JPH0332038Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0332038Y2 JPH0332038Y2 JP1985090930U JP9093085U JPH0332038Y2 JP H0332038 Y2 JPH0332038 Y2 JP H0332038Y2 JP 1985090930 U JP1985090930 U JP 1985090930U JP 9093085 U JP9093085 U JP 9093085U JP H0332038 Y2 JPH0332038 Y2 JP H0332038Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filament coil
- wire
- coil
- length
- filament
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 229910052736 halogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000002367 halogens Chemical class 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
- Discharge Lamp (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は白熱電球に関するものである。
白熱電球の設計に際しては、電圧、消費電力、
フイラメントコイルの長さなどが重要な仕様であ
る。これらのうち、消費電力は当然のことながら
低い値が要求され、また、白熱電球の用途が定ま
ると電圧とフイラメントコイルの長さも自ずと定
まるが、用途によつてはフイラメントコイルの長
さを短かくすることが要求される。更には、発光
効率を上げ、高い色温度を得るためには、フイラ
メントコイルの熱損失を小さくして保温性を向上
させなければならない。従つて、フイラメントコ
イルを密なピツチで螺旋巻きしなければならない
が、素線の外径が太いときは、コイルの内径やピ
ツチなどに限界があり、フイラメントコイルの長
さや色温度などの要求仕様を満足できないことが
ある。このため、フイラメントコイルをさらにコ
イルに巻いた二重コイルフイラメントが開発され
ているが、これは製造に手間がかかり、コストの
高いものとなつている。
フイラメントコイルの長さなどが重要な仕様であ
る。これらのうち、消費電力は当然のことながら
低い値が要求され、また、白熱電球の用途が定ま
ると電圧とフイラメントコイルの長さも自ずと定
まるが、用途によつてはフイラメントコイルの長
さを短かくすることが要求される。更には、発光
効率を上げ、高い色温度を得るためには、フイラ
メントコイルの熱損失を小さくして保温性を向上
させなければならない。従つて、フイラメントコ
イルを密なピツチで螺旋巻きしなければならない
が、素線の外径が太いときは、コイルの内径やピ
ツチなどに限界があり、フイラメントコイルの長
さや色温度などの要求仕様を満足できないことが
ある。このため、フイラメントコイルをさらにコ
イルに巻いた二重コイルフイラメントが開発され
ているが、これは製造に手間がかかり、コストの
高いものとなつている。
そこで本考案は、フイラメントコイルの長さを
短かくすることが可能であり、熱効率の優れた白
熱電球を提供することを目的とし、この目的は、
その断面が楕円状や矩形状になるように扁平に成
形された素線を、扁平の巾広側が軸線方向に向く
ように螺旋巻されたフイラメントコイルを具備し
てなる白熱電球により達成される。
短かくすることが可能であり、熱効率の優れた白
熱電球を提供することを目的とし、この目的は、
その断面が楕円状や矩形状になるように扁平に成
形された素線を、扁平の巾広側が軸線方向に向く
ように螺旋巻されたフイラメントコイルを具備し
てなる白熱電球により達成される。
以下に図面に示す実施例に基いて本考案を具体
的に説明する。
的に説明する。
第１図はプロジエクターの照明に用いられるハ
ロゲン白熱電球であり、電圧が200V、消費電力
が500Wのものである。封体１内にはフイラメン
トコイル２が内部導入線４により電気的に接続さ
れている。
ロゲン白熱電球であり、電圧が200V、消費電力
が500Wのものである。封体１内にはフイラメン
トコイル２が内部導入線４により電気的に接続さ
れている。
ここで、フイラメントコイル２用素線の断面形
状は、従来の円形とは異なり、第２図に示すよう
に長辺と短辺の比が約２：１の矩形状をしてい
る。もつとも矩形状に限られるものではなく、楕
円形状でも良いが、要するに扁平状であり、扁平
の巾広側が軸線方向に向くように、つまり、巾広
面が軸線と直交するように螺旋巻きされている。
そして、フイラメントコイル２の内径MDは2.5
mm、ピツチPPは124％、素線200mmあたりの重量
（mg）MGは430である。第２図より容易に理解で
きるように、素線の断面形状が扁平であり、かつ
扁平の巾広側が軸線方向に向くように螺旋巻され
ているので、フイラメントコイル２の長さを短か
くすることが可能である。因みに、従来の断面形
状が円形であり、MGが同じ430の素線を用いて、
MDとPPが本実施例と同じ値でフイラメントコ
イルを形成した場合と比べると、本実施例は単位
長あたり約1.6倍つめることができ、長さを40％
近く短かくすることが可能となる。従つて、本実
施例のように、電圧が200Vのハイボルトタイプ
の白熱電球は、消費電力が一定の場合は、径の細
い素線を使用する必要があり、従来の断面が円形
の素線を使用すればフイラメントコイル２の全長
が長くなるが、本考案ではフイラメントコイル２
の全長を短くできるので、ハイボルトタイプの白
熱電球に好適である。そして、密に巻くことが可
能であるとともに、扁平の巾広側が至近距離で対
面しているので保温性が良く、発光効率や色温度
を向上することができる。従つて、従来ならば二
重コイルフイラメントを必要とした場合にも、本
考案のフイラメントコイルで対応できることが多
く、製造が簡単で低コストにすることが可能であ
る。
状は、従来の円形とは異なり、第２図に示すよう
に長辺と短辺の比が約２：１の矩形状をしてい
る。もつとも矩形状に限られるものではなく、楕
円形状でも良いが、要するに扁平状であり、扁平
の巾広側が軸線方向に向くように、つまり、巾広
面が軸線と直交するように螺旋巻きされている。
そして、フイラメントコイル２の内径MDは2.5
mm、ピツチPPは124％、素線200mmあたりの重量
（mg）MGは430である。第２図より容易に理解で
きるように、素線の断面形状が扁平であり、かつ
扁平の巾広側が軸線方向に向くように螺旋巻され
ているので、フイラメントコイル２の長さを短か
くすることが可能である。因みに、従来の断面形
状が円形であり、MGが同じ430の素線を用いて、
MDとPPが本実施例と同じ値でフイラメントコ
イルを形成した場合と比べると、本実施例は単位
長あたり約1.6倍つめることができ、長さを40％
近く短かくすることが可能となる。従つて、本実
施例のように、電圧が200Vのハイボルトタイプ
の白熱電球は、消費電力が一定の場合は、径の細
い素線を使用する必要があり、従来の断面が円形
の素線を使用すればフイラメントコイル２の全長
が長くなるが、本考案ではフイラメントコイル２
の全長を短くできるので、ハイボルトタイプの白
熱電球に好適である。そして、密に巻くことが可
能であるとともに、扁平の巾広側が至近距離で対
面しているので保温性が良く、発光効率や色温度
を向上することができる。従つて、従来ならば二
重コイルフイラメントを必要とした場合にも、本
考案のフイラメントコイルで対応できることが多
く、製造が簡単で低コストにすることが可能であ
る。
以上説明した様に、本考案は、その断面が楕円
状や矩形状になるように扁平に成形された素線を
扁平の巾広側が軸線方向に向くように螺旋巻され
たフイラメントコイルを具備するので、本考案に
よれば、フイラメントコイルの長さを短かくする
ことが可能であり、熱効率の優れた白熱電球とす
ることができる。
状や矩形状になるように扁平に成形された素線を
扁平の巾広側が軸線方向に向くように螺旋巻され
たフイラメントコイルを具備するので、本考案に
よれば、フイラメントコイルの長さを短かくする
ことが可能であり、熱効率の優れた白熱電球とす
ることができる。
第１図は本考案実施例の正面図、第２図はフイ
ラメントコイルの断面図をそれぞれ示す。 １……封体、２……フイラメントコイル。
ラメントコイルの断面図をそれぞれ示す。 １……封体、２……フイラメントコイル。
Claims (1)
- その断面が楕円状や矩形状になるように扁平に
成形された素線を、扁平の巾広側が軸線方向に向
くように螺旋巻されたフイラメントコイルを具備
してなる白熱電球。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985090930U JPH0332038Y2 (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985090930U JPH0332038Y2 (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS621360U JPS621360U (ja) | 1987-01-07 |
| JPH0332038Y2 true JPH0332038Y2 (ja) | 1991-07-08 |
Family
ID=30646369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985090930U Expired JPH0332038Y2 (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0332038Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6984928B2 (en) * | 2002-03-05 | 2006-01-10 | Mineta Company Ltd. | Coil filament |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5611461B2 (ja) * | 1977-05-18 | 1981-03-14 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5611461U (ja) * | 1979-07-05 | 1981-01-31 |
-
1985
- 1985-06-18 JP JP1985090930U patent/JPH0332038Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5611461B2 (ja) * | 1977-05-18 | 1981-03-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS621360U (ja) | 1987-01-07 |
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