JPH0497515A - レジスト除去装置 - Google Patents

レジスト除去装置

Info

Publication number
JPH0497515A
JPH0497515A JP21555790A JP21555790A JPH0497515A JP H0497515 A JPH0497515 A JP H0497515A JP 21555790 A JP21555790 A JP 21555790A JP 21555790 A JP21555790 A JP 21555790A JP H0497515 A JPH0497515 A JP H0497515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ozone
substrate
resist
belt
pipes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21555790A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Kimura
正和 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP21555790A priority Critical patent/JPH0497515A/ja
Publication of JPH0497515A publication Critical patent/JPH0497515A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレジスト除去装置に関し、特に液晶用ガラス基
板を対象としたレジスト除去装置に関する。
〔従来の技術〕
現在、半導体膜や絶縁体膜等を所定の形状に加工する場
合、まず、レジストをパターニングし、レジストが被覆
されていない領域をエツチング加工したのちレジストを
除去する方法が広く用いられている。
液晶表示パネルに用いられるような大型ガラス基板の場
合には、レジスト除去装置とじで表面にレジストを有す
る基板をレジスト剥離液に浸漬する方式、あるいは、剥
離液をシャワー状に散布する方式のものが一般に多く用
いられている。
このような湿式とは別に、酸素プラズマ中でレジストを
灰化する乾式の装置も半導体ウェーハを対象としたホト
リソグラフィー工程で数多く用いられている。又、最近
では、プラズマダメージ。
真空処理に伴なう発塵を回避するために、紫外線とオゾ
ンによる反応を利用した灰化装置も用いられるようにな
ってきた。このような灰化装置は、例えば、処理すべき
ウェーハの上方に紫外線を照射するための低圧水銀ラン
プが設けられ、ウェーハ上方中央部に設けられた管から
ウェーハ表面へオゾンが供給される構造を有している(
例えば、日立評論第71巻、1989年、第5号、第3
9頁〜第45頁)。
〔発明が解決しようとする課題〕
レジストを除去する前の工程、すなわち、半導体膜や絶
縁体膜等をエツチング加工する工程では、例えば、エツ
チング加工手段としてドライエツチングのようにプラズ
マが用いられる場合には、イオン衝撃や熱によりレジス
トが変質しやすく、そのため、剥離液を用いた湿式装置
では、レジストを完全除去するのが困難であるという欠
点がある。
また、酸素プラズマを利用した灰化装置では、レジスト
の除去性は上述の湿式装置に比べて優れているが、半導
体表面がレジストに含まれる不純物で汚染されやすいと
いう欠点を有する。
一方、紫外線とオゾンとの反応を利用した灰化装置は、
前述したように半導体ウェーハを対象としたものでオゾ
ンがウェーハの上方中央部に設けられた管から散布され
る構造が用いられており、ウェーハステージを回転させ
ることで紫外線照射とオゾン供給の均一化を図っている
。然しなから、対象基板が液晶表示パネルに用いられる
ような大型ガラス基板で、かつ、形状も半導体ウェーハ
のように円形でない場合には、このような装置構成では
均一性を確保することが困難となるという欠点がある。
このため、大型基板に対して剥離性、清浄性。
均一性の優れた新しいレジスト除去装置が望まれている
本発明の目的は、大型基板に対して剥離性、清浄性、均
一性の優れたレジスト除去装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のレジスト除去装置は、水平に置かれた基板を水
平方向に一定速度で搬送させるベルト搬送機構と、搬送
ベルト下に設置されたホットプレートおよび前記搬送ベ
ルト上方に設置されたハロゲンランプからなる基板加熱
機構と、前記ハロゲンランプに対して一定周期で交互に
配列された低圧水銀ランプからなる紫外線照射機構と、
搬送長さに対して前半と後半とで前記搬送ベルトを挟ん
で互いに反対向きとなるように分割設置され、かつ、搬
送方向に対して垂直、かつ、前記基板面に対して水平方
向にオゾンを散布するための複数個の吹き出し孔を有す
るオゾン散布管からなるオゾン散布機構とを備えている
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の一実施例を模式的に示す断面図、第2
図は第1図の平面図である。
第1の実施例は、第1図及び第2図に示すように、表面
にレジストを有する基板4は搬送ベルト1により水平方
向に搬送される。搬送ベルト1の下方には基板4を加熱
するためのホットプレート3を設けである。搬送ベルト
1の上方には、ハロゲンランプ5および低圧水銀ランプ
6とを1本ずつ交互に配列し、それぞれのランプ5,6
の裏側には光の散逸を防ぐための反射板7を設けである
。搬送ベルト1に平行に配置されたオゾン散布管9から
オゾンが搬送方向に対して垂直、かつ、基板4面に平行
に供給されたのち、搬送ベルト1を挟んでオゾン散布管
9と相対する側に設けられた排気室11および排気管1
0を通して排気される。更に、装置中央部でオゾン散布
管9と排気室11の位置が入れ替った構成をとっている
ハロゲンランプとして長さ35cm、出力500ワツト
、低圧水銀ランプとして長さ35c、出力100ワツト
のランプを用いた。反射板8としては、低圧水銀ランプ
6用として直径6CIDの半円筒状のステレス板にアル
ミ蒸着したもの、ハロゲンランプ用として直径6CII
の半円筒状のステンレス板に金蒸着したものを用いた。
オゾン散布管9として外径201.長さ40cmのステ
ンレス管に直径3mlの吹き出し孔が基板と相対する側
に8■のピッチで多数設けられているものを合計6本用
いた。低圧水銀ランプ6とハロゲンランプ5とを6■の
ピッチで各々21本、20本交互に並べた。
基板4とそれぞれのランプ5.6との距離は1cmとし
た。ホットプレート3としては、内部にシリコンラバー
ヒータが埋め込まれたものを用いた。
搬送ベルト1としてテフロングラファイトベルトを用い
た。
基板4としては、次のようなものを用いた。大きさ30
0X30C)+m2.厚さ1 mmのガラス(商品名:
コーニング7059)板上に、プラズマ化学気相堆積法
によりアモルファスシリコン膜を3000人堆積したの
ち、厚さ7000人のレジスト(商品名:0FPR80
0)を塗布し、通常のホトリソグラフィー技術により大
きさ20×20μm2.ピッチ50μmの多数のレジス
ト島を形成した。然るのち、4弗化炭素(CF4)を用
いたドライエツチングにより、レジストで被覆されてい
ない領域のアモルファスシリコン膜を除去してレジスト
灰化実験に供した。
基板4を搬送ベルト1上に載せ、毎分80■の速度で水
平方向に移動させながらハロゲンランプ5、低圧水銀ラ
ンプ6、オゾン散布管9により、基板4表面に、赤外線
・紫外線照射、オゾン散布を行なった。オゾン散布では
、ガスとして酸素の中にオゾンを7voJ%混ぜたもの
を用い、オゾン散布管1本当り毎分5ρの酸素/オゾン
混合カスを散布した。基板4の加熱温度は、200°C
とした。
このような条件下で、基板4を処理した結果、アモルフ
ァスシリコン膜上のレジストを完全に灰化することがで
きた。又、レジスト灰化後のアモルファスシリコン膜表
面の不純物分析をおこなったがレジスト中に含まれるナ
トリウム(Na)等の不純物は検出されなかった。
本装置の搬送部前半のみを用いてオゾン散布方向が一方
向のみの場合についても実験をおこない、レジスト除去
の均一性を比較検討した。搬送速度は毎分40cmとし
、紫外線とオゾンの照射時間を前述の実験と同一となる
ようにした。
その結果、オゾン散布管9から一番遠い位置に相当るす
基板4端部領域にレジストの残留がわずかながら認めら
れた。搬送速度を毎分30cmにした場合にはレジスト
は完全に除去されていた。
これらの実験から、オゾン散布方向を搬送部ばで反転さ
せることは、レジスト灰化の均一性向上に有効であるこ
とがわかった。
本実施例では、基板加熱温度を200℃としたが、これ
に限定されたものではなく、200℃より低い場合でも
搬送速度を小さくすることにより本発明の目的を達成す
ることができる。
更に、本実施例では、基板4としてガラスを用いたが他
の材質、例えば、シリコンウェーハに対しても熱論有効
である。
第1の実施例では、ハロゲンランプ5と低圧水銀ランプ
6とが1本ずつ交互に設けらえた場合について述べたが
、第2の実施例ではハロゲンランプ5と低圧水銀ランプ
6が各々2本ずつ交互に設けられている点が第1の実施
例と異なる。ハロゲンランプ5.低圧水銀ランプ6のサ
イズ、出力ワット数は第1の実施例と同じである。
ランプの数は、ハロゲンランプ5 20$、低圧水銀ラ
ンプ622本としな。
第1の実施例と同様の基板構造、処理条件を用いてレジ
スト灰化をおこなった結果、第1の実施例と同様、基板
4上のレジストを完全に除去することができた。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、半導体膜表面を汚染する
ことなく大面積基板上のレジストを低温で、かつ、均一
に除去できる新しい装置を提供するものである。
本発明の装置は、複数個の吹き出し孔を有するオゾン散
布管を搬送ベルトの脇に複数本搬送方向に平行に並べ、
搬送方向に対して垂直、かつ、基板面に水平な方向にオ
ゾンを散布させる方式を用いているが、オゾン散布管の
設置位置を搬送途中で搬送ベルトの反対側に変え、オゾ
ンの散布方向を途中で反転させているため大面積の基板
でもオゾンを均一に供給することができ、従って、均一
な灰化処理を行うことができる効果がある。
基板加熱に関しては、ホットプレートおよびハロゲンラ
ンプにより基板の裏面と表面側から同時に加熱できるた
め熱勾配による基板割れが生じにくいという効果を有す
る。
又、本発明の装置は、乾式であるためこれまで湿式では
不可欠であったレジスト剥離液が不要となり、廃液処理
、剥離液の交換等のわずられしさから解放されるという
効果を有する。
更に、本発明の装置は、ベルト搬送方式を用いているた
め他の枚葉型処理装置との連結が容易で、例えば、湿式
エツチング装置の乾燥部の後に本発明の装置を連結する
ことにより、エツチングからレジスト除去までを一貫し
て効率良く処理できる効果もある。
図、第2図は第1図の平面図である。
1・・・搬送ベルト、2・・・ローラ、3・・・ホット
プレート、4・・・基板、5・・・ハロゲンランプ、6
・・・低圧水銀ランプ、7・・・反射板、8・・・上蓋
、9・・・オゾン散布管、10・・・排気管、11・・
・排気室、12・・・酸素/オゾン混合ガス、13・・
・排気ガス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  水平に置かれた基板を水平方向に一定速度で搬送させ
    るベルト搬送機構と、搬送ベルト下に設置されたホット
    プレートおよび前記搬送ベルト上方に設置されたハロゲ
    ンランプからなる基板加熱機構と、前記ハロゲンランプ
    に対して一定周期で交互に配列された低圧水銀ランプか
    らなる紫外線照射機構と、搬送長さに対して前半と後半
    とで前記搬送ベルトを挟んで互いに反対向きとなるよう
    に分割設置され、かつ、搬送方向に対して垂直、かつ、
    前記基板面に対して水平方向にオゾンを散布するための
    複数個の吹き出し孔を有するオゾン散布管からなるオゾ
    ン散布機構とを備えたことを特徴とするレジスト除去装
    置。
JP21555790A 1990-08-15 1990-08-15 レジスト除去装置 Pending JPH0497515A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21555790A JPH0497515A (ja) 1990-08-15 1990-08-15 レジスト除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21555790A JPH0497515A (ja) 1990-08-15 1990-08-15 レジスト除去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0497515A true JPH0497515A (ja) 1992-03-30

Family

ID=16674403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21555790A Pending JPH0497515A (ja) 1990-08-15 1990-08-15 レジスト除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0497515A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008166316A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 基板処置装置
JP2008277554A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Tokyo Electron Ltd 加熱装置、加熱方法及び塗布、現像装置並びに記憶媒体
JP2008277551A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Tokyo Electron Ltd 塗布、現像装置及びその方法並びに記憶媒体
KR20170016286A (ko) 2015-08-03 2017-02-13 도오꾜오까고오교 가부시끼가이샤 자외선 조사 장치 및 자외선 조사 방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008166316A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 基板処置装置
JP2008277554A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Tokyo Electron Ltd 加熱装置、加熱方法及び塗布、現像装置並びに記憶媒体
JP2008277551A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Tokyo Electron Ltd 塗布、現像装置及びその方法並びに記憶媒体
KR20170016286A (ko) 2015-08-03 2017-02-13 도오꾜오까고오교 가부시끼가이샤 자외선 조사 장치 및 자외선 조사 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI427684B (zh) 用於現場基底處理之方法及裝置
US8366872B2 (en) Substrate treatment method, coating film removing apparatus, and substrate treatment system
JP2009515366A (ja) バッチ式フォトレジスト乾式剥離・アッシングシステム及び方法
JPS62129846A (ja) フオトレジストの塗布方法及び塗布装置
JPH09148322A (ja) シリコン酸化膜の成膜方法及びプラズマcvd成膜装置
JP2961000B2 (ja) 反応装置の自己洗浄方法
TW201933478A (zh) 電漿處理裝置之零件之清潔方法
JPH0497515A (ja) レジスト除去装置
TW469479B (en) Method of wet etching and apparatus thereof
JP3653735B2 (ja) 表面処理方法及びその装置
JP3663674B2 (ja) 紫外線処理装置
JPH03165028A (ja) レジスト除去装置
JPH0445516A (ja) レジスト除去装置
JP2001156049A (ja) 有機物剥離装置及び有機物剥離方法
JPH05283346A (ja) 半導体製造装置
JPH0346225A (ja) レジスト灰化装置
JPH0927474A (ja) アッシング方法およびその装置
JPS62196820A (ja) 半導体装置製造装置およびその反応管内部の洗浄方法
TW200305461A (en) Method and apparatus for cleaning liquid crystal display using plasma
JPH11307434A (ja) 基板処理装置
JPS6191930A (ja) 半導体基板の清浄方法
JPH04259210A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH03287767A (ja) 成膜装置用ローディング室
JPH0445277A (ja) 成膜装置用ローディング室
JPH05347281A (ja) アッシング方法及びアッシング装置