JP4851815B2 - 拡管装置 - Google Patents

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Description

本発明は、チューブを内径側から拡管成形する拡管装置に関する。
一般に、ボイラ、コンデンサ、ラジエータ等の熱交換器の製造工程でのチューブを管板に接合固定する工程において、チューブを内径側から拡径成形して、管板に圧接する拡管工具が用いられている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
例えば、特許文献1に記載の拡管工具は、作業者が回転駆動機に拡管工具を連結してローラを回転させて、チューブの内周面に押圧させながら転動させることで、簡易に拡管作業ができるように構成したものである。この拡管工具によれば、チューブの拡管部には、曲率の小さい滑らかな連続面が形成され、真円形状を保持した拡管品質の高い仕上がりが可能である。
特許文献1に記載された拡管工具の構成について、図7を参照しながら具体的に説明する。図7(a)は従来の拡管工具を説明するための断面図であり、図7(b)はローラとマンドレルの位置関係を示す部分平面図である。
図7(a)に示すように、かかる拡管工具121は、図示しない回転駆動機に連結される連結部122が一体として構成された先細りテーパ状のマンドレル123と、このマンドレル123のテーパ形状に対応した逆テーパ形状を有する複数のローラ124と、これら複数のローラ124をマンドレル123の外周面上に回転自在に保持するフレーム125とを備えている。
なお、拡管工具121が連結される回転駆動機には、一般的に、作業者が手に持って拡管作業を行うハンドタイプのものが使用され、拡管時の負荷トルクを検出して回転・停止を制御するコントローラを備えている。
このような拡管工具121では、図7(a)に示すように、作業者が回転駆動機に連結されたマンドレル123をフレーム125に対して相対的に前進させると、次第にマンドレル123の外径の大きい部分がローラ124に当接するため、ローラ124がフレーム125の外周面から径方向外側に押し出されて、チューブTUの内周面に押圧される。この状態でマンドレル123を回転駆動機により正回転(A方向の回転、工具の後方からみて右回転)すると、ローラ124は、逆回転(R方向の回転、工具の後方からみて左回転)しながら、マンドレル123の周囲を右回り(マンドレル123の回転方向と同じ方向)に公転する。
すなわち、図示しない回転駆動機によりマンドレル123を回転させることで、ローラ124を回転し、フレーム125とともにマンドレル123の周りを公転させながら、チューブTUをその内周面から転圧して、拡径成形するものである(この回転方式を「マンドレル回転式」という)。
なお、図7(b)に示すように、ローラ124は、マンドレル123に対して、いわゆるフィードアングルθを設けてフレーム125(図7(a)参照)に保持されているので、ローラ124が逆回転することによって、マンドレル123の前進移動に伴い、ローラ124は自動的にフレーム125の外周面から外側に押し出されるように構成されている。
実開平7−15128号公報 特開平7−290171号公報 実開平1−143632号公報
しかしながら、従来のマンドレル回転式の拡管工具121では、回転駆動機によりマンドレル123を回転させて、マンドレル123の回転によりローラ124を回転させ、ローラ124をマンドレル123回りで公転させながらフレーム125を回転させるものである。そのため、ローラ124は、チューブTUの内周面とマンドレル123との間で遊星運動を行うこととなる。
したがって、遊星歯車運動の原理により、マンドレル123および ローラ124の径にもよるが、フレーム125の回転数は、マンドレル123の回転数に対して、1/3〜1/5程度に減速されてしまう。そのため、ローラ124(フレーム125)の回転数が上がらず、拡管作業に多くの時間を要し、作業効率が悪いといった問題があった。
そこで、ローラ124の回転数を上げるために、回転駆動機の回転数を上げることが考えられるが、この場合、マンドレル123やローラ124に振れが発生して、振動を誘引してしまう。そのため、真円度などの成形品質が低下するとともに、作業者の負担が大きくなる。さらに、回転駆動機の回転数を上げると、拡管作業の終了後、回転駆動機を停止する際の制動反力も大きくなるため、作業性・取扱い性も低下してしまう。
一方、フィードアングルθを大きくして、拡管時間を短縮しようとすると、ローラ124の回転軸がチューブTUの回転軸に対して交差する角度が大きくなるため、拡管部EXの成形形状は中央部が凹んだ鼓状となりやすい。そのため。チューブTUを管板に接合固定する際の強度や気密性に問題が生じるおそれがある。
その他、マンドレル123の先細り形状のテーパ角を大きくして、拡管時間を短縮しようとすると、マンドレル123の前進ストロークが減少する分、マンドレル123を強く押し込まなければならず、各部材の負担が増大し、ひいては拡管工具の寿命を短縮する結果につながってしまう。
また、前記の拡管工具121に接続されるコントローラは、マンドレル123をローラ124に当接させた状態からマンドレル123がローラ124を押し広げた状態までを制御するものであるため、拡管の前後でマンドレル123をローラ124に当接させたり、離反させたりする工程は、作業者が行わなければならなかった。特に、マンドレル123をローラ124から離反させる作業は、マンドレル123がローラ124に押し付けられているので、大きな力を要し、作業者の負担となっていた。
さらに、前記の拡管工具121では、連結部122と回転駆動機を接続するために、専用のカップリングが必要であるため、部品点数が増加してしまうとともに、接続の手間を要する。さらに、この接続部ではガタつきが発生してしまい、触れ回りを招いてしまう場合もあった。
また、マンドレル123をローラ124に押し付けたり、引き離したりする作業は、手動であるため、作業者の負担が大きかった。
そこで、本発明は、前記した問題を解決すべく、作業効率を向上させて拡管時間を短縮できるとともに、作業者の負担を軽減でき、精度の高い拡管作業を行える拡管装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、前側が大径となるテーパ部を備えた複数のローラと、この複数のローラを同一円周上に回転自在に保持する筒状のエキスパンダフレームと、このエキスパンダフレームに対してその軸方向にスライド自在かつ回転自在に内挿され、前記ローラのテーパ部の形状に対応するように前側が小径となるテーパ部を備えたマンドレルと、を備え、前記マンドレルを前記エキスパンダフレームに対して前進させることにより、前記マンドレルのテーパ部を前記複数のローラのテーパ部に当接させて、前記複数のローラの外接円が構成する拡管径を拡径させる拡管装置であって、前記エキスパンダフレームに連結され、このエキスパンダフレームを回転させる駆動手段と、前記マンドレルを前記エキスパンダフレームに対して前後進させる移動手段と、をさらに備え、前記駆動手段は、駆動モータと、前部に前記エキスパンダフレームが固定されるとともに前記駆動モータの回転出力が伝達されて回転する筒状のスピンドルとを有してなり、前記マンドレルは、前記スピンドルに対してその軸方向にスライド自在かつ回転自在に内挿されていることを特徴とする。
ここで、エキスパンダフレームに連結され、このエキスパンダフレームを回転させる駆動手段とは、その駆動力を、エキスパンダフレームに直接伝達するものを意味する。すなわち、従来のように、回転駆動機の回転駆動力を、マンドレルおよびローラを介してフレームに伝達するものとは構成を異にしている。
このような構成によれば、駆動手段の駆動力を、マンドレルとローラを介することなくエキスパンダフレームに直接伝達できるので、エキスパンダフレームの回転速度が減速されることがなく、エキスパンダフレームを高速で回転させることができる。
また、かかる構成によれば、駆動手段および移動手段が設けられているため、従来のように、拡管作業の度に拡管工具と回転駆動機とを接続する必要がなく、専用のカップリングを使用する必要もない。したがって、ガタつきの発生、触れ回りを防止できるとともに、作業者の負担を低減できる。さらに、マンドレルの移動手段を設けたことで、マンドレルをローラに押し付けたり、引き離したりする作業を自動で行うことができ、作業者の負担をさらに低減できる。さらに、マンドレルとスピンドルとをその長さ方向において重複して配置しているので、マンドレルの前後進ストロークを駆動手段内で収めることができ、拡管装置の全長を短縮することができ、装置全体の小型化を達成でき、作業性が向上する。
請求項2に係る拡管装置は、前記移動手段が、前記駆動手段に連結された筒状のリテーナと、このリテーナに内挿され前記マンドレルとともに前後進自在となるように前記マンドレルに連結されたプッシュロッドと、前記リテーナに回転自在に支持されるとともにその外周面が前記プッシュロッドの外周面と当接しさらにその回転軸が径方向外側から中心側に向かって見て前記リテーナの回転軸と交差するようにフィードアングルを持たせて配置された複数のローラと、を備えたローラフィードユニットにて構成されたことを特徴とする。
ここで、マンドレルに連結されたプッシュロッドとは、マンドレルに対して、軸周りに相対回転可能に連結されたプッシュロッドをいい、マンドレルとプッシュロッドとはともに前後進するとともに、その回転速度は、プッシュロッドの回転速度と相違することが許容可能となっている。
このような構成によれば、簡単な構成で、かつリテーナの回転方向を変更するといった単純な動作で、マンドレルを前後進させることができ、マンドレルを後退させるための戻しスプリングなどの部材を省略することができる。
請求項3に係る拡管装置は、前記マンドレルを前記エキスパンダフレームに対して前進させる駆動トルクに応じて、前記マンドレルの前後進を制御する制御手段をさらに備え、前記制御手段は、前記駆動トルクが所定値に達したときに前記マンドレルを所定時間停止させその後に前記マンドレルを後退させるように制御を行うことを特徴とする。
このような構成によれば、マンドレルをローラから離反させるところまで、フルオート制御できるので、拡管装置の停止後に、その先端部を被拡管部材であるチューブからすぐに引き抜くことができ、作業効率が大幅に向上する。また、駆動トルクが所定値に達したときにマンドレルを停止させるようにしているので、拡管径を一定に保つことができ、精度の高い拡管を行うことができる。
請求項に係る拡管装置は、前記スピンドルの後部に前記ローラフィードユニットの前記リテーナが固定されたことを特徴とする。
このような構成によれば、移動手段の駆動と駆動手段の駆動とを同一の駆動源で行うことができるので、拡管装置の構造の簡素化、小型化、軽量化、制御システムの容易化、さらには信頼性の向上を達成することができる。
請求項に係る拡管装置は、前記エキスパンダフレームの径方向外方には、被拡管部材の端面と当接するカラー部材が前記エキスパンダフレームを囲むようにその外周面と所定の隙間を設けて配置され、このカラー部材は、固定系に固定されたことを特徴とする。
このような構成によれば、カラー部材が回転しないので、このカラー部材に当接する被拡管部材であるチューブの回り止め機能を得ることができる。これによって、作業精度を高めることができるとともに、被拡管部材の回り止めのための作業員の手間や、別途のアタッチメントなどの部材を省略することができる。
本発明によれば、作業効率を向上させて拡管時間を短縮できるとともに、作業者の負担を低減でき、精度の高い拡管作業を行うことができるといった優れた効果を発揮する。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明に係る拡管装置を実施するための最良の形態を示した断面図、図2は本発明に係る拡管装置を実施するための最良の形態を示した正面図、図3は本実施形態の拡管装置のマンドレルが前進した状態を示した断面図、図4は図3のX−X線断面図、図5は
本実施形態の拡管装置の制御手段を示した構成図である。
本実施の形態では、被拡管部材であるチューブに挿入されるエキスパンダフレームの先端側(図1中、左側)を前側、基端側(図1中、右側)を後側として説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る拡管装置1は、前側が大径となるテーパ部20を備えた複数のローラ2と、この複数のローラ2を同心円上に回転自在に保持する筒状のエキスパンダフレーム3と、このエキスパンダフレーム3に対してスライド自在かつ回転自在に内挿され、ローラ2のテーパ部20の形状に対応するように前側が小径となるテーパ部40を備えたマンドレル4と、を備えている。拡管装置1は、マンドレル4をエキスパンダフレーム3に対して前進させることにより、マンドレル4のテーパ部40を複数のローラ2のテーパ部20に当接させて、これら複数のローラ2の外接円が構成する拡管径を拡径させるものである。
特に本発明では、エキスパンダフレーム3に連結され、このエキスパンダフレーム3を回転させる駆動手段5と、マンドレル4をエキスパンダフレーム3に対して前後進させる移動手段7と、をさらに備えている。
ローラ2は、被拡管部材であるチューブTUを内側から転圧塑性変形させるための部品であって、前側が大径で、後側が小径となるようにテーパ部20が形成されている。このテーパ部20は、マンドレル4のテーパ部40の形状に合致する逆テーパとなっており、拡管されたチューブTUの内面が、常に真円形状になるように構成され、平行拡管を可能としている。ローラ2の前端部には、大きな曲率半径の面取り21が形成されており、拡管後の応力集中を避けるとともに、チューブTUの内面に鋭利な角部が発生するのを防止している。
エキスパンダフレーム3は、円筒状に形成されており、その内部にマンドレル4が挿入されている。エキスパンダフレーム3は、後側が後記するスピンドル51に固定されて、前側がカラー部材11から前方に突出されており、その突出部分30が、チューブTUに挿入可能なように構成されている。エキスパンダフレーム3の突出部分30の胴部には、複数のローラ2がエキスパンダフレーム3の外周面から出没自在かつ回転自在に保持されている。
エキスパンダフレーム3は、径方向外側から中心側に向かって見て、ローラ2の回転軸とマンドレル4の回転軸とが交差するように、所定のフィードアングルを持たせて、ローラ2を傾斜して保持している。フィードアングルは、エキスパンダフレーム3が正回転(図4に示すA方向の回転(後側から前方を見て右回転))するときに、マンドレル4が前進するように向きが設定され、拡管時に必要な負荷トルクや移動手段7によるマンドレル4の前後進速度などを考慮して大きさが適宜決定されている。
エキスパンダフレーム3に保持されるローラ2は、図2および図4に示すように、エキスパンダフレーム3の円周上で同心円上に等角度ピッチ(120度ピッチ)で3箇所に配置されている。これらの3個のローラ2の外接円22が構成する拡管径(工具径)が、エキスパンダフレーム3の軸方向で同じとなるように、ローラ2の回転軸の前側がエキスパンダフレーム3の回転軸側に向いて傾斜して配置されている。なお、本実施の形態では、ローラ2を3箇所に配置しているが、これに限られるものではなく、ローラ2の設置数や配列は、チューブTUの径や強度等の条件に応じて適宜決定される。
図1に示すように、マンドレル4は、円筒状に形成されたエキスパンダフレーム3に内挿され、エキスパンダフレーム3に対して、その軸方向にスライド(前後進)自在かつ回転自在に設けられている。マンドレル4は、前側が小径で、後側が大径となるようにテーパ部40が形成されている。このテーパ部40は、ローラ2のテーパ部20に合致する形状となっており、ローラ2の外周面とマンドレル4の外周面同士が接触するようになっている。これによって、マンドレル4の前側は、ローラ2を介してエキスパンダフレーム3に回転自在に支持されることとなる。一方、マンドレル4の後部は、軸方向に等しい外径を有する円柱形状を呈しており、後端部には、移動手段7が連結されている。
なお、ローラ2およびマンドレル4は、熱処理および表面研削仕上げ加工が施されており、耐圧性および耐摩耗性の向上が図られている。
駆動手段5は、駆動モータ50と、この駆動モータ50の回転出力が伝達されて回転する筒状のスピンドル51とを備えている。スピンドル51の前部には、エキスパンダフレーム3が一体的に回転するように固定されており、スピンドル51には、エキスパンダフレーム3の後方で軸方向に突出するマンドレル4が内挿されている。マンドレル4の外周部には、マンドレル4を後方に付勢するための戻しバネ61が設けられている。この戻しバネ61は、前端部がスピンドル51の内周面に固定され、後端部がマンドレル4の外周面に固定されている。戻しバネ61は、マンドレル4をローラ2から離反させる際の補助の役目を果たすものであるが、本実施の形態では、移動手段7でマンドレル4の前後進を行うことができるので、省略してもよい。
駆動モータ50は、整流子モータ52が用いられており、拡管装置1の外殻を構成するハウジング12内に収容されている。ハウジング12は、駆動モータ50の前側を保持するベース部12aと、駆動モータ50の後部を覆うカバー部12bと、駆動モータ50のモータシャフト53部分を覆うヘッド部12cとを備えている。駆動モータ50は、そのモータシャフト53が前側を向いて、マンドレル4と平行になるように配置されている。モータシャフト53は、ボールベアリング54aを介して、ベース部12aおよびヘッド部12c(ハウジング12)の内面に回転自在に支持されている。モータシャフト53の外周面には、歯車55が設けられている。
スピンドル51は、マンドレル4と同心上に配置されており、ボールベアリング54bを介して、ベース部12aおよびヘッド部12c(ハウジング12)の内面に回転自在に支持されている。スピンドル51の外周面には、モータシャフト53の歯車55と噛合する歯車56が設けられている。スピンドル51の歯車56は、モータシャフト53の歯車55よりも大径に形成されており、駆動モータ50の駆動トルクを増大させて回転を伝達するとともに、スピンドル51の回転速度の制御を行い易くしている。スピンドル51の前端部には、エキスパンダフレーム3の後端部が挿入されている。スピンドル51の内周面には軸方向に延びるキー溝(図示せず)が形成されており、エキスパンダフレーム3に回転力を伝達するための半月キー58が挿入されている。半月キー58は、エキスパンダフレーム3の外周面にも係止されており、スピンドル51から半月キー58を介してエキスパンダフレーム3へと回転力が伝達される。エキスパンダフレーム3の外周面の後端部には、前方に向かうに連れて深くなる溝31が形成されており、スピンドル51に形成されたネジ孔59に挿入された止めネジ60を、溝31の表面に押圧することで、エキスパンダフレーム3がスピンドル51から抜け出さないように固定されている。エキスパンダフレーム3の外周面には鍔部32が形成されており、この鍔部32がスピンドル51の前端面に当接することで、エキスパンダフレーム3をスピンドル51へ挿入する際の位置決めストッパの役目を果たしている。
なお、駆動モータ50の配置方向は、マンドレル4と平行に限られるものではなく、モータシャフト53の回転をスピンドル51に伝達可能な伝達手段を用いれば、駆動モータ50を、マンドレル4に対して角度を持たせて配置してもよい。
移動手段7は、マンドレル4をエキスパンダフレーム3に対して前後進させる手段であるが、本実施の形態では、いわゆるローラフィードユニット70にて構成されている。ローラフィードユニット70は、駆動モータ50の上方でかつマンドレル4の後方に配置され。ローラフィードユニット70は、筒状のリテーナ71と、このリテーナ71に前後進自在に内挿されたプッシュロッド72と、リテーナ71に回転自在に支持されるとともにその外周面がプッシュロッド72の外周面と当接しさらにその回転軸がプッシュロッド72の回転軸と交差するように配置された複数のローラ73と、リテーナ71を回動自在に支持する筒状フレーム74とを備えている。
筒状フレーム74は、スピンドル51の後側で、スピンドル51と同心上に配置されている。筒状フレーム74は、その前端面がベース部12aの後面に固定されている。筒状フレーム74は、リテーナ71の外周面を覆うように所定の隙間をあけて配置されている。
リテーナ71は、スピンドル51の後側で、スピンドル51と同心上に配置されている。リテーナ71は、その前端面がスピンドル51の後端面に当接しており、スピンドル51と一体的に回転するように、円周上に配置された複数のピン65を介してスピンドル51に固定されている。
リテーナ71の胴部には、複数のローラ73が回転自在に保持されている。リテーナ71は、径方向外側から中心側に向かって見て、ローラ73の回転軸とリテーナ71の回転軸とが交差するように、所定のフィードアングルを持たせて、ローラ73を傾斜して保持している。フィードアングルは、エキスパンダフレーム3のローラ2と同じように、リテーナ71が正回転するときに、プッシュロッド72が前進するように向きが設定されている。
リテーナ71に保持されているローラ73は、円柱状に形成されている。ローラ73は、図1の拡管装置1の上部の拡大図に示すように、リテーナ71の円周上に等角度ピッチ(60度ピッチ)で6箇所に配置されている。各ローラ73は、リテーナ71の板厚寸法よりも大きい直径を有している。以上のように同心円上に配置されたローラ73は、内接円がプッシュロッド72の外周面と同等となり、外接円がリテーナ71の外周面より径方向外方へ突出するように構成されている。ローラ73の前端部および後端部には、曲面状の面取り加工が施されている。ローラ73が配置された部分の、リテーナ71の周囲には、ローラ73に当接する当接部材76a,76bが設けられている。当接部材76a,76bは、リング状に形成されており、筒状フレーム74の内周面にピン75を介して固定されている。当接部材76a,76bは、ローラ73の前後2箇所に設けられており、前端部と後端部の面取り部分にそれぞれ当接するように構成されている。このような構成によって、リテーナ71が回転すると、ローラ73は当接部材76a,76bに当接しながらリテーナ71の円周上を公転するので、ローラ73は自転もすることとなる。なお、後方側の当接部材76bは、ピン75が嵌合する部分が軸方向に長い長溝形状となっており、回転はしないが、軸方向に位置調整可能となっている。
なお、本実施の形態では、ローラ73を6箇所に配置しているが、これに限られるものではなく、ローラ73の設置数は少なくとも3本あればよく、設置数や配列は、設定される拡管速度等の条件に応じて適宜決定される。ローラ73のフィードアングルを大きくすれば、プッシュロッド72およびマンドレル4を押し出す速度を早くでき、ローラ2がチューブTUの内周面に当接するまでの時間を短縮できる。なお、この場合、ローラ2が、チューブTUの内周面に当接したのちは、マンドレル4に自己推進力が働くため、プッシュロッド72の推進速度と差が発生しようとする。しかし、マンドレル4の自己推進力は、プッシュロッド72の自己推進力よりもはるかに大きいので、ローラ73がプッシュロッド72に対して滑り、プッシュロッド72は、マンドレル4と同じ推進速度で推進することとなる。したがって、マンドレル4の推進量とプッシュロッド72の推進量とは、改めてシンクロさせなくても自動的に同じになるので問題はない。
プッシュロッド72は、同心円上に配置されたローラ73の内接円と同等の外径を有した円柱状に形成されている。プッシュロッド72は、その外周面を囲むように配置された複数のローラ73によって保持されている。ここで、ローラ73の外周面とプッシュロッド72の外周面とは互いに当接しており、各外周面は、ローラ73の回転をプッシュロッド72に伝達できる程度のプリロードが与えられて構成されている。そして、ローラ73は、その回転軸がプッシュロッド72の回転軸と交差するように配置されているので、ローラ73が回転すると、プッシュロッド72が、その軸方向に沿って前後進することになる。
プッシュロッド72は、マンドレル4の後側で、マンドレル4と同心上に配置されている。プッシュロッド72の前端には、マンドレル4が軸周りの相対回転を許容しつつ連結されている。具体的には、プッシュロッド72の前端とマンドレル4の後端とは、球面軸受け77を介して連結されている。これによって、マンドレル4は、プッシュロッド72の前後進と合わせて移動する。
プッシュロッド72の後端には、プッシュロッド72の前進を規制するストッパ手段78が設けられている。ストッパ手段78は、プッシュロッド72の後端に連結された後端ロッド79と、後端ロッド79の後部に設けられた鍔部80と、鍔部80が当接するスリーブ81とを備えて構成されている。後端ロッド79は、プッシュロッド72よりも小さい径に形成されており、ピン(図示せず)などによってプッシュロッド72に固定されている。なお、後端ロッド79はプッシュロッド72に一体形成するようにしてもよい。スリーブ81は、プッシュロッド72と同心上に配置され、その前部が筒状フレーム74の後端部に内挿されて止めネジ59を介して固定されている。スリーブ81の、前部はプッシュロッド72を覆う位置まで筒状フレーム74に挿入され、後部は筒状フレーム74の後方に突出している。スリーブ81の内周面後端部には、後端ロッド79を軸方向の移動を許容しながら回転自在に保持するボールベアリング82が設けられている。後端ロッド79が前方に移動し、ストッパ80がボールベアリング82に当たることで、前進端制限となるとともに、回転スラストを緩和している。スリーブ81の前面には、スラストリング83が設けられている。スラストリング83の前方には、筒状フレーム74の内周面に固定されたスラストリング85が設けられ、スラストリング83,85間にはバネ84が介設されており、スリーブ81を筒状フレーム74にねじ込むことによってバネ84が圧縮される。バネ84は後側の当接部材76bを押すことによって、ローラ73をプッシュロッド72に押し当てる力(接触摩擦力)を調節することができる。このスリーブ81のねじ込み量の調節によって、プッシュロッド72の推進力を調節できるとともに、滑りによる安全装置の機能も得ることができる。
このような構成のストッパ手段78を含むローラフィードユニット70は、駆動モータ50とともに、ハウジング12内に収容されており、回転する部材が作業者の近傍で露出するのを防止している。
一方、駆動モータ50には、駆動を制御する制御手段9が接続されている。制御手段9は、マンドレル4をエキスパンダフレーム3に対して前進させる駆動トルクに応じて、マンドレル4の前後進を制御する。具体的には、図5に示すように、制御手段9は、駆動モータ50にかかる電流値を検出するとともに、検出された電流値に基づいて供給電流量を制御する拡管電流値制御装置90と、駆動モータ50の回転方向を切替制御する自動拡管制御装置91とを備えている。
拡管電流値制御装置90は、電源94に接続されており、駆動モータ50を回転させるために流れる電流値を検出している。拡管電流値制御装置90は、自動スタートスイッチ92が押されるのと同時に、駆動モータ50を回転させるための電流を検出しながら駆動モータ50へ電流を供給する。
自動拡管制御装置91は、電流の供給開始を受けて、まず、駆動モータ50を回転させてスピンドル51とともにローラフィードユニット70のリテーナ71(図1参照)を正回転させ、プッシュロッド72を介してマンドレル4を前進させてローラ2に当接させる。その後、さらに、リテーナ71を正回転させて、マンドレル4を前進させることで、ローラ2を外方に押し出されて拡管が開始される。ここで、拡管が進行すると、次第に駆動トルクが増大し、駆動モータ50を回転させる電流が増大するが、この電流値が予め設定しておいた電流値に達すると、拡管電流値制御装置90で電流の供給を停止させて、駆動モータ50を停止させる。ここで、予め設定しておいた電流値とは、チューブTUが所定の拡管径に拡管されたときに発生する電流値である。
その後、駆動モータ50を、予め設定された時間(1〜3秒程度)だけ停止させた後、拡管電流値制御装置90で電流の供給を再開する。このとき、自動拡管制御装置91では、電流の供給が停止されたのを受けて、駆動モータ50の回転を逆回転へと切り替える。そして、拡管電流値制御装置90で所定時間(1〜5秒程度)電流を供給して、駆動モータ50を逆回転させて、マンドレル4を所定距離後退させてローラ2から離反させる。ここで、拡管作業の工程が終了する。
図5中、93は、非常停止スイッチを示し、この非常停止スイッチ93を押すと、駆動モータ50が停止するようになっている。なお、非常停止スイッチ93を押した際に、駆動モータ50を若干逆回転させ、その後に停止させるように制御してもよい。
図2に示すように、拡管装置1には、ベース部12a(ハウジング12)の左右両側に、作業者が把持するための一対の把持ハンドル14が設けられている。各把持ハンドル14の前方には、自動スタートスイッチ92と非常停止スイッチ93を構成するレバー部材がそれぞれ設けられており、レバー部材を把持ハンドル14側に引き寄せることで、自動スタートスイッチ92と非常停止スイッチ93が入状態となる。なお、図1および図2中、15は、拡管装置1の本体部を吊り下げるための係止リングを示す。係止リング15は、ハウジング12の上部にボルト(図示せず)により固定されている。
エキスパンダフレーム3の径方向外方には、チューブTU(被拡管部材)の端面と当接するカラー部材11がエキスパンダフレーム3の胴部の一部を囲むようにその外周面と所定の隙間を設けて配置されている。カラー部材11は、チューブTUの端面に当接することで、エキスパンダフレーム3の挿入量を規制する役目を有している。カラー部材11は、筒状の部材であって、エキスパンダフレーム3と同心上に配置されている。カラー部材11は、エキスパンダフレーム3の後部やスピンドル51の前部を覆うカラーアダプタ110、フランジ111を介して、固定系であるハウジング12に固定されている。フランジ111は、ボルト112によってハウジング12に固定され、カラーアダプタ110は、キー113や止めネジ114によってフランジ111に固定され、カラー部材11は、止めネジ114によってカラーアダプタ110に固定されている。したがって、カラー部材11は、回転しないように固定された部材となっている。
次に、前記構成の拡管装置1を用いた拡管作業の作業手順を説明しながら、拡管装置1の動作およびその作用を説明する。
作業者は、まず、把持ハンドル14,14を両手で把持し、ローラ2およびマンドレル4を含むエキスパンダフレーム3の先端部を管板(図示せず)に挿入されたチューブTU内に挿入する。このとき、カラー部材11がチューブTUの端面に当接するまで挿入することで、エキスパンダフレーム3の挿入長さが所定の長さに決定される。
次に、作業者は、レバー部材を把持ハンドル14側に引き寄せ、自動スタートスイッチ92を入れる。すると、この信号を受けた拡管電流値制御装置90は、駆動モータ50への電流供給を開始する。これと同時に、電流の供給開始を受けた自動拡管制御装置91は、駆動モータ50を回転させて、ローラフィードユニット70のリテーナ71を正回転させ、プッシュロッド72を介してマンドレル4を前進させてローラ2に当接させる(図1参照)。
具体的には、駆動モータ50が回転すると、その回転はモータシャフト53、歯車55、歯車56、スピンドル51へと順次伝達され、スピンドル51に固定されたエキスパンダフレーム3およびリテーナ71を回転させることとなる。リテーナ71が正回転すると、ローラ73がリテーナ71の円周に沿って公転するが、ローラ73は、当接部材76に当接しているので逆回転に自転もする。そして、ローラ73の回転力は、プッシュロッド72の回転力のほか、前進推力を発生させる。これによって、プッシュロッド72は、正回転しながらローラ73によって前進推力を与えられて前進することとなる。なお、リテーナ71を逆回転させると、ローラ73の回転方向が反対(正回転)になり、プッシュロッド72は後退することとなる。
このように、本実施の形態によれば、移動手段7を設けて、マンドレル4をローラ2に当接させるようにしているので、従来のように、作業者が装置をチューブTU側に押し付ける必要がなく、作業手間が低減されるとともに、機械的にマンドレル4をローラ2に当接させているので、適度な圧力で当接させることができる。
さらに、マンドレル4を前進させて拡管を進めていくと、図4に示すように、マンドレル4がローラ2をエキスパンダフレーム3の径方向外側へ押し出すこととなり、ローラ2の回転によってチューブTUが内側から転圧されて拡管が行われる。図3に示すように、拡管作業が進むに連れて、ローラ2がマンドレル4とチューブTU間で押圧される圧力が高くなるので、次第に駆動トルクが増大し、駆動モータ50を回転させる電流が増大する。この電流値が予め設定しておいた電流値に達すると、拡管電流値制御装置90がこれを検出して、電流の供給を停止する。ここで、駆動モータ50は、拡管電流値制御装置90によって予め設定された時間(1〜3秒程度)だけ停止される。その後、自動拡管制御装置91で所定時間(1〜5秒程度)電流を供給するとともに、自動拡管制御装置91で回転方向を逆転させることで、駆動モータ50は逆回転する。これによって、マンドレル4は所定距離後退してローラ2から離反することとなる。
このように、拡管終了後に、マンドレル4を自動で後退させて、ローラ2から離間させるところまでフルオート制御を行うようにしたので、作業員がマンドレル4をローラ2から引き離す作業を省略することができる。駆動モータ50を逆転させると、マンドレル4に自己後退力が発生する。従来のチューブローラ拡管では、マンドレルを逆転させるために駆動機を引く操作が必要であったが、本発明によれば、この操作を自動で行うので、作業者の手間が大幅に低減される。
以上のように、作業者は、エキスパンダフレーム3をチューブTUに挿入した後は、自動スタートスイッチ92を入れるだけでよく、手動作業を必要としないので、作業者の負担を軽減できるとともに作業効率の向上が図れる。また、駆動トルクに応じて駆動モータ50を停止させるようにしているので、チューブTUを一定の拡管径に拡管することができ、精度の高い拡管作業を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、エキスパンダフレーム3を、駆動手段5を構成するスピンドル51に直接固定しているので、従来と比較してエキスパンダフレーム3の回転速度を大幅に高めることができる。すなわち、従来はマンドレルを駆動手段に接続して回転させていたため、遊星歯車運動の原理により、フレーム(エキスパンダフレーム)の回転速度は1/3〜1/5程度に低下していたが、本発明によれば、エキスパンダフレーム3を駆動手段5であるスピンドル51に直接連結しているので、スピンドル51の回転速度そのものがエキスパンダフレーム3の回転速度となる。したがって、本発明のエキスパンダフレーム3は、従来のマンドレル回転式と比較して3〜5倍の回転速度で回転することとなる。これによって、拡管時間が大幅に短縮され、効率的な拡管作業を行うことが可能となった。さらに、エキスパンダフレーム3の触れ回りを防止することができるので、精度の高い拡管作業を行うことができる。
本実施の形態では、スピンドル51の前部にエキスパンダフレーム3を固定して、スピンドル51の後部にリテーナ71を固定しているので、移動手段7の駆動(ローラフィードユニット70の回転)と駆動手段5の駆動(エキスパンダフレーム3の回転)とを同一の駆動源(駆動モータ50)で行うことができるので、拡管装置1の構造の簡素化、小型化、軽量化、制御システムの容易化、さらには信頼性の向上を達成することができる。
ここで、エキスパンダフレーム3とリテーナ71は、ともにスピンドル51に固定されているので、回転速度が同じになるが、マンドレル4の前後進速度と、プッシュロッド72の前後進速度が同じになるように、ローラ2およびローラ73の傾斜角度が決定されているので、マンドレル4とプッシュロッド72を連結しても問題はない。しかし、マンドレル4にはテーパ部40が形成されているので、マンドレル4の回転速度と、プッシュロッド72の回転速度は相違することになるが、マンドレル4とプッシュロッド72は、球面軸受け77を介して連結されているので、相対回転が許容されることとなり問題はない。
また、本実施の形態では。駆動手段5が、駆動モータ50とスピンドル51とを備えており、スピンドル51にマンドレル4が内挿されているので、スピンドル51とマンドレル4とをその長さ方向において重複配置することができ、マンドレル4の前後進ストロークを駆動手段5内で収めることができる。したがって、従来のようにマンドレルの後方に駆動装置を接続していたものと比較して、拡管装置1の全長を短縮することができ、拡管装置1の小型化および軽量化を達成でき、作業性が大幅に向上する。また、狭い場所での拡管作業も可能となる。
また、スピンドル51の歯車56は、モータシャフト53の歯車55よりも大径に形成されているので、駆動手段5は、駆動モータ50の回転力を、駆動トルクを増大させてスピンドル51に伝達することができる。これによって、駆動モータ50の小型化が達成され、拡管装置1のさらなる小型化および軽量化が図れる。
さらに、本実施の形態では、カラー部材11を固定系に固定しているので、カラー部材11が回転しない。したがって、このカラー部材11に当接するチューブTUの回り止め機能を得ることができる。特に、チューブTUは、従来よりも高速回転するエキスパンダフレーム3によって、回転しようとする力が大きくなるが、ローラ2によってカラー部材11側に引き付けられ、回り止め効果が高まる。これによって、拡管作業の作業精度を高めることができるとともに、チューブTUの回り止めのための作業員の手間や、別途のアタッチメントなどの部材を省略することができる。
また、本実施の形態の拡管装置1は、駆動手段5や移動手段7などの回転部材が、ハウジング12やカラーアダプタ110などの内部に収容されているので、作業中に回転部材が、作業者や他の部品に干渉することがなく、作業性が高い。
なお、本実施の形態では、駆動モータ50として整流子モータ52を使用しているので、制御手段9は、図5に示すような構成となったが、駆動モータ50に三相モータを使用した場合は、制御手段9は、図6に示すような構成となる。この場合、駆動モータ50には、電流値を検出するメータリレー101を介して、回転数制御用インバータ装置102が接続されている。回転数制御用インバータ装置102には、シーケンス制御正逆指令装置103と電源104が接続されている。シーケンス制御正逆指令装置103は、メータリレー101で検出される電流値に応じて、駆動モータ50の回転方向を切替制御する。
このような制御手段9では、回転数制御用インバータ装置102での設定回転数に応じて、電流が供給されるが、拡管が進行すると、次第に駆動トルクが増大し、駆動モータ50を回転させる電流が増大するが、この電流値が予め設定しておいた電流値に達すると、メータリレー101がそれを検出して、シーケンス制御正逆指令装置103に電流値検出信号を送信する。これを受けたシーケンス制御正逆指令装置103は、駆動モータ50を所定時間停止させた後、駆動モータ50を、所定時間逆回転させる信号を回転数制御用インバータ装置102に送信する。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。例えば、前記実施の形態では、移動手段7として、ローラフィードユニット70を用いているが、これに限定されるものではなく、エアシリンダ、電動シリンダや油圧シリンダなどのシリンダ機構を用いてもよい。但し、駆動源を駆動装置5と共用でき、駆動制御の容易化、装置の軽量化や消費電力の低減化を図れる点で、ローラフィードユニット70を用いるのが好ましい。
本発明に係る拡管装置を実施するための最良の形態を示した断面図である。 本発明に係る拡管装置を実施するための最良の形態を示した正面図である。 本実施形態の拡管装置のマンドレルが前進した状態を示した断面図である。 図1のX−X線断面図である。 本実施形態の拡管装置の制御手段を示した構成図である。 他の実施形態の拡管装置の制御手段を示した構成図である。 従来の拡管工具を示した(a)は断面図、(b)は部分平面図である。
符号の説明
1 拡管装置
2 ローラ
3 エキスパンダフレーム
4 マンドレル
5 駆動手段
7 移動手段
9 制御手段
11 カラー部材
20 テーパ部
40 テーパ部
50 駆動モータ
51 スピンドル
70 ローラフィードユニット
71 リテーナ
72 プッシュロッド
73 ローラ

Claims (5)

  1. 前側が大径となるテーパ部を備えた複数のローラと、
    この複数のローラを同一円周上に回転自在に保持する筒状のエキスパンダフレームと、
    このエキスパンダフレームに対してその軸方向にスライド自在かつ回転自在に内挿され、前記ローラのテーパ部の形状に対応するように前側が小径となるテーパ部を備えたマンドレルと、を備え、
    前記マンドレルを前記エキスパンダフレームに対して前進させることにより、前記マンドレルのテーパ部を前記複数のローラのテーパ部に当接させて、前記複数のローラの外接円が構成する拡管径を拡径させる拡管装置であって、
    前記エキスパンダフレームに連結され、このエキスパンダフレームを回転させる駆動手段と、
    前記マンドレルを前記エキスパンダフレームに対して前後進させる移動手段と、をさらに備え、
    前記駆動手段は、駆動モータと、前部に前記エキスパンダフレームが固定されるとともに前記駆動モータの回転出力が伝達されて回転する筒状のスピンドルとを有してなり、
    前記マンドレルは、前記スピンドルに対してその軸方向にスライド自在かつ回転自在に内挿されている
    ことを特徴とする拡管装置。
  2. 前記移動手段は、前記駆動手段に連結された筒状のリテーナと、このリテーナに内挿され前記マンドレルとともに前後進自在となるように前記マンドレルに連結されたプッシュロッドと、前記リテーナに回転自在に支持されるとともにその外周面が前記プッシュロッドの外周面と当接しさらにその回転軸が径方向外側から中心側に向かって見て前記リテーナの回転軸と交差するようにフィードアングルを持たせて配置された複数のローラと、を備えたローラフィードユニットにて構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の拡管装置。
  3. 前記マンドレルを前記エキスパンダフレームに対して前進させる駆動トルクに応じて、前記マンドレルの前後進を制御する制御手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記駆動トルクが所定値に達したときに前記マンドレルを所定時間停止させその後に前記マンドレルを後退させるように制御を行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の拡管装置。
  4. 前記スピンドルの後部に前記リテーナが固定された
    ことを特徴とする請求項2に記載の拡管装置。
  5. 前記エキスパンダフレームの径方向外方には、被拡管部材の端面と当接するカラー部材が前記エキスパンダフレームを囲むようにその外周面と所定の隙間を設けて配置され、
    このカラー部材は、固定系に固定された
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の拡管装置。
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