管7を介して減圧処理チャンバー2内を、例えば300Pa〜1Pa(通常は9〜7Pa)まで減圧する。
この減圧状態によって減圧処理チャンバー2内の水分が除去される。このときトンネル型加熱処理チャンバー3内を窒素ガスや不活性ガスにて充填する(露点温度−60℃以下)。これにより水分がチャンバー2内に侵入しにくくなる。
この後、扉5を開けて減圧処理チャンバー2内とトンネル型加熱処理チャンバー3内とを連通せしめ、前記した基板受渡し装置12を用いて、減圧処理が終了した基板Wをトンネル型加熱処理チャンバー3内に引き込み、ホットプレート10上に移載する。これと同時に減圧処理チャンバー2内にトンネル型加熱処理チャンバー3内から窒素ガスが流入してトンネル型加熱処理チャンバー3内が負圧になるので、不足分の窒素ガスを補う。
温度40℃〜120℃に調整されたホットプレート10上に基板Wを移載したら、扉5を閉じホットプレート10上に基板Wを載置した状態で、駆動装置11によってホットプレート10を下流側(図1において右側)に、例えば1〜50mm/secの速度で移動せしめる。そして、この移動の際に紫外線ランプ18の下方を通過するので、基板Wの表面に形成された塗膜(レジスト膜)は紫外線照射と加熱処理が同時に施される。
上記において、照射される紫外線の強さはハンドル19を操作して紫外線ランプ18を昇降動せしめることで調整する。紫外線ランプ18と基板Wとの好ましい距離は5〜300mmで、紫外線の強さは18mV/cm以上、露光量は150mJ/cm以上が好ましい。
このようにして紫外線照射と加熱処理が終了した基板Wはトンネル型加熱処理チャンバー3の右側面に形成した開口を介して外部に取り出される。
本発明に係る基板処理装置の正面図 同基板処理装置の平面図 同基板処理装置の側面図
符号の説明
1…ボックス状フレーム、2…減圧処理チャンバー、3…トンネル型加熱処理チャンバー、3a…覗き窓、4,5…扉、6…ハンドセット部、7…配管、8…第1のレール、9…第2のレール、10…ホットプレート、10a…UVセンサ、11…駆動装置、12…基板受渡し装置、13…ハンド、14…トンネル型加熱処理チャンバーの天井面、15…凹部、16…透光窓、17…紫外線照射装置、18…紫外線ランプ、19…ハンドル、W…基板。

Claims (2)

  1. 減圧処理チャンバーに連続してトンネル型加熱処理チャンバーが配置され、このトンネル型加熱処理チャンバー内にはホットプレートがレールに沿って移動可能とされ、またトンネル型加熱処理チャンバー内には前記減圧処理チャンバーからホットプレート上に基板を移載する受け渡し装置が設けられ、更にトンネル型加熱処理チャンバーの天井面の一部は透光性の窓とされ、この窓の上方に紫外線照射装置が昇降自在に配置されていることを特徴とする基板処置装置。
  2. 請求項1に記載の基板処置装置において、前記トンネル型加熱処理チャンバーの天井面の一部は一段下がった凹部とされ、この凹部内に前記紫外線照射装置が配置されていることを特徴とする基板処置装置。






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