JPH0332039Y2 - - Google Patents

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JPH0332039Y2
JPH0332039Y2 JP16132485U JP16132485U JPH0332039Y2 JP H0332039 Y2 JPH0332039 Y2 JP H0332039Y2 JP 16132485 U JP16132485 U JP 16132485U JP 16132485 U JP16132485 U JP 16132485U JP H0332039 Y2 JPH0332039 Y2 JP H0332039Y2
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JP
Japan
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coil
light bulb
filament
reflector
internal lead
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JP16132485U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オーバーヘツドプロジエクターやそ
の他の光学機器などに使用される反射鏡付ハロゲ
ン白熱電球に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
例えばオーバーヘツドプロジエクターの光源と
して反射鏡付のハロゲン白熱電球が使用される。
これを第1図に基いて説明すると、内面に鏡面処
理が施され凹面反射鏡20の頂部に白熱電球10
が固定されている。この電球10の石英製バルブ
1の一端が封止部2であり、封止部2にモリブデ
ン箔3,3が封止されている。バルブ1内にフイ
ラメントコイル4が配置されるが、このフイラメ
ントコイル4はダブルコイルであつて、小さなバ
ルブ1内に長いフイラメントコイル4を収容する
ために、反射鏡20の光軸方向に配置されてい
る。フイラメントコイル4の両端はサポータを兼
る1対の内部リード線5,6に接続され、この内
部リード線5,6はモリブデン箔3,3に接続さ
れている。
ここで、フイラメントコイル4と内部リード線
5の接続は、第3図に示すように、フイラメント
コイル4に内部リード線5の端部を挿入し、スポ
ツト溶接で固着していた。従つて、内部リード線
5の線径はフイラメントコイル4のシングルコイ
ルの内径にほゞ等しいものになるが、シングルコ
イル用の1次マンドレルは最小でも0.5mmφ程度
であり、これより細くなるとタングステン素線を
コイル状に巻くことができない。このため、内部
リード線5の線径は0.5mmφ以上の太いものとな
り、電球10を点灯して投影するとスクリーンに
内部リード線5の影が写り、配光が悪くなる問題
点がある。
これを解決するために、フイラメントコイル4
の封止部2と反対側の端部に接続される内部リー
ド線5をフイラメントコイル4の内部に通すこと
が知られている。しかし、電球10が小型であつ
て、消費電力、電圧、照度などの制約を受けてフ
イラメントコイル4のダブルコイルの内径が2.5
〜3mmφ程度になると、内部リード線5との隙間
がわずかであり、点灯中にコイルが変形すると接
触してシヨートし、コイルが溶断してしまう事故
がしばしば発生する。
また、バルブ1にフロスト加工を行えば、内部
リード線5の影は無くなるが、フロスト加工のた
めに中心の照度が落ちてしまう。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、ダブルコイル部の内径が小さ
なフイラメントコイルであつても、照度を落すこ
となく、内部リード線の影が写らない反射鏡付白
熱電球を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
本考案の構成は、凹面反射鏡と、この凹面反射
鏡の頂部に固定される一端封止型の白熱電球とか
ら構成された反射鏡付白熱電球において、該電球
のフイラメントコイルは、該凹面反射鏡の光軸方
向に配置されたダブルコイルフイラメントからな
り、電球の封止部から内部に伸びる1対の内部リ
ード線のうち、少なくともフイラメントコイルの
封止部と反対側の端部に接続される内部リード線
をフイラメントコイルの1次マンドレルの径の70
%以下の線径とし、かつ、その端部をコイル状に
巻いて接続部を形成し、フイラメントコイルのシ
ングルコイル状端部をこの接続部内に挿入し、溶
接して固着したことを特徴とする。
〔実施例〕
以下に図面に示す実施例に基いて本考案を具体
的に説明する。
第1図に示す白熱電球10において、バルブ1
はフロスト加工されていない。フイラメントコイ
ル4は、直径が0.5mmφの1次マンドレルおよび
2.5mmφの2次マンドレルに巻回されたダブルコ
イルであり、定格は100V、360Wである。一方、
フイラメントコイル4の封止部2と反対側の端部
に接続される内部リード線5は線径が0.32mmφの
タングステン線であり、端部はコイル状に巻か
れ、第2図に示すように、接続部7が形成されて
いる。この接続部7の内径はフイラメントコイル
4のシングルコイルの外径にほゞ等しく、このシ
ングルコイルの端部が接続部7に挿入され、スポ
ツト溶接により固着されている。
なお、他方の内部リード線6も線径と固着構造
は内部リード線5と同じであるが、本考案の目的
を達成する上からは必ずしも同一である必要はな
い。
しかして、かかる構成の反射鏡付白熱電球を装
備したオーバーヘツドプロジエクターで投影する
と、スクリーンには内部リード線5の影は写ら
ず、良好な配光特性が得られた。これは内部リー
ド線5の線径が0.32mmφであつて、1次マンドレ
ルの径の70%以内の細径であるためである。
そして、フイラメントコイル4の2次コイルの
内径は2.5mmφと小さいが、この内部には内部リ
ード線5を通さないので、コイルが接触して短絡
し、溶断することがない。更に、バルブ1にはフ
ロスト加工を施さないので中心の照度は低下せ
ず、明るい投影像が得られる。
〔考案の効果〕
以上説明した様に、本考案は、内部リード線を
フイラメントコイルの1次マンドレルの径の70%
以下の線径とし、その端部をコイル状に巻いて接
続部を形成し、フイラメントコイルのシングルコ
イル状端部をこの接続部内に挿入し、溶接して固
着するようにしたので、内部リード線の影がスク
リーンに写らずに配光特性の良好な反射鏡付白熱
電球とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は反射鏡付白熱電球の断面図、第2図は
本考案実施例の要部説明図、第3図は従来例の要
部説明図である。 1……バルブ、2……封止部、3……モリブデ
ン箔、4……フイラメントコイル、5,6……内
部リード線、10……白熱電球、20……凹面反
射鏡。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 凹面反射鏡と、この凹面反射鏡の頂部に固定さ
    れる一端封止型の白熱電球とから構成された反射
    鏡付白熱電球において、 該電球のフイラメントコイルは、該凹面反射鏡
    の光軸方向に配置されたダブルコイルフイラメン
    トからなり、電球の封止部から内部に伸びる1対
    の内部リード線のうち、少なくともフイラメント
    コイルの封止部と反対側の端部に接続される内部
    リード線をフイラメントコイルの1次マンドレル
    の径の70%以下の線径とし、かつ、その端部をコ
    イル状に巻いて接続部を形成し、フイラメントコ
    イルのシングルコイル状端部をこの接続部内に挿
    入し、溶接して固着したことを特徴とする反射鏡
    付白熱電球。
JP16132485U 1985-10-23 1985-10-23 Expired JPH0332039Y2 (ja)

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JP16132485U JPH0332039Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

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JP16132485U JPH0332039Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

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Publication Number Publication Date
JPS6270357U JPS6270357U (ja) 1987-05-02
JPH0332039Y2 true JPH0332039Y2 (ja) 1991-07-08

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JP16132485U Expired JPH0332039Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

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JPS6270357U (ja) 1987-05-02

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