JPH07123213A - 照光ランプ - Google Patents
照光ランプInfo
- Publication number
- JPH07123213A JPH07123213A JP5263728A JP26372893A JPH07123213A JP H07123213 A JPH07123213 A JP H07123213A JP 5263728 A JP5263728 A JP 5263728A JP 26372893 A JP26372893 A JP 26372893A JP H07123213 A JPH07123213 A JP H07123213A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- lamp
- outside
- illumination lamp
- outer tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 管外側に設けられた電極の電気絶縁を良好か
つ確実にする。 【構成】 輝度向上のために、キセノンランプのガラス
管3の外側に、管中心軸に沿って設けられた一対の電極
4,5を、ガラス管3より大径の電気絶縁性を有する外
管10で被覆する。
つ確実にする。 【構成】 輝度向上のために、キセノンランプのガラス
管3の外側に、管中心軸に沿って設けられた一対の電極
4,5を、ガラス管3より大径の電気絶縁性を有する外
管10で被覆する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像読取装置などにお
いて原稿読取時に原稿を照明する照明ランプに適用され
る照光ランプに関する。
いて原稿読取時に原稿を照明する照明ランプに適用され
る照光ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キセノンランプは環境特性に優
れ、その面では画像読取装置の光源として非常に適して
いるが、絶対光量がハロゲンランプや蛍光灯に比べて少
ないという点で問題があり、大光量を必要とする高速読
取用の装置には使用できなかった。
れ、その面では画像読取装置の光源として非常に適して
いるが、絶対光量がハロゲンランプや蛍光灯に比べて少
ないという点で問題があり、大光量を必要とする高速読
取用の装置には使用できなかった。
【0003】しかし、最近、従来のキセノンランプに比
べて光量が2〜3倍明るいキセノンランプが提供され
た。図2はそのキセノンランプを使用した照明装置の斜
視図、図3は図2のキセノンランプの断面図であり、キ
セノンランプ1は、内面にアパーチャ開口面側(A)を除
いて蛍光体2が設けられたガラス管3の外側に、管中心
軸に沿って相対向してアルミニウムや銀などからなる一
対の電極4,5を設けたものである。
べて光量が2〜3倍明るいキセノンランプが提供され
た。図2はそのキセノンランプを使用した照明装置の斜
視図、図3は図2のキセノンランプの断面図であり、キ
セノンランプ1は、内面にアパーチャ開口面側(A)を除
いて蛍光体2が設けられたガラス管3の外側に、管中心
軸に沿って相対向してアルミニウムや銀などからなる一
対の電極4,5を設けたものである。
【0004】前記キセノンランプ1は、図2に示すよう
に、電圧印加用ホルダ6,7で両端が保持され、ガラス
管3の断面方向に電圧をかけるため効率が良く、高輝度
を得ることができる。
に、電圧印加用ホルダ6,7で両端が保持され、ガラス
管3の断面方向に電圧をかけるため効率が良く、高輝度
を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記図3に示
したキセノンランプ1には絶縁性の面で問題がある。す
なわち、ガラス管3の外側の電極4,5上は絶縁フィル
ムで一応被覆されているものの、従来、電圧印加用ホル
ダ6,7のみに印加されていた1〜2kVの高電圧がガラ
ス管面に印加されることになり、近接する導体との間で
放電が生じ易くなる。
したキセノンランプ1には絶縁性の面で問題がある。す
なわち、ガラス管3の外側の電極4,5上は絶縁フィル
ムで一応被覆されているものの、従来、電圧印加用ホル
ダ6,7のみに印加されていた1〜2kVの高電圧がガラ
ス管面に印加されることになり、近接する導体との間で
放電が生じ易くなる。
【0006】したがって、前記キセノンランプ1を用い
る場合には、近接導体から所定の絶縁距離をとって設計
レイアウトをする必要があり、効率的なマシンレイアウ
トを行う上で妨げとなっていた。
る場合には、近接導体から所定の絶縁距離をとって設計
レイアウトをする必要があり、効率的なマシンレイアウ
トを行う上で妨げとなっていた。
【0007】本発明の目的は、前記問題点に鑑み、管外
側に設けられた電極の電気絶縁を良好かつ確実にする照
光ランプを提供することにある。
側に設けられた電極の電気絶縁を良好かつ確実にする照
光ランプを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の照光ランプは、管外側に管の中心軸に沿っ
て電極が設けられたキセノンランプにおける前記管外側
を、管より大径の電気絶縁性を有する外管で被覆したこ
とを特徴とする。
め、本発明の照光ランプは、管外側に管の中心軸に沿っ
て電極が設けられたキセノンランプにおける前記管外側
を、管より大径の電気絶縁性を有する外管で被覆したこ
とを特徴とする。
【0009】また前記外管を、発光波長を変えるため適
宜着色したことを特徴とする。
宜着色したことを特徴とする。
【0010】
【作用】前記構成の照光ランプでは、管外側に設けられ
た電極を、管より大径の電気絶縁性を有する外管で被覆
することによって、管に近接する導体との絶縁が確実に
なされる。
た電極を、管より大径の電気絶縁性を有する外管で被覆
することによって、管に近接する導体との絶縁が確実に
なされる。
【0011】また前記外管を着色したカラー管にするこ
とで、ランプ発光波長が変わり、その色を選択すること
で発光波長を任意に変えられる。
とで、ランプ発光波長が変わり、その色を選択すること
で発光波長を任意に変えられる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0013】図1は本発明の一実施例の断面図であり、
図3に示した従来例と基本構成は同じ(対応する部材に
は同一符号を付して詳しい説明は省略する)であって、
異なるところは、ガラス管3の外側に管中心軸に沿って
相対向して設けられた一対の電極4,5を、ガラス管3
より大径のガラス管などからなる電気絶縁性を有する外
管10によって被覆した構成にある。
図3に示した従来例と基本構成は同じ(対応する部材に
は同一符号を付して詳しい説明は省略する)であって、
異なるところは、ガラス管3の外側に管中心軸に沿って
相対向して設けられた一対の電極4,5を、ガラス管3
より大径のガラス管などからなる電気絶縁性を有する外
管10によって被覆した構成にある。
【0014】前記外管10の存在によって、ガラス管3の
外部に対する電気絶縁性が保たれ、仮に外管10に導体を
密着させてもランプとして何等支障はなくなり、従来、
放電により生じる照度むら(ちらつき)や、近接導体を避
けるために生じていた設計レイアウト上の考慮が不要と
なって、設計の自由度が増す。
外部に対する電気絶縁性が保たれ、仮に外管10に導体を
密着させてもランプとして何等支障はなくなり、従来、
放電により生じる照度むら(ちらつき)や、近接導体を避
けるために生じていた設計レイアウト上の考慮が不要と
なって、設計の自由度が増す。
【0015】また外管10を黄色や赤色などに着色してカ
ラー管とすることで、ランプの発光波長を変えることが
できるため、カラー読取色やドロップアウトカラーなど
の修正が可能になる。
ラー管とすることで、ランプの発光波長を変えることが
できるため、カラー読取色やドロップアウトカラーなど
の修正が可能になる。
【0016】前記構成の照光ランプを複写機やファクシ
ミリ装置の画像読取部に用いることで、画像読取部にお
いて上述したように設計の自由度が大きくなるので、装
置全体として小型化が図れることになる。
ミリ装置の画像読取部に用いることで、画像読取部にお
いて上述したように設計の自由度が大きくなるので、装
置全体として小型化が図れることになる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の照光ラン
プは、請求項1記載の発明によれば、高輝度を得るため
管外側に設けられた電極の電気絶縁が外管を設けたこと
によって良好かつ確実になされ、近接導体との放電によ
る不具合をなくせ、導体の接近が可能となって設計の自
由度が増す。
プは、請求項1記載の発明によれば、高輝度を得るため
管外側に設けられた電極の電気絶縁が外管を設けたこと
によって良好かつ確実になされ、近接導体との放電によ
る不具合をなくせ、導体の接近が可能となって設計の自
由度が増す。
【0018】請求項2記載の発明によれば、前記外管を
着色することで、簡単に発光波長を変化させることがで
き、照光ランプとしての使用範囲が広くなる。
着色することで、簡単に発光波長を変化させることがで
き、照光ランプとしての使用範囲が広くなる。
【図1】本発明の照光ランプの一実施例の断面図であ
る。
る。
【図2】従来の照明装置の斜視図である。
【図3】従来のキセノンランプの断面図である。
1…キセノンランプ、 2…蛍光体、 3…ガラス管、
4,5…電極、 10…外管。
4,5…電極、 10…外管。
Claims (2)
- 【請求項1】 管外側に管の中心軸に沿って電極が設け
られたキセノンランプにおける前記管外側を、管より大
径の電気絶縁性を有する外管で被覆したことを特徴とす
る照光ランプ。 - 【請求項2】 前記外管を、発光波長を変えるため適宜
着色したことを特徴とする請求項1記載の照光ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5263728A JPH07123213A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 照光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5263728A JPH07123213A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 照光ランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07123213A true JPH07123213A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17393483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5263728A Pending JPH07123213A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 照光ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07123213A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997016845A1 (fr) * | 1995-10-30 | 1997-05-09 | Seiko Epson Corporation | Lampe et lecteur d'images l'utilisant |
JPH1141412A (ja) * | 1997-05-20 | 1999-02-12 | Seiko Epson Corp | ランプ装置およびそれを用いたランプ組付調整方法 |
JP2008130267A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Ushio Inc | 二重管型希ガス蛍光ランプ |
JP2008159287A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Ushio Inc | 二重管型希ガス蛍光ランプ及びランプ装置 |
JP2008171700A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Ushio Inc | 二重管型希ガス蛍光ランプ |
-
1993
- 1993-10-21 JP JP5263728A patent/JPH07123213A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997016845A1 (fr) * | 1995-10-30 | 1997-05-09 | Seiko Epson Corporation | Lampe et lecteur d'images l'utilisant |
US6222647B1 (en) | 1995-10-30 | 2001-04-24 | Seiko Epson Corporation | Lamp unit and image reading apparatus using the same |
JPH1141412A (ja) * | 1997-05-20 | 1999-02-12 | Seiko Epson Corp | ランプ装置およびそれを用いたランプ組付調整方法 |
JP2008130267A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Ushio Inc | 二重管型希ガス蛍光ランプ |
JP2008159287A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Ushio Inc | 二重管型希ガス蛍光ランプ及びランプ装置 |
JP2008171700A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Ushio Inc | 二重管型希ガス蛍光ランプ |
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