JP4848935B2 - 二重管型希ガス蛍光ランプ - Google Patents

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本発明は、一般照明用光源としての希ガス蛍光ランプに関し、広告、看板のバックライト用照明、街灯などの屋外照明、冷蔵庫や冷凍庫などの保冷室内での使用に好適に使用される二重管型希ガス蛍光ランプに関する。
広告看板などのバックライトに使用する照明装置においては、多数の直管型蛍光ランプを一定間隔隔てて並列し、多灯にして面状の照明装置を構成している、いわゆる直下型のものが使用されている。このような照明装置に使用される光源は、発光管内面に蛍光体膜を形成すると共に、両端に一対の内部電極を設け、内部にアルゴン、ネオン等の希ガスや水銀を封入して放電を生起させ、発生した紫外線を蛍光体膜に照射して励起することにより、可視光に変換して外部に取り出す、いわゆる内部電極型の蛍光ランプが使用される。
バックライト用の照明装置では省スペース化に鑑み、発光管の管径が比較的小さな冷陰極型蛍光ランプが好適に使用されている。また、省スペース化がそれほど重要とされない照明分野においては、発光管の径が割合と大きな熱陰極型蛍光ランプも使用されている。これらの蛍光ランプは内部電極型であり、発光管の内部に水銀を封入した構造である。
上記内部電極型の蛍光ランプは、一般照明用として広く使用されている一方、水銀が未蒸発であると水銀の励起紫外線が得られず、可視光の放射が少なくなるため、寒冷地においては点灯初期に所定の光量が得られないことがある。
また、一般照明の用途では使用される場所が屋外であったり、高所であったりするため、ランプの交換回数が少なくてメンテナンスが簡便なもの、すなわち長寿命のランプが求められる。しかし、熱陰極型蛍光ランプは、バルブ内部に封装された電極のエミッタの枯渇を避けることができず、長寿命化については限界がある。また、冷陰極型蛍光ランプについても、周囲温度低下に伴う水銀蒸気圧の低下による電極物質のスパッタ増加による発光管内壁の黒化や不点灯が発生する。或いは、熱陰極型蛍光ランプ及び冷陰極型蛍光ランプともに、発光管内部に封入した水銀との反応で生じた蛍光体の劣化による照度低下なども寿命を左右しており、従来から種々の対策がとられているものの、現在以上に大幅に使用寿命を長くすることは、もはや限界に達している。
上述した内部電極方式の蛍光ランプに対して、いわゆる外部電極方式の蛍光ランプは、発光管の外表面上に一対の略帯状の外部電極を発光管の軸方向に形成し、発光管内周面上に蛍光体層を形成すると共に希ガスを封入して構成したものであり、特に原稿読み取りの用途に好適に使用されている(特許文献1参照)。
以下、図10を参照して、外部電極型の希ガス蛍光ランプの一例の斜視図及び断面図を示す。
円筒状の発光管71の内面には、蛍光体膜74が、バルブの軸方向のほぼ全長にわたって形成されている。発光管71の内部の空間には、キセノンガスを主成分とする希ガスが、4×10〜40×10Pa程度の圧力で封入されている。
一方、発光管71の外周面には、例えばアルミニウムのような金属よりなる一対の外部電極72,73が、管軸を挟んで互いに対向するように設けられている。それら2つの外部電極72,73はそれぞれ、管軸方向に長い帯状の電極で、管軸に平行な2本の隙間(開口部)を隔てて、互いに電気的に絶縁されている。上述の2つの外部電極72,73が放電を起こさせる主電極としての外部電極である。この2つの外部電極72,73には、給電端子76が接続されており、この給電端子76はSUS製の一枚の金属板を打ち抜き加工した平端子である。さらに、発光管71の表面には、2つの外部電極72,73を覆い、両電極間の絶縁性や安全性の向上のために透光性の絶縁被覆75が施されている。
外部電極72,73への給電経路として、図10に示すように、平端子形状の給電端子76を利用する場合と、図示はしていないが、平端子に換えてリード線を用いる場合がある。
リード線を用いる場合は、リード線を引き回すことにより、希ガス蛍光ランプとリード線を接続する装置側に固定された給電機構との位置関係が自由に設計できる利点があるが、リード線の引き回し作業や、リード線の固定機構が別途必要となる場合があり、最近では、平端子形状の給電端子を利用する場合が多くなってきている。
平端子形状の給電端子76を利用する場合は、装置側に固定された二股状の給電機構の間に給電部材76の端部を挟み込む構造や、給電端子76の端部に穴を形成し、この穴にネジを螺合させて給電機構に給電端子76をネジ止めする構造を採用することができ、平端子形状の給電端子76を用いると接続構造が簡素化するという利点がある。
そして、この希ガス蛍光ランプ70においては、電極72,73間に、例えば30kHz、ピーク電圧で、およそ1600Vというような高周波、高電圧を印加すると、発光管3の内部に誘電体バリア放電を生じる。その際、発光管内に封入されているキセノンが励起されて波長172nmの紫外線を発生し、その紫外線が蛍光体膜74を励起して可視光に変換されて、電極72,73の間の開口部から外部に取り出される。
この外部電極型の希ガス蛍光ランプ70は、放電のための主電極を発光管71の外面に有するという構造上の特徴から、(1)放電によるイオン衝撃で電極が消耗することがないので、内部電極方式の蛍光ランプに比べ点滅に強く、寿命が長い。また、発光管の端部の黒化に伴う管軸方向の照度分布の変化が殆どない。(2)水銀の励起を必要としないので、ランプの周囲温度が低温な寒冷環境においても高い光量を維持することができ、光量安定性が良い。また(3)蛍光体と水銀が反応することもないため蛍光体の劣化を回避できる。このような優位な点を具備している。
ところで、外部電極型の希ガス蛍光ランプを一般照明用のランプとして使用する場合、絶縁被覆75で外部電極72,73が覆われている構造であっても、チリやホコリ、水分などが大量に存在する使用環境下にランプをそのまま設置した場合、絶縁被覆75と発光管71の間にそれらの物質が進入し、外部電極72,73間の絶縁が維持できなくなり、十分な信頼性が得られない場合がある。
このような問題が起こらないように、希ガス蛍光ランプを透光性の外管で覆い、外管の両端を蓋部材で塞ぐ構造が考えられるが、希ガス蛍光ランプの外部電極につながる平端子形状の給電端子を蓋部材から外管の外部に出す適切な構造は確立されていないものであった。
さらに、蓋部材から外管の外部に出た平端子形状の給電端子を、装置側に固定された給電機構に取り付ける際に、給電端子に応力が加わり、給電端子と外部電極が導電性接着剤等によって接続されている接続部分に応力が加わり、接続部分が破壊されるという問題があった。
特開2001−84964号公報
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、両端開口が蓋部材で塞がれた外管内に希ガス蛍光ランプを配置し、希ガス蛍光ランプの外部電極に接続された給電端子を蓋部材を貫通して外部に導出させる適切な構造を提供し、さらに、給電端子に応力が加わっても、給電端子と外部電極との接続部に応力が加わらず、接続部分が破壊されない二重管型希ガス蛍光ランプを提供することにある。
本発明の二重管型希ガス蛍光ランプは、発光管の内部に希ガスが封入され、該発光管の外表面に互いに離間して管軸方向に沿って一対の外部電極が配設されると共に、該外部電極の端部に給電端子が接続された希ガス蛍光ランプと、前記希ガス蛍光ランプを全体に覆う透光性を有する外管と、前記外管の両端開口を塞ぐ絶縁性の蓋部材と、を備えた二重管型希ガス蛍光ランプであって、前記給電端子は、前記外部電極に接続される接続部と、前記希ガス蛍光ランプに電力を供給するための給電機構に接続される給電部からなり、前記給電部は、給電端子の中心軸方向に切り欠かれた切欠部によって、幅が狭いネック部を有しており、前記蓋部材は、2分割構造であって、貫通孔を有していて、該分割構造の蓋部材が組み合わされたとき、該貫通孔内に前記給電端子の切欠部が嵌合しており、該給電端子は前記蓋部材を貫通して前記外管の外部に突出していることを特徴とする。
更に、前記給電端子の接続部の上にリング状部材が嵌め込まれており、当該リング状部材が前記外管の内表面に接しており、前記リング状部材が前記給電端子の接続部を前記外部電極に固定していることを特徴とする。
本発明の二重管型希ガス蛍光ランプによれば、両端開口が蓋部材で塞がれた外管内に希ガス蛍光ランプを配置し、希ガス蛍光ランプの外部電極に接続された給電端子を蓋部材を貫通して外部に導出させる適切な構造となる。
さらに、給電端子に応力が加わっても、給電端子と外部電極との接続部に応力が加わらず、接続部分が破壊されことがないものである。
以下、本発明の二重管型希ガス蛍光ランプを説明する。
図1は本発明に係る二重管型希ガス蛍光ランプの斜視図、図2はかかる二重管型希ガス蛍光ランプを構成する(a)透光性絶縁筒体の斜視図、(b)外側管の内部に収用された希ガス蛍光ランプ本体の斜視図、及び(c)かかる希ガス蛍光ランプの断面図である。
図1において、管状の透光性の外管20の内部には不図示の希ガス蛍光ランプが収容され、蓋部材31,32が外管20の両端開口を塞ぐように接着によって外管20の開口に固定されている。
紙面上左側に位置された蓋部材31には貫通口が形成されており、この貫通口から希ガス蛍光ランプの外部電極に接続された給電端子15が導出されている。
外管20は、図2(a)で示すように両方の端部が開口した光透過性を有する筒体よりなり、材質として好ましくは、ソーダ石灰ガラス、アルミノ珪酸ガラス、硼珪酸ガラス、バリウムガラスなどのガラスである。無論、耐水性・耐久性があればガラスに限定されることなく、例えば、ポリカーボネイト、アクリル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)などを使用することができる。
続いて、図2(b)、(c)は、外管の内部に収容される希ガス蛍光ランプの一例を示す図であり(b)斜視図、(c)管軸に垂直な断面図である。
希ガス蛍光ランプ10の発光管11は透光性の誘電体であるガラス管よりなり、その内部に内表面の全周に亘って蛍光体が塗布されて蛍光体層14が形成されると共に、主な紫外線発光元素としてキセノンガスを含む希ガスが封入されてガラス管の両端部において気密に封止されて構成されている。
そして、発光管11の外表面上に一対の導電性の外部電極12,13が互いに離間して軸方向に配設されることにより、希ガス蛍光ランプ10が構成されている。発光管11の材質としてはソーダ石灰ガラス、アルミノ珪酸ガラス、硼珪酸ガラス、バリウムガラスなどを挙げることができる。
外部電極12,13は材質としては導電性のものであれば特に制限されるものではなく、具体的には、金、銀、ニッケル、カーボン、金パラジウム、銀パラジウム、白金を、好適に用いることができ、発光管11の外表面にテープ状金属を貼付したり、前記金属と低融点ガラスを混合した導電性ペーストをスクリーン印刷して焼成したりすることにより、実現する。
発光管11の片方の端部においては外部電極12,13に電力を供給するための給電端子15が例えば、導電性接着剤、半田、導電性ペースト、溶接などの手段によって電気的に接続されて希ガス蛍光ランプが完成する。
図3は、給電端子の構造を示す説明図である。
給電端子15は、SUS又は、銅合金製の一枚の金属板を打ち抜き加工した平端子であり、外部電極12,13に接続される接続部151と、希ガス蛍光ランプに電力を供給するための給電機構に接続される給電部152から構成されている。
この給電部152は、給電端子15の中心軸X方向に切り欠かれた切欠部153によって、幅が狭くなったネック部1521を有している。
なお、一例として、給電部152の幅H1は6mm、ネック部1521の幅H2は3mmである。
図4は、給電端子が外部に導出される方の蓋部材の構造を示す説明図である。
図4(a)は、蓋部材の斜視図、図4(b)は、蓋部材の長手軸方向の断面図、図4(c)は蓋部材の挟持部における位置での長手軸と直交する方向の断面図である。なお、図4(a)、図4(b)、図4(c)は、分割された蓋部材を突合せた図である。
蓋部材31は、全体がシリコーンやウレタンのような耐熱性を有する部材からなり、蓋部材31の中心を通る位置で2分割されたものである。
蓋部材31は、概略半円板状の端壁部311を有し、端壁部311の内側面312から突出するように半円筒状の挟持部313を有し、挟持部313の肉厚は、1mm以上である。また、挟持部313の外面313aが外管の内面に接触する形状である。
端壁部311には、分割片314から端壁部311の外周方向に向かって切り欠かれた貫通孔315が形成されており、この貫通孔315内に給電端子15のネック部1521が位置するように嵌め込まれるものである。
一例として、この貫通孔315の長手方向の長さH3は4mmである。
この蓋部材31は、2つに分割された端壁部311を分割片314で突合せ、給電端子15が貫通孔315を貫通した状態にして、外管の開口に蓋部材31を嵌め込み、予め蓋部材31の挟持部313の外面313aに接着剤を塗っておき、外管の内面と挟持部313を接着固定することにより、外管の端部を蓋部材31で塞ぐ構造である。
図5は、本願発明の二重管型希ガス蛍光ランプの給電端子が設けられている側の斜視図であり、図6は、本願発明の二重管型希ガス蛍光ランプの給電端子が設けられている側の拡大断面図である。
図5、図6に示すように、希ガス蛍光ランプ10の給電端子15は、蓋部材31の貫通孔315を貫通して、外管20の外部に突出している。
給電端子15は、接続部151で外部電極12,13に接続されており、給電端子15の切欠部153に蓋部材31の端壁部311の一部が嵌り込んで嵌合している。
詳細には、一例としての数値をあげて説明すると、図3に示すように、ネック部1521の幅H2は3mmであり、図4に示すように、貫通孔315の長手方向の長さH3が4mmであるので、ネック部1521の幅H1が貫通孔315の長手方向の長さH3より1mm小さいために、2つに分割された蓋部材31の端壁部311を分割片314で突合せた場合、給電端子15のネック部1521が端壁部311と干渉することなく、貫通孔315から給電端子15を導出した状態で、2つの端壁部311を合わせることができる。
さらに、図3に示すように、ネック部1521以外の給電部152の幅H2は6mmであり、貫通孔315の長手方向の長さH3より2mm大きくなっているので、給電部152が、図6中矢印方向で示す管軸方向E−E方向に動いた場合、図3に示す切欠部153を構成する給電部152の切欠片1531が端壁部311に当接することになり、給電端子15は蓋部材31に対して動かない構造になっている。
つまり、二重管型希ガス蛍光ランプを給電機構に取り付ける際に、給電端子15に引っ張りや押し圧などの応力が加わっても、この応力が蓋部材31に伝わるが、給電端子15と希ガス蛍光ランプ10の外部電極12,13との接続部分には応力が加わらず、接続部分が破壊されることがないものである。
さらに、図6に示すように、蓋部材31の挟持部313の内部に希ガス蛍光ランプ10の発光管11の先端部を挿入し、挟持部313の内面313bに発光管11の外面が接触する構造になっている。
図7は、本願発明の二重管型希ガス蛍光ランプの給電端子が設けられていない側の拡大断面図である。
図7に示すように、蓋部材32は、概略円板状の端壁部321を有し、端壁部321の内側面322から突出するように円筒状の挟持部323を有する構造であり、挟持部323の外面に接着剤を塗っておき、外管の内面と挟持部323を接着固定するものである。
さらに、挟持部323の内部に希ガス蛍光ランプ10の発光管11の先端部を挿入し、挟持部323の内面に発光管11の外面が接触する構造になっている。
図6、図7に示すように、発光管11の両側は、それぞれ蓋部材31、32の挟持部313,323の内面で保持されているので、希ガス蛍光ランプ10は外管20の内部に外管20の内面から離間した状態で配置されるものである。
図8は、本願発明の二重管希ガス蛍光ランプの他の実施例であり、給電端子が設けられている側の拡大断面図であり、給電端子の平面に直交する方向の断面図である。図8中、図6と同一符号は同一部分を示すものであり、説明は省略する。
この実施例では、先の図6で示した構造と異なる点は、給電端子15の接続部151と外部電極12,13との接続部分を覆うように、給電端子15の接続部151上に弾性を有するリング状部材であるOリング5が嵌め込まれており、このOリング5が外管20の内表面に接している。
この結果、給電端子15の接続部151と外部電極12,13との接続部分がOリング5で機械的に固定されているので、言い換えれば、Oリング5が給電端子15の接続部151を外部電極12,13に固定しているので、給電端子15の切欠片1531と端壁部311との間に存在するクリアランスが大きい場合に、給電端子15が管軸方向E−E方向に多少大きく動いて接続部分に応力が加わっても、Oリング5で機械的に給電端子15の接続部151と外部電極12,13との接続部分を固定しているので、接続部分が破壊されることを確実に防止することができる。
さらに、蓋部材31の挟持部313の内部に希ガス蛍光ランプ10の発光管11の先端部を挿入しなくても、このOリング5によって、発光管11を外管20に対して離間した状態で保持することができ、挟持部313の外管内への突出長を短くでき、発光管の端部から放射される光を有効に利用することができ、ランプ全体の発光長を長くすることができる。
なお、上述した実施例は全て、希ガス蛍光ランプの一端側に、それぞれの外部電極に接続された給電端子を設けた例を示したが、希ガス蛍光ランプの両端にそれぞれ外部電極に接続された給電端子を別々に設けた構造であっても、同様の給電端子と蓋部材の構造を採用することができる。
さらに、給電端子として、図9に示す構造の給電端子であってもよい。
図9の給電端子15、ピン状の端子であり、外部電極12,13に接続される接続部151と、希ガス蛍光ランプに電力を供給するための給電機構に接続される給電部152から構成されている。
さらに、この給電部152は、給電端子15の中心軸X方向に切削によって切り欠かれた切欠部153によって、幅が狭くなったネック部1521を有している。なお、一例として、給電部152の幅H1は6mm、ネック部1521の幅H2は3mmである。
この給電端子15は、蓋部材の貫通孔315内に給電端子15のネック部1521が位置するように嵌め込まれるものであり、切欠部153を構成する給電部152の切欠片1531が蓋部材の端壁部に当接することになり、給電端子15は蓋部材に対して動かない構造になり、先の平端子形状の給電端子と同様の作用効果を得ることができるものである。
本発明に係る二重管型希ガス蛍光ランプの斜視図 二重管型希ガス蛍光ランプを構成する(a)透光性絶縁筒体の斜視図、(b)外側管の内部に収用された希ガス蛍光ランプ本体の斜視図、及び(c)かかる希ガス蛍光ランプの断面図である。 願発明の二重管型希ガス蛍光ランプの給電端子の構造を示す説明図である。 本願発明の二重管型希ガス蛍光ランプの給電端子が外部に導出される方の蓋部材の構造を示す説明図である。 本願発明の二重管型希ガス蛍光ランプの給電端子が設けられている側の斜視図である。 本願発明の二重管型希ガス蛍光ランプの給電端子が設けられている側の拡大断面図である。 本願発明の二重管型希ガス蛍光ランプの給電端子が設けられていない側の拡大断面図である。 本願発明の二重管希ガス蛍光ランプの他の実施例であり、給電端子が設けられている側の拡大断面図である。 願発明の二重管型希ガス蛍光ランプの給電端子の他の構造を示す説明図である。 外部電極型の希ガス蛍光ランプの一例の斜視図及び断面図を示す説明図である。
符号の説明
10 希ガス蛍光ランプ
12 外部電極
13 外部電極
15 給電端子
151 接続部
152 給電部
1521 ネック部
153 切欠部
1531 切欠片
20 外管
31 蓋部材
311 端壁部
313 挟持部
315 貫通孔
32 蓋部材
4 熱収縮チューブ
5 Oリング

Claims (2)

  1. 発光管の内部に希ガスが封入され、該発光管の外表面に互いに離間して管軸方向に沿って一対の外部電極が配設されると共に、該外部電極の端部に給電端子が接続された希ガス蛍光ランプと、
    前記希ガス蛍光ランプを全体に覆う透光性を有する外管と、
    前記外管の両端開口を塞ぐ絶縁性の蓋部材と、
    を備えた二重管型希ガス蛍光ランプであって、
    前記給電端子は、前記外部電極に接続される接続部と、前記希ガス蛍光ランプに電力を供給するための給電機構に接続される給電部からなり、
    前記給電部は、給電端子の中心軸方向に切り欠かれた切欠部によって、幅が狭いネック部を有しており、
    前記蓋部材は、2分割構造であって、貫通孔を有していて、該分割構造の蓋部材が組み合わされたとき、該貫通孔内に前記給電端子の切欠部が嵌合しており、該給電端子は前記蓋部材を貫通して前記外管の外部に突出していることを特徴とする二重管型希ガス蛍光ランプ。
  2. 前記給電端子の接続部の上にリング状部材が嵌め込まれており、当該リング状部材が前記外管の内表面に接しており、前記リング状部材が前記給電端子の接続部を前記外部電極に固定していることを特徴とする請求項1に記載の二重管型希ガス蛍光ランプ。
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