JP4859445B2 - 横臥姿勢用マットレス - Google Patents

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Description

この発明は、敷き布団として使用される横臥姿勢用マットレスに関し、横臥姿勢での肩上腕部や臀部の圧迫を抑えて横臥姿勢を維持し易くしたものである。
従来、健康な生活を送るためには、安眠は重要な要素の1つであり、就寝時に使用する敷き布団やマットレス等について、その材質、形状などが種々研究開発されている。
近年、無呼吸症候群対策やいびきの抑制には、横臥姿勢による就寝が効果的であるとされており、睡眠中に横臥姿勢になった場合でも肩部や上腕部に圧迫感を感じないようにできるマットレスが特許文献1に開示されている。
このマットレスでは、図4に示すように、枕下部1と胴体部2との間に溝部3を形成するとともに、胴体部2の上方中央部付近に溝部3内に突き出す突出部4を設けて構成してある。
実開平1−61163号公報
このような溝部を形成したマットレスでは、横臥姿勢になった場合の肩部や上腕部の圧迫感を改善することができるものの、この溝部だけでは、使用者の体形に必ずしもフィットせず、横臥姿勢の人体の他の部分が窮屈になったり、圧迫感が現れるという問題がある。
また、肩部や上腕部に対応する部分に溝部を形成した図4のようなマットレスでは、最も安定する姿勢は仰臥姿勢での就寝であり、横臥姿勢へ積極的に移行させ、この姿勢を維持するようにはされていない。
この発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、横臥姿勢へ移行させ易いとともに、圧迫感や窮屈さを感じさせることなく横臥姿勢を維持させることができる横臥姿勢用マットレスを提供しようとするものである。
そこで、就寝時の人体横臥姿勢について鋭意検討を重ねた結果、横臥姿勢で肩部や臀部等の下方に突き出す部分に対しては圧迫を避けるため溝等の凹部を形成するだけでは足りず突き出す部分があっても突き出し量に応じて圧迫せずに支える必要があるとともに、人体背部を後方から支えることが横臥姿勢を維持するために必要であることを見出し、この発明を完成したものである。
すなわち、上記課題を解決するため、この発明の請求項1記載の横臥姿勢用マットレスは、凹部を有する芯材本体と、凹部に設ける凹部用芯材とで構成し、前記芯材本体は幅方向中間で長手方向に延びる適宜幅の長手方向本体部およびこの長手方向本体部に人体胴部に対応する位置で交差して幅方向に延びる適宜幅の幅方向本体部を凹部により形成しており、これら本体部で仕切られる4つの凹部は、肩上腕部に対応する2つの肩上腕部用凹部および臀部に対応する2つの臀部用凹部であり、前記各芯材を合成樹脂発泡体で構成し、前記凹部用芯材の硬さを、40〜90N(JISK6400:D法)とし、前記芯材本体の硬さを前記凹部用芯材より60〜120N硬くする一方、前記芯材本体の厚さを60mm以上、前記凹部用芯材のうち肩上腕部用の厚さを30〜50mm、臀部用の厚さを10〜30mmとし、臀部用は肩上腕部用より15mm以上薄くしたことを特徴とするものである。
ここで、長手方向本体部の適宜幅は、この本体部を支軸として使用者を横臥姿勢へ移行させるために人体の胸部横幅に応じて定められるもので、成人男子の胸部横幅が平均280mm程度であるから、20〜200mmとされ、使用者が小柄ないし大柄であるかによって変更される。
また、幅方向本体部の適宜幅は、水平方向から人体を支える長手方向本体部の有効長および下方から人体胴部を支えるために定められ、あまり広くすると、長手方向本体部の有効長が短くなり、あまり狭くすると下方から人体胴部を支えられないので、40〜200mmとされ、使用者が小柄ないし大柄であるかによって変更される。
さらに、この発明の請求項2記載の横臥姿勢用マットレスは、請求項1記載の構成に加え、前記芯材本体の上面と前記凹部用芯材の上面とを、平坦な連続面としたことを特徴とするものである。
さらに、この発明の請求項3記載の横臥姿勢用マットレスは、請求項1または2記載の構成に加え、前記凹部用芯材のうち肩上腕部用を、低反発ポリウレタンフォームで構成したことを特徴とするものである。
この発明の請求項1記載の横臥姿勢用マットレスによれば、凹部を有する芯材本体と、凹部に設ける凹部用芯材とで構成し、前記芯材本体は幅方向中間で長手方向に延びる適宜幅の長手方向本体部およびこの長手方向本体部に人体胴部に対応する位置で交差して幅方向に延びる適宜幅の幅方向本体部を凹部により形成しており、これら本体部で仕切られる4つの凹部は、肩上腕部に対応する2つの肩上腕部用凹部および臀部に対応する2つの臀部用凹部であり、前記各芯材を合成樹脂発泡体で構成し、前記凹部用芯材の硬さを、40〜90N(JISK6400:D法)とし、前記芯材本体の硬さを前記凹部用芯材より60〜120N硬くする一方、前記芯材本体の厚さを60mm以上、前記凹部用芯材のうち肩上腕部用の厚さを30〜50mm、臀部用の厚さを10〜30mmとし、臀部用は肩上腕部用より15mm以上薄くしたので、使用者は、長手方向本体部を支軸として左右いずれの向きへの横臥姿勢へも移行し易く、しかも横臥姿勢において、肩上腕部用凹部に設けた凹部用芯材で左右いずれかの肩部や上腕部を沈み込ませつつ肩部や上腕部を支えることができ、また長手方向本体部で後方(水平方向)から人体背部を支えることができ、さらに幅方向本体部で下方から人体胴部を支えることができて、肩部や上腕部に圧迫感を感じることなく横臥姿勢を継続的に維持することができる。
また、前記各芯材を合成樹脂発泡体で構成し、凹部用芯材の硬さを、40〜90N(JISK6400:D法)とし、前記芯材本体の硬さを前記凹部用芯材より60〜120N硬くする一方、前記芯材本体の厚さを60mm以上、前記凹部用芯材のうち肩上腕部用の厚さを30〜50mm、臀部用の厚さを10〜30mmとし、臀部用は肩上腕部用より15mm以上薄くしたので、人体による荷重や突き出し量も加味して硬さおよび厚さをこれらの範囲に定めたので、使用者は横臥姿勢を継続的にしかも優れた心地良さで維持することができる。
さらに、この発明の請求項2記載の横臥姿勢用マットレスによれば、前記芯材本体の上面と前記凹部用芯材の上面とを、平坦な連続面としたので、段差による圧迫感などの不具合をなくすことができるとともに、上面が平坦に連続していることで繰り返し荷重に対するマットレス自体の耐久性を向上する。
さらに、この発明の請求項3記載の横臥姿勢用マットレスによれば、前記凹部用芯材のうち肩上腕部用を、低反発ポリウレタンフォームで構成したので、横臥姿勢の使用者の肩部や上腕部に対する圧迫がより一層小さくなる。
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図3は、この発明の横臥姿勢用マットレスの一実施の形態にかかり、図1は概略斜視図、図2は人体と対応させて示した平面図および側面図、図3は横臥姿勢での使用状態の説明図である。
この横臥姿勢用マットレス10は、合成樹脂発泡体の芯材本体11および凹部用芯材21,22,23を備えており、通常の敷きマットレスと同様の大きさとされ、例えば長さが約2000mm、幅が約1000mm、厚さが60mm〜100mmとされ、3つに折り畳むことができるよう、2箇所の折り畳み部11aで等分に3分割された上部芯材12、中間部芯材13および下部芯材14で構成してある。
この芯材本体11では、上部芯材12の長手方向中間から下端および中間部芯材13のほぼ全体に、幅方向中間にあり長手方向に延びる適宜幅の長手方向本体部15を設け、中間部芯材13の上端側の領域に幅方向に延びる適宜幅の幅方向本体部16を設け、長手方向本体部15と幅方向本体部16とで十字状に仕切られた4つの領域に本体部15,16に対して凹んだ4つの凹部17,18を設けてある。
さらに、この芯材本体11には、中間部芯材13と下部芯材14にまたがった下部幅方向本体部19を設けるとともに、この下部幅方向本体部19の下方側の領域に本体部19に対して凹んだ幅方向全体の凹部20を設けてある。
したがって、この横臥姿勢用マットレス10では、芯材本体11の上面に合計5つの凹部17,18,20が形成され、これらの凹部以外は、芯材本体11の厚さに等しい平坦面となっている。
この芯材本体11に設けた長手方向本体部15は、横臥姿勢の際の人体背部を後方から支えるための部分であり、幅方向本体部16は、横臥姿勢の際の人体胴部を下方から支えるための部分である。
この長手方向本体部15は、幅を80〜200mmとし、芯材本体11の上部芯材12の上端から300mm程度あけるとともに、中間部芯材13の下端から100mm程度あけて設けてあり、幅方向本体部16は、幅を40〜200mmとし、中間部芯材13の上端側の領域に設けてある。
また、中間部芯材13と下部芯材14にまたがって設けた下部幅方向本体部19は中間部芯材13部分での幅を100mm程度、下部芯材14部分での幅を200mm程度としてある。
一方、この芯材本体11の凹部17,18,20のうち、長手方向本体部15の凹部17は横臥姿勢の人体肩部および上腕部を沈み込ませるための肩上腕部用凹部とされ、凹部18は横臥姿勢の人体臀部を沈み込ませるための臀部用凹部とされる。また、幅全体の凹部20は脚部を沈み込ませるための脚部用凹部とされる。
さらに、これら肩上腕部用凹部17、臀部用凹部18および脚部用凹部20には、それぞれ芯材本体11を構成する合成樹脂発泡体より柔らかい合成樹脂発泡体で構成した凹部用芯材21,22,23が嵌め込んであり、凹部用芯材21,22,23の硬さを40〜90N(JISK6400:D法)とし、芯材本体11の硬さを凹部用芯材の硬さより60〜120N硬くしてある(芯材本体の硬さを100〜210N)。
そして、それぞれの凹部用芯材21,22,23は凹部17,18,20に接着してあり、かつ凹部用芯材21,22,23の上面が芯材本体11の上面と平坦な連続面をなすようにしてある。
凹部17,18,20に嵌め込む凹部用芯材21,22,23の硬さが40N未満、あるいは90N以上であると、横臥姿勢において一般的な体格の使用者に対して体圧分散性が良好に発揮されないことがある。
また、芯材本体11の硬さと凹部用芯材21,22,23の硬さの差が60N未満であると、横臥姿勢に移行させづらく、横臥姿勢を維持させづらくなる一方、120Nを越えると、芯材本体11と凹部用芯材21,22,23との境で硬さの差が大きすぎて、この境で体圧分散性が悪化して使用者に異物感を感じさせることがある。
この肩上腕部用凹部17の深さおよび凹部用芯材21の厚さは、横臥姿勢の人体肩部および上腕部が沈み込んだ状態で支えられるように、30〜50mmとされ、臀部用凹部18の深さおよび凹部用芯材22の厚さは、横臥姿勢の人体臀部が沈み込んだ状態で支えられるように、10〜30mmとされ、臀部用の深さおよび厚さは、肩上腕部用のものに比べ15mm以上浅く(薄く)、例えば15〜40mm浅く(薄く)してある。脚部用凹部20の深さおよび凹部用芯材23の厚さは、30mm程度とされる。なお、芯材本体11の厚さは、重量や収納性などの観点より60mm〜100mmとされる。
また、横臥姿勢用マットレス10は上面全体を平坦面とすると良いが、凹部用芯材の存在する部分が多少盛り上がっていても、あるいはくぼんでいてもよい。その際の「盛り上がり」や「くぼみ」は10mm以内とすることが適当である。
肩上腕部用凹部17の深さおよび凹部用芯材21の厚さは、30mm未満であると、横臥姿勢における人体肩部や上腕部の圧迫を小さくできないことがあり、50mmを越えても圧迫を小さくする効果があまり増加しない傾向である。
臀部用凹部18の深さおよび凹部用芯材22の厚さを10〜30mmと比較的小さくしている理由は、肩部および上腕部の沈み込みを大きくする一方、人体臀部の沈み込みを小さくすることが、横臥姿勢における人体全体に対する体圧分散性を良好にするからである。
そして、これら凹部用芯材21,22,23として低反発ポリウレタンフォームの合成樹脂発泡体が用いられる。これは、荷重を解放したときにゆっくりと復元する性質を有するもので、一般のポリウレタンフォームよりも高いガラス転移点(常温あるいは常温付近)を有する常温で柔軟であるが適度に弾性が喪失しているフォームをいい、これを用いることで、横臥姿勢における人体肩部や上腕部および臀部への圧迫感をより小さくすることができる。
なお、この横臥姿勢用マットレス10では、使用に際して通気性のカバーが被せられる。
このように構成した横臥姿勢用マットレス10では、芯材本体11の中央部に長手方向本体部15が設けられてその両側の肩上腕部用凹部17および臀部用凹部18に柔らかい凹部用芯材21、22が嵌め込んであるので、長手方向本体部15を境にして両側がやわらかく、使用者を左右いずれへも横臥姿勢へ移行させ易く、しかも横臥姿勢の肩部や上腕部が肩上腕部用凹部17に沈み込んだ状態で凹部用芯材21で支えられ、臀部が臀部用凹部18に沈み込んだ状態で凹部用芯材22で支えられて、圧迫感を小さくすることができる。
さらに、横臥姿勢の人体胴部が幅方向本体部16で下方から支えられるとともに、横臥姿勢の人体背部の肩部から臀部までが、長手方向本体部15で後方(水平方向)から支えられるので、人体各部に加わる圧迫を抑えて楽に横臥姿勢を維持することができる。
また、この横臥姿勢用マットレス10では、凹部17,18,20の凹形状にそれぞれ一致する形状の凹部用芯材21,22,23が各凹部に接着してあり、凹部用芯材21,22,23の上面が芯材本体11の上面と平坦な連続面をなすようにしてあるので、横臥姿勢の使用者の体形にフィットして、人体を支えることができ、上面を平坦に連続させているので、繰り返し荷重に対するマットレス自体の耐久性を向上することもできる。
さらに、この横臥姿勢用マットレス10では、凹部用芯材21,22,23の硬さを、40〜90N(JISK6400:D法)とし、芯材本体11の硬さを凹部用芯材より60〜120N硬くする一方、芯材本体11の厚さを60mm以上、凹部用芯材21,22,23のうち肩上腕部用の厚さを30〜50mm、臀部用の厚さを10〜30mmとし、臀部用は肩上腕部用より15mm以上薄くしたので、人体による荷重や人体の突き出し量に対応し、一層効果的に左右いずれの向きへの横臥姿勢へ移行させ易くすることができ、しかも一層圧迫感を与えることなく人体背部および人体胴部を支えて一層安定した横臥姿勢を維持することができる。
なお、上記実施の形態では、凹部やこれに嵌め込む凹部用芯材の形状については、直方体状とした場合を図示して説明したが、これに限らず他の形状としても良く、平面形状だけでなく、幅方向中央部側の凹部が深く両端部側が浅くなる傾斜状の凹部などとし、これに対応する形状の凹部用芯材を嵌め込むようにしても良い。
また、各部の寸法は、一般的な体格の使用者を前提としたものであり、体格が異なる場合には、適宜寸法を変更するようにすれば良い。
さらに、芯材本体を折り畳み可能とした場合を例に説明したが、一体の場合であっても良い。
密度35kg/m3、硬さ130Nのポリウレタンフォーム(PUF)を用い、以下のような芯材本体11を作製した。
芯材本体11の上部芯材12の部分は、35×670×1000mmのPUF直方体の上面に、35×370×100mmのPUF直方体を、上部芯材12の上端の面が一致するようにして貼り合わせ、次に35×370×100mmのPUF直方体を、幅方向中間に、長手方向に延びて上部芯材12の下端の面が一致するようにして貼り合わせることで作製した。
芯材本体11の中間部芯材13の部分は、55×670×1000mmのPUF直方体の上面に、15×50×1000mmのPUF直方体を、中間部芯材13の上端の面が一致するようにして貼り合わせ、次に15×100×1000mmのPUF直方体を、中間部芯材13の下端の面が一致するようにして貼り合わせ、次に15×520×100mmのPUF直方体を、幅方向中間に、長手方向に延びて、中間部芯材13の上端側と下端側を連結するようにして貼り合わせることで作製した。
芯材本体11の下部芯材14の部分は、40×670×1000mmのPUF直方体の上面に、40×200×1000mmのPUF直方体を、下部芯材14の上端の面が一致するようにして貼り合わせることで作製した。
このようにして作製した芯材本体11には、深さ35mmの肩上腕部用凹部17、深さ15mmの臀部用凹部18、および深さ30mmの脚部用凹部20が形成され、また幅100mmの長手方向本体部15および幅50mmの幅方向本体部16が形成されている。
次に、密度50kg/m3、硬さ50Nの低反発ポリウレタンフォーム(低反発PUF)を用い、肩上腕部用の凹部用芯材21として、35×370×450mmの低反発PUF直方体を2枚、臀部用の凹部用芯材22として、15×520×450mmの低反発PUF直方体を2枚、脚部用の凹部用芯材23として、30×470×1000mmの低反発PUF直方体を1枚作製した。
以上の凹部用芯材21、22、23を芯材本体11の凹部17、18、20にそれぞれ接着状態で嵌め込んで、この発明の横臥姿勢用マットレス10を完成した。
なお、使用する場合には、通気性の生地のカバーを被せて使用する。
この横臥姿勢用マットレスを用い、一般的な体格の使用者が使用したところ、使用者は、長手方向本体部の左右いずれの向きへの横臥姿勢へも容易に移行でき、横臥姿勢において肩部や上腕部に圧迫感や窮屈さを感じることがなかった。
また、この横臥姿勢は、長手方向本体部で後方から人体背部が支えられるとともに幅方向本体部で下方から人体胴部が支えられ、継続的に優れた心地良さで維持されるものであった。
この発明の横臥姿勢用マットレスの一実施の形態にかかる概略斜視図である。 この発明の横臥姿勢用マットレスの一実施の形態にかかる人体と対応させて示した平面図および側面図である。 この発明の横臥姿勢用マットレスの一実施の形態にかかる横臥姿勢での使用状態の説明図である。 従来のマットレスの概略斜視図および概略断面図である。
符号の説明
10 横臥姿勢用マットレス
11 芯材本体
11a 折り畳み部
12 上部芯材
13 中間部芯材
14 下部芯材
15 長手方向本体部
16 幅方向本体部
17 凹部(肩上腕部用凹部)
18 凹部(臀部用凹部)
19 下部幅方向本体部
20 凹部(脚部用凹部)
21 凹部用芯材(肩上腕部用)
22 凹部用芯材(臀部用)
23 凹部用芯材(脚部用)

Claims (3)

  1. 凹部を有する芯材本体と、凹部に設ける凹部用芯材とで構成し、前記芯材本体は幅方向中間で長手方向に延びる適宜幅の長手方向本体部およびこの長手方向本体部に人体胴部に対応する位置で交差して幅方向に延びる適宜幅の幅方向本体部を凹部により形成しており、これら本体部で仕切られる4つの凹部は、肩上腕部に対応する2つの肩上腕部用凹部および臀部に対応する2つの臀部用凹部であり、前記各芯材を合成樹脂発泡体で構成し、前記凹部用芯材の硬さを、40〜90N(JISK6400:D法)とし、前記芯材本体の硬さを前記凹部用芯材より60〜120N硬くする一方、前記芯材本体の厚さを60mm以上、前記凹部用芯材のうち肩上腕部用の厚さを30〜50mm、臀部用の厚さを10〜30mmとし、臀部用は肩上腕部用より15mm以上薄くしたことを特徴とする横臥姿勢用マットレス。
  2. 前記芯材本体の上面と前記凹部用芯材の上面とを、平坦な連続面としたことを特徴とする請求項1記載の横臥姿勢用マットレス。
  3. 前記凹部用芯材のうち肩上腕部用を、低反発ポリウレタンフォームで構成したことを特徴とする請求項1または2記載の横臥姿勢用マットレス。
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