JP4857758B2 - 液晶ディスプレイパネル構造体及びその製造方法並びにディスプレイ装置 - Google Patents
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(1)光硬化型液状粘着組成物を脱気する脱気工程と、上記脱気工程により脱気された上記光硬化型液状粘着組成物を液晶ディスプレイセル又は光学フィルム表面に塗布する塗布工程と、光を照射することにより、上記塗布工程により塗布された上記光硬化型液状粘着組成物を硬化させて耐衝撃粘着層を形成する硬化工程と、上記硬化工程により形成された上記耐衝撃粘着層により、液晶ディスプレイセルと光学フィルムとを貼り合わせる貼り合わせ工程と、を順次備え、上記硬化工程により形成された上記耐衝撃粘着層の厚さが50〜2000μmであり、上記光硬化型液状粘着組成物は、(A)アクリルシロップ、(B)アクリレートモノマー、(C)シランカップリング剤、(D)ウレタン(メタ)アクリレート、及び(E)光重合開始剤を含有し、上記(C)シランカップリング剤は、下記式(1)で表される化合物であることを特徴とするLCDパネル構造体の製造方法。
(2)光硬化型液状粘着組成物を脱気する脱気工程と、上記脱気工程により脱気された上記光硬化型液状粘着組成物を基層に塗布する塗布工程と、光を照射することにより、上記塗布工程により塗布された上記光硬化型液状粘着組成物を硬化させて耐衝撃粘着層を形成する硬化工程と、上記硬化工程により形成された上記耐衝撃粘着層を基層から剥離し、上記耐衝撃粘着層の一方の表面に液晶ディスプレイセルを積層し、他方の表面に光学フィルムを積層することにより、上記液晶ディスプレイセルと上記光学フィルムとを貼り合わせる貼り合わせ工程と、を順次備え、上記硬化工程により形成された上記耐衝撃粘着層の厚さが50〜2000μmであり、上記光硬化型液状粘着組成物は、(A)アクリルシロップ、(B)アクリレートモノマー、(C)シランカップリング剤、(D)ウレタン(メタ)アクリレート、及び(E)光重合開始剤を含有し、上記(C)シランカップリング剤は、下記式(1)で表される化合物であることを特徴とするLCDパネル構造体の製造方法。
(3)上記(A)アクリルシロップの25℃における粘度が、2000〜95000cPsである上記(1)又は(2)記載の液晶ディスプレイパネル構造体の製造方法。
(4)上記脱気工程後の上記光硬化型液状粘着組成物に含まれる溶存酸素量が飽和酸素量の90%以下である上記(1)乃至(3)のいずれかに記載のLCDパネル構造体の製造方法。
(5)上記光は紫外線であり、ピーク照度が50〜1000mW/cm2、且つ積算光量が100〜2000mJ/cm2の条件で上記紫外線を照射する上記(1)乃至(4)のいずれかに記載のLCDパネル構造体の製造方法。
(6)脱気された光硬化型液状粘着組成物が、液晶ディスプレイセルと、該液晶ディスプレイセルの少なくとも一方の表面に積層され、上記光硬化型液状粘着組成物に光を照射することにより形成された耐衝撃粘着層と、該耐衝撃粘着層の表面に積層された光学フィルム層と、を備え、上記光硬化型液状粘着組成物は、(A)アクリルシロップ、(B)アクリレートモノマー、(C)シランカップリング剤、(D)ウレタン(メタ)アクリレート、及び(E)光重合開始剤を含有し、上記(C)シランカップリング剤は、下記式(1)で表される化合物であり、上記耐衝撃粘着層は、厚さが50〜2000μmであり、且つ上記耐衝撃粘着層の放射線照射側表面のtanδのピーク値が、他方側表面のtanδのピーク値がよりも低いことを特徴とするLCDパネル構造体。
(7)脱気された光硬化型液状粘着組成物が、液晶ディスプレイセルと、該液晶ディスプレイセルの少なくとも一方の表面に積層され、上記光硬化型液状粘着組成物に光を照射することにより形成された耐衝撃粘着層と、該耐衝撃粘着層の表面に積層された光学フィルム層と、を備え、上記光硬化型液状粘着組成物は、(A)アクリルシロップ、(B)アクリレートモノマー、(C)シランカップリング剤、(D)ウレタン(メタ)アクリレート、及び(E)光重合開始剤を含有し、上記(C)シランカップリング剤は、下記式(1)で表される化合物であり、上記耐衝撃粘着層は、厚さが50〜2000μm、tanδのピーク値が1以上、且つ25℃でのヘイズが1以下であることを特徴とするLCDパネル構造体。
(8)上記耐衝撃粘着層の180°剥離粘着力が0.1〜10N/25mmである上記(6)又は(7)記載のLCDパネル構造体。
(9)上記(6)乃至(8)のいずれかに記載のLCDパネル構造体を備えることを特徴とする液晶ディスプレイ装置。
本発明のLCDパネル構造体の製造方法において、光硬化型液状粘着組成物として、上記の光硬化型液状粘着組成物を用いることにより、上記耐衝撃粘着層の粘着性、透明性、光硬化性及び耐衝撃性を向上させることができる。その結果、LCDパネル構造体を構成する各層を確実に固定すると共に、LCDパネル構造体の透明性及び耐衝撃性を向上させることができる。
本発明のLCDパネル構造体の製造方法において、上記脱気工程後の上記光硬化型液状粘着組成物に含まれる溶存酸素量が飽和酸素量の90%以下であると、LCDパネル構造体を構成する各層を確実に固定すると共に、LCDパネル構造体の透明性及び耐衝撃性を向上させることができる。
本発明のLCDパネル構造体の製造方法において、上記光は紫外線であり、ピーク照度が50〜1000mW/cm2、且つ積算光量が100〜2000mJ/cm2の条件で上記紫外線を照射すると、LCDパネル構造体を構成する各層を確実に固定すると共に、LCDパネル構造体の透明性及び耐衝撃性を向上させることができる。
本発明のLCDパネル構造体は、上記構成を備えることにより、LCDパネル構造体を構成する各層を確実に固定すると共に、LCDパネル構造体の透明性及び耐衝撃性を向上させることができる。
本発明のLCDパネル構造体において、上記耐衝撃粘着層の180°剥離粘着力が0.1〜10N/25mmであると、更に上記耐衝撃粘着層の粘着性を向上させることができる。その結果、本発明のLCDパネル構造体を構成する各層を確実に固定することができる。
本発明のLCDパネル構造体において、上記耐衝撃粘着層は、上記の特定組成の耐衝撃粘着層であると、更に上記耐衝撃粘着層の粘着性を向上させることができる。その結果、本発明のLCDパネル構造体を構成する各層を確実に固定することができる。
本発明の液晶ディスプレイ装置は、本発明のLCDパネル構造体を備えることにより、LCDパネル構造体を構成する各層が確実に固定されており、また、視認性及び耐衝撃性に優れている。
(1)LCD構造体の製造方法
第1の本発明のLCD構造体の製造方法は、光硬化型液状粘着組成物を脱気する脱気工程と、上記脱気工程により脱気された上記光硬化型液状粘着組成物を液晶ディスプレイセル又は光学フィルム表面に塗布する塗布工程と、光を照射することにより、上記塗布工程により塗布された上記光硬化型液状粘着組成物を硬化させて耐衝撃粘着層を形成する硬化工程と、上記硬化工程により形成された上記耐衝撃粘着層により、液晶ディスプレイセルと光学フィルムとを貼り合わせる貼り合わせ工程と、を順次備え、上記硬化工程により形成された上記耐衝撃粘着層の厚さが50〜2000μmであり、上記光硬化型液状粘着組成物は、(A)アクリルシロップ、(B)アクリレートモノマー、(C)シランカップリング剤、(D)ウレタン(メタ)アクリレート、及び(E)光重合開始剤を含有し、上記(C)シランカップリング剤は、上記式(1)で表される化合物であることを特徴とする。
等が挙げられる。上記(B)アクリレートモノマーは、1種単独で用いてもよく、2種以上併用してもよい。上記(B)アクリレートモノマーは、上記(A)アクリルシロップに含まれるアクリル系重合体を構成するアクリル系モノマーと同じモノマーでもよく、異なるモノマーでもよい。
(R9O)nP(OR10)3−n (5)
(式(5)中、nは1〜3の整数を示し、R9はフェノール性水酸基を有する有機基を示し、R10はリン原子を含んでいてもよい有機基を示す。
(1)LCDセル表面に上記耐衝撃粘着層を形成した後、該耐衝撃粘着層表面に光学フィルムを積層することにより、上記LCDセルと上記光学フィルムとを貼り合わせる。
(2)光学フィルム表面に上記耐衝撃粘着層を形成した後、上記耐衝撃粘着層表面にLCDセルを積層することにより、上記LCDセルと上記光学フィルムとを貼り合わせる。
(3)LCDセル表面及び光学フィルム表面に上記耐衝撃粘着層を形成した後、該耐衝撃粘着層同士を粘着させることにより、上記LCDセルと上記光学フィルムとを貼り合わせる。
(4)LCDセル表面に上記光硬化型液状粘着組成物を滴下し、次いで光学フィルムを上記LCDセル表面に積層することにより、上記光硬化型液状粘着組成物を上記LCDセル表面の表面全体に広げ、次いで、上記光硬化型液状粘着組成物に放射線を照射し、上記耐衝撃粘着層を形成すると共に、上記LCDセルと上記光学フィルムとを貼り合わせる。
(5)光学フィルム表面に上記光硬化型液状粘着組成物を滴下し、次いでLCDセルを上記光学フィルム表面に積層することにより、上記光硬化型液状粘着組成物を上記光学フィルム表面の表面全体に広げ、次いで、上記光硬化型液状粘着組成物に光を照射し、上記耐衝撃粘着層を形成すると共に、上記LCDセルと上記光学フィルムとを貼り合わせる。
(6)基層表面に上記耐衝撃粘着層を形成した後、上記耐衝撃粘着層の基層と反対側の表面に光学フィルムを積層し、上記基層を上記耐衝撃粘着層から剥離し、上記耐衝撃粘着層の他方の表面にLCDセルを積層することにより、上記LCDセルと上記光学フィルムとを貼り合わせる。
(7)基層表面に上記耐衝撃粘着層を形成した後、上記耐衝撃粘着層の基層と反対側の表面にLCDセルを積層し、上記基層を上記耐衝撃粘着層から剥離し、上記耐衝撃粘着層の他方の表面に光学フィルムを積層することにより、上記LCDセルと上記光学フィルムとを貼り合わせる。
(8)両表面に基層を備える上記耐衝撃粘着層を形成した後、一方の上記基層を剥離して上記LCDセルを積層し、次いで、他方の上記基層を剥離して上記光学フィルムを積層することにより、上記LCDセルと上記光学フィルムとを貼り合わせる。
(9)両表面に基層を備える上記耐衝撃粘着層を形成した後、一方の上記基層を剥離して上記光学フィルムを積層し、次いで、他方の上記基層を剥離して上記LCDセルを積層することにより、上記LCDセルと上記光学フィルムとを貼り合わせる。
第1の本発明のLCDパネル構造体は、脱気された光硬化型液状粘着組成物が、LCDセルと、該LCDセルの少なくとも一方の表面に積層され、上記光硬化型液状粘着組成物に光を照射することにより形成された耐衝撃粘着層と、該耐衝撃粘着層の表面に積層された光学フィルム層と、を備え、上記光硬化型液状粘着組成物は、(A)アクリルシロップ、(B)アクリレートモノマー、(C)シランカップリング剤、(D)ウレタン(メタ)アクリレート、及び(E)光重合開始剤を含有し、上記(C)シランカップリング剤は、上記式(1)で表される化合物であり、上記耐衝撃粘着層は、厚さが50〜2000μmであり、且つ上記耐衝撃粘着層の放射線照射側表面のtanδのピーク値が、他方側表面のtanδのピーク値がよりも低いことを特徴とする。
第2の本発明のLCDパネル構造体は、脱気された光硬化型液状粘着組成物が、LCDセルと、該LCDセルの少なくとも一方の表面に積層され、上記光硬化型液状粘着組成物に光を照射することにより形成された耐衝撃粘着層と、該耐衝撃粘着層の表面に積層された光学フィルム層と、を備え、上記光硬化型液状粘着組成物は、(A)アクリルシロップ、(B)アクリレートモノマー、(C)シランカップリング剤、(D)ウレタン(メタ)アクリレート、及び(E)光重合開始剤を含有し、上記(C)シランカップリング剤は、上記式(1)で表される化合物であり、上記耐衝撃粘着層は、厚さが50〜2000μm、tanδのピーク値が1以上、且つ25℃でのヘイズが1以下であることを特徴とする。
図1及び図2のLCDパネル構造体A1及びA2は、LCDセル1と、該LCDセルの少なくとも一方の表面(通常は視認側表面)に積層された耐衝撃粘着層2と、該耐衝撃粘着層2の表面に積層された光学フィルム層3と、を備える。図2のLCDパネル構造体A2の上記光学フィルム層3は、光学フィルム層3a及び3bの積層体である。また、図3のLCDパネル構造体A3は、LCDセル1の両面に積層された耐衝撃粘着層2a及び2bと、該耐衝撃粘着層2a及び2bの表面にそれぞれ積層された光学フィルム層3a及び3bと、を備える。
本発明のディスプレイ装置は、本発明のLCDパネル構造体を有することを特徴とする。本発明のディスプレイ装置としては、例えば電子・電気機器等のディスプレイ装置が挙げられる。上記ディスプレイ装置の用途は特に限定はない。該用途としては、例えば、デスクトップ型コンピュータ用ディスプレイ等のディスプレイ機能単体の用途の他、携帯電話、携帯情報端末(いわゆるPDA、モバイル機器を含む)、ノート型コンピュータ、車載用コンピュータ、タッチパネル、テレビジョン、時計及び測定機器等が挙げられる。
原料として、以下の物質を使用した。そして、以下に記載の方法により、光硬化型液状粘着組成物(A1)〜(A7)を調製した。光硬化型液状粘着組成物(A1)〜(A7)の組成及び割合を表1に示す。
(A)アクリルシロップ
新綜工業社製、商品名「BA−6」(粘度;80000cPs)
(B)アクリレートモノマー
テトラヒドロフルフリルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、及びトリメチロールプロパントリアクリレート
(C)シランカップリング剤
3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
(D)ウレタンアクリレート
ダイセルユーシービー社製、商品名「エベクリル270」
(E)光重合開始剤
1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン及び2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド
窒素置換された内容積1リットルの反応容器に、アクリルシロップ(新綜工業社製、商品名「BA−6」)350g、テトラヒドロフルフリルアクリレート(大阪有機化学工業社製)350g、ウレタンアクリレート70g(ダイセルユーシービー社製、商品名「Ebecryl270」)、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン0.7g(信越化学工業社製、商品名「KBM−503」)、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン1.1g(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製、商品名「イルガキュア184」)、及び2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド0.7g(旭電化工業社製、商品名「オプトマーSP246」)を投入した。次いで、室温で3時間撹拌して光硬化型液状粘着組成物(A1)を得た。
上記テトラヒドロフルフリルアクリレート350gの代わりに、2−エチルヘキシルアクリレート350gを用い、上記光硬化型液状粘着組成物(A1)と同様の方法により、上記光硬化型液状粘着組成物(A2)を得た。その後、上記反応容器を減圧して、撹拌しながら真空脱気を行った。真空脱気1時間後の上記光硬化型液状粘着組成物(A2)の溶存酸素量は飽和酸素量の72%であった。また、上記光硬化型液状粘着組成物(A2)の重量減少は1%であった。
上記テトラヒドロフルフリルアクリレート350gの代わりに、上記テトラヒドロフルフリルアクリレート175g及び2−エチルヘキシルアクリレート175gを用い、上記光硬化型液状粘着組成物(A1)と同様の方法により、上記光硬化型液状粘着組成物(A3)を得た。その後、上記反応容器を減圧して、撹拌しながら真空脱気を行った。真空脱気1時間後の上記光硬化型液状粘着組成物(A3)の溶存酸素量は飽和酸素量の72%であった。また、上記光硬化型液状粘着組成物(A3)の重量減少は1%であった。
上記テトラヒドロフルフリルアクリレート350gの代わりに、上記テトラヒドロフルフリルアクリレート262.5g及び2−エチルヘキシルアクリレート87.5gを用い、上記光硬化型液状粘着組成物(A1)と同様の方法により、上記光硬化型液状粘着組成物(A4)を得た。その後、上記反応容器を減圧して、撹拌しながら真空脱気を行った。真空脱気1時間後の上記光硬化型液状粘着組成物(A4)の溶存酸素量は飽和酸素量の71%であった。また、上記光硬化型液状粘着組成物(A4)の重量減少は1%であった。
上記テトラヒドロフルフリルアクリレート350gの代わりに、上記4−ヒドロキシブチルアクリレート350gを用い、上記光硬化型液状粘着組成物(A1)と同様の方法により、上記光硬化型液状粘着組成物(A5)を得た。その後、上記反応容器を減圧して、撹拌しながら真空脱気を行った。真空脱気1時間後の上記光硬化型液状粘着組成物(A5)の溶存酸素量は飽和酸素量の73%であった。また、上記光硬化型液状粘着組成物(A5)の重量減少は1%であった。
上記テトラヒドロフルフリルアクリレート350gの代わりに、上記テトラヒドロフルフリルアクリレート175g及び4−ヒドロキシブチルアクリレート175gを用い、上記光硬化型液状粘着組成物(A1)と同様の方法により、上記光硬化型液状粘着組成物(A6)を得た。その後、上記反応容器を減圧して、撹拌しながら真空脱気を行った。真空脱気1時間後の上記光硬化型液状粘着組成物(A6)の溶存酸素量は飽和酸素量の73%であった。また、上記光硬化型液状粘着組成物(A6)の重量減少は1%であった。
上記テトラヒドロフルフリルアクリレート350gの代わりに、上記テトラヒドロフルフリルアクリレート175g及びトリメチロールプロパントリアクリレート175gを用い、上記光硬化型液状粘着組成物(A1)と同様の方法により、上記光硬化型液状粘着組成物(A7)を得た。その後、上記反応容器を減圧して、撹拌しながら真空脱気を行った。真空脱気1時間後の上記光硬化型液状粘着組成物(A7)の溶存酸素量は飽和酸素量の70%であった。また、上記光硬化型液状粘着組成物(A7)の重量減少は1%であった。
乾燥空気で置換した内容積1リットルの反応容器に、上記光硬化型液状粘着組成物500gを投入して、次いで乾燥空気を供給し、室温で1時間攪拌して上記光硬化型液状粘着組成物の飽和酸素溶液を作成した。尚、上記乾燥空気の供給は、反応容器内の圧力が1気圧を保つように圧力計で確認しながら行った。そして、有機溶媒用DOメーター(セントラル科学社製、商品名「UC−12−SOL」)を用いて、上記光硬化型液状粘着組成物の飽和酸素溶液の飽和酸素量(DOメーターの表示値)を測定した。次に、上記DOメーターを用いて、真空脱気した上記光硬化型液状粘着組成物の飽和酸素量(DOメーターの表示値)を測定した。これらの表示値に基づいて、以下の計算式から溶存酸素量(%)を計算した。
溶存酸素量(%)=A×100/B
A;真空脱気後のDOメーターの表示値
B;飽和酸素溶液のDOメーターの表示値
基層として、厚さ100μmの剥離コート付ポリエステルフィルム(帝人デュポン社製、商品名「ピューレックスA71」)を用いた。そして、上記光硬化型液状粘着組成物(A1)〜(A7)を、上記基層の上記剥離コート表面に塗布した。上記光硬化型液状粘着組成物(A1)〜(A7)は、バーコーターにより塗布した。紫外線の線源として、メタルハライドランプ(アイグラフィックス社製)を用いた。そして、ピーク照度170mW/cm2、積算光量500mJ/cm2の条件で、塗布した上記光硬化型液状粘着組成物(A1)〜(A7)に紫外線を照射した。この紫外線照射により、上記光硬化型液状粘着組成物(A1)〜(A7)を硬化させて、耐衝撃粘着層を製造した。尚、この耐衝撃粘着層の厚さを表2に示す。
上記方法により得られた各耐衝撃粘着層と、光学フィルムである偏光板(住友化学工業社製、商品名「スミカランSQ−1832A」)とを貼り合わせて、耐衝撃粘着積層構造体を得た。上記耐衝撃粘着層は、その紫外線照射面が上記偏光板と接するように貼り合わせた。次いで、上記耐衝撃粘着積層構造体から、上記剥離コート付ポリエステルフィルムを剥離した。そして、衝撃粘着積層構造体の耐衝撃粘着層をLCDセルに貼り合わせることにより、実施例1〜6及び比較例2〜6のLCDパネル構造体を作製した。このLCDパネル構造体を用い、下記に記載の方法により、透明性、粘着性、光硬化性及び耐衝撃性を評価した。その結果を表2及び3に示す。尚、比較例1は、上記偏光板の代わりに公知の粘着剤付きの偏光板(住友化学工業社製、商品名「スミカランSQ−1832AP」)を用い、これと上記LCDセルとを貼り合わせて得たLCDパネル構造体である。
上記LCDパネル構造体について、BYK−ガードナーGmbh社製モデル(haze−gard plus)を使用して、25℃におけるヘイズ(%)を求めた。このヘイズに基づいて、透明性を評価した。ヘイズが1未満のときは透明性が良好であり、ヘイズ値が1以上のときは透明性が不十分である。
(B)耐衝撃性
〔試験1〕
測定装置として、動的粘弾性測定装置(レオメトリック・サイエンティフィック・エフイー社製、RSAII)を用いた。該装置を用い、上記実施例1〜6及び比較例1〜6の各LCDパネル構造体を構成する上記耐衝撃粘着層について、−70℃から150℃までの温度分散測定を行い、tanδのピーク値を測定した。測定条件は、周波数1Hz、引張モードである。tanδのピーク値が1以上のときは耐衝撃性が良好であり、tanδのピーク値が1未満のときは耐衝撃性が不十分である。
〔試験2〕
図4に示すように、大理石等からなる基台62の上に厚さ1mmのアクリル板61(日東樹脂工業社製、「クラレックス」)を載せた。この上に、実施例1〜6及び比較例1〜6の各LCDパネル構造体Aを載置した。上記LCDパネル構造体Aは、そのLCDセル1が上記アクリル板61に接している。次いで、鉄球7(直径5cm、質量550g)を、所定高さから上記実施例1〜6及び比較例1〜6の各LCDパネル構造体A上に自由落下させ、衝突させた。その後、上記LCDセル1の割れの有無を目視で確認した。そして、上記LCDセル1の割れが生じた時の高さの中で一番低い値を落球高度(cm)として求めた。この落球高度の値が大きいほど耐衝撃性に優れていることを意味する。
(C)粘着性
上記実施例1〜6及び比較例1〜6の各LCDパネル構造体を構成する上記各耐衝撃粘着積層構造体を25mm幅でカットした。次いで、上記耐衝撃粘着積層構造体から、上記剥離コート付ポリエステルフィルムを剥離して、脱脂処理をした無アルカリガラスに貼り合わせた。上記ガラスに貼合した積層体を用いて、180°剥離試験を行い、剥離強度(N/25mm)を測定した。この剥離強度を粘着性の指標とした。尚、上記180°剥離試験は、引張試験機(島津製作所社製、商品名「AG2000」)を用いて、25℃、引張速度300mm/minの条件で行った。
(D)放射線硬化性
上記実施例1〜6及び比較例1〜6の各LCDパネル構造体を構成する上記耐衝撃粘着積層構造体を作製後、室温で1週間静置した。次いで、耐衝撃粘着層の内部や耐衝撃粘着層と偏光板又は剥離コート付ポリエステルフィルムの界面における気泡や浮きの発生を目視で確認した。この結果に基づいて、以下の指標で放射線硬化性を判断した。尚、放射線硬化性が十分でない場合は、未反応の成分由来のガスが凝集して気泡や浮きが発生する。
○:耐衝撃粘着層の内部や界面に気泡や浮きの発生が見られず、放射線硬化性が良好。
×:耐衝撃粘着層の内部や界面に気泡や浮きの発生が見られ、放射線硬化性に劣る。
本発明に含まれる実施例1〜6のLCDパネル構造体は、パネル割れ高さが20cm〜40cmと、耐衝撃粘着層を有しない比較例1のLCDパネル構造体と比べて4倍以上の値を示す。また、実施例1〜6のLCDパネル構造体を構成する上記耐衝撃粘着層は、tanδのピーク値が1.1〜1.6である。よって、本発明のLCDパネル構造体は、耐衝撃性に優れていることが分かる。また、実施例1〜6のLCDパネル構造体は、ヘイズが0.1であり、透明性に優れることが分かる。
Claims (9)
- 光硬化型液状粘着組成物を脱気する脱気工程と、
上記脱気工程により脱気された上記光硬化型液状粘着組成物を液晶ディスプレイセル又は光学フィルム表面に塗布する塗布工程と、
光を照射することにより、上記塗布工程により塗布された上記光硬化型液状粘着組成物を硬化させて耐衝撃粘着層を形成する硬化工程と、
上記硬化工程により形成された上記耐衝撃粘着層により、液晶ディスプレイセルと光学フィルムとを貼り合わせる貼り合わせ工程と、
を順次備え、上記硬化工程により形成された上記耐衝撃粘着層の厚さが50〜2000μmであり、
上記光硬化型液状粘着組成物は、(A)アクリルシロップ、(B)アクリレートモノマー、(C)シランカップリング剤、(D)ウレタン(メタ)アクリレート、及び(E)光重合開始剤を含有し、
上記(C)シランカップリング剤は、下記式(1)で表される化合物であることを特徴とする液晶ディスプレイパネル構造体の製造方法。
- 光硬化型液状粘着組成物を脱気する脱気工程と、
上記脱気工程により脱気された上記光硬化型液状粘着組成物を基層に塗布する塗布工程と、
光を照射することにより、上記塗布工程により塗布された上記光硬化型液状粘着組成物を硬化させて耐衝撃粘着層を形成する硬化工程と、
上記硬化工程により形成された上記耐衝撃粘着層を基層から剥離し、上記耐衝撃粘着層の一方の表面に液晶ディスプレイセルを積層し、他方の表面に光学フィルムを積層することにより、上記液晶ディスプレイセルと上記光学フィルムとを貼り合わせる貼り合わせ工程と、
を順次備え、上記硬化工程により形成された上記耐衝撃粘着層の厚さが50〜2000μmであり、
上記光硬化型液状粘着組成物は、(A)アクリルシロップ、(B)アクリレートモノマー、(C)シランカップリング剤、(D)ウレタン(メタ)アクリレート、及び(E)光重合開始剤を含有し、
上記(C)シランカップリング剤は、下記式(1)で表される化合物であることを特徴とする液晶ディスプレイパネル構造体の製造方法。
- 上記(A)アクリルシロップの25℃における粘度が、2000〜95000cPsである請求項1又は2記載の液晶ディスプレイパネル構造体の製造方法。
- 上記脱気工程後の上記光硬化型液状粘着組成物に含まれる溶存酸素量が飽和酸素量の90%以下である請求項1乃至3のいずれかに記載の液晶ディスプレイパネル構造体の製造方法。
- 上記光は紫外線であり、ピーク照度が50〜1000mW/cm2、且つ積算光量が100〜2000mJ/cm2の条件で上記紫外線を照射する請求項1乃至4のいずれかに記載の液晶ディスプレイパネル構造体の製造方法。
- 脱気された光硬化型液状粘着組成物が、液晶ディスプレイセルと、該液晶ディスプレイセルの少なくとも一方の表面に積層され、上記光硬化型液状粘着組成物に光を照射することにより形成された耐衝撃粘着層と、該耐衝撃粘着層の表面に積層された光学フィルム層と、を備え、上記光硬化型液状粘着組成物は、(A)アクリルシロップ、(B)アクリレートモノマー、(C)シランカップリング剤、(D)ウレタン(メタ)アクリレート、及び(E)光重合開始剤を含有し、上記(C)シランカップリング剤は、下記式(1)で表される化合物であり、上記耐衝撃粘着層は、厚さが50〜2000μmであり、且つ上記耐衝撃粘着層の放射線照射側表面のtanδのピーク値が、他方側表面のtanδのピーク値がよりも低いことを特徴とする液晶ディスプレイパネル構造体。
- 脱気された光硬化型液状粘着組成物が、液晶ディスプレイセルと、該液晶ディスプレイセルの少なくとも一方の表面に積層され、上記光硬化型液状粘着組成物に光を照射することにより形成された耐衝撃粘着層と、該耐衝撃粘着層の表面に積層された光学フィルム層と、を備え、上記光硬化型液状粘着組成物は、(A)アクリルシロップ、(B)アクリレートモノマー、(C)シランカップリング剤、(D)ウレタン(メタ)アクリレート、及び(E)光重合開始剤を含有し、上記(C)シランカップリング剤は、下記式(1)で表される化合物であり、上記耐衝撃粘着層は、厚さが50〜2000μm、tanδのピーク値が1以上、且つ25℃でのヘイズが1以下であることを特徴とする液晶ディスプレイパネル構造体。
- 上記耐衝撃粘着層の180°剥離粘着力が0.1〜10N/25mmである請求項6又は7記載の液晶ディスプレイパネル構造体。
- 請求項6乃至8のいずれかに記載の液晶ディスプレイパネル構造体を備えることを特徴とする液晶ディスプレイ装置。
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